ゲスト
(ka0000)
料理人ハンター、海へ行く
マスター:藤城とーま

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/26 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/09/04 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●料理人でもありハンターでもある
辺境での調査を終えて数日後。
「あの、やめてください……そういうの僕困るんです」
シアン・アルト=ヴァーリは、中年男性に絡まれていた。
心なし、というかかなり困っているようだ。
「いいだろ、シアン君。君を気に入ったんだ……是非その素質を開花して頑張ってほしい」
熱っぽくシアンを説得して『報酬は弾むよ』と告げた、髪が全体的に後退しつつある小太りの男性……。
……ここまで見て、うっかり『ウホッ』を感じて回れ右をしそうになった人も多いだろうが、もう少しだけ見守ってあげてほしい。
「ほ、報酬は嬉しいですけど、でも1人は……」
「おじさんのほうから、ハンターズソサエティに依頼を張り出すからさ、ね? 辺境ってあんまり漁師いないじゃない。どんなものが採れるかも知らないけどさ」
依頼の話であったようだ。しかし、シアンの表情は暗い。
「その、恥ずかしながら僕はまだ、辺境周辺の地理すらおぼつかなくて……」
「男は逞しく育たなければならないからな! 君のような若者は、崖から突き落としても這い上がってくるような逞しさを持たなければいけないんだ」
何か少し違う気もするが、依頼を出してくれるというこの男性……シアンが世話になっている商人である。
シアンが『小麦粉を多めに(安く)欲しい』と言ったため、条件として『うまいものレシピ』を作成するよう交渉材料として出されたのだ。
「魚料理が食べたいんだ。川ではなく海で採れたもの。最近海岸付近は物騒だから、ハンターの料理人ならピッタリだろう。楽しみだねえ」
「まだ一人前ではなくて、料理は僕の勉強みたいなもので……」
「でも、作れるんだろう? そういう感じで頼むよ、ひとつ」
小麦粉も譲るし、報酬も払う。互いに何か悪い事があるのか、と言いたげな商人。
シアンとしても、小麦粉はパンを作成する以外に豊富な用途がある。
だが、1人で行くというわけではないのであれば――確かに安心感は違うと思うのだが。
「……本当に都合してくれますか?」
「シアン君が頑張ってくれればね!」
ニコニコと微笑む商人にはかなわず、わかりましたとシアンは頷き……共に手伝ってくれる仲間を求め、ハンターズソサエティへと向かった。
●ハンターオフィスにて
「ワイルドに行くぜ……海岸で食材を得る簡単なお仕事♪ 本格料理人シアンと共に海で採る! 作る! 報酬アリ★あなたのお財布をしっかりホールド……って、何だよこれっ!」
恐ろしいまでの胡散臭さに、シアンが青ざめるまで時間は必要なかった。
「僕本格料理人じゃないし、ワイルドじゃないんだけど……ちゃっかり名前載ってるし……」
もう帰りたい。そんな気分にさせる依頼だった。
「あ、シアンさーん! 依頼の準備できてますよー! シアンさーん! 」
ハンターオフィス中に聞こえるような大声で、シアンを呼ぶ受付職員。誰しもが彼の方を注目している。
「ああ……そんなに大きな声で呼ばないでよ……恥ずかしいから!」
穴があったら入りたい気持ちのまま、シアンは依頼参加の署名をし、近くの椅子に力なく座った。
「……釣りとか採取とか、料理とか上手な人もいるといいなあ……」
●料理人でもありハンターでもある
辺境での調査を終えて数日後。
「あの、やめてください……そういうの僕困るんです」
シアン・アルト=ヴァーリは、中年男性に絡まれていた。
心なし、というかかなり困っているようだ。
「いいだろ、シアン君。君を気に入ったんだ……是非その素質を開花して頑張ってほしい」
熱っぽくシアンを説得して『報酬は弾むよ』と告げた、髪が全体的に後退しつつある小太りの男性……。
……ここまで見て、うっかり『ウホッ』を感じて回れ右をしそうになった人も多いだろうが、もう少しだけ見守ってあげてほしい。
「ほ、報酬は嬉しいですけど、でも1人は……」
「おじさんのほうから、ハンターズソサエティに依頼を張り出すからさ、ね? 辺境ってあんまり漁師いないじゃない。どんなものが採れるかも知らないけどさ」
