ゲスト
(ka0000)
【幻森】蝕斬の道
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2015/11/17 09:00
- リプレイ完成予定
- 2015/11/26 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
幻獣の森を巡る争いは、『歪虚連合軍』と『幻獣王親衛隊』の激突という形へ発展した。
幻獣を守るべく動き出した親衛隊は歪虚に対して有利な戦いを繰り広げ、敵をヤオト渓谷へ撤退させるまでに至った。
ここで幻獣王チューダは敵の追撃を命じ、幻獣の戦士ツキウサギがこれに従って敵を追撃した。しかし、この撤退が敵の計略だと判明する頃には、ツキウサギら追撃部隊の退路は伏兵によって断たれていた。
敵の計略で形勢が逆転する状況。
危機的状況を招いた王チューダは、頭を掻きながら言い放つ。
「あー。えーっと……後はみんなで何とかすであります」
●
敵をヤオト渓谷へ撤退させ、チューダより追撃攻撃の許可をもらったときのこと。
チューダより許可を貰ったツキウサギは気合い十分に戦いへ挑んだ。
「ツキウサギ、やる気が十分なのはわかってるけど、落ち着いて」
宥めるファリフが先を駆けるツキウサギを鎮める。
「気持ちが先走っているのは承知の上っす」
ファリフやハンター達を待つようにツキウサギは駆け足の状態で足踏みをする。
「ナーランギ様は結界が弱くなっていくのを察すると、どんどんふさぎ込んでいったっす」
キネを担いだまま話し出すツキウサギは足踏みを止めた。
「歪虚の動きも次第に見かけるようになると更に……」
元気をなくしたようにツキウサギは頭を垂れる。
「悪循環ってやつだね」
ファリフが言葉を汲むと、ツキウサギは頷く。
「ナーランギ様は戦うことを決めたっす。それが嬉しくて、歪虚を倒したことをナーランギ様に早く伝えたいっす!」
テンションが上がっているツキウサギにファリフは微笑む。自身もまた、同じ行動をとる感情でもあるからだ。
「いこう、一緒に」
ファリフが言えば、皆が先へ進む。
そして、ツキウサギをはじめ、ファリフ、フェンリル、同行したハンターたちが渓谷で敵の奇襲に遭い、退路を断たれてしまった。
●
スコール族の族長代理であるカオン・スコールはファリフが敵襲にあって、退路を断たれた状態であることを知らされる。
「ファリフ……!」
青ざめるカオンであるが、今回の戦いの指揮官は誰であるか尋ねると、チューダという幻獣と言われた。
「幻獣が……? 追撃命令を出したのはオイマトの族長ではないのですね……」
あの聡いオイマト族の長がそのような追撃をするとは考えられない。今回の救出の依頼がオイマト族の長の手配にカオンは安堵した。
ファリフの手紙の中にあったチューダの存在はカオンも知ってる。
人手が足りないので、来てほしいという話にカオンは儚げな様子を消して、厳しい表情でチューダのもとへと向かった。
●
「幻獣王チューダはどこにおられる!」
「ぎゃっ!? もう青木って奴が来たでありますか? 早くバタルトゥの側に行くであります!」
青木の存在を聞かされてビビりまくるチューダは、バタルトゥに守って貰おうと必死でその姿を探す。
そこへ華奢な少女が姿を現して、辺りを見回す。
「幻獣王チューダ! スコール族が長代理、カオン・スコールが参った! どこにおられるか!」
臨戦態勢宜しく、声を張り上げるカオンはチューダを探している。
当のチューダはカオンの足元にいるのに気付いていない。
「わ、我輩はこちらであります!」
青木が現れた訳ではないと分かったチューダだったが、無視されることに不満を持ち、カオンに負けない声を張り上げた。
カオンの鋭い視線に肩を竦めてしまうチューダだが、頑張って胸を張る。
「……え、幻獣王チューダ……?」
「そうであります!」
カオンがチューダの姿を確認した事に満足したかのようにチューダはこれでもかと胸を張っている。
ショックを受けているカオンはチューダがお腹まわりがたっぷりある老獪な人物であるというイメージしかなく、まさかのボール状のネズミとは思えなかった。
確かに、お腹周りは更に大きくなりそうとカオンも同意できる。
「ふふ。さては我輩の窮地を聞きつけて助けに来たのでありますな!」
「……え?」
「あー、みなまで言うなであります。すべてを我輩は察したであります。
では、早速指示を与えるのです。我輩の親衛隊と一緒に孤立したファリフ達を助けに行くであります!」
「親衛隊……?」
目を見張るカオンにチューダは「まぁ、我輩よりは弱いでありますが、足は引っ張らないであります」と自身の能力を誇示するように得意げだ。
