ゲスト
(ka0000)
或る少女とピックニック
マスター:佐倉眸

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/08/31 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/09/09 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
空へ伸ばす手は小さく、憧れる背は遠い。
夏の陽差しを眩しげに、鮮やかに青く茂る街路樹が葉を揺らす音を聞きながら、メグこと、マーガレット・ミケーリはオフィスへの道を歩く。
「調査、ですか?」
簡単な依頼がありますと言われて示された依頼票、雑魔発生源の現状調査依頼。
小難しい文言の並びに首を傾げると受付嬢はメグと、その背後に揺れる精霊を微笑ましく眺めこう言った。
「はい。ピクニックです」
初夏の頃、ジェオルジとヴァリオスを結ぶ街道に出没した馬形の雑魔がハンターの手に依り倒された。
その解決の後、雑魔の出没地点と思われるマテリアルの汚染された土地が見付かった。
更にその後、メグが参加した依頼で倒された亀形の雑魔の行動を地図に書き取った結果、雑魔の進行方向にその土地があると分かった。
「2つの事件の関連性は不明です。恐らく、全く無関係ながらも亀形の雑魔が強い負のマテリアルに惹かれがた為の行動だという推察が強いですね。今回の依頼では、馬形の雑魔の発生源……当時既に回復を見せておりましたが、その周辺を含めて、回復の現状を把握して頂くことと、ついでに辺りの植物を採集して下さいと言う感じです。パラソルと敷物と、お勧めのクッキーを付けますが、如何です?」
●
初夏の事件の報告を読む。
どうやらメグと同じ新人のハンターが負傷しているらしい。
既に回復したと新しく付箋が貼られているが、先輩のハンターの救援に依るところが大きいのだろう。
このときに出没した雑魔は、メグでは到底太刀打ち出来ない強力な物が10体。残っていたら怖いと溜息を零すが、報告を読む限りその可能性は無さそうだ。
もう一件、自身が参加した報告を見る。
このときに出没した雑魔は確かに妙な動きをしていた。
それを観察する余裕は自身には無かったが、共に戦い、それを見極めてオフィスへ報告した先輩のハンターへの憧憬の思いが蘇る。
出没地点は海岸だった。それを真っ直ぐに進んで、近くの村を無視して森の方へ。
その道中でまた波に掠われて、深い海へ。そして、同じ動きを繰り返す。
あの動きの目的は、マテリアルの汚染された土地への移動だったのか。
あの美しい海岸を臨む村はどうしているだろう。
温かく迎えてくれたあの人達が、元気に暮らしていたらいい。
「ひゃあ!」
報告を読み終えて、改めて依頼を手に取ったメグの頭に、ぽん、と軽い衝撃が。
近くに居るらしい精霊のそれだろう。
この依頼を気に入ったのだろうか。
「ピクニックに行きたいのかな……」
依頼を手に何度目かの溜息を吐く。
少し怖い。
けれど、ここが無事なら、きっとあの海岸も、あの村も無事なのだろう。
そう思うと、少しずつ力が湧いてくるような気がした。
●
「ではこちらと、こちらをどうぞ。まだまだ暑い夏の盛りです! ゆっくりして頂いても構いませんが、午前中に終えることをお勧めします。以前の雑魔はいないと思いますが、そうは言っても森の中です。動物には気を付けて下さいね。では、行ってらっしゃいませ!」
パラソルと敷物、籠に満載のクッキーとお茶。
先輩のハンター達と合流し、地図に従いジェオルジの街道を逸れて森の中へ。
当時は残っていたらしい血の跡も消え、目印の場所には小さな旗が立てられている。
「ここですよね……」
足を止めて周りを見回す。妙な気配は感じないが、どことなく違和感を覚えて首を傾げた。
●
空へ伸ばす手は小さく、憧れる背は遠い。
夏の陽差しを眩しげに、鮮やかに青く茂る街路樹が葉を揺らす音を聞きながら、メグこと、マーガレット・ミケーリはオフィスへの道を歩く。
