ドルチェのかわりにほしいもの

マスター:紺堂 カヤ

シナリオ形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2016/03/17 19:00
完成日
2016/03/22 01:31

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

「はあ……」
 重々しいその溜息を聞くのは、今日だけでもう十回目になる。ここ三日間のトータルで考えるならば、ゆうに五十回は越えるだろう。
「……どうかなさいましたか、お嬢様」
 どんな返事が聞かされるかわかってはいたが、クロスはお仕えしているお嬢様──ダイヤに、一応、律義に尋ねた。尋ねながらも仕事の手を止めないのは優秀と言うべきか礼儀にかなっていないと言うべきか。
「別になんでもないわ」
「左様でございますか、じゃあ溜息つかないでください、鬱陶しいですから」
 使用人とは思えない、遠慮のない物言いだが、クロスはいつもこの調子だ。そしていつもならダイヤはその物言いに必ず文句を言うはずなのに、今日はそれもなかった。
 クロスは、自分も溜息をつきたくなるのを必死にこらえて、仕事──ダイヤのお部屋のカーテン交換──を続けた。重たい冬用の、ブラウンのカーテンだったものを、今日から春らしい花柄に替えたのだ。素材も軽く、窓から爽やかな風が入れば、喜んで迎え入れるかのように膨らむだろう。
 この様子だって、毎年はしゃいでカーテンが華やいでいくのを見守るはずのダイヤだが、今年はちらちらとカーテンとクロスを気にするものの、溜息をつくばかりで近寄ろうとはしない。
 その理由を、クロスは実はもうわかっていた。わかっていて、あえて気が付いていないふりをしている。
 だが。
「はあ……」
 十一回目の溜息を聞いた瞬間。
 クロスの血管がブチッと音を立てた。
「いい加減にしてください!!!」
 怒鳴るように声を上げながら、クロスはギッとダイヤを睨んだ。クロスがそこまで大声を出したのは初めてのことで、ダイヤは目を見開いて驚いている。
「言いたいことがおありならば、はっきり言ったらいいではないですか!」
「……じゃあ、言わせてもらうわ!!」
 喧嘩腰のクロスに、ダイヤも驚いたふうな顔をムッとさせて怒鳴り返した。
「なんなのよ、あのホワイトデーのプレゼントは!!!!!」
 やっぱりそのことか、とクロスは胸中で嘆息した。だが、そんなことはおくびにも出さずに怒鳴り返す。
「何、ってケーキでしょう!」
「そんなことはわかってるわ!」
「じゃあ何がご不満なんです! 美味しそうに食べてたではありませんか!」
「……だって、あれ、手作りじゃないでしょう。ウチのパティシエに作らせたのよね?」
「そうですよ!? 仕方がないでしょう、私にはケーキなど作れないのですから。特注で作っていただいたのです、何か問題が!?」
 ダイヤはぐっと唇を噛んだ。怒鳴り声を押さえて、悔しそうに言う。
「別に、手作りにこだわってるわけじゃないわ。ただ……、単にバレンタインのお返しをしなきゃいけないから、適当に何か用意したって感じがしたんだもの」
 クロスはドキッとして一瞬言葉を失った。そうではない、と言い返すことが、できない。言い返せない、代わりに。
「……充分ではありませんか。私がいただいたのは、ヘンなキノコだったのですよ? お返しがもらえただけ、お嬢様は幸福だと思われるべきでしょう」
 そんなことを、口にしていた。
 ダイヤは。
 頬をひっぱたかれたかのような顔をして固まった。
 しまった、と思ったがもう遅い。
「クロスのバカっ!!!」
 ダイヤは、背を向けて走り去った。

「はあ……」

 クロスは、我慢していた溜息を、今度こそ深く深く、吐いた。
 そしてその翌日。クロスは、ダイヤの両親に許可を得て、休暇を取った。
 ホワイトデーのやり直しを、するために。「枯れないバラ」を探しに。