「幻獣のイェジドも貸してやるであります! さっさと助けに行くです!」
とてつもなく偉そうなネズミにカオンは不安しか感じない。
チューダの言う親衛隊がハンターの事と理解してないカオンはとりあえず、ハンターに協力を要請した。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
幻獣の森を巡る争いは、『歪虚連合軍』と『幻獣王親衛隊』の激突という形へ発展した。
幻獣を守るべく動き出した親衛隊は歪虚に対して有利な戦いを繰り広げ、敵をヤオト渓谷へ撤退させるまでに至った。
ここで幻獣王チューダは敵の追撃を命じ、幻獣の戦士ツキウサギがこれに従って敵を追撃した。しかし、この撤退が敵の計略だと判明する頃には、ツキウサギら追撃部隊の退路は伏兵によって断たれていた。
敵の計略で形勢が逆転する状況。
危機的状況を招いた王チューダは、頭を掻きながら言い放つ。
「あー。えーっと……後はみんなで何とかすであります」
●
敵をヤオト渓谷へ撤退させ、チューダより追撃攻撃の許可をもらったときのこと。
チューダより許可を貰ったツキウサギは気合い十分に戦いへ挑んだ。
「ツキウサギ、やる気が十分なのはわかってるけど、落ち着いて」
宥めるファリフが先を駆けるツキウサギを鎮める。
「気持ちが先走っているのは承知の上っす」
ファリフやハンター達を待つようにツキウサギは駆け足の状態で足踏みをする。
「ナーランギ様は結界が弱くなっていくのを察すると、どんどんふさぎ込んでいったっす」
キネを担いだまま話し出すツキウサギは足踏みを止めた。
「歪虚の動きも次第に見かけるようになると更に……」
元気をなくしたようにツキウサギは頭を垂れる。
「悪循環ってやつだね」
ファリフが言葉を汲むと、ツキウサギは頷く。
「ナーランギ様は戦うことを決めたっす。それが嬉しくて、歪虚を倒したことをナーランギ様に早く伝えたいっす!」
テンションが上がっているツキウサギにファリフは微笑む。自身もまた、同じ行動をとる感情でもあるからだ。
「いこう、一緒に」
ファリフが言えば、皆が先へ進む。
そして、ツキウサギをはじめ、ファリフ、フェンリル、同行したハンターたちが渓谷で敵の奇襲に遭い、退路を断たれてしまった。
●
スコール族の族長代理であるカオン・スコールはファリフが敵襲にあって、退路を断たれた状態であることを知らされる。
「ファリフ……!」
青ざめるカオンであるが、今回の戦いの指揮官は誰であるか尋ねると、チューダという幻獣と言われた。
「幻獣が……? 追撃命令を出したのはオイマトの族長ではないのですね……」
あの聡いオイマト族の長がそのような追撃をするとは考えられない。今回の救出の依頼がオイマト族の長の手配にカオンは安堵した。
ファリフの手紙の中にあったチューダの存在はカオンも知ってる。
人手が足りないので、来てほしいという話にカオンは儚げな様子を消して、厳しい表情でチューダのもとへと向かった。
●
「幻獣王チューダはどこにおられる!」
「ぎゃっ!? もう青木って奴が来たでありますか? 早くバタルトゥの側に行くであります!」
青木の存在を聞かされてビビりまくるチューダは、バタルトゥに守って貰おうと必死でその姿を探す。
そこへ華奢な少女が姿を現して、辺りを見回す。
「幻獣王チューダ! スコール族が長代理、カオン・スコールが参った! どこにおられるか!」
臨戦態勢宜しく、声を張り上げるカオンはチューダを探している。
当のチューダはカオンの足元にいるのに気付いていない。
「わ、我輩はこちらであります!」
青木が現れた訳ではないと分かったチューダだったが、無視されることに不満を持ち、カオンに負けない声を張り上げた。
カオンの鋭い視線に肩を竦めてしまうチューダだが、頑張って胸を張る。
「……え、幻獣王チューダ……?」
「そうであります!」
カオンがチューダの姿を確認した事に満足したかのようにチューダはこれでもかと胸を張っている。
ショックを受けているカオンはチューダがお腹まわりがたっぷりある老獪な人物であるというイメージしかなく、まさかのボール状のネズミとは思えなかった。
確かに、お腹周りは更に大きくなりそうとカオンも同意できる。
「ふふ。さては我輩の窮地を聞きつけて助けに来たのでありますな!」
「……え?」
「あー、みなまで言うなであります。すべてを我輩は察したであります。
では、早速指示を与えるのです。我輩の親衛隊と一緒に孤立したファリフ達を助けに行くであります!」
「親衛隊……?」
目を見張るカオンにチューダは「まぁ、我輩よりは弱いでありますが、足は引っ張らないであります」と自身の能力を誇示するように得意げだ。
「幻獣のイェジドも貸してやるであります! さっさと助けに行くです!」
