ワルサー総帥と五月病

マスター:御影堂

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2015/05/15 15:00
完成日
2015/05/21 19:49

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング


「季節外れの濃霧?」
 屋敷の中で、一人の男が報告書から顔を上げた。
 男の名は、カフェ・W・ルサスール。
 王国北部に領土を持つ貴族である。
「えぇ、五月晴れの中、霧だけがふっと湧いて出るとのことです」
「それは、奇妙だな」
 ここ数日、雨が降った記憶はない。
 気温も昼夜問わず安定しているし、何より発生している時間が昼間だというのだ。
「それと、もう一つ。濃霧と関連があるかはわかりませんが……」
「ふむ。伝えてくれ」
「はい」
 頷いて騎士は、次のように報告した。
 濃霧発生地域に連動するようにして、農作業の効率が明確に落ちている。
 村人のやる気・元気・生気が減退しているようにも見えた。
 中には、
「5月だ……5月は休むんだ」
 等とわけがわからないことを申す村人もいる始末である。
 布団から出てこない症状には、覚えがあると騎士は語る。
「リアルブルーについて記された書物に、5月病なる症状が載っていました」
「これか」
 手渡された本を開くと、5月病について書かれていた。
 新年度や社会人という言葉は今ひとつピンとこないが、倦怠感を伴うらしい。
「作付の時期です。領民たちがこの状況では、今年の収益が大変なことになります」
「かといって、罰則を与えるわけにはいかんしな。濃霧の原因は、わからんのか?」
「それが……」
 騎士は言葉を濁す。
 少し間を置いてから、ある噂についてカフェに伝える。
「濃霧発生地域に、雑魔と思しき影を見たとの報告が」
「最近多いな」
「ゴブリンほどじゃないです」
 それはそれとして、歪虚が原因としたら依頼が必要なる。
 速急に対処してもらわなければなるまい。
「歪虚の特徴は?」
「雲のようなふわっとした身体だそうです。ただ、中身まではわからずとのこと」
「スライム亜種か何かか? まぁいい。そちらは依頼しておこう」
 依頼書をしたため、騎士に預ける。
 この辺りの素早い対処が、不満を産まない秘訣であるらしい。
「あっ」
「え?」
 カフェが急に声を上げたので、騎士がびくっと肩を震わせた。
 何か失態をしただろうかと、言葉を待つ騎士だったがカフェは黙して語らない。
「カフェ様?」
「いや、気にするな」
「気になりますよ」
「娘……サチコは無事だろうかと思ってなあ」
 あぁ、と騎士は小さく声を漏らす。
 怠け者になるだけだから、問題はないと思うが……。
「どうせなら、様子を見に行きましょうか?」
「いや、タロとジロがいるから問題ないだろう。ハンターたちについでに様子を見てもらえば良い」
 明らかにそわそわしながら言われても、説得力はないのだが。
 念のため、様子を見に行こうと決める騎士であった。


 ルサスール領内、山裾の小屋にサチコは住んでいる。
 この山小屋は、ワルワル団アジトと頭の悪い看板を掲げている。
 サチコは、ワルワル団総帥なのである。
「タロ、ジロ……ごはんは」
 そのサチコは寝ぼけ眼で、リビングへと降りてきた。
 サチコの目の前には、ぐでっとした二人の男。
「やる気が起きません」
「寝させてください」
 口々にそんなことをいって、自室へと彼らは引きこもる。
「え? え?」
 困惑するサチコをよそに、二人のやる気は底辺を突き抜けていた。
 放置される側はたまったものではない。
「ご、ごはん……」
「保存食、どうぞ」
「ふぇええ」
 もはや暖簾に腕押し。仕方なく、保存食を倉庫から取り出しに行く。
 扉を開けると、真っ昼間だというのに霧が濃かった。
「もう、何なんですの……この霧」
 ぼやきながら、サチコは食事の用意を済ませる。
 多少ならば料理もできなくはないのだ。
 しかし、あまり長い時間このままではまずい。
「わ、わるわるさー……ワルワル団は負けないのぜ」
 この濃霧ではむやみに外にでるわけにも行かず、サチコは涙目でスープを啜るのだった。

