ゲスト
(ka0000)
呼ばれざる番人
マスター:四方鴉

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2014/07/12 15:00
- 完成日
- 2014/07/20 12:52
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
●闇より這い出す石巨人
魔法公害の結果、放棄された研究施設があった。
事故に備え郊外に設置された事が幸いし、人的被害が出る事は無かったがその周辺のマテリアルは異常を来たす。
結果、地域一帯を封鎖。マテリアルが落ち着くまで放棄されるはずだったその施設であったが、先日封鎖が破られている事が確認されたのだ。
「やれやれ、見回りに来たらこれだよ。泥棒でも入ったかね」
「口を動かす暇があったら、もっと良く調べろ。場合によっちゃかなり危険なんだぞ」
2人の男性が言葉を交わし、施設周辺を調査していた。
目的は封鎖解除の原因調査、及び再度の封印の為下調べ、という二点である。
叩き壊された入り口以外に荒れた様子は無く、周囲の調査を終えた2人は再度入り口付近の調査に戻る。
そんな中、片方の男性が首をかしげて呟いていた。
「うーん。こりゃ、道具を使った壊れ方じゃないぞ……馬鹿力で壊したような、そんな壊れ方だ」
ぽっかりと口を開けた入り口、大きく変形、引き剥がされ地面に転がるドアの残骸を見つつ言葉を発する。
言われて見ればその通り、侵入するなら鍵と鎖を破壊するだけで良い筈が無茶苦茶に扉を叩き壊していたのだから。
「ちょっと、妙な事いうなよ。それじゃ、施設の中にやばいのがいるって事じゃ……」
「その可能性は高いな、これは中の調査も……」
「ウォオオオオン!」
本格調査が必要と目星をつけ、どうするか逡巡していた男達に聞こえた凄まじい咆哮。
その声は施設の中、ぽっかりと口を空け闇が覗く入り口から聞こえてきたのだ。
2人の視線が、施設の入り口、闇の奥へと向けられる。
暫しの静寂、そして徐々に聞こえる異質な足音。
その音は人間のものでなく、動物のものでもない。
石と石がこすれあう乾いた音、ようやくその姿を現したのは3mほどの体躯を持った石人形であった。
「なななな、なんだこいつは!?」
「ちょっとまてよ、こんなもの研究所には置いてなかったぞ!?」
圧倒的威圧感、そして向けられた敵意。
単純な石巨人と思えたその姿、しかしながら日の光りを浴びたそれは単一素材の巨人にあらず。
数多の石片、それらをつなぎ合わせる形で蠢く多量の泥が集合し、巨人の形を成していたのだ。
恐怖に支配された2人はそれ以上とどまる事も出来ず、一目散に駆け出しその施設からの撤退を。
侵入者を排除した、といわんばかりに石人形の咆哮が再度、虚空に響いたのは2人の姿が見えなくなってからだった。
●破壊目標、呼ばれざる番人
「いやー、まさか呼んでもない番人が来ちゃうなんて、災難ですね」
集ったハンターを前に、受付嬢が今回の依頼内容について説明する。
今回の目的は廃棄された研究施設、そこに出現した石と泥の身体を持つ雑魔の討伐である。
「実はですねぇ、先に別のハンターさんがかるーく調査してくれちゃってるんですよ。そこで! 分かった事実はっぴょーう!
なんと! この雑魔、泥の形を変えて巨人の形から狼に変形しちゃったり、狙えるなら集中攻撃で押し切ろうとするんです」
敵は巨人、ならば狭い室内なら立ち回りやすいと事前調査に数名のハンターが向かったが、突如四肢を地面に付け獣の如き身体へ変形。
縦横無尽に飛び回り機会あらば巨人に変形、豪腕にて傷ついた者へ追い討ちを仕掛ける相手との戦闘継続は困難と判断、必要な情報収集は出来たと撤退してきていたのだ。
「距離があるならスピードタイプの手数、相手を押し切るならパワータイプと切り替えてきますね。
あと、体が石と泥で出来てるので、石の部分に当たったら攻撃はあんまり効かないみたいです。その辺も注意して作戦考えちゃって下さいな」
戦場、状況に合わせ自らの身体を変化。さらに、当たり所によってはダメージ軽減までしてくる相手。
単体ということではあるが、少々手こずりそうな雑魔である。
「情報としてはこんな所ですね。入り口付近で待機、出てきた所を叩くか中に入って戦うか、その辺はお任せします。
