ゲスト
(ka0000)
飯屋と下水道と何かと
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~6人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/08/09 09:00
- 完成日
- 2016/08/14 20:50
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
●おされなお店
グラズヘイム王国にあるとある町。そこのハンターズソサエティの支部では話題の飲食店があった。
ソサエティが入っている建物の近くにあるこじゃれた店。リアルブルー風に言えば「イタリアン」が中心のカフェ兼バーというところだろうか。
昼は日替わりパスタに週替わり煮込みなどがあり、飽きないような工夫があり、毎日食べに行ってもいい。
夜は早く閉まるけれども、ちょっと飲むにはいい。酒の種類も豊富であり、田舎の町にはもったいないなどと、この町のソサエティの職員たちはほめたたえる。町自体は田舎というほど田舎でもないのだが、のんびりした雰囲気がそう感じるのかもしれない。
職員であるロビン・ドルトスも週に2度は通う。夜も含めると3度以上は行ってしまうかもしれない。それだけ気に入っている。
なお、店主は三十路くらいの男性で、ひょろりと背が高い。気さくで笑顔が明るい男だ。店員も似たような雰囲気が多かった。
ロビンはその日、職場に向かう途中、領主のところの兵があちこちにいるのに気づいた。緊迫した表情がかすかにある。
「何かあったんですか?」
「凶悪な動物が地下にいるそうなので、封鎖しています。見慣れない生き物がいたら、手を出さないでハンターズソサエティに言ってください」
「あ、はい」
ロビンはソサエティに向かった。事件が起こっている、平穏な町であるのに。
●店主の話
ロビンが同僚に「何があったのか」と問う前に、例のおしゃれなお店の店主ラン・レストがソサエティの支部の扉をくぐった。
「どうかしたんですか? 青白いし、目の下のクマがすごいし、やつれました?」
ロビンが思わず口にするほど店長はふらふらで疲労が見える。
「……き、聞いてください。依頼を出します」
「いや、はい、聞くが先で、ハンターが必要なら依頼を受理します」
ロビンは言い直したが、何かはあったのだあの店に。
話はさかのぼる。
商店街の会合でハンターズソサエティが「地下清掃」を行ったときだ。ついこの間ではあり、そこでネズミの集団、ネズミの雑魔、悪人の団体及び猫好き団体が発見された。
店にもネズミ雑魔の影響あったらしく、この店の地下で時々していた「カリカリ」という音は消えたという。
「ネズミがいるとは思って仕掛けは作っていたんですが、関係なかったみたいで安堵もしたんです」
店の地下室には保存可能の食品や酒がおいてあるため、ネズミの害は大変な損失になってしまう。それに奇妙な音がしていて、怖いというのもあった。
下水道と直接つながっているわけではなく、扉があるわけでもない。調べると斜め下あたりが下水道になっているはずなのだった。
「商店街の売り出しの時の後から、またあの音がし始めたのです。今度こそネズミがいるのかと思って仕掛けを置いたのですが何もなく」
「あ、雑魔が作った穴が残っているのかもしれませんね、確認したほうがいいですね」
「それはそうです! いえ……違います。すでにそこは穴が開いているんです!」
「え? 補修のための点検もしないといけないですね」
ロビンはメモを取る。領主はまたどうせやってくるだろう、時間があると旅に出ている長男から連絡ないか覗きに来るからだ。その時に伝えればいい。
「地下室に下りた店員が『光る眼』があったというのです」
「え?」
「それで店員全員で、武器になりそうなものを手に下りたんです。それはいなかったのですが、壁というか床というかに穴が開いていたんです」
奥の床と壁の境くらいに虎一匹くらい入りそうな穴が開いていたという。ひとまず棚で穴をふさいで、明るくなってから確認をしようと思ったのだという。
