ゲスト
(ka0000)
【転臨】捧げられしベロニカ
マスター:ムジカ・トラス

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
アム・シェリタ―揺籃館―- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 3~7人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/20 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/29 19:00
オープニング
●
何処とも知れぬ場所でも、肌に触れる大気の感触は、"外"と同じだった。どこか粘ついたそれは、彼にとって馴染み深い港町を想起させ、味わい深い。
とはいえ。
「んーーーー」
男は凝り固まった背を伸ばしたのち、吐息を零した。どれだけ趣深い場所であろうとも、長く滞在するには不向きな環境だった。持ち込んだ物品はあるものの、もともと居住性は劣悪極まるのだ。何処にいっても基本的には石造りであるがゆえに、身体への愛護性は許容下限を下回る。
具体的には腰が痛いし、背は軋むし、肘や膝まで凝ってきた。
「はあ。前来た時は、もう少し派手だったんだけど、ね……」
嘆息した。
頬を撫でる自らの銀髪を摘みながら、男は天井見上げた。代わり映えのしない石造りの天井を見つめながら、男は薄く、笑みを浮かべる。
「戦況は、どうなったかな。勝ちはするだろうけれど……どれだけのものを、仕込まれていたか、だ」
"情報"から切り離されるのは、久しくない経験だった。事実に基づいた予測を、ともすれば妄想ともいうべき想定でより強固に塗り固めていく作業は苦ではない。ただ、盤上に賭けたモノの行く末は気になった。そればかりは、賽の目がどう転んだかに依るのだから。
けれど。
「――随分と、寂しくなるな」
あとは"互いに"仕上げを決めるまで、この勝負は終わらない。分水嶺は、とうの昔に超えているのだから。
「……ねえ、セバス」
●
鐘の音が王国最大の湾港都市ガンナ・エントラータ中に響き渡っていた。すぐに魔導スピーカーを通じて避難"命令"が出され、各所で騒動が沸き起こる。
『領主ヘクス・シャルシェレットの名のもとに、避難命令を通達します。落ち着いて、所定の位置まで避難をしてください。場所が不明な方、人手が必要な方は、各地の店舗責任者、代表者、各商会関係者に申し出て下さい。繰り返します……』
都市まるごとの避難は、地鳴りのような響きと、同じだけの不吉を孕んでいた。恐慌する者、狂乱する者、それを怒鳴る者、泣きながら避難する者、それらを努めて平静に誘導する者、震え、自失してその場を動かない者――数多のヒトが、極限の中で入り乱れる。
しかし。
『襲撃者は、高位歪虚"メフィスト"と断定します。黒衣、蜘蛛のような頭部の存在が分身、あるいは部下を放ったためか都市内に"多数"認められています。セキュリティの者が対応するまで――』
『メフィストの目撃情報は、ヴァレクストラ橋、レントラース商工会本部、――――』
都市内の各所に備え付けられたスピーカーから、無数の情報が飛び交っていく。見上げる者は殆ど居はしないが、高空には――数こそ少ないが――グリフォンやワイバーンが飛び回り、情報収集と伝達に奔走していた。
それらの放送や、誘導の声を受けて、混乱や狂奔ともいうべきエントロピーが、徐々に収束しかかっていく。混乱は、たしかにある。それを引き起こそうとする者がいるのだ。街そのものを侵すように、水面に重石を投げ込み続ける侵略者が。
――しかし、それに抗う何かもまた、同時に存在していた。
悲劇を覆すだけの力はなくても、この日、この時、この街で。ヒトは、絶対強者に抗い続けている。
●
「――ふむ」
セバスはその光景を第六商会本部の最上階、会長室の大窓から見下ろし、満足げに頷いた。