あと、この石巨人が暴れまわったのか施設の中も荒れちゃってますから、別に今更色々壊れても気にしないそうです。それじゃ、頑張って下さいね」
そこまで伝え、彼女は情報を纏めた資料をハンターに手渡し説明を終了。
少々厄介な特性を持つ、雑魔退治に一行を送り出すのであった。
魔法公害の結果、放棄された研究施設があった。
事故に備え郊外に設置された事が幸いし、人的被害が出る事は無かったがその周辺のマテリアルは異常を来たす。
結果、地域一帯を封鎖。マテリアルが落ち着くまで放棄されるはずだったその施設であったが、先日封鎖が破られている事が確認されたのだ。
「やれやれ、見回りに来たらこれだよ。泥棒でも入ったかね」
「口を動かす暇があったら、もっと良く調べろ。場合によっちゃかなり危険なんだぞ」
2人の男性が言葉を交わし、施設周辺を調査していた。
目的は封鎖解除の原因調査、及び再度の封印の為下調べ、という二点である。
叩き壊された入り口以外に荒れた様子は無く、周囲の調査を終えた2人は再度入り口付近の調査に戻る。
そんな中、片方の男性が首をかしげて呟いていた。
「うーん。こりゃ、道具を使った壊れ方じゃないぞ……馬鹿力で壊したような、そんな壊れ方だ」
ぽっかりと口を開けた入り口、大きく変形、引き剥がされ地面に転がるドアの残骸を見つつ言葉を発する。
言われて見ればその通り、侵入するなら鍵と鎖を破壊するだけで良い筈が無茶苦茶に扉を叩き壊していたのだから。
「ちょっと、妙な事いうなよ。それじゃ、施設の中にやばいのがいるって事じゃ……」
「その可能性は高いな、これは中の調査も……」
「ウォオオオオン!」
本格調査が必要と目星をつけ、どうするか逡巡していた男達に聞こえた凄まじい咆哮。
その声は施設の中、ぽっかりと口を空け闇が覗く入り口から聞こえてきたのだ。
2人の視線が、施設の入り口、闇の奥へと向けられる。
暫しの静寂、そして徐々に聞こえる異質な足音。
その音は人間のものでなく、動物のものでもない。
石と石がこすれあう乾いた音、ようやくその姿を現したのは3mほどの体躯を持った石人形であった。
「なななな、なんだこいつは!?」
「ちょっとまてよ、こんなもの研究所には置いてなかったぞ!?」
圧倒的威圧感、そして向けられた敵意。
単純な石巨人と思えたその姿、しかしながら日の光りを浴びたそれは単一素材の巨人にあらず。
数多の石片、それらをつなぎ合わせる形で蠢く多量の泥が集合し、巨人の形を成していたのだ。
恐怖に支配された2人はそれ以上とどまる事も出来ず、一目散に駆け出しその施設からの撤退を。
侵入者を排除した、といわんばかりに石人形の咆哮が再度、虚空に響いたのは2人の姿が見えなくなってからだった。
●破壊目標、呼ばれざる番人
「いやー、まさか呼んでもない番人が来ちゃうなんて、災難ですね」
集ったハンターを前に、受付嬢が今回の依頼内容について説明する。
今回の目的は廃棄された研究施設、そこに出現した石と泥の身体を持つ雑魔の討伐である。
「実はですねぇ、先に別のハンターさんがかるーく調査してくれちゃってるんですよ。そこで! 分かった事実はっぴょーう!
なんと! この雑魔、泥の形を変えて巨人の形から狼に変形しちゃったり、狙えるなら集中攻撃で押し切ろうとするんです」
敵は巨人、ならば狭い室内なら立ち回りやすいと事前調査に数名のハンターが向かったが、突如四肢を地面に付け獣の如き身体へ変形。
縦横無尽に飛び回り機会あらば巨人に変形、豪腕にて傷ついた者へ追い討ちを仕掛ける相手との戦闘継続は困難と判断、必要な情報収集は出来たと撤退してきていたのだ。
「距離があるならスピードタイプの手数、相手を押し切るならパワータイプと切り替えてきますね。
あと、体が石と泥で出来てるので、石の部分に当たったら攻撃はあんまり効かないみたいです。その辺も注意して作戦考えちゃって下さいな」
戦場、状況に合わせ自らの身体を変化。さらに、当たり所によってはダメージ軽減までしてくる相手。
単体ということではあるが、少々手こずりそうな雑魔である。
「情報としてはこんな所ですね。入り口付近で待機、出てきた所を叩くか中に入って戦うか、その辺はお任せします。
あと、この石巨人が暴れまわったのか施設の中も荒れちゃってますから、別に今更色々壊れても気にしないそうです。それじゃ、頑張って下さいね」
