ゲスト
(ka0000)
リンゴの木防衛戦線
マスター:きりん

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/11/12 07:30
- 完成日
- 2018/11/13 14:16
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
○リンゴの収穫で大忙し
秋は様々な野菜や果物が実る収穫の季節だ。
とある村では、村人総出で栽培していたリンゴの収穫に追われていた。
このリンゴは、村の特産品で大事な収入源でもあったから、毎年こうやって村全体で収穫を行うのが常だった。
しかしやはり収穫したものの中には、出荷基準に満たないものも存在する。
そういうのは自分たちで消費するのがいつものことだった。
リアルブルーならば他にも知人友人に配ったり、ジュースやジャムなどの加工用にしてしまうなど、方法はある。
しかしリアルブルーほど輸送技術が発達しているわけでもなく、また保存技術もまだまだ缶詰が珍しい程度でしかないクリムゾンウエストでは、加工しても大して持たず、ビン詰めなどで比較的持ちそうなジャムなども、砂糖が大量にいることもあってそれほどたくさん作られてはいない。
もっぱら、リンゴはそのまま食べるのが消費方法としては主なのだ。
人間がそうなのだから、亜人たちも同様である。
○みずみずしいリンゴはゴブリンも大好き
村からほど近い森には、小規模だがゴブリンたちが暮らしていた。
人間の村がリンゴを栽培していることはゴブリンたちも知っており、一度だけだが森に迷い込んで獣に殺されていた人間が持っていたリンゴを食べたことがあった。
「イイナァ、リンゴガアンナニイッパイ。キットウマイダロウナ」
「オレタチモクイタイナァ」
「ウバイニイクカ」
「ソレダ!」
基本的にあまり賢くはないゴブリンたちは、自分たちの行動に対して人間がどういう反応を返してくるか深く考えもせず、村を襲撃してリンゴを分捕ろうと計画を練り始めた。
「タダ、セメテイッテモハンタータチガキタラカテナイゾ」
「ヨルハドウダ? ニンゲンハネテルダロ」
「イイゾ、ヤシュウダ!」
「イヤ、コッソリヌスムゾ」
「ドッチダ!」
「コッチダ!」
意見の対立で見苦しく取っ組み合いを始めたゴブリンたちは、お互い息も絶え絶えになってから折衷案を出した。
「ヤシュウグミハヤシュウグミデ、コッソリグミハコッソリグミデ、ソレゾレカッテニヤロウ」
「ソウシヨウ。アバレルノハツカレタ」
「オレアバレタリナイ」
「ナラオマエシュウゲキグミナ」
「ハンワケスルゾー」
「ソウビハドウスル」
「コンボウデイイダロ」
どこか緩いノリで、村の襲撃が決まった。
○奪ってしまえ
その夜、村の住人達はパニックに陥っていた。
突然ゴブリンたちが村に襲撃をかけてきたのだ。
一応村の青年たちで自警団のようなものは組織されていたので、応戦した結果追い出すことに成功したものの、ゴブリンたちが何のために襲撃をしかけてきたのか、村人たちには分からなかった。
いくらゴブリンとはいえ、警備がしっかりされている村を襲うなどリスクの方が大きいと判断がつきそうなものだが。
しかし、その目的は朝になってから知れた。
「や、やられた……!」
収穫して出荷を待つばかりだったリンゴが軒並み盗まれていたのだ。
幸い一日ずつ収穫しては出荷していたので盗まれたのも一日分で済んだが、それでも村にとっては大事件だった。
「おい、ゴブリンってこんな陽動を使うほど賢かったか?」
「まさか、ゴブリンメイジがいるんじゃないだろうな?」
村人たちは勝手に勘違いをしている。
無理もない。まさか、意見が割れてそのまま勝手にゴブリンたちが分かれて行動した結果だとは思うまい。
「これ絶対明日も来るぞ」
「ハ、ハンターズソサエティに依頼するんだ!」
村人たちは急いで依頼を出す準備を始めた。
○ハンターズソサエティ
その日、受付嬢ジェーン・ドゥによってハンターたちに新たな依頼が公開された。
『とある村の出荷待ちリンゴを狙うゴブリンたちからリンゴを守って欲しい』
これが、依頼の内容だった。
秋は様々な野菜や果物が実る収穫の季節だ。
とある村では、村人総出で栽培していたリンゴの収穫に追われていた。
このリンゴは、村の特産品で大事な収入源でもあったから、毎年こうやって村全体で収穫を行うのが常だった。
しかしやはり収穫したものの中には、出荷基準に満たないものも存在する。
そういうのは自分たちで消費するのがいつものことだった。
リアルブルーならば他にも知人友人に配ったり、ジュースやジャムなどの加工用にしてしまうなど、方法はある。
しかしリアルブルーほど輸送技術が発達しているわけでもなく、また保存技術もまだまだ缶詰が珍しい程度でしかないクリムゾンウエストでは、加工しても大して持たず、ビン詰めなどで比較的持ちそうなジャムなども、砂糖が大量にいることもあってそれほどたくさん作られてはいない。
