敏腕記者リョーコがゆく!

マスター:sagitta

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~8人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2015/05/14 09:00
完成日
2015/05/22 18:42

みんなの思い出

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オープニング

●敏腕記者リョーコ
 故郷であるリアルブルーにいたころ、斉藤涼子は実力派の雑誌記者だった。まだ二十代でありながら、危険や周囲の批判をおそれぬ猪突猛進型突撃取材が功を奏し、いくつものスクープをあげていたのだ。その実績が認められ、地方の中規模出版社から全国規模の大手出版社にヘッドハンティングされてからは、取材対象や取材方法についてもほとんど独自の裁量権を与えられているほどだった。モットーは「ペンは剣よりも強し」。
 そんな彼女は、今から5年ほど前、クリムゾンウェストに転移した。魔法や精霊の力が渦巻き、リアルブルーとはあらゆる常識のことなるこの異世界に放り出された彼女は――驚喜した。
「謎だらけ、不思議だらけのこの世界こそは、このリョーコが、一生をかけて取材するにふさわしい場よ!」

 以来五年間、30歳になったリョーコはリアルブルーにいたころ以上に精力的に活動を続けている。故郷のような出版社も雑誌も存在しないここで、たった一人で取材を続け、雑誌の代わりに手づくりのペーパーを作成しては、ハンターズオフィスや各国の政府、はたまた民衆たちに向けて売り込んでいるのだ。

●フリーカメラマン、タカヤマ
 高山猛は、リアルブルーにいたころ、報道写真を中心に幅広く写真を手がけるフリーのカメラマンだった。名前に似合わぬ気の弱い性格で、経歴もそれほど華々しいわけではないが、どんな仕事も拒まずに受けていたことが好まれ、30歳になるころには食うに困らないだけの仕事をもっていた。
 そんな彼が、このクリムゾンウェストに「転移」してきたのは2年前。こちらの世界では、彼の得意とするカメラは、手に入れることすらままならない。突然、生業としていた職を断たれ、絶望的な気分になっていた彼が出会ったのが、リョーコだった。クリムゾンウェストにあふれるさまざまな謎を追究することの意義を熱く語るリョーコに、タカヤマは一筋の希望を見いだした。

 以来、タカヤマはリョーコのアシスタント的な立場で、彼女の取材について回ることになったのだった。実際、カメラこそないものの、取材慣れしていて勝手のわかっているタカヤマは、大いに役に立った。プロ並みとまではいかないものの、絵の心得もあったタカヤマは、写真の代わりに記事に添えるスケッチをリョーコのつくるペーパーに載せたりもしている。ともすれば非常識で暴走しがちなリョーコをなだめる常識人として、泣かされることも多い役割だが、彼なりに楽しんでやっているらしい。

●歪虚の謎に迫る!
「というわけで、ポルトワールの北にある洞窟に、『歪虚』があらわれたという噂を確かめるため、取材に行くわよ! このあたりは、支配地域ではないから、自然発生的にあらわれた雑魔の一種だと思うけど……」
 ポルトワールにある料理屋で、串に刺した鶏肉にかぶりつきながら、リョーコが熱っぽい表情で語る。いつものことながら、こうなってしまったリョーコは、止まることを知らない。
 最近の涼子の興味の対象は、もっぱら『歪虚』だ。クリムゾンウェストでは、『歪虚』は目に見える脅威として、人間たちの目前に迫っている。しかしながら、その存在についてはまだまだ不明なことが多く、また、その実態を探る調査も思うように進んでいないのが現状だ。そこで涼子は、危険も顧みず、颯爽とヒールの音を響かせながら、歪虚の調査に赴くのだった。
「取材するのはいいが、歪虚が関係してるって言うんじゃ、オレたちだけで行くわけにはいかないでしょう。ハンターに護衛を依頼しないと」
 タカヤマのもっともな言葉に、しぶしぶ、といった感じでリョーコがうなずく。
「本当は、素人を連れて行くのは嫌なんだけど……こればっかりは仕方ないわね」
「おいおい、ハンターを素人呼ばわりかい……」
「タカヤマ、何か言った?」
「な、なんでもない……」
 リョーコにきっ、とにらみつけられ、すごすごと首をすくめるタカヤマ。仮にも年下の女性相手に、ちょっと情けない。
「ハンターへの依頼は、あなたに任せるわ。ちゃんとやっておいてね」
 当然のように言い放ったリョーコに対し、タカヤマはただうなずくばかりだった。