そこまで伝え、彼女は情報を纏めた資料をハンターに手渡し説明を終了。
少々厄介な特性を持つ、雑魔退治に一行を送り出すのであった。
リプレイ本文
●待ち受ける者、入り込む者
崩れかかった研究施設の入り口に、8名の男女が集っていた。
「石の巨人とは又難物じゃのう」
「ええ、最初は暗所での戦闘になりますし……気をつけないと」
「しかし、身体を変えられるゴーレムか。面倒な相手だぜ」
ミグ・ロマイヤー(ka0665)が研究施設入り口を覗き込み、周囲の様子を確認。
中は暗く、見通しも悪いことを認めた月架 尊(ka0114)が呟けば、リュー・グランフェスト(ka2419)も距離に合わせて変化する身体を持つ相手を思い、言葉を漏らしていた。
「変形する泥人形かぁ。男子生徒が話してたロボット物のアニメみたいだね」
「昔、日本でやってたアニメで泥みたいに変身してたらしいけど、似たような感じなのかな?」
リアルブルーでの知識、ロボットアニメの存在みたいと椿原 葵(ka2566)が言えば、いやいや、古いアニメで泥タイプな奴がいた、と天竜寺 詩(ka0396)が主張。
ちょっとしたアニメ知識の披露会となっていた。
「さて、かかろうか」
「そうっすね、待ち伏せする人はよろしくっす」
そんな中、入り口周辺の障害物を確認、突入し相手をおびき出す準備を完了していたヤーコフ・ズダーノフスキー(ka2364)とNo.96(ka2060)。
「それでは、参りましょう。マテリアルの異常も御座いますし、何が起こるか分かりませんわ。ご注意あそばせ」
仲間を見渡し、シェリア・プラティーン(ka1801)が言葉を発する。
内部への突入班、待ちうけ相手を釣りだした後一斉攻撃する面々と二手に分かれ、ゴーレム雑魔退治は開始されるのであった。
●邂逅するは巨狼の番人
「壁はある程度頑丈か……足元の瓦礫に注意したいところだな」
「一応、隅には寄せておきましたけど……曲がり角や物陰が多いですわね」
足場を確認、帰路を示す紙を壁に貼り付けつつヤーコフが呟けば、シャインにて光源確保、なるべく奥まで照らそうと武器を掲げるシェリア。
周りを見れば、最前列で襲撃を警戒するクロことNo.96と尊が得物を構えて進み、後方に位置するミグが距離を計る布陣。
慎重に進む中、最前列の尊がその異変に気付いていた。
「と、あの影は……いけない、狼になっている!」
遮蔽物を利用しつつ移動していた尊が物陰から出た存在を視認、声を上げて警戒を促す。
ハンター達が発見する前に、施設内を照らす光りに反応。侵入者の存在に気付いたが故に巨狼モードを取り、一気に近づくつもりだったのだろう。
「まだ距離はあるのじゃ。まずは下がりつつ一気に入り口まで引きつけるんじゃ」
かなりの遠方、今から接近して巨人モードに変形させて引きつけるなら入り口までの誘導に時間がかかると判断したミグ。
既に変形された以上、初手を巨狼モードで攻撃されるのは止む無し、ならば少しでも早く施設の外へ引きずり出す事を選択。
事前に瓦礫を退けつつ進んだ事もあり、幸いにも後退は容易。
5人は先ず一気に後退、追い縋る巨狼との距離が詰まった所でクロが反転、初手の攻撃を受け止めていた。
「ちょっと予定が狂ったっすけど、正義の味方(見習い)参上っす! 悪の番人覚悟っすよー!」
噛み付いてきた巨狼の一撃をジャマダハルにて受けつつ、反撃に蹴りを叩き込むクロ。
距離が肉薄した以上、次手の行動は想定どおり、巨狼の身体は大きく変化し巨人の形へ転じていく。
「此度はわたくしが! 白金の名の下に討ち滅ぼして差し上げますわ!」
被弾した者を入れ替え、一人が集中攻撃されぬよう動くシェリア。
巨人が狙おうとしたクロは既に後退、追いかけての攻撃が出来ぬ状況下であり狙える相手はシェリアのみ。
ならば、その拳を叩き込む相手は彼女以外に無いと巨人は接近、力任せに振り下ろすがシェリアは翳した盾でがっしりと受け止めていた。
「くっ、流石に一撃一撃が重いですわね! 直撃を受けたら危険ですわ!」
膝を沈め、衝撃を全身のバネを用いて殺したシェリアが叫ぶ。
だが、ここは狭い通路。巨人の格闘は正面目掛け突き出す程度しか自由が利かず、その狙いは単調。
軌道が予想しやすいならば防御も回避も容易いと彼女は続け、次に攻撃を引きつける尊とその立ち居地を入れ替えていた。