リプレイ本文

 クロスは、外歩き用のブーツの紐をしっかりとしめ、モンド邸の門を出た。
 するとそこには、八人ものハンターたちがずらりと並んで待っていた。どうやら、単なる休暇ではないらしい、と悟ったモンド夫妻が、わざわざ呼び寄せてくれたのである。
 クロスは八人に向かって深々と頭を下げた。
「このようなことにわざわざご足労くださいましてありがとうございます」
「そんな堅いこと言いっこなしですよ! ふっふっふ、モンド家あるところに瑞花あり! ……そろそろお屋敷に住んでも怒られないんじゃない?」
 悪戯っぽい笑顔で卯月 瑞花(ka6019)が笑うと、その隣で大伴 鈴太郎(ka6016)がうんうん、と頷き、瀬崎 琴音(ka2560)が穏やかに笑みを浮かべる。彼女たちだけでなく節分の催しや、バレンタイン直前にダイヤが家出した際に集まってくれたハンターの姿が多く見え、クロスは少し肩の力を抜いた。
「枯れないバラを探しに行くのだと伺いましたわ」
 美しい髪と瞳をキラキラさせて、ロジー・ビィ(ka0296)が身を乗り出した。
「旅をしている中で聞いたことが御座いますわ。何でも、鉱物だとか。あたしも実物は拝見したことが御座いませんの。そんな素敵な「花」、一度は拝見してみたいですわ!」
 出発前にちらりと漏らした言葉がハンターたちにもしっかり伝わっていると見え、クロスは少なからず驚いた。さすがは一代でこのモンド家を大きくした宝石商と言うべきか、ぬかりのないことだ。
「そのバラの在り処はクロス君が知っているんだな?」
 鞍馬 真(ka5819)が尋ねたので、クロスは、はい、と頷き、先に立って歩き出した。



「クロス君、探しに行くのは砂漠の薔薇?」
 ディーナ・フェルミ(ka5843)が「枯れないバラ」についてそう尋ねると、「砂漠の薔薇」の名称に聞き覚えがあるらしい何名かのハンターが、なるほど、と得心がいったように頷いた。クロスも素直に肯定する。
「そうです、砂漠の薔薇、デザート・ローズ、サンド・ローズ、呼び方はいろいろあるそうですが、まさしくその鉱物のことです」
「それをプレゼントにするというわけだね? いやあ、青春とはかくも美しく微笑ましいものだねぇ」
 イルム=ローレ・エーレ(ka5113)が目を細めてうんうん、と首を動かすと、鈴太郎が不思議そうな顔をした。
「プレゼント? あ、そっか! バレンタインのお返しにダイヤに内緒で……ってホワイトデー過ぎてねーか?」
 その言葉に、クロスは一瞬ためらいを見せたものの、事の次第をハンターたちに話した。
 と。
「その一言は言っちゃダメだろ……」
 鈴太郎が呆然とそう言い、岩波レイナ(ka3178)も絶句したのちに呆れた声を出した。
「まあ、ね。ダイヤもなかなかだけど、クロス、アンタのバレンタインのお返しも相当だわ!」
「確かにオレもチョコの代わりにキノコはねーよって思ったけどさ……、ダイヤ、あのキノコ探すの滅茶苦茶ガンバったンだぜ? 殆ど外出たコトねーアイツが一人で屋敷抜け出してまでよ」
 口に出しながらもどんどん前のめりになっていく鈴太郎を、瑞花がまあまあ、と抑える。クロスくんも苦労人ですねぇ、と内心で呟きながら。
「少し食べてみたかったな。そのチョコ……」
 琴音はダイヤがキノコのチョコを作っているところを思い浮かべてくすりと笑う。その笑顔のまま、クロスを見上げた。
「一度しか会ってないけど、ダイヤさんって可愛いよね。表情豊かで明るくて……」
 クロスはその言葉に一瞬詰まったように喉を鳴らしたが、はあ、と息をひとつ吐くと、あっさりと頷いた。
「そうですね、お嬢様は大変可愛らしい方です」
 その一言に、全員が目を見開いたり息を飲んだりとハッとする。その中でつとめて冷静な表情を保った真がクロスの隣に並ぶと、クロスはとつとつと話し始めた。
「世間知らずなところはありますけれど、何事にも一生懸命ですし、人並みに気遣いもできます。趣味とセンスはイマイチですが、それもまあ個性と言えなくはない。折角、境遇だけは深窓の令嬢として育ったのですからそれらしくおしとやかにしていればいいものを、どうにもお転婆で困りますが、体が弱いままであるよりは良かったと思っています」
「……確認なんだが、それは褒めているんだよな?」
 可愛らしい、という発言からどんどん離れて行くクロスのセリフの内容に、真が遠慮がちに尋ねた。クロスは肩をすくめる。
「まあ、褒めているといえば褒めています。とにかく、まとめると、お嬢様は良くも悪くも素直だということです」
 今の発言のどこをどうまとめたらそうなるのか、とは全員が思ったが、ひとまずは誰もツッコミを入れなかった。クロスの顔が、すっと曇ったからである。
「……ですから、バレンタインの贈り物──、あのキノコを、私は受け取ってはいけなかったんです。あの素直な方が、バレンタインに贈り物をする、ということがどういうことであるかは、私にだって、いえ、いつもお嬢様のお近くにいる私であったからこそ、よくわかりましたから」
 クロスは、ダイヤの気持ちに気が付いているのだ、ということが、はっきりした瞬間であった。穏やかな口調で、ロジーが問う。
「受け取ってはいけなかった、とはどういうことですの?」
「気持ちをこめたものを受け取る、ということは、その気持ちを受け取る、ということでしょう。私は、お嬢様に一番近い所におりますが、あくまで使用人です。それを受け取っていい立場ではない……。ですから、本当は受け取ってはいけなかったのです。……でも、私は、断れなかった。断りたくなかった。気持ちを、受け取りたかった」
 最後の一言は、ごく小さく呟いたつもりであったようだが、皆がクロスの声に集中していたために、誰の耳にもはっきりと聞こえた。年若い女性を中心に、笑顔が広がっていくのに気が付いたクロスはハッとして急にしかめっ面を作る。
「そ、そうですよ、私は使用人なんですから! 使用人にプレゼントねだりますか、普通!? まったく、お嬢様の世間知らずときたら。困ったものです! さあ、目的の谷はもうすぐです!」
 ずんずんと大股に進んでいくクロスの耳は赤くなっていて、ハンターたちは忍び笑いを漏らした。
「青春だねえ」
 イルムが再び、しみじみと口に出した。



