ゲスト
(ka0000)
新米料理人のお料理紀行:キノコオムレツ偏
マスター:鷹春

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 3~6人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/05/02 07:30
- 完成日
- 2018/05/10 06:28
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
●
とある料理店の休憩室。新米料理人のドワーフの女性、コシネーロ・トントは机に広げたノートを見つめながら小さくため息をついていた。
「うーん、新しいメニューかあ……どんなのがいいかなあ……」
それは2日前のこと、彼女は店主にこう告げられていた。
「君もこの店に働きはじめてもう数カ月は経つ。店で出している料理の作り方も完璧に覚えてきたようだし、ひとつ期間限定メニューを考えてみないか? 4日後までに試作品を作って私に食べさせてくれ」
店主の言葉に舞い上がりふたつ返事でやってみるとは言ったものの、全くいいアイデアが浮かんでいないようだ。
「パスタはもう沢山の種類があるし、ピッツアはまだちょっと難しいし……ビーフシチュー? ポトフ? それともとんかつ!? あーん! きまらない!!」
コシネーロはノートをはらいのけ、机に突っ伏してしまった。
「もうなんにも思い浮かばないよお……はあ、久しぶりにお母さんのオムレツ食べたいなあ……」
オムレツ……?
オムレツ!!
「そうだ!! オムレツにしよう!!」 そうと決まれば具材を準備しなくちゃ!!」
新米料理人は慌ててノートを片付けると、材料を求め、店から飛び出していったのだった。
●
ひき肉、チーズ、じゃがいも……オムレツには色んな種類の具があるが、コシネーロは心に決めた具材があるようで、その足は市場ではなく近くの山に向かっていた。
「ふふーん、やっぱりオムレツと言えばキノコよね! 市場で買うのもいいけど、採れたてキノコのふわふわオムレツの方が期間限定感も出るし、お客さんも喜んでくれそうよね!」
獣道に足を踏み入れようとするコシネーロだったが、それを止める声が背後から聞こえてきた。
「おおーいアンタ! 1人で山に入るのは危ないぞ~!」
「え?」
コシネーロが振り向くと、そこには木こりの格好をした男性が立っていた。
「入ると危ないって、どういうことですか?」
首を傾げる新米料理人に、木こりは呆れた様子を見せた。
「なんだ、何も知らないのか。今この森にはキノコ型の雑魔が出るんだ。だから一人でこの山に入るのはやめておいたほうがいい。」
「ええ!? そ、そんなあ!! どうしても必要なのに……」
木こりの言葉に一瞬諦めかけそうになったコシネーロだったが、脳裏にふとあるアイデアが浮かんできた。
「そ、そうだ! あの人達に頼もう!」
●
「やあ~ハンター諸君、仕事だよ~」
だらしのない格好をしたハンターオフィスの職員がハンターたちの元に現れた。
「港町の料理人の方からの依頼だよ。なんでも一緒に山に入って一緒にキノコを取って欲しいってさ」
男性職員はズレたメガネを直しながら口頭で詳細を話し始めた。
目的地は港町より歩いて4時間の場所にある標高2000mの奥山で、色んな種類の食用きのこが自生しているという。
しかし、近年では山腹~山頂辺りに毒キノコを取り込んだ雑魔が発生するようになっており、麓以外には誰も近づいていないそうだ。
その為か、麓に自生しているキノコは殆どが狩りつくされているようで探してもあまり見つけられないらしい。
「依頼人は出来るだけ多くの食用キノコが欲しいらしく、その種類は問わないとの事だったよ。君達にはキノコの採取と雑魔にあった時の護衛をお願いしたいってさ。それじゃあ今回もよろしくね~」
とある料理店の休憩室。新米料理人のドワーフの女性、コシネーロ・トントは机に広げたノートを見つめながら小さくため息をついていた。
「うーん、新しいメニューかあ……どんなのがいいかなあ……」
それは2日前のこと、彼女は店主にこう告げられていた。
「君もこの店に働きはじめてもう数カ月は経つ。店で出している料理の作り方も完璧に覚えてきたようだし、ひとつ期間限定メニューを考えてみないか? 4日後までに試作品を作って私に食べさせてくれ」
店主の言葉に舞い上がりふたつ返事でやってみるとは言ったものの、全くいいアイデアが浮かんでいないようだ。
「パスタはもう沢山の種類があるし、ピッツアはまだちょっと難しいし……ビーフシチュー? ポトフ? それともとんかつ!? あーん! きまらない!!」
コシネーロはノートをはらいのけ、机に突っ伏してしまった。
「もうなんにも思い浮かばないよお……はあ、久しぶりにお母さんのオムレツ食べたいなあ……」
オムレツ……?
オムレツ!!