かつてハンターたちと共に行った避難訓練を通じて得た知見をもとに、彼らが預かる領域の避難誘導はより洗練されている。少なくとも、この都市の中で――あるいはこの世界の中で――今もっとも緊急事態の対処に練達したスタッフたちがいるこの地区は、安全だ。
「これで、当会としての責任は果たした、と言ってよいでしょうな」
職務に忠実であることは、セバスにとっては重要なことだった。その道を進むことが、新しい地平にたどり着くために"必要なこと"だと確信している。ただ、その道を拓くことには膨大な行程が必要だった。
――その一つを、託されたのだ。享楽に耽ることもなければ、怠惰に堕することもありえない。
故に、この結果は必然と呼べるものであろうことをセバスは了解している。誇るべきなのだとすら、思っている。この光景は、セバスの忠誠の証。そこから湧き出る、主の信頼に応えたという充足を否定することは――彼自身の生を否定することと同義なのだから。
「……では仕上げと参りましょうか、ヘクス様」
窓から離れたセバスは、歩き出す。
そこで。
――階下に、破壊音が響いた。
●
緊急の依頼が掛かった。"グラズヘイム王国全土"に多発的、電撃的に襲撃を仕掛けたメフィストの攻勢に、ハンターズソサエテイにも依頼が入る。
各地にハンターたちが散っていく中で、ガンナ・エントラータにも多数のハンターたちが動員された。
今も、各所で戦闘音が響いている。その中で、戦闘現場至近での救護活動が可能なものは限られているのだ。現着したハンターは、要請に応じて都市各所へと展開。"多数存在するメフィスト"への対応や、戦闘現場での救助への介入を依頼されていく。
第六商会の本部へと派遣されたハンターたちは、今も"避難誘導が続く"街中を乗り越え、駈ける。
すぐに、見つけた。一際大きい石造りの建物の戸口に生々しい破壊の傷跡。そして――爛れた歪虚の気配。
中に広がっていたのは、かつて此処が避難訓練の際に、避難誘導の拠点として運用されていたことを知っていたものにとっては、危機的状況だった。
痛みに苦しみもがく、使用人姿の人々。破壊された大机。大量の無線機に、魔術具などが散在し、振るわれた暴力の激しさを示している。
その遥か奥に――見つけた。
執事服の白髪の老人が、同じ黒衣の人物に、左手一つで首元を捕まれ釣り上げられている様を。
「言うべきことは、それで終わりですか?」
「……、ぐ、ぁ……」
大量の冷や汗を浮かべた老人が、苦しげに呻く様を見て、「よろしい」と黒衣の人物――メフィストは嗤った。愉快げに肩を揺らしたメフィストは、此処ではないどこかを見ながら、何事かを呟いた。
そのまま、メフィストはセバスに向き直る。
「忠義に篤い貴方には、私から褒美を差し上げましょう。――『口を閉じなさい』」
「…………っ!」
常人には抗うことなど能わぬ【強制】の権能がセバスの身体を縛る。首を締められた状況で、途端に荒くなる鼻での呼吸の痛ましさに、ハンターたちが動こうとした、その時のことだった。
「さて」
「…………ッ!」
メフィストの右手が、セバスの胴を貫いた。目を見開いた老人は、しかし、口から血を吐き出すことが出来ずに苦しげにのたうつことしかできない。血塗れの腕を引き抜いたメフィストは、ハンターたちに向き直る、と。
「――目的は果たせましたが、少しぐらいは、遊んでもよいでしょう」
そのまま老人を見下ろし、
「この老人が、死に絶えるくらいまでは」
何処とも知れぬ場所でも、肌に触れる大気の感触は、"外"と同じだった。どこか粘ついたそれは、彼にとって馴染み深い港町を想起させ、味わい深い。
とはいえ。
「んーーーー」
男は凝り固まった背を伸ばしたのち、吐息を零した。どれだけ趣深い場所であろうとも、長く滞在するには不向きな環境だった。持ち込んだ物品はあるものの、もともと居住性は劣悪極まるのだ。何処にいっても基本的には石造りであるがゆえに、身体への愛護性は許容下限を下回る。
具体的には腰が痛いし、背は軋むし、肘や膝まで凝ってきた。
「はあ。前来た時は、もう少し派手だったんだけど、ね……」
