ゲスト
(ka0000)
ピンクスパイダー
マスター:葉槻

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 6~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/04/01 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/04/10 22:00
オープニング
●
それはある意味とても美しい色。
それはある意味とても可愛らしい色。
それはある意味とても美味しそうな色。
しかし、生物としては毒々しい色。
●
ある森でゴブリン退治の依頼を終えたハンター2人を襲った悲劇。
たまたま方向が一緒になった行商人一行と共に帰路に着く途中だった。
何もない草原に、ぽつねんと浮かぶ3つの異色の影。
最初は誰か布を落として行ったのかと思い、ハンターの1人がその影に向かって隊列から抜けて、その影へと近付いていった。
近付くにつれ、それがケバケバしい色をした『何か』だと言う事に気付いた。
そして、24の紅い目に捕らわれた瞬間、その影に押し倒されていた。
見守っていたハンターの1人が異常に気付き、声をかけ助けに向かうが、襲われたハンターは時既に遅く、覚醒することも出来ないまま喉笛を食い千切られ絶命していた。
襲っていたのは全身がピンク色をした大蜘蛛3体。
これが、ただの大蜘蛛で無い事はハンターでなくともわかる。
「雑魔……!! 逃げろ! みんな、逃げ……!!」
ハンターの男が殿となり、声を上げた次の瞬間、3体にのしかかられて、草陰に消えた。それでも激しい衝突音と雄叫びから、彼が善戦した事に偽りは無い。
……しかし、数分後、草原には血飛沫の音と肉を咀嚼する音が響いた。
残された行商人達は、幸いにして馬を持っていたため、騎乗して戦線を離脱。
そして不眠不休で街道を駆け、ハンターオフィスへと雪崩込んだのだった。
●
「依頼です。すでにハンター2名が犠牲になっています。うち、1名はハンターとしての経験も豊富な人物でした。決して油断されませんよう、最初に警告させていただきます」
いつも以上に厳しい表情をした説明係の女性は、集まったハンター一人一人の顔を見渡してから、資料へと視線を移した。
「敵は雑魔。大蜘蛛のような姿形をしています。これが3体」
ざわっ、と場の空気が揺れる。
「大きさは胴体部分で1m程。脚の長さも含めれば2mにも匹敵します。どれも鋭い顎と牙を持ち、口から粘着性の強い糸を吐きます。この糸に絡み取られると回避行動がしづらくなるようです。8本ある脚の脚力は強く、複数回攻撃を行うようです。動きも素早く、1m程ジャンプもします」
雑魔ではあるが、どうやら動きそのものは蜘蛛と殆ど変わりないようだった。
「この大蜘蛛は耐久力が高く、攻撃が通りづらいそうです。そして何より3体が同じ人物を攻撃することがあるため、体力が低い者が狙われた場合は注意が必要です」
回復手段を確保しなければ戦い続ける事自体が困難となる場合もあるかもしれない。そう誰かが密やかに呟いた。
「幸いにして発見場所は周囲に何もない草原地帯。膝下まで草が生えていますが、動くのに支障はないでしょう。また、この3体の大蜘蛛は全身がピンク色の体毛で覆われているので、発見は容易いかと思います」
念のために双眼鏡はこちらで貸与します、と彼女は付け加えた。
「参加される者同士の連携と、臨機応変な対応が必要となる、大変危険な任務となるでしょう。それでも、これ以上被害が出る前に討伐をお願いいたします。そして、どうか全員生きて帰って来て下さい。ご武運をお祈りしております」
そう珍しく私情を挟んだ彼女は、深々と頭を下げたのだった。
それはある意味とても美しい色。
それはある意味とても可愛らしい色。
それはある意味とても美味しそうな色。
しかし、生物としては毒々しい色。
●
ある森でゴブリン退治の依頼を終えたハンター2人を襲った悲劇。
たまたま方向が一緒になった行商人一行と共に帰路に着く途中だった。
何もない草原に、ぽつねんと浮かぶ3つの異色の影。
最初は誰か布を落として行ったのかと思い、ハンターの1人がその影に向かって隊列から抜けて、その影へと近付いていった。
近付くにつれ、それがケバケバしい色をした『何か』だと言う事に気付いた。
そして、24の紅い目に捕らわれた瞬間、その影に押し倒されていた。
見守っていたハンターの1人が異常に気付き、声をかけ助けに向かうが、襲われたハンターは時既に遅く、覚醒することも出来ないまま喉笛を食い千切られ絶命していた。
