ゲスト
(ka0000)
もぐもぐぱにっく!
マスター:御影堂

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2014/07/24 22:00
- 完成日
- 2014/07/31 09:42
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
●
「なんでぇすかぁあああ!?」
ただっ広い農場を眺められる高台で、一人の中年男性が叫びを上げた。
でっぷりと太ったこの男の名は、フトフト・クリカエース。このあたりの農場を取り仕切る領主である。
「責任者は、どこでぇすかぁあ!?」
金切り声を上げながら、フトフトは農場の責任者を呼ぶ。やってきたのは、長年農場の現場を見ている男だった。
雇用主であるフトフトに、男は平伏しながら近づいていく。
「説明を、してくだぁさぃいい!?」
「……はい」
フトフトに命じられ、静かに男は状況を説明する。
説明の内容は、目の前に広がる、穴だらけの農場についてだった。
「説明……というよりは、実際に見ていただくのがよろしいのですが。原因はもぐらです」
言いにくそうな男の説明に、フトフトは片眉を上げる。
「もぐらぁでぇっすってぇ!? もぐらで人間大の大きさがあくものでぇすかぁああ!?」
男の予想したとおり、フトフトはその説明に納得しない。男は、重ねて原因はもぐらだと説明する。フトフトは怒りを露わにし、男に告げる。
「いいですかぁああ!! あなたには長年、お世話になりましたけれどぉ!! コケにするのでしたらぁあ、クビにしますよ!!」
「そんなつもりは、微塵もございません」
慌てて平伏する男は、何かが聞こえたのだろうか。ふと顔を上げた。
視線の先に広がる農場をじっと見つめる。男に釣られる形で、フトフトも農場へ目をやる。
すると、どうだろうか。
農場の土がもりっと盛り上がって、ぐりぐりと畝を作っていくではないか。それも大型の動物が移動しているように見える。
少し進んだところで、その畝が途切れた。
「な、なんでぇすか」
信じられないものを見たような顔で、フトフトはつぶやく。
男はといえば、辟易した表情でフトフトに告げる。
「きます」
「きますって、なぁにがくるのでぇ……ん?」
フトフトの耳に、聞きなれない音が聞こえた。地響きのような、木を伐る時のような……そんな、音だ。
次の瞬間、ボコォっと擬音が見えるような勢いでモグラが姿を現した。
モグラはキョロキョロと周囲を見渡すと、ずぼぼっと土の中へすぐさま姿を消した。
残ったのは、大きな大きな穴だけだ。
「信じて、いただけますか?」
男が、静かにフトフトへ問うた。
フトフトは、呆然としたまま、確かに頷くのだった。
●
「リアルブルーには、もぐらたたきなるものがあるようですが」
スタッフは、あなたたちにそんなことをいう。
用意されていたのは、フトフトからの依頼状だ。巨大モグラによる被害で、農場が崩壊寸前だ。なんとかしてくれという嘆願が騒がしい字で書かれている。
スタッフはその嘆願めいた依頼状を淡々と読み上げると、あなたたちに説明する。
「今回の雑魔ですが、どうやらモグラのようですね。土の中へ引っ込んだり、現れたりとやや厄介な相手です。現場の人間によれば、足音を立てれば突進をしてくるらしいですよ」
穴の中は、どうなっているのか不明だが、敵の領域なのだといえる。
安易に入らないように、スタッフは釘を差した。
「とはいえ、全モグラを倒した後であれば、農場を安全に使えるようにするために埋めなければなりませんけどね」
依頼状には、復旧の手伝いも含まれているらしい。
体力仕事に自身のある方という注意書きまで、騒がしく書かれていた。
「さて、一つとはいえ農場の野菜や穀物は重要な資源です。早急に、対処をお願いします」
最後に、スタッフはあなたたちにそう告げるのだった。
「なんでぇすかぁあああ!?」
ただっ広い農場を眺められる高台で、一人の中年男性が叫びを上げた。
でっぷりと太ったこの男の名は、フトフト・クリカエース。このあたりの農場を取り仕切る領主である。
「責任者は、どこでぇすかぁあ!?」
金切り声を上げながら、フトフトは農場の責任者を呼ぶ。やってきたのは、長年農場の現場を見ている男だった。
雇用主であるフトフトに、男は平伏しながら近づいていく。
「説明を、してくだぁさぃいい!?」
「……はい」
フトフトに命じられ、静かに男は状況を説明する。
説明の内容は、目の前に広がる、穴だらけの農場についてだった。
