ゲスト
(ka0000)
イシドロ、蟒蛇の道を行く
マスター:のどか

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/01/31 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/02/09 15:00
オープニング
オフィスの依頼受付窓口に1人の男が佇んでいた。
茶色いフェドーラ帽にメガネ、くわえタバコが印象的なオッサン。
彼の名前はイシドロ。
お宝があると聞けばたとえ火の中水の中、どんな難関でも立ち向かう時代のトレジャーハンターである。
今日、彼が住まいのあるポルトワールや直近のリゼリオではなく、わざわざヴァリオスのオフィス支部へと訪れていたのはとある人物目当てで……その人物がヴァリオスの支部にお手伝いで現れる日取りもまた今日という日なのであった。
「アンタがルミってぇ受付嬢かい?」
「は~い、ルミちゃんですっ☆ ご指名ありがとうございますっ♪」
一応言っておくが、ここはオフィス支部で夜のお店ではない。
イシドロに担当として指名を受けたルミは、きゃるるんと可愛く瞳の前でVサインを作ってみせながら窓口の席へと着いた。
「さてさて、今日はどんな依頼のご相談で?」
「リゼリオの北、数日ほど行った所にある鍾乳洞――アンタ、覚えているかい?」
「北の鍾乳洞……?」
不意に出てきたワードに、ルミはうーんと口元に手を当てて記憶を掘り起こす。
なんか、おぼろげに記憶があるような無いような……もやもやとした霧をちょっとずつ晴らして行くように記憶の引き出しを開いてゆく。
「去年の夏ごろにアンタがハンター達と行った場所だ。そん時ゃ大蛇が出たって聞いてるが」
「ああっ!」
ようやく思い出したように、ぽんとルミは手を打った。
「はいはい、そんな事もありました。欲しかった情報の手がかりがあればなぁって思って行ったんですけど、これが全くの空振りで」
あははと愛想笑いを浮かべながら、ルミは当時の事を思い返す。
そう言えばあの依頼が切欠で、今こうしてここに居るんだっけ、と。
「覚えてるなら都合が良い。実はな、俺を案内してほしいんだ」
「その鍾乳洞にですか?」
「できれば内部も、な」
イシドロが言うには、先の調査は『リアルブルーへ戻る方法を探す』という目的の元で行われていたが、本格的に『洞窟そのものを調査する』ことを目的として向かったら何かイイ物が見つかるんじゃないかと。
そう、トレジャーハンターの勘が動いたらしい。
「何があるかはわからねぇ、だがわからねぇからこそ調べるのがトレジャーハンターってもんだ。知ることもまた、1つのお宝なんだぜ?」
「はぁ……」
トレジャー談義に熱を入れるイシドロに、気の抜けた相打ちを打つルミ。
「案内するのは良いですけれど、歪虚が居た事のある場所ですし私1人じゃイヤですよ?」
「ならハンターを雇っても構わない。前回のお宝探しでは随分力を貸して貰ったからな。ハンターなら信用できる」
「分かりました。じゃあ、そういう依頼としてオフィスで取り扱いますね」
言いながら依頼書を取りまとめながら、ルミはふと思い出したようにそのペンを止め、イシドロへと向き直った。
「ガイドとして向かう以上は私もハンターとしてご協力するので、私の分も報酬お願いしますねっ♪」
そう言ってニッコリと微笑むと、イシドロの返事も待たずに書類を仕上げた。
茶色いフェドーラ帽にメガネ、くわえタバコが印象的なオッサン。
彼の名前はイシドロ。
お宝があると聞けばたとえ火の中水の中、どんな難関でも立ち向かう時代のトレジャーハンターである。
今日、彼が住まいのあるポルトワールや直近のリゼリオではなく、わざわざヴァリオスのオフィス支部へと訪れていたのはとある人物目当てで……その人物がヴァリオスの支部にお手伝いで現れる日取りもまた今日という日なのであった。
「アンタがルミってぇ受付嬢かい?」
「は~い、ルミちゃんですっ☆ ご指名ありがとうございますっ♪」
一応言っておくが、ここはオフィス支部で夜のお店ではない。
イシドロに担当として指名を受けたルミは、きゃるるんと可愛く瞳の前でVサインを作ってみせながら窓口の席へと着いた。
「さてさて、今日はどんな依頼のご相談で?」
「リゼリオの北、数日ほど行った所にある鍾乳洞――アンタ、覚えているかい?」
「北の鍾乳洞……?」
不意に出てきたワードに、ルミはうーんと口元に手を当てて記憶を掘り起こす。
なんか、おぼろげに記憶があるような無いような……もやもやとした霧をちょっとずつ晴らして行くように記憶の引き出しを開いてゆく。
「去年の夏ごろにアンタがハンター達と行った場所だ。そん時ゃ大蛇が出たって聞いてるが」
「ああっ!」
ようやく思い出したように、ぽんとルミは手を打った。
「はいはい、そんな事もありました。欲しかった情報の手がかりがあればなぁって思って行ったんですけど、これが全くの空振りで」
あははと愛想笑いを浮かべながら、ルミは当時の事を思い返す。
そう言えばあの依頼が切欠で、今こうしてここに居るんだっけ、と。
「覚えてるなら都合が良い。実はな、俺を案内してほしいんだ」
「その鍾乳洞にですか?」
「できれば内部も、な」