リプレイ本文

●リョーコとの邂逅
「あなたたちが、未来を担うこの斉藤涼子の求めに応じて集まってくれた、見どころあるハンター達ね!」
 午前中のハンターオフィスに、リョーコの大声が響き渡る。椅子の上にどどんと立ち上がり、やせ形の、お世辞にもふくよかとは言えない胸を得意げに張っている。身長は150センチほど、小柄でやせ形という、一見かわいらしいとも言えるその外見のどこから出ているのかと不思議に思うほどの、大きな態度と一種の迫力を持ち合わせた女性だ。
 周囲を囲むハンターは8人。それぞれ思い思いの表情で、リョーコを見つめている。
「おいおいリョーコさん、初対面のハンターさん相手にその言いぐさはないでしょうよ……みなさん、なんかすみませんね」
 テーブルの隅で、平均より大きめの身体を小さく縮めて、申し訳なさそうに頭を下げて回っているのが、元カメラマンのタカヤマだ。身長は180センチ以上、日焼けした肌に筋肉質の身体という、リョーコとは対照的な外見ながら、性格もこれまたリョーコとは対照的な苦労性タイプだ。
「リョーコさん、タカヤマさん、よろしくお願いだよー」
 赤い帽子がトレードマークの超級まりお(ka0824)が、二人に気安そうな声をかけた。リョーコ達とおなじくリアルブルーからきた彼女は、二人に親近感を抱いているようだ。
「へぇー、こっちの世界に来てまで記者やったり、カメラマンというか絵師をやってんのか。根性すわってんな」
 一切の嫌みも皮肉もなく、純粋に驚いた、という雰囲気でそう言ったのはヒュムネ・ミュンスター(ka4288)だ。自身もリアルブルー出身で、歪虚の襲撃から逃れてきた過去を持つ彼女にとって、リョーコ達の行動は純粋に賞賛の対象であった。
「あんた達が書いたというペーパー、読んだことあるよ。ずいぶん面白いことやってると思ったけど、つくってたのは、あんたらだったのか。文章もだけど、イラストがいい味出してんなーって印象だったぜ」
 ヒュムネの言葉に、タカヤマが照れたように頬をかいた。
「えっ、そんなことはじめて言われたなぁ。いやぁ、参ったなぁ……」
「手づくりのニュースペーパー、非常に興味があります。依頼が片付いたら俺にもぜひ、読ませてください」
 近衛 惣助(ka0510)がそう言うと、リョーコがその手を取ってうなずく。
「ええ、もちろんよ! 一人でも多くの人に読んでもらうのが、あたし達の使命だもの!」
「情報は、非常に大事な物ですからね。それを共有しようという発想はとても優れたものだと思いますよ」
 同じくリアルブルー出身のアティニュス(ka4735)も、感心したようにうなずいている。
「知る事は大事です。行く先に危険がある、或いはその可能性がある事が判ればその道を避けたりも出来る訳ですから。覚醒者の中には、危険があっても力で押し切ればいいと思う方も居ますけど、一般の方の目線を考えればそれではいけませんよね。危険は回避するもので、打破するものではありませんから」
 東方で歪虚の危機を目の当たりにしているアティニュスの言葉には、並ならぬ思いがこもっている。
「私もハンターとして、そして考古学者としてこの世界の解明を行おうとしている身だ。生業こそ違えど斉藤氏達の行動理念や情熱には共感を覚えるし、敬意を払うに値すると思っているよ」
 久延毘 大二郎(ka1771)がそう言うと、リョーコの目が輝いた。
「あなたは、考古学者なのね。ぜひ、今後ともいろんな話を聞かせてもらいたいわ!」
「しかし、今回集まってくれたのは、どうも、同郷人ばかりのようっすね……」
 はしゃぐリョーコを見ながら、タカヤマがぼそりとつぶやく。こんなにリアルブルー出身のものに囲まれたのは、こちらに来てからはじめてのことだ。
「ふうむ。仕事への情熱ねぇ……俺には理解できない感情だけどねー……」
 唯一のクリムゾンウェスト出身者、フェイル・シャーデンフロイデ(ka4808)はテーブルの隅で、小さく肩をすくめていた。
「ま、俺は歪虚どもと戦えりゃあ、それでいいけどね」

