ゲスト
(ka0000)
キャンプのイロハ、教えて下さい
マスター:一要・香織

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~6人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/08/29 15:00
- 完成日
- 2018/09/04 21:03
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
日中の暑さも和らぎ、朝晩の空気に秋の気配を感じるようになったこの頃、グランツ領、領主屋敷の一室で、レイナ・エルト・グランツ(kz0253)は読書を楽しんでいた。
レイナは読書が好きで特に冒険や探検、ファンタジー物を好み、暇を見つけては楽しげに読んでいる。
瞳は淀みなく文字を追いかけ、白く細い指は楽しげに紙を摘まむ。
口元には緩やかな弧が描かれ、時折驚いたように目が見開らかれた。
そんなレイナの邪魔にならないよう、執事のジルは静かに扉を開けて入室し、新しいカップに紅茶を注ぐ。
テーブルに置いてあったカップを下げ新しいものと交換すると、レイナが本から顔を上げた。
「申し訳ありません」
邪魔をしてしまったと、ジルが謝ると、
「いいえ、ありがとう」
レイナは入れたばかりの紅茶に手を伸ばす。
芳しい香りを吸い込み一口飲むと、高鳴った胸を落ち着けるように、ホッと息を吐き出した。
「随分と集中していらっしゃいましたね」
ジルはクスリと笑い本に視線を向ける。
「はい。とても面白くて! 冒険をする主人公たちがとても強くて、勇敢で……、なんだか、ハンターの皆さんに似ています」
「左様ですか」
ジルが優しく微笑むと、レイナの羨望に満ちた瞳が細められ、ため息にも似た小さな息が零れた。
再び文字を追いかけ始めたレイナを見つめて、ジルはそっと部屋を後にした。
その日の夜、談話室でジルと私兵のサイファーは、お茶を飲みながらある相談をしていた。
「お嬢様に、冒険をプレゼントしたいと思っていてね」
突拍子の無い話に、サイファーは飲んでいたお茶に咽た。
「ゲホ、ゴホッ! な、なんですか突然」
口元を拭いながらサイファーはジルを凝視する。
「いや、なに、いつも頑張っていらっしゃるから、何か喜んで頂けることをしたいと思っていてね……。お嬢様がいつも冒険物の本を読んでるのは知っているだろう? あれに憧れているようだったから……」
「それで冒険のプレゼントですか? 具体的にどんな?」
「…………そこまで考えてません」
シレッと言い放つジルに苦笑いを零し、サイファーは一つ咳払いをして考え始めた。
「冒険とは言っても、レイナ様に危険が及んではいけないし……」
「そうですね……」
「かといって、普通過ぎてもつまらない……」
「はい」
他人事のような顔で紅茶をすするジルを睨み、
「ジル様、考える気ありますか?」
サイファーがぼやいた。
「ハハハ、こういうのはサイファーの方が詳しいかと思ってね」
あっけらかんとジルは応える。
確かに、ジルは屋敷内で領主を補佐するのが仕事だ。冒険――というのは兵士であるサイファーの方が詳しいだろう。
しかし、提案したのはジルなのだから、何か協力してほしいものだ。
そんな不服を込めた眼差しで見つめ、
「レイナ様が読んでいた本ってどんな内容だったんですか?」
口を開いた。
「王道の冒険物ですよ。主人公たちが困っている人々を助けながら旅をし、悪の根源を倒す……」
「旅か……。なら、キャンプ……とか?」
「キャンプ! 良いのではないですか? 屋外で夜を明かすなんてしたことがありませんでしたし」
ジルが珍しく大きな声を出す。
「そうですか? じゃあキャンプにしましょう。……とは言っても、俺、巡回の際の野営くらいしか経験ないんですけど」
「おや、それは困りましたね……。ではハンターの皆さんにお願いしてご一緒してもらいましょうか?」
「そうですね、安全面でも、俺じゃ手に負えない事も有りますし」
ジルとサイファーは目配せすると、同時にひとつ頷いた。
レイナは読書が好きで特に冒険や探検、ファンタジー物を好み、暇を見つけては楽しげに読んでいる。
瞳は淀みなく文字を追いかけ、白く細い指は楽しげに紙を摘まむ。
口元には緩やかな弧が描かれ、時折驚いたように目が見開らかれた。
そんなレイナの邪魔にならないよう、執事のジルは静かに扉を開けて入室し、新しいカップに紅茶を注ぐ。
