ゲスト
(ka0000)
【節V】友チョコ作ろう!
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/02/20 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/03/05 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
『突然だけど、今年のヴァレンタインデーを再開する!』
『『『な、なんだってー!!!』』』
●
カカオ減産、そして高騰に伴うチョコレートの供給危機を前に、ハンターズソサエティのショップ店員シルキー・アークライトが敗北し、ソサエティショップ史上初のチョコレート販売停止がなされた事は記憶に新しい。
アカシラが偶さかカカオ豆の原生地を知っていた事から、突如として執り行われることとなった【長江】への進撃は、破竹の勢いを見せた。実に百名を超えるハンター達による怒涛の侵攻に、現地の歪虚達は手も足も出なかった。結果として、ハンター達は東方の支配地域に食い込み、西方へのカカオの供給を回復させしめたのである。
東方での争乱は、西方へも確かな影響を与えていた。西方に溜めこまれていたたカカオ豆は値下がりを免れず、爆発的な勢いで在庫が掃きだされることとなったのだ。カカオ豆は徐々に適正価格に近付いて行き――ついに、チョコレートの流通が、回復したのである。
バレンタインデーというハートウォーミングでキャッチ―なイベントを前にして届いた朗報に、市井には喜びの声が溢れたという。
尤も、裏方は血の涙を流しているかもしれないのだが。
●
――まあそんな大人の事情も、子どもには分からない。
リゼリオの中心街から少し外れたところにある『ヤマシナ学院』は、文字通り子どもたちのための学舎だ。
そこに通う生徒達は純粋にチョコレートの販売再開を喜んでいる。
何しろ子どもだ。
お八つにチョコレートなんて、なんて幸せなのだろう!
「そういえばバレンタインって、何かプレゼントするの?」
とあるクラスの一人がそんなことを言い出した。むろんそんなことを言うのは女子である。
「うーん、決めてないけど」
「あたしは隣のクラスの――」
「あ、私だって彼にはチョコあげたいのに」
女子の会話。バレンタイン。
なんだかふわふわして、それでいて心地よい。
「それもいいけど、友チョコとかも作りたいよね」
「ともちょこ?」
尋ねたのはファナ(kz176)である。性別不詳、記憶喪失、十代前半のファナにとっては興味のある単語である。
「あ、ファナちゃんは友チョコ知らないのかぁ」
「フツーは女の子同士であげるチョコのことを指すかな? 本命でも義理でもなくて、友達にあげるチョコだから」
なるほど。バレンタインという行事については知っていたけれど、教わって妙に納得した。
「じゃあ、みんなでチョコ作りしない?」
ファナは思わずそう言っていた。
「あ、いいなあ! それなら先生に調理室借りれるか聞いてくる!」
「あと折角だし、今までお世話になったハンターさんも誘いたいよね? ハンターさんも友チョコ作りたいかも知れないし!」
子どもの考えそうなことだ。
だけれど、その純粋さは確かにみんなを動かすのである。
その結果――数日後、友チョコ作り大会が開催されることに相成った。
●
『突然だけど、今年のヴァレンタインデーを再開する!』
『『『な、なんだってー!!!』』』
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カカオ減産、そして高騰に伴うチョコレートの供給危機を前に、ハンターズソサエティのショップ店員シルキー・アークライトが敗北し、ソサエティショップ史上初のチョコレート販売停止がなされた事は記憶に新しい。
アカシラが偶さかカカオ豆の原生地を知っていた事から、突如として執り行われることとなった【長江】への進撃は、破竹の勢いを見せた。実に百名を超えるハンター達による怒涛の侵攻に、現地の歪虚達は手も足も出なかった。結果として、ハンター達は東方の支配地域に食い込み、西方へのカカオの供給を回復させしめたのである。
東方での争乱は、西方へも確かな影響を与えていた。西方に溜めこまれていたたカカオ豆は値下がりを免れず、爆発的な勢いで在庫が掃きだされることとなったのだ。カカオ豆は徐々に適正価格に近付いて行き――ついに、チョコレートの流通が、回復したのである。
バレンタインデーというハートウォーミングでキャッチ―なイベントを前にして届いた朗報に、市井には喜びの声が溢れたという。
尤も、裏方は血の涙を流しているかもしれないのだが。
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――まあそんな大人の事情も、子どもには分からない。
リゼリオの中心街から少し外れたところにある『ヤマシナ学院』は、文字通り子どもたちのための学舎だ。
そこに通う生徒達は純粋にチョコレートの販売再開を喜んでいる。
何しろ子どもだ。
お八つにチョコレートなんて、なんて幸せなのだろう!