「説明……というよりは、実際に見ていただくのがよろしいのですが。原因はもぐらです」
言いにくそうな男の説明に、フトフトは片眉を上げる。
「もぐらぁでぇっすってぇ!? もぐらで人間大の大きさがあくものでぇすかぁああ!?」
男の予想したとおり、フトフトはその説明に納得しない。男は、重ねて原因はもぐらだと説明する。フトフトは怒りを露わにし、男に告げる。
「いいですかぁああ!! あなたには長年、お世話になりましたけれどぉ!! コケにするのでしたらぁあ、クビにしますよ!!」
「そんなつもりは、微塵もございません」
慌てて平伏する男は、何かが聞こえたのだろうか。ふと顔を上げた。
視線の先に広がる農場をじっと見つめる。男に釣られる形で、フトフトも農場へ目をやる。
すると、どうだろうか。
農場の土がもりっと盛り上がって、ぐりぐりと畝を作っていくではないか。それも大型の動物が移動しているように見える。
少し進んだところで、その畝が途切れた。
「な、なんでぇすか」
信じられないものを見たような顔で、フトフトはつぶやく。
男はといえば、辟易した表情でフトフトに告げる。
「きます」
「きますって、なぁにがくるのでぇ……ん?」
フトフトの耳に、聞きなれない音が聞こえた。地響きのような、木を伐る時のような……そんな、音だ。
次の瞬間、ボコォっと擬音が見えるような勢いでモグラが姿を現した。
モグラはキョロキョロと周囲を見渡すと、ずぼぼっと土の中へすぐさま姿を消した。
残ったのは、大きな大きな穴だけだ。
「信じて、いただけますか?」
男が、静かにフトフトへ問うた。
フトフトは、呆然としたまま、確かに頷くのだった。
●
「リアルブルーには、もぐらたたきなるものがあるようですが」
スタッフは、あなたたちにそんなことをいう。
用意されていたのは、フトフトからの依頼状だ。巨大モグラによる被害で、農場が崩壊寸前だ。なんとかしてくれという嘆願が騒がしい字で書かれている。
スタッフはその嘆願めいた依頼状を淡々と読み上げると、あなたたちに説明する。
「今回の雑魔ですが、どうやらモグラのようですね。土の中へ引っ込んだり、現れたりとやや厄介な相手です。現場の人間によれば、足音を立てれば突進をしてくるらしいですよ」
穴の中は、どうなっているのか不明だが、敵の領域なのだといえる。
安易に入らないように、スタッフは釘を差した。
「とはいえ、全モグラを倒した後であれば、農場を安全に使えるようにするために埋めなければなりませんけどね」
依頼状には、復旧の手伝いも含まれているらしい。
体力仕事に自身のある方という注意書きまで、騒がしく書かれていた。
「さて、一つとはいえ農場の野菜や穀物は重要な資源です。早急に、対処をお願いします」
最後に、スタッフはあなたたちにそう告げるのだった。
リプレイ本文
●
「まったく。モグラの害は普通のだろうが雑魔だろうが、農家にはとんだ迷惑だねぇ」
アルメイダ(ka2440)は、目の前に広がる穴ぼこだらけの農場を見て、哀れんだ表情を浮かべる。それぞれの穴の大きさを鑑みるに、被害は相当大きそうだった。
「畑にモグラは迷惑ですけどぉ、更に巨大とか、迷惑ってレベルを超えてますぅ」
のんびりした口調で、同意するのはエリセル・ゼノル・グールドーラ(ka2087)だ。凹凸を観察するように、農場を注意深く眺めていた。
そんなアルメイダとエリセルの少し後ろでは、クラーク・バレンスタイン(ka0111)がシン・コウガ(ka0344)に近づいていた。
「おや? コウガさんと一緒でしたか。よろしくですよ」
同行の挨拶を求められ、シンは返事を返す。
「あぁ、よろしくな」
それにしても、とクラークは農場へ視線を移す。
「見事に、穴だらけですな」
「本物でも偽物でもゲームキャラでも厄介な奴だな……」
「確かに、これは埋めなおしが厄介かな?」
「野菜が高騰して生活に響くのも厄介だぜ……?」
シンの言葉に、クラークがそれもそうだと頷く。
「全力駆除と行くか……」
「えぇ、モグラ退治と行きますか」
厄介な相手だと認識し、全力を見せる構えである。
そんな二人と異なる気合の方向性を見せるのが、ティーア・ズィルバーン(ka0122)だ。一メートルほどの戦闘用の斧を掲げ、ティーアは農場を見定めていた。
時折、もこっと地面が動くのはモグラが移動したからか。
「しぶとい敵だといいなぁ……」
他の者に聞こえないくらいの声量で、そんなことをいう。この斧、ラブリュスを試してみるにはちょっとやそっとじゃ倒れてほしくないのだった。
