ゲスト
(ka0000)
インディスペンサブル・ヴィクティム
マスター:えーてる

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2014/08/13 15:00
- 完成日
- 2014/08/15 10:35
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
「今回の依頼は、ドワーフの開拓団の護衛です」
新規に発見された鉱山へ、ドワーフの一団が入植を試みるらしい。
「若いドワーフたちが、殆ど家出同然の形で集落を出たようですね。そのせいか、彼らはドワーフの言い回しで『髭のない』……戦闘経験のないものばかりです。幾名かはそれなりの戦士もいるようですが」
大胆で闘争心の強い彼らだが、馬鹿ではなかった。未開の地へ向かう先に待つ苦難を鑑みて、彼らはハンターを雇うことにしたらしい。少々ドワーフらしくないようにも思えるが、むしろそれが集落を出た理由かもしれない。
「四台の馬車で移動しており、合計人数は十六名。うち一名がリーダー格の戦士であり、一名が機導師であり、四名が新兵であり、残りは非戦闘人員です。コボルトの略奪団を一度退けたようですが……」
三名が負傷と少なからぬ被害を出し、近くの街で傷を癒すはめになったらしい。無理を悟ったのもその時だろう。
「護衛ですので拘束時間は長く、また脅威度も判然としません。ルートを確認する限りさほど危険な存在はいないでしょうが、雑魔、亜人に関しては不明です。万全の備えを推奨します」
という依頼を受けたのが、数日前だ。
そして今――。
草原の上を、馬車が猛スピードで駆けていた。
「くそっ! 奴ら、また襲ってきやがった!」
「大将、この前より数が……二倍近いです! ゴブリンも数体!」
「数を倍にすればいけるとでも踏んだのか、クソッタレどもめ!」
石に乗り上げたらしく、馬車がガタンと危なげに跳ねた。ドワーフ謹製の馬車は幸い横転することはなかったが、馬も限界が出てきている。
前方を見れば、こちらを待ち構えるコボルト。後方を見れば、挟撃するべく追いかけてくるゴブリン率いるコボルトたち。
ゴブリンがコボルトを飼い慣らすのは珍しいことではない。恐らくこの近辺に根城を構え盗賊紛いのことをしているのだろう。
思考回路はやはり単純だ。使えないコボルトを捨て駒に足止めして、自分たちで略奪を行う。
「鉱山は目と鼻の先だというのに」
リーダー格のドワーフが歯噛みする。その背中を、年若い女性のドワーフや細工師たちが不安げに見つめていた。
先の戦闘でも、一人が死にかけた。その上、前方の敵だけでも前より敵が増えている。今度こそ犠牲者が出るかも分からない。
だが、戦うしかない。
「迎撃する。無理に突撃して馬を殺されてはたまらん! お前たち、武器を持て! 馬を止めろ!」
リーダーの言葉に慌ただしく動き出すドワーフたち。
新兵が斧を担ぐのを見てから、最後にリーダーはハンターたちを見た。
「駆け出し共にはゴブリンはまだ荷が重い。すまんが、貴方たちに後方を任せたい」
是非もない。依頼を忠実に果たすまで。護衛対象への危機を打ち払うのが、今回の仕事だ。
ハンターたちが覚醒を始める中、馬車がゆっくりと速度を落とし、止まった。
前後から、略奪者の群れが迫る――。
「新天地はすぐそこだ! お前たち、死力を尽くせ!」
リーダーがハルバードを掲げ、味方を鼓舞する。
ドワーフたちが戦意を高める背後で、ハンターも武器を手に戦いを始めた。
リプレイ本文
●
対応は迅速にして適切であったと言えよう。
