ゲスト
(ka0000)
父殺し―掃き溜めのどん底の臭い―
マスター:窓林檎

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/02/21 12:00
- リプレイ完成予定
- 2018/03/02 12:00
オープニング
もっとゆかいになりたかったンで、おれぁウィスキーをぐいっとヤった。
喉が焼けらぁ、といっしょに、頭ン中パーってぇ。んで、空ンなった酒覗いたら目ン玉がこっち見るンで、ヨッちゃんに言ったら、ゲーちゃん、酒のやり過ぎで頭イッちまったぁ、と言っちゃらぁ、ぴゃーイッちまったぁって、ゴミ山に酒瓶放ってぇ、新しいの飲んでまたパーってぇ!
「ゲーちゃんよぅ、そんなんじゃおっ死んじまうぞ」
ヨッちゃんがウォッカあおって、おれに言うんだよ。
「そうともよぅ、酒ぁやめにゃならんよ」
斜向いのミックがぁ、おれから酒取り上げったぁ。
「だから俺が処理してやるぁ」
「ミック! この盗人!」
ミックをぶん殴ったらぁ、ゴミ山ひっくり返ってびーびー泣き虫よう。
「いてえよう、いてえよう」
「ギャハハ! ミックぅタマぁ落としたかぁ!」
キンタマ、オカマ、てぇヨッちゃんは踊りだしちゃってぇ。
「タマぁなけりゃカネもねぇ、ここぁくっせぇ掃き溜めぇあ!」
「いてえよう、いてえよう」
「しらぁん! 酒ェ返せぁ!」
おれぁゴミ山に身ィ投げ出してぇ、ぐいっとジンをやらぁ。
「うめえ! くせえ!」
ここぁ掃き溜め一丁目ぇ、おれぁへべれけ――。
「クセェな」
んぁ?
「オレのオヤジみてぇな――親分とはまるで違ぇ、どん底の臭いだ」
なんだぁ? この小せえの。
「ゲーちゃん、あんだぁこいつ?」
「いてえよう、いてえ――」
「うるせえよ」
小せえのから銀色が光って、ミックが喉からピャーって血ィ……あ?
「ひええ! ミック――!」
ミックをピャーっしたぁ銀色が、ヨッちゃんの頭ぁ生えた。
目ン玉ぐるんって、すてぇんって……あ? あ? あ?
「あひぇあ!」
イカレ野郎!
ミックの喉元搔っ切って、ヨッちゃんの頭にナイフ投げた、イカレ野郎から逃げようと――。
「誰が逃げろっつった!」
脇腹蹴飛ばされて、胃の中ぁ吐き出してもんどりうっちまう。
「下らねえこと思い出させやがって! 親分の代わりに、てめぇが素っ首落とされろやぁ!」
イカレに何度も蹴飛ばされて、反吐まみれのボロ雑巾にされちまう。
逃げにゃあ、逃げにゃあ……。
「おい、クソオヤジ」
おれぁ髪掴まれて、顔をぐいっとやられる。
「お前は、掃き溜めから液漏れした安酒みてえなお前は、今から生まれ変わる」
「はぇ?」
「存在自体が害悪で、誰かにぶっ殺されてお終い――なんだ」
そいつぁ、血塗られたナイフをおれの喉元に当てる。
「要は、何も変わらねえか」
「ひ、ひぇひぇ……」
おれぁ笑っちまぁ。
ジンだぁ。ジンをしこたまかっ食らぇば、悪夢 喉 熱い あか
※
「無駄に時間食ったな」
親分なら、もっと要領よくやる。
オレは肩で息をしながら、ゴミ山に腰を落とす。
「これが『契約』……一月どころか、今にもくたばりそうだぜ」
親分の首の感触、ハンターども、オレの『心』。
あの夜、吸血の鬼、『強者の契約と試練』。
諸々が頭をよぎる――走馬灯のように。
「……始めっか」
オレは立ち上がると、ゴミ山に横たわる三つのゴミを見下ろす。
「あまり悪く言うもんじゃあねえか」
実際、一蓮托生なのだ。こいつらがトチればオレも死ぬ。
例えば『生まれ変わった』こいつらが、ロクに殺せずおっ死んじまえば、オレは『弱者』として殺される。
その中にオヤジそっくりの奴がいるのは、宿命か?