「わっと、危ない危ない。腕をやられちゃ、日本刀を振れませんからね」
巨人が拳を振り上げたタイミングで崩れた壁の一角へ跳躍、崩れ落ち窪んだ部分を足場に再度飛べば、彼が足場にした場所に突き刺さる巨人の拳。
左右の動きに、上下の軌道を加えた三次元の動きで回避したまま彼は後退、巨人の姿を維持させたまま施設入り口へ誘導する。
誰かが攻撃を受ければ別の者が距離を詰め、相手の攻撃を引き受けるローテーション。
消耗を最小限に抑えつつ、一行は施設の外へ巨人を誘導するのであった。
●誘い出された巨人
「泥んこ遊びはもう卒業したんだから。泥人形なんて頑張って倒しちゃうよ!」
施設の外へ出た巨人。
日の光りを浴びた直後その体に光弾が飛来、衝撃と共に少量の泥と石が飛び散っていた。
不意打ちを仕掛けたのは、施設の外で待ち構えていた詩。
仲間の撤退を感知、施設の入り口から距離を取っていた彼女は最高ののタイミングで不意打ちを成功させていたのだ。
「前ばっかり見てるなよ、こっちだ!」
直後、巨人の側面に飛び掛るはリュー。
意識していないタイミング、側面攻撃という二点が合わさり彼の攻撃は的確に泥の部位へその剣を突き立てていた。
「それじゃ私も、張り切っていくよ! 椿原葵……参るわ……」
そして、待ち受けていた3人目。葵も同じく側面からの強襲を。
姿勢を低く、無駄な歩を踏まず一直線に巨人へ接近。そのまま流れる様に、振りぬかれた斬撃は泥の部位を引き裂き、飛沫が周囲に飛び散るのであった。
追いかけた筈が一転、逆に不意打ちを受ける形となった石巨人。
猛攻を受けつつも反撃にリュー目掛けその拳を振り下ろすが、盾を翳したリューがその攻撃をガッシリとガード。
「守る事こそ戦士の、騎士の仕事だ。自分の身も守れねえで、何が騎士かよ!」
自身を鼓舞し、攻撃を受け止めるリュー。
移動を棄てて守りに徹した彼を退けるのは破壊力に秀でた石巨人でも容易ではなく、その間に遠距離攻撃手段を持つ面々が攻撃を。
「ここまで来たんじゃ、遊んで行くがよいぞ」
仲間の強化を終えたミグが笑い、銀の銃身煌かせ魔導銃の引き金を引く。
乾いた発砲音と共に銃弾が飛来、惜しくも泥の部位には命中しないが石片が飛び散り、ダメージを与えている事を物語る。
「っしゃ、行くっすよー! 俺流……ランアウトォ!」
続けて攻撃に移るのは、敵をつり出し反転を終えたクロ。
クラウチングスタートの構えから気合を入れ、一直線に巨人に突っ込み駆け抜ける。
すれ違い様に一閃、そして後方に回り込みつつ回し蹴り、そして得物を振り上げる連続攻撃。
「うへー硬いっすねー」
反撃を避けるべく離脱、攻撃を仕掛けた際に石の部分にばかり当たったのか硬い物に金属をぶつけた衝撃。
その痺れを取ろうと彼は腕を大きく振り、次の攻撃機会を伺っていた。
●猛攻と猛攻
「大丈夫? 無理しないでね」
「傷はわたくしが癒しますわ。一旦下がって下さいまし」
前線で攻撃を受け続けたリューを癒すべく、詩とシェリアが声をかける。
その言葉に従い彼は一時後退、両者から流れ込む癒しの力は光りとなってリューを包み、その傷を塞いでいく。
「代わりは私が務めよう。此方だ、石巨人」
下がったメンバーの穴を埋めるはヤーコフ。
後衛が狙われぬよう、攻撃を棄て巨人の後方に回り込み相手を挑発。
踏み込める位置にはヤーコフしか居らず、攻撃対象を彼に変更した石巨人はヤーコフ以外のハンターと距離が離れる事も厭わず彼に接近、その圧倒的質量を持った腕を振り下ろしていた。
「次の攻撃はボクが受けますよ、ヤーコフさん」
「あたしもまだまだ余裕があるしね、無理しないでよ」
一撃を受け、膝を付いたヤーコフを援護すべく動いた尊と葵。
ヤーコフを追った石巨人の後方から同時に接近、左右から同時にその斬撃を繰り出せば、一撃を受けた末端より石片と泥が同時に零れ落ちていく。
「ようし、強化はしたぞ、いくのじゃ!」
「第二ラウンド、いくっすよー!」
ここが勝機、一気呵成に攻め立てる機会到来と踏んだミグ。
最も距離の近いアタッカーとしてクロに攻性強化、自身のマテリアルを流し込みその力を高めれば、援護を受けてクロが突撃。
相手の巨体を利用して駆け上がり、その脳天目掛け踵落としを。
強烈な衝撃に体が痺れるも、着地と同時に相手の膝へサマーソルトキック、そしてパンチングダガーの別名を持つ、ジャマダハルをしっかりと握りこんでのストレート。
