ゲスト
(ka0000)
【界冥】スノードニアVOID殲滅戦
マスター:ハントシステム
- シナリオ形態
- ハントシステム
- 難易度
- 不明
- 参加費
- 400
- 参加人数
- 現在8人 / 1~8人
- 報酬
- 不明
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2017/03/22 09:00
- 結果表示予定
- 2017/03/22 09:00
オープニング
『異世界人の皆さん、はじめまして! 僕がアワフォード社の社長、ネイサン・アワフォードです!』
崑崙を経由する定例通信時、モニターに映り込んだのは明るい笑顔を浮かべる若者であった。
きっちりと揃えられた金髪、まだ少年らしさを残した顔つき、そして新品のスーツ。
端的に言うと、“新入社員”の様である。
「えーと、どちら様でしょうか?」
『はい! アワフォード社の社長、ネイサン・アワフォードです!』
「それはもう聞いた」
『弊社のCAMをお買い上げいただきありがとうございます! そう! R7の調整もお手伝いいただいたとか! すごいですよね覚醒者さんの能力! これならばある程度パイロットの安全性を度外視でスペックを追求する事が……』
『社長、さりげなくブラック発言するのやめてくださいね~。ナディア総長、こちらはCAM等を生産しているイギリスにあるアワフォード社の社長さんです』
困惑した様子のナディア・ドラゴネッティだが、そこに天王洲レヲナが通信に割り込んでくる。
アワフォード社は言わずと知れたCAM開発のパイオニアである。
実質今現在生産されているCAMとその派生兵器に関しては権利を牛耳っており、トマーゾ教授と協力して対VOID戦線を盛り返した立役者だ。
そのくらいのことはナディアも知っているが、急に連絡が来るっていうのは聞いてない。
『日本が名古屋クラスタ撃破の結果、異世界人の受け入れを検討しているように、イギリスでもその話が進んでいるのは覚えてます~?』
「うむ。確かトマーゾやドナテロが話をつけてくれたのじゃったな」
『弊社の盟友たるプロフェッサーの頼みとあらば、政府に圧力をかけるくらい苦労のうちに入りませんよ!』
「おいレヲナ、こいつ危ないニオイがぷんぷんするぞ!」
『えっ!? 変態の話を僕に振るんですかぁ?』
『WOW!! 君はアキハバラメイドガールじゃないか! 奥ゆかしさのすべてを取り払い、実用性と浪漫だけに特化したそのSTYLE、僕は嫌いじゃありませんよ! あーっていうかジャパンはロボットの聖地じゃないですかー! やだー! 僕もジャパンにお邪魔したいです!!』
「ごめん話進めて」
『失礼しました! 熱中すると人の話を聞かなくなってしまうのは僕の悪い癖です。爺ちゃんも死んだ父さんもそうだったのでアワフォードの血筋なのですが……もっと紳士然としなければ! ……紳士ッ!!』
自分の頬を左右の手でパァン! と軽快に叩くと、ほっぺたを赤くしたまま青年は真剣な眼差しで語る。
『イギリス政府に代わり、弊社から依頼させていただきます。皆さんには、イギリスのスノードン山周辺に残留したVOIDを殲滅していただきたいのです』
名古屋クラスタが地上に墜落したのと同時期、イギリスにもクラスタ型のVOIDが墜落していた。
それは対空攻撃で体積を大きく減らしつつもウェールズ、スノードン山に墜落。ここにスノードンクラスタを形成しようとした。
『――のですが、弊社がCAMをけしかけて撃破しました!』
「マジかよアワフォードすごいな!」
『スノードンクラスタは対空攻撃で大きく破損していましたし、幾つかに分裂して墜落したため破壊が容易だったのです。しかし、周辺に多数のVOIDの出現を許してしまいました』
多数のCAMによる電撃作戦でクラスタを取り除いたイギリスであったが、その周辺に墜落したクラスタの分裂片からVOIDが出現。
これらの封じ込めに成功したものの、殲滅には至っていないのが現状だ。
『スノードンクラスタ攻略でイギリスはかなりの痛手を被りました。殲滅戦に移るには時間がかかります。しかし、この辺りはスノードニア国立公園と呼ばれるエリアでして、“イギリス一混雑する山”と言われるほどの観光名所なんです』
「観光名所なんだ……」
『はい。経済的にも良くないのです!』
「経済の問題かよ!」
『一応補足すると、イギリスの国立公園は自然保護だけを目的としたものではなくて、その地域全体の保護と活性化みたいなのも含むんだ。だからスノードニア国立公園内には人間が暮らす街もあるんだよー』
『勿論、自然保護も最優先です。丘と山、平原ばかりの広大な土地ですが、本当に美しいビュースポットがあるんですよ。可能な限り迅速に、そして環境を破壊せずに対処したいのです』
「言わんとする事はわかった。つまりハンターの派遣要請じゃな?」
『無論タダとは言いません! CAMパーツの優先的な都合や、イギリス政府への口利きもお任せください! 現地への転移ポイント設定もしておきますので、転移ですぐドンです! 何卒ッ! よろしくお願いしますッ!!』
深々と頭を下げるネイサンに辟易しつつ、ナディアは依頼を受理することにした。
今のところ異世界人への態度は日本に比べイギリスは冷ややかだ。
それもアワフォード社やトマーゾの圧力を受けては長くは続かないだろうが、この戦いへの参加は一助となるだろう。
『あ、そうそう。VOIDの殲滅が最優先ですが、公園の環境変化の調査もお願いします。もちろん、報酬は別途用意させていただきますので』
「なるほど。リアルブルーの大地もVOIDによって汚染される可能性はあるのじゃな」
『奴らは何にでも寄生しますからね。観光地として素早く再始動するためですので、よろしくお願いします!』
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
崑崙を経由する定例通信時、モニターに映り込んだのは明るい笑顔を浮かべる若者であった。
きっちりと揃えられた金髪、まだ少年らしさを残した顔つき、そして新品のスーツ。
端的に言うと、“新入社員”の様である。
「えーと、どちら様でしょうか?」