テーブルに置いてあったカップを下げ新しいものと交換すると、レイナが本から顔を上げた。
「申し訳ありません」
邪魔をしてしまったと、ジルが謝ると、
「いいえ、ありがとう」
レイナは入れたばかりの紅茶に手を伸ばす。
芳しい香りを吸い込み一口飲むと、高鳴った胸を落ち着けるように、ホッと息を吐き出した。
「随分と集中していらっしゃいましたね」
ジルはクスリと笑い本に視線を向ける。
「はい。とても面白くて! 冒険をする主人公たちがとても強くて、勇敢で……、なんだか、ハンターの皆さんに似ています」
「左様ですか」
ジルが優しく微笑むと、レイナの羨望に満ちた瞳が細められ、ため息にも似た小さな息が零れた。
再び文字を追いかけ始めたレイナを見つめて、ジルはそっと部屋を後にした。
その日の夜、談話室でジルと私兵のサイファーは、お茶を飲みながらある相談をしていた。
「お嬢様に、冒険をプレゼントしたいと思っていてね」
突拍子の無い話に、サイファーは飲んでいたお茶に咽た。
「ゲホ、ゴホッ! な、なんですか突然」
口元を拭いながらサイファーはジルを凝視する。
「いや、なに、いつも頑張っていらっしゃるから、何か喜んで頂けることをしたいと思っていてね……。お嬢様がいつも冒険物の本を読んでるのは知っているだろう? あれに憧れているようだったから……」
「それで冒険のプレゼントですか? 具体的にどんな?」
「…………そこまで考えてません」
シレッと言い放つジルに苦笑いを零し、サイファーは一つ咳払いをして考え始めた。
「冒険とは言っても、レイナ様に危険が及んではいけないし……」
「そうですね……」
「かといって、普通過ぎてもつまらない……」
「はい」
他人事のような顔で紅茶をすするジルを睨み、
「ジル様、考える気ありますか?」
サイファーがぼやいた。
「ハハハ、こういうのはサイファーの方が詳しいかと思ってね」
あっけらかんとジルは応える。
確かに、ジルは屋敷内で領主を補佐するのが仕事だ。冒険――というのは兵士であるサイファーの方が詳しいだろう。
しかし、提案したのはジルなのだから、何か協力してほしいものだ。
そんな不服を込めた眼差しで見つめ、
「レイナ様が読んでいた本ってどんな内容だったんですか?」
口を開いた。
「王道の冒険物ですよ。主人公たちが困っている人々を助けながら旅をし、悪の根源を倒す……」
「旅か……。なら、キャンプ……とか?」
「キャンプ! 良いのではないですか? 屋外で夜を明かすなんてしたことがありませんでしたし」
ジルが珍しく大きな声を出す。
「そうですか? じゃあキャンプにしましょう。……とは言っても、俺、巡回の際の野営くらいしか経験ないんですけど」
「おや、それは困りましたね……。ではハンターの皆さんにお願いしてご一緒してもらいましょうか?」
「そうですね、安全面でも、俺じゃ手に負えない事も有りますし」
ジルとサイファーは目配せすると、同時にひとつ頷いた。
リプレイ本文
涼やかな風が林を駆け抜けていく。
水面は太陽の光を受け宝石のようにキラキラと輝いていた。
「気持ちのいい場所ですね……」
今回のキャンプの場所となる河原に佇んだサクラ・エルフリード(ka2598)は、清らかな空気を胸いっぱいに吸い込み、伸びをする。
「サクラも手伝ってくれ」
馬車に積んであった道具を運んできたレイア・アローネ(ka4082)は、そんなサクラに声を掛ける。
「はい。早い所、準備を済ませてしまいましょう」
そう言い残し戻っていくサクラと入れ替わるように、ズィルバーン・アンネ・早咲(ka3361)も荷物を抱えてやってくる。
「わあ、凄い……綺麗」
アンネの視線も輝く水面に吸い寄せられる。
「本当に綺麗なのです」
その後ろからカティス・フィルム(ka2486)も感嘆の声をあげた。
「でしょう? 領内でもかなり人気の場所なんですよ」
そう言って、キャンプの企画者の一人であるサイファーが、誇らしげに胸を張った。
「我が領は自然豊かな事以外誇れるものはありませんが……。この景色を見ると、それでいいかなと思えますわ」
鞍馬 真(ka5819)に手伝ってもらいながら荷物を運んできたレイナ・エルト・グランツ(kz0253)も、少し誇らしげに微笑んだ。
「うん。自然が多くて素敵な領だと思うよ」
真はそんなレイナに微笑み返し、ドサリと荷物を置いた。
「ふう……これで全部ですか」
残りの荷物を抱えたサクラが帰ってきた。
「野宿には慣れていますからね……キャンプの設営は任せてください」
気合を入れたサクラは早速、テントを張る最適な場所を探し始めた。