強引にねじ込まれたその刀身、一拍置いて泥が血液のように刀身を、そしてクロの腕まで汚すように流れ落ちるがハンター達の攻勢は止まらない。
「今度はこっちだぜ、防いでみな!」
仲間からの回復を受け、再度突撃するリュー。
ロングソードを振り上げ、力任せに振り下ろすと見せかけて盾の影に腕を隠し軌道を変更。
一度降ろした腕を振り上げる形にて剣を振るい、身を守るべく上方に石片を集結させた虚を突き、泥の露出した部位を突き上げる。
軟らかい物を抉る感覚、そして飛び散る泥はその一撃が的確にダメージを与えた事を物語っていた。
「グオォオオ!」
消耗、被弾、欠損。
猛攻を受け、反撃を試みる石巨人の攻撃ではあったが振り上げた拳を葵がアッサリと回避、直後に彼女の反撃が。
「おっとと……一発の威力は高いけど……隙だらけ……狙いは外さないよ……」
振り下ろされた拳が地面にめり込み、ひび割れを起こす。
その衝撃はかなりの物だが、外した場合に生じた隙は大きく葵は容赦なく巨人に接近、腕関節の繋ぎ目、泥の露出した部位へショートソードを突き立てていた。
「さて、私も攻撃に移るかな」
被弾する石巨人に追い討ちを仕掛けるのはヤーコフ。
ダメージを負いつつも距離を取り、連続被弾の可能性が無くなったタイミングでの攻撃は狙い済ました銃器の一撃。
火薬量を増大させたその銃弾は、銃口から派手なマズルフラッシュと共に発射、泥の部分を撃ち貫き、飛沫と石片を派手に周囲へ撒き散らかす。
「チャンスですね、このままいきましょう」
「そうだね、あと少しって感じだよ」
ぐらりとよろめく巨体を視認、このまま押し切るべく尊が相手と距離を詰め、虚空に一閃。
日本刀を真一文字に振りぬけば、上空高く飛び上がる巨人の右腕。
更に、詩が生み出した光りの弾丸が容赦なくその身体を削り取り、多量の石片が周囲へ無秩序にばら撒かれていく。
「さあ、終わりに致しましょう……守れていない、脆いのは……ココですわねッ!」
崩壊しつつある石巨人、それを確実に止めるべく攻撃に加わるシェリア。
マテリアルにて全身の力を活性化、自らを、そして仲間を守ってきたその盾で崩落しつつある石の隙間、泥の部分を殴りつければそれが致命の一撃に。
内部から水泡が湧き上がるよう、くぐもった音が響けば片腕、両足の末端から石巨人の身体は崩壊を。
まだ、自分は戦える事を示そうと左腕を振り上げ、歩み始めるもその崩壊は止められず。
バラバラと数多の石片を崩落させつつ、その身体は泥へと転じ最後には跡形も無く消失するのであった……
●戦の後に
「あれ、どうしたのかな……?」
敵の消滅、安全の確保と同時に詩が力なくへたり込む。
戦いの間は感じなかったが雑魔と初めての戦い、無意識に緊張しきっていた糸が切れ、力が入らなくなったのだろう。
「はー、しっかし。歪虚でなければ自宅工房の門番をさせたかったんじゃが……」
今回の敵に対し、世の中ままならない、と嘆息するミグ。
まあ、工房は丸焼け状態ですので番人よりも再建が大事、門番は二の次三の次ではあるが、いつかはこういった巨人を機導で創造したいと意欲を燃やしていた。
「奴に感情や心があるか、窺い知る事は不可能だろうが。職務を全とうしようとする者だったのだ、尊敬には値する、かね」
「そうっすね。でも、もう終わったっす。アイツにはお疲れ様、もう休むように、って言いたいっすよ」
崩れ落ち、跡形も無く消滅するも役割を実行していた敵を思いヤーコフが、そしてクロが言葉を紡ぐ。
本当にここを守る為の存在だったのか、それとも別の何かだったのか知る術はないが、一つの雑魔が消失した事は事実である。
「よーっし、終わったね。それじゃ、引き上げよっか?」
ぐっと身体を伸ばし、葵が引き上げを皆に促す。
その言葉にリューが頷けば、シェリアが適当な瓦礫を施設入り口に積み上げ簡易の封印、そしてへたり込んでいた詩を尊が立たせ撤収の準備を完了。
ハンター達の役目は終わり、マテリアルの異常が治まるまで、この施設には静寂が訪れるだろう……
崩れかかった研究施設の入り口に、8名の男女が集っていた。
「石の巨人とは又難物じゃのう」
「ええ、最初は暗所での戦闘になりますし……気をつけないと」
「しかし、身体を変えられるゴーレムか。面倒な相手だぜ」
