ゲスト
(ka0000)
聖地に戻ってきたならば…?
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/05/21 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/06/04 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
辺境での戦いは、いまは小康状態になっている。
それまで身を潜めていた辺境の民も、少しずつ自分たちのあるべき場所へ戻っていった。
それは聖地の巫女も例外ではない。
歪虚王の侵攻を受けて一時は幻獣の森やリゼリオへ避難していたのだが、歪虚王の撤退を受けて巫女達も徐々に聖地へ戻ってきた。幸い、歪虚達はノアーラ・クンタウへ真っ直ぐ侵攻した為、聖地が占拠される事はなかったのだが――
●
「きゅー!」
「きゅー!」
――大霊堂に戻ってきた巫女たちは、驚くべき光景を目にしていた。
それは、あの自称幻獣王・チューダによく似た、しかし一回りほど小さな個体の幻獣達が、大霊堂をおろおろと彷徨っている姿である。
もともとチューダという存在は、キューソという種の幻獣から大幻獣になったという話は聞いていた。しかし、そのキューソという種にお目にかかることはついぞなかったことなのだ。
「ははっ、こりゃあたまげたね。チューダがいなくなって、あたしらもいなくなって、不安で表に出てきちまったんだろうね」
大霊堂でもっとも発言力を持つ大巫女が、愉快そうに笑ってみせる。大巫女の話によれば、キューソという種は元もとこの聖地の隅のほうに群れを作っていたのだという。その中で強大なマテリアルを手に入れ、大幻獣となったのがあのチューダである。
つまりチューダという存在はたしかにキューソという種の間においては紛れもない王であったのだ。
「もっとも、キューソ自体は随分数も減っちまったし、この聖地の片隅で何とかやりくりしていたって話だがね」
そしてその幻獣王チューダは今、北の地にいる。
きっとこの聖地の要たる巫女と、自分たちのリーダーとも言えるチューダの存在が一時的にもいなくなってしまったことによって、不安に駆られたキューソ達が表に出てきてしまったのだろう。
「あたしらは聖地の片付けをしなきゃなんないけれど、このキューソの世話までは流石に難しいねぇ。ここはやっぱり、ハンターにも頼むかねぇ」
大巫女はそう言うと、にかっと笑った。
「リムネラの話も聞きたいもんだ。最近あの子も元気にしているかねぇ……」
その眼差しは、優しい母を思わせた。
●
辺境での戦いは、いまは小康状態になっている。
それまで身を潜めていた辺境の民も、少しずつ自分たちのあるべき場所へ戻っていった。
それは聖地の巫女も例外ではない。
歪虚王の侵攻を受けて一時は幻獣の森やリゼリオへ避難していたのだが、歪虚王の撤退を受けて巫女達も徐々に聖地へ戻ってきた。幸い、歪虚達はノアーラ・クンタウへ真っ直ぐ侵攻した為、聖地が占拠される事はなかったのだが――
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「きゅー!」
「きゅー!」
――大霊堂に戻ってきた巫女たちは、驚くべき光景を目にしていた。
それは、あの自称幻獣王・チューダによく似た、しかし一回りほど小さな個体の幻獣達が、大霊堂をおろおろと彷徨っている姿である。
もともとチューダという存在は、キューソという種の幻獣から大幻獣になったという話は聞いていた。しかし、そのキューソという種にお目にかかることはついぞなかったことなのだ。
「ははっ、こりゃあたまげたね。チューダがいなくなって、あたしらもいなくなって、不安で表に出てきちまったんだろうね」
大霊堂でもっとも発言力を持つ大巫女が、愉快そうに笑ってみせる。大巫女の話によれば、キューソという種は元もとこの聖地の隅のほうに群れを作っていたのだという。その中で強大なマテリアルを手に入れ、大幻獣となったのがあのチューダである。
つまりチューダという存在はたしかにキューソという種の間においては紛れもない王であったのだ。
「もっとも、キューソ自体は随分数も減っちまったし、この聖地の片隅で何とかやりくりしていたって話だがね」