今回の武器は、さてはてどうか。斧を光に照らしながら、ティーアは農場へと向かうのだった。
「モグラは確か肉食だったと記憶していますが、やはり農場の栄養豊富な土にはミミズが沢山いるのでしょうか」
と考えを巡らせてみているのは、クロード・エクルストン(ka1683)だ。
それならば、ここの野菜は美味しいのだろうと思いつつ、今の惨状を振り返る。日々を生きる糧を与えてくれる農家、そして農場のために、雑魔モグラを排除しなければならない。
決意を新たにして、盾とメイスを構えて進む。
まじめに職務に取り組もうとするクロードの後方で、
「巨大もぐらたたきがやりたいかー!」
とか
「ハイスコアを出したいかー!」
と岩井崎 旭(ka0234)がテンションをあげていた。
それに付き合うような形で、
「おー?」
と藍那 翠龍(ka1848)が拳を突き上げていた。おそらく、もぐらたたきもハイスコアも何のことかはわかっていないであろう。
ふぅと、テンションを上げきった旭はすっと剣を抜いておく。
「よし、やるぜ」
気合も十分な旭に、ぽやっとした感じで翠龍がいう。
「巨大なモグラさん……モフモフでしょうか……」
「よーし、モフモフだったらもふもふしたいか―!」
「おー?」
鼓舞するように旭はついでに、翠龍の言も汲み取ってみるのだった。
●
囮役が先行し、出てきたところを叩き潰す。
戦法は決まっていた。
もぐらが出てくるまで、ティーアとアルメイダはまんべんなく農場を歩きまわり、その移動を誘う。ティーアは足にマテリアルを集中させることで、アルメイダより能動的に動きまわっていた。
次いで、翠龍や旭も動物霊の力を借りることで身のこなしを軽くしていた。旭は飛び跳ねてみることで、地面に振動を与えてみる。翠龍もにょろにょろと動きまわって、モグラを誘ってみる。
クロードも、足音や地面への振動をモグラに伝えるようにして、農場を歩き回っていた。
囮役五人の動向を見守るのは、クラーク、シン、エリセルだ。クラークとシンは銃器を構え、エリセルはすぐに追撃をかけるべく剣を構えていた。
「盛り上がっている下はトンネルでしょうから、下手に乗ったら落っこちそうですぅ」
エリセルは、囮役がおびき寄せたモグラに近づかなければならない。
ひっそりと、囮役に続いて農場内を動き回れるように位置を取る。凸凹した農場の平坦な部分を歩いて行く。
変化は、翠龍の足元から訪れた。
工事をしているかのような鈍い音が耳に届いたのだ。そして同時に振動が、足元から伝わってくる。だが、予期していた速度よりも速く、モグラは姿を現した。
とっさに構えようとするが、やや遅い。足を撫でるように裂かれた。
「や、やりますね! お返ししてあげますよ」
翠龍はモグラに語りかけるように、そう告げると手甲鈎でモグラを切り裂く。反撃を食らうのは予想外だったのか、モグラはよろめいてしまう。
その隙を狙うのが、追撃班の役目だ。
「接近させる訳にはいかないんですよ、自分は。だから、先にやらせてもらいます」
しっかりと狙い、マテリアルによって精度を高めた一撃を撃ち放つ。弾丸は、翠龍の攻撃でよろめいたモグラをしかりと穿つ。モグラは慌てて地面へと姿を消した。
「おっと、こっちも来たぜ」
翠龍の方へ気をやりかけるも、地面の揺れにティーアは機敏に反応した。避ける事だけに集中し、飛び出してきたモグラの手は宙を切った。
そのまま懐に潜り込むと、下からすくいあげるように斧を振り上げる。斬撃によるダメージよりも、モグラを穴から打ち上げることに特化した攻撃だ。
「た~ま~や~~!! っと……まぁ、花火じゃないのが残念だがうまくあがったな」
空中でわたわたするモグラを見上げ、ティーアは意気揚々といってのける。だが、モグラも負けてはいない。ボディプレスをするように、ぐっと体を引き伸ばしてティーアめがけて落下を試みる。
「いや、さすがにムリじゃねーの」
呆れ気味に飄々と避け、ティーアは今度は横薙ぎにラブリュスを振るう。背中を切りつけ、さらにはモグラを吹き飛ばす。ごろりとモグラは転がされるのであった。
ティーアに襲いかかるのと同時に、旭にもモグラは出現していた。動物霊の助けにより、旭もその攻撃を避ける事に成功する。
「さて、来たぞ!」
仲間へ情報を伝えるように、声を張り上げるとともに剣を正眼に構える。
ここへ来る前、旭はエヴァンス・カルヴィ(ka0639)からアドバイスを受けていた。
「モグラ叩きの要領で、穴から飛び出てくるところにきつい一撃を見舞え!」
エヴァンスも知っていたモグラ叩きを攻撃に組み込めというのだ。そのアドバイスに従い、旭は出てきたばかりのモグラに間髪入れず剣を振り下ろした。
