活字とインクのにおい

マスター:天田洋介

シナリオ形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
少なめ
相談期間
5日
締切
2015/07/20 19:00
完成日
2015/07/26 22:56

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 グラズヘイム王国の第六街区。
 うらぶれた共同住宅の一室に一人の自称物書きが住んでいた。二十五歳の男性、名をユマーリという。
「ここもだめか」
 自作小説の紙束を抱えて方々の版元を巡ってみたもののすべて断られる。大方の感想は今時こんな古くさい友情物語など誰も読みはしないといったものだ。
 ため息をついて財布の中身を確かめる。残っていたのは硬貨数枚だけ。その晩は投げ売りになっていた堅いパンで空腹を凌いだ。
 ベットに横たわりながら窓からぼんやりと夜空の月を眺める。生きていくためにはとにかく金を稼がなくてはならなかった。
 調理の腕にはそれなりに覚えがある。翌日、街角で見かけた貼り紙を頼りに酒場を訪ねてみると雇ってもらえた。
「面白いわ、この物語。トーランアの邂逅」
「そ、そうかい?」
 数日後、物語が好きとだといっていた同僚の女性ララに小説を呼んでもらう。社交辞令かも知れないが誉められたことにユマーリは喜んだ。
「いくつも版元を回ってみたんだけど芳しくなくてね」
「勿体ないわね」
 ある日、ララが興味深い話を持ってきてくれる。休日に二人で向かった先は埃と蜘蛛の巣ばかりの倉庫のような場所だった。
「本当に使って構わないのかい?」
「持ち主の許可はとっているから大丈夫。でもインクや紙の在庫はないから何とかしないといけないわね。裁断機の刃も研がないとまずいっていってたかな」
 そこは数年前まで印刷所だった。棚に並んでいたたくさんの金属製の小さな棒は活字である。活版の印刷機も大丈夫そうだ。
 それからのユマーリは酒場の仕事を頑張ってインクや紙代を稼ぐ。ララもお金を用立てるといってくれたが遠慮する。
 休日に二人で活字を拾って版を組んで紙に印刷していった。
 活字の数に余裕がないので版をまとめて用意することができない。それでも時間をかければ何とかなる。そう考えて少しずつ作業を進めてきたのだが事態は急変した。
「あと三週間か」
「仕事が終わった後に活字を拾っても……間に合いそうもないわね」
 建物の持ち主から急遽買い手が決まったと連絡が届いたのである。
 元々が無料で貸してもらっていた。三週間の猶予もかなり譲歩してくれたものだ。これ以上を願うのは我が儘である。
「活字を組むのは根気がいるからね。大変だから誰にでも頼めるものじゃないし、元々友達が少ないし」
「人手を用意するのならいい手があるわ。ハンターのみなさんにお願いするのよ」
 ララは自分のお金でハンターズソサエティーに依頼するといいだした。
「しかし……」
「ここまでやったんだから私だって本になったところがみたいわ」
 かかった費用は必ず返すとユマーリはララに約束する。ララは困った表情をしながら「うん」と頷いた。
 翌日、ララがハンターズソサエティー支部を訪ねる。依頼したハンターがやって来たのはそれから六日後のこと。立ち退きの日まで残り十四日となっていた。