もっぱら、リンゴはそのまま食べるのが消費方法としては主なのだ。
人間がそうなのだから、亜人たちも同様である。
○みずみずしいリンゴはゴブリンも大好き
村からほど近い森には、小規模だがゴブリンたちが暮らしていた。
人間の村がリンゴを栽培していることはゴブリンたちも知っており、一度だけだが森に迷い込んで獣に殺されていた人間が持っていたリンゴを食べたことがあった。
「イイナァ、リンゴガアンナニイッパイ。キットウマイダロウナ」
「オレタチモクイタイナァ」
「ウバイニイクカ」
「ソレダ!」
基本的にあまり賢くはないゴブリンたちは、自分たちの行動に対して人間がどういう反応を返してくるか深く考えもせず、村を襲撃してリンゴを分捕ろうと計画を練り始めた。
「タダ、セメテイッテモハンタータチガキタラカテナイゾ」
「ヨルハドウダ? ニンゲンハネテルダロ」
「イイゾ、ヤシュウダ!」
「イヤ、コッソリヌスムゾ」
「ドッチダ!」
「コッチダ!」
意見の対立で見苦しく取っ組み合いを始めたゴブリンたちは、お互い息も絶え絶えになってから折衷案を出した。
「ヤシュウグミハヤシュウグミデ、コッソリグミハコッソリグミデ、ソレゾレカッテニヤロウ」
「ソウシヨウ。アバレルノハツカレタ」
「オレアバレタリナイ」
「ナラオマエシュウゲキグミナ」
「ハンワケスルゾー」
「ソウビハドウスル」
「コンボウデイイダロ」
どこか緩いノリで、村の襲撃が決まった。
○奪ってしまえ
その夜、村の住人達はパニックに陥っていた。
突然ゴブリンたちが村に襲撃をかけてきたのだ。
一応村の青年たちで自警団のようなものは組織されていたので、応戦した結果追い出すことに成功したものの、ゴブリンたちが何のために襲撃をしかけてきたのか、村人たちには分からなかった。
いくらゴブリンとはいえ、警備がしっかりされている村を襲うなどリスクの方が大きいと判断がつきそうなものだが。
しかし、その目的は朝になってから知れた。
「や、やられた……!」
収穫して出荷を待つばかりだったリンゴが軒並み盗まれていたのだ。
幸い一日ずつ収穫しては出荷していたので盗まれたのも一日分で済んだが、それでも村にとっては大事件だった。
「おい、ゴブリンってこんな陽動を使うほど賢かったか?」
「まさか、ゴブリンメイジがいるんじゃないだろうな?」
村人たちは勝手に勘違いをしている。
無理もない。まさか、意見が割れてそのまま勝手にゴブリンたちが分かれて行動した結果だとは思うまい。
「これ絶対明日も来るぞ」
「ハ、ハンターズソサエティに依頼するんだ!」
村人たちは急いで依頼を出す準備を始めた。
○ハンターズソサエティ
その日、受付嬢ジェーン・ドゥによってハンターたちに新たな依頼が公開された。
『とある村の出荷待ちリンゴを狙うゴブリンたちからリンゴを守って欲しい』
これが、依頼の内容だった。
リプレイ本文
●到着したハンターたち
村を脅かすゴブリンたちに徹底的に『お仕置き』をする為、シレークス(ka0752)は一匹たりとも逃さないつもりだ。
「これだから略奪民族は。手間隙かけて育てたものを、横から掻っ攫うなど言語道断でやがります。エクラの名の下に、邪悪に鉄槌を。一匹残らずぶちのめして、仕置をしてやるです」
夢路 まよい(ka1328)は村のリンゴを護るため依頼に参加した。
「ゴブリンか~。まあ、やっつけるだけなら私達の敵じゃないだろうけど」
今回は新人ハンターも参加しているようだ。
(私のほうが年下に見えるけど先輩風を吹かせちゃうよ。上手くできたら褒めてあげて、思い通りいかないことがあったら慰めてあげなきゃね)
サクラ・エルフリード(ka2598)は基本的にゴブリン殲滅を考えて行動する。
今のところ、確認されているゴブリンは三十二体だけらしい。
罠用のりんごを以前盗まれたのと同じ場所に設置する。
「三十二体で全部であれば此処で殲滅してしまってもいい気はしますけども……不明であるなら、巣の特定はしたほうがいいですかね……」
窃盗側に対応するのは少人数でいいと判断したレイア・アローネ(ka4082)は、襲撃側の殲滅に向かうことにした。
(共存できるならともかく……人を襲うのであれば加減は出来ないな。どう対処するかは仲間と相談する必要はあるが……。和解を望むのであれば協力しよう。しかし、そうでないなら徹底的に叩かせてもらうぞ)
村の今後の安全を確保するため、ミリア・ラスティソード(ka1287)は仲間たちと打ち合わせを行う。
「襲撃をやっちまった以上しょうがねぇな、ゴブリン退治と行くか。でもその前に、左入口側の経路に、毒リンゴを詰めた籠を置いておいて奪わせるってのはどうだ?」
毒リンゴは村が用意したものを、紙巻煙草を水に浸して煮詰めた液につけ、さらに毒性を高めて使う。
追撃戦が発生した場合、南護 炎(ka6651)はミリア・ラスティソード(ka1287)と行動する。
「いいんじゃないのか? わざと奪わせて巣を見つけ、全滅を狙おう」
ミリアの提案に、炎が賛成する。
(ゴブリンどもめ、林檎を奪わせはしない!)