「これより、海軍式トレーニングキャンプを開始、する」
ポツリ、アンネが呟く。
「え!? トレーニング、ですか?」
その呟きに、レイナが大きく目を見開く。
「……嘘、冗談」
アンネはおどけて舌をペロッと出すと、レイナは安堵にクスリと笑みを溢し、テントを張るために河原の石を均し始めた。
ワイワイと賑やかに、和やかにキャンプの準備を進めていると、ゾワリと背筋を這う悪寒にハンター達は顔をあげた。
「なにか居るな」
レイアは鋭く辺りを見回し、正体を捕えようと感覚を研ぎ澄ます。
「ああ、かなり近いね」
真が相槌をうち、庇うようにレイナの前に出る。
直後、川向こうの森がざわめく……。
一拍の後、巨大な蛇の雑魔が姿を現した。
「空気が読めない雑魔ですね……。そんな雑魔には遠慮はしませんよ……。まあ空気読めても遠慮はしないですけども……」
目を細め獲物を見定めたサクラは聖盾コギトとアクシアを握り締め、蛇に向かって走り出す。
森から這い出た雑魔は川に進入し勢いよくこちらへと近付いてくる。
「凍てつく氷の刃よ、その身を貫き縫いとめるのです――――、アイスボルト!!」
カティスの凛とした声が響くと、雑魔の身体に霜が走り雑魔の周りの水をも凍らせ動きを封じる。
その瞬間、真が飛び出す。
「楽しい時間の邪魔はしないで欲しいなぁ……」
僅かに怒気を滲ませてソウルエッジで強化したオペレッタを構え一気に踏み込むと、ウォーターウォークで水上を渡り、でっぷりと肥えた蛇の腹に一撃を叩き込む。
氷の束縛から解けた蛇はのたうち鎌首を擡げた。
威嚇するように口を大きく開け、牙からはテラテラと光る毒液を滴らせる。
魔導猟銃アーマーキラーを掲げたアンネは、
「目標を照準に、捕捉……発射」
牽制射撃を撃ち込んだ。
「暗黒で鍛えられし刃よ、我が敵を貫け――――プルガトリオ!」
サクラが詠唱すると同時に生み出された漆黒の刃が蛇に突き刺さり、鮮やかな赤い花びらを散らす。
「サイファー、レイナは任せたぞ」
走り様そう呟いたレイアは、守りの構えにガウスジェイルで蛇の意識を強く引きつけた。
鞭のようにしなる蛇の尾が、レイア目掛けて唸る。
「っ!」
重い衝撃に顔を顰め攻撃を受け止めたレイアは、鋭く蛇を睨んだ。
直ぐにクイックリロードで補充したアンネの弾丸が無数に飛び出し、レイアの姿を押し隠す。
目標を見失った蛇は、怒り狂ったように尾を水面に叩き付けた。
その尾が再び宙をうねった瞬間――――、レイアの掲げたカオスウィースが翻り持ち上がった尾をスッパリと切り落とす。
ビクリと震えた蛇は間近に居た真に牙を向けた。
「おっと……」
飛び退いた真はステップを踏むように直様踏込み、真横にある蛇の眼に剣を突き立てる。
蛇は慄く様に反り返り、その反動で真の剣が抜けた。
「重力攻撃いくのです! 紫なる重き光りよ、押し潰せ―――グラビティフォール」
カティスが唱えると、立ち上る紫の光に包まれた蛇の身体がグシャリと踏みつけられたように潰れ、口からは体液が逆流し溢れだす。
「まったく、汚いですね」
ムッと眉間に皺を寄せたサクラが―――、呆れたようにフッと息を吐いたレイアが―――、オペレッタを握り直した真が―――、一斉に武器を振り上げた。
「これで、終わりだ」
三人の声が重なり、同時に振り下ろされた武器が蛇の身体を斬り裂き、飛び散った赤い液体が辺りを染める。
身体をくねらせた蛇の頭は地面に叩き付けられ――――蛇はピクリとも動かなくなった。
「ハァ……終わったのです」
「びっくり、したね」
安堵の息を吐いたカティスの横で、アンネが頷き呟いた。
「はわゎ!? もしかして今倒した雑魔のお肉をご飯にしちゃったりするのです?」
カティスが慌てたような声を出すと、
「これを食べるのもなかなか冒険者らしくていいとは思うが……ほら」
レイアは蛇を指差す。カティスが視線を向けると、蛇は静かに塵へと姿を変え始めていた。
レイアは少し残念そうに蛇雑魔を眺めながら、
「ま、まあ、あまり奇天烈なものを領主に食べさせるのも問題だしな」
そう言って小さな笑みを浮かべた。
「レイナさん、サイファーさん、大丈夫だった?」
真は二人に駆け寄り心配そうに顔を覗きこんだ。
「は、はい。皆さんはお怪我はありませんか?」
レイナが尋ねると、
「ああ、問題ないよ」
「大丈夫ですよ。邪魔が入っちゃいましたけど、準備の続きをしましょう」
あんな雑魔、騒ぎたてる程の事ではないよ……そういいたげに、真とサクラは頷いた。
気を取り直し、再び皆はテントの設置に取り掛かった。
