ゲスト
(ka0000)
【闘祭】最強酔剣士きめるで!
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在13人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/06/05 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/06/19 19:00
オープニング
「うわあ、これが『アブサン』?」
街角屋台「Pクレープ」の南那初華(kz0135)が、グラスの中の緑色をした酒に目を輝かせた。
「そう。とっても強いお酒だからこうやって薄めて飲むんだ」
一緒にいるPクレープのオーナーでポルカ商会の太っちょ一人息子、ポルテはそう言ってグラスにスプーンを渡すと角砂糖をのせてアブサンを垂らした。そしてたっぷりとアブサンを含み溶けてきた砂糖に火をつける。
――ぼっ。
「わっ!」
何をするんだろうと覗き込んでいた初華、スプーンの上の酒に火がついたことにびっくりした。
「このくらい強いお酒なんだよ」
ポルテ、そう説明して水を垂らし火を消す。消火と同時にグラスの中の酒を割り癖の強い味に甘味を加えているのだ。緑色の酒がたちまち白くなる。
「こうして水割りにしてもキツイお酒だから気をつけてね」
「でも……Pクレープじゃ取り扱わないんでしょう? どうしてこんなもの……」
「冒険都市リゼリオで武闘大会があるんだけど、その前の催しで珍しくて強いお酒が必要だってことになったんだ。しかも一定量。で、ウチみたいな小さな商会も一枚かむことができたんだ」
リゼリオで何があったかというと……。
「なに、武闘大会?」
荒くれ者の集まる、リゼリオ某所の酒場でそんな声。
どうやらハンター同士で戦う武闘大会の準備がハンターズソサエティの方で進んでいるらしい。
「そんなもんせぇへんでもこのワイが一番強いに決まっとるやん」
客たちの酒は進んでいる。ノリよくそんな冗談を言いつつ酒をぐびりとあおる姿がちらほら。
「なぁにいっちゃんでぇ、一番はこの俺にきまってらぁ」
別のテーブルの者にそう言って酒を飲む姿も。すっかり酒場の話題になっている。
「はっはぁ、言うだけはタダだからなぁ」
別のテーブルからの返しもノリよく、ぐびり。
危うさもはらむ話題だが、場は荒れない。どうしようもない飲兵衛たちであるようだが、酒を飲んで口論になり場が荒れることのないよう、みな心得ているのだ。
しかし。
「ま、酒飲んで戦うんなら俺が一番だがな。ははっ」
誰かの言ったこの一言が余計だった。
――がた……。
「なんだと? 酒飲んで……誰が一番だ?」
――がたがた……。
「そりゃあ聞き捨てならんなぁ。酒抜きで誰が強くても知りゃしねぇが、酒飲んで戦うなら話ゃ別だ」
たちまち数人の客が立ち上がったッ!
「酒にめっぽう強くて戦っても強い、なんか文句あるか?」
最初の男、ぐびり、と受けて立つ姿勢。顎をしゃくったのは「お前らも飲め、話はそれからだ」ということか。
「あったりめぇだ」
「酔えば酔うほどに強くなる、ってなぁ」
ぐびり、ぐびりとやってからいきり立つ。すでに臨戦態勢だ。
立ち上がった者たち、物凄いにらみ合い。凄まじい殺気が走る!
――がたがたっ!