リプレイ本文


 早朝の王都。ハンター一行は第六街区でマル印刷所の看板が掲げられた建物を探し当てた。
 依頼引き受けの際に建物の奥まで勝手に立ち入ってよいと伝えられている。外観は傷んでいたものの内部は掃除が行き届いていた。
「よろしくお願いしますね。私がララですわ」
「よく来て下さいました。ユマーリと申します」
 依頼者の娘ララの他にユマーリという青年もいる。彼の書いた小説を製本するのが今回の依頼だ。挨拶もそこそこに製本の手順を教えてもらう。
「金属製の小さな棒が活字です。これを枠に並べて印刷して本にするんです」
 ユマーリが棚に並んでいる活字を手にとってハンター達に見せる。
「かなり手間が掛かりますね。それでも、写本よりは楽なのでしょうが」
 レオン・フォイアロート(ka0829)は受け取った活字を凝視した。
「お世話になっている商家でこちらの文字も嗜みましたけれども」
 ユーリカ・エウレーナ(ka2611)は机に置かれていた完成済みの組版を眺める。紙に印刷して正常になるようどれも鏡文字だ。
 ナイフの刀身に組版を写してみるが非常に見にくかった。ユマーリによれば間違い探しをするには面倒でも試し刷りが一番らしい。
「こちらにある二台が製本の機械なのね」
「糸を通すとこんな感じになりますわ」
 製本機に興味を示したエルティア・ホープナー(ka0727)にララが説明する。
「手分けしようにも活字の取り合いにならないかな? それに製本の機械も二つしかないし」
 黛・深墨(ka5318)の意見はもっともだった。そこで就寝時間をずらして交代で作業を行うこととなる。
 ともあれ活字を拾って版を組み、それを印刷するまでの工程を全員が覚える必要があった。
「すでに植字した組版でこちらを刷ってみますね。こうやって組み込むんです」
「インクはこちらに足しておけばローラーに染みこみますわ」
 ユマーリが印刷機を手動で動かす。そこにララが紙を一枚ずつ差し込んだ。歯車が精密な動きを繰り返して紙に印刷がなされる。
「かなり大きな音がするのね」
「分担して昼夜の作業をするとしても、深夜の印刷は控えた方がよさそうだな」
 エルティアとレオンが印刷されたばかりの頁を眺めた。くっきりとした黒い文字からは迫力が感じられる。
「レオンさんが仰るように夜遅くの作業は組版に徹しますね」
「夜間の作業は俺がやろう。ランタンは用意してきたからな」
 ユーリカと黛深墨は作業の分担を一部見直す。
「できればずっと製本していたのですが」
「休暇をとるには心苦しい状況なのですわ」
 ユマーリとララは今後の生活のためにも酒場の仕事は休めなかった。とはいえ製本も立ち退きまでには終わらせたい。そこで二人の勤務時間をできるだけずらしてもらうことにする。
 昼間はララに、夜間はユマーリにこちらへ出向いてもらう。今日のように休みともなれば二人ともここに籠もって一日中製本に携わる。
「インクの適量はこのぐらいで」
「手の汚れは常に気をつけないといけませんね」
 ユマーリの指示の元、ユーリカと黛深墨が印刷機を動かす。印刷が綺麗に仕上がっていくのはとても気持ちがよかった。
「まずは活字を拾うのよね。よく確かめてっと」
「私は英雄譚を読むなんだが、こうやって本が作られていくのだな」
 エルティアとレオンは原稿に目を通しながらステッキと呼ばれる道具の上に活字を拾っていく。それをさらにゲラに移して組版にしなければならない。インテルと呼ばれる長細い金属板を差し込んで行間を作る。
 完成したら試し刷りをして文章に間違いがないか眼を凝らす。自分だけでなく仲間にも確認してもらうのがとても重要だ。
「こちらの作業も結構時間をとられるの」
 ララによれば崩した組版の活字を棚に戻す作業が非常に面倒とのこと。実際、ユーリカがやってみる。
(故郷のパソコンやプリンターでは絶対にあり得ない作業ですね……)
 ララの言うとおり想像していた以上に大変な作業だった。


 最悪、立ち退きまでに印刷した頁を製本機でまとめておけばなんとかなる。裁断機を無理矢理ユマーリかララの住処へと運び込んで後はゆっくりと一冊ずつ仕上げていけばよいからだ。もちろんすべてを仕上げるに越したことはない。
 印刷機が実質使えなくなる宵の口までに組版済みの頁をすべて刷り終わるのが理想的な時間配分といえる。
 夜の時間帯は静かに行える活字の整頓、そして活字拾いによる組版に費やす。翌朝からは夜の間に組んだ組版を印刷していく。それが終わってから宵の口までの時間を逆算して必要分の組版を行って刷る。
 慣れない作業故に失敗も当然あり得た。活字の拾い間違い、並べ間違いはもちろんだが、天地逆などの印刷の失敗もかなり手痛い。
 最初の印刷なら刷り直せばよいのだが、すでに裏面の印刷が終わっていると作業が倍になってしまう。更に裏面の組版が崩してあった場合は最悪だ。活字拾いからのやり直しは精神的にかなり堪えた。
「お茶にしましょうね」
「酒場で作ってきた肉と野菜のスープです。口に合えばいいのですが」
 気を遣っているのかララとユマーリが休憩時に自分達の失敗談を語る。実際、印刷ミスで使い物にならなくなった紙が山となって作業場の隅に積まれていた。
「活字が足りなくて途中までの組版が一つあるわ。今刷っているのが終わったらすぐに回してもらえるかしら?」
 紅茶を飲むエルティアの傍らには何かしらの本が必ず置かれている。彼女は自ら宣言している活字中毒のビブロフィリアだ。
「印刷は残り五十頁だったはずだ。作業を再開したらすぐに渡せるだろう」
 ララと組んで印刷を担当していたレオンがエルティアに答える。
「わたくしは今の組版が終わったら日が暮れないうちに買い出しにいってきますね。今晩の夜食ですが、ツナ缶がありますのでパンや葉野菜を使ってツナサンドはどうでしょうか?」
「それはうまそうだ。適度の息抜きは必要だからな。疲労はできるだけ溜まらないように気をつけなければ」
 ユーリカと黛深墨はユマーリと一緒に深夜二時頃まで作業を続ける予定だ。組版を八つ仕上げておくのが今夜の目標である。
「頑張りすぎるのはよくありません。ほどほどににしてくださいね」
「明日のお店は昼過ぎだから大丈夫。寝る時間は充分にあります」
 ハンター達は最初から何となく気づいていたが、数日一緒にいてはっきりとわかったことがあった。それはララがユマーリに惚れていること。ユマーリもララのことを憎からずのようだ。
 二人の今後はもうしばらく見守るとして、ハンター達も組版と印刷に勤しんだ。だんだんと慣れていって失敗が減っていく。
 印刷までの作業がすべてが終わったのは立ち退きの六日前だった。