「昨日、酒を地下に取りに行った店員がいました。戻ってこないから不審がって、我々は見に行ったのです。生臭いにおいがして死体があったんです。ただ、それを食べる奴がいて」
追いかけてくるようだったため扉を閉めて物を置いたという。
「……ちょ、それ……あっ、今、下水道の出入り口を見張る兵士はそれが理由?」
「はい、そうです。生き物がどこから来たかわかりませんが、店員の遺体を早く取り戻してあげたい」
「わかりました。謎の生物を退治するよう依頼を……領主からも来る予定ですよね、これ」
「はい、おそらくは」
非覚醒者であっても雑魔なら状況によって対応は可能だ。領主自身覚醒者であるため、状況を見てから依頼を出そうとしているのかもしれない。町は広いためにすぐには来ないだろう。
「遅いと被害が広まることもありうる」
どっちがいいかはわからない。ソサエティの職員であるロビンがすることは、依頼を受理し、ハンターの募集をかけることだった。
グラズヘイム王国にあるとある町。そこのハンターズソサエティの支部では話題の飲食店があった。
ソサエティが入っている建物の近くにあるこじゃれた店。リアルブルー風に言えば「イタリアン」が中心のカフェ兼バーというところだろうか。
昼は日替わりパスタに週替わり煮込みなどがあり、飽きないような工夫があり、毎日食べに行ってもいい。
夜は早く閉まるけれども、ちょっと飲むにはいい。酒の種類も豊富であり、田舎の町にはもったいないなどと、この町のソサエティの職員たちはほめたたえる。町自体は田舎というほど田舎でもないのだが、のんびりした雰囲気がそう感じるのかもしれない。
職員であるロビン・ドルトスも週に2度は通う。夜も含めると3度以上は行ってしまうかもしれない。それだけ気に入っている。
なお、店主は三十路くらいの男性で、ひょろりと背が高い。気さくで笑顔が明るい男だ。店員も似たような雰囲気が多かった。
ロビンはその日、職場に向かう途中、領主のところの兵があちこちにいるのに気づいた。緊迫した表情がかすかにある。
「何かあったんですか?」
「凶悪な動物が地下にいるそうなので、封鎖しています。見慣れない生き物がいたら、手を出さないでハンターズソサエティに言ってください」
「あ、はい」
ロビンはソサエティに向かった。事件が起こっている、平穏な町であるのに。
●店主の話
ロビンが同僚に「何があったのか」と問う前に、例のおしゃれなお店の店主ラン・レストがソサエティの支部の扉をくぐった。
「どうかしたんですか? 青白いし、目の下のクマがすごいし、やつれました?」
ロビンが思わず口にするほど店長はふらふらで疲労が見える。
「……き、聞いてください。依頼を出します」
「いや、はい、聞くが先で、ハンターが必要なら依頼を受理します」
ロビンは言い直したが、何かはあったのだあの店に。
話はさかのぼる。
商店街の会合でハンターズソサエティが「地下清掃」を行ったときだ。ついこの間ではあり、そこでネズミの集団、ネズミの雑魔、悪人の団体及び猫好き団体が発見された。
店にもネズミ雑魔の影響あったらしく、この店の地下で時々していた「カリカリ」という音は消えたという。
「ネズミがいるとは思って仕掛けは作っていたんですが、関係なかったみたいで安堵もしたんです」
店の地下室には保存可能の食品や酒がおいてあるため、ネズミの害は大変な損失になってしまう。それに奇妙な音がしていて、怖いというのもあった。
下水道と直接つながっているわけではなく、扉があるわけでもない。調べると斜め下あたりが下水道になっているはずなのだった。
「商店街の売り出しの時の後から、またあの音がし始めたのです。今度こそネズミがいるのかと思って仕掛けを置いたのですが何もなく」
「あ、雑魔が作った穴が残っているのかもしれませんね、確認したほうがいいですね」
「それはそうです! いえ……違います。すでにそこは穴が開いているんです!」
「え? 補修のための点検もしないといけないですね」
ロビンはメモを取る。領主はまたどうせやってくるだろう、時間があると旅に出ている長男から連絡ないか覗きに来るからだ。その時に伝えればいい。