「待った! その勝負、わしら酒販商人が預かったっ!」
「数日もらえりゃ世界中から強い酒を集めて来る。それ飲んで戦って勝った者が酒も強くて剣も強い、最強の酔剣士ということでどうだ?」
「何、世界中から強い酒?」
ぎろり、と一斉に視線が集まった。飲兵衛たちにとても利くフレーズだったようで。
とにかくこうして店内での惨劇は回避された。
「で、武闘大会の前に『最強酔剣士決定戦』をすることになったわけ?」
何その展開、普通に最強決めればいいじゃない、と初華。
「酒飲みはそんなものみたいですから。で、商人としては決定戦を見に来る客に酒を売って利益を出すことができるから大歓迎なんです」
「ふうん。でもよくお酒の納品仲間にはいれたね?」
「あ。大会の盛り上げには華が必要じゃない? 女性ハンターの参加者を最低一人は確保しなくちゃならなかったんだよ。で、その……ね、初華さん?」
「ほへ?」
憐れ、初華。
お酒が弱いのに参加が決定してしまった。
というわけで、我こそは「酒に強くて剣(拳)も強い」という大虎……もとい、猛者、求ム。
▽▽▽以下、大会概要▽▽▽
大会名:最強酔剣士決定戦
場所:リゼリオの某広場
内容:飲酒直後に戦う、近接戦闘メーンのバトルロイヤル
手順:戦う前に以下の十種類の酒のうち、五杯を選んで飲んで戦う(重複不可)。最後までダウン(10カウントノックアウト)せず立っていた者が勝者
酒の種類:
A…ゴースト・バーボン
B…ダービー・ウォッカ
C…マイルドスピリタス
D…ブランドル・ブランデー
E…ランダム・スコッチ
F…アブサン・フェニックス
G…ラム・ザ・ゴートゥヘル
H…コニャック・トリスメギストス
I…大吟醸「鬼嫁」
J…ストライク・スピリッツ
(※水で割るなどアルコール度を調節し銘柄で酩酊度を判断できないよう、オリジナルの名称となっている)
注意事項:観客を集めたショービジネスである旨を理解して参加すること。ショーを逸脱する攻撃などは禁止。同じ理由で範囲攻撃や遠距離攻撃は禁止。武器や防具は自由だが、観客に誤って危害を加えてしまわないもの限定。武器装備なしは戦意なしとして敗北扱いとなる
△△△大会概要、以上△△△
街角屋台「Pクレープ」の南那初華(kz0135)が、グラスの中の緑色をした酒に目を輝かせた。
「そう。とっても強いお酒だからこうやって薄めて飲むんだ」
一緒にいるPクレープのオーナーでポルカ商会の太っちょ一人息子、ポルテはそう言ってグラスにスプーンを渡すと角砂糖をのせてアブサンを垂らした。そしてたっぷりとアブサンを含み溶けてきた砂糖に火をつける。
――ぼっ。
「わっ!」
何をするんだろうと覗き込んでいた初華、スプーンの上の酒に火がついたことにびっくりした。
「このくらい強いお酒なんだよ」
ポルテ、そう説明して水を垂らし火を消す。消火と同時にグラスの中の酒を割り癖の強い味に甘味を加えているのだ。緑色の酒がたちまち白くなる。
「こうして水割りにしてもキツイお酒だから気をつけてね」
「でも……Pクレープじゃ取り扱わないんでしょう? どうしてこんなもの……」
「冒険都市リゼリオで武闘大会があるんだけど、その前の催しで珍しくて強いお酒が必要だってことになったんだ。しかも一定量。で、ウチみたいな小さな商会も一枚かむことができたんだ」
リゼリオで何があったかというと……。
「なに、武闘大会?」
荒くれ者の集まる、リゼリオ某所の酒場でそんな声。
どうやらハンター同士で戦う武闘大会の準備がハンターズソサエティの方で進んでいるらしい。
「そんなもんせぇへんでもこのワイが一番強いに決まっとるやん」
客たちの酒は進んでいる。ノリよくそんな冗談を言いつつ酒をぐびりとあおる姿がちらほら。
「なぁにいっちゃんでぇ、一番はこの俺にきまってらぁ」
別のテーブルの者にそう言って酒を飲む姿も。すっかり酒場の話題になっている。
「はっはぁ、言うだけはタダだからなぁ」
別のテーブルからの返しもノリよく、ぐびり。
危うさもはらむ話題だが、場は荒れない。どうしようもない飲兵衛たちであるようだが、酒を飲んで口論になり場が荒れることのないよう、みな心得ているのだ。
しかし。
「ま、酒飲んで戦うんなら俺が一番だがな。ははっ」
誰かの言ったこの一言が余計だった。
――がた……。
「なんだと? 酒飲んで……誰が一番だ?」
――がたがた……。
「そりゃあ聞き捨てならんなぁ。酒抜きで誰が強くても知りゃしねぇが、酒飲んで戦うなら話ゃ別だ」
たちまち数人の客が立ち上がったッ!