リプレイ本文


 王国北部に位置するルサスール領。
 本来は穏やかな気候の土地である。
 しかし今は、昼夜問わず一定の範囲で、常に霧が発生していた。
「五月病ねぇ……なんとも贅沢な話で」
 依頼内容を思い出し、龍崎・カズマ(ka0178)が声を漏らす。
 うす靄の中、カズマはランタンをかざす。
 その横で天竜寺 舞(ka0377)が地図から顔を上げた。
「五月病とか日本特有の物だと思うんだけど、すごいよね」
「真面目な人ほど効果が高くなるのですか」
 なじみのないエルバッハ・リオン(ka2434)が確かめるように口にする。
 真面目であるという自覚のあるエルは、
「なら、私はまずいかもしれませんね」
 と自答する。
 エルに乗っかり、最上 風(ka0891)が高らかに宣言する。
「超真面目人間の風は、依頼を受ける前から、既に家に引きこもりたくなっています!」
「五月病か……そう考えると急にめんどくさくなってきたね」
 鈴胆 奈月(ka2802)も合わせて、そんなことをいう。

 これも雑魔の仕業か。
 そうであるならば、風がキュアなりレジストなりを行使すればよいのだが……。
「魔導短伝話に異常はないな」
「うん、こっちも問題なしだ」
 霞がかっているが、マテリアルに影響は出ていない。
 何らかの影響が直ちに出るレベルではないということだろう。
 今、面倒くさくなったり休みたくなったとしても、気のせいなのである。
「ゴエモンも何も感じてないみたい」
 連れてきた柴犬の頭をなで、舞も告げる。
「霧も薄いままですね」
 Maryar Cihthay(ka4654)も霧の濃淡、流れに注意しつつ報告する。
 どうやら敵がいるのは、この辺りではないらしい。
「アジトはこっちだね」
 地図と記憶を確認し、舞が示す。
 街道を少し逸れた先に、ワルワル団のアジトがあるのだ。

「……」
 アジトが近づくにつれ、ボルディア・コンフラムス(ka0796)は表情を険しくしていた。
 逆にヴォーイ・スマシェストヴィエ(ka1613)は、
「ついに我がワルワル団のアジトにたどり着くのですね!」
 とワルワル団員宣言を飛ばしていた。
 ヴォーイなりの考えあってのことであった。
「……ノリがいいな」
 奈月は巻き込まれないよう距離を取っていたのだが。
 ヴォーイから、
「きみもワルワル団ですよね!」
 強制的勧誘を受けてしまう。
「え、僕も一員扱い?」
 としばし逡巡するが。
「んじゃ、そういうことで」
 断るのも面倒になり、是認するのであった。


「わるわるさー!」
 アジトにたどり着くなり、ヴォーイが率先して扉を開けた。
 周囲の霧は、街道に比べれば濃かったが、多少離れても互いを認識できる程度であった。
 魔導短伝話の繋がり具合も、まだ問題がない。
「敵影はなし、と」
 最後にMaryarが周囲を確認して、扉を閉める。
 突然の訪問者に、サチコは状況が掴めないらしく、おろおろしていた。
「ヤッホー、サチコ、生きてる?」
「サチコさんー、生きてますか?」
 声をかけつつ舞と風は、サチコに近づく。
 洗濯物はたまり、家具にもうっすらホコリが見える。
 が、食事はできているらしく、何とか生きていた。
「とはいえ、これは危なかったですね」
 本日のサチコの食事、保存食のハム一切れ、乾いたチーズ。
 以上。
「とりあえず、食べ物を置いておこう。あとで戻ってくるから」
 サチコが生きていることを確認できた。
 持ってきた食料を一旦置いて、雑魔退治へ外へ行かなければならない。
「その前に」
 風は上を見上げると、階段をのぼる。
 目指すは、タロとジロの自室であった。