「そうだ!! オムレツにしよう!!」 そうと決まれば具材を準備しなくちゃ!!」
新米料理人は慌ててノートを片付けると、材料を求め、店から飛び出していったのだった。
●
ひき肉、チーズ、じゃがいも……オムレツには色んな種類の具があるが、コシネーロは心に決めた具材があるようで、その足は市場ではなく近くの山に向かっていた。
「ふふーん、やっぱりオムレツと言えばキノコよね! 市場で買うのもいいけど、採れたてキノコのふわふわオムレツの方が期間限定感も出るし、お客さんも喜んでくれそうよね!」
獣道に足を踏み入れようとするコシネーロだったが、それを止める声が背後から聞こえてきた。
「おおーいアンタ! 1人で山に入るのは危ないぞ~!」
「え?」
コシネーロが振り向くと、そこには木こりの格好をした男性が立っていた。
「入ると危ないって、どういうことですか?」
首を傾げる新米料理人に、木こりは呆れた様子を見せた。
「なんだ、何も知らないのか。今この森にはキノコ型の雑魔が出るんだ。だから一人でこの山に入るのはやめておいたほうがいい。」
「ええ!? そ、そんなあ!! どうしても必要なのに……」
木こりの言葉に一瞬諦めかけそうになったコシネーロだったが、脳裏にふとあるアイデアが浮かんできた。
「そ、そうだ! あの人達に頼もう!」
●
「やあ~ハンター諸君、仕事だよ~」
だらしのない格好をしたハンターオフィスの職員がハンターたちの元に現れた。
「港町の料理人の方からの依頼だよ。なんでも一緒に山に入って一緒にキノコを取って欲しいってさ」
男性職員はズレたメガネを直しながら口頭で詳細を話し始めた。
目的地は港町より歩いて4時間の場所にある標高2000mの奥山で、色んな種類の食用きのこが自生しているという。
しかし、近年では山腹~山頂辺りに毒キノコを取り込んだ雑魔が発生するようになっており、麓以外には誰も近づいていないそうだ。
その為か、麓に自生しているキノコは殆どが狩りつくされているようで探してもあまり見つけられないらしい。
「依頼人は出来るだけ多くの食用キノコが欲しいらしく、その種類は問わないとの事だったよ。君達にはキノコの採取と雑魔にあった時の護衛をお願いしたいってさ。それじゃあ今回もよろしくね~」
リプレイ本文
●麓にて
コシネーロと共に山の麓までやってきたハンター一行。山の上には青空が広がっており絶好のきのこ狩り日和だ。
道元 ガンジ(ka6005)はここにやってくる前に地元民からキノコの群生地等を聞いてきたようだ。
「地元の人の話では、山頂付近にあるでっかい木の下に珍しいキノコがたくさん生えてるんだってさ!」
ガンジの報告にロニ・カルディス(ka0551)は思考を巡らせる。
「虎穴に入らずんばなんとやら、といったところか。やはり多少のリスクを織り込まねば良いものは手にはいらんな……よし、コシネーロは山腹班と一緒に行動してもらおう。山頂に向かうのは俺とイリエスカ、ガンジは途中から合流で問題ないか?」
その提案にイリエスカ(ka6885)は元気よく返事を返す。
「オッケーだよ! 美味しいオムレツを作れるようにがんばろー!」
「ミア達も張り切っていくニャスよ~♪ 灯ちゃんも肩の力脱いて頑張っていこうニャス!」
そういいながらミア(ka7035)は灯(ka7179)に向かって微笑みかけた。初めての依頼で緊張しているであろう灯を気遣うミアの優しさが垣間見えた瞬間だった。
「はい、少しでもコシネーロさんの力になれるように頑張ります!」
「それでは参りましょうか、コシネーロ様」
ルフィリア・M・アマレット(ka1544)の呼びかけにコシネーロは元気よく返事を返した。
「はい!! みなさん今日は宜しくおねがいします!!」
●山腹にて
木に止まらせておいたモフロウの視覚をガンジはファミリアズアイで共有し、雑魔の様子を探っていた。
「雑魔の気配は~……うん、この辺にはないみたいだね! でも、頂上に進む道の方にはちょこちょこ居るみたいだから気をつけておいて! それじゃ、また何かあったら連絡するね!」
「了解ニャス!」
ガンジはモフロウを山腹の別のエリアに飛ばした後、頂上付近に向かっていった。
「それじゃあこの辺りできのこ探してみるニャスか!」
「ええ、それが良いかも知れませんわね」
「よーし、そうと決まれば早速きのこ探しニャス! まずきのこ狩りで大事なことは、木の種類を覚えることっていうのを聞いたことがあるニャス」
ミアはそう言うと、周辺の木々を注意深く観察し始めた。
「日陰か日向かとかもそうニャスし、斜面の向き、土の乾き具合なんかでも生える種類のきのこが違うみたいニャスネ。う~ん、きのこ狩り……深いニャス……」
「すごい! ミアさんってとても物知りなのですね!」