 目的の谷は、緩やかな傾斜の、静かなところだった。下るにつれて草木が少なくなり、谷の底をさらうような風がからりと吹き抜けていった。
「着いたわね。じゃ、早速、枯れないバラを探しましょ!」
 レイナが張り切って駆けて行くのを、瑞花が追って走り出した。その少し後ろから、残りのメンバーが続く。
「無闇に探すのも時間がかかるだろうしね。手始めに、前に見つけたって場所からあたってみようか……」
 クロスに向かって琴音がにこやかに言うと、クロスは冷静さを取り戻したらしく、はい、と返事をして北の方を指差した。
「あっちの方です」
 クロスが先導し、琴音、ディーナ、イルムがそれに続いた。
「砂漠の薔薇は、水に含まれる成分が結晶化したものらしいから、水がある場所、あるいは元々水があって干上がった場所にあるのだろうな」
 真がそう呟くように言って、谷全体を見回す。ロジーがなるほど、と頷いて、彼女もそういった場所がないか探し始めた。
 そうした中で、どうにも動きが鈍いのが鈴太郎である。いつもは誰よりも行動的だというのに、調子がおかしい。
「あれ? りんたろー?」
 瑞花がそれに気が付いて駆け寄ると、鈴太郎は顔をしかめた。
「そのバラって、壊れやすいんだろ? オレ、不器用だし……、大人しく手を出さねーのが一番役に立てっ気がする」
「何言ってるのよ、まだ見つけてもいないんだから! 探すの手伝ってよね!」
 レイナにも腕を引っ張られ、鈴太郎はバラの捜索に乗り出した。
「前に見つけたのは、このあたり、ですね」
 クロスが示したあたりは、草木もほとんどなく、からりとした赤茶色の岩が連なっていた。できるだけ広範囲に探してみることにして、皆、地面に屈みこむ。
 真剣な眼差しでバラを探すクロスに、ディーナがそっと問いかけた。
「クロス君は、どうしてデザートローズを贈ろうと思ったの?」
「どうして、とは」
「デザートローズは、愛と知性を叶える石。夢を叶える石。壊れやすくて花の形をしているところから来たと言われる石言葉。悪習悪縁を絶つとか過酷な状況で冷静さを思い出させるとかいう意味もあるらしいの。……どの意味を、贈るのかな、と思ったの」
「石言葉、ですか……」
 クロスは感心したように目を丸くしてから、苦笑した。
「お恥ずかしいことながら、どの意味も存じ上げませんでした。私が砂漠の薔薇をプレゼントに選んだのは、色鮮やかな宝石に比べれば地味で、綺麗ではないからです」
「綺麗ではないから?」
 琴音が不思議そうに問い返す。はい、とクロスは笑う。
「お嬢様は、宝石商の一人娘です。こう言っては何ですが、宝石は飽きるほど見ています。美しいものを、それはたくさん、見ています。それなのに、宝石やその他美しいものを、あの方は手元に置こうとしません。むしろ、美しくないものばかりに興味を持ちます。そして、その美しくないものの中に隠れている『良い所』を探そうとするのです。そういう、方なんです。……それは、万物への愛と、深い知性かもしれませんね……。後付ですが、砂漠の薔薇にそういう意味があるのなら、これは、お嬢様にぴったりかもしれません」
 クロスは、これまでに見せたことのないような柔らかな微笑みを浮かべた。それからすぐに慌てたように声を大きくする。
「ま、まあ、ディーナ様のお考えを拝借して後付をしたのですが! 変なお嬢様ですから、変なものじゃないと満足しないだろう、と思っただけで! ……でも、そういうことを、最初から考えるべきだったのですよね」
 イルムはそんなクロスを微笑ましげに見て、ふふふ、と笑い声を漏らす。
「ダイヤ君はきっと、単純にお返しが欲しかったんじゃなくてイベントを一緒に楽しみたかったのかもね?」