協力して、左右入口から村に侵入する経路に毒リンゴの籠を置いておくことになった。
(はじめての任務だ……。緊張するけど全力でやるぞ! でも、きっとゴブリンたちは俺と同じで、美味しいもん食べたいだけだよな? 殺さない方法はないのか?)
リンゴを食べる為に参加している焔 牙炎(ka7342)は、村人や仲間たちに提案した。
「交渉はどうだろ? 襲撃や窃盗をしないって約束させて、後は村の護衛を手伝ってもらえば……」
村人たちは今後リンゴを狙われなくなり村が襲われないのなら、ハンターたちの判断を尊重する。
さあ、依頼の始まりだ!
●防衛せよ~襲撃対応
(ゴブリンをやっつけずに済む方法があるなら、それはそれで構わないし、手伝ってもいいけどね~。もしそれが上手くいかなかったら、結局やっつけなきゃいけないから、備えはするよ)
夜までの準備時間を利用し、まよいは村の中を見て回り予期せず戦いになりそうなところなどはないかなど、事前に確認を行った。
襲撃組のゴブリンたちがやってくる経路に潜んで待機する。
現在は無灯だ。
灯火の水晶球はあるものの、ゴブリンが近付いてくるまでは、まよいも自分の位置を知らせたくはない。
「ヒャッハー! シュウゲキダー!」
「ニンゲンドモー! ミチヲアケロー!」
(あ。なんかバカっぽい)
騒々しく侵入してきたゴブリンたちに、まよいは一気に気が抜けそうになった。
ゴブリンたちは騒がしい。
夜襲なのに音を立てている。アホである。
ミリアたちが隠れて待ち構えているのに気付きもしない。
攻撃が届く範囲にまで待ち、ミリアはマテリアルを活性化させる。
両目が紅く輝き、右手の甲に剣を模した紋章のようなものが浮かぶ。
村人としては、村が襲われなくなることが一番なので、方法はハンターたちに一任するそうだ。
そのため、戦う前に牙炎はゴブリンたちに姿を見せ、交渉術と話術を意識して、交渉を試みる。
「お前らリンゴが食いたいんだろう? 約束をずっと守ってくれたら、その間はりんごを食わしてやるよう村の人たちに口添えしよう」
「ソンナメンドウクサイコトスルカ! ココニアルンダカラ、ウバエバハヤイ!」
「ソウダソウダ!」
「コッチノホウガテットリバヤイゾ!」
結果が決裂に終わったところで他三人が攻撃に移った。
「軽率に襲撃してくる奴らは信用できないんだよっ!」
大身槍による回避すら難しい神速の突きが放たれた。
当たり所によってはガードごと貫かれる剛槍の一撃だ。
虚を突かれたゴブリンたちがばたばたと倒れていく。
ある程度の負傷に対しては気合を込めて回復魔法を使うつもりだ。
まあ、ゴブリン相手なら必要ないかもしれないが。
「村の安全のために依頼を受けている以上、容赦はしない。悪いが死んでも恨むなよ」
攻撃に意識を割いて構えを取ったレイアは、生体マテリアルを魔導剣に伝達する。
強化された魔導剣を手に、ゴブリンたちに対し攻撃を仕掛けた。
破裂音を思わせる大きな踏み込み音が響く。
レイアの仕業だ。
魔導剣を突き出した姿勢で止まったレイアの前で、ゴブリンたちが慌てて散開しようとする。
倒れた仲間は放置された。
「派手に爆撃して誰か巻き込むのもアレだし、ここは堅実に行くよ」
まよいの頭上に魔法の矢が生成される。
その数十本。
渦巻く魔力に気付かなくとも、何となくそれがヤバイものだと本能で察したゴブリンたちが固まった。
小悪魔な表情で微笑んだまよいが、魔法の矢を全て解き放つ。
降り注ぐ矢に、ゴブリンたちは悲鳴を上げて逃げ惑った。
まあ、まよいの矢からは逃げられないわけだが。
逃げられたのは、まよいがわざと外して生かした個体のみである。
ゴブリンたちは大混乱に陥った。
「素直に交渉に応じりゃ良かったのに……」
仕方なく、牙炎も戦闘に参加しゴブリンを撃破していく。
襲い掛かってくるゴブリンに対し、半身の姿勢で幻刀を水平に構え、一気に間合いを詰めて敵を貫き斬った。
当然ハンターとしてまだまだ経験が浅い牙炎の攻撃は、たかがゴブリンといえど容易く蹴散らせるものとはいえないが、それでもそれなりの有効打にはなったらしい。
動きが鈍ったゴブリンたちは、ハンターたちの追撃の前に次々倒れていく。
「コイツラツヨスギルゾ!」
「ヤッパリハンターハンソクスギル!」
「ハンターハンターイ!」
「ドウセシヌナラリンゴクッテカラシニタカッタ。ガクッ」