ミグ・ロマイヤー(ka0665)が研究施設入り口を覗き込み、周囲の様子を確認。
中は暗く、見通しも悪いことを認めた月架 尊(ka0114)が呟けば、リュー・グランフェスト(ka2419)も距離に合わせて変化する身体を持つ相手を思い、言葉を漏らしていた。
「変形する泥人形かぁ。男子生徒が話してたロボット物のアニメみたいだね」
「昔、日本でやってたアニメで泥みたいに変身してたらしいけど、似たような感じなのかな?」
リアルブルーでの知識、ロボットアニメの存在みたいと椿原 葵(ka2566)が言えば、いやいや、古いアニメで泥タイプな奴がいた、と天竜寺 詩(ka0396)が主張。
ちょっとしたアニメ知識の披露会となっていた。
「さて、かかろうか」
「そうっすね、待ち伏せする人はよろしくっす」
そんな中、入り口周辺の障害物を確認、突入し相手をおびき出す準備を完了していたヤーコフ・ズダーノフスキー(ka2364)とNo.96(ka2060)。
「それでは、参りましょう。マテリアルの異常も御座いますし、何が起こるか分かりませんわ。ご注意あそばせ」
仲間を見渡し、シェリア・プラティーン(ka1801)が言葉を発する。
内部への突入班、待ちうけ相手を釣りだした後一斉攻撃する面々と二手に分かれ、ゴーレム雑魔退治は開始されるのであった。
●邂逅するは巨狼の番人
「壁はある程度頑丈か……足元の瓦礫に注意したいところだな」
「一応、隅には寄せておきましたけど……曲がり角や物陰が多いですわね」
足場を確認、帰路を示す紙を壁に貼り付けつつヤーコフが呟けば、シャインにて光源確保、なるべく奥まで照らそうと武器を掲げるシェリア。
周りを見れば、最前列で襲撃を警戒するクロことNo.96と尊が得物を構えて進み、後方に位置するミグが距離を計る布陣。
慎重に進む中、最前列の尊がその異変に気付いていた。
「と、あの影は……いけない、狼になっている!」
遮蔽物を利用しつつ移動していた尊が物陰から出た存在を視認、声を上げて警戒を促す。
ハンター達が発見する前に、施設内を照らす光りに反応。侵入者の存在に気付いたが故に巨狼モードを取り、一気に近づくつもりだったのだろう。
「まだ距離はあるのじゃ。まずは下がりつつ一気に入り口まで引きつけるんじゃ」
かなりの遠方、今から接近して巨人モードに変形させて引きつけるなら入り口までの誘導に時間がかかると判断したミグ。
既に変形された以上、初手を巨狼モードで攻撃されるのは止む無し、ならば少しでも早く施設の外へ引きずり出す事を選択。
事前に瓦礫を退けつつ進んだ事もあり、幸いにも後退は容易。
5人は先ず一気に後退、追い縋る巨狼との距離が詰まった所でクロが反転、初手の攻撃を受け止めていた。
「ちょっと予定が狂ったっすけど、正義の味方(見習い)参上っす! 悪の番人覚悟っすよー!」
噛み付いてきた巨狼の一撃をジャマダハルにて受けつつ、反撃に蹴りを叩き込むクロ。
距離が肉薄した以上、次手の行動は想定どおり、巨狼の身体は大きく変化し巨人の形へ転じていく。
「此度はわたくしが! 白金の名の下に討ち滅ぼして差し上げますわ!」
被弾した者を入れ替え、一人が集中攻撃されぬよう動くシェリア。
巨人が狙おうとしたクロは既に後退、追いかけての攻撃が出来ぬ状況下であり狙える相手はシェリアのみ。
ならば、その拳を叩き込む相手は彼女以外に無いと巨人は接近、力任せに振り下ろすがシェリアは翳した盾でがっしりと受け止めていた。
「くっ、流石に一撃一撃が重いですわね! 直撃を受けたら危険ですわ!」
膝を沈め、衝撃を全身のバネを用いて殺したシェリアが叫ぶ。
だが、ここは狭い通路。巨人の格闘は正面目掛け突き出す程度しか自由が利かず、その狙いは単調。
軌道が予想しやすいならば防御も回避も容易いと彼女は続け、次に攻撃を引きつける尊とその立ち居地を入れ替えていた。
「わっと、危ない危ない。腕をやられちゃ、日本刀を振れませんからね」
巨人が拳を振り上げたタイミングで崩れた壁の一角へ跳躍、崩れ落ち窪んだ部分を足場に再度飛べば、彼が足場にした場所に突き刺さる巨人の拳。
左右の動きに、上下の軌道を加えた三次元の動きで回避したまま彼は後退、巨人の姿を維持させたまま施設入り口へ誘導する。
誰かが攻撃を受ければ別の者が距離を詰め、相手の攻撃を引き受けるローテーション。