コシネーロの言葉に、ミアはふふんと鼻を鳴らした。
「これもハンターの知恵ニャスよ! と言ってる間にきのこ発見ニャス!」
ミアは倒木に近づき、新米料理人に向かって大きく手招きをする。コシネーロが急いで近づくと、そこにはカサをのびのびと伸ばしたキノコが生えていた。
「わっ、すごい! これはブナシメジですね! 炒めものとかでもいいですし、あんかけにして食べるのも美味しいんですよ!」
「おお! それじゃあこれは食べられるきのこニャスね! 採取採取~ニャス♪」
意気揚々とブナシメジを採取し、竹の籠に入れていくミア。
「ニャはは、これだけじゃあ物足りないけど幸先はいいニャスネ! さてさて、灯ちゃんはきのことれたニャスかね~~」
その頃、灯は隠密を使い物陰に隠れながら辺りにキノコが無いか探っていた。
今日の為にキノコが採取しやすい場所や、毒キノコと食用キノコの見分け方等を頭に叩き込んで来たのだ。抜かりはない。
(この辺なら、きっとあのキノコがあるかも知れない……)
灯は年の取った木が無いかよくよく観察しながらあたりを見回す。すると、少し先に樹勢の衰えた老木が生えているのを見つけた。
辺りを警戒しつつ、ソロリソロリと老木に近づいていく……。
(思ったとおりコナラの木のようね……)
木のすぐ側までやってきた灯が丹念に老木の根本を調べると、そこには半月形のカサがいくつも重なり合っているキノコが生えていた。
「やっぱり、思ったとおりね!」
嬉しそうに舞茸を採取する灯の元にミアからの通信が入った。
「灯ちゃ~ん、そっちはどうニャスか~?」
「ミアさん、お疲れ様です。ふふ、今舞茸を見つけて採取している途中ですよ」
「おお~! 凄いニャスネ! 今からそっちに行くニャスから、一緒にきのこ探そうニャス♪」
「はい、そうしましょう」
「アマレットちゃんも一緒に探そうニャス! 皆で探せば怖くないニャス!」
ルフィリアはその言葉に嬉しそうに頷いた。
「ええ、お供いたしますわ!」
●山頂にて
一方その頃、山頂付近にはロニ、イリエスカ、ガンジの姿があった。3人はガンジが地元民に聞いてきたキノコの群生地に向かう途中のようだ。
あともう少しで目的地に到着と言った所で、ガンジの足が止まった。索敵の為に飛ばしていたモフロウが敵影を捉えたのだ。
「あっちょっとまって、この先に雑魔がいるみたいだよ! 目的地からは少し遠いけど慎重に行ったほうがいいかも!」
ガンジの言葉にロニは静かに頷く。
「解った。では俺が先行するからお前達は後から付いてきてくれ。何か気がついたことがあれば通信を頼む」
ロニは2人より先に周囲を警戒しながらキノコの群生地へと近づき、無事に目的地へとたどり着いた。木の下にはまるまると太った大きなキノコが沢山生えている。
辺りに雑魔の気配が無いか充分に観察した後、ロニは通信機を手に取った。
「今なら安全にキノコが採れそうだ。イリエスカ、頼んだ」
「りょーかい!」
イリエスカは所々に生えていたキノコを籠に放り込みながらロニの待つ場所へとやってきた。
所狭しと生えているきのこの群れにイリエスカはこころを踊らせた。
「おお~! これってもしかしてポルチーニじゃない? こんな所にこんな珍しいキノコが生えてるなんて思わなかったよ!」
「そんなに貴重なものなのか?」
「もちろん! 薫り高くて食感もいい! どんな料理にも合う! 最高のキノコだよ!」
そう言いながらイリエスカはキノコの採取を始めた。ロニも辺りに意識を向けながらキノコを籠に入れていく。
すると、2人の無線にガンジから通信が入った。
「ロニ、イリエスカ! 今そっちに別の雑魔の群れが急接近してきてる! このままだと鉢合わせだよう!」
通信を聞いたイリエスカは咄嗟に直感視を使い周囲の気配を探る。ガンジの言う通り、確かに雑魔の気配がする……しかも直ぐ側まで来ているではないか!
「うーん、このままだと見つかっちゃうかも!」
「では俺が囮になろう。イリエスカは物陰に隠れてやり過ごし、引き続きキノコの採取を頼む」
「解ったよ、籠がいっぱいになったら山腹班と合流するつもりだけど、もし手伝いが必要ならいつでも呼んで! すぐに駆けつけるから!」
そう言うとイリエスカは武器を収め、代わりに札を取り出して足に神経を集中させる。
そして木の幹に足を付けたかと思うと、まるで忍者のようにスルスルと幹を伝い上へ上へと駆け上がっていった。
充分に自分の姿が隠れる場所まで辿り着くと、イリエスカはロニに合図を送った。
「準備オッケーだよ、そんじゃよろしく!」
「心得た」
ロニは剣と盾を取り出し、前方からやってくるキノコ雑魔の前に立ちはだかった! ハンターの姿を見つけたキノコ達は怒り狂ったように次々と突進してゆく!