そしてその幻獣王チューダは今、北の地にいる。
きっとこの聖地の要たる巫女と、自分たちのリーダーとも言えるチューダの存在が一時的にもいなくなってしまったことによって、不安に駆られたキューソ達が表に出てきてしまったのだろう。
「あたしらは聖地の片付けをしなきゃなんないけれど、このキューソの世話までは流石に難しいねぇ。ここはやっぱり、ハンターにも頼むかねぇ」
大巫女はそう言うと、にかっと笑った。
「リムネラの話も聞きたいもんだ。最近あの子も元気にしているかねぇ……」
その眼差しは、優しい母を思わせた。
解説
諸々の作戦で一時退避していた聖地に巫女たちが戻ってきたら、幻獣「キューソ」がおろおろと彷徨っていた――と言う、状況です。
巫女たちは基本的にもとの生活に戻ることを優先したい為、片付けなどの作業を行ないますが、キューソたちを何とかなだめる術までは思い至っておらず、結果としてハンターズソサエティに彼らをなだめる為の人員を要望することになりました。
キューソ:幻獣の一種。チューダよりは一回りくらい小さい程度の、ハムスター型の幻獣。チューダはこの中でも特に膨大なマテリアルを持った個体であり、実質的なキューソ達のリーダー格である。(なお現在チューダは聖地を留守にしています)
ちなみにキューソは人語を話すことは出来ない。表情などでこちらの感情を把握することは可能。
大霊堂のあちこちをうろちょろしているキューソたちを一所にまとめて、なだめてあげて下さい。
むしろもふもふの身体を撫でて、自分たちも癒やされる……という方針でもまったく問題ありません。
なお、聖地の機能は思っているほど低下していません。本棚や書物、生活空間などにダメージはありますが、奇跡的に東方との簡易転移門はほとんど被害を受けていません。
ちなみに、人の多い場所で幻獣と触れあう機会は滅多にありません。
折角の機会ですし、皆さんももふもふを堪能……もとい、キューソ達とコミュニケーションしたりして楽しみませんか?
皆様の心温まるプレイング、お待ちしております。
巫女たちは基本的にもとの生活に戻ることを優先したい為、片付けなどの作業を行ないますが、キューソたちを何とかなだめる術までは思い至っておらず、結果としてハンターズソサエティに彼らをなだめる為の人員を要望することになりました。
キューソ:幻獣の一種。チューダよりは一回りくらい小さい程度の、ハムスター型の幻獣。チューダはこの中でも特に膨大なマテリアルを持った個体であり、実質的なキューソ達のリーダー格である。(なお現在チューダは聖地を留守にしています)
ちなみにキューソは人語を話すことは出来ない。表情などでこちらの感情を把握することは可能。
大霊堂のあちこちをうろちょろしているキューソたちを一所にまとめて、なだめてあげて下さい。
むしろもふもふの身体を撫でて、自分たちも癒やされる……という方針でもまったく問題ありません。
なお、聖地の機能は思っているほど低下していません。本棚や書物、生活空間などにダメージはありますが、奇跡的に東方との簡易転移門はほとんど被害を受けていません。
ちなみに、人の多い場所で幻獣と触れあう機会は滅多にありません。
折角の機会ですし、皆さんももふもふを堪能……もとい、キューソ達とコミュニケーションしたりして楽しみませんか?
皆様の心温まるプレイング、お待ちしております。
マスターより
こんにちは、四月朔日です。
「そういえば聖地は無事だろうか」と思っていた方、ご安心下さい。
大巫女を初め、皆元気に戻ってきています。
そしてキューソです。
今までも名前はほんのりでていたかと思いますが、本格的な登場はほぼ初めてではないでしょうか?(幻獣王は除く)
折角なので、もふもふもふもふしてしまいましょう。
では参加、お待ちしております。
「そういえば聖地は無事だろうか」と思っていた方、ご安心下さい。
大巫女を初め、皆元気に戻ってきています。
そしてキューソです。
今までも名前はほんのりでていたかと思いますが、本格的な登場はほぼ初めてではないでしょうか?(幻獣王は除く)
折角なので、もふもふもふもふしてしまいましょう。
では参加、お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/05/30 22:04