「そうだと、思います。同じケーキを差し上げたにしても、私が最善を考えて、考え抜いて、お嬢様が楽しめるようにと贈ったものであったならば、喜んでいただけたのだと思うのです。私は、それをせずに、単に「モノ」だけを差し出した。やってはいけなかったことだと、思います」
「じゃあ今度こそ失敗するんじゃないわよっ!」
 いつの間にかクロスの真後ろに来ていたレイナが、仁王立ちをしてそう言い放った。驚いてクロスが振り向くと、満面の笑みの瑞花と、真っ赤な顔の鈴太郎も、そこに並んでいる。
「良い話を聞かせてもらいました! クロスくん! ダイヤちゃんに渡す時には、愛と知性の石だ、と言うんですよっ!」
 瑞花がにこにこ、とにやにや、が混ざったような言い方をすると、クロスは再び耳を赤くした。
 するとそのとき、ロジーの涼やかな声が谷に響いた。
「砂漠の薔薇、ございましたわ!」
 皆がロジーと真の方へ集まると、そこにはトランク一つ分ほどの範囲に十個ほどの、鉱物性の花が開いていた。確かに地味ではあるが、花弁を幾重にも纏う姿は可憐で、ハンターたちはしばしその「咲き誇る」様子に見惚れた。
「……なんや、えろー趣があって、ええおすなぁ~♪」
 思わず、といったように、琴音が感嘆の言葉を漏らした。クロスはそれに微笑んで頷くと、ポケットから細いナイフを取りだし、地面の土ごと削ぐように、慎重に砂漠の薔薇を取り上げた。あらかじめ用意してきていた、緩衝剤の詰まった小さな箱におさめ、ふう、と息をつく。見守っていたハンターたちも、安堵の息を漏らした。
「これ、あたしたちも、採っていいです?」
 瑞花が尋ねると、クロスは、もちろん、と頷いた。
「一個くらい、採ンのチャレンジしていいよな?」
 そう言って鈴太郎も、砂漠の薔薇に屈みこんでいく。イルムは、クロスの手元を覗き込んで申し出た。
「クロス君、緩衝剤が足らないのならボクの持ってきたものもどうぞ」
「ありがとうございます」
「そうですわ!」
 同じくクロスの手元を覗き込んだロジーが何か思いついたように華やいだ声を出した。
「箱の中には「枯れないバラ」。けれど、一見してそれだけではなく思わせる為に、生花の薔薇を「枯れないバラ」の上に敷き詰めておくのは如何でしょう? 二度の楽しみと驚きになりませんくて?」
「それは……、確かに素晴らしい案ですが」
 クロスは困ったように瞬きをした。
「私にしては、いささかお洒落にすぎる気がいたします。気恥ずかしい、というか」
「そうですか……、では、箱の外にはメッセージカードを添えて。これはいかがです? 直筆のメッセージが添えられていたら、素敵ですわ」
「それはいいね。メッセージカードをリボンでくくったらどうかな。ラッピング用のものはいろいろ用意して来たよ」
 イルムにもそう言われ、クロスはわかりました、と頷いて、メッセージカードにペンを走らせた。そして、イルムに手伝ってもらいながらラッピングをしていると。
「何?」
「何かいるな」
 琴音と真が背後を気にして姿勢を正した。このあたりには野生動物もいないはずだが、と思いつつ警戒を強める。すると、岩陰から。
「いったぁ……」
 栗色の髪の少女が、姿を現した。岩に足をぶつけたらしく、膝をさすっている。
「お嬢様!?」
「ダイヤちゃん!?」
 それは紛れもなく、モンド家の一人娘・ダイヤだった。見つかってしまったことがきまり悪いのだろう、視線を斜めに落として不安そうな表情をしている。
 誰かが、ドンっ、とクロスの背中を叩いた。
 クロスは、よろめくことなく、ダイヤの前へと歩みを進めた。
「あ、あの、クロス、あの」
「どうしてまた、おひとりで追って来たんですかとか言いたいことはたくさんありますが」
 いつもの調子でそんな小言めいたことを言ってから、クロスは。
「今回は、私が悪かったです。贈り物の、やりなおしをさせてください」
 ダイヤの手に、そっと、「枯れないバラ」の入った箱を渡した。