「さあこっちだ! 付いてこい!」
全ての雑魔が此方に向かってきているのを確認したロニは踵を返し走り出し、イリエスカのいる場所からどんどん離れてゆく。
しっかりと離れた事を確認したイリエスカはスルリと木から降り、ポルチーニ茸の採取に勤しんだ。
カゴいっぱいのキノコを取り終えると、トランシーバーを使い山腹に居る仲間に連絡をとる。
「あ、イリエスカさん! お疲れ様です!」
「やっほーコシネーロ! 珍しいキノコたくさん採れたよ! そっちはどんな調子?」
「えっと、みなさんが頑張って下さってるお陰でカゴ半分くらい集まりました!」
「お、調子いいね! じゃあボクも山腹に行くから合流しちゃおう!」
イリエスカはカゴいっぱいになったキノコを背負い直し、山腹に向かっていった。
●山腹のキノコ狩り
キノコが無いだろうかと地面を眺めながら、ルフィリアはコシネーロに小声で話しかける。
「そう言えば、コシネーロ様はどうして料理人さんになろうと思われたのですか?」
「えっと、ウチの両親はどちらとも地元で料理人をしてるんです。父ちゃんも母ちゃんもウチの町では結構有名な料理人なんですよ!」
「まあ、そうなのですか! それでコシネーロ様もご両親の様な料理人になろうと思ったのですか?」
ルフィリアの質問にコシネーロは大きくうなずきながら答えた。
「はい! 両親の料理を食べたお客さんがみんな笑顔になっていくのを見て、ウチも料理で人を笑顔に出来たらなって思ったんです」
「凄く素敵な理由ですね」
灯の一言に、新米料理人は照れくさそうに後頭を掻きながらへらへらと笑った。
「そ、そうですかね……」
「そうですとも、胸を張ってくださいませコシネーロ様!」
そんな話をしながらキノコを探していると、ルフィリアが枯れ葉から顔を出しているずんぐりむっくりのキノコを発見した。
「あら、なんだか見たこと無いキノコが生えてますわ」
キノコの前にしゃがみこんで観察するルフィリア。灯もその隣に座りキノコを観察し始めた。
「これは……どうやらエリンギのようですね。食感もよくて色んな料理に合うキノコですよ」
灯の言葉にルフィリアは目をキラキラと輝かせた。
「そうなのですか! という事は……オムレツの他にもソテーやマリネ……パイにしても美味しそうですねえ……」
幸せそうな顔をして空想を巡らせるルフィリアだったが、その空想のせいでお腹がぐうと鳴ってしまった。
「ああ、ついついお腹がなってしまいましたわ……そうだコシネーロ様、キノコ狩りが終わりましたら是非オムレツを味見させてくださいませっ!」
「もちろんです! たっくさん作るのでたんと食べてくださいね!」
コシネーロの言葉に、ルフィリアのやる気はますます上がっていった。
「そうと決まればますます頑張らないといけませんわね!」
「よーし、この調子でじゃんじゃんきのこを取るニャスよー!!」
「はい!」
「そこは、おー! ニャスよ灯ちゃん!」
「お……おー!」
そこに、丁度山頂から降りてきたイリエスカがやってきた。
「あ! なんだか楽しそうなことしてる! おーい、ボクも混ぜて~~!」
「おお! イリエスカちゃん来たニャスか! イリエスカちゃんもえいえいおーニャス!」
「よくわかんないけど、えいえいオー!」
こうしてイリエスカも加わり、一行は更に気合を入れてキノコ狩りに勤しむのであった。
●山頂の戦い
群生地から離れた山の頂上に、ロニとキノコ雑魔の姿があった。敵の数は4……そこまでの強さではなさそうだが油断は出来ない。
雑魔達は一斉にロニに飛びかかるように襲いかかってきた!
「なかなか生きが良いな、だが……!」
ロニはキノコ雑魔の突進を盾でいなし、体勢を崩した1体めがけて剣を振り下ろした。
攻撃は見事に命中し、雑魔は地に伏せるが、同時に死体がムクムク膨れ上がっていく。
「爆発か!」
ロニが盾を構えた瞬間、キノコ雑魔はボンッと大きな音を立てて爆発した!
「く……っなかなかの威力だな……!」
爆風はなんとか防ぎきったものの、後ろから襲いかかってこようとしている別のキノコ雑魔への反応が遅れてしまった。このままではもろに攻撃を食らってしまう!
