ゲスト
(ka0000)
おしえてタングラム5
マスター:神宮寺飛鳥

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/12/11 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/12/20 07:30
オープニング
「はあ。な~んでこうなっちまったんですかねぇ?」
リゼリオにある帝国ユニオンAPV。その建屋は全ユニオン中最もとっちらかった魔窟である。
ちゃんと職員も掃除はしているのだが、あえて片付けられない不可侵領域というものがあちこちにある。それらは全てユニオンリーダーのタングラムが持ち込んだガラクタの山だ。
謎の機械部品、何が入っているのかわからないが封印された箱、魔導アーマーの腕、古びた武器類、怪しげなアクセサリなどなど……。
これらはタングラムが趣味で彼方此方で拾ってくる物で、勝手に片付けるとタングラムはふてくされる。が、自分では片付けないものだから、そんな悪循環が日常と化していた。
いよいよハンターの数も増え、手狭に感じられるようになった共用スペースに集う仲間たちからの視線がやや冷たくなってきたので、片付けましょうという話になったのだが……。
「自分でも何なのかよくわかんねぇもんがいっぱいあってどう片付けたらいいのかわからねぇです……」
なんだったろう、この壺。持ち主は呪われるというアレだったろうか。
この剣は覚えている。以前決闘した冒険者の一人から掛け金として奪ったものだ。すっかり忘れて手入れもしなかったが、そこはかとなく名刀の予感。
箱を開けたり閉めたりしていると、はらりと一枚の絵が床に落ちた。拾い上げ埃を払うとタングラムは懐かしそうに笑みを浮かべる。
「“陛下”と皆で書いてもらった絵ですか。懐かしいですねぇ、こんなところにあったとは」
そこには先代帝国皇帝とその傍らに立つ革命の戦士達がスケッチされている。まだ髪が長く仮面を付けていない軍服の自分と、その隣で同じ格好のゼナイドを見つめ苦笑する。
丸めたスケッチを紐で閉じて放った所で一人のハンターが声をかけた。何をしているのか気になったのだろう。それくらいこのリーダーが掃除しているのは珍しい。
「最近クレームが相次いでいるので少し片付けでもと思ったのですよ。そういう君はなにか用ですか?」
頷くハンター。タングラムが見ていた、しかしもう丸めてしまった紙を指差す。
「コレですか? ただの絵ですよ。昔、野営地を通りかかった絵描きにもらったのです」
ちらりと見えたタングラムの姿は今と背格好は変わらないがどうも雰囲気が違うように見えた。今より真面目そうというか、シャキっとしていたよーな。
「こんなハズい物見せるわけにはいかないですねぇ、ふふふ」
リアルブルー的に言えば卒業アルバムみたいなものなのだろーか。そういえばそんなことより何か別にタングラムに訊きたい事があったような、なかったような……。
「え? 生憎ですが見ての通り今私は忙しいのですね。質問なら後で……いや、まてよ?」
何か悪巧みを思いついたようです。タングラムはニヤリと笑うと打って変わって明るい声で言った。
「君が掃除を手伝ってくれるのなら、なんでも答えてあげようじゃないですか。勿論私が知っている範囲で、問題がない程度ですがね!」
本当ですかね?
「本当ですとも。疑ってるですか? 革命戦争の事でも昔の帝国の事でも、エルフハイムの事でも、ユニオンの事でもハンターの事でも戦闘の事でもドーンと聞くが良いのです! 伊達に長生きしてねーですからね!」
胸を張って高笑いするタングラム。だがこれはチャンスかもしれない。
このエルフは神出鬼没だし、なかなかゆっくり話を出来るチャンスはない。それに仕事にかこつければ、少しは秘密についても教えてくれるかもしれない。
まあそれはさておき。どっちにしろこの部屋の狭さにはうんざりしていた頃だ。
ハンターは袖を捲りやる気をアピールする。タングラムは気を良くして、まだ片付いていないガラクタの山を指さした。
リゼリオにある帝国ユニオンAPV。その建屋は全ユニオン中最もとっちらかった魔窟である。
ちゃんと職員も掃除はしているのだが、あえて片付けられない不可侵領域というものがあちこちにある。それらは全てユニオンリーダーのタングラムが持ち込んだガラクタの山だ。
謎の機械部品、何が入っているのかわからないが封印された箱、魔導アーマーの腕、古びた武器類、怪しげなアクセサリなどなど……。
これらはタングラムが趣味で彼方此方で拾ってくる物で、勝手に片付けるとタングラムはふてくされる。が、自分では片付けないものだから、そんな悪循環が日常と化していた。
いよいよハンターの数も増え、手狭に感じられるようになった共用スペースに集う仲間たちからの視線がやや冷たくなってきたので、片付けましょうという話になったのだが……。
「自分でも何なのかよくわかんねぇもんがいっぱいあってどう片付けたらいいのかわからねぇです……」
なんだったろう、この壺。持ち主は呪われるというアレだったろうか。
この剣は覚えている。以前決闘した冒険者の一人から掛け金として奪ったものだ。すっかり忘れて手入れもしなかったが、そこはかとなく名刀の予感。
箱を開けたり閉めたりしていると、はらりと一枚の絵が床に落ちた。拾い上げ埃を払うとタングラムは懐かしそうに笑みを浮かべる。
「“陛下”と皆で書いてもらった絵ですか。懐かしいですねぇ、こんなところにあったとは」
そこには先代帝国皇帝とその傍らに立つ革命の戦士達がスケッチされている。まだ髪が長く仮面を付けていない軍服の自分と、その隣で同じ格好のゼナイドを見つめ苦笑する。
丸めたスケッチを紐で閉じて放った所で一人のハンターが声をかけた。何をしているのか気になったのだろう。それくらいこのリーダーが掃除しているのは珍しい。
「最近クレームが相次いでいるので少し片付けでもと思ったのですよ。そういう君はなにか用ですか?」
頷くハンター。タングラムが見ていた、しかしもう丸めてしまった紙を指差す。
「コレですか? ただの絵ですよ。昔、野営地を通りかかった絵描きにもらったのです」
ちらりと見えたタングラムの姿は今と背格好は変わらないがどうも雰囲気が違うように見えた。今より真面目そうというか、シャキっとしていたよーな。
「こんなハズい物見せるわけにはいかないですねぇ、ふふふ」
リアルブルー的に言えば卒業アルバムみたいなものなのだろーか。そういえばそんなことより何か別にタングラムに訊きたい事があったような、なかったような……。
「え? 生憎ですが見ての通り今私は忙しいのですね。質問なら後で……いや、まてよ?」
何か悪巧みを思いついたようです。タングラムはニヤリと笑うと打って変わって明るい声で言った。
「君が掃除を手伝ってくれるのなら、なんでも答えてあげようじゃないですか。勿論私が知っている範囲で、問題がない程度ですがね!」
本当ですかね?
