ゲスト
(ka0000)
【初心】貴方の武器、私の武器
マスター:奈華里

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加制限
- LV1~LV20
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/09/13 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/09/24 22:00
オープニング
「おうおう、それは物騒な話だなぁ」
フマーレのとある工房にて、ギア=ルキウスがその話を聞いたのは今朝の事だ。
「まぁ、今のところ襲撃されちゃいないが妙な動きをしてやがるらしくてな。手配すべきか悩んでいる」
そうして、現在は昼。工房の職人達が集まって食事する中で工房長が皆に意見を問う。
「本当に狙っているかは判らないんでしょう? 触らぬ神に祟りなしって言うし」
一人の職人がそう言葉する。
「でも、もし襲う気があるのだとしたらいずれやられるわけだろう? だったら、あっちに気付かれていない今のうちにやっといた方がよくないか?」
そういうのは腕っ節の強そうな男だ。
「なあ、ギアならどうするね?」
そこで話を振られて、ギアは正直思案した。
(リザードマンって確かトカゲの親戚みたいなやつだったような…)
話の中心にあるのは数体のリザードマン――彼等が最近街道にある林の中で度々目撃されているらしい。
今のところ人間への被害はないようなのだが、その林は支給品となる武器の輸送路になっている為いつ襲われるかも判らないし、旅人らの馬車も行き来する主要道でもあるから困ったものである。
「やっぱり先手必勝でしょうか」
ぼんやりと敵の姿を想像しつつ、彼が答える。
「でも奴らも武器はもともと持ってんだろ。追加で奪ったりするもんか?」
リザードマンとて腕は二本だ。
タコやイカのように腕が多い訳ではないから、それ以上得物があったとしても不要ではないかと考える。
であるとすると、そんなものを手に入れる為に彼等はわざわざ狙ってくるとは考えにくいが…。
(無駄にあっても意味ないですし、いいものがあればそれだけで…って、あ)
「ちょっと待ってください…今なんて言いました?」
ふと脳裏に引っかかるものを感じてギアが問い返す。
「追加で奪ったりするものかって」
「いえ、その前です」
「奴らも元々武器を持ってる」
「それだ!」
そこでギアが突如立ち上がる。
「どうした?」
それに首をかしげる仲間達だが、彼の目にはもうそれは映っていない。
「工房長、そのリザードマン達をぜひとも討伐しましょう。もしかしたら、いいヒントを得られるかもしれない。僕らの作っている武器と何処か違う所があれば、次に生かして更なる強い武器が作れるじゃあないですか!」
歪虚の事だ。人間とは違う感覚を持っているとしたら、手持ちの武器も多少違うかもしれない。
「お前、本当馬鹿だなぁ…もうそんなのとっくの昔に回収されて研究されてんだろ?」
先輩職人が呆れ混じりに言う。
「かもしれません。でも、敵も進化しているとしたら? 定期的に調査してもいいのでは?」
ギアが負けじと主張する。
「わかった。まあ、事故は未然に防げだ。ハンターオフィスに掛け合ってみるぜ」
工房長が彼の熱意に負けて、この件を報告し討伐依頼を立ち上げてくれるよう申請に向かう。
「僕も同行します。生の戦場を見てみたいですし、言い出したのは僕ですから」
ギアもそう言って、この依頼に同行する事になるのだった。
フマーレのとある工房にて、ギア=ルキウスがその話を聞いたのは今朝の事だ。
「まぁ、今のところ襲撃されちゃいないが妙な動きをしてやがるらしくてな。手配すべきか悩んでいる」
そうして、現在は昼。工房の職人達が集まって食事する中で工房長が皆に意見を問う。
「本当に狙っているかは判らないんでしょう? 触らぬ神に祟りなしって言うし」
一人の職人がそう言葉する。
「でも、もし襲う気があるのだとしたらいずれやられるわけだろう? だったら、あっちに気付かれていない今のうちにやっといた方がよくないか?」
そういうのは腕っ節の強そうな男だ。
「なあ、ギアならどうするね?」
そこで話を振られて、ギアは正直思案した。
(リザードマンって確かトカゲの親戚みたいなやつだったような…)
話の中心にあるのは数体のリザードマン――彼等が最近街道にある林の中で度々目撃されているらしい。
今のところ人間への被害はないようなのだが、その林は支給品となる武器の輸送路になっている為いつ襲われるかも判らないし、旅人らの馬車も行き来する主要道でもあるから困ったものである。
「やっぱり先手必勝でしょうか」
ぼんやりと敵の姿を想像しつつ、彼が答える。
「でも奴らも武器はもともと持ってんだろ。追加で奪ったりするもんか?」
リザードマンとて腕は二本だ。
タコやイカのように腕が多い訳ではないから、それ以上得物があったとしても不要ではないかと考える。
