ゲスト
(ka0000)
【界冥】宴の跡に緑の悪夢
マスター:馬車猪
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- ユニット参加人数
- 現在8 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/09/13 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/09/22 19:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
VOIDと遭遇してから長い間。
人類は滅亡への坂道を転がり落ちていた。
従来の戦力はほとんど役に立たず、トマーゾ・アルキミア由来の技術に縋って生き延びていた。
無論、人類も努力を積み重ねた。
VOIDに効果があったCAMの開発と配備を進め、サルバトーレ・ロッソを初めとする宇宙戦艦を建造して艦隊を整備。
異世界からの来訪者あるいは帰還者が戦線に加わることによってようやく戦況が改善されつつある。
●安住の地
「でもあんまり土地とかコロニーとか取り返せてないんですよね」
「奪還後も問題だ。復旧にいくらかかると思う? 最低限でも予算の規模が……」
「いやー、奪還後のことを考えられるようになっただけ凄いですよ。ええ、凄いんですが」
月面崑崙基地内会議室。
若きエリート達が寝不足の顔をつきあわせていた。
「目の前の問題を片付けましょう。月に滞在中の避難民についてですが」
「理想は地球への移送だな。必要なのは護衛にロッソ級が複数と連絡船が……無理だな」
「超人運動会の会場に仮設住居建てちゃいましょうよ。それでかなりストレスを緩和できるはずです」
半死人じみた顔色でも地球全土から選び抜かれたエリートだ。
現状把握と試算は瞬く間に終わり、現実的な計画案として司令部へ提出された。
「つめたーい!」
「おかあさーん、こっちこっちー!」
テンションの高い子供達の声と、プールに飛び込む水音が連続して響いていた。
子供に引きずられる家族の顔色は悪くない。
崑崙基地までの避難も大変だったが、安全が保証されているとはいえ限られた空間での生活も十分過酷だ。
仮設とはいえ、家族だけで生活できる家が支給されたのは実に喜ばしい。
仮設住居があるのは超人運動会跡地……正確にはその幻獣部門が行われた場所であり近くにプールがある。
運動不足の解消をバカンス気分で行える、最高の立地であるはずだった。
「なにか光ってるよ?」
「みどりだー」
はしゃいでいた子供達が水面から顔をだし、何もないはずの場所をじっと見ている。
大人が気づいて見上げても何も認識できない。
いや。
触手にしか見えない何かが、プールの側に張られていた運動会ポスターをつまみ、力加減に失敗して引きちぎった。
「ベ」
「ベアトリクス!」
警報が崑崙基地中に鳴り響いた。
●クリムゾンウェスト
「崑崙基地からの救援要請です! 転移門前に向かって下さい!」
CAM用装備を運び込む魔導トラックの間を縫うようにして、あなたを含むハンターがソサエティーの建物内を走る。
オフィスも混乱しているようで、何も表示されていない3Dディスプレイや無意味に準備運動をするパルムがそこかしこに見える。
「ちょ、嘘でしょ……。んんっ、居住区内にベアトリクスの分体、CAMサイズの強力な歪虚が現れました」
職員の声が先程以上に動揺している。
詳しく聞こうと視線を向けても、よほど動揺しているらしくこちらの視線に気づいてくれない。
「近くに非武装の、非覚醒者の子供達が最低20人、親も入れて合計40名以上が避難できていません!」
普通に考えて大惨事確定である。
覚醒者なら時間経過で直る状態異常でも、非覚醒者、しかも心身共に育ちきっていない少年少女だと致命傷になりかねない。
「どうして……いえ、続報です! 自動ハードルで罠を、ってもう壊れたぁ?」
この職員減給処分だろうなぁと考えながら、戦闘準備を整えたCAMあるいは幻獣と合流する。
整備担当者と挨拶を躱す暇もなく転移が始まった。
一瞬にも満たない浮遊感が終わる。