その時だった。鞭状の刃がロニに突進しようとしていた雑魔に一直線に向かって来たのだ! キノコ雑魔はその攻撃をもろに食らい吹き飛ばされた!
キノコ型雑魔は地面を2、3回バウンドした後大きく膨れ上がり爆発した。
ロニが刃の飛んできた方角をみると、そこには片手に武器を持ちながら、キノコをワークスーツのポケットにねじ込んでいるガンジの姿があった。
「悪い遅れた!」
「いや、問題ない。相手の数はあと2……一気に片付けよう」
「りょーかい!」
2人は同時に戦闘態勢をとり、キノコ雑魔とにらみ合う。
先に動いたのは雑魔達だった。1体の雑魔が怒りに任せてガンジに突進してくるが、ガンジは素早く距離を取り回避した。
「今度はこっちの番だよ!」
ガンジは雑魔と距離を取ったまま鞭をしならせ、目にも留まらぬ速さで敵の急所を刺し貫いた!
一方、ロニの方にももう1体のキノコ雑魔が向かってきたが、ロニはその攻撃を盾で受けたあと、勢いよく押しのけると、敵に向かって思い切り剣を振り下ろす。
雑魔の体は一刀両断され地面に落ちた。ロニはキノコが爆発する前に素早く退避し、爆発に巻き込まれずに済んだ。
「よし、これで一先ずは安心だな」
「そうだね、それじゃあ俺たちもこの辺でキノコを……お?」
ガンジが山頂に倒れているいくつかの倒木に目をやると、そこには沢山の椎茸が生えていた。
「椎茸だ! うっまそー!」
「ふむ、これは良さそうな椎茸だな。よし、合流する前に取るだけ取っておこう」
「おう!」
こうして2人はカゴいっぱいの椎茸を採取することが出来たのだった。
●キノコオムレツパーティ!
籠いっぱいのきのこを取り終えて街に戻ってきたハンターとコシネーロは、早速店へと戻り試作品の作成へ取り掛かっていた。
ホワイトソース、デミグラス、和風ソース……沢山の種類のきのこのオムレツが次々に調理台に置かれていく。
「みなさーん! 試作品が出来ました! どうぞ召し上がれ!」
「待ってましたー!」
「おおー!! どれもおいしそうだね! よーし味見は任せといて、食べることには自身があるんだ」
イリエスカはそう言うとデミグラスソースのオムレツをスプーンにとり、口に運んだ。
「ん……おいしい! 文句なしにおいしいよこれ!」
その言葉を皮切りに、皆それぞれ思い思いのオムレツを小皿にとり、一口。
きのこの芳醇な香りと、口いっぱいに広がる豊かな味に舌がとろけそうになる。
「ん~~っ♪ おいしいっ! ルフィは幸せですわ~♪」
「本当に美味しい……コシネーロさんの思い出のお母さんのお味も、きのこが沢山のオムレツなのかしら?」
柔らかい笑みを浮かべる灯にコシネーロは嬉しそうに頷いた。
「はい、そのデミグラスソースのオムレツは母ちゃんがいつも作ってくれたオムレツのレシピなんです!」
「そうなんだ! ボク、この味好きだよ!」
「私も」
「俺も好きだな」
「おっれもー!」
「本当ですか!? それじゃあこのオムレツを店長に食べてもらいます! みなさん本当に有難うございます!」
後日、店の前にはとある看板が立っていた。
ハンターさんも絶賛! 期間限定・きのこたっぷりデミグラスソースオムレツ
コシネーロと共に山の麓までやってきたハンター一行。山の上には青空が広がっており絶好のきのこ狩り日和だ。
道元 ガンジ(ka6005)はここにやってくる前に地元民からキノコの群生地等を聞いてきたようだ。
「地元の人の話では、山頂付近にあるでっかい木の下に珍しいキノコがたくさん生えてるんだってさ!」
ガンジの報告にロニ・カルディス(ka0551)は思考を巡らせる。
「虎穴に入らずんばなんとやら、といったところか。やはり多少のリスクを織り込まねば良いものは手にはいらんな……よし、コシネーロは山腹班と一緒に行動してもらおう。山頂に向かうのは俺とイリエスカ、ガンジは途中から合流で問題ないか?」
その提案にイリエスカ(ka6885)は元気よく返事を返す。
「オッケーだよ! 美味しいオムレツを作れるようにがんばろー!」
「ミア達も張り切っていくニャスよ~♪ 灯ちゃんも肩の力脱いて頑張っていこうニャス!」
そういいながらミア(ka7035)は灯(ka7179)に向かって微笑みかけた。初めての依頼で緊張しているであろう灯を気遣うミアの優しさが垣間見えた瞬間だった。
「はい、少しでもコシネーロさんの力になれるように頑張ります!」
「それでは参りましょうか、コシネーロ様」
ルフィリア・M・アマレット(ka1544)の呼びかけにコシネーロは元気よく返事を返した。
「はい!! みなさん今日は宜しくおねがいします!!」
●山腹にて
木に止まらせておいたモフロウの視覚をガンジはファミリアズアイで共有し、雑魔の様子を探っていた。
