ゲスト
(ka0000)
変態ですが何か?
マスター:秋月雅哉

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/11/18 12:00
- リプレイ完成予定
- 2014/11/27 12:00
オープニング
●秋の海辺もいいものです、変態さえでなければ!
夏の照り付ける日差しの中海水浴を楽しむシーズンが過ぎ、冬の雪がちらつく中寒さに耐えつつその反動でより温かいものに感じられる人情を求めるシーズンにはまだ若干早い秋のある日。
海は当たり前のことだが春夏秋冬問わず波を寄せては返しながらそこにあった。そして暑さも和らぎ寒さが本格的になる前に浜辺を散策したり沖に出て釣りをしたりする人々も当然いる。
そんな当たり前の光景を壊す存在が現れると知らずにリアルブルーでかつて上流階級の者たちが楽しんだという貝合わせの真似をしようか、と浜辺を訪れた若い男女に悲劇は降りかかった。
「この貝なんてどうかな?ちょうど対になってるし」
「あ、いいかも。じゃあ似たような貝を他にもいくつか探して……えぇと、歌を書くんだっけ?」
「対になる絵でもいいって聞いたよ」
仲睦まじい恋人たちは気づかなかった。波が不自然に揺れ、波の隙間からにゅるりとした腕が伸ばされたことに。
腕の持ち主である大ダコがターゲットを捕捉しようと目を波間からのぞかせる。女性と目が合って、当然女性は金切り声をあげた。
恋人の男性が女性をかばおうとした刹那――伸ばされた腕は男性の身体に巻き付く。
そして用は済んだとばかりに男性の身体に巻きつけた腕を掲げたまま沖へ戻ろうとする大ダコ。
「狙いこっち!?」
「私が男性より魅力がないっていうの!?」
「突っ込みそっち!?」
「は、まさかあのタコは雌……!? 触手ものの被害は女性というテンプレートの裏をかく……これはまさしく悪魔の所業!」
「ちょっと待って、戻ってきて!」
物理的に戻ってこなければいけないのは男性の方なのだが女性の方は精神が戻ってこなければいけない状況に陥っていた。
そうして男女は色々な意味で引き離されたのだった。
「ちゃんちゃん、と終わりにするわけにもいかないんだよね。実際に被害にあってる人がいるわけだし」
かいつまんだ説明だけすると狙いどころがどこなのか分からなくて笑うに笑えない三流コメディーなわけだけど、と前置きして事件のあらましを語ったのはルカ・シュバルツエンド(kz0073)だ。
「実は被害はもう何件か出てて、狙われてるの全部男性。漁船がタコが新しい被害者攫いに行ってるところに通りかかったらしくて無人島で凍えてるところを全員救出済み……なんだけど。元を断たないと結局また攫われるから、ね」
いつもポイポイと用件だけ言って依頼自体は丸投げ、というルカにしては妙に歯切れが悪い。
「攫われる前に総力戦で戦って何とかするのが一番安全でかつ手っ取り早いと思うよ。……救出された男性陣、服が使い物にならなくなってたから攫われると多分トラウマが待ってるしね」
寒さで震えていたのは屋外だからだけというわけではなさそうだった。
「そういうわけで変態な大ダコ退治をお願いするよ。男性にしか興味ないみたいだけどかなり凛々しく男装すれば女性でももしかするといけるかもね。……まぁ、頑張って。
攻撃方法は腕による締め付けと墨を吐いての視界の妨害と……まぁある種の精神的ダメージ的な何か」
腹いせに退治が済んだら食べるなりしてやったら。食べられるか分からないけど。というかなんで僕に斡旋を任せるって回ってくる仕事こんなのばっかりなのさ。
ダークマターの生成者と称される青年は最終的に丸投げしたのだった。
夏の照り付ける日差しの中海水浴を楽しむシーズンが過ぎ、冬の雪がちらつく中寒さに耐えつつその反動でより温かいものに感じられる人情を求めるシーズンにはまだ若干早い秋のある日。
海は当たり前のことだが春夏秋冬問わず波を寄せては返しながらそこにあった。そして暑さも和らぎ寒さが本格的になる前に浜辺を散策したり沖に出て釣りをしたりする人々も当然いる。
そんな当たり前の光景を壊す存在が現れると知らずにリアルブルーでかつて上流階級の者たちが楽しんだという貝合わせの真似をしようか、と浜辺を訪れた若い男女に悲劇は降りかかった。
「この貝なんてどうかな?ちょうど対になってるし」
「あ、いいかも。じゃあ似たような貝を他にもいくつか探して……えぇと、歌を書くんだっけ?」
「対になる絵でもいいって聞いたよ」
仲睦まじい恋人たちは気づかなかった。波が不自然に揺れ、波の隙間からにゅるりとした腕が伸ばされたことに。