茫然としたままの家族連れ多数の向こうに、緊張感のないCAMサイズ歪虚が飛び跳ねているのが見えた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
VOIDと遭遇してから長い間。
人類は滅亡への坂道を転がり落ちていた。
従来の戦力はほとんど役に立たず、トマーゾ・アルキミア由来の技術に縋って生き延びていた。
無論、人類も努力を積み重ねた。
VOIDに効果があったCAMの開発と配備を進め、サルバトーレ・ロッソを初めとする宇宙戦艦を建造して艦隊を整備。
異世界からの来訪者あるいは帰還者が戦線に加わることによってようやく戦況が改善されつつある。
●安住の地
「でもあんまり土地とかコロニーとか取り返せてないんですよね」
「奪還後も問題だ。復旧にいくらかかると思う? 最低限でも予算の規模が……」
「いやー、奪還後のことを考えられるようになっただけ凄いですよ。ええ、凄いんですが」
月面崑崙基地内会議室。
若きエリート達が寝不足の顔をつきあわせていた。
「目の前の問題を片付けましょう。月に滞在中の避難民についてですが」
「理想は地球への移送だな。必要なのは護衛にロッソ級が複数と連絡船が……無理だな」
「超人運動会の会場に仮設住居建てちゃいましょうよ。それでかなりストレスを緩和できるはずです」
半死人じみた顔色でも地球全土から選び抜かれたエリートだ。
現状把握と試算は瞬く間に終わり、現実的な計画案として司令部へ提出された。
「つめたーい!」
「おかあさーん、こっちこっちー!」
テンションの高い子供達の声と、プールに飛び込む水音が連続して響いていた。
子供に引きずられる家族の顔色は悪くない。
崑崙基地までの避難も大変だったが、安全が保証されているとはいえ限られた空間での生活も十分過酷だ。
仮設とはいえ、家族だけで生活できる家が支給されたのは実に喜ばしい。
仮設住居があるのは超人運動会跡地……正確にはその幻獣部門が行われた場所であり近くにプールがある。
運動不足の解消をバカンス気分で行える、最高の立地であるはずだった。
「なにか光ってるよ?」
「みどりだー」
はしゃいでいた子供達が水面から顔をだし、何もないはずの場所をじっと見ている。
大人が気づいて見上げても何も認識できない。
いや。
触手にしか見えない何かが、プールの側に張られていた運動会ポスターをつまみ、力加減に失敗して引きちぎった。
「ベ」
「ベアトリクス!」
警報が崑崙基地中に鳴り響いた。
●クリムゾンウェスト
「崑崙基地からの救援要請です! 転移門前に向かって下さい!」
CAM用装備を運び込む魔導トラックの間を縫うようにして、あなたを含むハンターがソサエティーの建物内を走る。
オフィスも混乱しているようで、何も表示されていない3Dディスプレイや無意味に準備運動をするパルムがそこかしこに見える。
「ちょ、嘘でしょ……。んんっ、居住区内にベアトリクスの分体、CAMサイズの強力な歪虚が現れました」
職員の声が先程以上に動揺している。
詳しく聞こうと視線を向けても、よほど動揺しているらしくこちらの視線に気づいてくれない。
「近くに非武装の、非覚醒者の子供達が最低20人、親も入れて合計40名以上が避難できていません!」
普通に考えて大惨事確定である。
覚醒者なら時間経過で直る状態異常でも、非覚醒者、しかも心身共に育ちきっていない少年少女だと致命傷になりかねない。
「どうして……いえ、続報です! 自動ハードルで罠を、ってもう壊れたぁ?」
この職員減給処分だろうなぁと考えながら、戦闘準備を整えたCAMあるいは幻獣と合流する。
整備担当者と挨拶を躱す暇もなく転移が始まった。
一瞬にも満たない浮遊感が終わる。
茫然としたままの家族連れ多数の向こうに、緊張感のないCAMサイズ歪虚が飛び跳ねているのが見えた。
解説
狂気王ベアトリクスの分体と戦う依頼です
最大の問題は、敵の近くにいる子供達です
今のところ敵に狙われてはいませんが、子供が泣いたり騒いだりすると最悪の事態になりかねません
戦闘を無視し、子供に好かれて子供の注意をひける幻獣を連れて行く人がいてもいいかもしれません
・ベアトリクス分体
サイズ3。1体。異常な速度を持ち、特に機械に効く状態異常をまき散らし、接近戦用触手と長射程レーザー(魔法属性)を使いこなす強敵です