「酒にめっぽう強くて戦っても強い、なんか文句あるか?」
最初の男、ぐびり、と受けて立つ姿勢。顎をしゃくったのは「お前らも飲め、話はそれからだ」ということか。
「あったりめぇだ」
「酔えば酔うほどに強くなる、ってなぁ」
ぐびり、ぐびりとやってからいきり立つ。すでに臨戦態勢だ。
立ち上がった者たち、物凄いにらみ合い。凄まじい殺気が走る!
――がたがたっ!
「待った! その勝負、わしら酒販商人が預かったっ!」
「数日もらえりゃ世界中から強い酒を集めて来る。それ飲んで戦って勝った者が酒も強くて剣も強い、最強の酔剣士ということでどうだ?」
「何、世界中から強い酒?」
ぎろり、と一斉に視線が集まった。飲兵衛たちにとても利くフレーズだったようで。
とにかくこうして店内での惨劇は回避された。
「で、武闘大会の前に『最強酔剣士決定戦』をすることになったわけ?」
何その展開、普通に最強決めればいいじゃない、と初華。
「酒飲みはそんなものみたいですから。で、商人としては決定戦を見に来る客に酒を売って利益を出すことができるから大歓迎なんです」
「ふうん。でもよくお酒の納品仲間にはいれたね?」
「あ。大会の盛り上げには華が必要じゃない? 女性ハンターの参加者を最低一人は確保しなくちゃならなかったんだよ。で、その……ね、初華さん?」
「ほへ?」
憐れ、初華。
お酒が弱いのに参加が決定してしまった。
というわけで、我こそは「酒に強くて剣(拳)も強い」という大虎……もとい、猛者、求ム。
▽▽▽以下、大会概要▽▽▽
大会名:最強酔剣士決定戦
場所:リゼリオの某広場
内容:飲酒直後に戦う、近接戦闘メーンのバトルロイヤル
手順:戦う前に以下の十種類の酒のうち、五杯を選んで飲んで戦う(重複不可)。最後までダウン(10カウントノックアウト)せず立っていた者が勝者
酒の種類:
A…ゴースト・バーボン
B…ダービー・ウォッカ
C…マイルドスピリタス
D…ブランドル・ブランデー
E…ランダム・スコッチ
F…アブサン・フェニックス
G…ラム・ザ・ゴートゥヘル
H…コニャック・トリスメギストス
I…大吟醸「鬼嫁」
J…ストライク・スピリッツ
(※水で割るなどアルコール度を調節し銘柄で酩酊度を判断できないよう、オリジナルの名称となっている)
注意事項:観客を集めたショービジネスである旨を理解して参加すること。ショーを逸脱する攻撃などは禁止。同じ理由で範囲攻撃や遠距離攻撃は禁止。武器や防具は自由だが、観客に誤って危害を加えてしまわないもの限定。武器装備なしは戦意なしとして敗北扱いとなる
△△△大会概要、以上△△△
解説
ハンターズソサエティの武闘大会開催の機運が高まるリゼリオで始まってしまった「最強酔剣士決定戦」に出場してください。
OPに記載してある酒には、それぞれ以下のステータスが割り振られています。
・酩酊進行+9
・酩酊進行+5
・酩酊進行+4
・酩酊進行+3
・酩酊進行+2
・酩酊進行+1
・トラブルによる敗北決定(ズボンのベルトが外れるなど。酩酊進行度無視)
・直前に飲んだ酒の効果×2
・酩酊進行+1&「酩酊進行+1」の酒を飲んだ、もしくはその後に飲むと酩酊進行+15
・酩酊進行+5&「酩酊進行+2」の酒を飲んだ、もしくはその後に飲むと酩酊進行+9
プレイングの先頭には必ず、【】の中に5種類の酒(重複不可)のアルファベットを飲む順番に並べて記載してください。
例として、南那初華のプレイングを記載します。
【FGBAH】私、お酒弱いんだけど頑張る。怖いから長い剣で戦うね。ぶんぶん振り回して逃げ回るんだから。
ただし、初華はNPCなのでプレイングに関係なく一杯目の酒を飲んだところで倒れて退場します(酒がガチで強いことの演出)。
全員が5杯飲んだらスタート。
合計酩酊度が低く、敗北フラグのステータスを持つ酒を飲んでいないPCの中からレベルの一番高いPCが優勝する予定です(レベル補正については、酩酊度が少しの差で負けていてレベルで大差がある場合なら逆転できるという取り扱いになります)。
リプレイ描写は、合計酩酊度の順に決着がつくという形ではなく、プレイングと酩酊度によります。