「もぐらスマーッシュ!」
強力な一撃に、モグラの腹は袈裟斬りにされる。だが、その場にとどまることなくすぐさまモグラは引っ込んでいった。
口惜しそうに、逃がしたとつぶやいた後、モグラの感触を思い出す。
「つーかもぐら叩くならハンマーだよな、ハンマー」
ぐっと剣を握りなおして、旭はうんと頷くのだった。
「こっちもきたようだね」
アルメイダも気配を察し、避けてみせる。反撃に出ようとデリンジャーを構えたとき、さらに足元が震えた。先に出てきた一体に気を取られ、振り向いたときには遅かった。
盾で捌くも間に合わず、足元に手痛い一撃を食らってしまう。
「覚悟はできているんだろうね」
攻撃を食らわせた方へ、アルメイダは銃口を向ける。一瞬現れた光の剣で、斬り伏せようとしたが、地上にもかかわらずするっと避けて行った。
「いったわよ」
避けたことで地上に体の大半を晒すことになる。
アルメイダの声に答えたのは、シンだった。
「出て来たのが運のつきだな…、喰らえ……!」
マテリアルのこもった強烈な一撃で、モグラを穿つ。背から打たれ、モグラは一瞬もんどりを撃つ。
残る一体へは、
「まずは一匹、駆除しますぅ」
エリセルがかけ出したと同時に、斬りかかっていた。急接近と同時に剣を振るう。だが、モグラはすっと地中へと姿を消した。
「ずるいですっ!」
思わず、エリセルは声を上げる。
そこへクロードが駆け寄ってきた。
「とりあえず、念には念を入れておきましょう」
クロードはアルメイダへプロテクションをかけると、地面へと意識を戻した。
●
逃げたモグラはどこへ行ったのか。
その疑問はすぐに氷解した。
「っと、危ないぜ……!」
銃声に反応したのか、たまたまなのか。シンの足元から、そいつは現れたのだった。
シンは武器をトンファーへと持ち替え、突進を受け止めた。
「ただ銃しか使えないと思ったら大間違いだぜ……!」
ぐっと足元に力を込め、シンはモグラをかちあげる。そのまま投げ落とし、モグラを地面に転がす。立ち上がろうとしたモグラへ、挑発するように弓を射る者がいた。
「うふふふふ、こっちですよー。つかまえてごらんなさーい」
挑発するような笑みを浮かべる翠龍だ。
モグラはそれに引っ張られるように、再び地面へ潜りもこもこと耕す。
その翠龍から逃れたモグラは、クロードの前に現れていた。
「地面へ帰りなさい」
意識を向けていたことが幸いし、攻撃は空振る。逆にマテリアルで全身を活性化させたクロードによって、メイスの反撃を食らうのだった。
同じ相手と対峙するのが、アルメイダと旭、そしてティーアだ。
アルメイダは、再度地面からせり上がってきたモグラの攻撃を今度こそ盾でさばいてみせる。クロードのプロテクションもあり、微々たるダメージになった。
「さて、今度も剣かな?」
試すような物言いでモグラに問いかける。距離を取ろうとしたモグラを襲ったのは、射出されたエネルギーだった。一条の光によって、その身体に穴があく。
「さて、次はどっちかな?」
デリンジャーを操りながら、アルメイダは挑発的なことをいう。
「こっちもあるのですよぉ」
ほんわかとした声を上げながら、旋回してきたエリセルが剣を浴びせていった。モグラは声を上げて、逃げ道を探す。
だが、そうはさせない。突進してきたモグラをアルメイダは真正面から受け止める。
今度は光の剣をデリンジャーから生み出し、その息の根を止めた。
まずは、一体が仕留められた。
旭は気持ちを昂らせ、いよいよもってモグラを叩き伏せようとしていた。
「ハイスコアを目指さないとな!」
マテリアルを高め、戦闘意欲が向上、ついでに何かよくわからないテンションもアップしていた。そこへ都合よく間抜けなモグラが姿を晒す。
その手にあるのがハンマーではないのが、やはり口惜しげではあるが、しっかりと狙いをつけて振り下ろした。
「援護しますよ」
ついでクラークが弾丸を浴びせかけ、体力を削っていく。
さらに追撃をかける旭を助けるように、クラークは再度弾丸を放つ。今度は、逃げ道を塞ぐような攻撃。動きの止まったモグラを、旭が斬り伏せる。
モグラは地面へと逃れようとする。が、
「やらせはしませんよ?」
クラークが本命の弾丸で、仕留めるのだった。
逃すまいとティーアは、うちあげたモグラに追撃をかけていた。間合いを詰めると、斧をするりと振り回しモグラの体を切断する。
「さぁ、銀獣の視界に、その五臓六腑をぶちまけろ!!」
そして、ズドンと倒れたのを確認し、ティーアは他のハンターを見やる。
