ゲスト
(ka0000)
未来の英雄達、その回顧録 第四編
マスター:ムジカ・トラス

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
アム・シェリタ―揺籃館―- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/11/30 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/12/09 07:30
オープニング
●
『賢明なる読者諸君には既知の事柄に過ぎるため、是より先は全て、自己満足の為の駄文に過ぎぬ。
しばしお付き合い願いたい。
グラムヘイズ王国で、庶民の娯楽として広く愛されているものを一つ挙げるとなると……さて、何を挙げるだろうか。
ある者は、劇場での観劇というかもしれない。またある者は、酒場で耳にする吟遊詩人の詩歌というかもしれない。
文化を愛する心。嗚呼、素晴らしい事だ。文化的素養は人生を豊かにする。
さて。賢明なる読者諸君。あなた方なら、きっとこういうことだろう。
たとえどれだけ下劣でも、どれだけ愚昧でも、どれだけ低俗でも、どれだけ醜穢でも、どれだけ猥雑だとしても。
ヘルメス情報局の『号外』こそが我々の娯楽だ、と。
――勿論、我々の記事が斯様に下劣で愚昧で低俗で醜穢で猥雑であるというのは仮定に過ぎない事もまた、賢明なる読者諸君ならご理解いただける事と思う』
●
昨今、サルヴァトーレ・ロッソなる紅い方舟の出現に呼応するように登録されたハンターの数が激増している。
覚醒者とは、何か。
覚醒者とは一定量以上のマテリアルを保有し、それを任意で行使出来る者を指す。
通常であれば、素養のあるものが覚醒者の高み――それすらも常人には計り知れない程の高みなのだ――に至るためには、筆舌に尽くし難い修練を要する。
そのため、現在は精霊との契約により、短期間で覚醒者に至る方法論が採択されている。
人の身で、精霊に触れる。
――そのことが何を意味するかは、触れた者にしか分かるまい。
読者諸君の中には、その邂逅について既に聞いたことがある者もいるかもしれない。筆者もその一人だ。
「もう一人の自分が、語りかけてきた」
そんな話を耳にした事がある。
今回、当情報局では精霊との接触――即ち契約について取材し、記事にした。
極めて個人的な内容も含まれるため、取材を快く受けてくれたハンター達に敬意を表するためにも、匿名性の高い記事になっている。
それでも、読者諸君らの知的好奇心をくすぐるに違いない。
何より――この世界の守護者であり、反抗の象徴である覚醒者達の物語だ。
未来の英雄達の、始まりの物語。
心行くままにに、お楽しみあれ。
―『未来の英雄達、その回顧録』序文―
●
親愛なる読者諸君。再びこの序文を掲載出来たことを嬉しく思う。
幸いにしてこの企画は上層部の覚え目出度く、企画継続の誉れを頂いており、さらに二度に渡って記事とした。
その後は王国内で騒動が続き、中々記事とすることは出来なかった。
道行く諸君らの声を聞く限りにおいても、やはり希求されているのは――What's happened.それに尽きた。
とはいえ、だ。
事件は収束した。してしまった。亜人騒動は加速度的に収束に向かい、同時に、王国の大敵である黒大公ベリアルの側近、クラベルの討伐の報せが王家より正式に成された。そのことは、先だっての『号外』にて詳しい。
……筆者自身としては、より踏み込んだ取材をしたい所ではあるのだが、生憎聖堂教会に睨まれている身の上であるからして、自重する旨を上司から頂戴したため、涙を呑んで最前線から退いたのである。
勤め人の立場は何時だって弱い。
さて。過日の記事をご覧になられた読者諸君に於いては、その中で多大なる尽力を果たした者達の存在について、お気づきになられた者も多いことと思う。
そう。ハンターだ。
ハンターズソサエティに覚醒者が増えたのが昨年の六月であったことを思えば、その躍進ぶりたるや目を見張るものがある。今回の騒動の中でも、一部のハンターには王家から直々に勲章も授与される事となっているようだ。
――そして、それ故に筆者に改めて声が掛かったのだ。
改めて、記させて頂こう。
この世界の守護者であり、反抗の象徴である覚醒者達の物語。
未来の英雄達の、始まりの物語。
心行くままにに、お楽しみあれ、と。
『賢明なる読者諸君には既知の事柄に過ぎるため、是より先は全て、自己満足の為の駄文に過ぎぬ。
しばしお付き合い願いたい。
グラムヘイズ王国で、庶民の娯楽として広く愛されているものを一つ挙げるとなると……さて、何を挙げるだろうか。
ある者は、劇場での観劇というかもしれない。またある者は、酒場で耳にする吟遊詩人の詩歌というかもしれない。
文化を愛する心。嗚呼、素晴らしい事だ。文化的素養は人生を豊かにする。
さて。賢明なる読者諸君。あなた方なら、きっとこういうことだろう。
たとえどれだけ下劣でも、どれだけ愚昧でも、どれだけ低俗でも、どれだけ醜穢でも、どれだけ猥雑だとしても。
ヘルメス情報局の『号外』こそが我々の娯楽だ、と。
――勿論、我々の記事が斯様に下劣で愚昧で低俗で醜穢で猥雑であるというのは仮定に過ぎない事もまた、賢明なる読者諸君ならご理解いただける事と思う』
●
昨今、サルヴァトーレ・ロッソなる紅い方舟の出現に呼応するように登録されたハンターの数が激増している。
覚醒者とは、何か。
覚醒者とは一定量以上のマテリアルを保有し、それを任意で行使出来る者を指す。
通常であれば、素養のあるものが覚醒者の高み――それすらも常人には計り知れない程の高みなのだ――に至るためには、筆舌に尽くし難い修練を要する。
そのため、現在は精霊との契約により、短期間で覚醒者に至る方法論が採択されている。
人の身で、精霊に触れる。
