※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。

　――目覚めて下さい、『あなた方』――。

　ああ、呼び掛けに答えて下さったのですね。ありがとうございます。
　私は、ある世界を創り、見守り、護る存在。
　しかし、その世界は今、危機に瀕しているのです。

　なぜ、『あなた方』に声を掛けたか、ですか？
　それは、『あなた方』が強い絆で結ばれているから。
　この世界で最大の力を発揮することが出来るから。
　ここには自分しかいないのに、『あなた方』とは誰のことを指しているのか、ですか？
　それは……あなたと、あなたが手にするその『武器』なのです。

　あなたには特別な『力』があります。
　何か聞こえませんか？　耳を傾けてみてください。感じてみてください。そして――呼びかけてみてください。
　あなたの武器に。
　それによって、あなたの武器の魂は――、

『人』として、あなたの前に姿を現します。

　どうでしょうか？　人の姿になったあなたの武器は。イメージ通りですか？　それとも、想像とは違う姿だったでしょうか？
　……あなた方に戦って頂くのは、それとは反対の存在です。
　武器の姿を取り、人に己を使わせていると思わせて――人の心を、乗っ取ってしまうのです。
『ヴォイドウェポン』と呼ばれる彼らを倒せるのは、同じ武器を由来とする者のみ。
　そして、その武器と真に心を通わせられる者のみ。

　お願いいたします。この世界を――救ってください！


　――私立太陽学園。
　小学校から大学までの一貫教育を謳うこの学園に『暗器研究同好会』が発足してから、平和だった学園の日常は狂い始めた。
　強引な部員勧誘。
　他の部活に対する脅迫的な妨害活動。
　そして、それを全く取り締まることのない教職員。
　果ては、『暗器研究同好会』の活動に反対していた生徒会役員の謎の失踪。

　そこにあなた方は、ヴォイドウェポンの影を感じるだろう。
　あなた方はこの事件を解決するために、己の武器の魂より生まれたパートナーと共に。
　この学園にまるで最初から存在したかのように、あるいは転校生として、新たな教職員として――潜入したのである。

　最も近くで戦うパートナーとの、日常と戦いが始まる――！

●目的
　私立太陽学園『暗器研究同好会』に潜むヴォイドウェポンの討伐

●……って、何するの？
　ぶっちゃけ擬人化したあなたの愛用する武器と、イチャイチャしたり戦ったりしていただきます。
　とりあえず擬人化あなたの武器と一緒に、学生or教職員として、私立太陽学園に潜入してください。あとはお任せします！
　何年生として、もしくは何の科目の教員として潜入するかなど決めておくと楽しいと思います。

●具体的に。
　このシナリオは、『日常＆調査パート』と『戦闘パート』に分かれています。
　日常＆調査パートではあなた＆擬人化あなたの武器との学校生活やら格好よく調査やらをしていただきます。
　戦闘パートではなんか合体技とか出したり好きなように戦っていただきます。
　なお、事件の真相やボスの正体は、プレイングを参考にして決めさせて頂きます。言ったもん勝ちとも言います。
　学園内の施設なども言えばだいたいあると思います。

●武器の擬人化について
　装備している武器のみ擬人化することが出来ます。装備している限り、数に制限はありません。
　擬人化したい武器の分だけ、プレイングに名前・外見・性格・どうやって戦うかなどを記入してください。
　戦い方は元になった武器を呼び出してもいいし、武器の姿に戻って持ち主であるあなたが振るってもいいですし、その他思いつけば何でもいいです。
　なお、武器の台詞や行動についてはこちらにお任せとしても構いません。その場合も外見と性格、口調あたりはご記入お願いします。

●NPCについて
　私が担当しているNPC（帝国歌舞音曲部隊、第四師団、イルリヒト辺り）であれば、プレイングで呼んでいただければ出没します。
　例えばグリューエリンは双子を連れた放送委員、ユーディトは体育の先生だったりします。

　それでは、どうかこの夢の世界をお楽しみくださいませ！

　こんにちは、旅硝子です。
　武器に思い入れのある皆さん！　武器とイチャイチャできますよ！
　剣でも銃でも槍でも弓でも手裏剣でも何でも構いません。あなたの最も萌えるあなたの武器（擬人化）を生み出してください。
　それでは、よろしくお願いいたします！