 谷からの帰り道、ディーナはそっと、ダイヤに囁いた。
「人の愛を、贈りあえる方になってくださいね」
 ダイヤは少しだけきょとんとしたが、すぐに、真剣な表情で頷いた。知性のカケラが、もうそこにある証拠だった。
 一方。
 一行の一番後ろを歩きながらしょんぼりしているハンターがいた。鈴太郎だ。一個だけ、とチャレンジした砂漠の薔薇が、見事に砕け散ってしまったらしい。
「……こうなンのはわかってたけどよ」



 なお、クロスがメッセージカードに何を書いたのか。それを知るハンターは、いない。

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参加者一覧

  • もふもふ もふもふ!
    ロジー・ビィ(ka0296
    エルフ|25才|女性|闘狩人
  • 漆黒深紅の刃
    瀬崎 琴音(ka2560
    人間(蒼)|13才|女性|機導師
  • 歌姫の大ファン
    岩波レイナ(ka3178
    人間(蒼)|16才|女性|機導師
  • 凛然奏する蒼礼の色
    イルム=ローレ・エーレ(ka5113
    人間(紅)|24才|女性|舞刀士

  • 鞍馬 真(ka5819
    人間(蒼)|22才|男性|闘狩人
  • 灯光に託す鎮魂歌
    ディーナ・フェルミ(ka5843
    人間(紅)|18才|女性|聖導士
  • 友よいつまでも
    大伴 鈴太郎(ka6016
    人間(蒼)|22才|女性|格闘士
  • 乙女ニンジャ―
    卯月 瑞花(ka6019
    人間(紅)|15才|女性|疾影士

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ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/03/16 21:04:13
アイコン 相談卓
大伴 鈴太郎(ka6016
人間(リアルブルー)|22才|女性|格闘士(マスターアームズ)
最終発言
2016/03/17 18:15:26