●先行偵察
 ポルトワールの北。町から徒歩で半日ほど行ったところにある小さな丘に、その洞窟はあった。人気のない、寂れたところだ。人類の敵である歪虚があらわれるにはふさわしい場所、といえるかもしれない。
 フェイルとセリア・シャルリエ(ka4666)は、先行部隊として二人だけで洞窟の入り口にたどり着いていた。事前情報や周囲の聞きこみによれば、洞窟の中にいるのは下級の雑魔だけとのことだったが、それでも万が一強力なやつが紛れていないとも限らない。足手まといになりかねないリョーコ達をつれていては、予想外の出来事に対処しきれないかもしれないと考え、先に洞窟内の様子を確認しておくことにしたのだ。
「入り口付近は異常なし……っと」
 双眼鏡で安全を確認していたセリアがつぶやく。闇に紛れる暗い色のコートを身にまとい、足音を殺しながら洞窟に接近する。
「偵察のときは歪虚どもを倒しちゃいけないんだったな。雑魔なんか観察して何が楽しいんだか」
 そう言ったフェイルも、偵察に備えて手にしたLEDライトを確認している。
「歪虚を発見したら物陰から観察して、本隊に魔導短電話で報告。その後は本隊到着まで待機、でいいですね?」
 セリアが振り向いてフェイルに確認した。フェイルが任せろ、とつぶやいてうなずく。
「では、いきましょう」

●ジャーナリストの気概
「洞窟はごく小さいもので、確認できた雑魔は4体。蜘蛛の姿をした下級雑魔が3体、狼が1体、か……」
 魔導短電話でフェイルからの報告を受けた惣助が、リョーコ達に聞こえるように報告の内容を繰り返す。
「どうやら、脅威と呼べるほどのものはいないようだな。もちろん、油断は出来ないが……」
「話には聞いていたけど、歪虚って本当にいろんな姿をしているのね。いや、どんな生きものでも、歪虚になる可能性がある、ってことかしら……」
 リョーコが熱心にメモをとりつつ呟く。
「我々人類だけでなく、生きとし生けるものすべてに敵対する、呪われた存在、それが歪虚……いよいよ歪虚に直接会えるのかと思うと、興奮してくるわ……!」
 そう言って拳を握りしめるリョーコ。
「ふぅ、デッサンするのに骨が折れそうっすね……」
 そんなふうにぼやくタカヤマも、なんだかんだといって興奮を隠せない様子で、顔を紅潮させている。
 ハンター達は、そんなふたりの様子を見ながら、一抹の不安を抱えてもいた。今回の依頼の最重要なポイントはもちろん、一般人であるリョーコ達ふたりの安全だ。しかし、下級の雑魔とは言え、歪虚はきわめて危険な存在。ふたりが――特にリョーコが――情熱のあまりに、突飛な行動をとるようなことがあれば、彼らの身の安全を保証することは一気に難しくなる。
「さて、おぬしが記者としてのプロであると共に、我らは歪虚対処の専門家だ。そちらもプロならば、門外漢の事に口を挟む事がどれだけ危険か理解していると思う。お互い、専門家としての自分たちの仕事に最善を尽くすべきと思うが、如何に?」
 アバルト・ジンツァー(ka0895)が真剣な表情でリョーコに語りかけた。
「……ええ、それはもちろんわかっているわ」
 リョーコがうなずくと、惣助も口を開く。
「貴女方を守り、歪虚を相手にするのは俺達の仕事だ。洞窟内では俺達に従ってくれませんか?」
 二人の真剣な様子に、浮き足立っていたリョーコの表情が、冷静になる。
「……なるほど、あなたたちの言うとおりね。いいわ、約束する。危険なところはプロであるあなたたちに任せるわ」
「さっすがプロ。あのリョーコさんをあっという間に説得しちゃうなんて……」
 タカヤマが驚いた様子でぼそっとつぶやく。
「私達は無骨もの故に、あなたたちのような民衆の立場に立った発信は出来ませんから。あなたたちのジャーナリスト魂に、期待してますよ」
 アティニュスがそう言って、リョーコのプライドをくすぐる。見事な連携プレイだ。
「さてと、そうと決まればいよいよ洞窟に突入するわよ! あなたたちの働き、期待してるわ」