嘆息した。
頬を撫でる自らの銀髪を摘みながら、男は天井見上げた。代わり映えのしない石造りの天井を見つめながら、男は薄く、笑みを浮かべる。
「戦況は、どうなったかな。勝ちはするだろうけれど……どれだけのものを、仕込まれていたか、だ」
"情報"から切り離されるのは、久しくない経験だった。事実に基づいた予測を、ともすれば妄想ともいうべき想定でより強固に塗り固めていく作業は苦ではない。ただ、盤上に賭けたモノの行く末は気になった。そればかりは、賽の目がどう転んだかに依るのだから。
けれど。
「――随分と、寂しくなるな」
あとは"互いに"仕上げを決めるまで、この勝負は終わらない。分水嶺は、とうの昔に超えているのだから。
「……ねえ、セバス」
●
鐘の音が王国最大の湾港都市ガンナ・エントラータ中に響き渡っていた。すぐに魔導スピーカーを通じて避難"命令"が出され、各所で騒動が沸き起こる。
『領主ヘクス・シャルシェレットの名のもとに、避難命令を通達します。落ち着いて、所定の位置まで避難をしてください。場所が不明な方、人手が必要な方は、各地の店舗責任者、代表者、各商会関係者に申し出て下さい。繰り返します……』
都市まるごとの避難は、地鳴りのような響きと、同じだけの不吉を孕んでいた。恐慌する者、狂乱する者、それを怒鳴る者、泣きながら避難する者、それらを努めて平静に誘導する者、震え、自失してその場を動かない者――数多のヒトが、極限の中で入り乱れる。
しかし。
『襲撃者は、高位歪虚"メフィスト"と断定します。黒衣、蜘蛛のような頭部の存在が分身、あるいは部下を放ったためか都市内に"多数"認められています。セキュリティの者が対応するまで――』
『メフィストの目撃情報は、ヴァレクストラ橋、レントラース商工会本部、――――』
都市内の各所に備え付けられたスピーカーから、無数の情報が飛び交っていく。見上げる者は殆ど居はしないが、高空には――数こそ少ないが――グリフォンやワイバーンが飛び回り、情報収集と伝達に奔走していた。
それらの放送や、誘導の声を受けて、混乱や狂奔ともいうべきエントロピーが、徐々に収束しかかっていく。混乱は、たしかにある。それを引き起こそうとする者がいるのだ。街そのものを侵すように、水面に重石を投げ込み続ける侵略者が。
――しかし、それに抗う何かもまた、同時に存在していた。
悲劇を覆すだけの力はなくても、この日、この時、この街で。ヒトは、絶対強者に抗い続けている。
●
「――ふむ」
セバスはその光景を第六商会本部の最上階、会長室の大窓から見下ろし、満足げに頷いた。
かつてハンターたちと共に行った避難訓練を通じて得た知見をもとに、彼らが預かる領域の避難誘導はより洗練されている。少なくとも、この都市の中で――あるいはこの世界の中で――今もっとも緊急事態の対処に練達したスタッフたちがいるこの地区は、安全だ。
「これで、当会としての責任は果たした、と言ってよいでしょうな」
職務に忠実であることは、セバスにとっては重要なことだった。その道を進むことが、新しい地平にたどり着くために"必要なこと"だと確信している。ただ、その道を拓くことには膨大な行程が必要だった。
――その一つを、託されたのだ。享楽に耽ることもなければ、怠惰に堕することもありえない。
故に、この結果は必然と呼べるものであろうことをセバスは了解している。誇るべきなのだとすら、思っている。この光景は、セバスの忠誠の証。そこから湧き出る、主の信頼に応えたという充足を否定することは――彼自身の生を否定することと同義なのだから。
「……では仕上げと参りましょうか、ヘクス様」
窓から離れたセバスは、歩き出す。
そこで。
――階下に、破壊音が響いた。
●
緊急の依頼が掛かった。"グラズヘイム王国全土"に多発的、電撃的に襲撃を仕掛けたメフィストの攻勢に、ハンターズソサエテイにも依頼が入る。
各地にハンターたちが散っていく中で、ガンナ・エントラータにも多数のハンターたちが動員された。