親分を殺し、オヤジも殺した――鬼畜生だ。
「ここで死ねば、マジでそれで終わりだな」
だから、頼むぜ……。
オレは一息の後、『儀式』を始めた。
「ぐっ!」
虚無的にどす黒い『死』の蠕動がこみ上げる。
死ねない、死ぬわけにいかない。オレの『心』に賭けて。
歪虚も、ハンターも、何もかも皆殺しにするのだ。親分の名誉に賭けて。
だからオレは、今にもはち切れそうな『死』に抗うように、叫んだ。
「オレは誇り高き親分の子――ピッコだァ!」
※
のど かわいた
よっちゃん みっく
さけ さけ さけ
※
――カラン。
「? お客さん、まだ開店前」
「ジン」
「ですから、開店まぐぇ!」
「ジン、ウォッカ、ウィスキ」
「か、噛み付いて――あああ……!」
…………。
――カラン。
「あれぇ、もうやってる?」
「いらっしゃい」
「ん? すえた臭い……」
「いらっしゃい」
――ぴゃぴゃー!
「ってあいつら、ゴミ山の三人じゃん」
「いらっしゃい」
「なんだよ、変な臭いするわ、三人組いる……わ?」
「いらっしゃい」
「……血? え?」
「いいららしゃしゃ」
「あー今日はちょ、はれぇ?」
「さけぇ ヨッちゃん ミック」
――ぴゃぴゃぴゃー!
「ひぇ、酔ったみてえに、あしこし……くくるな――ギャアアアア!」
「いらっしゃい」
「さけぇけぇ」
「あはー気分がー」
「ぴゃらひゃー!」
「ひえええ!」
「ねえ、ここ臭くなぁい?」
「おかしいな、この酒場まともな」
「いらっしゃい」
「やら、やらあぁ!」
「お、おまへら……ひぎゃあああ!」
「さけぇられらっら」
「いだぁい!」
「うがぁあ!」
「だずげでぉ!」
「いらららららしゃしゃしゃしゃらぁ」
ぴゃぴゃぴゃー
※
「知ってるかね? 酒を全く飲まない人間より、適量を飲む人間の方が長生きするらしい」
ゴシック趣味の真っ黒い服装に身を包んだ女性職員が、嫋やかに微笑みながらこちらを覗き込む。
「まあ、適量を超えた酒は破滅的な猛毒だがな」
そう言いながら、首元に下がる小さな髑髏の飾りを、愛おしそうに撫で回した。
「仕事の話をしよう。歪虚討伐だ」
状況を説明すると言い、職員は資料を取り出す。
「場所は帝国南方の農村にある酒場――既に村民二〇名程度が犠牲になっている」
何がおかしいのか、職員は愉快そうな笑みを浮かべる。
「農村の外れに掃き溜めがある。そこに三人の浮浪者がたむろしていてな」
一人の村民が、三人が開店前の酒場に入ったのを目撃していた。
「その三人を皮切りに、酒場に足を運んだ者、全員が歪虚となった」
後に残ったのは、据えた酒の臭いと――歪虚たちの狂乱。
朝方になって不審に思った村民が駆けつけると、酒場内の村民は踊り狂う死体――歪虚と化していた。
「首魁はその三体と思われる。突然変異のように、人間から歪虚になった、な」
掃き溜めを調査したところ、三人のものと思われる大量の血液が発見された。
「『暴食』――死者を人間喰らいの餓鬼へと変ずる感染症持ちの、大飯喰らいの生ける屍。それが件の歪虚さ」
私としてはその『感染源』が気になるのだがな。
職員は資料を見下ろしながら、ポツリと呟いた。
「いずれにせよ、差し当たりは酒場の歪虚を討伐して貰いたい」
一点、注意点がある。と、職員は付け足す。
「酒場から酷い酒の臭いがする。その臭いには、何かしらの催眠効果があると思われる」
酒場に入った人間が誰一人生きて出られなかったのはそれが理由だろう。
「以上を踏まえて、依頼を受けるなら契約書にサインを頼む」
喉が焼けらぁ、といっしょに、頭ン中パーってぇ。んで、空ンなった酒覗いたら目ン玉がこっち見るンで、ヨッちゃんに言ったら、ゲーちゃん、酒のやり過ぎで頭イッちまったぁ、と言っちゃらぁ、ぴゃーイッちまったぁって、ゴミ山に酒瓶放ってぇ、新しいの飲んでまたパーってぇ!