「タロさん、タロさん、今のお気持ちはどんな感じですかー?」
 死体に鞭打つように、タロの枕元で風は問いかける。
 反応はない。ただの怠惰のようだ。
「どうやら、仮説は正しかったみたいじゃん?」
「仮説?」
 この状況にしたり顔のヴォーイへ奈月が問いかける。
 教えてやるぜ、と説明を始める。
 今回の霧、タロとジロに効いてサチコは無事なのは何故か。
 簡単だ。タロとジロがワルワル団の団員ではなく、サチコの従者という立場だからだ。
 そして、サチコはワルワル団総帥……つまり。
「ワルワル団員になれば、問題ないというわけだぜ」
「なるほど」
 エルが関心したように頷く。
「本当にそうかはわからないけどね」
 奈月がそっと告げる。推測を実証できるわけではない。
 気休めのお守り程度ではある。
「それはそれとして」
 ヴォーイは続ける。
「悪の組織の構成員も良いじゃん、良いじゃん。あれだピカレスクヒーローってぇの?」
「おい、そろそろ出るぞ」
 話していたところへ、カズマが入ってくる。
 タロたちの無事じゃない無事な姿も確認できた。
 後は、雑魔を狩って、この霧を晴らすだけだ。

「おう、行って来い」
 ただ一人、ボルディアだけはアジトに残った。
 この間行われた、大規模な戦いで怪我を負った。
 その傷が、まだ癒えていないのだ。
「……」
 ボルディアは全員が出て行ったのを確認し、サチコに向き直る。
 始めるか、と短く告げて室内を見渡すのだった。


「む……通じなくなった」
 手にしていた魔導短伝話から顔を上げ、カズマが告げる
 同じく奈月も、頷いて「こっちもだ」と答えた。

 場所は、ワルワル団アジトから西へ30分ほど向かった先だ。
 事前に得た情報では、これより先は森になるが木々の姿は見えない。
「窪地や川はなかったはずだ」
 危険な場所については、あらかじめ確認済みだ。
 戦闘に支障はないだろう。
「だったら、行くしかないね」
 舞の言葉に応じて、ゴエモンが鳴く。
 この前になにかいるらしい。
「ワルワルイヤーは地獄耳……動物の足音みたいなのが聞こえますねぇ」
 調子よくヴォーイが動物霊の力を借りた聴覚をフル活用する。
 距離は遠くない。すぐさま戦闘の構えを取る。
「霧の影響でしょうか。風はここまでのようです」
 しれっとそんな宣言をしながら、風はレジストをカズマへ投げる。
 アシストしてくれれば、問題ないさとカズマと舞が率先して先へ。
「霧の流れは、そちらへ向かっています」
 Maryarの言葉に従い、カズマは鞭を、舞は銃口を向けた。
 うっすらと動物の影が見える。それも数匹。
「霧の中心……か?」
 弓を手にしたMaryarの視線が、鋭くなる。
 なら、試してみましょうとエルは告げる。
「巻き込まれないよう、注意してください」
 そうして放たれた炎弾が、霧の中へと吸い込まれる。
 刹那、爆風が巻き起こり、霧を吹き飛ばした。
「そうっぽいね」
 奈月には、バクに似た動物が群れているのが見えた。
 バクもどきは、晴れた霧を戻すように口から白い何かを吐き出した。
 マテリアルかなにかっぽいそれは、すぐさま霧となり、白く視界を染める。
 試すようにカズマと舞がそれぞれ武器を振るう。
「ここか?」
「いっくよ」
 奇しくも鞭は空を切り、弾丸は地面をえぐる。
 だが、微かな鳴き声のようなものをヴォーイが捉えていた。
「接敵しますよ」
 大剣を手に、接敵を狙う。闘心を高ぶらせ、切っ先を真っ直ぐに突撃する。
 目の前に、影が現れると同時に体当たりを仕掛けてきたが、これを躱す。
「援護する」
 遠い距離から影と味方の位置を頼りに、Maryarが矢を放つ。
 攻撃をかわされ体勢を戻そうとしたバクもどきが、その脚を取られた。
「貫け! ワルワルソード!」
 あえてふざけることで、不真面目であることを世界に認知させ、霧の怠惰攻撃を防ぐ……。
 そこまで壮大でないが、ひとまず霧には耐えぬく。
「ヴォーイさんにもー」と突入前のタイミングで風がレジストをかけていたおかげかもしれない。
 こうして、放たれた刺突に、あっけなくバクもどきの一匹は地に伏すのだった。