「地下室に下りた店員が『光る眼』があったというのです」
「え?」
「それで店員全員で、武器になりそうなものを手に下りたんです。それはいなかったのですが、壁というか床というかに穴が開いていたんです」
奥の床と壁の境くらいに虎一匹くらい入りそうな穴が開いていたという。ひとまず棚で穴をふさいで、明るくなってから確認をしようと思ったのだという。
「昨日、酒を地下に取りに行った店員がいました。戻ってこないから不審がって、我々は見に行ったのです。生臭いにおいがして死体があったんです。ただ、それを食べる奴がいて」
追いかけてくるようだったため扉を閉めて物を置いたという。
「……ちょ、それ……あっ、今、下水道の出入り口を見張る兵士はそれが理由?」
「はい、そうです。生き物がどこから来たかわかりませんが、店員の遺体を早く取り戻してあげたい」
「わかりました。謎の生物を退治するよう依頼を……領主からも来る予定ですよね、これ」
「はい、おそらくは」
非覚醒者であっても雑魔なら状況によって対応は可能だ。領主自身覚醒者であるため、状況を見てから依頼を出そうとしているのかもしれない。町は広いためにすぐには来ないだろう。
「遅いと被害が広まることもありうる」
どっちがいいかはわからない。ソサエティの職員であるロビンがすることは、依頼を受理し、ハンターの募集をかけることだった。
リプレイ本文
●現場から
「まさかまたここに潜るときがくるとはな……」
ロニ・カルディス(ka0551)は地下室に続く階段を見下ろしつぶやいた。
現場の状況説明を兼ねてついてきていたソサエティの職員のロビン・ドルトスは「あはは」と笑いながら、申し訳ない頭を下げる。
「いや、謝る必要はない。お前が放つわけじゃないんだから」
「いえ、反射的で」
ロビンはまた謝りそうになり苦笑する。
「ホント、ネズミってやつぁ厄介ごとしか持ってこねぇよなぁ……戦場でも日常でも」
エヴァンス・カルヴィ(ka0639)は明るめの声音で仲間に告げたのに続き、「ネズミ死すべき、慈悲はない」と重々しく憎々し気につぶやいた。
「ネズミは食料を盗って行っちゃうし病気持ってくることもあるし……確かにいいことはないですね」
トリス・ラートリー(ka0813)は同意しつつ、探索に必要な物に不足はないかチェックを入れる。明かりと地図を書くための道具とロウセキのような印を付ける物がいると考える。
「到着。現場を見て、別のところから入るってことかな?」
メイム(ka2290)は縦巻きのツインテールを揺らし、元気よく入ってきた。巨大なハンマーを持っているためにロビンが眉をひそめている。
「地下、狭いですよ?」
「わかってるから、こっちがメーン」
メイムは盾を見せた。彼女の肩には相棒のパルムが乗っており、胸を張っている。
「メイムさん、お願いしますね? みんながおいしいご飯を食べられるように早急に対処しましょう」
ミオレスカ(ka3496)はぐっとこぶしを握った。誰にも異論はない。
「ここに来る前に地下に関する物音の噂を聞いてきました」
「そうそう」
ミオレスカとメイムが町の地図に印を書き始める。雑魔がいるだろう場所が絞れれば、探しやすくなる。都会ほど広くはないとはいえ、探すとなるとそれなりに骨が折れる大きさではある。
「あれ……あと1人……」
ロビンが首をかしげる。
「遅くなってすまない。雑魔を誘きよせるための餌を入手してきた」
咲月 春夜(ka6377)は覚醒時に表れる幻影に似せた服装で現れる。このときはHerrschaft=Archives(ヘルシャフト=アーカイブス)と名乗っている。そんな彼の手には新鮮な果物や肉がある。
「人間から見てもおいしそうですね!」
トリスが言うように、甘いにおいが周囲に漂ったのだった。
●地下
全員で動くか、ある程度分散して動くかという問題があった。
「地域はわかっているなら、ある程度ばらけたほうが早くなかろうか?」
「俺はどっちでもいいぜ?」
ロニにエヴァンスは告げる。
「連絡が取れる状況なら別れてもいいかな」