 印刷機に比べて製本機や裁断機程度の作業音は大したことはなかった。気を使えさえすれば深夜に行っても問題はない。ここからは時間帯を気にせずに作業に専念できる。
「抜けはありませんね」
「ユマーリ、大丈夫だわ」
 これまで印刷した頁を棚や机などを使い切ってすべて並べた。間違えないよう順番に取っていく。まずは全員で取りかかって五十部分をひとまとめにした。
 すべて済ませたいところだが三百部だと作業場内の置き場所に困る。これまでの印刷分は廊下に避難させておいたから何とかなっていた。
「こちらは任せてください。文章もちゃんと覚えていますから」
「食事の用意はわたくしがやります。ユマーリさんとララさんは気になさらないでくださいね」
 順次の頁まとめは黛深墨とユーリカが引き受ける。二百五十部分を二人で組み合わせていく。
「製本機ですが、もう一度あらためて使い方を教えてもらえますか?」
「わかりました。最初の何回かは一緒にやりましょう」
 糸と針を扱う製本機の作業はユマーリとレオンが担当した。ここからの失敗は完成本一冊が無くなることを意味する。レオンが慎重になるのも無理からぬことだ。
「私たちは表装と裁断ね。それにしても今すぐこの物語を読みたい位……。でも、きちんと出来上がる迄は我慢するわ」
「こちらの表紙を膠で貼り付けるの。乾燥させて裁断機にかけたら完成ね」
 装丁係はエルティアとララに任される。製本されるまでに膠を熱して用意しておく。
 作業の進み方としてはやはり頁まとめが一番早かった。買い物や調理をしたりする手間を含めても二日とかからない。
 その後、黛深墨とユーリカは装丁作業を手伝う。机に向かって丁寧に表紙を貼る。裁断作業は非常に緊張するが完成の喜びが一番感じられた。
(これほどたいへんとは……)
 製本作業の途中でレオンが心の中で呟く。
 一連の作業は大したことはないのだが繰り返すとなれば話は別だ。機械によって効率化や軽減はされているものの、製本はかなりの体力が要求される。
「やはり嬉しいですか?」
 製本したばかりの頁の束をじっと眺めていたユマーリにレオンが話しかけた。
「はい! こうして形になると実感するものですね」
「では完成の暁には一冊買わせて頂きますね」
 それまで心の中に溜まっていたのだろう。小説に対しての熱い気持ちがユマーリから迸る。
「トーランアの邂逅、受け取って頂けるのなら贈らせてもらおうかと。それに気に入ってもらえるとよいですが」
「私は好きですよ。王道というのは、皆に指示されるからこそ王道呼び、年月が経ったとしてもその輝きは失われないはずですから」
 しばらくして二人は作業を再開した。ユマーリから元気をもらったレオンは最初の頃の気持ちを取り戻す。
 全員が根を詰めた日々が続く。そんな中、 ユーリカはユマーリを体調を心配する。酒場の調理をこなしつつの製本作業は大変だろうと。
「ふぁ……」
「今晩はもう眠られたほうがいいですよ。適度にお休み頂くのも本の完成には大切ですから」
「えっ?」
「大丈夫です。後片付けはわたくしがやっておきますから」
 ユーリカが欠伸をしたユマーリの背中を押して半ば強引に仮眠室へと連れていく。そこへララも現れる。忘れ物を取りに来たとのことだった。
「ユーリカさんの言うとおりですわ。今晩はゆっくりとお休みくださいませ」
「……わかった」
 ララにもいわれてようやくユマーリは自ら仮眠室へと向かう。
「ララさんも無理をされないようにしてくださいね」
「料理人はこの暑さの中で炎の前に立つのですから大変ですわ。それに比べればウェイトレスは……大変なお客様もいらっしゃいますけれどね」
「もしもララさんが倒れたらユマーリさんが心配されますよ。ユマーリさんを支えられるのはあなたのような行動力のある方なんですし」
「そ、そうでしょうか……」
 ユマーリの言葉にララが頬を染めてはにかんだ。どうやら彼女のユマーリへの気持ちは本物のようだ。そうユーリカは感じ取る。
 黛深墨は裁断が終わった完成した本を木箱へ詰めるとき、ユマーリと二人だけで長く話す機会を得た。
「仕事の報酬? 一冊いただける約束をしてもらいましたし、少なくても大丈夫ですよ。ああ、でもトーランアの邂逅が大ヒットしたら取り立てに行くかも知れません……。冗談ですよ、冗談」
「そ、そうですか」
 愉快に笑う黛深墨を前にユマーリが引きつった笑顔をみせる。
