ゲスト
(ka0000)
【幻森】The Unknown
マスター:剣崎宗二

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 不明
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/10/19 09:00
- リプレイ完成予定
- 2015/11/02 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●???
「おやまぁ、これはまた……我等がドクターではないですか」
「…ふん、お前か。相変わらず悪趣味な事だ」
そこに居たのは、同じ姿をしていた男、二人。
その金髪、だるそうな顔――そして白衣。全てに至るまで、彼らの外見は、全くの『同一』であった。
「……して、何用だ?」
「いやはや、ドクターが面白い物を手に入れたと聞きましてね」
「…これの事か」
取り出したるは、一本の刀。
――友の形見でもあるその武装。『天問』と呼ばれるその刀を、目の前に居る者に渡すのは、正直に言えば気が引けた。
だが、その武装を、自身が使いこなす自信はない。…圧倒的に、その能力と相性が良いのは、どちらかと言えば目の前の者。
――友がまだ居たのならば、きっと死蔵されるよりは、武装として使われる事を望んだだろう。
「そう…だな。 …おっさんにはこれは使いこなせないだろうからな」
大人しく刀を前に差し出す。彼と全く同じ姿をしたもう一人の『白衣の男』は、それを受け取ると――
「ありがとうございます。そして――『いただきます』よ」
それは大きく口を開き――そう、人間には不可能なレベルまで開いた、その中に――受け取った刀を差し込んだ。
「折角だから、おっさんからもう一つ情報を出そう。――帰り際に気づいた事なのだが。とある森に、異様な反応があって、な――」
●Hidden Behind the Walls
森の中。男は、『何か』から逃げていた。
「かくれんぼうですか? それで私に勝てるとでも?」
どこからか響く声。森の中では其れが反響し、正確な位置は確認できない。
――単に好奇心から、森に確認に入ったはずだったのだ。新しい獣が居れば、新たな狩り場に出来たかも知れなかったのである。
彼は狩人。故に、相手が獣であれば、多少危険な物でも脱出するだけなら、自信があった。
――だが、彼が遭遇した何かは、彼の想像を遥かに超えていた。
「うぁっ!?」
背後から、木が口を開け、彼に噛み付こうとしていた。ギリギリで噛み砕かれるのを回避する。だが、それは決して彼が類まれなる反応神経を持っていたからではない。
「もう少し面白く遊んでいただきたいのですけれどもねぇ……」
振り向けば、木は元通りだ。木の牙が掠めた背中の痛みに耐え、全力で走る。
「もう飽きてきましたし、貴方は何か『ドラマ』を持っている様にも見えませんしねぇ…」
大仰な台詞回し。直後――
「『いただきますよ』」
男の足下の地面が開き、彼は飲み込まれる。
最後に彼が感じたのは、全方位から襲い来る――分解されるような痛みであった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●???
「おやまぁ、これはまた……我等がドクターではないですか」
「…ふん、お前か。相変わらず悪趣味な事だ」
そこに居たのは、同じ姿をしていた男、二人。
その金髪、だるそうな顔――そして白衣。全てに至るまで、彼らの外見は、全くの『同一』であった。
「……して、何用だ?」
「いやはや、ドクターが面白い物を手に入れたと聞きましてね」
「…これの事か」
取り出したるは、一本の刀。
――友の形見でもあるその武装。『天問』と呼ばれるその刀を、目の前に居る者に渡すのは、正直に言えば気が引けた。
だが、その武装を、自身が使いこなす自信はない。…圧倒的に、その能力と相性が良いのは、どちらかと言えば目の前の者。
――友がまだ居たのならば、きっと死蔵されるよりは、武装として使われる事を望んだだろう。
「そう…だな。 …おっさんにはこれは使いこなせないだろうからな」
大人しく刀を前に差し出す。彼と全く同じ姿をしたもう一人の『白衣の男』は、それを受け取ると――
「ありがとうございます。そして――『いただきます』よ」
それは大きく口を開き――そう、人間には不可能なレベルまで開いた、その中に――受け取った刀を差し込んだ。
「折角だから、おっさんからもう一つ情報を出そう。――帰り際に気づいた事なのだが。とある森に、異様な反応があって、な――」
●Hidden Behind the Walls
森の中。男は、『何か』から逃げていた。
「かくれんぼうですか? それで私に勝てるとでも?」
どこからか響く声。森の中では其れが反響し、正確な位置は確認できない。
――単に好奇心から、森に確認に入ったはずだったのだ。新しい獣が居れば、新たな狩り場に出来たかも知れなかったのである。
彼は狩人。故に、相手が獣であれば、多少危険な物でも脱出するだけなら、自信があった。
――だが、彼が遭遇した何かは、彼の想像を遥かに超えていた。
「うぁっ!?」
背後から、木が口を開け、彼に噛み付こうとしていた。ギリギリで噛み砕かれるのを回避する。だが、それは決して彼が類まれなる反応神経を持っていたからではない。
「もう少し面白く遊んでいただきたいのですけれどもねぇ……」
振り向けば、木は元通りだ。木の牙が掠めた背中の痛みに耐え、全力で走る。
「もう飽きてきましたし、貴方は何か『ドラマ』を持っている様にも見えませんしねぇ…」
大仰な台詞回し。直後――
「『いただきますよ』」
男の足下の地面が開き、彼は飲み込まれる。
最後に彼が感じたのは、全方位から襲い来る――分解されるような痛みであった。
解説
皆様に与えられた依頼は、辺境にて発生した謎の失踪事件の調査です。
現場は辺境にある森の中。障害物が非常に多く、密集した木々により視界もそれ程良くはありません。
この状況においての敵の正体の発見が最低条件であり、その上で謎の敵を撃退できる、或いはある程度の損傷を与えられるかが、成功度の上昇に繋がります。
PL情報として、今回の失踪事件は確かに歪虚による物です。しかも雑魔ではなく、少し上位の。
OP情報内につきましても、●??? の部分はPL情報となります。ご了承ください。
他に質問がありましたら、ロレントさんに質問卓を立ててお聞き頂ければ、と思います。
現場は辺境にある森の中。障害物が非常に多く、密集した木々により視界もそれ程良くはありません。
この状況においての敵の正体の発見が最低条件であり、その上で謎の敵を撃退できる、或いはある程度の損傷を与えられるかが、成功度の上昇に繋がります。
PL情報として、今回の失踪事件は確かに歪虚による物です。しかも雑魔ではなく、少し上位の。
OP情報内につきましても、●??? の部分はPL情報となります。ご了承ください。
他に質問がありましたら、ロレントさんに質問卓を立ててお聞き頂ければ、と思います。
マスターより
どうもこんにちわ、剣崎です。
さて、今回は久しぶりの『調査戦闘』依頼。情報収集が主目的では御座いますが、若しも自信があればそれ以上を望む事も可能です。敵の能力のヒントは全て、OP内に多少の差はありますが盛り込まれておりますので。
ですが油断なさらぬよう。この敵は、『自身の力の使い方』を『とてもよく心得て』おりますので。
さて、今回は久しぶりの『調査戦闘』依頼。情報収集が主目的では御座いますが、若しも自信があればそれ以上を望む事も可能です。敵の能力のヒントは全て、OP内に多少の差はありますが盛り込まれておりますので。
ですが油断なさらぬよう。この敵は、『自身の力の使い方』を『とてもよく心得て』おりますので。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/10/27 00:47
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 Holmes(ka3813) ドワーフ|8才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2015/10/19 07:54:27 |
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質問卓 Holmes(ka3813) ドワーフ|8才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2015/10/18 09:42:51 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/10/16 19:50:45 |