とてつもなく偉そうなネズミにカオンは不安しか感じない。
チューダの言う親衛隊がハンターの事と理解してないカオンはとりあえず、ハンターに協力を要請した。
解説
※このシナリオには武器防具の破壊、重症等の判定が下りる事もあります。
皆様は、シナリオ『【幻森】蝕甚されし玉桂』にて歪虚の罠にはまったファリフやハンター達を助けに行って頂きます。
現在、ヤオト渓谷へ繋がる道は歪虚達にて絶たれております。
皆様は歪虚達を倒し、退路を復活させて下さい。
ヤオト渓谷とは:辺境にある谷。深く険しく、道らしい道もない状態です。
水辺が近いこともあり、寒いです。
今回、幻獣:イェジトに乗って頂きますが、他のシナリオの結果によっては渓谷の到着が遅くなる可能性もあります。
騎乗した状態での戦闘となりますが、結構揺れます。
振り落とされないようにお気をつけて。
.イェジドとは
スコール族族長ファリフ・スコールが共に行動する大幻獣フェンリルのような狼型の幻獣。
フェンリルよりも小型。最大の武器は地面を跳ね回る機動力と鋭く研ぎ澄まされた牙と爪。
外見は狼をそのまま大きくした姿だが、毛色や瞳の色は個体によって異る。
攻撃的で獰猛な個体も多く好戦的なものが多いと言われている。
敵
オーク四体:オーク族の一般戦士。灰色の肌をし、乱杭歯と濁った瞳、潰れた鼻を持つ、醜い種族。歪虚の軍勢の尖兵として猛威を振るっています。
狼型歪虚六体:鋭い牙と爪を持つ。すばしっこいです。
兎型歪虚三体:白い体躯の兎。四足で戦場を駆け回り、聴覚で敵の動きを確認。
状況によっては増える可能性があります。
結果次第ではツキウサギ、フェンリル、イェジドが今後の動きに影響を及ぼす事となりますし、今回で姿を消す可能性もあります。
皆様は、シナリオ『【幻森】蝕甚されし玉桂』にて歪虚の罠にはまったファリフやハンター達を助けに行って頂きます。
現在、ヤオト渓谷へ繋がる道は歪虚達にて絶たれております。
皆様は歪虚達を倒し、退路を復活させて下さい。
ヤオト渓谷とは:辺境にある谷。深く険しく、道らしい道もない状態です。
水辺が近いこともあり、寒いです。
今回、幻獣:イェジトに乗って頂きますが、他のシナリオの結果によっては渓谷の到着が遅くなる可能性もあります。
騎乗した状態での戦闘となりますが、結構揺れます。
振り落とされないようにお気をつけて。
.イェジドとは
スコール族族長ファリフ・スコールが共に行動する大幻獣フェンリルのような狼型の幻獣。
フェンリルよりも小型。最大の武器は地面を跳ね回る機動力と鋭く研ぎ澄まされた牙と爪。
外見は狼をそのまま大きくした姿だが、毛色や瞳の色は個体によって異る。
攻撃的で獰猛な個体も多く好戦的なものが多いと言われている。
敵
オーク四体:オーク族の一般戦士。灰色の肌をし、乱杭歯と濁った瞳、潰れた鼻を持つ、醜い種族。歪虚の軍勢の尖兵として猛威を振るっています。
狼型歪虚六体:鋭い牙と爪を持つ。すばしっこいです。
兎型歪虚三体:白い体躯の兎。四足で戦場を駆け回り、聴覚で敵の動きを確認。
状況によっては増える可能性があります。
結果次第ではツキウサギ、フェンリル、イェジドが今後の動きに影響を及ぼす事となりますし、今回で姿を消す可能性もあります。
マスターより
お世話になります。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はシナリオ『【幻森】蝕甚されし玉桂』の救出版です。
歪虚の思惑で窮地に陥ったファリフ達を助けられるよう、お力を貸していただければと思います。
よろしくお願いします。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はシナリオ『【幻森】蝕甚されし玉桂』の救出版です。
歪虚の思惑で窮地に陥ったファリフ達を助けられるよう、お力を貸していただければと思います。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/11/23 15:06
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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助けに行こう作戦卓 ケイルカ(ka4121) エルフ|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2015/11/17 08:20:48 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/11 19:27:08 |