レイナとカティスは協力してテントの布を広げたり、ロープを引く。
「ここにテントの骨組みを通して……そう、そんな感じです」
サクラは楽しげにレイナに教え、アンネはテントが迷彩柄ではない事に少し落ち着かない様子を見せた。
そして組み上がったテントに寝袋などを入れると、レイナは興奮した様に声を上げた。
「見て下さい! 寝袋ですよ! 凄いです! 今夜はここで、皆さんと寝るのですね!」
少し感覚がズレているのか、まるで高級ホテルのスウィートルームに泊まるかのような喜びようだ。
(まあ……、楽しそうだから、いいか……)
ハンター達はそんなレイナを温かい目で見つめた。
「じゃあ、食材の調達に取り掛かろうか」
真が提案すると皆は張り切って頷いた。
「私は……うん、狩りに行こうかな。レイナはどうだ?」
レイアは少し考えた後、レイナに声を掛ける。
「え! 私ですか?」
思ってもいなかったお誘いに、レイナは驚いた。
「安全は配慮する。多少それっぽい体験も必要だろう?」
それとなく言ってみるが、自分が足手まといになる事を理解しているレイナは躊躇う。
「手伝ってくれると助かる」
「っ、は、はい!」
その気遣いに、レイナは嬉しそうに応えた。
「私も一緒に行くよ」
護衛も兼ねて真が名乗り出ると、レイアとレイナは口元に笑みを浮かべた。
「私は釣りでもしましょうか。折角綺麗な川もあることですし……」
サクラは川面を眺めながら呟く。
「なら、私も魚……釣ります」
アンネも頷く。
「釣り竿なら用意していますよ」
そう言ってサイファーが釣竿を手渡すと、早速二人は川へと糸を投げ込んだ。
「カティスさん、かまどの作り方を知っていますか?」
バーベキューの用意をしようとしていたカティスにサイファーが声を掛けた。
「かまどですか? あ、鍋を掛けるのですね。それなら、平たい石を重ねて作るのがいいと思うのです」
「なるほど……」
サイファーは感心したように大きく相槌を打った。
「一緒に作るのですよ。えっと、この辺りにしましょうか?」
テントから少し離れた場所を指差した。
「じゃあ俺、石を集めてきますね」
「お願いするのです」
数刻後、獲物を手にキャンプ地へ戻ったハンター達は食材を捌き始めた。
「サクラさん……それで捌くの?」
アンネが視線を向ける先には、剣を手に魚を見つめるサクラが……。
「大丈夫です……。ちゃんと綺麗に洗った剣ですから……。包丁より安全なはずです……」
そう言う意味ではないのだが……。そう思いながら魚を手にするアンネだって、包丁ではなくサバイバルナイフだ。
(なんだろう、なんか私以上に任せちゃいけないオーラをどこからか感じるような……)
チラリとサクラを見て苦笑を漏らしたレイアは、捕ったばかりの獲物を捌く。
「カティス、これを料理用に切ってくれ」
レイアは肉の塊をカティスに渡すとカティスはそれを薄く切り、胡椒やハーブで下処理をしていく。
一方、かまどの番をしているレイナは、煙の多さに咽込み、煙が目に染みてシパシパと瞬いていた。
その様子を見守っていた真は優しく微笑んで拾い集めた木の枝を運び、レイナはその枝を受け取ると火に投げ入れ火力を強くしていく。
キャンプに憧れていたレイナには、こんな雑用でさえ冒険の一部。やることすべてが嬉しそうだ。
そして、準備が整うと、辺りは香ばしい肉の匂いに包まれた。
ジュージューと焼ける音に、皆の心が躍る。
「はい。焼けたよ! お皿、出して!」
アンネの声に、我先にとお皿を出すハンター。
真はその横で焼き上がった肉をハンターのお皿に次々取り分けていく。
「やっぱり釣りたての魚は美味しいですね。旅の醍醐味です」
串に刺して焼いた魚に齧り付きながらサクラが呟く。
「はい。とっても!」
ニコリと微笑み相槌を打つレイナを、真っ赤な夕日が照らした。
「はい。スープなのですよ」
カティスからスープを受け取ったサイファーは、そんな楽しそうなレイナの顔をみて唇に大きな弧を描いた。
辺りが薄暗くなり空に星が瞬き始めた頃、ハンターとレイナは焚き火を囲みおしゃべりをしながらのんびりとした時間を楽しんだ。
「歌……は恥ずかしいので楽器での演奏くらいならなんとか……」
そう言ってサクラがハーモニカを吹き始めると、それに合わせて真がリュートを奏でる。
夜空に輝く星を見上げ、真は星の歌を口ずさんだ。
目を閉じて、そのメロディに耳を傾けるレイナはこの楽しい時間に心から感謝した。
この機会を作ってくれたジルとサイファーに。そしてそれを助け協力してくれたハンターに。