アホなことをいいながらゴブリンたちは倒れていく。
奇襲に来たはずが突然攻撃されて慌てふためくゴブリンたちは、てんでバラバラに攻撃を仕掛けてくるばかりで、ミリアは楽々と避け、大身槍で受け止める。
当然ゴブリン側がどうにかできるような戦力差ではない。
ゴブリンたちは村中を逃げ回った。
「させるか!」
オーラを燃え上がらせてレイアが注意を引き付けようとするものの、オーラが見えないゴブリンたちに効果はなく、レイアはゴブリンたちを相手に鬼役で追いかけっこをする羽目になった。
予定では引き付けた後にベクトルを操作してより確実に建物を守るつもりだったのだが、後の祭りである。
建物にこもる村人たちが襲われないように、レイアは村中を駆けずり回った。
戦えばすぐ倒せる程度の強さだというのに、ゴブリンたちも勝てないと分かると逃げ回るので、中々全ては捕まらない。
一匹捕まえてもその時間を利用されて他に逃げられる。
「こら、待て! 逃がさんぞ!」
文字通り命を賭けた殺し合い……のはずなのだが、ゴブリンたちがアレなためか、戦う光景はどこかユーモラスだった。
最終的にゴブリンたちは、せめてもの戦利品とばかりに毒リンゴの籠を奪って逃走した。
●防衛せよ~窃盗対応
エクラ教徒として、颯爽と依頼に参戦したシレークスは、基本的に依頼の達成を第一に考えるとともに、村人の気持ちを最優先にして動こうと決めた。
せっかくのリンゴが一個でも失われたり、駄目にならないことを前提に、エクラ教シスターとして、恥じない行動を心がける。
打ち合わせで決まった毒リンゴはともかくとして。
「エクラ教徒としては、見過ごすことはできねーです。ともあれ、不届きなゴブリン達にはキッチリと『お仕置き』をしねーと」
戦闘に乗じて侵入し、リンゴの窃盗を行うであろうゴブリン達を警戒しつつ、闇夜に目を慣らしておく。
「さて、囮をさくっと確保してくれるといいのですけどね……」
見つからないように気を付けて隠れ場所を選び、潜んで待機したサクラは、ゴブリンたちが盗みに現れるのを待つ。
「リンゴリンゴ、ウマイリンゴ」
「オレタチモノ」
「イエイ!」
「コンナトコロニリンゴガ!」
現れたゴブリンたちは、忍ぶという発想が皆無なようだ。
(……アホですね)
一度成功しているとはいえ、油断し過ぎである。
木を狙わずに、ゴブリンたちは見つけた毒リンゴを持っていくことにしたようだ。
「ん、囮に食いつきましたね……。では、殲滅と行きましょうか……。……一部を逃すようにしつつ……ですが……」
ゴブリンたちが毒リンゴの籠を運び出そうとしたのを確認し、連携して攻撃を開始する。
あえてリンゴを確保した数体は残す。
炎は窃盗組のゴブリンたちに対応する。
殺すつもりで戦う。
「容赦はしない!」
のこのことやってきたゴブリンたちに、炎が襲い掛かった。
既に構えは取っている。
攻撃に全ての意識を集中し、防御を捨て大上段に聖罰刃を振り上げた構えだ。
これで、ゴブリンたちの機先を制する。
左側の入り口付近に潜伏し、様子を窺うシレークスは、ゴブリン達が村の中に全て侵入した時点で、偽装を解いて覚醒した。
衣類や装備品等も含めて、仄かな黄金色の輝きが全身を包む。
その輝きが、燃える炎のように赤く変化した。
同時にエクラの聖印がシレークスの両手の甲に浮かび上がる。
シレークスは適当な石を拾うと、リンゴのように握り潰してみせた。
「大人しく投降すれば、まだお仕置きで済ませて差し上げやがりますよ?」
「カエレ!」
「往生際が悪いようですね。骨の一本や二本は覚悟しやがれですよ」
目の座ったシレークスが地を蹴った。
サクラが魔法で作り出した闇の刃で串刺しにし、動きを止めたところ太刀で斬りつけたり、まとまっているところに飛び込んで自分中心に放たれる光の波動を叩きつけ、一気にダメージを与えていく。
「数が多くともゴブリンに遅れを取るつもりはありませんよ……。聖なる光よ、我が前の敵に聖なる裁きを……!」
倒すことよりも、逃すためにわざとらしくないよう注意して振舞うことの方が、難しいくらいだった。
「ワッ!? ナンダ!」
「テキシュー! テキシュー!」
「グエッ!」
「アギャー!」
炎が聖罰刃を振り下ろすと同時に、無数の花びらによる桜吹雪が発生する。
これらの桜吹雪は全て幻影だ。