前回の大規模作戦では、ファントムハンドで足止めの後範囲攻撃による一斉攻撃によって破壊された個体もありました
この個体は中破状態。中破状態でこの能力です
重力下飛行能力なし。会話能力もなし。とにかく気まぐれ
作戦次第で大量殺戮者になりますのでご注意を
・ジェットプール
かつて幻獣達が苦戦したプール。今は普通のプールとして運用中
子供が全員避難した後なら、トランシーバーで担当部署に連絡を入れることにより分体にすらダメージを与える強さで水が流れ出します
現在の水深は1メートル
プールサイド登るための梯子が多数あります
・元会場
グリフォンなどが飛び回れる広さがあります
多少の流れ玉では破壊はされませんが、分体が破壊に専念すると1分もたずに大穴が開きます
・子供達
茫然としています
・大人達
子供が心配で身動きがとれません。
子供達プールから出た後なら、ハンターの指示に全面的に従います
・転移直後の地図(1文字縦横50m。上が北
abcdef
あ□□□ベ□ハ □=コンクリ床。障害物無し
い□□□□□ハ ベ=ベアトリクスが北を見ています。
うプ子プ□□ハ プ=プールです
え□□親□□ハ 子=プールです。子供が30人います
お□□□□□家 親=親が20人います
かハハハハハ家 家=2軒。凄く頑丈。1軒に最大25人入り最小2度の攻撃に耐える
ハ=ハンター初期位置。各人が好きな位置を選択可
最大の問題は、敵の近くにいる子供達です
今のところ敵に狙われてはいませんが、子供が泣いたり騒いだりすると最悪の事態になりかねません
戦闘を無視し、子供に好かれて子供の注意をひける幻獣を連れて行く人がいてもいいかもしれません
・ベアトリクス分体
サイズ3。1体。異常な速度を持ち、特に機械に効く状態異常をまき散らし、接近戦用触手と長射程レーザー(魔法属性)を使いこなす強敵です
前回の大規模作戦では、ファントムハンドで足止めの後範囲攻撃による一斉攻撃によって破壊された個体もありました
この個体は中破状態。中破状態でこの能力です
重力下飛行能力なし。会話能力もなし。とにかく気まぐれ
作戦次第で大量殺戮者になりますのでご注意を
・ジェットプール
かつて幻獣達が苦戦したプール。今は普通のプールとして運用中
子供が全員避難した後なら、トランシーバーで担当部署に連絡を入れることにより分体にすらダメージを与える強さで水が流れ出します
現在の水深は1メートル
プールサイド登るための梯子が多数あります
・元会場
グリフォンなどが飛び回れる広さがあります
多少の流れ玉では破壊はされませんが、分体が破壊に専念すると1分もたずに大穴が開きます
・子供達
茫然としています
・大人達
子供が心配で身動きがとれません。
子供達プールから出た後なら、ハンターの指示に全面的に従います
・転移直後の地図(1文字縦横50m。上が北
abcdef
あ□□□ベ□ハ □=コンクリ床。障害物無し
い□□□□□ハ ベ=ベアトリクスが北を見ています。
うプ子プ□□ハ プ=プールです
え□□親□□ハ 子=プールです。子供が30人います
お□□□□□家 親=親が20人います
かハハハハハ家 家=2軒。凄く頑丈。1軒に最大25人入り最小2度の攻撃に耐える
ハ=ハンター初期位置。各人が好きな位置を選択可
マスターより
火星付近でハンターと戦った分体の1つで、触手数本と紅玉の一部が壊れています
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/09/20 19:59
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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緑の悪夢への対応 フィルメリア・クリスティア(ka3380) 人間(リアルブルー)|25才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/09/13 17:38:34 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/09/09 19:45:12 |