ゲスト
(ka0000)
リンゴの木防衛戦線
マスター:きりん
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/11/12 07:30
- リプレイ完成予定
- 2018/11/21 07:30
オープニング
○リンゴの収穫で大忙し
秋は様々な野菜や果物が実る収穫の季節だ。
とある村では、村人総出で栽培していたリンゴの収穫に追われていた。
このリンゴは、村の特産品で大事な収入源でもあったから、毎年こうやって村全体で収穫を行うのが常だった。
しかしやはり収穫したものの中には、出荷基準に満たないものも存在する。
そういうのは自分たちで消費するのがいつものことだった。
リアルブルーならば他にも知人友人に配ったり、ジュースやジャムなどの加工用にしてしまうなど、方法はある。
しかしリアルブルーほど輸送技術が発達しているわけでもなく、また保存技術もまだまだ缶詰が珍しい程度でしかないクリムゾンウエストでは、加工しても大して持たず、ビン詰めなどで比較的持ちそうなジャムなども、砂糖が大量にいることもあってそれほどたくさん作られてはいない。
もっぱら、リンゴはそのまま食べるのが消費方法としては主なのだ。
人間がそうなのだから、亜人たちも同様である。
○みずみずしいリンゴはゴブリンも大好き
村からほど近い森には、小規模だがゴブリンたちが暮らしていた。
人間の村がリンゴを栽培していることはゴブリンたちも知っており、一度だけだが森に迷い込んで獣に殺されていた人間が持っていたリンゴを食べたことがあった。
「イイナァ、リンゴガアンナニイッパイ。キットウマイダロウナ」
「オレタチモクイタイナァ」
「ウバイニイクカ」
「ソレダ!」
基本的にあまり賢くはないゴブリンたちは、自分たちの行動に対して人間がどういう反応を返してくるか深く考えもせず、村を襲撃してリンゴを分捕ろうと計画を練り始めた。
「タダ、セメテイッテモハンタータチガキタラカテナイゾ」
「ヨルハドウダ? ニンゲンハネテルダロ」
「イイゾ、ヤシュウダ!」
「イヤ、コッソリヌスムゾ」
「ドッチダ!」
「コッチダ!」
意見の対立で見苦しく取っ組み合いを始めたゴブリンたちは、お互い息も絶え絶えになってから折衷案を出した。
「ヤシュウグミハヤシュウグミデ、コッソリグミハコッソリグミデ、ソレゾレカッテニヤロウ」
「ソウシヨウ。アバレルノハツカレタ」
「オレアバレタリナイ」
「ナラオマエシュウゲキグミナ」
「ハンワケスルゾー」
「ソウビハドウスル」
「コンボウデイイダロ」
どこか緩いノリで、村の襲撃が決まった。
○奪ってしまえ
その夜、村の住人達はパニックに陥っていた。
突然ゴブリンたちが村に襲撃をかけてきたのだ。
一応村の青年たちで自警団のようなものは組織されていたので、応戦した結果追い出すことに成功したものの、ゴブリンたちが何のために襲撃をしかけてきたのか、村人たちには分からなかった。
いくらゴブリンとはいえ、警備がしっかりされている村を襲うなどリスクの方が大きいと判断がつきそうなものだが。
しかし、その目的は朝になってから知れた。
「や、やられた……!」
収穫して出荷を待つばかりだったリンゴが軒並み盗まれていたのだ。
幸い一日ずつ収穫しては出荷していたので盗まれたのも一日分で済んだが、それでも村にとっては大事件だった。
「おい、ゴブリンってこんな陽動を使うほど賢かったか?」
「まさか、ゴブリンメイジがいるんじゃないだろうな?」
村人たちは勝手に勘違いをしている。
無理もない。まさか、意見が割れてそのまま勝手にゴブリンたちが分かれて行動した結果だとは思うまい。
「これ絶対明日も来るぞ」
「ハ、ハンターズソサエティに依頼するんだ!」
村人たちは急いで依頼を出す準備を始めた。
○ハンターズソサエティ
その日、受付嬢ジェーン・ドゥによってハンターたちに新たな依頼が公開された。
『とある村の出荷待ちリンゴを狙うゴブリンたちからリンゴを守って欲しい』
これが、依頼の内容だった。
秋は様々な野菜や果物が実る収穫の季節だ。
とある村では、村人総出で栽培していたリンゴの収穫に追われていた。
このリンゴは、村の特産品で大事な収入源でもあったから、毎年こうやって村全体で収穫を行うのが常だった。
しかしやはり収穫したものの中には、出荷基準に満たないものも存在する。
そういうのは自分たちで消費するのがいつものことだった。
