ゲスト
(ka0000)
【初夢】わがはいはゆぐでぃらである
マスター:小宮山

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/01/07 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/01/21 22:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
我輩はユグディラである。
名はターレッティ・マルケクセラ。
艶やかなトラ模様が自慢である。
王から爵位を戴き、代々続くマルケクセラ家嫡男。代を数えれば3世である。
つまり偉いのだ。どうだ、まいったか。
我輩は諸国漫遊の旅を続け、人間共の住む一番活気のある街と聞きリゼリオという街に辿り着いたのである。
リゼリオは良い所だな。居心地の良い裏路地を歩けば食べ物がそこら中にあるのだ。
女子供にウィンクの一つでもしてみれば、奴らは我輩の魅力にメロメロだ。
薬師の家もチェックしなければならない。奴らは気まぐれで貴重なマタタビを我輩達に貢いでくれるのだ。
そうそう、我輩達、と言ったが、我輩には二人の付き人がいる。
貴族だからな、当然なのだ。
そっちの黒い方がクラン・ロラン。我輩の護衛だな。こいつが意外と堅物で困る。
三歩後を付いて来る三毛のはミラン・ケラン。我輩の世話係だ。歳は若いのに器量好しだ。口煩いのがたまに傷だな。
ともあれ、我輩達は今日も薬師の元へとマタタビを強請りに……もとい。貢がせようと裏口へと回ったのである。
いつもの様に扉をノックし、三人揃って目を輝かせ、手を合わせるのだ。
人間共はこのポーズを「お願い」と認識している様だが、我々の中では「脅迫」である。
つまり「マタタビを寄越せ」という事である。
扉が開き、いつもの薬師が出て……こない。人間のメスの様だな。
薬師は留守か。しかし、此奴もマタタビを持っているかもしれない。
我輩達は当初の予定通り、脅迫を──
「まぁ! あなた達が主人の言っていたユグディラ達ね? ちょっと待ってて。いい物をあげるわ」
どうやら、この人間のメスは薬師の番いの様だ。
扉の奥へ引っ込んだ人間のメスは、マタタビと共に何やら貴金属を手に持ってきた様だ。
ふふん、貴族である我輩に貢ぎ物か。良い心がけではないか。
「はい、マタタビと、これは魔法石をユグディラサイズのネックレスにした物よ。気に入ってくれると良いのだけど……」
どうやら人間のメスは、我輩達にネックレスを付けようとしている様だ。ふふん。苦しゅうないぞ。
我輩達にネックレスとマタタビを渡し終えると、こう言ったのだ。
「トラちゃんとクロちゃんと三毛ちゃん、またいらっしゃいね」
「我輩の名はターレッティ・マルケクセラ4世である! トラちゃんなどという名ではないのである」
「……?!」
「ターレッティ様、人間に我々の言葉は通じませんよ」
ミラン・ケランが我輩に意見をするが、人間のメスは更に目を見開く。
「待て、ミラン・ケラン。何か様子がおかしい……ご婦人、我々の言葉が理解できるのですか?」
人間のメスはガクガクと頷き、そのまま気をやったのか後ろ向けに倒れこんだ。
「マズイです、ターレッティ様。この場に留まれば、トラブルの元になりかねません……」
「我輩達は悪い事はしておらんぞ? しかし、何故……?」
「ご婦人はこの首輪……ネックレスに魔法石を使ったと言っておりました。恐らくはコレのせいかと」
「ふむ。言葉が通じるのは便利な事だな。はっはっは、酒場にでも繰り出して、人間共に給仕させるのも一興か。行くぞ!!」
我輩はとりあえずこの場を離れる事にしたのである。無用なトラブルは御免なのである。
そして、我輩達は相談の末、人間達へ依頼を出す事にしたのである。
我輩達が直接酒場に出向こうものなら、バケツで水をかけられるのが関の山なのである。我輩は貴族なのにだ!