そして、一瞬の間を置いて舞い散る桜吹雪が炎を帯びる。
炎に包まれた桜吹雪が舞い散る中、その光景に戸惑うゴブリンたちに対して容赦ない全力の一撃が放たれた。
研ぎ澄まされた精神が肉体の反応を加速させる。
懐に飛び込まれたゴブリンには、炎の動きが見えなかった。
振るわれた聖罰刃が、ゴブリンの身体に吸い込まれる。
盛大に血飛沫が上がった。
一匹足りとも逃さない気概で、シレークスは追いかけながら強烈な踏み込みを見せた。
「今度は石ではなく、てめぇらの頭が林檎みたいに砕けやがりますが!?」
その脅しが駄目押しとなって、ゴブリンたちは逃げ出した。
●バカ過ぎたゴブリンたち
ゴブリンたちは毒リンゴの籠をかっぱらって逃げていった。
「今は良いかもしれないが、数年後襲撃が起きないと保証することはできないからな」
即座にミリアは追撃に入る。
途中で炎が合流した。
サクラも追跡を開始する。
「後顧の憂いは断っておくべきでしょうしね……。向こうも生活のためだったかもしれませんが……」
巣の位置を特定し、全員で巣の中へと突入して残ったゴブリンの殲滅を行おうとしたのだが……。
ゴブリンたちは、腹を壊してそれどころではない状態だった。
辺りには、おそらくゴブリンたちが食べたのであろう、芯だけになった毒リンゴが散乱している。
「……まさか、これ見よがしに置いてあったのに疑いもなく食べ切ったんですか? いくらゴブリンがバカだといっても……。これはひどい」
本当にアホである。
予想外の事態に、脱力するサクラだった。
レイアにとって誤算だったのは、ハンターたちが思っていた以上にゴブリンたちが間抜けだったことだ。
「くそ、こっちは真面目にやってるんだぞ……何なんだこの終わり方は」
せめて時間をずらして食べればこんな結末にならずに済んだろうに。
「釈然としないね……まあ、楽だからいいんだけど」
この結果には、さすがのまよいも苦笑いしたという。
これでも反省する様子を見せないので、とりあえず当初の予定通り始末を終わらせた。
脅威はなくなったといっていいだろう。
「リンゴを一個いただけないだろうか?」
炎が村人に交渉している。
アップルパイなどに使うのも良さそうだ。
「お仕置きはお尻ペンペン、それも悶絶級のを……だったはずでやがりますが」
シレークスはため息をつく。
エクラ教徒として助けてやるべきかと迷ったが、予定通り『お仕置き』を済ませても改心しなかったので仕方ない。
全てゴブリンたちの自業自得だ。同情の余地はない。
「結果的に二度も奪われることになって悪かった、けどもう来ないだろうから、その点は安心してくれ」
村人たちにミリアはそう謝罪したという。
牙炎は終了後も村の様子を見るため、しばらく逗留することにした。
依頼が終わってから、村は平和そのものだった。
これなら、村が再度ゴブリンたちに襲われることもないだろう。
こうして今回の依頼は終わった。
村を脅かすゴブリンたちに徹底的に『お仕置き』をする為、シレークス(ka0752)は一匹たりとも逃さないつもりだ。
「これだから略奪民族は。手間隙かけて育てたものを、横から掻っ攫うなど言語道断でやがります。エクラの名の下に、邪悪に鉄槌を。一匹残らずぶちのめして、仕置をしてやるです」
夢路 まよい(ka1328)は村のリンゴを護るため依頼に参加した。
「ゴブリンか~。まあ、やっつけるだけなら私達の敵じゃないだろうけど」
今回は新人ハンターも参加しているようだ。
(私のほうが年下に見えるけど先輩風を吹かせちゃうよ。上手くできたら褒めてあげて、思い通りいかないことがあったら慰めてあげなきゃね)
サクラ・エルフリード(ka2598)は基本的にゴブリン殲滅を考えて行動する。
今のところ、確認されているゴブリンは三十二体だけらしい。
罠用のりんごを以前盗まれたのと同じ場所に設置する。
「三十二体で全部であれば此処で殲滅してしまってもいい気はしますけども……不明であるなら、巣の特定はしたほうがいいですかね……」
窃盗側に対応するのは少人数でいいと判断したレイア・アローネ(ka4082)は、襲撃側の殲滅に向かうことにした。
(共存できるならともかく……人を襲うのであれば加減は出来ないな。どう対処するかは仲間と相談する必要はあるが……。和解を望むのであれば協力しよう。しかし、そうでないなら徹底的に叩かせてもらうぞ)
