ゲスト
(ka0000)
【郷祭】村長祭~食べて飲んで楽しんで~
マスター:菊ノ小唄

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/11/08 22:00
- リプレイ完成予定
- 2014/11/20 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
自由都市同盟、農耕推進地域ジェオルジ、村長祭。
領主の屋敷にはジェオルジの村長たちが年に二回の会議に集まり、ジェオルジの人々は領主一族の広い土地を使って催される村長祭を楽しむのだ。そして今年の祭は、先だっての狂気の歪虚襲撃により広がった損失を取り戻さんとする商人たちの意気込みをきっかけに、自由都市同盟全体を巻き込む大規模なものとなった。
さて。
「あらあら賑やかなこと! 遊びに来た甲斐があったわね」
名をジルダ・アマートといい、魔術師協会会長の肩書きを持つ彼女は、例年になく大規模に開催されている村長祭の会場にひょっこり現れていた。魔術師協会会長が何故ここに、と問うならば協会職員たちが笑いながら『それがジルダ・アマートだから仕方ない』と口を揃えて答えてくれることだろう。
ちなみに今日は、お偉いさんに捕まって時間を取られるのを防ぐため、つばの広い羽根つき帽子で目元を翳らせ、クリーム色のドレスを着て扇で口元を隠しながら、彼女なりにお忍びモードである。
祭には同盟の様々な都市から来た様々な出店があり、客の目を、舌を楽しませている。それに加えて好奇心旺盛なジルダの目は、祭に集まった人々にも向けられていた。各地からの出店目当てにやってきた客もまた、多種多様なのだ。老若男女、農家、職人、商人、学者、政治家、そしてハンター。
「今年の目玉、おにぎり草はこちらで召し上がれますよ! いかがですか~」
ジェオルジの先代領主が開発した新種の作物、仮称「おにぎり草」を試食できる出店があるかと思えば、
「こ、これは……花びら……5色……えっ……?」
「面白いでしょう、サラダみたいに食べられるんですー」
おにぎり草以外の新種作物を振舞ったりお見舞いしたりするジェオルジ地元民による出店も多数出ている。
「焼き立てです、いかがですか?」
「美味しさは保障します」
若い娘が良い匂いのするミートパイをずらりと並べている出店もある。若い青年がそれを手伝っており、なんだかとても良い雰囲気。そんな二人の友人らしき若者や、いったい何が不満なのか、渋面を隠さない二人のおっさんの姿も。
「見て見て、これ素敵ね!」
「わお、似合ってる似合ってる」
極彩色の街ヴァリオスから最新ファッションと雑貨を抱えて乗り込んできたのは服飾雑貨店「ペルミアーナ」。贈り物のための特別包装まで準備万端整っている。また、販売だけでなく、ファッションに不慣れな人でも最新流行に触れられる試着・貸衣装サービスも売りにしていた。マネキンに着せたコーディネイト例も豊富だ。
「とうちゃーん! おもちゃ買ってー!」
「そうだな、今日だけな」
蒸気工場都市フマーレからやってきた物作りの達人たちは、今年の新作である、機械仕掛けの玩具を並べて子供たちの心を鷲掴み。それだけでなく精巧な作りと新しい仕掛けで大人の目も楽しませている。細かく動く人形や子供が跨れるサイズの車、大きなオルゴールなどもある。
「こんなの飾る場所あるのか?」
「あなたの倉庫その2、その3を片付ければいくらでも」
港湾都市ポルトワールからは、ジェオルジではお目にかかれない『海』をテーマに様々な商品を用意する商人がやってきている。海原を描いた絵、イルカのぬいぐるみ、魚の干物などもあって多彩だ。そんなラインナップは、歪虚襲撃の際に避難先として世話になったジェオルジへの恩返し、という意味合いも強い。
これらの他にも、ハンターが独特な出店を開いていたり、的当てやくじ引きといったゲームで遊ぶテントがあったりと盛り沢山だ。
加えて、祭会場ではイベントも多数開催されていた。
その中のひとつが大芋煮会。
なんとリアルブルーの味をいろいろ楽しめるらしい。日頃から同盟領内の各地へ足を運んでいるジルダも、さすがにリアルブルーの和食にはまだ疎い。説明を聞くジルダの目が羽根つき帽子の下できらきら輝く。
「ショウユ、ミソ……他にもあるの? え、原料は豆? 本当?」
別の場所で催されているのは、今年、この地で試験栽培された茶葉でいれたお茶を振舞うティーパーティ。
領主の姉、ルイーザ・ジェオルジが最新流行の華やかなドレスを身に纏い、にこやかに祭の客へお茶を勧めている。
「休憩に一服いかがでしょう。ジェオルジ独自の茶葉なんです」