「調査、ですか?」
簡単な依頼がありますと言われて示された依頼票、雑魔発生源の現状調査依頼。
小難しい文言の並びに首を傾げると受付嬢はメグと、その背後に揺れる精霊を微笑ましく眺めこう言った。
「はい。ピクニックです」
初夏の頃、ジェオルジとヴァリオスを結ぶ街道に出没した馬形の雑魔がハンターの手に依り倒された。
その解決の後、雑魔の出没地点と思われるマテリアルの汚染された土地が見付かった。
更にその後、メグが参加した依頼で倒された亀形の雑魔の行動を地図に書き取った結果、雑魔の進行方向にその土地があると分かった。
「2つの事件の関連性は不明です。恐らく、全く無関係ながらも亀形の雑魔が強い負のマテリアルに惹かれがた為の行動だという推察が強いですね。今回の依頼では、馬形の雑魔の発生源……当時既に回復を見せておりましたが、その周辺を含めて、回復の現状を把握して頂くことと、ついでに辺りの植物を採集して下さいと言う感じです。パラソルと敷物と、お勧めのクッキーを付けますが、如何です?」
●
初夏の事件の報告を読む。
どうやらメグと同じ新人のハンターが負傷しているらしい。
既に回復したと新しく付箋が貼られているが、先輩のハンターの救援に依るところが大きいのだろう。
このときに出没した雑魔は、メグでは到底太刀打ち出来ない強力な物が10体。残っていたら怖いと溜息を零すが、報告を読む限りその可能性は無さそうだ。
もう一件、自身が参加した報告を見る。
このときに出没した雑魔は確かに妙な動きをしていた。
それを観察する余裕は自身には無かったが、共に戦い、それを見極めてオフィスへ報告した先輩のハンターへの憧憬の思いが蘇る。
出没地点は海岸だった。それを真っ直ぐに進んで、近くの村を無視して森の方へ。
その道中でまた波に掠われて、深い海へ。そして、同じ動きを繰り返す。
あの動きの目的は、マテリアルの汚染された土地への移動だったのか。
あの美しい海岸を臨む村はどうしているだろう。
温かく迎えてくれたあの人達が、元気に暮らしていたらいい。
「ひゃあ!」
報告を読み終えて、改めて依頼を手に取ったメグの頭に、ぽん、と軽い衝撃が。
近くに居るらしい精霊のそれだろう。
この依頼を気に入ったのだろうか。
「ピクニックに行きたいのかな……」
依頼を手に何度目かの溜息を吐く。
少し怖い。
けれど、ここが無事なら、きっとあの海岸も、あの村も無事なのだろう。
そう思うと、少しずつ力が湧いてくるような気がした。
●
「ではこちらと、こちらをどうぞ。まだまだ暑い夏の盛りです! ゆっくりして頂いても構いませんが、午前中に終えることをお勧めします。以前の雑魔はいないと思いますが、そうは言っても森の中です。動物には気を付けて下さいね。では、行ってらっしゃいませ!」
パラソルと敷物、籠に満載のクッキーとお茶。
先輩のハンター達と合流し、地図に従いジェオルジの街道を逸れて森の中へ。
当時は残っていたらしい血の跡も消え、目印の場所には小さな旗が立てられている。
「ここですよね……」
足を止めて周りを見回す。妙な気配は感じないが、どことなく違和感を覚えて首を傾げた。
解説
目的 ピクニックを楽しむ
●場所
森の中の草地
きらきらと木漏れ日が降り注ぎ、午前中の内は風が涼しい。
近くの木に幾つかスモモが実っている。
なつっこい小動物の気配も有る。
●違和感
草地
浄化されているが、まだ土の力が弱く、草も十分に育っていない。
周囲の樹木の間隔を見る限り、草地にも数本生えていておかしくないが、
それらしい芽や若木の生える様子は無い。
スモモ
熟し具合にムラが有り、齧ると苦い。
小動物(兎や栗鼠など)
通常の物に比べて小さく大人しい。
所々毛並みが痛んでいたり、小さな傷があったりする。
構っていると元気になる。
●NPC
受付嬢
「気になる物が有ったら可能なら持ち帰ってきて下さいね。
浄化はされてますが、土地のマテリアルが回復したとも言い切れません。