村の今後の安全を確保するため、ミリア・ラスティソード(ka1287)は仲間たちと打ち合わせを行う。
「襲撃をやっちまった以上しょうがねぇな、ゴブリン退治と行くか。でもその前に、左入口側の経路に、毒リンゴを詰めた籠を置いておいて奪わせるってのはどうだ?」
毒リンゴは村が用意したものを、紙巻煙草を水に浸して煮詰めた液につけ、さらに毒性を高めて使う。
追撃戦が発生した場合、南護 炎(ka6651)はミリア・ラスティソード(ka1287)と行動する。
「いいんじゃないのか? わざと奪わせて巣を見つけ、全滅を狙おう」
ミリアの提案に、炎が賛成する。
(ゴブリンどもめ、林檎を奪わせはしない!)
協力して、左右入口から村に侵入する経路に毒リンゴの籠を置いておくことになった。
(はじめての任務だ……。緊張するけど全力でやるぞ! でも、きっとゴブリンたちは俺と同じで、美味しいもん食べたいだけだよな? 殺さない方法はないのか?)
リンゴを食べる為に参加している焔 牙炎(ka7342)は、村人や仲間たちに提案した。
「交渉はどうだろ? 襲撃や窃盗をしないって約束させて、後は村の護衛を手伝ってもらえば……」
村人たちは今後リンゴを狙われなくなり村が襲われないのなら、ハンターたちの判断を尊重する。
さあ、依頼の始まりだ!
●防衛せよ~襲撃対応
(ゴブリンをやっつけずに済む方法があるなら、それはそれで構わないし、手伝ってもいいけどね~。もしそれが上手くいかなかったら、結局やっつけなきゃいけないから、備えはするよ)
夜までの準備時間を利用し、まよいは村の中を見て回り予期せず戦いになりそうなところなどはないかなど、事前に確認を行った。
襲撃組のゴブリンたちがやってくる経路に潜んで待機する。
現在は無灯だ。
灯火の水晶球はあるものの、ゴブリンが近付いてくるまでは、まよいも自分の位置を知らせたくはない。
「ヒャッハー! シュウゲキダー!」
「ニンゲンドモー! ミチヲアケロー!」
(あ。なんかバカっぽい)
騒々しく侵入してきたゴブリンたちに、まよいは一気に気が抜けそうになった。
ゴブリンたちは騒がしい。
夜襲なのに音を立てている。アホである。
ミリアたちが隠れて待ち構えているのに気付きもしない。
攻撃が届く範囲にまで待ち、ミリアはマテリアルを活性化させる。
両目が紅く輝き、右手の甲に剣を模した紋章のようなものが浮かぶ。
村人としては、村が襲われなくなることが一番なので、方法はハンターたちに一任するそうだ。
そのため、戦う前に牙炎はゴブリンたちに姿を見せ、交渉術と話術を意識して、交渉を試みる。
「お前らリンゴが食いたいんだろう? 約束をずっと守ってくれたら、その間はりんごを食わしてやるよう村の人たちに口添えしよう」
「ソンナメンドウクサイコトスルカ! ココニアルンダカラ、ウバエバハヤイ!」
「ソウダソウダ!」
「コッチノホウガテットリバヤイゾ!」
結果が決裂に終わったところで他三人が攻撃に移った。
「軽率に襲撃してくる奴らは信用できないんだよっ!」
大身槍による回避すら難しい神速の突きが放たれた。
当たり所によってはガードごと貫かれる剛槍の一撃だ。
虚を突かれたゴブリンたちがばたばたと倒れていく。
ある程度の負傷に対しては気合を込めて回復魔法を使うつもりだ。
まあ、ゴブリン相手なら必要ないかもしれないが。
「村の安全のために依頼を受けている以上、容赦はしない。悪いが死んでも恨むなよ」
攻撃に意識を割いて構えを取ったレイアは、生体マテリアルを魔導剣に伝達する。
強化された魔導剣を手に、ゴブリンたちに対し攻撃を仕掛けた。
破裂音を思わせる大きな踏み込み音が響く。
レイアの仕業だ。
魔導剣を突き出した姿勢で止まったレイアの前で、ゴブリンたちが慌てて散開しようとする。
倒れた仲間は放置された。
「派手に爆撃して誰か巻き込むのもアレだし、ここは堅実に行くよ」
まよいの頭上に魔法の矢が生成される。
その数十本。
渦巻く魔力に気付かなくとも、何となくそれがヤバイものだと本能で察したゴブリンたちが固まった。
小悪魔な表情で微笑んだまよいが、魔法の矢を全て解き放つ。
降り注ぐ矢に、ゴブリンたちは悲鳴を上げて逃げ惑った。
まあ、まよいの矢からは逃げられないわけだが。
逃げられたのは、まよいがわざと外して生かした個体のみである。
