ゲスト
(ka0000)
【蒼乱】同盟海域、人魚の島へ
マスター:大林さゆる

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- ユニット参加人数
- 現在6 / 0~7
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/09/06 09:00
- リプレイ完成予定
- 2016/09/17 09:00
オープニング
自由都市同盟、ヴァリオス近郊に位置する漁村。
「網に人が引っかかってると思ったら、下半身が魚だったから、驚いたぜ」
漁師たちが船に乗り、網を引っ張ると、人魚が気を失っているではないか。
「最近、海ではヴォイドが出没することが増えたし、魔術師協会に相談してみるか」
ヴァリオスには魔術師協会の本部があった。
そういう経緯もあり、村人たちは魔術師協会広報室に相談を持ちかけることにした。
その話題は、ハンターズ・ソサエティにも伝わっていた。
「噂では、同盟海域のどこかに『人魚が住む島』があるらしいけど、もしかしたら、そこに住んでいた人魚がヴァリオス近郊に流れ着いたのかもしれないね」
ラキ(kz0002)は紅茶を飲み、本部で寛いでいた。
「人魚から情報を聞き出せば、ヴォイドゲートの場所も分かるかもな」
リアルブルー出身のハンター、水本 壮(みずもと・そう)はそう言いつつも、不機嫌だった。
「あの連中、俺達の存在を消すつもりだったのか?」
壮は呟いたつもりだったが、マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)には聴こえていたらしい。
「……統一連合議会のことか? リアルブルーでは最も権力のある組織らしいが、そういう連中が転移者たちを死亡扱いにするなど、俺は信用できんな」
マクシミリアンの言葉に、ラキが頷く。
「本当だよ。普通だったら、捜索願いとか出すよね。あたしだったら、家族がいなくなったら、絶対に探しにいくもの」
ラキは不思議に思っていた。
統一連合議会の転移者に対する対応も妙だが、クリムゾンウェスト世界そのものが、『転移者を元の世界に戻さない』ということだ。
そのことは、マクシミリアンも懐疑的になっていた。
クリムゾンウェストに意思があるなら、何をさせようとしているのか?
その目的は、未だに謎であった。
ただ分かっているのは、クリムゾンウェストには『ヴォイドゲート』が存在して、それが世界の謎を解く鍵になっているということだった。
「まずはさ、人魚に会ってみようよ」
ラキがそう言うと、マクシミリアンたちはヴァリオス近郊の漁村へと足を運んだ。
●
村にはすでに、魔術師協会広報室から派遣されたスコットが聞き込みをしている最中だった。
「君の住んでいる島に、魔物……つまり、ヴォイドが現れたんだね」
「はい……なんとか逃げ出そうとしたら、捕まって……気が付いたら、ここに辿り着いていました」
儚げな声の人魚。美しい姿だ。
「人魚って……確かに綺麗だけど」
壮は美女を想像していたが、実際に会ってみると、美少年の人魚だった。
「少年の人魚もいるんだねー。初めて見たよ」
ラキは興味津々だ。
「……用件は分かった」
マクシミリアンは、スコットから今までのことを聴いて、納得していた。
「船で島まで向い、ヴォイドが現れたら退治するってことだ。島に取り残された人魚の長老が、海の古い歴史を知っているらしい」
スコットも、今回の依頼に参加することになった。
少年の人魚は、ハンターたちの励ましにより、瞳を潤ませていた。
「ご協力、ありがとうございます。僕たちが住んでいる島以外にも、昔は海底に『人魚の神殿』があったらしいのですが、詳しい場所までは分かっていません」
同盟軍元帥・総司令官ブルーノ・ジェンマ(kz0100)の協力もあり、海軍の最新式大型戦艦『ルナルギャルド号』に乗り込むになった。
海軍の兵士たちが、忙しそうに出航の準備を進めていた。
村人たちは全長500メートルの軍艦を見上げて、驚きの声をあげていた。
「すげーなー。同盟の海軍には、あんな大きな軍艦があったとは……」
子供たちは大はしゃぎだ。
そんな様子を見ながら、ハンターたちが集まってきた。
「そっか。人魚の島まで行って、長老さんから話を聞くことができれば、ヴォイドゲートの場所も分かるかもしれないね。だったら、あたしも一緒に行くよ」
ラキは張り切っていたが、壮はあまり乗り気がなかった。
「……俺は、留守番してるっす」
「おまえも一緒に行くんだ。リアルブルーに戻るためにもな」
マクシミリアンがそう言うと、壮は顔を背けた。
「元の世界に戻ったところで、俺の居場所はないんだ」
「……なければ、自分で見つければ良いだろう」
あっさりと告げるマクシミリアン。
こうして、一隻の最新式大型軍艦で出発し、同盟海域に出没するヴォイドの群れを退治しながら、目的地である人魚の島まで向かうことになった。