「まあ、その前にはまず、ララさんに、ちゃんとご馳走してあげないとダメですけどね?」
 ララの名前がでた瞬間、ユマーリの表情に真剣さが纏った。
 酒場の同僚ではあるものの、小説本が完成すれば一緒にいる時間は激減するだろう。これまでと同じようにはいかなかった。
「この数ヶ月間、ララと過ごした日々はとても楽しいものでした。ララもきっとそうだったと思うのですが……自信がありません」
「その辺りは気にする必要はないような。どうしてって? お二人を見ていればわかりますよ」
 黛深墨はさりげなくユマーリの背中を押しておく。お節介ではない。そうして欲しいと本人が望んでいるのだから。
 作業は順調に進んだ。十分に乾燥させるために立ち退きの二日前には徹夜をしたが、翌日にはその分を含めてゆっくりとした時間を過ごす。
 すべての本が完成した立ち退きの当日。エルティアは『トーランアの邂逅』を一冊買い求めた。ユマーリは贈るつもりだったが是非にと頼まれたので購入してもらう。
「製本の途中で見かけたこの一冊が気に入ってしまったの。この物語の海に潜れるのがとても楽しみだわ。それと、貴方のサインも貰いたいわ?」
「さ、サインですか?! 参ったな」
 ユマーリは非常に困りながらもエルティアの求めに応じて本にサインを認める。受け取ったエルティアが満面の笑みを浮かべて本を抱きしめた。
「こちらがお約束の本になります」
「代金は受け取って下さい。これは貴方の作品に対する正当な報酬なのですから」
 レオンもユマーリから受け取った本を丁寧に仕舞う。後日、ゆっくりと読ませてもらうとユマーリに伝える。
「こちら受け取ってください」
「完成した小説本ですね。とても嬉しいです」
 ユーリカはクリムゾンウェストの言語でそのまま読もうと考えていた。今は難しいかも知れないかいつか必ず。
 完成した小説本は傷まないよう布に包んだ上で木箱に仕舞われる。これまでもユマーリかララの住処へと順次運び込まれていた。特にユマーリの部屋は就寝するぎりぎりの隙間しか空いていないらしい。
「どれでも頼んで下さい! お気になさらず」
「お代の心配はいりませんわ」
 ユマーリとララは勤めている酒場にハンター一行を招く。店長も気を利かせてくれて二人とも席に着いた。
 夕方の酒場前でユマーリとララがハンター一行を見送ってくれる。
「もし次作ができたら、またお手伝いしに来ますから頑張ってください」
「是非にそうさせて頂きます。この度は本当にありがとうございました」
 黛深墨がかけた別れの言葉にユマーリが感謝した。
 歩きだしてしばらくしてから黛深墨は振り向く。ユマーリとララが手を繋いでいた。そのことを仲間に伝えると、きっと進展があったのだろうと一同で喜んだ。
 帰りの通り道だったのでユマーリの小説『トーランアの邂逅』が置かれている雑貨屋へと立ち寄る。
「この間、この本を届けに来てくれた人たちだね。昨日までに二冊売れているよ。正直、売れないと思ってたんだけどさ。いや、うちで本を買ってくれる客がいるかって意味でね」
 売り子の女性によれば本販売の滑り出しは順調のようである。
 小説本がすべて売れても儲けはないに等しい。それでもユマーリの名が知れ渡れば新たな展開も生まれるだろう。そんなことを話しながら帰路に就いたハンター一行だった。

依頼結果

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MVP一覧

  • トーランアの邂逅本所持者
    黛・深墨ka5318

重体一覧

参加者一覧

  • 物語の終章も、隣に
    エルティア・ホープナー(ka0727
    エルフ|21才|女性|闘狩人
  • 堕落者の暗躍を阻止した者
    レオン・フォイアロート(ka0829
    人間(紅)|18才|男性|闘狩人

  • ユーリカ・エウレーナ(ka2611
    人間(蒼)|20才|女性|聖導士
  • トーランアの邂逅本所持者
    黛・深墨(ka5318
    人間(紅)|22才|男性|魔術師

サポート一覧

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ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/07/20 17:01:52