翠龍は自らへ向かってくるモグラに楽しげに、
「さぁ、こっちへいらっしゃい」
と語りかけていた。
誘っておいて、祖霊の力を武器に込め、腰をすっと引く。そこから向かってくるモグラを正面から、刺突した。全身のバネで振りぬかれた翠龍の一撃。
モグラは語るすべなく、その場に崩れ落ちるのだった。
残る一体は、クロードが抑えていた。
「逃すわけには、いかないでしょう?」
シールドでモグラの突進を受け止め、メイスで横薙ぎにする。穴へ戻る隙を与えないように心がけていた。
そこへエリセルが追撃に入り、モグラをより追い詰めていく。
「ほらほらぁ、逃げないとダメですよぉ」
こうして誘い込まれたのが、
「さ、終わりだぜ」
シンの真正面だった。マテリアルのこもった弾丸は、モグラの頭を吹き飛ばす。
そのまま地面へ倒れこんだのを確認すると、シンは一息ついた。
「っと、危なかったな……、穴に落ちたら残りの雑魔に咬み殺されてたぞ……?」
すっと追いかけてきたエリセルが穴に落ちそうになるのを助けて、シンはもう一息つくのであった。
●
クロードによるヒールやそれぞれのマテリアルを活性化させ、傷を癒していたハンターたち。そこへすごすごとやってくる者がいた。
フトフトだ。
「よぉく、やってくりぇましたぁ。でも、戦いでぇ農場はより荒れましたねぇ」
なにか言いたげなフトフトに、シンが食ってかかる。
「こっちは仮にも雑魔と命張って戦った後なんだぜ……。依頼主だからって調子に乗んなよ……?」
「報酬減らぁしますよぉ」
ぽそりとシンにだけ聞こえるように、フトフトはつぶやいてみせた。
その瞬間、シンは手のひらを返したように
「何をすればよろしいのでしょうか?」
と従順になる。
「依頼通り、農場のぉ現状復帰お願いしますねぇ」
「まぁ、最初から依頼書にも書いてありましたし、我慢しますぅ」
フトフトの宣告に、エリセルが答える。フトフトは頷くと、現場責任者を残して去っていく。
「ああ言われたら逆らえないだよな、軍人の垢が抜けたと思ったらこんな所で出るとは……」
その背中を見つめ、シンは情けない顔を作るのだった。
「さあ、次は穴埋めですね」
「ようし、やるぞー」
クラークは淡々と、旭は楽しそうに現場責任者の声に従う。
翠龍やエリセルはスコップを振るって、作業を進めていく。
「豊穣な土にするために、いなくなったであろうミミズを集めましょうか?」
そんなクロードの提案を、責任者は受け入れた。少し離れた場所へクロードは行き、減っていたであろうミミズを補充していく。
「うまいこと全体が掘れていれば、地ならしも楽になるんだが。さてさて……」
スコップで順当に埋め直しをしつつ、ティーアはつぶやく。
「今後何を植えるかに合わせるとして、何を植えるの?」
責任者に尋ねるが、まずは地ならしをして土を見て考えるとのことだった。
まずは、平坦な場を作るということらしい。
「何か、お土産代わりに持って帰れる野菜とかあります? 必要ならお金は払いますが」
作業も終盤に差し掛かった頃、クラークが責任者に尋ねた。
「今はこのとおりですから、時期が来たらいらしてください。美味しい野菜を差し上げますので。あとは、そうですね。根菜類を少し分けましょう」
クラークは頷くと、そのスコップにより力が入っていた。
戦闘後の農作業は、日が暮れるまで続いた。
肉体労働に汗流した後は、フトフトの計らいによる野菜料理フルコースが待っていたのだった。
「まったく。モグラの害は普通のだろうが雑魔だろうが、農家にはとんだ迷惑だねぇ」
アルメイダ(ka2440)は、目の前に広がる穴ぼこだらけの農場を見て、哀れんだ表情を浮かべる。それぞれの穴の大きさを鑑みるに、被害は相当大きそうだった。
「畑にモグラは迷惑ですけどぉ、更に巨大とか、迷惑ってレベルを超えてますぅ」
のんびりした口調で、同意するのはエリセル・ゼノル・グールドーラ(ka2087)だ。凹凸を観察するように、農場を注意深く眺めていた。
そんなアルメイダとエリセルの少し後ろでは、クラーク・バレンスタイン(ka0111)がシン・コウガ(ka0344)に近づいていた。
「おや? コウガさんと一緒でしたか。よろしくですよ」
同行の挨拶を求められ、シンは返事を返す。
「あぁ、よろしくな」
それにしても、とクラークは農場へ視線を移す。
「見事に、穴だらけですな」
「本物でも偽物でもゲームキャラでも厄介な奴だな……」
「確かに、これは埋めなおしが厄介かな?」
「野菜が高騰して生活に響くのも厄介だぜ……?」
シンの言葉に、クラークがそれもそうだと頷く。