(優しきハンターの皆さんに幸有らんことを……)
そう願いを込めて手を握り締めた時、流れ星が一筋、夜空を駆けて行った。
「じゃあ、俺達が最初に見張り番をします。レイナ様とハンターの皆さんは少しお休みください」
真とサイファーが最初の見張り番に就いた。
何時もは安全なキャンプ場だが昼間に雑魔が出た事もあり、交代で見張り番をすることになった。
テントの中からは、キャアキャアと楽しげな話し声が聞こえてくる。
火の側に腰を下ろした二人は笑みを浮かべながら、色々な話をした。
「そう言えば……最近レイナさんとはどう?」
キャンプの夜の楽しみと言えば、恋バナだよね! と言いたげに真が問う。
「な……なんで、その事を!!」
言葉を詰まらせ驚くサイファーの顔は見る見る赤くなっていく。
「もしかして、レイナ様も知って……」
しかし直ぐ血の気が引いたように青ざめた。
(まさか! 隠していたつもりなのか……)
驚きに目を見開いた真だが、
「いや、レイナさん、は、気付いてないと思うよ」
『は』を強調して言ったが、サイファーは気にも留めていないようだ。
「そうですか……良かった」
ホッと胸を撫で下ろすサイファーに、真はクスッと笑みを漏らした。
「こういうのは急がずゆっくりが良いと思います。私は二人のこと、応援しているよ」
再び顔を赤く染めたサイファーは少し複雑そうにはにかみ、
「ありがとう、ございます」
と呟いた。
その少し前、女子テントの中では、ガールズトークが炸裂していた。
最近流行のスウィーツや、美容品、恋バナまで……話は尽きない。
「レイナさんは、とっても肌が綺麗なのです。化粧水は何を使ってるのですか?」
ランタンの光の下でレイナの肌に目を凝らすカティスは首を傾げて質問する。
「えっと……王都の美容品店で買ったものです。あ、そのお店のボディークリームが凄くいい香りなんですよ」
「戦いや旅が続くと、手入れが大変ですからね……参考になります。そういえば、もう一つ訊きたいことがあるのですが」
サクラは真剣な表情でレイアに迫る。
「……どうやったら、そんなに胸が大きくなるんですか?」
元々の体格や覚醒変化からするに、当人的にはコンプレックスなのだろう。
「っど、どうやったらって……うーん。胸筋を鍛えると多少大きくなると聞いたことがあるぞ」
その迫力に押されたレイアは苦笑いを浮かべ、その様子に皆の笑い声が起こる。
「最近、王都に新しくチョコレート屋さんがオープンしましたの」
レイナが話題を変えるように話を振ると、今度はそれにアンネが飛びついた。
「チョコレートケーキも売っているのかな?」
目を輝かせたアンネが尋ねる。
「はい。ケーキも売っていますわ。紅茶と日替わりのケーキセットがおすすめです」
レイナが応えると、
「わぁ、良いですね! 今度みんなで行きたいのです」
カティスが弾んだ声を出した。
夜もだいぶ深くなった頃、女子テントが開きハンターとレイナが顔を出した。
「まだ休んでていいのに」
そう告げる真だが、
「やっぱり皆で一緒に居たいと、レイナが」
アンネは申し訳なさそうに俯いたレイナの背を押した。
「それなら、皆で起きていようか」
「ああ、折角の機会だからな」
真が応えると、レイアも頷く。
結局ハンターとレイナは、カティスが淹れた温かいお茶を飲みながら、陽が昇り始めるまでおしゃべりを楽しんだ。
このキャンプはレイナにとって、忘れられない楽しい思い出になったのであった。
水面は太陽の光を受け宝石のようにキラキラと輝いていた。
「気持ちのいい場所ですね……」
今回のキャンプの場所となる河原に佇んだサクラ・エルフリード(ka2598)は、清らかな空気を胸いっぱいに吸い込み、伸びをする。
「サクラも手伝ってくれ」
馬車に積んであった道具を運んできたレイア・アローネ(ka4082)は、そんなサクラに声を掛ける。
「はい。早い所、準備を済ませてしまいましょう」
そう言い残し戻っていくサクラと入れ替わるように、ズィルバーン・アンネ・早咲(ka3361)も荷物を抱えてやってくる。
「わあ、凄い……綺麗」
アンネの視線も輝く水面に吸い寄せられる。
「本当に綺麗なのです」
その後ろからカティス・フィルム(ka2486)も感嘆の声をあげた。
「でしょう? 領内でもかなり人気の場所なんですよ」
そう言って、キャンプの企画者の一人であるサイファーが、誇らしげに胸を張った。
「我が領は自然豊かな事以外誇れるものはありませんが……。この景色を見ると、それでいいかなと思えますわ」