ティーパーティ会場近くにはちょっとしたステージが用意されていた。
ステージ周辺で配られているにビラによれば、これから様々な出し物が上演されるらしい。
また、催し物とは別に、出店で買った物を飲食できるスペースも広く用意されていた。
テーブルとイスと照明が多数並び、既に多くの人が集まっているがそれでもなお空きは多い。領主の土地の広さはさることながら、それがジェオルジという地域のほんの一部でしかないという点で、この地域の広大さをも窺わせるような飲食スペースだ。
そんな広い会場を隈なく巡らんとジルダは意気込む。
どんな面白いことが見られるだろうか、と胸を躍らせながら。
同盟の各地から集結した人々、そして他ならぬ現地のジェオルジの人々が織り成すジェオルジ村長祭へ、ようこそ。
自由都市同盟、農耕推進地域ジェオルジ、村長祭。
領主の屋敷にはジェオルジの村長たちが年に二回の会議に集まり、ジェオルジの人々は領主一族の広い土地を使って催される村長祭を楽しむのだ。そして今年の祭は、先だっての狂気の歪虚襲撃により広がった損失を取り戻さんとする商人たちの意気込みをきっかけに、自由都市同盟全体を巻き込む大規模なものとなった。
さて。
「あらあら賑やかなこと! 遊びに来た甲斐があったわね」
名をジルダ・アマートといい、魔術師協会会長の肩書きを持つ彼女は、例年になく大規模に開催されている村長祭の会場にひょっこり現れていた。魔術師協会会長が何故ここに、と問うならば協会職員たちが笑いながら『それがジルダ・アマートだから仕方ない』と口を揃えて答えてくれることだろう。
ちなみに今日は、お偉いさんに捕まって時間を取られるのを防ぐため、つばの広い羽根つき帽子で目元を翳らせ、クリーム色のドレスを着て扇で口元を隠しながら、彼女なりにお忍びモードである。
祭には同盟の様々な都市から来た様々な出店があり、客の目を、舌を楽しませている。それに加えて好奇心旺盛なジルダの目は、祭に集まった人々にも向けられていた。各地からの出店目当てにやってきた客もまた、多種多様なのだ。老若男女、農家、職人、商人、学者、政治家、そしてハンター。
「今年の目玉、おにぎり草はこちらで召し上がれますよ! いかがですか~」
ジェオルジの先代領主が開発した新種の作物、仮称「おにぎり草」を試食できる出店があるかと思えば、
「こ、これは……花びら……5色……えっ……?」
「面白いでしょう、サラダみたいに食べられるんですー」
おにぎり草以外の新種作物を振舞ったりお見舞いしたりするジェオルジ地元民による出店も多数出ている。
「焼き立てです、いかがですか?」
「美味しさは保障します」
若い娘が良い匂いのするミートパイをずらりと並べている出店もある。若い青年がそれを手伝っており、なんだかとても良い雰囲気。そんな二人の友人らしき若者や、いったい何が不満なのか、渋面を隠さない二人のおっさんの姿も。
「見て見て、これ素敵ね!」
「わお、似合ってる似合ってる」
極彩色の街ヴァリオスから最新ファッションと雑貨を抱えて乗り込んできたのは服飾雑貨店「ペルミアーナ」。贈り物のための特別包装まで準備万端整っている。また、販売だけでなく、ファッションに不慣れな人でも最新流行に触れられる試着・貸衣装サービスも売りにしていた。マネキンに着せたコーディネイト例も豊富だ。
「とうちゃーん! おもちゃ買ってー!」
「そうだな、今日だけな」
蒸気工場都市フマーレからやってきた物作りの達人たちは、今年の新作である、機械仕掛けの玩具を並べて子供たちの心を鷲掴み。それだけでなく精巧な作りと新しい仕掛けで大人の目も楽しませている。細かく動く人形や子供が跨れるサイズの車、大きなオルゴールなどもある。
「こんなの飾る場所あるのか?」
「あなたの倉庫その2、その3を片付ければいくらでも」
港湾都市ポルトワールからは、ジェオルジではお目にかかれない『海』をテーマに様々な商品を用意する商人がやってきている。海原を描いた絵、イルカのぬいぐるみ、魚の干物などもあって多彩だ。そんなラインナップは、歪虚襲撃の際に避難先として世話になったジェオルジへの恩返し、という意味合いも強い。
これらの他にも、ハンターが独特な出店を開いていたり、的当てやくじ引きといったゲームで遊ぶテントがあったりと盛り沢山だ。
加えて、祭会場ではイベントも多数開催されていた。
その中のひとつが大芋煮会。
なんとリアルブルーの味をいろいろ楽しめるらしい。日頃から同盟領内の各地へ足を運んでいるジルダも、さすがにリアルブルーの和食にはまだ疎い。説明を聞くジルダの目が羽根つき帽子の下できらきら輝く。
