ゲスト
(ka0000)
インディスペンサブル・ヴィクティム
マスター:えーてる

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/13 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/22 15:00
オープニング
「今回の依頼は、ドワーフの開拓団の護衛です」
新規に発見された鉱山へ、ドワーフの一団が入植を試みるらしい。
「若いドワーフたちが、殆ど家出同然の形で集落を出たようですね。そのせいか、彼らはドワーフの言い回しで『髭のない』……戦闘経験のないものばかりです。幾名かはそれなりの戦士もいるようですが」
大胆で闘争心の強い彼らだが、馬鹿ではなかった。未開の地へ向かう先に待つ苦難を鑑みて、彼らはハンターを雇うことにしたらしい。少々ドワーフらしくないようにも思えるが、むしろそれが集落を出た理由かもしれない。
「四台の馬車で移動しており、合計人数は十六名。うち一名がリーダー格の戦士であり、一名が機導師であり、四名が新兵であり、残りは非戦闘人員です。コボルトの略奪団を一度退けたようですが……」
三名が負傷と少なからぬ被害を出し、近くの街で傷を癒すはめになったらしい。無理を悟ったのもその時だろう。
「護衛ですので拘束時間は長く、また脅威度も判然としません。ルートを確認する限りさほど危険な存在はいないでしょうが、雑魔、亜人に関しては不明です。万全の備えを推奨します」
という依頼を受けたのが、数日前だ。
そして今――。
草原の上を、馬車が猛スピードで駆けていた。
「くそっ! 奴ら、また襲ってきやがった!」
「大将、この前より数が……二倍近いです! ゴブリンも数体!」
「数を倍にすればいけるとでも踏んだのか、クソッタレどもめ!」
石に乗り上げたらしく、馬車がガタンと危なげに跳ねた。ドワーフ謹製の馬車は幸い横転することはなかったが、馬も限界が出てきている。
前方を見れば、こちらを待ち構えるコボルト。後方を見れば、挟撃するべく追いかけてくるゴブリン率いるコボルトたち。
ゴブリンがコボルトを飼い慣らすのは珍しいことではない。恐らくこの近辺に根城を構え盗賊紛いのことをしているのだろう。
思考回路はやはり単純だ。使えないコボルトを捨て駒に足止めして、自分たちで略奪を行う。
「鉱山は目と鼻の先だというのに」
リーダー格のドワーフが歯噛みする。その背中を、年若い女性のドワーフや細工師たちが不安げに見つめていた。
先の戦闘でも、一人が死にかけた。その上、前方の敵だけでも前より敵が増えている。今度こそ犠牲者が出るかも分からない。
だが、戦うしかない。
「迎撃する。無理に突撃して馬を殺されてはたまらん! お前たち、武器を持て! 馬を止めろ!」
リーダーの言葉に慌ただしく動き出すドワーフたち。
新兵が斧を担ぐのを見てから、最後にリーダーはハンターたちを見た。
「駆け出し共にはゴブリンはまだ荷が重い。すまんが、貴方たちに後方を任せたい」
是非もない。依頼を忠実に果たすまで。護衛対象への危機を打ち払うのが、今回の仕事だ。
ハンターたちが覚醒を始める中、馬車がゆっくりと速度を落とし、止まった。
前後から、略奪者の群れが迫る――。
「新天地はすぐそこだ! お前たち、死力を尽くせ!」
リーダーがハルバードを掲げ、味方を鼓舞する。
ドワーフたちが戦意を高める背後で、ハンターも武器を手に戦いを始めた。
解説
●目標
敵部隊の撃退
馬車の防衛
●戦力情報
・コボルト
身長一メートル程、二足歩行する痩躯の犬の亜人です。低耐久ですが少々機敏です。
爪での攻撃は少々回避しづらい反面威力は低いです。
噛み付き攻撃は威力が高いですが避けやすいです。
なるべくペアで敵に攻撃しようとします。
・ゴブリン
身長一メートル二十センチの体格の良い亜人です。ある程度人語を解します。
粗末な皮鎧を装備しており、コボルトよりは頑丈です。
石槍による攻撃は少し離れた敵にも届きますが、威力はやや低めです。
隊長格と思われる個体は長剣を装備しており、これによる攻撃はやや高い威力を持ちます。
基本的に弱い者、馬車やドワーフを狙います。愚鈍かつ短気で、怒らせた相手を執拗に攻撃します。
・ドワーフ