ゴブリンたちは大混乱に陥った。
「素直に交渉に応じりゃ良かったのに……」
仕方なく、牙炎も戦闘に参加しゴブリンを撃破していく。
襲い掛かってくるゴブリンに対し、半身の姿勢で幻刀を水平に構え、一気に間合いを詰めて敵を貫き斬った。
当然ハンターとしてまだまだ経験が浅い牙炎の攻撃は、たかがゴブリンといえど容易く蹴散らせるものとはいえないが、それでもそれなりの有効打にはなったらしい。
動きが鈍ったゴブリンたちは、ハンターたちの追撃の前に次々倒れていく。
「コイツラツヨスギルゾ!」
「ヤッパリハンターハンソクスギル!」
「ハンターハンターイ!」
「ドウセシヌナラリンゴクッテカラシニタカッタ。ガクッ」
アホなことをいいながらゴブリンたちは倒れていく。
奇襲に来たはずが突然攻撃されて慌てふためくゴブリンたちは、てんでバラバラに攻撃を仕掛けてくるばかりで、ミリアは楽々と避け、大身槍で受け止める。
当然ゴブリン側がどうにかできるような戦力差ではない。
ゴブリンたちは村中を逃げ回った。
「させるか!」
オーラを燃え上がらせてレイアが注意を引き付けようとするものの、オーラが見えないゴブリンたちに効果はなく、レイアはゴブリンたちを相手に鬼役で追いかけっこをする羽目になった。
予定では引き付けた後にベクトルを操作してより確実に建物を守るつもりだったのだが、後の祭りである。
建物にこもる村人たちが襲われないように、レイアは村中を駆けずり回った。
戦えばすぐ倒せる程度の強さだというのに、ゴブリンたちも勝てないと分かると逃げ回るので、中々全ては捕まらない。
一匹捕まえてもその時間を利用されて他に逃げられる。
「こら、待て! 逃がさんぞ!」
文字通り命を賭けた殺し合い……のはずなのだが、ゴブリンたちがアレなためか、戦う光景はどこかユーモラスだった。
最終的にゴブリンたちは、せめてもの戦利品とばかりに毒リンゴの籠を奪って逃走した。
●防衛せよ~窃盗対応
エクラ教徒として、颯爽と依頼に参戦したシレークスは、基本的に依頼の達成を第一に考えるとともに、村人の気持ちを最優先にして動こうと決めた。
せっかくのリンゴが一個でも失われたり、駄目にならないことを前提に、エクラ教シスターとして、恥じない行動を心がける。
打ち合わせで決まった毒リンゴはともかくとして。
「エクラ教徒としては、見過ごすことはできねーです。ともあれ、不届きなゴブリン達にはキッチリと『お仕置き』をしねーと」
戦闘に乗じて侵入し、リンゴの窃盗を行うであろうゴブリン達を警戒しつつ、闇夜に目を慣らしておく。
「さて、囮をさくっと確保してくれるといいのですけどね……」
見つからないように気を付けて隠れ場所を選び、潜んで待機したサクラは、ゴブリンたちが盗みに現れるのを待つ。
「リンゴリンゴ、ウマイリンゴ」
「オレタチモノ」
「イエイ!」
「コンナトコロニリンゴガ!」
現れたゴブリンたちは、忍ぶという発想が皆無なようだ。
(……アホですね)
一度成功しているとはいえ、油断し過ぎである。
木を狙わずに、ゴブリンたちは見つけた毒リンゴを持っていくことにしたようだ。
「ん、囮に食いつきましたね……。では、殲滅と行きましょうか……。……一部を逃すようにしつつ……ですが……」
ゴブリンたちが毒リンゴの籠を運び出そうとしたのを確認し、連携して攻撃を開始する。
あえてリンゴを確保した数体は残す。
炎は窃盗組のゴブリンたちに対応する。
殺すつもりで戦う。
「容赦はしない!」
のこのことやってきたゴブリンたちに、炎が襲い掛かった。
既に構えは取っている。
攻撃に全ての意識を集中し、防御を捨て大上段に聖罰刃を振り上げた構えだ。
これで、ゴブリンたちの機先を制する。
左側の入り口付近に潜伏し、様子を窺うシレークスは、ゴブリン達が村の中に全て侵入した時点で、偽装を解いて覚醒した。
衣類や装備品等も含めて、仄かな黄金色の輝きが全身を包む。
その輝きが、燃える炎のように赤く変化した。
同時にエクラの聖印がシレークスの両手の甲に浮かび上がる。
シレークスは適当な石を拾うと、リンゴのように握り潰してみせた。
「大人しく投降すれば、まだお仕置きで済ませて差し上げやがりますよ?」
「カエレ!」
「往生際が悪いようですね。骨の一本や二本は覚悟しやがれですよ」
目の座ったシレークスが地を蹴った。