『はい! アワフォード社の社長、ネイサン・アワフォードです!』
「それはもう聞いた」
『弊社のCAMをお買い上げいただきありがとうございます! そう! R7の調整もお手伝いいただいたとか! すごいですよね覚醒者さんの能力! これならばある程度パイロットの安全性を度外視でスペックを追求する事が……』
『社長、さりげなくブラック発言するのやめてくださいね~。ナディア総長、こちらはCAM等を生産しているイギリスにあるアワフォード社の社長さんです』
困惑した様子のナディア・ドラゴネッティだが、そこに天王洲レヲナが通信に割り込んでくる。
アワフォード社は言わずと知れたCAM開発のパイオニアである。
実質今現在生産されているCAMとその派生兵器に関しては権利を牛耳っており、トマーゾ教授と協力して対VOID戦線を盛り返した立役者だ。
そのくらいのことはナディアも知っているが、急に連絡が来るっていうのは聞いてない。
『日本が名古屋クラスタ撃破の結果、異世界人の受け入れを検討しているように、イギリスでもその話が進んでいるのは覚えてます~?』
「うむ。確かトマーゾやドナテロが話をつけてくれたのじゃったな」
『弊社の盟友たるプロフェッサーの頼みとあらば、政府に圧力をかけるくらい苦労のうちに入りませんよ!』
「おいレヲナ、こいつ危ないニオイがぷんぷんするぞ!」
『えっ!? 変態の話を僕に振るんですかぁ?』
『WOW!! 君はアキハバラメイドガールじゃないか! 奥ゆかしさのすべてを取り払い、実用性と浪漫だけに特化したそのSTYLE、僕は嫌いじゃありませんよ! あーっていうかジャパンはロボットの聖地じゃないですかー! やだー! 僕もジャパンにお邪魔したいです!!』
「ごめん話進めて」
『失礼しました! 熱中すると人の話を聞かなくなってしまうのは僕の悪い癖です。爺ちゃんも死んだ父さんもそうだったのでアワフォードの血筋なのですが……もっと紳士然としなければ! ……紳士ッ!!』
自分の頬を左右の手でパァン! と軽快に叩くと、ほっぺたを赤くしたまま青年は真剣な眼差しで語る。
『イギリス政府に代わり、弊社から依頼させていただきます。皆さんには、イギリスのスノードン山周辺に残留したVOIDを殲滅していただきたいのです』
名古屋クラスタが地上に墜落したのと同時期、イギリスにもクラスタ型のVOIDが墜落していた。
それは対空攻撃で体積を大きく減らしつつもウェールズ、スノードン山に墜落。ここにスノードンクラスタを形成しようとした。
『――のですが、弊社がCAMをけしかけて撃破しました!』
「マジかよアワフォードすごいな!」
『スノードンクラスタは対空攻撃で大きく破損していましたし、幾つかに分裂して墜落したため破壊が容易だったのです。しかし、周辺に多数のVOIDの出現を許してしまいました』
多数のCAMによる電撃作戦でクラスタを取り除いたイギリスであったが、その周辺に墜落したクラスタの分裂片からVOIDが出現。
これらの封じ込めに成功したものの、殲滅には至っていないのが現状だ。
『スノードンクラスタ攻略でイギリスはかなりの痛手を被りました。殲滅戦に移るには時間がかかります。しかし、この辺りはスノードニア国立公園と呼ばれるエリアでして、“イギリス一混雑する山”と言われるほどの観光名所なんです』
「観光名所なんだ……」
『はい。経済的にも良くないのです!』
「経済の問題かよ!」
『一応補足すると、イギリスの国立公園は自然保護だけを目的としたものではなくて、その地域全体の保護と活性化みたいなのも含むんだ。だからスノードニア国立公園内には人間が暮らす街もあるんだよー』
『勿論、自然保護も最優先です。丘と山、平原ばかりの広大な土地ですが、本当に美しいビュースポットがあるんですよ。可能な限り迅速に、そして環境を破壊せずに対処したいのです』
「言わんとする事はわかった。つまりハンターの派遣要請じゃな?」
『無論タダとは言いません! CAMパーツの優先的な都合や、イギリス政府への口利きもお任せください! 現地への転移ポイント設定もしておきますので、転移ですぐドンです! 何卒ッ! よろしくお願いしますッ!!』
深々と頭を下げるネイサンに辟易しつつ、ナディアは依頼を受理することにした。
今のところ異世界人への態度は日本に比べイギリスは冷ややかだ。
それもアワフォード社やトマーゾの圧力を受けては長くは続かないだろうが、この戦いへの参加は一助となるだろう。
『あ、そうそう。VOIDの殲滅が最優先ですが、公園の環境変化の調査もお願いします。もちろん、報酬は別途用意させていただきますので』
「なるほど。リアルブルーの大地もVOIDによって汚染される可能性はあるのじゃな」
『奴らは何にでも寄生しますからね。観光地として素早く再始動するためですので、よろしくお願いします!』
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
解説
●討伐対象
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●成功条件
大成功 | すべてのモンスターを討伐 |
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成功 | モンスターを1体以上討伐 |
●マップ
- A
- B
- C
- D
- E
- F
- G
- H
1
2
3
4
5
6
7
8
結果反映済み
結果反映日時 2017/03/22 09:00
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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索敵結果 リューリ・ハルマ(ka0502) エルフ|20才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2017/03/21 11:15:21 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 |