ゲスト
(ka0000)
山登りに行こう!
マスター:なちゅい

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/07/18 12:00
- リプレイ完成予定
- 2015/07/27 12:00
オープニング
●鷲は密かに餌を狙う
青い空。その日は雲一つない天気だった。
山の空気は澄んでいて、とてもすがすがしい。
「ヤッホー!」
若い男は思わず嬉しくなり、大声で叫ぶ。その様子に同伴していた同年代の女性、テレサはくすりと笑った。
「まったく、カルロスったら」
彼らは恋人同士。互いの仕事の合間を見て、近場の山までハイキングにやってきていたのだ。小さい頃から親に連れられて訪れていた山。2人はデート気分でこの山を登ってきていた。
ところが、彼らは知らなかった。最近、この山で雑魔の目撃証言があっていたことを。
一通り、景観を堪能した2人は、そのまま弁当を広げ始めたのだが……。
突然、大きな鷲が3羽、大きく翼を羽ばたかせて彼らに近づいてきたのだ。
叫ぶカップルは立ち上がり、その場から逃げ始める。3羽の鷲は彼らが広げた弁当をついばみ始めていた。ただ、1羽は食いっぱぐれてしまったようで、逃げ出す男女を追い始める。
男女は持ってきていたお菓子なども投げつけ、なんとか鷲を自分達から注意を逸らす。運よく投げつけたお菓子に食いついた彼らは、命からがら下山していくのだった。
ハンターズソサエティにこの雑魔の討伐依頼が上がったのは、その次の日のこと。
雑魔の話を聞いた大人達が近場にあるこのソサエティへと足を運んだのだ。
ちなみに、若者2人は怪我を追って絶対安静の状態である。どうやら、鷹は頂上にいる3羽と別に2羽いたようで、麓でその2羽の鷲に出くわした2人は大怪我を追ってしまったのだ。それでも、命があっただけマシだったのかもしれないが……。
「元々、鷲は人を襲うことがあるって聞きますけど、雑魔になったことで、凶暴性が増しているようですね」
依頼に興味を持つハンターへ、受付の女性が話す。
雑魔となって凶暴性と貪欲さが増した鷲達は、餌へと真っ先に飛びつくようだ。ただ、餌となる物は食料だけではない。生きている小動物、果ては人間も餌と見なしてしまうらしい。
「雑魔に襲われた若者2人も、持っている食料を投げつけたことで難を逃れたようですね」
とはいえ、鷲とて腹は一杯になるだろう。そうなれば、食後の運動とばかりに襲い掛かってくることも大いに予想される。
「あまり食料を持ちすぎても、動きづらくて戦いにくくなるかもしれませんね。程々に食料を用意して、雑魔を引きつけるといいでしょう」
なるほどとハンター達は頷く。万全を期すなら、それなりの準備が必要なようだ。
新たな被害者が出る前に討伐を。
依頼人と被害者からの言伝を受けたハンター達は、鷲型雑魔の討伐に乗り出すのだった。
青い空。その日は雲一つない天気だった。
山の空気は澄んでいて、とてもすがすがしい。
「ヤッホー!」
若い男は思わず嬉しくなり、大声で叫ぶ。その様子に同伴していた同年代の女性、テレサはくすりと笑った。
「まったく、カルロスったら」
彼らは恋人同士。互いの仕事の合間を見て、近場の山までハイキングにやってきていたのだ。小さい頃から親に連れられて訪れていた山。2人はデート気分でこの山を登ってきていた。
ところが、彼らは知らなかった。最近、この山で雑魔の目撃証言があっていたことを。
一通り、景観を堪能した2人は、そのまま弁当を広げ始めたのだが……。
突然、大きな鷲が3羽、大きく翼を羽ばたかせて彼らに近づいてきたのだ。
叫ぶカップルは立ち上がり、その場から逃げ始める。3羽の鷲は彼らが広げた弁当をついばみ始めていた。ただ、1羽は食いっぱぐれてしまったようで、逃げ出す男女を追い始める。
男女は持ってきていたお菓子なども投げつけ、なんとか鷲を自分達から注意を逸らす。運よく投げつけたお菓子に食いついた彼らは、命からがら下山していくのだった。
ハンターズソサエティにこの雑魔の討伐依頼が上がったのは、その次の日のこと。
雑魔の話を聞いた大人達が近場にあるこのソサエティへと足を運んだのだ。
ちなみに、若者2人は怪我を追って絶対安静の状態である。どうやら、鷹は頂上にいる3羽と別に2羽いたようで、麓でその2羽の鷲に出くわした2人は大怪我を追ってしまったのだ。それでも、命があっただけマシだったのかもしれないが……。
「元々、鷲は人を襲うことがあるって聞きますけど、雑魔になったことで、凶暴性が増しているようですね」
依頼に興味を持つハンターへ、受付の女性が話す。