サクラが魔法で作り出した闇の刃で串刺しにし、動きを止めたところ太刀で斬りつけたり、まとまっているところに飛び込んで自分中心に放たれる光の波動を叩きつけ、一気にダメージを与えていく。
「数が多くともゴブリンに遅れを取るつもりはありませんよ……。聖なる光よ、我が前の敵に聖なる裁きを……!」
倒すことよりも、逃すためにわざとらしくないよう注意して振舞うことの方が、難しいくらいだった。
「ワッ!? ナンダ!」
「テキシュー! テキシュー!」
「グエッ!」
「アギャー!」
炎が聖罰刃を振り下ろすと同時に、無数の花びらによる桜吹雪が発生する。
これらの桜吹雪は全て幻影だ。
そして、一瞬の間を置いて舞い散る桜吹雪が炎を帯びる。
炎に包まれた桜吹雪が舞い散る中、その光景に戸惑うゴブリンたちに対して容赦ない全力の一撃が放たれた。
研ぎ澄まされた精神が肉体の反応を加速させる。
懐に飛び込まれたゴブリンには、炎の動きが見えなかった。
振るわれた聖罰刃が、ゴブリンの身体に吸い込まれる。
盛大に血飛沫が上がった。
一匹足りとも逃さない気概で、シレークスは追いかけながら強烈な踏み込みを見せた。
「今度は石ではなく、てめぇらの頭が林檎みたいに砕けやがりますが!?」
その脅しが駄目押しとなって、ゴブリンたちは逃げ出した。
●バカ過ぎたゴブリンたち
ゴブリンたちは毒リンゴの籠をかっぱらって逃げていった。
「今は良いかもしれないが、数年後襲撃が起きないと保証することはできないからな」
即座にミリアは追撃に入る。
途中で炎が合流した。
サクラも追跡を開始する。
「後顧の憂いは断っておくべきでしょうしね……。向こうも生活のためだったかもしれませんが……」
巣の位置を特定し、全員で巣の中へと突入して残ったゴブリンの殲滅を行おうとしたのだが……。
ゴブリンたちは、腹を壊してそれどころではない状態だった。
辺りには、おそらくゴブリンたちが食べたのであろう、芯だけになった毒リンゴが散乱している。
「……まさか、これ見よがしに置いてあったのに疑いもなく食べ切ったんですか? いくらゴブリンがバカだといっても……。これはひどい」
本当にアホである。
予想外の事態に、脱力するサクラだった。
レイアにとって誤算だったのは、ハンターたちが思っていた以上にゴブリンたちが間抜けだったことだ。
「くそ、こっちは真面目にやってるんだぞ……何なんだこの終わり方は」
せめて時間をずらして食べればこんな結末にならずに済んだろうに。
「釈然としないね……まあ、楽だからいいんだけど」
この結果には、さすがのまよいも苦笑いしたという。
これでも反省する様子を見せないので、とりあえず当初の予定通り始末を終わらせた。
脅威はなくなったといっていいだろう。
「リンゴを一個いただけないだろうか?」
炎が村人に交渉している。
アップルパイなどに使うのも良さそうだ。
「お仕置きはお尻ペンペン、それも悶絶級のを……だったはずでやがりますが」
シレークスはため息をつく。
エクラ教徒として助けてやるべきかと迷ったが、予定通り『お仕置き』を済ませても改心しなかったので仕方ない。
全てゴブリンたちの自業自得だ。同情の余地はない。
「結果的に二度も奪われることになって悪かった、けどもう来ないだろうから、その点は安心してくれ」
村人たちにミリアはそう謝罪したという。
牙炎は終了後も村の様子を見るため、しばらく逗留することにした。
依頼が終わってから、村は平和そのものだった。
これなら、村が再度ゴブリンたちに襲われることもないだろう。
こうして今回の依頼は終わった。
依頼結果
依頼成功度 | 大成功 |
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面白かった! | 6人 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/11/11 20:53:26 |
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作戦会議室? 焔 牙炎(ka7342) 鬼|20才|男性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2018/11/12 00:32:12 |