「ゲーちゃんよぅ、そんなんじゃおっ死んじまうぞ」
ヨッちゃんがウォッカあおって、おれに言うんだよ。
「そうともよぅ、酒ぁやめにゃならんよ」
斜向いのミックがぁ、おれから酒取り上げったぁ。
「だから俺が処理してやるぁ」
「ミック! この盗人!」
ミックをぶん殴ったらぁ、ゴミ山ひっくり返ってびーびー泣き虫よう。
「いてえよう、いてえよう」
「ギャハハ! ミックぅタマぁ落としたかぁ!」
キンタマ、オカマ、てぇヨッちゃんは踊りだしちゃってぇ。
「タマぁなけりゃカネもねぇ、ここぁくっせぇ掃き溜めぇあ!」
「いてえよう、いてえよう」
「しらぁん! 酒ェ返せぁ!」
おれぁゴミ山に身ィ投げ出してぇ、ぐいっとジンをやらぁ。
「うめえ! くせえ!」
ここぁ掃き溜め一丁目ぇ、おれぁへべれけ――。
「クセェな」
んぁ?
「オレのオヤジみてぇな――親分とはまるで違ぇ、どん底の臭いだ」
なんだぁ? この小せえの。
「ゲーちゃん、あんだぁこいつ?」
「いてえよう、いてえ――」
「うるせえよ」
小せえのから銀色が光って、ミックが喉からピャーって血ィ……あ?
「ひええ! ミック――!」
ミックをピャーっしたぁ銀色が、ヨッちゃんの頭ぁ生えた。
目ン玉ぐるんって、すてぇんって……あ? あ? あ?
「あひぇあ!」
イカレ野郎!
ミックの喉元搔っ切って、ヨッちゃんの頭にナイフ投げた、イカレ野郎から逃げようと――。
「誰が逃げろっつった!」
脇腹蹴飛ばされて、胃の中ぁ吐き出してもんどりうっちまう。
「下らねえこと思い出させやがって! 親分の代わりに、てめぇが素っ首落とされろやぁ!」
イカレに何度も蹴飛ばされて、反吐まみれのボロ雑巾にされちまう。
逃げにゃあ、逃げにゃあ……。
「おい、クソオヤジ」
おれぁ髪掴まれて、顔をぐいっとやられる。
「お前は、掃き溜めから液漏れした安酒みてえなお前は、今から生まれ変わる」
「はぇ?」
「存在自体が害悪で、誰かにぶっ殺されてお終い――なんだ」
そいつぁ、血塗られたナイフをおれの喉元に当てる。
「要は、何も変わらねえか」
「ひ、ひぇひぇ……」
おれぁ笑っちまぁ。
ジンだぁ。ジンをしこたまかっ食らぇば、悪夢 喉 熱い あか
※
「無駄に時間食ったな」
親分なら、もっと要領よくやる。
オレは肩で息をしながら、ゴミ山に腰を落とす。
「これが『契約』……一月どころか、今にもくたばりそうだぜ」
親分の首の感触、ハンターども、オレの『心』。
あの夜、吸血の鬼、『強者の契約と試練』。
諸々が頭をよぎる――走馬灯のように。
「……始めっか」
オレは立ち上がると、ゴミ山に横たわる三つのゴミを見下ろす。
「あまり悪く言うもんじゃあねえか」
実際、一蓮托生なのだ。こいつらがトチればオレも死ぬ。
例えば『生まれ変わった』こいつらが、ロクに殺せずおっ死んじまえば、オレは『弱者』として殺される。
その中にオヤジそっくりの奴がいるのは、宿命か?
親分を殺し、オヤジも殺した――鬼畜生だ。
「ここで死ねば、マジでそれで終わりだな」
だから、頼むぜ……。
オレは一息の後、『儀式』を始めた。
「ぐっ!」
虚無的にどす黒い『死』の蠕動がこみ上げる。
死ねない、死ぬわけにいかない。オレの『心』に賭けて。
歪虚も、ハンターも、何もかも皆殺しにするのだ。親分の名誉に賭けて。
だからオレは、今にもはち切れそうな『死』に抗うように、叫んだ。
「オレは誇り高き親分の子――ピッコだァ!」
※
のど かわいた
よっちゃん みっく
さけ さけ さけ
※
――カラン。
「? お客さん、まだ開店前」
「ジン」
「ですから、開店まぐぇ!」
「ジン、ウォッカ、ウィスキ」
「か、噛み付いて――あああ……!」
…………。
――カラン。
「あれぇ、もうやってる?」
「いらっしゃい」
「ん? すえた臭い……」
「いらっしゃい」
――ぴゃぴゃー!