「本当ですとも。疑ってるですか? 革命戦争の事でも昔の帝国の事でも、エルフハイムの事でも、ユニオンの事でもハンターの事でも戦闘の事でもドーンと聞くが良いのです! 伊達に長生きしてねーですからね!」
胸を張って高笑いするタングラム。だがこれはチャンスかもしれない。
このエルフは神出鬼没だし、なかなかゆっくり話を出来るチャンスはない。それに仕事にかこつければ、少しは秘密についても教えてくれるかもしれない。
まあそれはさておき。どっちにしろこの部屋の狭さにはうんざりしていた頃だ。
ハンターは袖を捲りやる気をアピールする。タングラムは気を良くして、まだ片付いていないガラクタの山を指さした。
解説
●目的
APVのガラクタの山を片付けろ!
●概要
いや、概要も何も最初に話したじゃねーですか。部屋片付けてんですよ。APVのガラクタの山を片付けろって「!」までついてるじゃねーか。
皆が集まる広間の彼方此方に転がってる準危険物どもを可及的速やかに排除しないと、新人ハンターが怪我でもしたら大変ですからね、うん。
え? 何があるのかって? 武器とか、機械部品とか、あとは酒とか、酒とか……。
多分私も何を置いたのか覚えていないので、私の想定外の物体が飛び出してくる事もあるかもしれないですね。
なにせ君らもガラクタの山だかあいーやと思って、不要な支給品放り投げたり壊れたアイテムぶん投げたりしてるだろ。え? してない? マジで?
まあとりあえずまだ使える物とマジモンのゴミとにわけて、使うものは倉庫に入れておけば良いですよ。
それが終わったらお茶にしましょう。とっておきのお茶菓子と紅茶を出してあげるですからね。
●???
え? 質問? 「これおしタンだろ、何かしろ教えろよ」って……なんですかおしタンって。
まあ別にいいですけど。何が知りたいんですか? 歪虚の事ですか? それとも帝国の事ですかね?
ご褒美に教えてあげてもいいですが、あくまで帝国のユニオンリーダーとして答えられる範囲ですからね。
APVのガラクタの山を片付けろ!
●概要
いや、概要も何も最初に話したじゃねーですか。部屋片付けてんですよ。APVのガラクタの山を片付けろって「!」までついてるじゃねーか。
皆が集まる広間の彼方此方に転がってる準危険物どもを可及的速やかに排除しないと、新人ハンターが怪我でもしたら大変ですからね、うん。
え? 何があるのかって? 武器とか、機械部品とか、あとは酒とか、酒とか……。
多分私も何を置いたのか覚えていないので、私の想定外の物体が飛び出してくる事もあるかもしれないですね。
なにせ君らもガラクタの山だかあいーやと思って、不要な支給品放り投げたり壊れたアイテムぶん投げたりしてるだろ。え? してない? マジで?
まあとりあえずまだ使える物とマジモンのゴミとにわけて、使うものは倉庫に入れておけば良いですよ。
それが終わったらお茶にしましょう。とっておきのお茶菓子と紅茶を出してあげるですからね。
●???
え? 質問? 「これおしタンだろ、何かしろ教えろよ」って……なんですかおしタンって。
まあ別にいいですけど。何が知りたいんですか? 歪虚の事ですか? それとも帝国の事ですかね?
ご褒美に教えてあげてもいいですが、あくまで帝国のユニオンリーダーとして答えられる範囲ですからね。
マスターより
お世話になっているですね、神宮寺なのですね。
というわけでおしタン5です。
掃除して、何か色々なトラブルが起きてもいいと思います。大体なんでも出てくる不思議なポケットなので、ご自由に絡んで下さい。
終わったらお茶したりゆっくりしたりすればよいと思います。
珍しくタングラムが色々な事に答えてくれるようです。人によってはチャンスかもしれませんね。
それでは宜しくお願い致します。
というわけでおしタン5です。
掃除して、何か色々なトラブルが起きてもいいと思います。大体なんでも出てくる不思議なポケットなので、ご自由に絡んで下さい。
終わったらお茶したりゆっくりしたりすればよいと思います。
珍しくタングラムが色々な事に答えてくれるようです。人によってはチャンスかもしれませんね。
それでは宜しくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/16 04:41
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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大掃除卓 リンランディア(ka0488) エルフ|20才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2014/12/08 12:07:16 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/07 23:22:11 |