鞍馬 真(ka5819)に手伝ってもらいながら荷物を運んできたレイナ・エルト・グランツ(kz0253)も、少し誇らしげに微笑んだ。
「うん。自然が多くて素敵な領だと思うよ」
真はそんなレイナに微笑み返し、ドサリと荷物を置いた。
「ふう……これで全部ですか」
残りの荷物を抱えたサクラが帰ってきた。
「野宿には慣れていますからね……キャンプの設営は任せてください」
気合を入れたサクラは早速、テントを張る最適な場所を探し始めた。
「これより、海軍式トレーニングキャンプを開始、する」
ポツリ、アンネが呟く。
「え!? トレーニング、ですか?」
その呟きに、レイナが大きく目を見開く。
「……嘘、冗談」
アンネはおどけて舌をペロッと出すと、レイナは安堵にクスリと笑みを溢し、テントを張るために河原の石を均し始めた。
ワイワイと賑やかに、和やかにキャンプの準備を進めていると、ゾワリと背筋を這う悪寒にハンター達は顔をあげた。
「なにか居るな」
レイアは鋭く辺りを見回し、正体を捕えようと感覚を研ぎ澄ます。
「ああ、かなり近いね」
真が相槌をうち、庇うようにレイナの前に出る。
直後、川向こうの森がざわめく……。
一拍の後、巨大な蛇の雑魔が姿を現した。
「空気が読めない雑魔ですね……。そんな雑魔には遠慮はしませんよ……。まあ空気読めても遠慮はしないですけども……」
目を細め獲物を見定めたサクラは聖盾コギトとアクシアを握り締め、蛇に向かって走り出す。
森から這い出た雑魔は川に進入し勢いよくこちらへと近付いてくる。
「凍てつく氷の刃よ、その身を貫き縫いとめるのです――――、アイスボルト!!」
カティスの凛とした声が響くと、雑魔の身体に霜が走り雑魔の周りの水をも凍らせ動きを封じる。
その瞬間、真が飛び出す。
「楽しい時間の邪魔はしないで欲しいなぁ……」
僅かに怒気を滲ませてソウルエッジで強化したオペレッタを構え一気に踏み込むと、ウォーターウォークで水上を渡り、でっぷりと肥えた蛇の腹に一撃を叩き込む。
氷の束縛から解けた蛇はのたうち鎌首を擡げた。
威嚇するように口を大きく開け、牙からはテラテラと光る毒液を滴らせる。
魔導猟銃アーマーキラーを掲げたアンネは、
「目標を照準に、捕捉……発射」
牽制射撃を撃ち込んだ。
「暗黒で鍛えられし刃よ、我が敵を貫け――――プルガトリオ!」
サクラが詠唱すると同時に生み出された漆黒の刃が蛇に突き刺さり、鮮やかな赤い花びらを散らす。
「サイファー、レイナは任せたぞ」
走り様そう呟いたレイアは、守りの構えにガウスジェイルで蛇の意識を強く引きつけた。
鞭のようにしなる蛇の尾が、レイア目掛けて唸る。
「っ!」
重い衝撃に顔を顰め攻撃を受け止めたレイアは、鋭く蛇を睨んだ。
直ぐにクイックリロードで補充したアンネの弾丸が無数に飛び出し、レイアの姿を押し隠す。
目標を見失った蛇は、怒り狂ったように尾を水面に叩き付けた。
その尾が再び宙をうねった瞬間――――、レイアの掲げたカオスウィースが翻り持ち上がった尾をスッパリと切り落とす。
ビクリと震えた蛇は間近に居た真に牙を向けた。
「おっと……」
飛び退いた真はステップを踏むように直様踏込み、真横にある蛇の眼に剣を突き立てる。
蛇は慄く様に反り返り、その反動で真の剣が抜けた。
「重力攻撃いくのです! 紫なる重き光りよ、押し潰せ―――グラビティフォール」
カティスが唱えると、立ち上る紫の光に包まれた蛇の身体がグシャリと踏みつけられたように潰れ、口からは体液が逆流し溢れだす。
「まったく、汚いですね」
ムッと眉間に皺を寄せたサクラが―――、呆れたようにフッと息を吐いたレイアが―――、オペレッタを握り直した真が―――、一斉に武器を振り上げた。
「これで、終わりだ」
三人の声が重なり、同時に振り下ろされた武器が蛇の身体を斬り裂き、飛び散った赤い液体が辺りを染める。
身体をくねらせた蛇の頭は地面に叩き付けられ――――蛇はピクリとも動かなくなった。
「ハァ……終わったのです」
「びっくり、したね」
安堵の息を吐いたカティスの横で、アンネが頷き呟いた。
「はわゎ!? もしかして今倒した雑魔のお肉をご飯にしちゃったりするのです?」
カティスが慌てたような声を出すと、
「これを食べるのもなかなか冒険者らしくていいとは思うが……ほら」
レイアは蛇を指差す。カティスが視線を向けると、蛇は静かに塵へと姿を変え始めていた。
レイアは少し残念そうに蛇雑魔を眺めながら、
「ま、まあ、あまり奇天烈なものを領主に食べさせるのも問題だしな」