イシドロが言うには、先の調査は『リアルブルーへ戻る方法を探す』という目的の元で行われていたが、本格的に『洞窟そのものを調査する』ことを目的として向かったら何かイイ物が見つかるんじゃないかと。
そう、トレジャーハンターの勘が動いたらしい。
「何があるかはわからねぇ、だがわからねぇからこそ調べるのがトレジャーハンターってもんだ。知ることもまた、1つのお宝なんだぜ?」
「はぁ……」
トレジャー談義に熱を入れるイシドロに、気の抜けた相打ちを打つルミ。
「案内するのは良いですけれど、歪虚が居た事のある場所ですし私1人じゃイヤですよ?」
「ならハンターを雇っても構わない。前回のお宝探しでは随分力を貸して貰ったからな。ハンターなら信用できる」
「分かりました。じゃあ、そういう依頼としてオフィスで取り扱いますね」
言いながら依頼書を取りまとめながら、ルミはふと思い出したようにそのペンを止め、イシドロへと向き直った。
「ガイドとして向かう以上は私もハンターとしてご協力するので、私の分も報酬お願いしますねっ♪」
そう言ってニッコリと微笑むと、イシドロの返事も待たずに書類を仕上げた。
解説
●依頼内容
蟒蛇の鍾乳洞を再調査せよ
●状況
以前、ルミがハンター達と訪れた事のある洞窟が舞台です。
リゼリオから北へ数日向かった先にある鍾乳洞で、周囲の村からは『蟒蛇(うわばみ)が棲む』と恐れられ半ば神聖化されていた場所です。
鍾乳洞には年単位で放置されたようなリアルブルーの品々が多く転がっており、鍾乳洞に潜んでいた蟒蛇歪虚の手によって命を落とした者達の遺品と目されています。
最奥には地底湖が広がり、光源を伴って目視できる範囲では先があるようには見えません。
●同行者
『イシドロ』
ポルトワールに住む冒険家で茶色いハットにメガネ、くわえタバコが印象的なオッサン。
非能力者だがガタイは良く、護身用として持つ銃の扱いはそれなり。
野生の狼を仕留められるくらいの腕は持つ。
『ルミ』
世界が羨む美少女受付嬢(自称)☆
案内役として依頼に同行するが、魔術師のハンターでもあるので並のハンター程度に戦闘もこなす。
自由意思で動くので指示はできないが、お願いなら聞いてくれるかも?
スキルは『マジックアロー』『マテリアルヒーリング』『ピュアウォーター』。
●エネミー
以前、この洞窟を訪れた際に蟒蛇歪虚との戦闘が行われております。
同個体に関しましては撃破・霧散まで確認しておりますが残党調査は行っておりませんので何が潜んでいるか分かりません。
十分お気を付けください。
蟒蛇の鍾乳洞を再調査せよ
●状況
以前、ルミがハンター達と訪れた事のある洞窟が舞台です。
リゼリオから北へ数日向かった先にある鍾乳洞で、周囲の村からは『蟒蛇(うわばみ)が棲む』と恐れられ半ば神聖化されていた場所です。
鍾乳洞には年単位で放置されたようなリアルブルーの品々が多く転がっており、鍾乳洞に潜んでいた蟒蛇歪虚の手によって命を落とした者達の遺品と目されています。
最奥には地底湖が広がり、光源を伴って目視できる範囲では先があるようには見えません。
●同行者
『イシドロ』
ポルトワールに住む冒険家で茶色いハットにメガネ、くわえタバコが印象的なオッサン。
非能力者だがガタイは良く、護身用として持つ銃の扱いはそれなり。
野生の狼を仕留められるくらいの腕は持つ。
『ルミ』
世界が羨む美少女受付嬢(自称)☆
案内役として依頼に同行するが、魔術師のハンターでもあるので並のハンター程度に戦闘もこなす。
自由意思で動くので指示はできないが、お願いなら聞いてくれるかも?
スキルは『マジックアロー』『マテリアルヒーリング』『ピュアウォーター』。
●エネミー
以前、この洞窟を訪れた際に蟒蛇歪虚との戦闘が行われております。
同個体に関しましては撃破・霧散まで確認しておりますが残党調査は行っておりませんので何が潜んでいるか分かりません。
十分お気を付けください。
マスターより
おはようございます、のどかです。
2ヶ月振りの登場となりますトレジャーハンターのイシドロ氏です。
今回はネタを求めてオフィスの報告書を閲覧していた際に、過去のルミの依頼『蒼の世界に帰りたい!』からトレジャーハンターの勘で何かを感じ取ったようです。
同行者が2人も居て動きづらい点もあるかもしれませんが、その面倒も含めての依頼となります。
皆様のご協力をお待ちしております。
質問がありましたら別途、質問卓を立ててルミへご用命ください。
2ヶ月振りの登場となりますトレジャーハンターのイシドロ氏です。
今回はネタを求めてオフィスの報告書を閲覧していた際に、過去のルミの依頼『蒼の世界に帰りたい!』からトレジャーハンターの勘で何かを感じ取ったようです。
同行者が2人も居て動きづらい点もあるかもしれませんが、その面倒も含めての依頼となります。
皆様のご協力をお待ちしております。
質問がありましたら別途、質問卓を立ててルミへご用命ください。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/02/10 09:40
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/01/31 11:26:49 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/01/26 23:11:18 |