「ってあいつら、ゴミ山の三人じゃん」
「いらっしゃい」
「なんだよ、変な臭いするわ、三人組いる……わ?」
「いらっしゃい」
「……血? え?」
「いいららしゃしゃ」
「あー今日はちょ、はれぇ?」
「さけぇ ヨッちゃん ミック」
――ぴゃぴゃぴゃー!
「ひぇ、酔ったみてえに、あしこし……くくるな――ギャアアアア!」
「いらっしゃい」
「さけぇけぇ」
「あはー気分がー」
「ぴゃらひゃー!」
「ひえええ!」
「ねえ、ここ臭くなぁい?」
「おかしいな、この酒場まともな」
「いらっしゃい」
「やら、やらあぁ!」
「お、おまへら……ひぎゃあああ!」
「さけぇられらっら」
「いだぁい!」
「うがぁあ!」
「だずげでぉ!」
「いらららららしゃしゃしゃしゃらぁ」
ぴゃぴゃぴゃー
※
「知ってるかね? 酒を全く飲まない人間より、適量を飲む人間の方が長生きするらしい」
ゴシック趣味の真っ黒い服装に身を包んだ女性職員が、嫋やかに微笑みながらこちらを覗き込む。
「まあ、適量を超えた酒は破滅的な猛毒だがな」
そう言いながら、首元に下がる小さな髑髏の飾りを、愛おしそうに撫で回した。
「仕事の話をしよう。歪虚討伐だ」
状況を説明すると言い、職員は資料を取り出す。
「場所は帝国南方の農村にある酒場――既に村民二〇名程度が犠牲になっている」
何がおかしいのか、職員は愉快そうな笑みを浮かべる。
「農村の外れに掃き溜めがある。そこに三人の浮浪者がたむろしていてな」
一人の村民が、三人が開店前の酒場に入ったのを目撃していた。
「その三人を皮切りに、酒場に足を運んだ者、全員が歪虚となった」
後に残ったのは、据えた酒の臭いと――歪虚たちの狂乱。
朝方になって不審に思った村民が駆けつけると、酒場内の村民は踊り狂う死体――歪虚と化していた。
「首魁はその三体と思われる。突然変異のように、人間から歪虚になった、な」
掃き溜めを調査したところ、三人のものと思われる大量の血液が発見された。
「『暴食』――死者を人間喰らいの餓鬼へと変ずる感染症持ちの、大飯喰らいの生ける屍。それが件の歪虚さ」
私としてはその『感染源』が気になるのだがな。
職員は資料を見下ろしながら、ポツリと呟いた。
「いずれにせよ、差し当たりは酒場の歪虚を討伐して貰いたい」
一点、注意点がある。と、職員は付け足す。
「酒場から酷い酒の臭いがする。その臭いには、何かしらの催眠効果があると思われる」
酒場に入った人間が誰一人生きて出られなかったのはそれが理由だろう。
「以上を踏まえて、依頼を受けるなら契約書にサインを頼む」
解説
●依頼概要
酒場店内のゾンビ型歪虚の討伐
●討伐対象
・元掃き溜めの三人組
農村の掃き溜めにたむろしていた浮浪者三人組。
何者かに殺害され、何かしらの手段によって歪虚と化した。
基本的には店内で踊り狂っているが、生きた人間が入ってくると、噛みつきやひっかき、組み付きを中心に襲いかかる。
総合的な能力は平均より下くらいだが、回避の能力が高い傾向にある。
以下のゾンビ型歪虚と能力的な差異はないが、彼らを一体倒すたびに後述する行動阻害の強度が下がる。
元々村の爪弾きにされていた者たちであり、身よりもない。
・ゾンビ型歪虚×三〇体程度
上記の歪虚ら等に殺害され、歪虚と化した店主や店内に入ってきた村民。
行動原理や行動手段、能力の傾向等は、上記の三人組と大差はない。
ただし、彼らは気持ち三人組を守ろうとはする。
なお、三〇体前後という数は、三人組を含めての数である。
●当該フィールド
・店内概要
帝国南部の農村にある酒場店内。店内は比較的広め(四〇人程度が一応暴れられる)。
テーブルと椅子があり、キッチンもカウンターがある、一般的な酒場の内装。ただし、酷く荒れている。
室内全体に酒のすえた臭いが充満している。店の外からも臭いが薄く漏れる程。
ただし、以下のBSが発動するのは、店内に入ってから。
・『掃き溜めのどん底の臭い』
店内の臭いには行動阻害のBSがある。強度は3。
効果は解除されない限り継続し、解除しても毎ターン判定がある。
臭いの正体は、三人組が発している掃き溜めのような異臭と、店内のアルコール臭が混じり合ったもの。