ハンターさんの力で、こう……めらめらーっと……あ、これでは燃えてしまいますね。
えっと、そうですね。
精霊の加護があって、マテリアルの力の強いハンターさんに滞在して貰って、森を元気にしよう……
詰まり、ピクニックです!」
パラソルと敷物とお茶はオフィス支給。
クッキーは、最近ジェオルジに支店(本店はヴァリオス)が出来たらしいマグノリアクッキーのもの。
大きい袋にアイスボックスクッキーが沢山入っている。
動物用に無糖の物も申請があれば調達可能。
メグ
夏の陽差しと虫に備えて、綿の長袖、長ズボン。
タオルと、一応自前の水筒を所持。
Lv10まであと少し。装備や武器、スキルに悩み始めたところ。
PCの指示に従うが、指示が無ければ支給品運搬係となる。
ピクニックの目的は知らず、見回りと簡単な採集を終えて帰還しようとする。
●場所
森の中の草地
きらきらと木漏れ日が降り注ぎ、午前中の内は風が涼しい。
近くの木に幾つかスモモが実っている。
なつっこい小動物の気配も有る。
●違和感
草地
浄化されているが、まだ土の力が弱く、草も十分に育っていない。
周囲の樹木の間隔を見る限り、草地にも数本生えていておかしくないが、
それらしい芽や若木の生える様子は無い。
スモモ
熟し具合にムラが有り、齧ると苦い。
小動物(兎や栗鼠など)
通常の物に比べて小さく大人しい。
所々毛並みが痛んでいたり、小さな傷があったりする。
構っていると元気になる。
●NPC
受付嬢
「気になる物が有ったら可能なら持ち帰ってきて下さいね。
浄化はされてますが、土地のマテリアルが回復したとも言い切れません。
ハンターさんの力で、こう……めらめらーっと……あ、これでは燃えてしまいますね。
えっと、そうですね。
精霊の加護があって、マテリアルの力の強いハンターさんに滞在して貰って、森を元気にしよう……
詰まり、ピクニックです!」
パラソルと敷物とお茶はオフィス支給。
クッキーは、最近ジェオルジに支店(本店はヴァリオス)が出来たらしいマグノリアクッキーのもの。
大きい袋にアイスボックスクッキーが沢山入っている。
動物用に無糖の物も申請があれば調達可能。
メグ
夏の陽差しと虫に備えて、綿の長袖、長ズボン。
タオルと、一応自前の水筒を所持。
Lv10まであと少し。装備や武器、スキルに悩み始めたところ。
PCの指示に従うが、指示が無ければ支給品運搬係となる。
ピクニックの目的は知らず、見回りと簡単な採集を終えて帰還しようとする。
マスターより
よろしくお願いします。
穏やかな一時。
簡単に済ませても、のんびりしても。
参照シナリオ(オープニングに出てきた要素を詳しく知りたい方向けです)。
森に出た馬形の雑魔:「或る街道の再出没」
海岸に出た亀形の雑魔:「或る少女と浜辺の雑魔」
マグノリアクッキー:「【春郷祭】マグノリアクッキー雨の開店」
穏やかな一時。
簡単に済ませても、のんびりしても。
参照シナリオ(オープニングに出てきた要素を詳しく知りたい方向けです)。
森に出た馬形の雑魔:「或る街道の再出没」
海岸に出た亀形の雑魔:「或る少女と浜辺の雑魔」
マグノリアクッキー:「【春郷祭】マグノリアクッキー雨の開店」
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/09/09 02:41
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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let'sピクニック 鞍馬 真(ka5819) 人間(リアルブルー)|22才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/08/31 05:27:53 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/08/30 08:28:32 |