今も、各所で戦闘音が響いている。その中で、戦闘現場至近での救護活動が可能なものは限られているのだ。現着したハンターは、要請に応じて都市各所へと展開。"多数存在するメフィスト"への対応や、戦闘現場での救助への介入を依頼されていく。
第六商会の本部へと派遣されたハンターたちは、今も"避難誘導が続く"街中を乗り越え、駈ける。
すぐに、見つけた。一際大きい石造りの建物の戸口に生々しい破壊の傷跡。そして――爛れた歪虚の気配。
中に広がっていたのは、かつて此処が避難訓練の際に、避難誘導の拠点として運用されていたことを知っていたものにとっては、危機的状況だった。
痛みに苦しみもがく、使用人姿の人々。破壊された大机。大量の無線機に、魔術具などが散在し、振るわれた暴力の激しさを示している。
その遥か奥に――見つけた。
執事服の白髪の老人が、同じ黒衣の人物に、左手一つで首元を捕まれ釣り上げられている様を。
「言うべきことは、それで終わりですか?」
「……、ぐ、ぁ……」
大量の冷や汗を浮かべた老人が、苦しげに呻く様を見て、「よろしい」と黒衣の人物――メフィストは嗤った。愉快げに肩を揺らしたメフィストは、此処ではないどこかを見ながら、何事かを呟いた。
そのまま、メフィストはセバスに向き直る。
「忠義に篤い貴方には、私から褒美を差し上げましょう。――『口を閉じなさい』」
「…………っ!」
常人には抗うことなど能わぬ【強制】の権能がセバスの身体を縛る。首を締められた状況で、途端に荒くなる鼻での呼吸の痛ましさに、ハンターたちが動こうとした、その時のことだった。
「さて」
「…………ッ!」
メフィストの右手が、セバスの胴を貫いた。目を見開いた老人は、しかし、口から血を吐き出すことが出来ずに苦しげにのたうつことしかできない。血塗れの腕を引き抜いたメフィストは、ハンターたちに向き直る、と。
「――目的は果たせましたが、少しぐらいは、遊んでもよいでしょう」
そのまま老人を見下ろし、
「この老人が、死に絶えるくらいまでは」
解説
●目的
・メフィストの撃退/討伐
・セバス以外の第六商会スタッフの救助
●解説
ガンナ・エントラータ各所に多発的に現れたメフィストへの対応のため、増援として招集されたハンターのうち、特に第六商会本部近辺の担当として派遣されました。
大型の商館は既にメフィストの襲撃で半壊しており、内部の最も大きなホールには第六商会のスタッフが負傷し倒れている状況です。痕跡からはおそらくハンター達と同じ入口から侵入シたと思われます。
スタッフの数は合計7名。彼らには生命の危険はありませんが、セバスはすでに致死の傷を受けており、要救助者には含まれていません。
以下簡略図です。周囲は壁。破壊は可能。
□□□セ□□□ □:1辺3sq
□□□□□□□ セ:セバス&メフィスト
□A□□B□□ A:1名
□□□□□□□ B、C、D:2名
□□C□□D□
↑↑↑↑
ハンター達
●敵戦力
メフィスト(分身体)
→同地域に多数分身が配置されており、性能は激しく劣化していると思われるメフィスト。
この個体は【強制】"は"使える様子。過去の傾向では物理攻撃は余り使用せず魔法を多用。戦場の様子から少なくともファイアボール相当の範囲攻撃は使用可能と思われる。
注意すべきは、入り口付近の"第六商会のスタッフ"が軽くあしらわれたであろう点。何かしらの対策はあるのかもしれないが、分身であることを踏まえると強力な特殊能力は考えがたい。
また、当然ながら、そのあたりに転がるスタッフに配慮することは無いだろう。
●戦闘には直接関係の無いこと
・本部と思われる商館はきっちり破壊されていますが、避難活動は"何故か"継続されています。
・心配することそのものを否定はしていません。RPの種になるようならば、お好きにお使いください。
・セバスは何をやっても死亡しますが、死に際をどう定めるかは自由です。ただし、判定は行います。
・メフィストの撃退/討伐
・セバス以外の第六商会スタッフの救助