このBSにかかった者は酩酊したような感覚に陥る。
行動阻害に加え、ゾンビの各個体ごとの識別が出来なくなり、店内から出られなくなる(ゾンビと生きた人間の識別は可能)。
臭いの濃度は、掃き溜めの三人組のゾンビを一体倒すたびに薄まり、強度が1下がる。
店主や村民をゾンビ型歪虚にしたのはこの能力である。
酒場店内のゾンビ型歪虚の討伐
●討伐対象
・元掃き溜めの三人組
農村の掃き溜めにたむろしていた浮浪者三人組。
何者かに殺害され、何かしらの手段によって歪虚と化した。
基本的には店内で踊り狂っているが、生きた人間が入ってくると、噛みつきやひっかき、組み付きを中心に襲いかかる。
総合的な能力は平均より下くらいだが、回避の能力が高い傾向にある。
以下のゾンビ型歪虚と能力的な差異はないが、彼らを一体倒すたびに後述する行動阻害の強度が下がる。
元々村の爪弾きにされていた者たちであり、身よりもない。
・ゾンビ型歪虚×三〇体程度
上記の歪虚ら等に殺害され、歪虚と化した店主や店内に入ってきた村民。
行動原理や行動手段、能力の傾向等は、上記の三人組と大差はない。
ただし、彼らは気持ち三人組を守ろうとはする。
なお、三〇体前後という数は、三人組を含めての数である。
●当該フィールド
・店内概要
帝国南部の農村にある酒場店内。店内は比較的広め(四〇人程度が一応暴れられる)。
テーブルと椅子があり、キッチンもカウンターがある、一般的な酒場の内装。ただし、酷く荒れている。
室内全体に酒のすえた臭いが充満している。店の外からも臭いが薄く漏れる程。
ただし、以下のBSが発動するのは、店内に入ってから。
・『掃き溜めのどん底の臭い』
店内の臭いには行動阻害のBSがある。強度は3。
効果は解除されない限り継続し、解除しても毎ターン判定がある。
臭いの正体は、三人組が発している掃き溜めのような異臭と、店内のアルコール臭が混じり合ったもの。
このBSにかかった者は酩酊したような感覚に陥る。
行動阻害に加え、ゾンビの各個体ごとの識別が出来なくなり、店内から出られなくなる(ゾンビと生きた人間の識別は可能)。
臭いの濃度は、掃き溜めの三人組のゾンビを一体倒すたびに薄まり、強度が1下がる。
店主や村民をゾンビ型歪虚にしたのはこの能力である。
マスターより
飲み過ぎダメ、ゼッタイ! 窓林檎です。なお窓林檎は飲みすぎるとお腹に来る模様。
気晴らしになんか一本書くかーって思って書いてみたら、疲れからかアル中の話が出来上がりました。
二連チャンで対ゾンビですが、今回のゾンビは、場全体にかかってるデバフ効果もあって、ヒラヒラ避けるスタイルです。
能力自体は低めですが、結構厄介かもしれません。
ちなみに、何気に元盗掘団員で親分殺しなあの子が再登場ですが、今回は黒幕に徹しているため、直接関わり合いになれません。
あの子って誰やねん、という方は、拙作「オレの親分は世界一だぜっ!」をご覧いただければ幸いです。
ハンターの皆様の奮っての参加、心よりお待ちしております。
気晴らしになんか一本書くかーって思って書いてみたら、疲れからかアル中の話が出来上がりました。
二連チャンで対ゾンビですが、今回のゾンビは、場全体にかかってるデバフ効果もあって、ヒラヒラ避けるスタイルです。
能力自体は低めですが、結構厄介かもしれません。
ちなみに、何気に元盗掘団員で親分殺しなあの子が再登場ですが、今回は黒幕に徹しているため、直接関わり合いになれません。
あの子って誰やねん、という方は、拙作「オレの親分は世界一だぜっ!」をご覧いただければ幸いです。
ハンターの皆様の奮っての参加、心よりお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/03/08 09:57
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/02/20 18:56:20 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/02/17 18:37:09 |