●暗い洞窟の中で
 ぽちゃん、ぽちゃん。
 暗闇の中で、天井から地面にしたたり落ちる水の音が、不気味に響き渡っている。
 狭いとはいえ、複雑な形をした洞窟に、日の光は差し込まない。
 カサカサ、カサカサ。
 そこかしこから聞こえる、何かが蠢く音は、洞窟の中に外の世界とは違う生命が息づいていることを感じさせる。暗闇を愛する生きものたち、そして――歪虚達。
「それほど強いやつはいないみたいだけど、油断は禁物だよねー」
 まりおが、リョーコたちのそばで護衛をしながら刀を握りしめる。彼女のほかに、惣助と大二郎がふたりにぴったりとくっついて直接護る役目だ。大二郎の持つランタンが、洞窟内をうっすらと照らす。
 セリアとアティニュスはふたりからやや先行して、前方で警戒に当たっている。やや後方でアバルトとフェイル、ヒュムネも周囲に目を光らせている。
「斉藤氏たちは歪虚の姿が見たい、とのことだが、どのような姿が見たいか、イメージはあるのか?」
 大二郎がリョーコとタカヤマに尋ねる。
「うーん、どんなふうに動くのか、どんなふうに攻撃をするのか、とか。でも何より大事なのは……目、ね」
「目?」
「歪虚が何を考えているのか。わたしたち人類を襲う理由が、怒りなのか憎しみなのか、それともわたしたちにははかりしれない何かなのか。それを理解するためには、連中の目を見るのがいいと思うのよ」
「あとは、全体的な姿ですね。スケッチしてペーパーに載せないといけませんから」
「……なるほど。さすが、記者の視点と言うべきだな」
 大二郎が感心した様子でうなる。
「承知した。歪虚に遭遇したら、なるべく我々で時間を稼ぎ、観察ができるように心がけるようにしよう。だが、物理的な接触は厳禁だ。そこは、約束してくれんかね?」
「……ええ、承知したわ」
「約束します」
 神妙な表情でリョーコとタカヤマがうなずいた、そのとき。
「あらわれました!」
 セリアが、短く口にした言葉に、緊張度が一気に高まる。セリアのLEDライトが照らし出したのは、巨大な蜘蛛と、狼の姿をした雑魔。
「これが……」
 リョーコが息をのむ。
 雑魔から醸し出されているのは明らかに通常の生物とは違う、独特な迫力。そしてリョーコが注目した「目」には、なにものをも映さぬ……闇。
「下がってろ! ここからは俺様達の出番だ!」
 ヒュムネが叫び、剣を抜き放って前に踏み出す。セリアが彼と肩を並べるように立ち、小太刀を構えている。ほかのメンバーもそれぞれに得物を抜き、油断のない視線で雑魔をにらみつけている。
「ふむ、観察の時間をかせぐとしようか!」
 大二郎がそう言って、ワンドを振るった。たちまち、雑魔の頭上に青白い雲状のガスが広がる。ふっ、と雑魔の体がゆれ、次の瞬間に横倒しになった。
「眠らせたぞ。すぐに目覚めてしまうだろうから、急いで姿を確認するといい」
 彼の言葉に、真剣な表情でタカヤマがうなずき、紙にペンで、雑魔の姿を書き付けはじめた。
 しばし、洞窟の中にペンが走るかりかりとした音だけが響き渡る。
 やがて、蜘蛛の雑魔が目を覚まし、そのすぐあとに狼の雑魔もゆらりと身を起こした。すかさず惣助が、レイターコールドショットを放ち、狼の雑魔を凍り漬けにする。
「よし、もういいよな?」
 うれしそうな声を上げたのはフェイルだ。こちらに襲いかかろうとした蜘蛛の雑魔に、取り出したカードを投げつける。
「おっとっとー! 雑魔君のお相手は~この俺だよねぇ! もうね、きみおしまいなんだってさーグッバイ奈落の底へゴー♪」
 フェイルがハイテンションでナイフを抜き放ち、最前線に躍り出る。
 刹那、銃声と剣戟の音が響き渡り、戦闘が始まった――。
 セリアの、体に巡らせたマテリアルを刀にこめた一閃が雑魔をとらえ、ヒュムネの渾身の力を乗せた斬撃が雑魔を叩き切る。
 アティニュスの居合いからの一閃と、鋭い踏み込みで一瞬で間合いを詰めたまりおの一撃が、雑魔を吹き飛ばす。
 ひるんだところに、アバルトと惣助の放った銃弾が追い打ちをかける。
 そして、大二郎が産みだした炎の矢によって、雑魔の体が炎に包まれた。
「なんていう集中力と迫力……これが、ハンター……」
 リョーコが呆然と目の前の戦いを見つめながらつぶやいた。
 戦いは、あっという間に終わった。熟練のハンター達は結局ひとりの負傷者も出すことはなく、雑魔の殲滅に成功していた。