「雑魔の気配は~……うん、この辺にはないみたいだね! でも、頂上に進む道の方にはちょこちょこ居るみたいだから気をつけておいて! それじゃ、また何かあったら連絡するね!」
「了解ニャス!」
ガンジはモフロウを山腹の別のエリアに飛ばした後、頂上付近に向かっていった。
「それじゃあこの辺りできのこ探してみるニャスか!」
「ええ、それが良いかも知れませんわね」
「よーし、そうと決まれば早速きのこ探しニャス! まずきのこ狩りで大事なことは、木の種類を覚えることっていうのを聞いたことがあるニャス」
ミアはそう言うと、周辺の木々を注意深く観察し始めた。
「日陰か日向かとかもそうニャスし、斜面の向き、土の乾き具合なんかでも生える種類のきのこが違うみたいニャスネ。う~ん、きのこ狩り……深いニャス……」
「すごい! ミアさんってとても物知りなのですね!」
コシネーロの言葉に、ミアはふふんと鼻を鳴らした。
「これもハンターの知恵ニャスよ! と言ってる間にきのこ発見ニャス!」
ミアは倒木に近づき、新米料理人に向かって大きく手招きをする。コシネーロが急いで近づくと、そこにはカサをのびのびと伸ばしたキノコが生えていた。
「わっ、すごい! これはブナシメジですね! 炒めものとかでもいいですし、あんかけにして食べるのも美味しいんですよ!」
「おお! それじゃあこれは食べられるきのこニャスね! 採取採取~ニャス♪」
意気揚々とブナシメジを採取し、竹の籠に入れていくミア。
「ニャはは、これだけじゃあ物足りないけど幸先はいいニャスネ! さてさて、灯ちゃんはきのことれたニャスかね~~」
その頃、灯は隠密を使い物陰に隠れながら辺りにキノコが無いか探っていた。
今日の為にキノコが採取しやすい場所や、毒キノコと食用キノコの見分け方等を頭に叩き込んで来たのだ。抜かりはない。
(この辺なら、きっとあのキノコがあるかも知れない……)
灯は年の取った木が無いかよくよく観察しながらあたりを見回す。すると、少し先に樹勢の衰えた老木が生えているのを見つけた。
辺りを警戒しつつ、ソロリソロリと老木に近づいていく……。
(思ったとおりコナラの木のようね……)
木のすぐ側までやってきた灯が丹念に老木の根本を調べると、そこには半月形のカサがいくつも重なり合っているキノコが生えていた。
「やっぱり、思ったとおりね!」
嬉しそうに舞茸を採取する灯の元にミアからの通信が入った。
「灯ちゃ~ん、そっちはどうニャスか~?」
「ミアさん、お疲れ様です。ふふ、今舞茸を見つけて採取している途中ですよ」
「おお~! 凄いニャスネ! 今からそっちに行くニャスから、一緒にきのこ探そうニャス♪」
「はい、そうしましょう」
「アマレットちゃんも一緒に探そうニャス! 皆で探せば怖くないニャス!」
ルフィリアはその言葉に嬉しそうに頷いた。
「ええ、お供いたしますわ!」
●山頂にて
一方その頃、山頂付近にはロニ、イリエスカ、ガンジの姿があった。3人はガンジが地元民に聞いてきたキノコの群生地に向かう途中のようだ。
あともう少しで目的地に到着と言った所で、ガンジの足が止まった。索敵の為に飛ばしていたモフロウが敵影を捉えたのだ。
「あっちょっとまって、この先に雑魔がいるみたいだよ! 目的地からは少し遠いけど慎重に行ったほうがいいかも!」
ガンジの言葉にロニは静かに頷く。
「解った。では俺が先行するからお前達は後から付いてきてくれ。何か気がついたことがあれば通信を頼む」
ロニは2人より先に周囲を警戒しながらキノコの群生地へと近づき、無事に目的地へとたどり着いた。木の下にはまるまると太った大きなキノコが沢山生えている。
辺りに雑魔の気配が無いか充分に観察した後、ロニは通信機を手に取った。
「今なら安全にキノコが採れそうだ。イリエスカ、頼んだ」
「りょーかい!」
イリエスカは所々に生えていたキノコを籠に放り込みながらロニの待つ場所へとやってきた。
所狭しと生えているきのこの群れにイリエスカはこころを踊らせた。
「おお~! これってもしかしてポルチーニじゃない? こんな所にこんな珍しいキノコが生えてるなんて思わなかったよ!」
「そんなに貴重なものなのか?」
「もちろん! 薫り高くて食感もいい! どんな料理にも合う! 最高のキノコだよ!」
そう言いながらイリエスカはキノコの採取を始めた。ロニも辺りに意識を向けながらキノコを籠に入れていく。
すると、2人の無線にガンジから通信が入った。
「ロニ、イリエスカ! 今そっちに別の雑魔の群れが急接近してきてる! このままだと鉢合わせだよう!」
通信を聞いたイリエスカは咄嗟に直感視を使い周囲の気配を探る。ガンジの言う通り、確かに雑魔の気配がする……しかも直ぐ側まで来ているではないか!