消耗を最小限に抑えつつ、一行は施設の外へ巨人を誘導するのであった。
●誘い出された巨人
「泥んこ遊びはもう卒業したんだから。泥人形なんて頑張って倒しちゃうよ!」
施設の外へ出た巨人。
日の光りを浴びた直後その体に光弾が飛来、衝撃と共に少量の泥と石が飛び散っていた。
不意打ちを仕掛けたのは、施設の外で待ち構えていた詩。
仲間の撤退を感知、施設の入り口から距離を取っていた彼女は最高ののタイミングで不意打ちを成功させていたのだ。
「前ばっかり見てるなよ、こっちだ!」
直後、巨人の側面に飛び掛るはリュー。
意識していないタイミング、側面攻撃という二点が合わさり彼の攻撃は的確に泥の部位へその剣を突き立てていた。
「それじゃ私も、張り切っていくよ! 椿原葵……参るわ……」
そして、待ち受けていた3人目。葵も同じく側面からの強襲を。
姿勢を低く、無駄な歩を踏まず一直線に巨人へ接近。そのまま流れる様に、振りぬかれた斬撃は泥の部位を引き裂き、飛沫が周囲に飛び散るのであった。
追いかけた筈が一転、逆に不意打ちを受ける形となった石巨人。
猛攻を受けつつも反撃にリュー目掛けその拳を振り下ろすが、盾を翳したリューがその攻撃をガッシリとガード。
「守る事こそ戦士の、騎士の仕事だ。自分の身も守れねえで、何が騎士かよ!」
自身を鼓舞し、攻撃を受け止めるリュー。
移動を棄てて守りに徹した彼を退けるのは破壊力に秀でた石巨人でも容易ではなく、その間に遠距離攻撃手段を持つ面々が攻撃を。
「ここまで来たんじゃ、遊んで行くがよいぞ」
仲間の強化を終えたミグが笑い、銀の銃身煌かせ魔導銃の引き金を引く。
乾いた発砲音と共に銃弾が飛来、惜しくも泥の部位には命中しないが石片が飛び散り、ダメージを与えている事を物語る。
「っしゃ、行くっすよー! 俺流……ランアウトォ!」
続けて攻撃に移るのは、敵をつり出し反転を終えたクロ。
クラウチングスタートの構えから気合を入れ、一直線に巨人に突っ込み駆け抜ける。
すれ違い様に一閃、そして後方に回り込みつつ回し蹴り、そして得物を振り上げる連続攻撃。
「うへー硬いっすねー」
反撃を避けるべく離脱、攻撃を仕掛けた際に石の部分にばかり当たったのか硬い物に金属をぶつけた衝撃。
その痺れを取ろうと彼は腕を大きく振り、次の攻撃機会を伺っていた。
●猛攻と猛攻
「大丈夫? 無理しないでね」
「傷はわたくしが癒しますわ。一旦下がって下さいまし」
前線で攻撃を受け続けたリューを癒すべく、詩とシェリアが声をかける。
その言葉に従い彼は一時後退、両者から流れ込む癒しの力は光りとなってリューを包み、その傷を塞いでいく。
「代わりは私が務めよう。此方だ、石巨人」
下がったメンバーの穴を埋めるはヤーコフ。
後衛が狙われぬよう、攻撃を棄て巨人の後方に回り込み相手を挑発。
踏み込める位置にはヤーコフしか居らず、攻撃対象を彼に変更した石巨人はヤーコフ以外のハンターと距離が離れる事も厭わず彼に接近、その圧倒的質量を持った腕を振り下ろしていた。
「次の攻撃はボクが受けますよ、ヤーコフさん」
「あたしもまだまだ余裕があるしね、無理しないでよ」
一撃を受け、膝を付いたヤーコフを援護すべく動いた尊と葵。
ヤーコフを追った石巨人の後方から同時に接近、左右から同時にその斬撃を繰り出せば、一撃を受けた末端より石片と泥が同時に零れ落ちていく。
「ようし、強化はしたぞ、いくのじゃ!」
「第二ラウンド、いくっすよー!」
ここが勝機、一気呵成に攻め立てる機会到来と踏んだミグ。
最も距離の近いアタッカーとしてクロに攻性強化、自身のマテリアルを流し込みその力を高めれば、援護を受けてクロが突撃。
相手の巨体を利用して駆け上がり、その脳天目掛け踵落としを。
強烈な衝撃に体が痺れるも、着地と同時に相手の膝へサマーソルトキック、そしてパンチングダガーの別名を持つ、ジャマダハルをしっかりと握りこんでのストレート。
強引にねじ込まれたその刀身、一拍置いて泥が血液のように刀身を、そしてクロの腕まで汚すように流れ落ちるがハンター達の攻勢は止まらない。
「今度はこっちだぜ、防いでみな!」
仲間からの回復を受け、再度突撃するリュー。
ロングソードを振り上げ、力任せに振り下ろすと見せかけて盾の影に腕を隠し軌道を変更。