依頼の話であったようだ。しかし、シアンの表情は暗い。
「その、恥ずかしながら僕はまだ、辺境周辺の地理すらおぼつかなくて……」
「男は逞しく育たなければならないからな! 君のような若者は、崖から突き落としても這い上がってくるような逞しさを持たなければいけないんだ」
何か少し違う気もするが、依頼を出してくれるというこの男性……シアンが世話になっている商人である。
シアンが『小麦粉を多めに(安く)欲しい』と言ったため、条件として『うまいものレシピ』を作成するよう交渉材料として出されたのだ。
「魚料理が食べたいんだ。川ではなく海で採れたもの。最近海岸付近は物騒だから、ハンターの料理人ならピッタリだろう。楽しみだねえ」
「まだ一人前ではなくて、料理は僕の勉強みたいなもので……」
「でも、作れるんだろう? そういう感じで頼むよ、ひとつ」
小麦粉も譲るし、報酬も払う。互いに何か悪い事があるのか、と言いたげな商人。
シアンとしても、小麦粉はパンを作成する以外に豊富な用途がある。
だが、1人で行くというわけではないのであれば――確かに安心感は違うと思うのだが。
「……本当に都合してくれますか?」
「シアン君が頑張ってくれればね!」
ニコニコと微笑む商人にはかなわず、わかりましたとシアンは頷き……共に手伝ってくれる仲間を求め、ハンターズソサエティへと向かった。
●ハンターオフィスにて
「ワイルドに行くぜ……海岸で食材を得る簡単なお仕事♪ 本格料理人シアンと共に海で採る! 作る! 報酬アリ★あなたのお財布をしっかりホールド……って、何だよこれっ!」
恐ろしいまでの胡散臭さに、シアンが青ざめるまで時間は必要なかった。
「僕本格料理人じゃないし、ワイルドじゃないんだけど……ちゃっかり名前載ってるし……」
もう帰りたい。そんな気分にさせる依頼だった。
「あ、シアンさーん! 依頼の準備できてますよー! シアンさーん! 」
ハンターオフィス中に聞こえるような大声で、シアンを呼ぶ受付職員。誰しもが彼の方を注目している。
「ああ……そんなに大きな声で呼ばないでよ……恥ずかしいから!」
穴があったら入りたい気持ちのまま、シアンは依頼参加の署名をし、近くの椅子に力なく座った。
「……釣りとか採取とか、料理とか上手な人もいるといいなあ……」
解説
■概要
シアンと共に辺境の海へと行き、食材の入手や調理などを行ってください。
ノアーラ・クンタウより馬車でガタゴト2日ほど行った場所に海があります。
比較的採取をしやすい海岸付近へ行く予定。
今回は戦闘はありません。
海岸の周囲には砂浜と小さな岩場、草むらがあります。
■NPC情報
シアン・アルト=ヴァーリ (18歳)
クラスは闘狩人。同盟の出身で、実家は料理屋を営んでいるらしい。
金髪黒目。辺境の食事情を変えるという野望を持ちながら、まずは一人前の料理人となるための勉強をしているらしい。
「シアン」でも「アルト」でも「ヴァーリ」でも反応する。
シアンと共に辺境の海へと行き、食材の入手や調理などを行ってください。
ノアーラ・クンタウより馬車でガタゴト2日ほど行った場所に海があります。
比較的採取をしやすい海岸付近へ行く予定。
今回は戦闘はありません。
海岸の周囲には砂浜と小さな岩場、草むらがあります。
■NPC情報
シアン・アルト=ヴァーリ (18歳)
クラスは闘狩人。同盟の出身で、実家は料理屋を営んでいるらしい。
金髪黒目。辺境の食事情を変えるという野望を持ちながら、まずは一人前の料理人となるための勉強をしているらしい。
「シアン」でも「アルト」でも「ヴァーリ」でも反応する。
マスターより
料理シナリオ。息抜きがてら愉しんでみてくださいっ。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/09/02 00:45
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 伊出 陸雄(ka0249) 人間(リアルブルー)|26才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/08/26 07:32:04 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/21 11:20:41 |