「そうですね、早く見つけると同時に、安全も重要です」
メイムにミオレスカがうなずく。
「雑魔が出るあたりというのがあるのだろう? そこにこれを置いておいて、おびき寄せることを提案する」
「それもいい案ですね! 時間によっては動き回っているでしょうけど……雑魔って通常の食事必要でしたっけ」
トリスの疑問にヘルシャフトは「あっ」と言う顔となる。
「マテリアルをほしがるから食べないが、生前と同じ行動をとるモノもある……と聞く」
ロニが経験や情報から告げる。
「罠は重要だろう? そんなうまそうな果物なら、俺だって引っかかる」
「エヴァンスさんと組んだら、そこは注意ですね!」
ミオレスカはにこりとした。
このやり取りの間に緊張感が程よくほぐれる。
「そうそう。状況はわからないんだよ。大体、倉庫に穴をあけたのだってマテリアル目当てより、食料目当てかもしれない」
「必要ないのに食べつくされる……普通食べられるのも困るのですが、余計に腹立ちますね!」
「そう考えると、むかつくぅう!」
メイムはトリスの言葉により、ネズミ雑魔への怒りが一致していく。
「物は試し……置いてみる」
「おう!」
ヘルシャフトの肩を「やっちゃえ」とばかりにエヴァンスがたたいた。
「さて、どう分けるか……」
ロニの言葉のあと、ぽつぽつ話決まった。
ヘルシャフトとトリスが罠を仕掛け、班の中央にいるようにする。
ロニとエヴァンスで組み、メイムとミオレスカで組み、それぞれ調査する。調査する場合は道の入り口に印をつけていく。入ったときは斜めの線、チェック終了時はそこに反対側からの斜め線で×とする。
「倉庫側は見てもらって、最寄りの降り口から行く?」
「痕跡見つつというほうが早いかもしれませんし、まずは地下室見てみてからでもいいのかもしれません」
「そっか。じゃ、さっそく」
メイムはミオレスカの前を歩き始める。
「はいはい、開けますね」
ロビンが扉の鍵を開けた。店主ラン・レストもいるのだが、心労がたたり、店の椅子に座るのが精いっぱいの様子。
「状況はどうだろうか……」
「照らしますよー」
トリスがロニの後ろからランタンを照らす。
地下室は異臭が漂っている。食料の一部が腐り始めたにしては早すぎる。
「穴があるのは奥ですね」
ミオレスカはライトを当てた。
そこには一部食われたような形跡のある、腐乱が始まる死体があった。
「持ってかれなかっただけ良かったのかもしれないね」
メイムは遺体の状況を確認した。
一旦全員調査の手を止め、犠牲者の冥福を祈る。殺された瞬間の恐怖を思うと胸は痛む。
「怖くて誰も入れなかっただけだな」
エヴァンスが周囲に落ちている物がないか等を確認しつつつぶやく。ネズミの雑魔は一部荒らしたようだが、腐り始めている食料以外被害はなかった。
「ロビン、何か布はないか?」
ロニが入り口に声を掛けると、シーツを持ったランが下りてくる。遺体の状況を考えると対面させるか悩ましいが。
「ううぅ、ここで一人置いて行ってしまって申し訳ない」
「責めるな。彼が殺された直後、覚醒者でもましてや戦士でもない君たちが逃げて当たり前だ」
ヘルシャフトが言うとハンターはうなずく。
遺体はシーツで包み、上の階にあげた。
「さあ、行きましょう。これで一つの懸念はなくなりました」
「思いっきり行けばいいわけですね!」
ミオレスカにうなずきながら、トリスは笑顔で手の骨を鳴らすようなしぐさをした。
雑魔のためにも倒さないとならない。
もしここに逃げてくる可能性も考え、物で入口をふさいでから兵士に見張りを頼むことにした。もしもここから出てくるようなことがあれば、対処してほしいと。
兵士はハンターに敬礼とともに、引き受けてくれた。
●虎か鼠か
最寄り下水道に下りる階段から一行は入り、例の穴のところに行く。明かりを照らしてみると先ほど見たところだとはっきりわかる。ここまでで壊れた下水道は見えなかった。偶然壊れかけていたところを狙われたのだろうと推測するにとどまる。
「臭くはないけど臭い」
メイムは口を布でふさいでマスク代わりにしている。
「そうですね。非常にということはないですが、鼻が曲がるのも時間の問題です」