「網に人が引っかかってると思ったら、下半身が魚だったから、驚いたぜ」
漁師たちが船に乗り、網を引っ張ると、人魚が気を失っているではないか。
「最近、海ではヴォイドが出没することが増えたし、魔術師協会に相談してみるか」
ヴァリオスには魔術師協会の本部があった。
そういう経緯もあり、村人たちは魔術師協会広報室に相談を持ちかけることにした。
その話題は、ハンターズ・ソサエティにも伝わっていた。
「噂では、同盟海域のどこかに『人魚が住む島』があるらしいけど、もしかしたら、そこに住んでいた人魚がヴァリオス近郊に流れ着いたのかもしれないね」
ラキ(kz0002)は紅茶を飲み、本部で寛いでいた。
「人魚から情報を聞き出せば、ヴォイドゲートの場所も分かるかもな」
リアルブルー出身のハンター、水本 壮(みずもと・そう)はそう言いつつも、不機嫌だった。
「あの連中、俺達の存在を消すつもりだったのか?」
壮は呟いたつもりだったが、マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)には聴こえていたらしい。
「……統一連合議会のことか? リアルブルーでは最も権力のある組織らしいが、そういう連中が転移者たちを死亡扱いにするなど、俺は信用できんな」
マクシミリアンの言葉に、ラキが頷く。
「本当だよ。普通だったら、捜索願いとか出すよね。あたしだったら、家族がいなくなったら、絶対に探しにいくもの」
ラキは不思議に思っていた。
統一連合議会の転移者に対する対応も妙だが、クリムゾンウェスト世界そのものが、『転移者を元の世界に戻さない』ということだ。
そのことは、マクシミリアンも懐疑的になっていた。
クリムゾンウェストに意思があるなら、何をさせようとしているのか?
その目的は、未だに謎であった。
ただ分かっているのは、クリムゾンウェストには『ヴォイドゲート』が存在して、それが世界の謎を解く鍵になっているということだった。
「まずはさ、人魚に会ってみようよ」
ラキがそう言うと、マクシミリアンたちはヴァリオス近郊の漁村へと足を運んだ。
●
村にはすでに、魔術師協会広報室から派遣されたスコットが聞き込みをしている最中だった。
「君の住んでいる島に、魔物……つまり、ヴォイドが現れたんだね」
「はい……なんとか逃げ出そうとしたら、捕まって……気が付いたら、ここに辿り着いていました」
儚げな声の人魚。美しい姿だ。
「人魚って……確かに綺麗だけど」
壮は美女を想像していたが、実際に会ってみると、美少年の人魚だった。
「少年の人魚もいるんだねー。初めて見たよ」
ラキは興味津々だ。
「……用件は分かった」
マクシミリアンは、スコットから今までのことを聴いて、納得していた。
「船で島まで向い、ヴォイドが現れたら退治するってことだ。島に取り残された人魚の長老が、海の古い歴史を知っているらしい」
スコットも、今回の依頼に参加することになった。
少年の人魚は、ハンターたちの励ましにより、瞳を潤ませていた。
「ご協力、ありがとうございます。僕たちが住んでいる島以外にも、昔は海底に『人魚の神殿』があったらしいのですが、詳しい場所までは分かっていません」
同盟軍元帥・総司令官ブルーノ・ジェンマ(kz0100)の協力もあり、海軍の最新式大型戦艦『ルナルギャルド号』に乗り込むになった。
海軍の兵士たちが、忙しそうに出航の準備を進めていた。
村人たちは全長500メートルの軍艦を見上げて、驚きの声をあげていた。
「すげーなー。同盟の海軍には、あんな大きな軍艦があったとは……」
子供たちは大はしゃぎだ。
そんな様子を見ながら、ハンターたちが集まってきた。
「そっか。人魚の島まで行って、長老さんから話を聞くことができれば、ヴォイドゲートの場所も分かるかもしれないね。だったら、あたしも一緒に行くよ」
ラキは張り切っていたが、壮はあまり乗り気がなかった。
「……俺は、留守番してるっす」
「おまえも一緒に行くんだ。リアルブルーに戻るためにもな」
マクシミリアンがそう言うと、壮は顔を背けた。
「元の世界に戻ったところで、俺の居場所はないんだ」
「……なければ、自分で見つければ良いだろう」
あっさりと告げるマクシミリアン。
こうして、一隻の最新式大型軍艦で出発し、同盟海域に出没するヴォイドの群れを退治しながら、目的地である人魚の島まで向かうことになった。
解説
OPの内容は、PC情報として扱える
ユニット同行可能。ただし、魔導トラックは海戦では使えない
生身での参加も歓迎
■依頼の趣旨
出発地点は、ヴァリオス近郊の漁村
そこから海軍の大型軍艦に乗って、同盟エリアの『暗黒海域』を進み、出没したヴォイドを退治しながら、目的地の『人魚の島』まで辿り着くこと
水先案内人は、美少年の人魚。同行して、目的地まで案内してくれる
■目的地までに出没する敵
『半漁人』、50匹。(他にもいる可能性あり)
二足歩行が可能。弓矢で射撃してくる。射程5~60