「うーん、このままだと見つかっちゃうかも!」
「では俺が囮になろう。イリエスカは物陰に隠れてやり過ごし、引き続きキノコの採取を頼む」
「解ったよ、籠がいっぱいになったら山腹班と合流するつもりだけど、もし手伝いが必要ならいつでも呼んで! すぐに駆けつけるから!」
そう言うとイリエスカは武器を収め、代わりに札を取り出して足に神経を集中させる。
そして木の幹に足を付けたかと思うと、まるで忍者のようにスルスルと幹を伝い上へ上へと駆け上がっていった。
充分に自分の姿が隠れる場所まで辿り着くと、イリエスカはロニに合図を送った。
「準備オッケーだよ、そんじゃよろしく!」
「心得た」
ロニは剣と盾を取り出し、前方からやってくるキノコ雑魔の前に立ちはだかった! ハンターの姿を見つけたキノコ達は怒り狂ったように次々と突進してゆく!
「さあこっちだ! 付いてこい!」
全ての雑魔が此方に向かってきているのを確認したロニは踵を返し走り出し、イリエスカのいる場所からどんどん離れてゆく。
しっかりと離れた事を確認したイリエスカはスルリと木から降り、ポルチーニ茸の採取に勤しんだ。
カゴいっぱいのキノコを取り終えると、トランシーバーを使い山腹に居る仲間に連絡をとる。
「あ、イリエスカさん! お疲れ様です!」
「やっほーコシネーロ! 珍しいキノコたくさん採れたよ! そっちはどんな調子?」
「えっと、みなさんが頑張って下さってるお陰でカゴ半分くらい集まりました!」
「お、調子いいね! じゃあボクも山腹に行くから合流しちゃおう!」
イリエスカはカゴいっぱいになったキノコを背負い直し、山腹に向かっていった。
●山腹のキノコ狩り
キノコが無いだろうかと地面を眺めながら、ルフィリアはコシネーロに小声で話しかける。
「そう言えば、コシネーロ様はどうして料理人さんになろうと思われたのですか?」
「えっと、ウチの両親はどちらとも地元で料理人をしてるんです。父ちゃんも母ちゃんもウチの町では結構有名な料理人なんですよ!」
「まあ、そうなのですか! それでコシネーロ様もご両親の様な料理人になろうと思ったのですか?」
ルフィリアの質問にコシネーロは大きくうなずきながら答えた。
「はい! 両親の料理を食べたお客さんがみんな笑顔になっていくのを見て、ウチも料理で人を笑顔に出来たらなって思ったんです」
「凄く素敵な理由ですね」
灯の一言に、新米料理人は照れくさそうに後頭を掻きながらへらへらと笑った。
「そ、そうですかね……」
「そうですとも、胸を張ってくださいませコシネーロ様!」
そんな話をしながらキノコを探していると、ルフィリアが枯れ葉から顔を出しているずんぐりむっくりのキノコを発見した。
「あら、なんだか見たこと無いキノコが生えてますわ」
キノコの前にしゃがみこんで観察するルフィリア。灯もその隣に座りキノコを観察し始めた。
「これは……どうやらエリンギのようですね。食感もよくて色んな料理に合うキノコですよ」
灯の言葉にルフィリアは目をキラキラと輝かせた。
「そうなのですか! という事は……オムレツの他にもソテーやマリネ……パイにしても美味しそうですねえ……」
幸せそうな顔をして空想を巡らせるルフィリアだったが、その空想のせいでお腹がぐうと鳴ってしまった。
「ああ、ついついお腹がなってしまいましたわ……そうだコシネーロ様、キノコ狩りが終わりましたら是非オムレツを味見させてくださいませっ!」
「もちろんです! たっくさん作るのでたんと食べてくださいね!」
コシネーロの言葉に、ルフィリアのやる気はますます上がっていった。
「そうと決まればますます頑張らないといけませんわね!」
「よーし、この調子でじゃんじゃんきのこを取るニャスよー!!」
「はい!」
「そこは、おー! ニャスよ灯ちゃん!」
「お……おー!」
そこに、丁度山頂から降りてきたイリエスカがやってきた。
「あ! なんだか楽しそうなことしてる! おーい、ボクも混ぜて~~!」
「おお! イリエスカちゃん来たニャスか! イリエスカちゃんもえいえいおーニャス!」
「よくわかんないけど、えいえいオー!」
こうしてイリエスカも加わり、一行は更に気合を入れてキノコ狩りに勤しむのであった。
●山頂の戦い
群生地から離れた山の頂上に、ロニとキノコ雑魔の姿があった。敵の数は4……そこまでの強さではなさそうだが油断は出来ない。
雑魔達は一斉にロニに飛びかかるように襲いかかってきた!
