ゲスト
(ka0000)
【郷祭】東方との親善試合
マスター:大林さゆる

このシナリオは1日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/14 09:00
- リプレイ完成予定
- 2015/11/24 09:00
オープニング
自由都市同盟、農耕推進地域ジェオルジ。
とある小さな村でも、祭りが行われていた。
「お姉ちゃん、この村では東方との親善試合があるんだって」
笹川家の次女である響(ひびき)は、姉の藤乃(ふじの)を強引に誘って、やってきていた。
「まったく、あんたって子は…仕方ないわね」
藤乃が溜息をつくと、三女の唯(ゆい)が姉にすり寄ってきた。
「……姉様……お腹、すいた…」
唯はボーっとした表情だった。妹の視線を辿ると、野菜スープの屋台があった。
「地元で取れた野菜のスープがあるわ。あれで良い?」
藤乃の問いに、唯はコクリと頷く。
3姉妹が屋台まで行くと、魔術師のスコットとメガスが声をかけてきた。
「君達、新顔だね。東方から来たのかな?」
スコットがそう言うと、響は怪訝な顔をした。
「ナンパは御断りだよ」
「ち、違うよ。僕たち、屋台でスープを配ってるんだ。今回は特別な祭りだから、無料だよ」
メガスは少し慌てていたが、屋台の奥では黙々とマクシミリアン・ヴァイス(kz0003)がスープを作っていた。
客の相手はスコットとメガスの役目だった。
「ふーん、そうなんだ。だったら食べようかな~」
響がそう言っている間、すでに唯と藤乃は美味しそうにスープを食べていた。
「異国のスープは初めて食べたけど、味も食感もなかなか良いわね」
藤乃の言葉に、唯は無言で頷いていた。
「二人とも、ずるーい。アタシも食べる」
響が頬を膨らませると、スコットが笑いを堪えながらカップに入れたスープを手渡した。
「はい、どうぞ。召し上がれ」
「あ、ありがとう。それじゃ、お言葉に甘えて頂くわよ」
少し気まずい表情をしながらも、響はスープを一口飲むと、幸せそうな笑みを浮かべた。
「やだー、美味しいじゃない。良い味で、ヤバいわ~」
そんな響の態度に、マクシミリアンは内心『嫌なのか良いのか、どっちなんだ』と疑問に感じながらも、テキパキとした動きでスープを作っていた。客は他にもいるからだ。
「そうだ、東方との親善試合が行われるのは、この村だったよね」
響が尋ねると、スコットが応えた。
「その通りだ。東方出身のハンターたちを迎えて試合をやることになったんだけど、魔術師協会も協力してくれることになったんだ」
試合会場を見ると、数人の魔術師たちが準備をしていた。
「試合って、どういう形式? 私たち、まだ新米だから誰かと対戦しても、勝つのは難しいわよ」
藤乃の疑問に、メガスが身を乗り出して言った。
「僕も新米だから、大丈夫だよ。ハンターはペアを組んで、ベテラン魔術師が作った『アースウォール』3体を敵に見立てて、時間内に叩き潰すっていうシンプルな形式だから、誰でも参加できるよ」
「……なら、ボクでも…できる、かな」
唯は普段、大人しい性格だったが、闘いになると格闘士としての血が騒ぐのか、虎のようになる少女だった。
藤乃はしっかり者の長女で、舞刀士。父の腕を引き継いで、精進の毎日だった。
響は次女で、符術師だった。亡くなった母の意思を継ぎ、姉妹と一緒に旅をしていた。
「他にも参加するハンターはいるのかな。だったら試合、見てみたいな。指名があれば、アタシも参加できるかも」
村には東方からの人々も集まっていたが、地元のハンターたちの姿もあった。
「これを機に、アタシにもチャンスが……」
響の独り言が聴こえたのか、藤乃は首を傾げていた。
「チャンスって、なにが?」
「え? やだなー、お姉ちゃんったら、チャンスって言ったら素敵な人との出会いに決まってるじゃなーい」
響は夢心地だったが、現実はそんなに甘くないと藤乃は思っていた。
言わないのは、響が騒ぐからだ。
果たして、今年の親善試合はどうなることやら。
ドメニコ・カファロの計らいで、魔術師協会からも人材が派遣されることになったが、試合の結果が気になるところだ。
「うまいことやるが良い」
それがドメニコからの助言だった。
●試合形式
東方との交流を進めるため、東方出身のハンターたちを迎え入れる
【原則】東方出身のハンターと西方出身のハンターがペアを組み、互いに協力して『アースウォール』3体を時間内に叩き潰す
1.参加者4人以上が東方出身ハンターの場合、出身に関係なく、PC同士でペアを組むことができる。希望があれば西方NPCから一人指名することもOK