ミオレスカも同じ格好になった。嗅覚が戻るのを早くするのも重要だ。
穴の周囲に目を引くものは落ちてなかった。
地図を見て、おおよそ真ん中あたりまで行き、予定していた分担通り別れたのだった。
まずは餌を撒くヘルシャフトとトリス。隠れやすいところを見つけたのでそことしたのだった。支道に何もいないことを確認してから。
「背が高いと大変ですね」
「……それほど高くはないんだがな」
「でも、ボクより20センチは高いですよね?」
そう考えると高さに差を感じる。それに、天井が高くないところで動くと余計に感じるところである。
「それにしてもそこまで大きくなるなんて……ネズミが虎にって」
「見てみないとわからないな」
二人は隠れてじっと五感を研ぎ澄ましていた。
盾を構えつつメイムは前を行く。ミオレスカが周囲を警戒しつつ進む。小柄な2人は下水道でもすいすい進める。
足元を見ると大きな動物らしい足跡はある。ただし、入り乱れており何度も通り埃が散ってしまっている状況であった。そのため、それが雑魔の足跡か明確ではない。
「次はここ入るよ」
「はい、行きましょう」
角に印をつけてメイムとミオレスカは入る。
「マスクしているからいいけど……鼻が曲がるっていうのはこういうことを言うんだよね」
「そうですね……感覚がありません。かといって、外して嗅いでみるのも問題ですよね」
「そうそう。このまま嗅覚以外で頑張らないといけないのよね」
空気の振動すらも感じ取れるように意識して、2人は進む。
目の前を動く影を見つけた。それは通ろうとして引き返したようだった。すぐさまメイムは仲間連絡を入れ、ミオレスカは銃を構え追いかけた。
ロニとエヴァンスは仲間と別れて進んでから特に何も見つからない。何もないということが分かり良いことではあるが、集中力が途切れる要因だ。
「終わったら、扉見てくれている兵士たちにエールでもおごるかなぁ」
「ま、彼らも仕事だから気にしなくてもいいのではないか」
「いやいや。それはそれでも、俺の気持ちが収まらない。それに非覚醒者で、雑魔が出る恐怖と戦いつつ出入り口を見張るってぇのは怖いもんだろう?」
「それはそうだな。楽しみが増えるならいいことかもしれない。さて、確実に終わらせないといけないな」
決意を新たに、調査していく。
調べ終わって別の通路に向かおうとしたとき、メイムとミオレスカから連絡が入った。急いでそちらに向かう。
道を回ってみることに話し合いで決めて、トリスとヘルシャフトが動こうとしたとき、メイムから連絡が入る。
壁に背を当てるようにして、武器を手に様子をうかがう。
支道から大きな影が飛び出してきた。落ちている果物をぱくりと食べると立ち去る。
「口が大きいから一口かっ!」
「足止めしますよ」
トリスが声をあげた直後、ヘルシャフトは機導砲を使い攻撃をする。
トリスは明かりの確保を行い、仲間に連絡をする。
雑魔が逃げる先にはロニとエヴァンスが出てきた。
「いきなりこれか! 行くぜ」
剣を振いエヴァンスが攻撃をする。
「そっちは無事か?」
ロニが確認を取りつつ、歪虚のための鎮魂歌であるレクイエムを使った。
「これは幸いです」
通路横から歪虚を見つけたミオレスカはそこから攻撃する。
「絶対攻撃は通さないからね! それと、ふりいぃいいず!」
メイムは盾を構え請け負い、前に出て威嚇する。音が響き渡り、雑魔はピクリと震えた。
ネズミ雑魔は弱らされながらも反撃をする。尻尾を振うとそこから炎は生まれ、放たれた。まるでファイアアローのように。
それはエヴァンスを目指す。
「ちっ」
よけきれず食らった。
「ここで倒せるよう、足止めしますっ!」
ミオレスカがマテリアルを込めて弾丸を叩き込む。回避しきれず足元が凍り付く。
「お返しだ! 害獣処理はこれからだ!」
エヴァンスが薙ぎ払うように攻撃を行う。
「行ってキノコっ!」
メイムが【ファミリアアタック】を相棒のパルムと行う。
「弱ってきましたね。あと一息です」
トリスが応援をしつつ周囲をうかがう。他にも敵がいる可能性はゼロと言えない、相手は鼠なのだから。