 カズマたちが敵との戦闘を開始した頃。
 ワルワル団アジトでは、
「ガフッ」
 ボルディアが調子を悪そうにしながら、簡単な掃除をしていた。
 溜まっていたゴミクズを整理する程度だが、つらそうにする場面もある。
「チッ、クソが。まだ治りきっちゃいねぇなぁ」
 愚痴るように呟くのは、自身の体のことだ。
 先日の大規模な戦いの中で、ボルディアは重い負傷を受けていた。
 痛々しく見える傷跡に、サチコは思わず立ち上がって手伝いをしようとする……のだが。
「いいから座ってろ。こんなナリでもテメェよりゃ役に立つ」
 ピシャリと言われ、
「は、はい」と静かに椅子に座り直す。
「……ったく」
 ボルディアは、イライラしげにサチコを見やるのだった。


 霧の中で最初に支障をきたしたのは、舞だった。
 奈月の放った機導砲の光が、バクもどきを捉えた。
 舞は光の収束とともに霧の中へ突っ込んだのだ。
 直剣を素早く振り、二の太刀を浴びせた時であった。
「ふわぁっ」
 不意に間の抜けたあくびが出たのである。
 幸いなことに、今の一撃で目前のバクもどきは倒れたあとであった。
 霧の濃度は気持ち軽くなっているが、まだ油断はできない。
「おきてくださーい」
 ゆるい声で、風に言われながら舞はハッとする。
 舞の身体を光が覆っていた。風がキュアをかけたのである。
 片手で頬を叩き、シャキッとする。
(これが終われば休日!)
 そう自身を奮起させ、次の獲物を探す。
 とはいえ、所詮は怠惰を呼び起こすだけの雑魔である。
 普段から、真面目……なハンターたちには脅威ではない。

 そのことを示すかのように、Maryarが声を荒げた。
「そんなもんか? あまりにも骨がなさすぎるだろ!」
 Maryarの矢が見事に、バクもどきの胴体を貫く。
 次第に気性が荒くなる彼女の横で、エルは風刃を飛ばす。
 ウィンドガストを前衛に与えてみたが、風の守りは霧には微妙な効き具合だった。
 爆風の方がマシであるが、雑魔が倒れるごとに群れが散っていた。
「……うん。このまま後方支援を続けます」
 エルも先日行われた戦いの中で、少なからず負傷を追っていた。
 無理に前には出ず、なるべくバクもどきから距離を取る。
「めんどうくさいんで、さっさと倒れてくれ」
 エルよりやや前では、奈月が機導砲を放つ。
 なお、気だるそうに見えるのは、霧の影響ではない。
 機導砲がLEDライトから射出されているようにみえるのも、霧の影響ではない。
 ところで、奈月の記憶が違いなければ敵は五匹いたはずである。
 そのうち、二匹は倒れた。二匹はカズマのカードによって足止めを食らっている。
 舞もその片割れに追撃をかけていた。

 では、残り一匹は?
「おっとワルワル団からは、逃げられませんよぉ!」
 答え、逃げ出そうとしていた。
 当然、気がついたヴォーイが剣を突き出して攻撃する。
 薄皮一枚、裂くことができたがバクもどきの脚は止まらない。
 ヴォーイがさらに追い縋る……とそこへ何かが降り立った。
「……これが、終われば」
 休日、と改めて自らを奮起させて剣をふるう。一度ではない、二度だ。
 森の入り口という地形を利用し、まばらな木を蹴りあげて行く手を塞いだのだ。
「そいつで終わりか」
 カズマが首元にカードを射出し、とどめを刺す。
 霧は、すっかり晴れ上がっていた。
「お腹が空きました。アジトに戻ったら、皆さん一緒に食べませんか?」
 戦闘も終わり、落ち着いた様子でMaryarが告げる。
 そろそろ昼下がりといった時間になろうとしていた。


「サチコさん、どうかしたのでしょうか?」
 養生を剥がしながら、風がふと問いかける。
 隣で雑巾を絞っていた奈月が顔を上げて、後ろを見る。
「さぁ」
 視線の先でサチコは殊勝な態度で、舞から選択を教わっているところだった。
 酢が黄ばみに効くとか、知恵袋を静かに聞いているのだ。
「総帥の考えはわからないが……」
 今は、面倒だが掃除を終わらせないとと奈月は言う。
 霧が侵入しないよう念の為に行った目張りや養生を片付ける。
「どんなに面倒でもやることやらないと、いざやる気出した時に出鼻をくじかれるからな……」