2.リアルブルー出身者は、東方出身者クラスのハンターとペアを組むことが可能
3.参加者全員が西方出身のハンターの場合、東方出身NPCハンターから一人指名してペアを組む(NPCは重複して参加することになる)
とある小さな村でも、祭りが行われていた。
「お姉ちゃん、この村では東方との親善試合があるんだって」
笹川家の次女である響(ひびき)は、姉の藤乃(ふじの)を強引に誘って、やってきていた。
「まったく、あんたって子は…仕方ないわね」
藤乃が溜息をつくと、三女の唯(ゆい)が姉にすり寄ってきた。
「……姉様……お腹、すいた…」
唯はボーっとした表情だった。妹の視線を辿ると、野菜スープの屋台があった。
「地元で取れた野菜のスープがあるわ。あれで良い?」
藤乃の問いに、唯はコクリと頷く。
3姉妹が屋台まで行くと、魔術師のスコットとメガスが声をかけてきた。
「君達、新顔だね。東方から来たのかな?」
スコットがそう言うと、響は怪訝な顔をした。
「ナンパは御断りだよ」
「ち、違うよ。僕たち、屋台でスープを配ってるんだ。今回は特別な祭りだから、無料だよ」
メガスは少し慌てていたが、屋台の奥では黙々とマクシミリアン・ヴァイス(kz0003)がスープを作っていた。
客の相手はスコットとメガスの役目だった。
「ふーん、そうなんだ。だったら食べようかな~」
響がそう言っている間、すでに唯と藤乃は美味しそうにスープを食べていた。
「異国のスープは初めて食べたけど、味も食感もなかなか良いわね」
藤乃の言葉に、唯は無言で頷いていた。
「二人とも、ずるーい。アタシも食べる」
響が頬を膨らませると、スコットが笑いを堪えながらカップに入れたスープを手渡した。
「はい、どうぞ。召し上がれ」
「あ、ありがとう。それじゃ、お言葉に甘えて頂くわよ」
少し気まずい表情をしながらも、響はスープを一口飲むと、幸せそうな笑みを浮かべた。
「やだー、美味しいじゃない。良い味で、ヤバいわ~」
そんな響の態度に、マクシミリアンは内心『嫌なのか良いのか、どっちなんだ』と疑問に感じながらも、テキパキとした動きでスープを作っていた。客は他にもいるからだ。
「そうだ、東方との親善試合が行われるのは、この村だったよね」
響が尋ねると、スコットが応えた。
「その通りだ。東方出身のハンターたちを迎えて試合をやることになったんだけど、魔術師協会も協力してくれることになったんだ」
試合会場を見ると、数人の魔術師たちが準備をしていた。
「試合って、どういう形式? 私たち、まだ新米だから誰かと対戦しても、勝つのは難しいわよ」
藤乃の疑問に、メガスが身を乗り出して言った。
「僕も新米だから、大丈夫だよ。ハンターはペアを組んで、ベテラン魔術師が作った『アースウォール』3体を敵に見立てて、時間内に叩き潰すっていうシンプルな形式だから、誰でも参加できるよ」
「……なら、ボクでも…できる、かな」
唯は普段、大人しい性格だったが、闘いになると格闘士としての血が騒ぐのか、虎のようになる少女だった。
藤乃はしっかり者の長女で、舞刀士。父の腕を引き継いで、精進の毎日だった。
響は次女で、符術師だった。亡くなった母の意思を継ぎ、姉妹と一緒に旅をしていた。
「他にも参加するハンターはいるのかな。だったら試合、見てみたいな。指名があれば、アタシも参加できるかも」
村には東方からの人々も集まっていたが、地元のハンターたちの姿もあった。
「これを機に、アタシにもチャンスが……」
響の独り言が聴こえたのか、藤乃は首を傾げていた。
「チャンスって、なにが?」
「え? やだなー、お姉ちゃんったら、チャンスって言ったら素敵な人との出会いに決まってるじゃなーい」
響は夢心地だったが、現実はそんなに甘くないと藤乃は思っていた。
言わないのは、響が騒ぐからだ。
果たして、今年の親善試合はどうなることやら。
ドメニコ・カファロの計らいで、魔術師協会からも人材が派遣されることになったが、試合の結果が気になるところだ。
「うまいことやるが良い」
それがドメニコからの助言だった。
●試合形式
東方との交流を進めるため、東方出身のハンターたちを迎え入れる
【原則】東方出身のハンターと西方出身のハンターがペアを組み、互いに協力して『アースウォール』3体を時間内に叩き潰す
1.参加者4人以上が東方出身ハンターの場合、出身に関係なく、PC同士でペアを組むことができる。希望があれば西方NPCから一人指名することもOK
2.リアルブルー出身者は、東方出身者クラスのハンターとペアを組むことが可能