「これでを食らえ」
ヘルシャフトから機導砲を叩き込まれた後、再度の反撃の間もなくそれは塵となり消えて行った。
「後は、変なものがいないか確認すれば終わりか?」
ロニの言葉に異論は出なかった。
●おいしい食事よりも……
ネズミの集団がいることもなく、他に雑魔がいることもなく問題ないと判断してハンターは戻ってきた。
待っていたロビンに報告をする。
「ありがとうございました」
ランが頭を下げる。
「あんたが悪いわけではないんだから」
「そうですよー。偶然、雑魔がやってきたのがいけないんです」
エヴァンスに続いてトリスがうなずく。
「いえ、店員を連れて逃げる隙もあったのかと思うと……」
「違う。最初に殺されていたんだ。お前が逃げなかったら、他の店員も犠牲になっていた」
「あいつはお前たちを守ったんだ」
ロニとエヴァンスがはっきりと告げる。
「罪悪感はなかなか消えないかもしれませんが、美味しいご飯を提供するレストさんにはやることがあるです」
トリスは明るい笑顔を見せる。ほっとさせる雰囲気だ。
「お食事おいしいと私も聞いています。ぜひとも賞味してみたいと思います」
「ミオさん、でも、下水の臭いがすごいよ」
「そうなんですよね。早くきれいになりたいです」
「うー、料理も気になる」
ミオレスカとメイムがマスクを外したところ嗅覚がだんだん戻ってきて臭いが気になり始めた。
「兵士たちも含めて、弔いもかねて、せっかくなら一杯くらいは!」
「エヴァンスさん……おいしくお酒飲みたいですよね?」
「そうそう、嗅覚これで飲む酒のどこがおいしいかな? 弔いにならないよ」
ミオレスとメイムに事実を突きつけられ、カエヴァンスはしおれる。しかしどこか、まだ希望を捨てていない。
「どうした? ヘルシャフト?」
「顔色、青いですよ?」
仮面もあるためはっきりと顔が見えているわけではないが、ロニとトリスが気づいて尋ねる。
「な、なんでもない」
ヘルシャフトというより春夜は考えていたことを実行するか悩んだのだった。春夜として現れて告げたかったことがあった。ヘルシャフトとばれていいのか、否か決心がつけば実行すればいいだけなのだが。
「ドルトスとレスト……良ければ、我が友咲月を置いてやってくれないか。ここの店は店員も減っているし、地下室を直してからの本格再開だろうが……護衛もかねて彼をおいてやってくれないか? 彼は料理はできるし……」
ヘルシャフトのまま交渉することにしたのだった。
そして、亡くなった店員が安らかに眠れるように祈り、ハンターたちは仕事を終えた。
「まさかまたここに潜るときがくるとはな……」
ロニ・カルディス(ka0551)は地下室に続く階段を見下ろしつぶやいた。
現場の状況説明を兼ねてついてきていたソサエティの職員のロビン・ドルトスは「あはは」と笑いながら、申し訳ない頭を下げる。
「いや、謝る必要はない。お前が放つわけじゃないんだから」
「いえ、反射的で」
ロビンはまた謝りそうになり苦笑する。
「ホント、ネズミってやつぁ厄介ごとしか持ってこねぇよなぁ……戦場でも日常でも」
エヴァンス・カルヴィ(ka0639)は明るめの声音で仲間に告げたのに続き、「ネズミ死すべき、慈悲はない」と重々しく憎々し気につぶやいた。
「ネズミは食料を盗って行っちゃうし病気持ってくることもあるし……確かにいいことはないですね」
トリス・ラートリー(ka0813)は同意しつつ、探索に必要な物に不足はないかチェックを入れる。明かりと地図を書くための道具とロウセキのような印を付ける物がいると考える。
「到着。現場を見て、別のところから入るってことかな?」
メイム(ka2290)は縦巻きのツインテールを揺らし、元気よく入ってきた。巨大なハンマーを持っているためにロビンが眉をひそめている。
「地下、狭いですよ?」
「わかってるから、こっちがメーン」
メイムは盾を見せた。彼女の肩には相棒のパルムが乗っており、胸を張っている。
「メイムさん、お願いしますね? みんながおいしいご飯を食べられるように早急に対処しましょう」
ミオレスカ(ka3496)はぐっとこぶしを握った。誰にも異論はない。