「なかなか生きが良いな、だが……!」
ロニはキノコ雑魔の突進を盾でいなし、体勢を崩した1体めがけて剣を振り下ろした。
攻撃は見事に命中し、雑魔は地に伏せるが、同時に死体がムクムク膨れ上がっていく。
「爆発か!」
ロニが盾を構えた瞬間、キノコ雑魔はボンッと大きな音を立てて爆発した!
「く……っなかなかの威力だな……!」
爆風はなんとか防ぎきったものの、後ろから襲いかかってこようとしている別のキノコ雑魔への反応が遅れてしまった。このままではもろに攻撃を食らってしまう!
その時だった。鞭状の刃がロニに突進しようとしていた雑魔に一直線に向かって来たのだ! キノコ雑魔はその攻撃をもろに食らい吹き飛ばされた!
キノコ型雑魔は地面を2、3回バウンドした後大きく膨れ上がり爆発した。
ロニが刃の飛んできた方角をみると、そこには片手に武器を持ちながら、キノコをワークスーツのポケットにねじ込んでいるガンジの姿があった。
「悪い遅れた!」
「いや、問題ない。相手の数はあと2……一気に片付けよう」
「りょーかい!」
2人は同時に戦闘態勢をとり、キノコ雑魔とにらみ合う。
先に動いたのは雑魔達だった。1体の雑魔が怒りに任せてガンジに突進してくるが、ガンジは素早く距離を取り回避した。
「今度はこっちの番だよ!」
ガンジは雑魔と距離を取ったまま鞭をしならせ、目にも留まらぬ速さで敵の急所を刺し貫いた!
一方、ロニの方にももう1体のキノコ雑魔が向かってきたが、ロニはその攻撃を盾で受けたあと、勢いよく押しのけると、敵に向かって思い切り剣を振り下ろす。
雑魔の体は一刀両断され地面に落ちた。ロニはキノコが爆発する前に素早く退避し、爆発に巻き込まれずに済んだ。
「よし、これで一先ずは安心だな」
「そうだね、それじゃあ俺たちもこの辺でキノコを……お?」
ガンジが山頂に倒れているいくつかの倒木に目をやると、そこには沢山の椎茸が生えていた。
「椎茸だ! うっまそー!」
「ふむ、これは良さそうな椎茸だな。よし、合流する前に取るだけ取っておこう」
「おう!」
こうして2人はカゴいっぱいの椎茸を採取することが出来たのだった。
●キノコオムレツパーティ!
籠いっぱいのきのこを取り終えて街に戻ってきたハンターとコシネーロは、早速店へと戻り試作品の作成へ取り掛かっていた。
ホワイトソース、デミグラス、和風ソース……沢山の種類のきのこのオムレツが次々に調理台に置かれていく。
「みなさーん! 試作品が出来ました! どうぞ召し上がれ!」
「待ってましたー!」
「おおー!! どれもおいしそうだね! よーし味見は任せといて、食べることには自身があるんだ」
イリエスカはそう言うとデミグラスソースのオムレツをスプーンにとり、口に運んだ。
「ん……おいしい! 文句なしにおいしいよこれ!」
その言葉を皮切りに、皆それぞれ思い思いのオムレツを小皿にとり、一口。
きのこの芳醇な香りと、口いっぱいに広がる豊かな味に舌がとろけそうになる。
「ん~~っ♪ おいしいっ! ルフィは幸せですわ~♪」
「本当に美味しい……コシネーロさんの思い出のお母さんのお味も、きのこが沢山のオムレツなのかしら?」
柔らかい笑みを浮かべる灯にコシネーロは嬉しそうに頷いた。
「はい、そのデミグラスソースのオムレツは母ちゃんがいつも作ってくれたオムレツのレシピなんです!」
「そうなんだ! ボク、この味好きだよ!」
「私も」
「俺も好きだな」
「おっれもー!」
「本当ですか!? それじゃあこのオムレツを店長に食べてもらいます! みなさん本当に有難うございます!」
後日、店の前にはとある看板が立っていた。
ハンターさんも絶賛! 期間限定・きのこたっぷりデミグラスソースオムレツ
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【相談卓】れっつ、キノコ狩り! イリエスカ(ka6885) オートマトン|16才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2018/05/01 21:28:45 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/04/30 11:09:34 |