そう言って小さな笑みを浮かべた。
「レイナさん、サイファーさん、大丈夫だった?」
真は二人に駆け寄り心配そうに顔を覗きこんだ。
「は、はい。皆さんはお怪我はありませんか?」
レイナが尋ねると、
「ああ、問題ないよ」
「大丈夫ですよ。邪魔が入っちゃいましたけど、準備の続きをしましょう」
あんな雑魔、騒ぎたてる程の事ではないよ……そういいたげに、真とサクラは頷いた。
気を取り直し、再び皆はテントの設置に取り掛かった。
レイナとカティスは協力してテントの布を広げたり、ロープを引く。
「ここにテントの骨組みを通して……そう、そんな感じです」
サクラは楽しげにレイナに教え、アンネはテントが迷彩柄ではない事に少し落ち着かない様子を見せた。
そして組み上がったテントに寝袋などを入れると、レイナは興奮した様に声を上げた。
「見て下さい! 寝袋ですよ! 凄いです! 今夜はここで、皆さんと寝るのですね!」
少し感覚がズレているのか、まるで高級ホテルのスウィートルームに泊まるかのような喜びようだ。
(まあ……、楽しそうだから、いいか……)
ハンター達はそんなレイナを温かい目で見つめた。
「じゃあ、食材の調達に取り掛かろうか」
真が提案すると皆は張り切って頷いた。
「私は……うん、狩りに行こうかな。レイナはどうだ?」
レイアは少し考えた後、レイナに声を掛ける。
「え! 私ですか?」
思ってもいなかったお誘いに、レイナは驚いた。
「安全は配慮する。多少それっぽい体験も必要だろう?」
それとなく言ってみるが、自分が足手まといになる事を理解しているレイナは躊躇う。
「手伝ってくれると助かる」
「っ、は、はい!」
その気遣いに、レイナは嬉しそうに応えた。
「私も一緒に行くよ」
護衛も兼ねて真が名乗り出ると、レイアとレイナは口元に笑みを浮かべた。
「私は釣りでもしましょうか。折角綺麗な川もあることですし……」
サクラは川面を眺めながら呟く。
「なら、私も魚……釣ります」
アンネも頷く。
「釣り竿なら用意していますよ」
そう言ってサイファーが釣竿を手渡すと、早速二人は川へと糸を投げ込んだ。
「カティスさん、かまどの作り方を知っていますか?」
バーベキューの用意をしようとしていたカティスにサイファーが声を掛けた。
「かまどですか? あ、鍋を掛けるのですね。それなら、平たい石を重ねて作るのがいいと思うのです」
「なるほど……」
サイファーは感心したように大きく相槌を打った。
「一緒に作るのですよ。えっと、この辺りにしましょうか?」
テントから少し離れた場所を指差した。
「じゃあ俺、石を集めてきますね」
「お願いするのです」
数刻後、獲物を手にキャンプ地へ戻ったハンター達は食材を捌き始めた。
「サクラさん……それで捌くの?」
アンネが視線を向ける先には、剣を手に魚を見つめるサクラが……。
「大丈夫です……。ちゃんと綺麗に洗った剣ですから……。包丁より安全なはずです……」
そう言う意味ではないのだが……。そう思いながら魚を手にするアンネだって、包丁ではなくサバイバルナイフだ。
(なんだろう、なんか私以上に任せちゃいけないオーラをどこからか感じるような……)
チラリとサクラを見て苦笑を漏らしたレイアは、捕ったばかりの獲物を捌く。
「カティス、これを料理用に切ってくれ」
レイアは肉の塊をカティスに渡すとカティスはそれを薄く切り、胡椒やハーブで下処理をしていく。
一方、かまどの番をしているレイナは、煙の多さに咽込み、煙が目に染みてシパシパと瞬いていた。
その様子を見守っていた真は優しく微笑んで拾い集めた木の枝を運び、レイナはその枝を受け取ると火に投げ入れ火力を強くしていく。
キャンプに憧れていたレイナには、こんな雑用でさえ冒険の一部。やることすべてが嬉しそうだ。
そして、準備が整うと、辺りは香ばしい肉の匂いに包まれた。
ジュージューと焼ける音に、皆の心が躍る。
「はい。焼けたよ! お皿、出して!」
アンネの声に、我先にとお皿を出すハンター。
真はその横で焼き上がった肉をハンターのお皿に次々取り分けていく。
「やっぱり釣りたての魚は美味しいですね。旅の醍醐味です」
串に刺して焼いた魚に齧り付きながらサクラが呟く。
「はい。とっても!」
ニコリと微笑み相槌を打つレイナを、真っ赤な夕日が照らした。
「はい。スープなのですよ」
カティスからスープを受け取ったサイファーは、そんな楽しそうなレイナの顔をみて唇に大きな弧を描いた。
