ゲスト
(ka0000)
そのブドウ、食べると酔っぱらう?
マスター:星群彩佳

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/10 22:00
- リプレイ完成予定
- 2015/11/19 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
ルサリィ・ウィクトーリア(kz1333)は屋敷の食堂のイスに座り、何とも言えない顔付きでテーブルの上をじっと見つめている。その視線の先には、白い皿にのっているブドウがあった。
上品な紫色をしており、粒が大きく、味は甘くも瑞々しさがあるブドウは、ウィクトーリア家が所有している山で採れたもの。特に今年収穫したブドウは『出来が良い』と、食べた者全員が声をそろえて言うほどだったが……。
「コレは……ある意味、成功作と言えるのかしら?」
「そう……ですね。体に害は無いですから」
ルサリィの斜め後ろに立っているフェイト・アルテミス(kz1334)も、複雑な表情を浮かべるしかない。
何せこのブドウに、魔術師養成学校の生徒達が魔法をかけてしまったのだ。
しかし以前起こったシナリオ名・『触ると危険なキノコ、性別が逆転する!』や『真実の実・リンゴを食べた人は……!』の時のような困った魔法ではない。
魔法がかかったこのブドウを食べると、まるでワインを飲んだ時のようになるのだ。
「でも実際は、このブドウにアルコールの成分は無いのよね?」
「ええ。しかしこのブドウを食べると、ワインを飲んだような状態になるのは確かです」
秋の味覚が収穫できる山で、魔術師養成学校の生徒達は様々な魔法の練習を勝手にしていた。
その為、このブドウにも何かあるのではないかと考えたルサリィは、フェイトと一緒にブドウを持って魔術師養成学校へ行き、教師達と共にブドウのことを調べたのだ。
ブドウはキノコの時のように性別を逆転させたり、リンゴの時のように正直者にさせるわけではない。
ただワインを飲んだ時と同じ状態になる――それだけである。
「果物であるブドウを食べているだけだから、二日酔いにもならないようね。子供が食べても無害というのはいいわね」
「そうですね。それに本物のアルコールに強い方には、このブドウの効果はあまり出ないようです。ブドウにかけられた魔法の持続時間はこれも個人差がありますが、約一時間から一晩という程度らしいです」
ルサリィは報告書に目を通しながら、眉間にシワを寄せた。
「前の二つの食材に比べたら害は無いとも言えるから、誰かに振る舞いたいところね。ん~、でもブドウを食べて、酔っ払い状態になった人を街に出すのはいささか不安があるわ。……ああ、確かイベント会場屋敷、今月の使用予定は少なかったわよね?」
「はい。十二月の予定はほぼ埋まりましたが、十一月はあまり……」
「ならお客様をそこへ招いて、ブドウを振る舞いましょう。希望者は会場にお泊りできるようにして、家に帰ることを望む人にはウチで用意した馬車に乗って帰ってもらいましょうよ。それなら街に被害は出ないわよね?」
「それは大変よろしいお考えだと思いますが……誰をお呼びになります?」
フェイトの問いかけで、ルサリィの表情が険しくなる。ここで選んだ人を間違えると、大変なことになるのは目に見えているからだ。
ルサリィは腕を組むと、自分の交友関係を思い起こす。
「そうねぇ……。貴族達だとうっかりはしゃぎ過ぎる可能性が高いし、だからと言って子供達にはまだちょっと早いわよね。一般市民は『こういうブドウが毎年、ウィクトーリア家で採れる』なんて思われても困るし……。やっぱりハンター達じゃないかしら? 一番事情を分かってくれるし」
「確かに魔術師養成学校の生徒達が起こした一連の事件に、全て関わっていらっしゃいますものね。では早速、依頼をしてきます」
ルサリィ・ウィクトーリア(kz1333)は屋敷の食堂のイスに座り、何とも言えない顔付きでテーブルの上をじっと見つめている。その視線の先には、白い皿にのっているブドウがあった。
上品な紫色をしており、粒が大きく、味は甘くも瑞々しさがあるブドウは、ウィクトーリア家が所有している山で採れたもの。特に今年収穫したブドウは『出来が良い』と、食べた者全員が声をそろえて言うほどだったが……。
「コレは……ある意味、成功作と言えるのかしら?」
「そう……ですね。体に害は無いですから」
ルサリィの斜め後ろに立っているフェイト・アルテミス(kz1334)も、複雑な表情を浮かべるしかない。
何せこのブドウに、魔術師養成学校の生徒達が魔法をかけてしまったのだ。
しかし以前起こったシナリオ名・『触ると危険なキノコ、性別が逆転する!』や『真実の実・リンゴを食べた人は……!』の時のような困った魔法ではない。
魔法がかかったこのブドウを食べると、まるでワインを飲んだ時のようになるのだ。
「でも実際は、このブドウにアルコールの成分は無いのよね?」
「ええ。しかしこのブドウを食べると、ワインを飲んだような状態になるのは確かです」
秋の味覚が収穫できる山で、魔術師養成学校の生徒達は様々な魔法の練習を勝手にしていた。
その為、このブドウにも何かあるのではないかと考えたルサリィは、フェイトと一緒にブドウを持って魔術師養成学校へ行き、教師達と共にブドウのことを調べたのだ。
ブドウはキノコの時のように性別を逆転させたり、リンゴの時のように正直者にさせるわけではない。
ただワインを飲んだ時と同じ状態になる――それだけである。