リアルブルーならば他にも知人友人に配ったり、ジュースやジャムなどの加工用にしてしまうなど、方法はある。
しかしリアルブルーほど輸送技術が発達しているわけでもなく、また保存技術もまだまだ缶詰が珍しい程度でしかないクリムゾンウエストでは、加工しても大して持たず、ビン詰めなどで比較的持ちそうなジャムなども、砂糖が大量にいることもあってそれほどたくさん作られてはいない。
もっぱら、リンゴはそのまま食べるのが消費方法としては主なのだ。
人間がそうなのだから、亜人たちも同様である。
○みずみずしいリンゴはゴブリンも大好き
村からほど近い森には、小規模だがゴブリンたちが暮らしていた。
人間の村がリンゴを栽培していることはゴブリンたちも知っており、一度だけだが森に迷い込んで獣に殺されていた人間が持っていたリンゴを食べたことがあった。
「イイナァ、リンゴガアンナニイッパイ。キットウマイダロウナ」
「オレタチモクイタイナァ」
「ウバイニイクカ」
「ソレダ!」
基本的にあまり賢くはないゴブリンたちは、自分たちの行動に対して人間がどういう反応を返してくるか深く考えもせず、村を襲撃してリンゴを分捕ろうと計画を練り始めた。
「タダ、セメテイッテモハンタータチガキタラカテナイゾ」
「ヨルハドウダ? ニンゲンハネテルダロ」
「イイゾ、ヤシュウダ!」
「イヤ、コッソリヌスムゾ」
「ドッチダ!」
「コッチダ!」
意見の対立で見苦しく取っ組み合いを始めたゴブリンたちは、お互い息も絶え絶えになってから折衷案を出した。
「ヤシュウグミハヤシュウグミデ、コッソリグミハコッソリグミデ、ソレゾレカッテニヤロウ」
「ソウシヨウ。アバレルノハツカレタ」
「オレアバレタリナイ」
「ナラオマエシュウゲキグミナ」
「ハンワケスルゾー」
「ソウビハドウスル」
「コンボウデイイダロ」
どこか緩いノリで、村の襲撃が決まった。
○奪ってしまえ
その夜、村の住人達はパニックに陥っていた。
突然ゴブリンたちが村に襲撃をかけてきたのだ。
一応村の青年たちで自警団のようなものは組織されていたので、応戦した結果追い出すことに成功したものの、ゴブリンたちが何のために襲撃をしかけてきたのか、村人たちには分からなかった。
いくらゴブリンとはいえ、警備がしっかりされている村を襲うなどリスクの方が大きいと判断がつきそうなものだが。
しかし、その目的は朝になってから知れた。
「や、やられた……!」
収穫して出荷を待つばかりだったリンゴが軒並み盗まれていたのだ。
幸い一日ずつ収穫しては出荷していたので盗まれたのも一日分で済んだが、それでも村にとっては大事件だった。
「おい、ゴブリンってこんな陽動を使うほど賢かったか?」
「まさか、ゴブリンメイジがいるんじゃないだろうな?」
村人たちは勝手に勘違いをしている。
無理もない。まさか、意見が割れてそのまま勝手にゴブリンたちが分かれて行動した結果だとは思うまい。
「これ絶対明日も来るぞ」
「ハ、ハンターズソサエティに依頼するんだ!」
村人たちは急いで依頼を出す準備を始めた。
○ハンターズソサエティ
その日、受付嬢ジェーン・ドゥによってハンターたちに新たな依頼が公開された。
『とある村の出荷待ちリンゴを狙うゴブリンたちからリンゴを守って欲しい』
これが、依頼の内容だった。
解説
●概要
戦闘シナリオです。
村を襲撃するゴブリンたちと、リンゴを盗もうとするゴブリンたちの凶行を止めてください。
村人たちから生死の指定はされていません。
今後村を襲わなくなることと、リンゴを盗むことがなくなることが約束されるなら、どちらでも構わないでしょう。
しかし、ただ撃退するだけではハンターたちが帰った後でまた来る可能性は否定できないので、その場合は何らかの再発防止策を講じる必要があります。
●達成条件
・ゴブリンたちから村人とリンゴを守る
●村について
長閑な村です。リンゴの栽培が村の収入の大部分を担っており、村の中にたくさんのリンゴの木があります。
収穫されたリンゴは次の日の出荷を待ち外に置いてあったようで、ゴブリンたちがすぐ見つけられる位置にあったため実っているリンゴ自体はあまり狙われませんでした。
しかし今回収穫済みのリンゴはしっかりと村の建物の中に隠される予定であるため、ゴブリンたちは木に実っているリンゴを狙う可能性が高いでしょう。
村の入口は左右二か所あり、ゴブリンたちは襲撃組とリンゴ組でそれぞれ別の入口から侵入したようです。