「ここに来る前に地下に関する物音の噂を聞いてきました」
「そうそう」
ミオレスカとメイムが町の地図に印を書き始める。雑魔がいるだろう場所が絞れれば、探しやすくなる。都会ほど広くはないとはいえ、探すとなるとそれなりに骨が折れる大きさではある。
「あれ……あと1人……」
ロビンが首をかしげる。
「遅くなってすまない。雑魔を誘きよせるための餌を入手してきた」
咲月 春夜(ka6377)は覚醒時に表れる幻影に似せた服装で現れる。このときはHerrschaft=Archives(ヘルシャフト=アーカイブス)と名乗っている。そんな彼の手には新鮮な果物や肉がある。
「人間から見てもおいしそうですね!」
トリスが言うように、甘いにおいが周囲に漂ったのだった。
●地下
全員で動くか、ある程度分散して動くかという問題があった。
「地域はわかっているなら、ある程度ばらけたほうが早くなかろうか?」
「俺はどっちでもいいぜ?」
ロニにエヴァンスは告げる。
「連絡が取れる状況なら別れてもいいかな」
「そうですね、早く見つけると同時に、安全も重要です」
メイムにミオレスカがうなずく。
「雑魔が出るあたりというのがあるのだろう? そこにこれを置いておいて、おびき寄せることを提案する」
「それもいい案ですね! 時間によっては動き回っているでしょうけど……雑魔って通常の食事必要でしたっけ」
トリスの疑問にヘルシャフトは「あっ」と言う顔となる。
「マテリアルをほしがるから食べないが、生前と同じ行動をとるモノもある……と聞く」
ロニが経験や情報から告げる。
「罠は重要だろう? そんなうまそうな果物なら、俺だって引っかかる」
「エヴァンスさんと組んだら、そこは注意ですね!」
ミオレスカはにこりとした。
このやり取りの間に緊張感が程よくほぐれる。
「そうそう。状況はわからないんだよ。大体、倉庫に穴をあけたのだってマテリアル目当てより、食料目当てかもしれない」
「必要ないのに食べつくされる……普通食べられるのも困るのですが、余計に腹立ちますね!」
「そう考えると、むかつくぅう!」
メイムはトリスの言葉により、ネズミ雑魔への怒りが一致していく。
「物は試し……置いてみる」
「おう!」
ヘルシャフトの肩を「やっちゃえ」とばかりにエヴァンスがたたいた。
「さて、どう分けるか……」
ロニの言葉のあと、ぽつぽつ話決まった。
ヘルシャフトとトリスが罠を仕掛け、班の中央にいるようにする。
ロニとエヴァンスで組み、メイムとミオレスカで組み、それぞれ調査する。調査する場合は道の入り口に印をつけていく。入ったときは斜めの線、チェック終了時はそこに反対側からの斜め線で×とする。
「倉庫側は見てもらって、最寄りの降り口から行く?」
「痕跡見つつというほうが早いかもしれませんし、まずは地下室見てみてからでもいいのかもしれません」
「そっか。じゃ、さっそく」
メイムはミオレスカの前を歩き始める。
「はいはい、開けますね」
ロビンが扉の鍵を開けた。店主ラン・レストもいるのだが、心労がたたり、店の椅子に座るのが精いっぱいの様子。
「状況はどうだろうか……」
「照らしますよー」
トリスがロニの後ろからランタンを照らす。
地下室は異臭が漂っている。食料の一部が腐り始めたにしては早すぎる。
「穴があるのは奥ですね」
ミオレスカはライトを当てた。
そこには一部食われたような形跡のある、腐乱が始まる死体があった。
「持ってかれなかっただけ良かったのかもしれないね」
メイムは遺体の状況を確認した。
一旦全員調査の手を止め、犠牲者の冥福を祈る。殺された瞬間の恐怖を思うと胸は痛む。
「怖くて誰も入れなかっただけだな」
エヴァンスが周囲に落ちている物がないか等を確認しつつつぶやく。ネズミの雑魔は一部荒らしたようだが、腐り始めている食料以外被害はなかった。
「ロビン、何か布はないか?」
ロニが入り口に声を掛けると、シーツを持ったランが下りてくる。遺体の状況を考えると対面させるか悩ましいが。
「ううぅ、ここで一人置いて行ってしまって申し訳ない」