「全力駆除と行くか……」
「えぇ、モグラ退治と行きますか」
厄介な相手だと認識し、全力を見せる構えである。
そんな二人と異なる気合の方向性を見せるのが、ティーア・ズィルバーン(ka0122)だ。一メートルほどの戦闘用の斧を掲げ、ティーアは農場を見定めていた。
時折、もこっと地面が動くのはモグラが移動したからか。
「しぶとい敵だといいなぁ……」
他の者に聞こえないくらいの声量で、そんなことをいう。この斧、ラブリュスを試してみるにはちょっとやそっとじゃ倒れてほしくないのだった。
今回の武器は、さてはてどうか。斧を光に照らしながら、ティーアは農場へと向かうのだった。
「モグラは確か肉食だったと記憶していますが、やはり農場の栄養豊富な土にはミミズが沢山いるのでしょうか」
と考えを巡らせてみているのは、クロード・エクルストン(ka1683)だ。
それならば、ここの野菜は美味しいのだろうと思いつつ、今の惨状を振り返る。日々を生きる糧を与えてくれる農家、そして農場のために、雑魔モグラを排除しなければならない。
決意を新たにして、盾とメイスを構えて進む。
まじめに職務に取り組もうとするクロードの後方で、
「巨大もぐらたたきがやりたいかー!」
とか
「ハイスコアを出したいかー!」
と岩井崎 旭(ka0234)がテンションをあげていた。
それに付き合うような形で、
「おー?」
と藍那 翠龍(ka1848)が拳を突き上げていた。おそらく、もぐらたたきもハイスコアも何のことかはわかっていないであろう。
ふぅと、テンションを上げきった旭はすっと剣を抜いておく。
「よし、やるぜ」
気合も十分な旭に、ぽやっとした感じで翠龍がいう。
「巨大なモグラさん……モフモフでしょうか……」
「よーし、モフモフだったらもふもふしたいか―!」
「おー?」
鼓舞するように旭はついでに、翠龍の言も汲み取ってみるのだった。
●
囮役が先行し、出てきたところを叩き潰す。
戦法は決まっていた。
もぐらが出てくるまで、ティーアとアルメイダはまんべんなく農場を歩きまわり、その移動を誘う。ティーアは足にマテリアルを集中させることで、アルメイダより能動的に動きまわっていた。
次いで、翠龍や旭も動物霊の力を借りることで身のこなしを軽くしていた。旭は飛び跳ねてみることで、地面に振動を与えてみる。翠龍もにょろにょろと動きまわって、モグラを誘ってみる。
クロードも、足音や地面への振動をモグラに伝えるようにして、農場を歩き回っていた。
囮役五人の動向を見守るのは、クラーク、シン、エリセルだ。クラークとシンは銃器を構え、エリセルはすぐに追撃をかけるべく剣を構えていた。
「盛り上がっている下はトンネルでしょうから、下手に乗ったら落っこちそうですぅ」
エリセルは、囮役がおびき寄せたモグラに近づかなければならない。
ひっそりと、囮役に続いて農場内を動き回れるように位置を取る。凸凹した農場の平坦な部分を歩いて行く。
変化は、翠龍の足元から訪れた。
工事をしているかのような鈍い音が耳に届いたのだ。そして同時に振動が、足元から伝わってくる。だが、予期していた速度よりも速く、モグラは姿を現した。
とっさに構えようとするが、やや遅い。足を撫でるように裂かれた。
「や、やりますね! お返ししてあげますよ」
翠龍はモグラに語りかけるように、そう告げると手甲鈎でモグラを切り裂く。反撃を食らうのは予想外だったのか、モグラはよろめいてしまう。
その隙を狙うのが、追撃班の役目だ。
「接近させる訳にはいかないんですよ、自分は。だから、先にやらせてもらいます」
しっかりと狙い、マテリアルによって精度を高めた一撃を撃ち放つ。弾丸は、翠龍の攻撃でよろめいたモグラをしかりと穿つ。モグラは慌てて地面へと姿を消した。
「おっと、こっちも来たぜ」
翠龍の方へ気をやりかけるも、地面の揺れにティーアは機敏に反応した。避ける事だけに集中し、飛び出してきたモグラの手は宙を切った。
そのまま懐に潜り込むと、下からすくいあげるように斧を振り上げる。斬撃によるダメージよりも、モグラを穴から打ち上げることに特化した攻撃だ。
「た~ま~や~~!! っと……まぁ、花火じゃないのが残念だがうまくあがったな」
空中でわたわたするモグラを見上げ、ティーアは意気揚々といってのける。だが、モグラも負けてはいない。ボディプレスをするように、ぐっと体を引き伸ばしてティーアめがけて落下を試みる。
「いや、さすがにムリじゃねーの」
呆れ気味に飄々と避け、ティーアは今度は横薙ぎにラブリュスを振るう。背中を切りつけ、さらにはモグラを吹き飛ばす。ごろりとモグラは転がされるのであった。