「果物であるブドウを食べているだけだから、二日酔いにもならないようね。子供が食べても無害というのはいいわね」
「そうですね。それに本物のアルコールに強い方には、このブドウの効果はあまり出ないようです。ブドウにかけられた魔法の持続時間はこれも個人差がありますが、約一時間から一晩という程度らしいです」
ルサリィは報告書に目を通しながら、眉間にシワを寄せた。
「前の二つの食材に比べたら害は無いとも言えるから、誰かに振る舞いたいところね。ん~、でもブドウを食べて、酔っ払い状態になった人を街に出すのはいささか不安があるわ。……ああ、確かイベント会場屋敷、今月の使用予定は少なかったわよね?」
「はい。十二月の予定はほぼ埋まりましたが、十一月はあまり……」
「ならお客様をそこへ招いて、ブドウを振る舞いましょう。希望者は会場にお泊りできるようにして、家に帰ることを望む人にはウチで用意した馬車に乗って帰ってもらいましょうよ。それなら街に被害は出ないわよね?」
「それは大変よろしいお考えだと思いますが……誰をお呼びになります?」
フェイトの問いかけで、ルサリィの表情が険しくなる。ここで選んだ人を間違えると、大変なことになるのは目に見えているからだ。
ルサリィは腕を組むと、自分の交友関係を思い起こす。
「そうねぇ……。貴族達だとうっかりはしゃぎ過ぎる可能性が高いし、だからと言って子供達にはまだちょっと早いわよね。一般市民は『こういうブドウが毎年、ウィクトーリア家で採れる』なんて思われても困るし……。やっぱりハンター達じゃないかしら? 一番事情を分かってくれるし」
「確かに魔術師養成学校の生徒達が起こした一連の事件に、全て関わっていらっしゃいますものね。では早速、依頼をしてきます」
解説
今回は『ワインを飲んだ時のような感覚になる、不思議なブドウを食べる』ことが依頼になります。
○魔法のかかったブドウについて
個人差が出ますが、食べるとワインを飲んだ時の状態になります。
そして魔法の持続時間はこれまた個人差がありますが、約一時間から一晩ほどです。
魔法が切れると酔っ払い状態が終わりますが、二日酔いにはなりませんのでご安心ください。
ブドウの味は美味しく、しかし食べた量が多ければ深酔いするわけではありません。一粒でも大量でも、酔う状態は変わりません。
○ストーリーの流れについて
みなさまがブドウを食べているところから、ストーリーははじまります。
なので一番プレイングに書いてほしいところは、『ブドウを食べた後にどうなるか』です。
ブドウはイベント会場屋敷の広間で食べられますが、持ち帰りはできません。
またブドウを食べた後は、泊まる方は屋敷の中で自由に過ごしてもらって構いません。屋敷は大きな洋館が、ホテルになっていると思ってください。
自宅へ帰ることを希望する方は屋敷で過ごした後、ウィクトーリア家で用意した馬車に乗って帰ってもらいます。
★気を付けてほしいこと
酔いに任せて、泣き・笑い・寝・説教・絡み上戸になるのは構いません。酔っ払いなのである程度、はっちゃけてもらうのは良いです。
しかし全裸を連想させる行動、または他のキャラクターに迷惑をかけるような行為――つまりアルコールハラスメントと呼ばれる事はNGになります。
イチャイチャ&ラブラブになるのもいいですが、目の毒にならないように気を付けてください。
酔っ払い状態になったみなさまを、お待ちしています!
○魔法のかかったブドウについて
個人差が出ますが、食べるとワインを飲んだ時の状態になります。
そして魔法の持続時間はこれまた個人差がありますが、約一時間から一晩ほどです。
魔法が切れると酔っ払い状態が終わりますが、二日酔いにはなりませんのでご安心ください。
ブドウの味は美味しく、しかし食べた量が多ければ深酔いするわけではありません。一粒でも大量でも、酔う状態は変わりません。
○ストーリーの流れについて
みなさまがブドウを食べているところから、ストーリーははじまります。
なので一番プレイングに書いてほしいところは、『ブドウを食べた後にどうなるか』です。
ブドウはイベント会場屋敷の広間で食べられますが、持ち帰りはできません。
またブドウを食べた後は、泊まる方は屋敷の中で自由に過ごしてもらって構いません。屋敷は大きな洋館が、ホテルになっていると思ってください。
自宅へ帰ることを希望する方は屋敷で過ごした後、ウィクトーリア家で用意した馬車に乗って帰ってもらいます。
★気を付けてほしいこと
酔いに任せて、泣き・笑い・寝・説教・絡み上戸になるのは構いません。酔っ払いなのである程度、はっちゃけてもらうのは良いです。
しかし全裸を連想させる行動、または他のキャラクターに迷惑をかけるような行為――つまりアルコールハラスメントと呼ばれる事はNGになります。
イチャイチャ&ラブラブになるのもいいですが、目の毒にならないように気を付けてください。
酔っ払い状態になったみなさまを、お待ちしています!
マスターより
秋の味覚パニックシナリオ・第三弾になります!
今回はワインの材料になるブドウが主役になります。
現実世界では11月19日がボジョレーヌーボーの解禁日になります。
ファナティックブラッドではブドウで酔っ払ってみましょう♪
今回はワインの材料になるブドウが主役になります。
現実世界では11月19日がボジョレーヌーボーの解禁日になります。
ファナティックブラッドではブドウで酔っ払ってみましょう♪
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/11/19 20:10