前方、コボルトの陽動部隊へと駆け出す者が一人。
馬車に残り前後へと射撃を行う者が三人。
後方、ゴブリン率いる略奪者本隊を抑える者が四人。
迎撃要請を受けてからほぼ遅滞なく編成を終え、一斉に行動を開始した。
犠牲者は出させない。誰かが覚悟し、誰かが口にし、誰かが願い、誰かが可能な限りと前置きをして、しかして決断は同一だった。
「前方、助力する」
カナタ・ハテナ(ka2130)は馬車から飛び出し、ドワーフたちに並んだ。
「しかし」
「何、後ろは皆に任せるがよいぞ」
彼女は口頭で手短にハンターの行動方針を伝える。
「敵との人数差を考慮した結果、馬車もドワーフどんもハンターも……誰一人死者を出さず生きて勝つには、この作戦配置がベストなのじゃ」
担いだ魔導ドリルが、マテリアルの高まりに触れて唸りを上げた。
「……ドワーフの方も気になるが、後方のゴブリン達の方がより厄介そうだ」
アバルト・ジンツァー(ka0895)が声をかけた。彼は日頃扱う弓ではなく、古馴染みのアサルトライフルを持ち出している。
「初手で最低限の援護はさせて貰う。悪いが、後は何とか凌いでくれ」
「ドワーフは優秀な戦士って聞くからね、みんな期待してるよん♪」
そう気楽に笑いかけるエルネスタ・バックハウス(ka0899)だけれど、彼女は既にアイアンサイト越しに狙いをつけ始めていた。
「……助力、感謝する。お前ら、ハンターがたの期待を裏切るなよ! 生きて戻るぞ!」
唱和するは鬨の声。その声にいくらか恐怖の削がれた非戦闘員のドワーフたちに、リィフィ(ka2702)は微笑みかけた。
「だいじょーぶ、リィフィが悪い奴みーんな喰ってやるからね! いいよって言うまで馬車から出てきちゃだめだよっ」
それだけ言って彼女は前方へ向き直る。口の端から、牙がギロリと覗く。
「さぁ、鎧袖一触と参ろうぞ!」
そして、一斉に火線が引かれた。
初動は前方への一斉掃射だ。何も射程外の敵に対して無益な接近を試みる必要はないのだ。
「さて……物量のみであれば我らが圧倒的不利ではあるが、な。果たして統制と戦術を以って、覆せるか――」
ロイド・ブラック(ka0408)は弓を番えながら呟く。
「やれやれ、随分大所帯で来たものだねえ。ほんと困ってしまう……よ!」
構えた杖から風の刃を放ち、フワ ハヤテ(ka0004)は嘯いた。頭を狙ったが腕に着弾。狙い撃ちはこの距離でも難しそうだ。
「だがまぁ、なんとかなりそうだ」
彼は一撃で瀕死に陥ったコボルトに弓矢が突き立ったのを見て、彼は口元をつり上げた。
うつ伏せに倒れるコボルトを見送り、ロイドは次の弓を番える。
「まったく、しつこい連中だねぇ。絶対モテないよ、アイツら」
エルネスタは一瞬迷って、頭部に狙いを定めた。
「ほんじゃ、スキル全開でぶっ放すよー」
その弾丸が頭を吹き飛ばして、コボルトをそのまま絶命させた。
(……同胞となれば全て救いたいところだが……)
ジーナ(ka1643)はデリンジャーを構える。先んじて後方のゴブリンを、と思ったが射程が足りない。前方に狙いを定める。
慣れない武器だが、扱いは先の試射で学んだ。まっすぐ構え、落ち着いて撃つ。放たれた銃弾はコボルトの胸元を直撃した。アバルトの追撃でコボルトは絶命する。
スーズリー・アイアンアックス(ka1687)は飛び出したい気持ちを抑えて、作戦通りにまずは馬車で銃撃を行った。リィフィのチャクラムがそれに続く。
「同胞たちよ、少ししか援護できないがこれで大損害は免れるはず! あとは自分たちでやってくれ!」
「かたじけない!」
傷ついたコボルトが、カナタ目掛けてその顎を大きく開いた。