 さて、遡ること少し前。
 戦闘場所からアジトまで帰るのに30分かかる。
 その間にボルディアがサチコに向き直っていた。
「おい、サチコ」
 まっすぐに見据えられ、サチコは緊張で身体を強ばらせる。
 説教臭いことは嫌いだが、ボルディアはこの際、言えることを言うつもりであった。
「今回の霧は単にやる気が無くなるってだけだったけどな」
 もしこれが毒ガスだったら、どうなっていたか。
「お付と一緒におっちんでるぜ?」
「え、と」
「テメェはそれで満足か?」
 やや声を荒げるボルディアを前に、サチコは黙す。
 ボルディアはワザと傷を見せるようにして、言葉を続ける。
「俺のこの傷は自分で選択した結果だ。だから誰のせいでもねぇし文句も言わせねぇ」
 だが、である。
「だが、テメェが今やってる事はどんな結果になっても後悔しねぇことなのか? 粋がる前にちったぁ考えてみろ」
「私は……」
 言いかけて口をつぐむ。
 嫌な沈黙が続いき、ボルディアは頭を掻いた。
 沈黙に耐えかねて、ボルディアが口を開こうとした時、ハンターたちが帰ってきた。
 ふと、ボルディアはため息をつくのだった。

 そんなことを知らず、カズマたちはサチコへ料理を教える。
 簡単な料理でも作れれば、生きていける。
 持ってきた食材を何とか組み合わせ、いくつかに仕上げていく。
「蜂蜜と干し肉は意外と相性がよいのです」
 Maryarはちょっとした小技を教えたり。
 中には、うなぎの蒲焼という難敵もいたが、どうなったかは考えてはいけない……。
「調子狂っちゃうなぁ」
 ヴォーイは「ハイ、ヨロコンデ」と調子よく命令を聞こうと思っていた。
 が、当のサチコはあまりにも静かだった。

 この静かさが、何かの前触れとなるのか。
 はたまた、一時的なものなのか。
 サチコ・W・ルサスールの転機は近いのかもしれない。
「かもしれませんよ、タロさん。あ、やっと起き上がりましたか」
「家事は終わりましたよ。サチコも家事を覚えてくれたみたいです」
「……え?」
 起き上がったタロとジロが何が起こったのか把握するまで時間を要したという。
 顔が青くなる2人を風がさらにいぢるのだが、それはまた別のお話。

依頼結果

依頼成功度成功
面白かった! 6
ポイントがありませんので、拍手できません

現在のあなたのポイント:-753 ※拍手1回につき1ポイントを消費します。
あなたの拍手がマスターの活力につながります。
このリプレイが面白かったと感じた人は拍手してみましょう!

MVP一覧

  • 虹の橋へ
    龍崎・カズマka0178
  • ボルディアせんせー
    ボルディア・コンフラムスka0796

重体一覧

参加者一覧

  • 虹の橋へ
    龍崎・カズマ(ka0178
    人間(蒼)|20才|男性|疾影士
  • 行政営業官
    天竜寺 舞(ka0377
    人間(蒼)|18才|女性|疾影士
  • ボルディアせんせー
    ボルディア・コンフラムス(ka0796
    人間(紅)|23才|女性|霊闘士

  • 最上 風(ka0891
    人間(蒼)|10才|女性|聖導士

  • ヴォーイ・スマシェストヴィエ(ka1613
    人間(紅)|27才|男性|霊闘士
  • ルル大学魔術師学部教授
    エルバッハ・リオン(ka2434
    エルフ|12才|女性|魔術師
  • 生身が強いです
    鈴胆 奈月(ka2802
    人間(蒼)|18才|男性|機導師

  • Maryar Cihthay(ka4654
    人間(蒼)|18才|女性|猟撃士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/05/12 06:44:15
アイコン 相談卓
最上 風(ka0891
人間(リアルブルー)|10才|女性|聖導士(クルセイダー)
最終発言
2015/05/14 22:10:07
アイコン 質問卓
最上 風(ka0891
人間(リアルブルー)|10才|女性|聖導士(クルセイダー)
最終発言
2015/05/12 20:05:11