ティーアに襲いかかるのと同時に、旭にもモグラは出現していた。動物霊の助けにより、旭もその攻撃を避ける事に成功する。
「さて、来たぞ!」
仲間へ情報を伝えるように、声を張り上げるとともに剣を正眼に構える。
ここへ来る前、旭はエヴァンス・カルヴィ(ka0639)からアドバイスを受けていた。
「モグラ叩きの要領で、穴から飛び出てくるところにきつい一撃を見舞え!」
エヴァンスも知っていたモグラ叩きを攻撃に組み込めというのだ。そのアドバイスに従い、旭は出てきたばかりのモグラに間髪入れず剣を振り下ろした。
「もぐらスマーッシュ!」
強力な一撃に、モグラの腹は袈裟斬りにされる。だが、その場にとどまることなくすぐさまモグラは引っ込んでいった。
口惜しそうに、逃がしたとつぶやいた後、モグラの感触を思い出す。
「つーかもぐら叩くならハンマーだよな、ハンマー」
ぐっと剣を握りなおして、旭はうんと頷くのだった。
「こっちもきたようだね」
アルメイダも気配を察し、避けてみせる。反撃に出ようとデリンジャーを構えたとき、さらに足元が震えた。先に出てきた一体に気を取られ、振り向いたときには遅かった。
盾で捌くも間に合わず、足元に手痛い一撃を食らってしまう。
「覚悟はできているんだろうね」
攻撃を食らわせた方へ、アルメイダは銃口を向ける。一瞬現れた光の剣で、斬り伏せようとしたが、地上にもかかわらずするっと避けて行った。
「いったわよ」
避けたことで地上に体の大半を晒すことになる。
アルメイダの声に答えたのは、シンだった。
「出て来たのが運のつきだな…、喰らえ……!」
マテリアルのこもった強烈な一撃で、モグラを穿つ。背から打たれ、モグラは一瞬もんどりを撃つ。
残る一体へは、
「まずは一匹、駆除しますぅ」
エリセルがかけ出したと同時に、斬りかかっていた。急接近と同時に剣を振るう。だが、モグラはすっと地中へと姿を消した。
「ずるいですっ!」
思わず、エリセルは声を上げる。
そこへクロードが駆け寄ってきた。
「とりあえず、念には念を入れておきましょう」
クロードはアルメイダへプロテクションをかけると、地面へと意識を戻した。
●
逃げたモグラはどこへ行ったのか。
その疑問はすぐに氷解した。
「っと、危ないぜ……!」
銃声に反応したのか、たまたまなのか。シンの足元から、そいつは現れたのだった。
シンは武器をトンファーへと持ち替え、突進を受け止めた。
「ただ銃しか使えないと思ったら大間違いだぜ……!」
ぐっと足元に力を込め、シンはモグラをかちあげる。そのまま投げ落とし、モグラを地面に転がす。立ち上がろうとしたモグラへ、挑発するように弓を射る者がいた。
「うふふふふ、こっちですよー。つかまえてごらんなさーい」
挑発するような笑みを浮かべる翠龍だ。
モグラはそれに引っ張られるように、再び地面へ潜りもこもこと耕す。
その翠龍から逃れたモグラは、クロードの前に現れていた。
「地面へ帰りなさい」
意識を向けていたことが幸いし、攻撃は空振る。逆にマテリアルで全身を活性化させたクロードによって、メイスの反撃を食らうのだった。
同じ相手と対峙するのが、アルメイダと旭、そしてティーアだ。
アルメイダは、再度地面からせり上がってきたモグラの攻撃を今度こそ盾でさばいてみせる。クロードのプロテクションもあり、微々たるダメージになった。
「さて、今度も剣かな?」
試すような物言いでモグラに問いかける。距離を取ろうとしたモグラを襲ったのは、射出されたエネルギーだった。一条の光によって、その身体に穴があく。
「さて、次はどっちかな?」
デリンジャーを操りながら、アルメイダは挑発的なことをいう。
「こっちもあるのですよぉ」
ほんわかとした声を上げながら、旋回してきたエリセルが剣を浴びせていった。モグラは声を上げて、逃げ道を探す。
だが、そうはさせない。突進してきたモグラをアルメイダは真正面から受け止める。
今度は光の剣をデリンジャーから生み出し、その息の根を止めた。
まずは、一体が仕留められた。
旭は気持ちを昂らせ、いよいよもってモグラを叩き伏せようとしていた。
「ハイスコアを目指さないとな!」
マテリアルを高め、戦闘意欲が向上、ついでに何かよくわからないテンションもアップしていた。そこへ都合よく間抜けなモグラが姿を晒す。
その手にあるのがハンマーではないのが、やはり口惜しげではあるが、しっかりと狙いをつけて振り下ろした。
「援護しますよ」
ついでクラークが弾丸を浴びせかけ、体力を削っていく。
