ゲスト
(ka0000)
兆しは山道に
マスター:剣崎宗二

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/06/16 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/06/30 15:00
オープニング
「‥‥このままにしておく訳にもいかない、か」
手作り感溢れる地図を見て、オイマト族族長――バタルトゥ・オイマトは、深くため息をつく。
オイマト族は、その他の『人間』に対する開放、協力的な性質上。
他の部族、及び帝国側に商隊を出し、通商も行っている。
――今回の問題は、その通商ルートにある。
辺境には、険しい山道も多い。その山道の一つが、突如発生した歪虚に、占領されてしまったのだ。
「族長!あの程度の歪虚、我らが今すぐに――」
「騒ぎ立てるな。‥‥あの地形は我らには不利だ」
騎馬戦を主とするオイマト族にとっては、足場の悪い山道は転落等の危険性も高く、出来るだけ入りたくない戦場ではある。
勝てない訳ではないが、同族を危険にさらすのは、族長としては出来るだけ避けたい。
「ならば、我らが行くのは如何ですかな?」
低い、落ち着いたイメージの声。
見るやそこには――
――フリフリのピンクドレスを着た、筋骨隆々の壮年の男が立っていた。
「‥‥ガルヴァン。良いのか?」
「構いませぬ。我らが信仰する『マフォジョ』は、『困っている人が居たら助けるのですよ』と言いましたからな。親交があるオイマトなら、尚更だ」
ガルヴァン・マフォジョ。
オイマト族に親しい部族の一つ、『マフォジョ族』族長にして、熟練の戦士である。
だが、その身に纏っているのは、どう見ても女性が纏うべきフリフリのドレス。
もう既に慣れているのか、バタルフォは別段それを異様に思うことは無かったが‥‥若しも事情を知らぬ者がいれば、吹き出していたかもしれない。
だが、彼らの部族では。これが正装にして――戦闘服であるのだ。
「‥‥ならばそれで‥‥ん?」
ガルヴァンの実力なら、遅れは取るまい。そこまで思いを走らせた時。バタルトゥの脳裏を一つのアイデアが過ぎる。
「ガルヴァン。確か『ハンターオフィス』なる物が設立されて、ハンターが困った人を助けてくれる、と言う伝えがこの間来たな?」
「はい、そちらも拝見した、あの方たちが――」
「良いだろう。これも、未知なる彼らが如何なる力を持つのかを我らが知るチャンスだ。‥‥依頼を、出してくれ」
かくして、ハンターオフィスには、『山道の歪虚駆除』と言う依頼が届くことになったのであった。
手作り感溢れる地図を見て、オイマト族族長――バタルトゥ・オイマトは、深くため息をつく。
オイマト族は、その他の『人間』に対する開放、協力的な性質上。
他の部族、及び帝国側に商隊を出し、通商も行っている。
――今回の問題は、その通商ルートにある。
辺境には、険しい山道も多い。その山道の一つが、突如発生した歪虚に、占領されてしまったのだ。
「族長!あの程度の歪虚、我らが今すぐに――」
「騒ぎ立てるな。‥‥あの地形は我らには不利だ」
騎馬戦を主とするオイマト族にとっては、足場の悪い山道は転落等の危険性も高く、出来るだけ入りたくない戦場ではある。
勝てない訳ではないが、同族を危険にさらすのは、族長としては出来るだけ避けたい。
「ならば、我らが行くのは如何ですかな?」
低い、落ち着いたイメージの声。
見るやそこには――
――フリフリのピンクドレスを着た、筋骨隆々の壮年の男が立っていた。
「‥‥ガルヴァン。良いのか?」
「構いませぬ。我らが信仰する『マフォジョ』は、『困っている人が居たら助けるのですよ』と言いましたからな。親交があるオイマトなら、尚更だ」
ガルヴァン・マフォジョ。
オイマト族に親しい部族の一つ、『マフォジョ族』族長にして、熟練の戦士である。
だが、その身に纏っているのは、どう見ても女性が纏うべきフリフリのドレス。
もう既に慣れているのか、バタルフォは別段それを異様に思うことは無かったが‥‥若しも事情を知らぬ者がいれば、吹き出していたかもしれない。
だが、彼らの部族では。これが正装にして――戦闘服であるのだ。
「‥‥ならばそれで‥‥ん?」
ガルヴァンの実力なら、遅れは取るまい。そこまで思いを走らせた時。バタルトゥの脳裏を一つのアイデアが過ぎる。