一度降ろした腕を振り上げる形にて剣を振るい、身を守るべく上方に石片を集結させた虚を突き、泥の露出した部位を突き上げる。
軟らかい物を抉る感覚、そして飛び散る泥はその一撃が的確にダメージを与えた事を物語っていた。
「グオォオオ!」
消耗、被弾、欠損。
猛攻を受け、反撃を試みる石巨人の攻撃ではあったが振り上げた拳を葵がアッサリと回避、直後に彼女の反撃が。
「おっとと……一発の威力は高いけど……隙だらけ……狙いは外さないよ……」
振り下ろされた拳が地面にめり込み、ひび割れを起こす。
その衝撃はかなりの物だが、外した場合に生じた隙は大きく葵は容赦なく巨人に接近、腕関節の繋ぎ目、泥の露出した部位へショートソードを突き立てていた。
「さて、私も攻撃に移るかな」
被弾する石巨人に追い討ちを仕掛けるのはヤーコフ。
ダメージを負いつつも距離を取り、連続被弾の可能性が無くなったタイミングでの攻撃は狙い済ました銃器の一撃。
火薬量を増大させたその銃弾は、銃口から派手なマズルフラッシュと共に発射、泥の部分を撃ち貫き、飛沫と石片を派手に周囲へ撒き散らかす。
「チャンスですね、このままいきましょう」
「そうだね、あと少しって感じだよ」
ぐらりとよろめく巨体を視認、このまま押し切るべく尊が相手と距離を詰め、虚空に一閃。
日本刀を真一文字に振りぬけば、上空高く飛び上がる巨人の右腕。
更に、詩が生み出した光りの弾丸が容赦なくその身体を削り取り、多量の石片が周囲へ無秩序にばら撒かれていく。
「さあ、終わりに致しましょう……守れていない、脆いのは……ココですわねッ!」
崩壊しつつある石巨人、それを確実に止めるべく攻撃に加わるシェリア。
マテリアルにて全身の力を活性化、自らを、そして仲間を守ってきたその盾で崩落しつつある石の隙間、泥の部分を殴りつければそれが致命の一撃に。
内部から水泡が湧き上がるよう、くぐもった音が響けば片腕、両足の末端から石巨人の身体は崩壊を。
まだ、自分は戦える事を示そうと左腕を振り上げ、歩み始めるもその崩壊は止められず。
バラバラと数多の石片を崩落させつつ、その身体は泥へと転じ最後には跡形も無く消失するのであった……
●戦の後に
「あれ、どうしたのかな……?」
敵の消滅、安全の確保と同時に詩が力なくへたり込む。
戦いの間は感じなかったが雑魔と初めての戦い、無意識に緊張しきっていた糸が切れ、力が入らなくなったのだろう。
「はー、しっかし。歪虚でなければ自宅工房の門番をさせたかったんじゃが……」
今回の敵に対し、世の中ままならない、と嘆息するミグ。
まあ、工房は丸焼け状態ですので番人よりも再建が大事、門番は二の次三の次ではあるが、いつかはこういった巨人を機導で創造したいと意欲を燃やしていた。
「奴に感情や心があるか、窺い知る事は不可能だろうが。職務を全とうしようとする者だったのだ、尊敬には値する、かね」
「そうっすね。でも、もう終わったっす。アイツにはお疲れ様、もう休むように、って言いたいっすよ」
崩れ落ち、跡形も無く消滅するも役割を実行していた敵を思いヤーコフが、そしてクロが言葉を紡ぐ。
本当にここを守る為の存在だったのか、それとも別の何かだったのか知る術はないが、一つの雑魔が消失した事は事実である。
「よーっし、終わったね。それじゃ、引き上げよっか?」
ぐっと身体を伸ばし、葵が引き上げを皆に促す。
その言葉にリューが頷けば、シェリアが適当な瓦礫を施設入り口に積み上げ簡易の封印、そしてへたり込んでいた詩を尊が立たせ撤収の準備を完了。
ハンター達の役目は終わり、マテリアルの異常が治まるまで、この施設には静寂が訪れるだろう……
依頼結果
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ヤーコフ・ズダーノフスキー(ka2364)
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/08 00:05:16 |
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作戦相談卓 月架 尊(ka0114) 人間(リアルブルー)|16才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2014/07/12 08:16:24 |