水中でも地上と同じ移動
人語は理解できないが、独自の社会性を持つ
『海龍』、4体。(他にもいる可能性あり)
体長8メートルのシー・サーペント。水中でも、地上と同じ移動
水撃砲で攻撃。射程2~10。水中にいる限り無制限だが、陸に上がると使用回数が減る
爪や牙で、4回攻撃が可能。陸上でも、ある程度は戦える
■補足
船上に乗り込んできたヴォイドとの戦い
船の操縦は海軍の兵士たちが行い、軍艦の大砲は水兵団が使う(最新式で訓練中のため命中率は低い)
ハンターたちはヴォイド退治に専念できる
人魚の護衛はマクシミリアン、ラキ、スコット、水本が担当
軍艦の大きさは、全長500メートル、幅300メートル
『船上での戦い』を行い、ユニットも使用可能
ユニット七体くらいなら、船上でも乗せられる程度で、狭い空間での戦闘になる
船から落ちたらユニットは沈むため、要注意
救命ボート有り
島に接近する際は、上陸用の小型船を使う
敵はどこから現れるのか、よく分からない
水中から攻めてくることは確か
目的地に辿り着いても、敵が島に上陸して現れる可能性が高い
島の人魚たちに被害が及ばないように注意
ユニット同行可能。ただし、魔導トラックは海戦では使えない
生身での参加も歓迎
■依頼の趣旨
出発地点は、ヴァリオス近郊の漁村
そこから海軍の大型軍艦に乗って、同盟エリアの『暗黒海域』を進み、出没したヴォイドを退治しながら、目的地の『人魚の島』まで辿り着くこと
水先案内人は、美少年の人魚。同行して、目的地まで案内してくれる
■目的地までに出没する敵
『半漁人』、50匹。(他にもいる可能性あり)
二足歩行が可能。弓矢で射撃してくる。射程5~60
水中でも地上と同じ移動
人語は理解できないが、独自の社会性を持つ
『海龍』、4体。(他にもいる可能性あり)
体長8メートルのシー・サーペント。水中でも、地上と同じ移動
水撃砲で攻撃。射程2~10。水中にいる限り無制限だが、陸に上がると使用回数が減る
爪や牙で、4回攻撃が可能。陸上でも、ある程度は戦える
■補足
船上に乗り込んできたヴォイドとの戦い
船の操縦は海軍の兵士たちが行い、軍艦の大砲は水兵団が使う(最新式で訓練中のため命中率は低い)
ハンターたちはヴォイド退治に専念できる
人魚の護衛はマクシミリアン、ラキ、スコット、水本が担当
軍艦の大きさは、全長500メートル、幅300メートル
『船上での戦い』を行い、ユニットも使用可能
ユニット七体くらいなら、船上でも乗せられる程度で、狭い空間での戦闘になる
船から落ちたらユニットは沈むため、要注意
救命ボート有り
島に接近する際は、上陸用の小型船を使う
敵はどこから現れるのか、よく分からない
水中から攻めてくることは確か
目的地に辿り着いても、敵が島に上陸して現れる可能性が高い
島の人魚たちに被害が及ばないように注意
マスターより
大林です。
同盟海軍の最新式大型戦艦、ルナルギャルド号のお披露目です。
今回は一隻のみ登場。全長500メートル級は、滅多にありません。
ヴォイドゲートは、果たして見つかるのか……。
人魚の島に辿り着けば、情報が得られるかもしれません。
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人
スコット、男性、20才。魔術師
水本 壮(みずもと・そう)、人間、男性、17才、闘狩人
同盟海軍の最新式大型戦艦、ルナルギャルド号のお披露目です。
今回は一隻のみ登場。全長500メートル級は、滅多にありません。
ヴォイドゲートは、果たして見つかるのか……。
人魚の島に辿り着けば、情報が得られるかもしれません。
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人
スコット、男性、20才。魔術師
水本 壮(みずもと・そう)、人間、男性、17才、闘狩人
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/09/13 00:13
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 ジュード・エアハート(ka0410) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/09/05 10:17:11 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/09/01 23:41:54 |
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人魚の島へ パトリシア=K=ポラリス(ka5996) 人間(リアルブルー)|19才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2016/09/05 21:29:39 |