●リョーコの決意
「……さて、実際の血煙漂う戦場の空気はどうだったかな? この程度と思われては心外だ。この程度はほんの序の口。これより悲惨で、己の身に危険が迫る事はいくらでもある。今後取材を続けようと考えるのならば、その事を肝に銘じて欲しいな」
 雑魔殲滅後、放心状態のリョーコに、アバルトが声をかけた。
「歪虚についても、真実を広めてくれたらうれしいです。歪虚は、対岸の火事のような遠い話では決してなく。いつ何時、降りかかるかもしれない現実的な災厄だということを」
 アティニュスも、真剣な表情でリョーコに言う。
「……そうね、あたしにもまだまだ、意識が足りないところが多々あったわ。今回はとても勉強になった。その……ありがとう」
 リョーコが、ハンター達に向けて深々と頭を下げた。
「あのリョーコさんが……誰かに対して頭を下げるなんて」
「タカヤマ、なんか言った?」
「あ、いえ、なんでもないです!」
「できるなら……歪虚だけでなく、歪虚と戦うハンター達に、目を向けていただければうれしいです」
 そう伝えたのはセリアだ。彼女は、リョーコが取材対象として歪虚ばかりを追いかけることを、最初から心配していた。
「そうね、あなたの言うとおりだわ。正直、ハンターがこんなにすごい人たちだとは思っていなかった。記者リョーコ、一生の不覚ね。今後は全力をかけて、『歪虚と戦うハンター』を追い続けることをここに誓うわ!」
 リョーコが、力強く、宣言した。タカヤマもうれしそうにうなずく。
「おともしますよ!」

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MVP一覧

  • ミルクプリンちゃん
    セリア・シャルリエka4666

重体一覧

参加者一覧

  • 双璧の盾
    近衛 惣助(ka0510
    人間(蒼)|28才|男性|猟撃士

  •  (ka0824
    人間(蒼)|16才|女性|疾影士
  • 孤高の射撃手
    アバルト・ジンツァー(ka0895
    人間(蒼)|28才|男性|猟撃士
  • 飽くなき探求者
    久延毘 大二郎(ka1771
    人間(蒼)|22才|男性|魔術師
  • 撃退士
    ヒュムネ・ミュンスター(ka4288
    人間(蒼)|13才|女性|闘狩人
  • ミルクプリンちゃん
    セリア・シャルリエ(ka4666
    人間(蒼)|16才|女性|疾影士
  • 世界に示す名
    アティニュス(ka4735
    人間(蒼)|16才|女性|舞刀士
  • 狂喜の探求者
    フェイル・シャーデンフロイデ(ka4808
    人間(紅)|35才|男性|疾影士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 相談卓
近衛 惣助(ka0510
人間(リアルブルー)|28才|男性|猟撃士(イェーガー)
最終発言
2015/05/13 22:29:12
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/05/10 18:41:05