雑魔となって凶暴性と貪欲さが増した鷲達は、餌へと真っ先に飛びつくようだ。ただ、餌となる物は食料だけではない。生きている小動物、果ては人間も餌と見なしてしまうらしい。
「雑魔に襲われた若者2人も、持っている食料を投げつけたことで難を逃れたようですね」
とはいえ、鷲とて腹は一杯になるだろう。そうなれば、食後の運動とばかりに襲い掛かってくることも大いに予想される。
「あまり食料を持ちすぎても、動きづらくて戦いにくくなるかもしれませんね。程々に食料を用意して、雑魔を引きつけるといいでしょう」
なるほどとハンター達は頷く。万全を期すなら、それなりの準備が必要なようだ。
新たな被害者が出る前に討伐を。
依頼人と被害者からの言伝を受けたハンター達は、鷲型雑魔の討伐に乗り出すのだった。
解説
山に現れた鳥型雑魔の退治を願います。
●目的
鷲型雑魔の討伐。
●敵
鷲型雑魔……5(3+2)羽。
普段は上空で旋回するか、林に身を隠し、餌となる食料や小動物などが現れると、餌と見なして近づいて来るようです。場合によっては、人間を餌と見定めて強襲してきます。戦闘の際は、基本、人間の届く高さで飛び回るようです。
3羽と2羽のグループで行動をしております。場合によっては利害関係を一致させたり、グループ間で同士討ちをすることもあります。
攻撃方法は両グループ同じで、くちばしでの攻撃、羽ばたいてからの強襲、脚の爪での掴みかかりを行います。くちばし、掴みかかりは出血の危険があります。
●状況
山の高さは麓から頂上まで3、400メートルくらいで、普段は近隣の住民達がハイキングに出かけるような山です。
麓からは大きくくねった山道。中腹は林道で、頂上付近い道はなく岩ばかりといった山です。
鷲達は普段、林の樹の枝の上で羽を休めているか、あるいは山の上空を飛び回っています。対策なしで山を歩き回る場合は、高確率で奇襲を受けますのでお気を付けください。
食料を多く持ちこんで、戦闘後にハイキングもいいですが、量が多すぎると戦闘に影響する場合がありますので、ご注意ください。
●目的
鷲型雑魔の討伐。
●敵
鷲型雑魔……5(3+2)羽。
普段は上空で旋回するか、林に身を隠し、餌となる食料や小動物などが現れると、餌と見なして近づいて来るようです。場合によっては、人間を餌と見定めて強襲してきます。戦闘の際は、基本、人間の届く高さで飛び回るようです。
3羽と2羽のグループで行動をしております。場合によっては利害関係を一致させたり、グループ間で同士討ちをすることもあります。
攻撃方法は両グループ同じで、くちばしでの攻撃、羽ばたいてからの強襲、脚の爪での掴みかかりを行います。くちばし、掴みかかりは出血の危険があります。
●状況
山の高さは麓から頂上まで3、400メートルくらいで、普段は近隣の住民達がハイキングに出かけるような山です。
麓からは大きくくねった山道。中腹は林道で、頂上付近い道はなく岩ばかりといった山です。
鷲達は普段、林の樹の枝の上で羽を休めているか、あるいは山の上空を飛び回っています。対策なしで山を歩き回る場合は、高確率で奇襲を受けますのでお気を付けください。
食料を多く持ちこんで、戦闘後にハイキングもいいですが、量が多すぎると戦闘に影響する場合がありますので、ご注意ください。
マスターより
初めましての方も、どこかでお会いしたことのある方もこんにちは。なちゅいです。
鷲型雑魔の討伐を願います。雑魔を倒したら、ハイキングはいかがでしょうか。のんびりまったり、山の上からの景色を眺めながら、お弁当を食するのも美味しいですよ。
それでは、今回も楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします!
鷲型雑魔の討伐を願います。雑魔を倒したら、ハイキングはいかがでしょうか。のんびりまったり、山の上からの景色を眺めながら、お弁当を食するのも美味しいですよ。
それでは、今回も楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/07/24 21:10
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 犬養 菜摘(ka3996) 人間(リアルブルー)|21才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2015/07/18 01:53:10 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/07/17 23:13:33 |