「ガルヴァン。確か『ハンターオフィス』なる物が設立されて、ハンターが困った人を助けてくれる、と言う伝えがこの間来たな?」
「はい、そちらも拝見した、あの方たちが――」
「良いだろう。これも、未知なる彼らが如何なる力を持つのかを我らが知るチャンスだ。‥‥依頼を、出してくれ」
かくして、ハンターオフィスには、『山道の歪虚駆除』と言う依頼が届くことになったのであった。
解説
【PC情報】(キャラクターとして知りえる情報です)
今回寄せられた依頼は、「山道を占拠している歪虚の全滅」。撤退に追い込んでも大丈夫ですが、やはり確実に殲滅した方がいいようです。
随伴者として、オイマト族騎馬弓兵が1名と、マフォジョ族族長「ガルヴァン・マフォジョ」が同行しますが、彼らは積極的には参戦せず、もっぱら援護に徹するとのことです。
お願いすれば話は聞いてくれる可能性はありますが、命令するのは恐らく無理かと思います。
敵は山羊型歪虚と、狼型歪虚。合計十体に満たない数で、実力もそれ程高くはないですが、山地、山道での戦闘に特化しております。
【PL情報】(プレイヤーとして知りえる情報です。キャラクターとしては知らないと言う設定です)
山羊型四体、狼型四体との交戦となります。
どちらも跳躍力に優れ、山羊型の角攻撃はある程度弱点を攻撃する能力を持ち(命中部位ロールの際、任意で出目を+-1できます) 狼型の飛び掛り攻撃は、食いつかれている間回避力を下げる能力を持ちます。
尚、今回危険になればある程度NPC二名が援護してくれますが、彼らは皆様の実力を見ると言う目的もありますので、戦い方によって部族側の心証が変化します。ご注意ください。
(全体的に、ピンチにならずに圧勝するほど、NPCの助けを必要としないほど、部族側の心証が良くなると認識していただいて構いません)
今回寄せられた依頼は、「山道を占拠している歪虚の全滅」。撤退に追い込んでも大丈夫ですが、やはり確実に殲滅した方がいいようです。
随伴者として、オイマト族騎馬弓兵が1名と、マフォジョ族族長「ガルヴァン・マフォジョ」が同行しますが、彼らは積極的には参戦せず、もっぱら援護に徹するとのことです。
お願いすれば話は聞いてくれる可能性はありますが、命令するのは恐らく無理かと思います。
敵は山羊型歪虚と、狼型歪虚。合計十体に満たない数で、実力もそれ程高くはないですが、山地、山道での戦闘に特化しております。
【PL情報】(プレイヤーとして知りえる情報です。キャラクターとしては知らないと言う設定です)
山羊型四体、狼型四体との交戦となります。
どちらも跳躍力に優れ、山羊型の角攻撃はある程度弱点を攻撃する能力を持ち(命中部位ロールの際、任意で出目を+-1できます) 狼型の飛び掛り攻撃は、食いつかれている間回避力を下げる能力を持ちます。
尚、今回危険になればある程度NPC二名が援護してくれますが、彼らは皆様の実力を見ると言う目的もありますので、戦い方によって部族側の心証が変化します。ご注意ください。
(全体的に、ピンチにならずに圧勝するほど、NPCの助けを必要としないほど、部族側の心証が良くなると認識していただいて構いません)
マスターより
どうも、お初にお目にかかります、剣崎宗二(ケンザキ ソウジ)と申します。
得意分野は戦闘、戦争。故に今回はそれをフルに発揮する依頼を出してみました。
皆様のファナティックブラッドでのキャラクターの構築、成長、その一助になれば、と思います。
よろしくお願いします。
得意分野は戦闘、戦争。故に今回はそれをフルに発揮する依頼を出してみました。
皆様のファナティックブラッドでのキャラクターの構築、成長、その一助になれば、と思います。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/06/23 22:36
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ヴァイス・エリダヌス(ka0364) 人間(クリムゾンウェスト)|31才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/06/16 09:19:09 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/06/12 23:26:09 |