辺りが薄暗くなり空に星が瞬き始めた頃、ハンターとレイナは焚き火を囲みおしゃべりをしながらのんびりとした時間を楽しんだ。
「歌……は恥ずかしいので楽器での演奏くらいならなんとか……」
そう言ってサクラがハーモニカを吹き始めると、それに合わせて真がリュートを奏でる。
夜空に輝く星を見上げ、真は星の歌を口ずさんだ。
目を閉じて、そのメロディに耳を傾けるレイナはこの楽しい時間に心から感謝した。
この機会を作ってくれたジルとサイファーに。そしてそれを助け協力してくれたハンターに。
(優しきハンターの皆さんに幸有らんことを……)
そう願いを込めて手を握り締めた時、流れ星が一筋、夜空を駆けて行った。
「じゃあ、俺達が最初に見張り番をします。レイナ様とハンターの皆さんは少しお休みください」
真とサイファーが最初の見張り番に就いた。
何時もは安全なキャンプ場だが昼間に雑魔が出た事もあり、交代で見張り番をすることになった。
テントの中からは、キャアキャアと楽しげな話し声が聞こえてくる。
火の側に腰を下ろした二人は笑みを浮かべながら、色々な話をした。
「そう言えば……最近レイナさんとはどう?」
キャンプの夜の楽しみと言えば、恋バナだよね! と言いたげに真が問う。
「な……なんで、その事を!!」
言葉を詰まらせ驚くサイファーの顔は見る見る赤くなっていく。
「もしかして、レイナ様も知って……」
しかし直ぐ血の気が引いたように青ざめた。
(まさか! 隠していたつもりなのか……)
驚きに目を見開いた真だが、
「いや、レイナさん、は、気付いてないと思うよ」
『は』を強調して言ったが、サイファーは気にも留めていないようだ。
「そうですか……良かった」
ホッと胸を撫で下ろすサイファーに、真はクスッと笑みを漏らした。
「こういうのは急がずゆっくりが良いと思います。私は二人のこと、応援しているよ」
再び顔を赤く染めたサイファーは少し複雑そうにはにかみ、
「ありがとう、ございます」
と呟いた。
その少し前、女子テントの中では、ガールズトークが炸裂していた。
最近流行のスウィーツや、美容品、恋バナまで……話は尽きない。
「レイナさんは、とっても肌が綺麗なのです。化粧水は何を使ってるのですか?」
ランタンの光の下でレイナの肌に目を凝らすカティスは首を傾げて質問する。
「えっと……王都の美容品店で買ったものです。あ、そのお店のボディークリームが凄くいい香りなんですよ」
「戦いや旅が続くと、手入れが大変ですからね……参考になります。そういえば、もう一つ訊きたいことがあるのですが」
サクラは真剣な表情でレイアに迫る。
「……どうやったら、そんなに胸が大きくなるんですか?」
元々の体格や覚醒変化からするに、当人的にはコンプレックスなのだろう。
「っど、どうやったらって……うーん。胸筋を鍛えると多少大きくなると聞いたことがあるぞ」
その迫力に押されたレイアは苦笑いを浮かべ、その様子に皆の笑い声が起こる。
「最近、王都に新しくチョコレート屋さんがオープンしましたの」
レイナが話題を変えるように話を振ると、今度はそれにアンネが飛びついた。
「チョコレートケーキも売っているのかな?」
目を輝かせたアンネが尋ねる。
「はい。ケーキも売っていますわ。紅茶と日替わりのケーキセットがおすすめです」
レイナが応えると、
「わぁ、良いですね! 今度みんなで行きたいのです」
カティスが弾んだ声を出した。
夜もだいぶ深くなった頃、女子テントが開きハンターとレイナが顔を出した。
「まだ休んでていいのに」
そう告げる真だが、
「やっぱり皆で一緒に居たいと、レイナが」
アンネは申し訳なさそうに俯いたレイナの背を押した。
「それなら、皆で起きていようか」
「ああ、折角の機会だからな」
真が応えると、レイアも頷く。
結局ハンターとレイナは、カティスが淹れた温かいお茶を飲みながら、陽が昇り始めるまでおしゃべりを楽しんだ。
このキャンプはレイナにとって、忘れられない楽しい思い出になったのであった。
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キャンプにいこう レイア・アローネ(ka4082) 人間(クリムゾンウェスト)|24才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2018/08/29 14:10:03 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/08/29 05:25:23 |