さらに追撃をかける旭を助けるように、クラークは再度弾丸を放つ。今度は、逃げ道を塞ぐような攻撃。動きの止まったモグラを、旭が斬り伏せる。
モグラは地面へと逃れようとする。が、
「やらせはしませんよ?」
クラークが本命の弾丸で、仕留めるのだった。
逃すまいとティーアは、うちあげたモグラに追撃をかけていた。間合いを詰めると、斧をするりと振り回しモグラの体を切断する。
「さぁ、銀獣の視界に、その五臓六腑をぶちまけろ!!」
そして、ズドンと倒れたのを確認し、ティーアは他のハンターを見やる。
翠龍は自らへ向かってくるモグラに楽しげに、
「さぁ、こっちへいらっしゃい」
と語りかけていた。
誘っておいて、祖霊の力を武器に込め、腰をすっと引く。そこから向かってくるモグラを正面から、刺突した。全身のバネで振りぬかれた翠龍の一撃。
モグラは語るすべなく、その場に崩れ落ちるのだった。
残る一体は、クロードが抑えていた。
「逃すわけには、いかないでしょう?」
シールドでモグラの突進を受け止め、メイスで横薙ぎにする。穴へ戻る隙を与えないように心がけていた。
そこへエリセルが追撃に入り、モグラをより追い詰めていく。
「ほらほらぁ、逃げないとダメですよぉ」
こうして誘い込まれたのが、
「さ、終わりだぜ」
シンの真正面だった。マテリアルのこもった弾丸は、モグラの頭を吹き飛ばす。
そのまま地面へ倒れこんだのを確認すると、シンは一息ついた。
「っと、危なかったな……、穴に落ちたら残りの雑魔に咬み殺されてたぞ……?」
すっと追いかけてきたエリセルが穴に落ちそうになるのを助けて、シンはもう一息つくのであった。
●
クロードによるヒールやそれぞれのマテリアルを活性化させ、傷を癒していたハンターたち。そこへすごすごとやってくる者がいた。
フトフトだ。
「よぉく、やってくりぇましたぁ。でも、戦いでぇ農場はより荒れましたねぇ」
なにか言いたげなフトフトに、シンが食ってかかる。
「こっちは仮にも雑魔と命張って戦った後なんだぜ……。依頼主だからって調子に乗んなよ……?」
「報酬減らぁしますよぉ」
ぽそりとシンにだけ聞こえるように、フトフトはつぶやいてみせた。
その瞬間、シンは手のひらを返したように
「何をすればよろしいのでしょうか?」
と従順になる。
「依頼通り、農場のぉ現状復帰お願いしますねぇ」
「まぁ、最初から依頼書にも書いてありましたし、我慢しますぅ」
フトフトの宣告に、エリセルが答える。フトフトは頷くと、現場責任者を残して去っていく。
「ああ言われたら逆らえないだよな、軍人の垢が抜けたと思ったらこんな所で出るとは……」
その背中を見つめ、シンは情けない顔を作るのだった。
「さあ、次は穴埋めですね」
「ようし、やるぞー」
クラークは淡々と、旭は楽しそうに現場責任者の声に従う。
翠龍やエリセルはスコップを振るって、作業を進めていく。
「豊穣な土にするために、いなくなったであろうミミズを集めましょうか?」
そんなクロードの提案を、責任者は受け入れた。少し離れた場所へクロードは行き、減っていたであろうミミズを補充していく。
「うまいこと全体が掘れていれば、地ならしも楽になるんだが。さてさて……」
スコップで順当に埋め直しをしつつ、ティーアはつぶやく。
「今後何を植えるかに合わせるとして、何を植えるの?」
責任者に尋ねるが、まずは地ならしをして土を見て考えるとのことだった。
まずは、平坦な場を作るということらしい。
「何か、お土産代わりに持って帰れる野菜とかあります? 必要ならお金は払いますが」
作業も終盤に差し掛かった頃、クラークが責任者に尋ねた。
「今はこのとおりですから、時期が来たらいらしてください。美味しい野菜を差し上げますので。あとは、そうですね。根菜類を少し分けましょう」
クラークは頷くと、そのスコップにより力が入っていた。
戦闘後の農作業は、日が暮れるまで続いた。
肉体労働に汗流した後は、フトフトの計らいによる野菜料理フルコースが待っていたのだった。
依頼結果
参加者一覧
サポート一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼相談用 アルメイダ(ka2440) エルフ|12才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/07/23 23:04:50 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/20 20:17:46 |