であるとすると、そんなものを手に入れる為に彼等はわざわざ狙ってくるとは考えにくいが…。
(無駄にあっても意味ないですし、いいものがあればそれだけで…って、あ)
「ちょっと待ってください…今なんて言いました?」
ふと脳裏に引っかかるものを感じてギアが問い返す。
「追加で奪ったりするものかって」
「いえ、その前です」
「奴らも元々武器を持ってる」
「それだ!」
そこでギアが突如立ち上がる。
「どうした?」
それに首をかしげる仲間達だが、彼の目にはもうそれは映っていない。
「工房長、そのリザードマン達をぜひとも討伐しましょう。もしかしたら、いいヒントを得られるかもしれない。僕らの作っている武器と何処か違う所があれば、次に生かして更なる強い武器が作れるじゃあないですか!」
歪虚の事だ。人間とは違う感覚を持っているとしたら、手持ちの武器も多少違うかもしれない。
「お前、本当馬鹿だなぁ…もうそんなのとっくの昔に回収されて研究されてんだろ?」
先輩職人が呆れ混じりに言う。
「かもしれません。でも、敵も進化しているとしたら? 定期的に調査してもいいのでは?」
ギアが負けじと主張する。
「わかった。まあ、事故は未然に防げだ。ハンターオフィスに掛け合ってみるぜ」
工房長が彼の熱意に負けて、この件を報告し討伐依頼を立ち上げてくれるよう申請に向かう。
「僕も同行します。生の戦場を見てみたいですし、言い出したのは僕ですから」
ギアもそう言って、この依頼に同行する事になるのだった。
解説
内容
支給品輸送経路に出没が確認されているリザードマンを討伐する事
まだ被害は出ていないとの事ですが、出てからでは遅いという事で討伐する事になりました
目撃情報から既にリザードマンらがいる範囲は特定されています
直ちに現場に向かい、一掃作戦を行って下さい
なお、本依頼にはギアが同行します
一般人ですので非戦闘員になり、彼の安全も考慮頂けたら有難いです
●目撃情報と出没地域について
基本的には両サイドに木々が立ち並ぶ林の中
馬車や荷車がよく通る部分は一本道であり、地面も自然と平らに舗装されている
但し林であるから死角は多く、道をそれればそれなりに行動できる為先回り等も可能
リザードマン達は山肌の何処かの洞穴からこちらに来ていると推測されている
目撃された個体数は少ない時で四体、多い時で十を超えていたとのこと
戦士が多いようだが、杖を持ったものもいたらしい
●大成功へのヒント
討伐自体はそれ程難しいものにはならないでしょうが
より被害を少なく、より迅速に討伐を達成できればいう事はありません
場所は特定されているものの、いかに誘き出すかやギアの希望に応えられるかがカギとなります
支給品輸送経路に出没が確認されているリザードマンを討伐する事
まだ被害は出ていないとの事ですが、出てからでは遅いという事で討伐する事になりました
目撃情報から既にリザードマンらがいる範囲は特定されています
直ちに現場に向かい、一掃作戦を行って下さい
なお、本依頼にはギアが同行します
一般人ですので非戦闘員になり、彼の安全も考慮頂けたら有難いです
●目撃情報と出没地域について
基本的には両サイドに木々が立ち並ぶ林の中
馬車や荷車がよく通る部分は一本道であり、地面も自然と平らに舗装されている
但し林であるから死角は多く、道をそれればそれなりに行動できる為先回り等も可能
リザードマン達は山肌の何処かの洞穴からこちらに来ていると推測されている
目撃された個体数は少ない時で四体、多い時で十を超えていたとのこと
戦士が多いようだが、杖を持ったものもいたらしい
●大成功へのヒント
討伐自体はそれ程難しいものにはならないでしょうが
より被害を少なく、より迅速に討伐を達成できればいう事はありません
場所は特定されているものの、いかに誘き出すかやギアの希望に応えられるかがカギとなります
マスターより
皆初めはLv,1、奈華里です
職人馬鹿なギア君の一声により討伐依頼と相成りました
ギア自体もまだまだ職人レベルは一桁だと思います
皆様と一緒に成長するNPC目指して、御参加お待ちしています
職人馬鹿なギア君の一声により討伐依頼と相成りました
ギア自体もまだまだ職人レベルは一桁だと思います
皆様と一緒に成長するNPC目指して、御参加お待ちしています
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/09/24 02:09
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/09/10 23:09:31 |
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相談卓 久延毘 羽々姫(ka6474) 人間(リアルブルー)|19才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2016/09/12 01:29:26 |