なお、大会趣旨上「強いお酒を飲んでもなおかつ強い」というのが形式美として称賛されるべきなので、今回一番高い酩酊度の酒が公表されています。
F:アブサン・フェニックス=「酩酊進行+9」
です。
これを実際に飲む5杯に組み入れるか否かは自由です。
優勝者と最高酩酊度のPCには称号進呈で称えます。
※飲酒可能な年齢の方だけご参加ください。
OPに記載してある酒には、それぞれ以下のステータスが割り振られています。
・酩酊進行+9
・酩酊進行+5
・酩酊進行+4
・酩酊進行+3
・酩酊進行+2
・酩酊進行+1
・トラブルによる敗北決定(ズボンのベルトが外れるなど。酩酊進行度無視)
・直前に飲んだ酒の効果×2
・酩酊進行+1&「酩酊進行+1」の酒を飲んだ、もしくはその後に飲むと酩酊進行+15
・酩酊進行+5&「酩酊進行+2」の酒を飲んだ、もしくはその後に飲むと酩酊進行+9
プレイングの先頭には必ず、【】の中に5種類の酒(重複不可)のアルファベットを飲む順番に並べて記載してください。
例として、南那初華のプレイングを記載します。
【FGBAH】私、お酒弱いんだけど頑張る。怖いから長い剣で戦うね。ぶんぶん振り回して逃げ回るんだから。
ただし、初華はNPCなのでプレイングに関係なく一杯目の酒を飲んだところで倒れて退場します(酒がガチで強いことの演出)。
全員が5杯飲んだらスタート。
合計酩酊度が低く、敗北フラグのステータスを持つ酒を飲んでいないPCの中からレベルの一番高いPCが優勝する予定です(レベル補正については、酩酊度が少しの差で負けていてレベルで大差がある場合なら逆転できるという取り扱いになります)。
リプレイ描写は、合計酩酊度の順に決着がつくという形ではなく、プレイングと酩酊度によります。
なお、大会趣旨上「強いお酒を飲んでもなおかつ強い」というのが形式美として称賛されるべきなので、今回一番高い酩酊度の酒が公表されています。
F:アブサン・フェニックス=「酩酊進行+9」
です。
これを実際に飲む5杯に組み入れるか否かは自由です。
優勝者と最高酩酊度のPCには称号進呈で称えます。
※飲酒可能な年齢の方だけご参加ください。
マスターより
朝でも昼でもこんばんは、深夜真世です。
【闘祭】の前に飲兵衛たちが喧嘩を始めたのをきっかけに、こんな大会が先行して開かれることになりました。酒好きハンターさんや、酔えば酔うほどに強くなるハンターさんはぜひ参加して雌雄を決してください。
ただし、特別ルールの通りにガチで判定するため「酒を飲んで戦うと負けないというキャラ設定を崩したくない」という人は注意してください。
また、PC設定上勝ちたくない人は「ギブアップ希望」とプレイングに記載を。
深夜は酒には詳しくないので、酒の名称などは適当に。
優勝者がいなかったり要望があった場合には、6月中にももう一度大会をする予定です。
【闘祭】の前に飲兵衛たちが喧嘩を始めたのをきっかけに、こんな大会が先行して開かれることになりました。酒好きハンターさんや、酔えば酔うほどに強くなるハンターさんはぜひ参加して雌雄を決してください。
ただし、特別ルールの通りにガチで判定するため「酒を飲んで戦うと負けないというキャラ設定を崩したくない」という人は注意してください。
また、PC設定上勝ちたくない人は「ギブアップ希望」とプレイングに記載を。
深夜は酒には詳しくないので、酒の名称などは適当に。
優勝者がいなかったり要望があった場合には、6月中にももう一度大会をする予定です。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/06/21 01:36
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
泥酔者救護テント兼控え室 ボルディア・コンフラムス(ka0796) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2016/06/02 23:27:44 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/06/05 01:22:34 |