腕の持ち主である大ダコがターゲットを捕捉しようと目を波間からのぞかせる。女性と目が合って、当然女性は金切り声をあげた。
恋人の男性が女性をかばおうとした刹那――伸ばされた腕は男性の身体に巻き付く。
そして用は済んだとばかりに男性の身体に巻きつけた腕を掲げたまま沖へ戻ろうとする大ダコ。
「狙いこっち!?」
「私が男性より魅力がないっていうの!?」
「突っ込みそっち!?」
「は、まさかあのタコは雌……!? 触手ものの被害は女性というテンプレートの裏をかく……これはまさしく悪魔の所業!」
「ちょっと待って、戻ってきて!」
物理的に戻ってこなければいけないのは男性の方なのだが女性の方は精神が戻ってこなければいけない状況に陥っていた。
そうして男女は色々な意味で引き離されたのだった。
「ちゃんちゃん、と終わりにするわけにもいかないんだよね。実際に被害にあってる人がいるわけだし」
かいつまんだ説明だけすると狙いどころがどこなのか分からなくて笑うに笑えない三流コメディーなわけだけど、と前置きして事件のあらましを語ったのはルカ・シュバルツエンド(kz0073)だ。
「実は被害はもう何件か出てて、狙われてるの全部男性。漁船がタコが新しい被害者攫いに行ってるところに通りかかったらしくて無人島で凍えてるところを全員救出済み……なんだけど。元を断たないと結局また攫われるから、ね」
いつもポイポイと用件だけ言って依頼自体は丸投げ、というルカにしては妙に歯切れが悪い。
「攫われる前に総力戦で戦って何とかするのが一番安全でかつ手っ取り早いと思うよ。……救出された男性陣、服が使い物にならなくなってたから攫われると多分トラウマが待ってるしね」
寒さで震えていたのは屋外だからだけというわけではなさそうだった。
「そういうわけで変態な大ダコ退治をお願いするよ。男性にしか興味ないみたいだけどかなり凛々しく男装すれば女性でももしかするといけるかもね。……まぁ、頑張って。
攻撃方法は腕による締め付けと墨を吐いての視界の妨害と……まぁある種の精神的ダメージ的な何か」
腹いせに退治が済んだら食べるなりしてやったら。食べられるか分からないけど。というかなんで僕に斡旋を任せるって回ってくる仕事こんなのばっかりなのさ。
ダークマターの生成者と称される青年は最終的に丸投げしたのだった。
解説
大ダコ一体の殲滅
雌雄は不明、攻撃方法はぬるりとした腕での捕縛、大量の墨を吐いて視界を奪う、捕えた相手を歯の生えた口で噛む、など。
男性が好みのようです。
意図して連れ去られなければ海辺での戦闘となります。
基本的にコメディになるかと思いますが男性が集まらなかった場合の誘き出しの難しさも考えての「難易度:普通」設定となっております。
雌雄は不明、攻撃方法はぬるりとした腕での捕縛、大量の墨を吐いて視界を奪う、捕えた相手を歯の生えた口で噛む、など。
男性が好みのようです。
意図して連れ去られなければ海辺での戦闘となります。
基本的にコメディになるかと思いますが男性が集まらなかった場合の誘き出しの難しさも考えての「難易度:普通」設定となっております。
マスターより
ちょっと原点帰ってみようかな、と思って私のファナティックブラッドでの原点を探る前に思い出しました、良く分からない雑魔が宴会してたりダンディーな男の人にふりふりの衣装を着せたりするのが原点といえば原点だということを。
帰ってみようかな、と思ったからには帰らねばならぬ、ということで良く分からない方向におかしい変態退治をお願いいたします。
帰ってみようかな、と思ったからには帰らねばならぬ、ということで良く分からない方向におかしい変態退治をお願いいたします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/11/18 21:57
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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変態雑魔をぶちのめせ ボルディア・コンフラムス(ka0796) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/11/17 23:16:16 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/11/13 00:14:11 |