四人は新兵で、鎧と斧で武装しています。
一人はデバイスを持ち機導砲相当のスキルを、一人はハルバードを持ち強打相当のスキルを使用します。
新兵は通常攻撃のみです。
ドワーフ兵の負傷・死亡は護衛失敗とはみなしません。
●状況
一面ほぼ障害物のない草原の半ばに位置しています。
前方にはコボルト十体が待ち構えています。後方には剣装備のゴブリン、槍装備のゴブリン三体、コボルト四体が追いかけてきています。
相対距離は戦闘開始時点で前方十メートル、後方五十メートルです。
ドワーフ戦士は前方のコボルトに対処し、何らかの介入がなければ非常に大きな損害を出しつつ勝利します。
●注意点
馬車に接近した敵はメインアクションで馬車を攻撃し、護衛対象に大きな被害が生じます。この時点で依頼は失敗となります。
二回攻撃を受けると馬車を占領し、ゴブリンは状況次第で物資を持って逃走し始めます。
敵部隊の撃退
馬車の防衛
●戦力情報
・コボルト
身長一メートル程、二足歩行する痩躯の犬の亜人です。低耐久ですが少々機敏です。
爪での攻撃は少々回避しづらい反面威力は低いです。
噛み付き攻撃は威力が高いですが避けやすいです。
なるべくペアで敵に攻撃しようとします。
・ゴブリン
身長一メートル二十センチの体格の良い亜人です。ある程度人語を解します。
粗末な皮鎧を装備しており、コボルトよりは頑丈です。
石槍による攻撃は少し離れた敵にも届きますが、威力はやや低めです。
隊長格と思われる個体は長剣を装備しており、これによる攻撃はやや高い威力を持ちます。
基本的に弱い者、馬車やドワーフを狙います。愚鈍かつ短気で、怒らせた相手を執拗に攻撃します。
・ドワーフ
四人は新兵で、鎧と斧で武装しています。
一人はデバイスを持ち機導砲相当のスキルを、一人はハルバードを持ち強打相当のスキルを使用します。
新兵は通常攻撃のみです。
ドワーフ兵の負傷・死亡は護衛失敗とはみなしません。
●状況
一面ほぼ障害物のない草原の半ばに位置しています。
前方にはコボルト十体が待ち構えています。後方には剣装備のゴブリン、槍装備のゴブリン三体、コボルト四体が追いかけてきています。
相対距離は戦闘開始時点で前方十メートル、後方五十メートルです。
ドワーフ戦士は前方のコボルトに対処し、何らかの介入がなければ非常に大きな損害を出しつつ勝利します。
●注意点
馬車に接近した敵はメインアクションで馬車を攻撃し、護衛対象に大きな被害が生じます。この時点で依頼は失敗となります。
二回攻撃を受けると馬車を占領し、ゴブリンは状況次第で物資を持って逃走し始めます。
マスターより
えーてるです。今回は護衛対象がいます。大丈夫です、今回も難しくはありません。
馬車とその中の人々を守ればいいのですから。
明記された戦力差は覆りません。物語は残酷です。
ドワーフたちの未来には、皆様の力が必要不可欠です。
皆様は等しく特権者です。皆様だけが、彼らの未来を切り拓くことができる権利を持っているのですから。
ですから、挑むのならば十分な相談と覚悟を皆様に望みます。
それでは、皆様の知力と武力の限りを尽くしたプレイングをお待ちしています。
馬車とその中の人々を守ればいいのですから。
明記された戦力差は覆りません。物語は残酷です。
ドワーフたちの未来には、皆様の力が必要不可欠です。
皆様は等しく特権者です。皆様だけが、彼らの未来を切り拓くことができる権利を持っているのですから。
ですから、挑むのならば十分な相談と覚悟を皆様に望みます。
それでは、皆様の知力と武力の限りを尽くしたプレイングをお待ちしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/08/15 10:35
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/07 22:55:10 |
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作戦相談所 カナタ・ハテナ(ka2130) 人間(リアルブルー)|12才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2014/08/13 08:29:05 |