「ショウユ、ミソ……他にもあるの? え、原料は豆? 本当?」
別の場所で催されているのは、今年、この地で試験栽培された茶葉でいれたお茶を振舞うティーパーティ。
領主の姉、ルイーザ・ジェオルジが最新流行の華やかなドレスを身に纏い、にこやかに祭の客へお茶を勧めている。
「休憩に一服いかがでしょう。ジェオルジ独自の茶葉なんです」
ティーパーティ会場近くにはちょっとしたステージが用意されていた。
ステージ周辺で配られているにビラによれば、これから様々な出し物が上演されるらしい。
また、催し物とは別に、出店で買った物を飲食できるスペースも広く用意されていた。
テーブルとイスと照明が多数並び、既に多くの人が集まっているがそれでもなお空きは多い。領主の土地の広さはさることながら、それがジェオルジという地域のほんの一部でしかないという点で、この地域の広大さをも窺わせるような飲食スペースだ。
そんな広い会場を隈なく巡らんとジルダは意気込む。
どんな面白いことが見られるだろうか、と胸を躍らせながら。
同盟の各地から集結した人々、そして他ならぬ現地のジェオルジの人々が織り成すジェオルジ村長祭へ、ようこそ。
解説
●ジェオルジ村長祭をお楽しみください
●タグを3つの中から1つ選び、プレの一番最初に付けてください
(複数選択可ですが、1つ、メインを決めてください)
【客】祭の客として参加する場合(報酬無し)
【店】出店やその手伝いなど、儲けの出ることをやる場合(売上による若干の報酬あり)(テント1つまで使用可)
【演】ステージを使った出し物をやりたい場合(些少ながら一定額の報酬あり)(5m×10m程度のステージ)
●描写される時間帯
夕方~夜
●NPC
ジルダ・アマート(kz0006)
魔術師協会の会長職を務める女性魔術師。
とても気さく、かつ神出鬼没で、好奇心が服を着て歩いているような人物。
今回は一応お忍び。顔は隠し気味だが交流は可。
(まじまじと見ればわかる程度。ハンターなら顔は知っているものとする)
その他、【郷祭】関連NPCもちらりと登場する(かも)。
※今回、他の連動シナリオの内容も一部、OPに反映しております。
ただ、多数リリースされた【郷祭】シナリオの内容全てを反映するのは字数的に困難であるため、
連動参加MSからお申し出を頂いた分+私がリリースしたシナリオ分のみ、OPで触れさせていただきました。
※OPで触れていない、他の【郷祭】シナリオに関連する行動を取ることもある程度可能です。
その際は、大変お手数ですが、プレイングに簡潔な背景説明をお願いします……!
●タグを3つの中から1つ選び、プレの一番最初に付けてください
(複数選択可ですが、1つ、メインを決めてください)
【客】祭の客として参加する場合(報酬無し)
【店】出店やその手伝いなど、儲けの出ることをやる場合(売上による若干の報酬あり)(テント1つまで使用可)
【演】ステージを使った出し物をやりたい場合(些少ながら一定額の報酬あり)(5m×10m程度のステージ)
●描写される時間帯
夕方~夜
●NPC
ジルダ・アマート(kz0006)
魔術師協会の会長職を務める女性魔術師。
とても気さく、かつ神出鬼没で、好奇心が服を着て歩いているような人物。
今回は一応お忍び。顔は隠し気味だが交流は可。
(まじまじと見ればわかる程度。ハンターなら顔は知っているものとする)
その他、【郷祭】関連NPCもちらりと登場する(かも)。
※今回、他の連動シナリオの内容も一部、OPに反映しております。
ただ、多数リリースされた【郷祭】シナリオの内容全てを反映するのは字数的に困難であるため、
連動参加MSからお申し出を頂いた分+私がリリースしたシナリオ分のみ、OPで触れさせていただきました。
※OPで触れていない、他の【郷祭】シナリオに関連する行動を取ることもある程度可能です。
その際は、大変お手数ですが、プレイングに簡潔な背景説明をお願いします……!
マスターより
こんにちは、菊ノ小唄です。
同盟の農耕推進地域ジェオルジに、魔術師協会会長ジルダ・アマートがやってきました。
リプレイは、祭会場を歩き回るジルダ視点で描写されます。
それでは皆さん、【郷祭】を存分にお楽しみくださいませ。
同盟の農耕推進地域ジェオルジに、魔術師協会会長ジルダ・アマートがやってきました。
リプレイは、祭会場を歩き回るジルダ視点で描写されます。
それでは皆さん、【郷祭】を存分にお楽しみくださいませ。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/11/20 18:56