それが成功したため、今回も同じ行動に出る可能性が高いです。
●敵
○ゴブリン……三十二体
百二十センチほど。こん棒で殴り掛かってくる他スリングで投石もしてくる。
●PL情報
○襲撃について
夜になると村の左右入口から二十四体、八体に分かれて侵入してきます。
右から侵入するゴブリンは村への襲撃を優先し、左から侵入するゴブリンはリンゴ窃盗を優先します。
窃盗組は木に生っているリンゴから狙いますが、明らかにそれが狙えないと分かる状況だと建物に押し入る可能性があります。建物は多いですが、まぐれ当たりで出荷待ちのリンゴを見つけてしまう可能性は否定できません。また、建物内に押し入られた場合中にいる村人が襲われたり建物自体が荒らされる危険性があります。
戦闘シナリオです。
村を襲撃するゴブリンたちと、リンゴを盗もうとするゴブリンたちの凶行を止めてください。
村人たちから生死の指定はされていません。
今後村を襲わなくなることと、リンゴを盗むことがなくなることが約束されるなら、どちらでも構わないでしょう。
しかし、ただ撃退するだけではハンターたちが帰った後でまた来る可能性は否定できないので、その場合は何らかの再発防止策を講じる必要があります。
●達成条件
・ゴブリンたちから村人とリンゴを守る
●村について
長閑な村です。リンゴの栽培が村の収入の大部分を担っており、村の中にたくさんのリンゴの木があります。
収穫されたリンゴは次の日の出荷を待ち外に置いてあったようで、ゴブリンたちがすぐ見つけられる位置にあったため実っているリンゴ自体はあまり狙われませんでした。
しかし今回収穫済みのリンゴはしっかりと村の建物の中に隠される予定であるため、ゴブリンたちは木に実っているリンゴを狙う可能性が高いでしょう。
村の入口は左右二か所あり、ゴブリンたちは襲撃組とリンゴ組でそれぞれ別の入口から侵入したようです。
それが成功したため、今回も同じ行動に出る可能性が高いです。
●敵
○ゴブリン……三十二体
百二十センチほど。こん棒で殴り掛かってくる他スリングで投石もしてくる。
●PL情報
○襲撃について
夜になると村の左右入口から二十四体、八体に分かれて侵入してきます。
右から侵入するゴブリンは村への襲撃を優先し、左から侵入するゴブリンはリンゴ窃盗を優先します。
窃盗組は木に生っているリンゴから狙いますが、明らかにそれが狙えないと分かる状況だと建物に押し入る可能性があります。建物は多いですが、まぐれ当たりで出荷待ちのリンゴを見つけてしまう可能性は否定できません。また、建物内に押し入られた場合中にいる村人が襲われたり建物自体が荒らされる危険性があります。
マスターより
初めまして、こんにちは。
マスターのきりんです。
今回のシナリオは村とリンゴをゴブリンたちから守るものとなっております。
一応村には自警団がいますが、所詮一般人なので戦力としては期待できません。
襲撃してきたところを全滅させるのが手っ取り早いですが、無暗に命を取りたくない場合のために撃退に留める選択肢もあります。
しかしその場合はどうしても再発の可能性が残りますので、しっかりと防止策を取ってください。
それでは楽しんでくださいね。
マスターのきりんです。
今回のシナリオは村とリンゴをゴブリンたちから守るものとなっております。
一応村には自警団がいますが、所詮一般人なので戦力としては期待できません。
襲撃してきたところを全滅させるのが手っ取り早いですが、無暗に命を取りたくない場合のために撃退に留める選択肢もあります。
しかしその場合はどうしても再発の可能性が残りますので、しっかりと防止策を取ってください。
それでは楽しんでくださいね。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/11/13 14:16
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/11/11 20:53:26 |
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作戦会議室? 焔 牙炎(ka7342) 鬼|20才|男性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2018/11/12 00:32:12 |