「大口開けて近づくなど!」
彼女はカウンターでドリルを突き込む。強烈な回転がコボルトの牙をへし折り、そのまま頭蓋を貫通して絶命させる。
「逆に急所を晒している様なモノなのじゃ!」
コボルトの攻撃をどうにか防ぐドワーフたちを、ハンターの射撃が援護する。
戦端はハンターの想定通りに開かれた。
●
第二射までで前方のコボルトの数は四体まで落ち込んだ。後方のコボルトも数をひとつ減らしている。後方へ出るジーナは自己強化を行った。
ドワーフたちのダメージも最小限であり、いざとなればカナタのヒールがある。前方は安定しつつあった。
そして後方、ゴブリンたちがついに十メートル圏内へと足を踏み入れようとしていた。
「後方、そろそろ到達だ!」
「後方班、出るぞ!」
ロイドの警告と共にアバルトとジーナが前に出る。
「了解した!」
スーズリーは最後に射撃を行い、槍持ちのゴブリンに銃弾をねじ込んでから駆け出した。
「よーし! ぶっ飛ばしてやるんだから!」
リィフィも後へ続いた。後方の抑えはこの四人が務める。
リィフィは走りながら、大きく息を吸い込み、ゴブリンたちを指さして叫んだ。
「なんて不味そうなゴブリン……あんな不味そうなやつ初めて見るの!」
挑発である。愚鈍なゴブリンでもなんとなく馬鹿にされたのを感じたらしく、目に見えて怒りだした。
「やーいやーいおバカゴブリン!! よわっちくさくさマンめ! 人のものを横取りする卑怯者はリィフィがやっつけてやる!!」
リィフィも容赦なく煽りながら、動物霊の力を借りて回避力を高めた。ゴブリンたちは揃ってリィフィをターゲットに取る。
「べろべろべー!! ばーかばーか! ……あれ?」
注意を引きすぎたらしい。リィフィの頬を汗が伝う。
エルネスタは後方からそれを確認して、声をかけた。
「なんかリィフィちゃんヤバそうじゃない? おーい、誰かゴブリンおねがーい」
「任せてくれ!」
反応したのはスーズリーだ。正確には、スーズリーが連れてきたドーベルマンである。ゴブリンの苛立ちの矛先は吠えながら纏わりつく犬に切り替わり、そこをスーズリーがマテリアルの篭った銃弾で撃ちぬいた。
「同胞に手は出させん!」
スーズリーがゴブリンの槍兵を二体引きつけ、想定していた形に落ち着いた。
「さぁ、こっちだ犬ども!」
「私が相手になろう。かかってこい」
アバルトとジーナも順調にコボルトの動きを押さえた。
「さて……ボクらの役目は変わらないみたいだ」
「敵は皆前衛に集中……よし、頭数を減らすぞ」
「あいあいさー♪」
エルネスタの正確無比な銃弾が、それぞれコボルトを一撃で沈める。ロイドは機導術でアバルトの攻撃力を底上げする。
一方、ドワーフ側。噛み付かれて負傷したドワーフの機導師に、カナタはヒールを唱える。
「ほれ、しゃきっとするのじゃ」
「すまない。不覚を取った」
機導砲が負傷したコボルトの頭を吹き飛ばす。ペアを組んでいたコボルトの爪をカナタはドリルの腹でがっしり受け止めた。
フワはちらりと視線を後ろへ向ける。
ドワーフは多くが少々引っかかれた程度で、傷は浅い。残るコボルトは三体。
「……あちらの方が早く終わってしまいそうだね。ボクの手は不要そうだ」
彼の放った風の刃が、ジーナに飛びかかったゴブリンの首を刎ねた。
●
「自慢の鎧もアサルトライフルの前じゃ紙切れ同然だねぇ」
蜂の巣となったゴブリンが槍を取り落とすのを見ながら、エルネスタは呟く。
数がいても所詮はゴブリン。マテリアルを乗せた弾丸であれば、防がれなければほぼ必殺だ。
それを相手も悟ったのか、何か恐怖を覚えたのか、ゴブリンたちはリィフィから離れて馬車目掛けて走り出した。