●解説
ガンナ・エントラータ各所に多発的に現れたメフィストへの対応のため、増援として招集されたハンターのうち、特に第六商会本部近辺の担当として派遣されました。
大型の商館は既にメフィストの襲撃で半壊しており、内部の最も大きなホールには第六商会のスタッフが負傷し倒れている状況です。痕跡からはおそらくハンター達と同じ入口から侵入シたと思われます。
スタッフの数は合計7名。彼らには生命の危険はありませんが、セバスはすでに致死の傷を受けており、要救助者には含まれていません。
以下簡略図です。周囲は壁。破壊は可能。
□□□セ□□□ □:1辺3sq
□□□□□□□ セ:セバス&メフィスト
□A□□B□□ A:1名
□□□□□□□ B、C、D:2名
□□C□□D□
↑↑↑↑
ハンター達
●敵戦力
メフィスト(分身体)
→同地域に多数分身が配置されており、性能は激しく劣化していると思われるメフィスト。
この個体は【強制】"は"使える様子。過去の傾向では物理攻撃は余り使用せず魔法を多用。戦場の様子から少なくともファイアボール相当の範囲攻撃は使用可能と思われる。
注意すべきは、入り口付近の"第六商会のスタッフ"が軽くあしらわれたであろう点。何かしらの対策はあるのかもしれないが、分身であることを踏まえると強力な特殊能力は考えがたい。
また、当然ながら、そのあたりに転がるスタッフに配慮することは無いだろう。
●戦闘には直接関係の無いこと
・本部と思われる商館はきっちり破壊されていますが、避難活動は"何故か"継続されています。
・心配することそのものを否定はしていません。RPの種になるようならば、お好きにお使いください。
・セバスは何をやっても死亡しますが、死に際をどう定めるかは自由です。ただし、判定は行います。
マスターより
国を挙げての大攻勢。イスルダ島奪還のための電撃作戦は勝利を迎えた――と、思われた。
けれどそれは、局地的な勝利に過ぎなかった。
……いえ、そこに留まってしまった、というべきでしょうか。
長きにわたる悪辣かもしれない仕込みと、前二本のシナリオによって本ルートが定まりました。
グラズヘイム王国の戦力的柱でもあったダンテ・バルカザールは戦闘中行方不明者となり、勝利の価値は一転。
"転"じて、"臨"むはメフィストによる電撃的反攻です。
さて。【転臨】、第二局面でございます。
この局面で出来ることは、被害を極力抑え込むこと。
皆様の奮闘に、期待します。お楽しみいただけたら幸いです。
ところで、ベロニカの花言葉は――。
けれどそれは、局地的な勝利に過ぎなかった。
……いえ、そこに留まってしまった、というべきでしょうか。
長きにわたる悪辣かもしれない仕込みと、前二本のシナリオによって本ルートが定まりました。
グラズヘイム王国の戦力的柱でもあったダンテ・バルカザールは戦闘中行方不明者となり、勝利の価値は一転。
"転"じて、"臨"むはメフィストによる電撃的反攻です。
さて。【転臨】、第二局面でございます。
この局面で出来ることは、被害を極力抑え込むこと。
皆様の奮闘に、期待します。お楽しみいただけたら幸いです。
ところで、ベロニカの花言葉は――。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/30 22:43
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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【相談卓】FIDELITY フォークス(ka0570) 人間(リアルブルー)|25才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/10/20 17:20:05 |
|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/18 20:19:01 |