――そのことが何を意味するかは、触れた者にしか分かるまい。
読者諸君の中には、その邂逅について既に聞いたことがある者もいるかもしれない。筆者もその一人だ。
「もう一人の自分が、語りかけてきた」
そんな話を耳にした事がある。
今回、当情報局では精霊との接触――即ち契約について取材し、記事にした。
極めて個人的な内容も含まれるため、取材を快く受けてくれたハンター達に敬意を表するためにも、匿名性の高い記事になっている。
それでも、読者諸君らの知的好奇心をくすぐるに違いない。
何より――この世界の守護者であり、反抗の象徴である覚醒者達の物語だ。
未来の英雄達の、始まりの物語。
心行くままにに、お楽しみあれ。
―『未来の英雄達、その回顧録』序文―
●
親愛なる読者諸君。再びこの序文を掲載出来たことを嬉しく思う。
幸いにしてこの企画は上層部の覚え目出度く、企画継続の誉れを頂いており、さらに二度に渡って記事とした。
その後は王国内で騒動が続き、中々記事とすることは出来なかった。
道行く諸君らの声を聞く限りにおいても、やはり希求されているのは――What's happened.それに尽きた。
とはいえ、だ。
事件は収束した。してしまった。亜人騒動は加速度的に収束に向かい、同時に、王国の大敵である黒大公ベリアルの側近、クラベルの討伐の報せが王家より正式に成された。そのことは、先だっての『号外』にて詳しい。
……筆者自身としては、より踏み込んだ取材をしたい所ではあるのだが、生憎聖堂教会に睨まれている身の上であるからして、自重する旨を上司から頂戴したため、涙を呑んで最前線から退いたのである。
勤め人の立場は何時だって弱い。
さて。過日の記事をご覧になられた読者諸君に於いては、その中で多大なる尽力を果たした者達の存在について、お気づきになられた者も多いことと思う。
そう。ハンターだ。
ハンターズソサエティに覚醒者が増えたのが昨年の六月であったことを思えば、その躍進ぶりたるや目を見張るものがある。今回の騒動の中でも、一部のハンターには王家から直々に勲章も授与される事となっているようだ。
――そして、それ故に筆者に改めて声が掛かったのだ。
改めて、記させて頂こう。
この世界の守護者であり、反抗の象徴である覚醒者達の物語。
未来の英雄達の、始まりの物語。
心行くままにに、お楽しみあれ、と。
解説
●目的
精霊との契約時(つまりハンターになった時のこと)を記事にする。
●解説
ハンターズギルドでハンターに登録する際、覚醒者になるための契約を精霊とした時の事を記事にします。
貴方の個人的な体験でも構いませんし、(RP的な意味で)捏造でも構いません。
それらを、一人称視点で記事にします。
どういった形態のものでも構いませんが、例えば、イメージノベルでは「もう一人の自分が語りかけてきた」シーンが描かれています。
(※必要時イメージノベルを参照してください)
事象として存在しえないものや、整合性、あるいは世界観的な理由で具体的な名称を添えられない場合などは記述を曖昧にするか、省略する事もありえます。
勿論、基本的には号外の記事として記載されるものなので、フィクションとして幅が設けられます。
また、リアルブルーにおける固有名詞は適宜脚注が添えられるものとします。(本文中には記載されません)
●補足
・ヘルメス情報局について
王国最大の新聞社であり、その支局が国内の各都市にある。
他国には支局を置けていない為、他国の情報はイマイチだが、国内に関してはそこそこの確度を誇る。
日刊紙もあるが号外紙の方が庶民受けは良い。王国民であれば知らぬ者はいない程度の新聞社である。
→記事は王国全土に配られます。
●参考
▽過去の依頼
【王国始動】未来の英雄達、その回顧録
(http://www.wtrpg10.com/scenario/detail/111)
他、同系統シナリオ。
精霊との契約時(つまりハンターになった時のこと)を記事にする。
●解説
ハンターズギルドでハンターに登録する際、覚醒者になるための契約を精霊とした時の事を記事にします。
貴方の個人的な体験でも構いませんし、(RP的な意味で)捏造でも構いません。
それらを、一人称視点で記事にします。
どういった形態のものでも構いませんが、例えば、イメージノベルでは「もう一人の自分が語りかけてきた」シーンが描かれています。
(※必要時イメージノベルを参照してください)
事象として存在しえないものや、整合性、あるいは世界観的な理由で具体的な名称を添えられない場合などは記述を曖昧にするか、省略する事もありえます。
勿論、基本的には号外の記事として記載されるものなので、フィクションとして幅が設けられます。
また、リアルブルーにおける固有名詞は適宜脚注が添えられるものとします。(本文中には記載されません)
●補足
・ヘルメス情報局について
王国最大の新聞社であり、その支局が国内の各都市にある。
他国には支局を置けていない為、他国の情報はイマイチだが、国内に関してはそこそこの確度を誇る。
日刊紙もあるが号外紙の方が庶民受けは良い。王国民であれば知らぬ者はいない程度の新聞社である。
→記事は王国全土に配られます。
●参考
▽過去の依頼
【王国始動】未来の英雄達、その回顧録
(http://www.wtrpg10.com/scenario/detail/111)
他、同系統シナリオ。
マスターより
お世話になっております、ムジカ・トラスです。
久方ぶりの、キャラ語り依頼です。大きめの連動が続いてきた中での息抜きに、是非ご利用くださいませ。
久方ぶりの、キャラ語り依頼です。大きめの連動が続いてきた中での息抜きに、是非ご利用くださいませ。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/07 04:22