その行動は予定外ではあるが、予想外ではなかった。
「一匹は任せろ!」
「よそ見しちゃだめなの! こっから先へは通さないんだから!!」
リィフィとジーナの二人がかりで、ゴブリンリーダーは移動を塞がれていた。ジーナのナイフが突き刺さり、略奪者の団長は怒りに唸った。
その隙に、槍ゴブリンが戦線を抜ける。
「……しばらく手にしていなかったが、俺も根っからの軍人と言うことか」
アバルトは焦らず目の前のコボルトを照準する。自分の任務は敵をこの場に釘付けること。戦線を突破した敵の対処は味方が行う。
引き金を引けば、コボルトの最後の一匹が崩れ落ちた。このコボルトは銃器を前に随分粘ったが、遂には避けきれず死んでいった。
ストック越しに伝わる衝撃に、アバルトは血腥い懐かしさを感じた。
「アサルトライフルの銃把が手によく馴染む」
スーズリーはマテリアルに強化された銃弾を戦線を抜けたゴブリンに浴びせかけるが、足は止まらない。位置的にも間に合わない。そもそも彼女はゴブリンを一つ押さえている身だ。
「すまん、抜かれた!」
その言葉に、馬車側から返答があった。
「大丈夫さ」
「任せたまえよ」
ロイドは短杖を引き抜いて、馬車を飛び降りて前へ出た。
「後ろに居る故に近接は得意ではないとでも思ったか? 残念である。……カバーできる射程が長いが為だけに、ここに居るのだ」
機導装置が唸りを上げ、光の刃が現出する。一瞬大地に縫いとめられたゴブリンを、フワの杖が狙った。
「そこもボクの距離さ」
水弾が猛烈な勢いで撃ち放たれ、ゴブリンの下半身を折り砕いて吹き飛ばす。
「……おや? 吹き飛ばすだけのつもりだったが、存外に脆いね」
柄の折れた槍が大地に突き刺さり、ゴブリンは転がったまま動かなくなった。
その頃、前方。
「リーダーどん!」
「任せろォ!」
ドリルの腹を咥え込んだコボルトを、カナタは振り回すようにして投げ飛ばす。合わせてドワーフの団長がハルバードを振りかぶって強振、コボルトは真っ二つに両断されて地に転がった。
前方コボルト軍団討伐完了である。
ドワーフの戦士、犠牲者――なし。
わっと沸く新兵たちを、リーダーは一喝した。
「お前たち、まだ戦いは終わっちゃいねぇぞ! 後方に加勢だ!」
「待つのじゃ、リーダーどん」
カナタはリーダーを呼び止めた。地に下ろされたドリルの戦端が、僅かに大地を抉る。
「リーダーどん達には馬車の守りを頼むのじゃ。そうすればアバルトどん達も後顧の憂い無くゴブリンと戦えるのじゃ」
中衛が動く必要はないが。
「……分かった。聞いてたか! 馬車を守るぞ! 最終防衛線だ、抜かせるなよ!」
前方組が馬車目掛けて走り寄るのを聞いて、リィフィはひとまず自己回復を行った。
「みんな待ってたよー!!」
スーズリーはゴブリンの槍を盾で受け流す。
「先にこちらが倒しきるつもりだったんだがな」
「同胞がそれだけ優秀だったということだろう?」
「違いない」
ジーナとスーズリーは顔を見合わせて不敵に微笑み、己の得物を残る二匹のゴブリンに向けた。
「それでは終わらせようか」
大勢は決した。
フワの杖が風を紡ぎ――。
ロイドの弓が引き絞られ――。
アバルトが立射、エルネスタが膝射姿勢を取り――。
ジーナのナイフとスーズリーのリボルバーがマテリアルを帯び――。
カナタのドリルが回転し――。
リィフィのジャマダハルが精霊の加護を受けて――。
それらが一斉に、その暴威を解き放った。
●
リィフィは馬車に駆け寄ると、ひょいと中を覗きこんだ。
「お待たせ! もう大丈夫、怖いのはぜーんぶやっつけたからね!!」