「そういえばバレンタインって、何かプレゼントするの?」
とあるクラスの一人がそんなことを言い出した。むろんそんなことを言うのは女子である。
「うーん、決めてないけど」
「あたしは隣のクラスの――」
「あ、私だって彼にはチョコあげたいのに」
女子の会話。バレンタイン。
なんだかふわふわして、それでいて心地よい。
「それもいいけど、友チョコとかも作りたいよね」
「ともちょこ?」
尋ねたのはファナ(kz176)である。性別不詳、記憶喪失、十代前半のファナにとっては興味のある単語である。
「あ、ファナちゃんは友チョコ知らないのかぁ」
「フツーは女の子同士であげるチョコのことを指すかな? 本命でも義理でもなくて、友達にあげるチョコだから」
なるほど。バレンタインという行事については知っていたけれど、教わって妙に納得した。
「じゃあ、みんなでチョコ作りしない?」
ファナは思わずそう言っていた。
「あ、いいなあ! それなら先生に調理室借りれるか聞いてくる!」
「あと折角だし、今までお世話になったハンターさんも誘いたいよね? ハンターさんも友チョコ作りたいかも知れないし!」
子どもの考えそうなことだ。
だけれど、その純粋さは確かにみんなを動かすのである。
その結果――数日後、友チョコ作り大会が開催されることに相成った。
解説
一言で言うと、友チョコを作ろうぜ!と言う依頼です。
むろん本命を作りたければそれでもいいですが、抜け駆けと思われるかも知れませんのでご注意を。
会場となるヤマシナ学院はリアルブルー出身の子どもが多い学校です。リベラルな校風で、さまざまなチャレンジをしていることでも知られています。
材料のほうはラッピング道具も含め、基本的に学校側で準備済。
バレンタインを楽しみにしていた女子生徒を中心に、男子生徒も何人か混じっていたりするのもご愛敬。
また、ファナも今回は作り手として参加します。
基本的に子どもたちのチョコ作りですので、手の込んだモノはないと思ってかまいません。
また、ときどき危なっかしい手つきの子どももいるでしょうから、手伝ってあげてください。
調理が終わったらみんなで試食です。
美味しいチョコは出来ているでしょうか?
皆さんのご参加お待ちしています。
むろん本命を作りたければそれでもいいですが、抜け駆けと思われるかも知れませんのでご注意を。
会場となるヤマシナ学院はリアルブルー出身の子どもが多い学校です。リベラルな校風で、さまざまなチャレンジをしていることでも知られています。
材料のほうはラッピング道具も含め、基本的に学校側で準備済。
バレンタインを楽しみにしていた女子生徒を中心に、男子生徒も何人か混じっていたりするのもご愛敬。
また、ファナも今回は作り手として参加します。
基本的に子どもたちのチョコ作りですので、手の込んだモノはないと思ってかまいません。
また、ときどき危なっかしい手つきの子どももいるでしょうから、手伝ってあげてください。
調理が終わったらみんなで試食です。
美味しいチョコは出来ているでしょうか?
皆さんのご参加お待ちしています。
マスターより
こんにちは、四月朔日です。
少しタイミング遅くなりましたが【節V】の依頼となります。
と言っても作るのは友チョコメイン。
なお、ファナ(kz0176)がNPCとして登録されました。
学院の依頼にはちょこちょこでてくると思いますのでよろしくお願いします。
では、楽しみにしております。
少しタイミング遅くなりましたが【節V】の依頼となります。
と言っても作るのは友チョコメイン。
なお、ファナ(kz0176)がNPCとして登録されました。
学院の依頼にはちょこちょこでてくると思いますのでよろしくお願いします。
では、楽しみにしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/02/26 06:17