3.参加者全員が西方出身のハンターの場合、東方出身NPCハンターから一人指名してペアを組む(NPCは重複して参加することになる)
解説
自由都市同盟の【郷祭】シナリオです。
■依頼の趣旨
東方との交流を深める「きっかけ」作りとして親善試合を行う
観客や地元の人々が楽しめるように盛り上げる
試合会場は百メートル四方(正方形)の大きさ
その中央辺りに『アースウォール(土壁)』3体が並んで出現
制限時間は3ラウンド
ペアの相手と協力して土壁を叩き潰す
■西方NPC
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人、スキル『強打』『踏込』
スコット、男性、20才。魔術師、スキル『ファイアアロー』『集中』
メガス、男性、16才。魔術師、スキル『マジックアロー』『集中』
■東方NPC
藤乃(ふじの)、女性、20才。笹川家の長女。舞刀士、スキル『剣心一如』『疾風斬』
響(ひびき)、女性、18才。笹川家の次女。符術師、スキル『胡蝶符』『コンボカード』
唯(ゆい)、女性、16才。笹川家の三女。格闘士、スキル『震撃』『練気』
■補足
ドメニコ・カファロは現地にいないため、指名することができません。
指名できるのは、大林が担当するNPCだけです。
■依頼の趣旨
東方との交流を深める「きっかけ」作りとして親善試合を行う
観客や地元の人々が楽しめるように盛り上げる
試合会場は百メートル四方(正方形)の大きさ
その中央辺りに『アースウォール(土壁)』3体が並んで出現
制限時間は3ラウンド
ペアの相手と協力して土壁を叩き潰す
■西方NPC
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人、スキル『強打』『踏込』
スコット、男性、20才。魔術師、スキル『ファイアアロー』『集中』
メガス、男性、16才。魔術師、スキル『マジックアロー』『集中』
■東方NPC
藤乃(ふじの)、女性、20才。笹川家の長女。舞刀士、スキル『剣心一如』『疾風斬』
響(ひびき)、女性、18才。笹川家の次女。符術師、スキル『胡蝶符』『コンボカード』
唯(ゆい)、女性、16才。笹川家の三女。格闘士、スキル『震撃』『練気』
■補足
ドメニコ・カファロは現地にいないため、指名することができません。
指名できるのは、大林が担当するNPCだけです。
マスターより
大林です。
笹川3姉妹は新米ハンターなので、優しくしてやって下さい。
マクシミリアンはなんと、料理ができるのでした。
プレイングには「ペアを組む相手の名前」「目的」「動機」「具体的な作戦・行動」「試合後、祭りをどう楽しむか等」を明記して頂けると助かります。
シンプルな試合形式ですが、観客が見てますので、パフォーマンスがあると盛り上がるのではと思います。
それでは、今回も皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております。
笹川3姉妹は新米ハンターなので、優しくしてやって下さい。
マクシミリアンはなんと、料理ができるのでした。
プレイングには「ペアを組む相手の名前」「目的」「動機」「具体的な作戦・行動」「試合後、祭りをどう楽しむか等」を明記して頂けると助かります。
シンプルな試合形式ですが、観客が見てますので、パフォーマンスがあると盛り上がるのではと思います。
それでは、今回も皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/11/20 02:55
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/13 13:41:20 |
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親善試合相談卓 黒曜 葵璃瑚(ka3506) 人間(クリムゾンウェスト)|14才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/11/14 01:49:22 |
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ヴァイスさんへの質問 ブリュンヒルデ・ゲンドゥル(ka5812) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2015/11/13 11:20:49 |