馬車の中のドワーフたちが一斉に安堵の声を漏らす。その中で、若い女性のドワーフがおずおずと声をかけた。
「あの、怪我人は……」
リィフィはにひっと笑うと、ピースサインを突き出した。
「――みーんな無事! 大勝利だよっ、ぶいっ!」
残党を探していたエルネスタが戻ってきた。
「これ以上はいないみたいだね。みんなお疲れさん」
その言葉に、ドワーフの兵士が息をついた。
「酒で祝杯でも上げたいところだが、そんな余裕もない」
「そうだな……ひとまず入植地へ急ぐべきだ。そう遠くはないんだろう?」
ジーナの言を引き継いでアバルトは言う。団長は頷いた。
「すぐに出発しよう」
「ハンターの助力があったとはいえ今回これだけの戦いが出来たのじゃ。リーダーどんには人を纏め上げより良く導く力がある」
馬車に揺られながら、カナタは滔々と語った。
「この先の新天地でも立派に上手くやっていける筈なのじゃ」
「勿論だとも。いずれはヴェドルにも負けない地下城を築いてやるさ」
スーズリーも頷いた。
「人を頼ることも重要だ。自分たちでは対処できないと判断したなら、ハンターオフィスに行くといい。わたし達が力になるぞ、同胞よ」
空腹に唸るリィフィを宥めながら、スーズリーはそう語る。
「なに、今に見ていろ。君たちに頼らずとも亜人程度は追い返せるよう、髭の短いガキにはしっかり仕込んでおく」
新天地で待つであろうキツい修練に新兵たちが呻き、馬車の中から笑いが起こった。
それが収まった頃に、ドワーフの長と機導師がハンターたちに向かい合った。
「……改めて礼を言わせてもらおう、人間の勇士よ、同胞よ」
「旅が始まり、襲撃を受け、私たちは犠牲者が出ることを半ば確信していた。元より楽な道程ではなかったからだ」
二人は頭を下げた。
「我らが一人も欠けずにこうして笑っていられるのは、君たちのおかげだ。感謝する」
「我々は依頼を完遂したまでのことだ」
「開拓団の護衛するのが今回の依頼だ。戦士たちも例外ではない」
ロイドとジーナの言葉をフワが肯定する。
「生命は全てにおいて平等だよ。共に戦うものなら尚更だ。助けない方がおかしいのさ」
各々の仕草で賛同の意を示すハンターたちに、ドワーフの団長は暫く呆けて、それから一本取られたと高笑いした。
「そうか。ならば堅苦しいのはやめにしよう。戦いを終え、困難を踏破した後であれば、やることは一つよ」
馬車がゆっくりと速度を落とし、後方の馬車からもざわめきが漏れだす。
外を見れば、そびえ立つ鉱山がそこにあり、麓の開けた土地にいた。
「さぁ到着だ!! 酒を出せ! 肉を焼け! 宴を始めるぞ!」
「勇壮なるハンターたちに祝杯を!」
「肉だーっ!」
にわかに活気づく彼ら(とリィフィ)を見て、一行は顔を見合わせて笑いあった。
その後、彼らにどのような苦難が襲いかかり、それを乗り越えて発展するのか……。
或いは志半ばで滅びるのかは、まだ誰にも分からない。
ただ、寝床も作らず薪を積み上げては酒を開ける彼らたちに、広大な未来が開かれた事は確かだ。
そして、それを成した者達がいることもまた。
依頼結果
参加者一覧
サポート一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/07 22:55:10 |
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作戦相談所 カナタ・ハテナ(ka2130) 人間(リアルブルー)|12才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2014/08/13 08:29:05 |