……コホン。
依頼内容はこうだ。
「街外れの空き地にて、とある貴族一行が庶民の宴を体験したがっている。身分を明かせない為、屋外での宴を所望する。指定場所で待つ」
これでよし。後は待つだけなのだ。抜かりはないのである。ふふん。
我輩はユグディラである。
名はターレッティ・マルケクセラ。
艶やかなトラ模様が自慢である。
王から爵位を戴き、代々続くマルケクセラ家嫡男。代を数えれば3世である。
つまり偉いのだ。どうだ、まいったか。
我輩は諸国漫遊の旅を続け、人間共の住む一番活気のある街と聞きリゼリオという街に辿り着いたのである。
リゼリオは良い所だな。居心地の良い裏路地を歩けば食べ物がそこら中にあるのだ。
女子供にウィンクの一つでもしてみれば、奴らは我輩の魅力にメロメロだ。
薬師の家もチェックしなければならない。奴らは気まぐれで貴重なマタタビを我輩達に貢いでくれるのだ。
そうそう、我輩達、と言ったが、我輩には二人の付き人がいる。
貴族だからな、当然なのだ。
そっちの黒い方がクラン・ロラン。我輩の護衛だな。こいつが意外と堅物で困る。
三歩後を付いて来る三毛のはミラン・ケラン。我輩の世話係だ。歳は若いのに器量好しだ。口煩いのがたまに傷だな。
ともあれ、我輩達は今日も薬師の元へとマタタビを強請りに……もとい。貢がせようと裏口へと回ったのである。
いつもの様に扉をノックし、三人揃って目を輝かせ、手を合わせるのだ。
人間共はこのポーズを「お願い」と認識している様だが、我々の中では「脅迫」である。
つまり「マタタビを寄越せ」という事である。
扉が開き、いつもの薬師が出て……こない。人間のメスの様だな。
薬師は留守か。しかし、此奴もマタタビを持っているかもしれない。
我輩達は当初の予定通り、脅迫を──
「まぁ! あなた達が主人の言っていたユグディラ達ね? ちょっと待ってて。いい物をあげるわ」
どうやら、この人間のメスは薬師の番いの様だ。
扉の奥へ引っ込んだ人間のメスは、マタタビと共に何やら貴金属を手に持ってきた様だ。
ふふん、貴族である我輩に貢ぎ物か。良い心がけではないか。
「はい、マタタビと、これは魔法石をユグディラサイズのネックレスにした物よ。気に入ってくれると良いのだけど……」
どうやら人間のメスは、我輩達にネックレスを付けようとしている様だ。ふふん。苦しゅうないぞ。
我輩達にネックレスとマタタビを渡し終えると、こう言ったのだ。
「トラちゃんとクロちゃんと三毛ちゃん、またいらっしゃいね」
「我輩の名はターレッティ・マルケクセラ4世である! トラちゃんなどという名ではないのである」
「……?!」
「ターレッティ様、人間に我々の言葉は通じませんよ」
ミラン・ケランが我輩に意見をするが、人間のメスは更に目を見開く。
「待て、ミラン・ケラン。何か様子がおかしい……ご婦人、我々の言葉が理解できるのですか?」
人間のメスはガクガクと頷き、そのまま気をやったのか後ろ向けに倒れこんだ。
「マズイです、ターレッティ様。この場に留まれば、トラブルの元になりかねません……」
「我輩達は悪い事はしておらんぞ? しかし、何故……?」
「ご婦人はこの首輪……ネックレスに魔法石を使ったと言っておりました。恐らくはコレのせいかと」
「ふむ。言葉が通じるのは便利な事だな。はっはっは、酒場にでも繰り出して、人間共に給仕させるのも一興か。行くぞ!!」
我輩はとりあえずこの場を離れる事にしたのである。無用なトラブルは御免なのである。
そして、我輩達は相談の末、人間達へ依頼を出す事にしたのである。
我輩達が直接酒場に出向こうものなら、バケツで水をかけられるのが関の山なのである。我輩は貴族なのにだ!
……コホン。
依頼内容はこうだ。
「街外れの空き地にて、とある貴族一行が庶民の宴を体験したがっている。身分を明かせない為、屋外での宴を所望する。指定場所で待つ」
これでよし。後は待つだけなのだ。抜かりはないのである。ふふん。
解説
ユグディラと飲んで食ってキャッキャウフフするシナリオなのである。
夢シナリオという事で、会話が可能な状態となっているのである。
ここぞとばかりにもっふもっふすると良いのである。
●登場するユグディラ逹
ターレッティ・マルケクセラ(略称:タマ ※トラではない(←)
毛並み:茶トラ
ミラン・ケラン(略称:ミケ)
毛並み:三毛
クラン・ロラン(略称:クロ)
毛並み:黒
●PL情報
ハンター達は、現地に到着した時点で依頼人の正体に気付く事になるのである。
★ユグディラとは
王国の至る所で時折目にする小動物のような幻獣(妖猫)
通常は人語を解するが話す事は出来ない。今回の三匹は長靴を履いた猫をイメージしていただけるといいのである。
夢シナリオという事で、会話が可能な状態となっているのである。
ここぞとばかりにもっふもっふすると良いのである。
●登場するユグディラ逹
ターレッティ・マルケクセラ(略称:タマ ※トラではない(←)
毛並み:茶トラ
ミラン・ケラン(略称:ミケ)
毛並み:三毛
クラン・ロラン(略称:クロ)
毛並み:黒
●PL情報
ハンター達は、現地に到着した時点で依頼人の正体に気付く事になるのである。
★ユグディラとは
王国の至る所で時折目にする小動物のような幻獣(妖猫)
通常は人語を解するが話す事は出来ない。今回の三匹は長靴を履いた猫をイメージしていただけるといいのである。
マスターより
小宮山なのである。
夢シナリオで好き勝手やれるからって、ボツ案をホイホイ出している訳では無いのである。
ほ、本当なのである!!
喋る猫と触れ合いたい。それは猫好きの永遠の夢なのである!!
夢シナリオで好き勝手やれるからって、ボツ案をホイホイ出している訳では無いのである。
ほ、本当なのである!!
喋る猫と触れ合いたい。それは猫好きの永遠の夢なのである!!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/01/23 00:17