襲っていたのは全身がピンク色をした大蜘蛛3体。
これが、ただの大蜘蛛で無い事はハンターでなくともわかる。
「雑魔……!! 逃げろ! みんな、逃げ……!!」
ハンターの男が殿となり、声を上げた次の瞬間、3体にのしかかられて、草陰に消えた。それでも激しい衝突音と雄叫びから、彼が善戦した事に偽りは無い。
……しかし、数分後、草原には血飛沫の音と肉を咀嚼する音が響いた。
残された行商人達は、幸いにして馬を持っていたため、騎乗して戦線を離脱。
そして不眠不休で街道を駆け、ハンターオフィスへと雪崩込んだのだった。
●
「依頼です。すでにハンター2名が犠牲になっています。うち、1名はハンターとしての経験も豊富な人物でした。決して油断されませんよう、最初に警告させていただきます」
いつも以上に厳しい表情をした説明係の女性は、集まったハンター一人一人の顔を見渡してから、資料へと視線を移した。
「敵は雑魔。大蜘蛛のような姿形をしています。これが3体」
ざわっ、と場の空気が揺れる。
「大きさは胴体部分で1m程。脚の長さも含めれば2mにも匹敵します。どれも鋭い顎と牙を持ち、口から粘着性の強い糸を吐きます。この糸に絡み取られると回避行動がしづらくなるようです。8本ある脚の脚力は強く、複数回攻撃を行うようです。動きも素早く、1m程ジャンプもします」
雑魔ではあるが、どうやら動きそのものは蜘蛛と殆ど変わりないようだった。
「この大蜘蛛は耐久力が高く、攻撃が通りづらいそうです。そして何より3体が同じ人物を攻撃することがあるため、体力が低い者が狙われた場合は注意が必要です」
回復手段を確保しなければ戦い続ける事自体が困難となる場合もあるかもしれない。そう誰かが密やかに呟いた。
「幸いにして発見場所は周囲に何もない草原地帯。膝下まで草が生えていますが、動くのに支障はないでしょう。また、この3体の大蜘蛛は全身がピンク色の体毛で覆われているので、発見は容易いかと思います」
念のために双眼鏡はこちらで貸与します、と彼女は付け加えた。
「参加される者同士の連携と、臨機応変な対応が必要となる、大変危険な任務となるでしょう。それでも、これ以上被害が出る前に討伐をお願いいたします。そして、どうか全員生きて帰って来て下さい。ご武運をお祈りしております」
そう珍しく私情を挟んだ彼女は、深々と頭を下げたのだった。
解説
情報はOPにある内容が全てです。
重症以上の可能性もありますので、参加される方は覚悟を決めて参加をお願いします。
なお、索敵は必要ありません。
リプレイは大蜘蛛を発見したところからスタートとなります。
遠慮無く全力で挑んできて下さい。
そしてどうぞ、この惨劇に終止符を。よろしくお願いします。
重症以上の可能性もありますので、参加される方は覚悟を決めて参加をお願いします。
なお、索敵は必要ありません。
リプレイは大蜘蛛を発見したところからスタートとなります。
遠慮無く全力で挑んできて下さい。
そしてどうぞ、この惨劇に終止符を。よろしくお願いします。
マスターより
初めまして。または、お久しぶりです。葉槻(はづき)です。
熊、ゲテモノ(雑魔)、コボルドを経ての、大蜘蛛×3、純戦です。
本気モードで準備しておりますので、参加者さんも真剣勝負でお願いします。
説明係の女性も言ってますが、連携プレーがかなり重要です。
単騎で突っ込むとOPの手練のハンターの二の舞になりかねません。
みなさんの熱いプレイング、お待ちしております。
熊、ゲテモノ(雑魔)、コボルドを経ての、大蜘蛛×3、純戦です。
本気モードで準備しておりますので、参加者さんも真剣勝負でお願いします。
説明係の女性も言ってますが、連携プレーがかなり重要です。
単騎で突っ込むとOPの手練のハンターの二の舞になりかねません。
みなさんの熱いプレイング、お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/04/08 22:14
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦会議室 ミリア・ラスティソード(ka1287) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2015/04/01 10:45:34 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/03/30 16:04:55 |