「責めるな。彼が殺された直後、覚醒者でもましてや戦士でもない君たちが逃げて当たり前だ」
ヘルシャフトが言うとハンターはうなずく。
遺体はシーツで包み、上の階にあげた。
「さあ、行きましょう。これで一つの懸念はなくなりました」
「思いっきり行けばいいわけですね!」
ミオレスカにうなずきながら、トリスは笑顔で手の骨を鳴らすようなしぐさをした。
雑魔のためにも倒さないとならない。
もしここに逃げてくる可能性も考え、物で入口をふさいでから兵士に見張りを頼むことにした。もしもここから出てくるようなことがあれば、対処してほしいと。
兵士はハンターに敬礼とともに、引き受けてくれた。
●虎か鼠か
最寄り下水道に下りる階段から一行は入り、例の穴のところに行く。明かりを照らしてみると先ほど見たところだとはっきりわかる。ここまでで壊れた下水道は見えなかった。偶然壊れかけていたところを狙われたのだろうと推測するにとどまる。
「臭くはないけど臭い」
メイムは口を布でふさいでマスク代わりにしている。
「そうですね。非常にということはないですが、鼻が曲がるのも時間の問題です」
ミオレスカも同じ格好になった。嗅覚が戻るのを早くするのも重要だ。
穴の周囲に目を引くものは落ちてなかった。
地図を見て、おおよそ真ん中あたりまで行き、予定していた分担通り別れたのだった。
まずは餌を撒くヘルシャフトとトリス。隠れやすいところを見つけたのでそことしたのだった。支道に何もいないことを確認してから。
「背が高いと大変ですね」
「……それほど高くはないんだがな」
「でも、ボクより20センチは高いですよね?」
そう考えると高さに差を感じる。それに、天井が高くないところで動くと余計に感じるところである。
「それにしてもそこまで大きくなるなんて……ネズミが虎にって」
「見てみないとわからないな」
二人は隠れてじっと五感を研ぎ澄ましていた。
盾を構えつつメイムは前を行く。ミオレスカが周囲を警戒しつつ進む。小柄な2人は下水道でもすいすい進める。
足元を見ると大きな動物らしい足跡はある。ただし、入り乱れており何度も通り埃が散ってしまっている状況であった。そのため、それが雑魔の足跡か明確ではない。
「次はここ入るよ」
「はい、行きましょう」
角に印をつけてメイムとミオレスカは入る。
「マスクしているからいいけど……鼻が曲がるっていうのはこういうことを言うんだよね」
「そうですね……感覚がありません。かといって、外して嗅いでみるのも問題ですよね」
「そうそう。このまま嗅覚以外で頑張らないといけないのよね」
空気の振動すらも感じ取れるように意識して、2人は進む。
目の前を動く影を見つけた。それは通ろうとして引き返したようだった。すぐさまメイムは仲間連絡を入れ、ミオレスカは銃を構え追いかけた。
ロニとエヴァンスは仲間と別れて進んでから特に何も見つからない。何もないということが分かり良いことではあるが、集中力が途切れる要因だ。
「終わったら、扉見てくれている兵士たちにエールでもおごるかなぁ」
「ま、彼らも仕事だから気にしなくてもいいのではないか」
「いやいや。それはそれでも、俺の気持ちが収まらない。それに非覚醒者で、雑魔が出る恐怖と戦いつつ出入り口を見張るってぇのは怖いもんだろう?」
「それはそうだな。楽しみが増えるならいいことかもしれない。さて、確実に終わらせないといけないな」
決意を新たに、調査していく。
調べ終わって別の通路に向かおうとしたとき、メイムとミオレスカから連絡が入った。急いでそちらに向かう。
道を回ってみることに話し合いで決めて、トリスとヘルシャフトが動こうとしたとき、メイムから連絡が入る。
壁に背を当てるようにして、武器を手に様子をうかがう。
支道から大きな影が飛び出してきた。落ちている果物をぱくりと食べると立ち去る。
「口が大きいから一口かっ!」
「足止めしますよ」
トリスが声をあげた直後、ヘルシャフトは機導砲を使い攻撃をする。
トリスは明かりの確保を行い、仲間に連絡をする。
雑魔が逃げる先にはロニとエヴァンスが出てきた。
「いきなりこれか! 行くぜ」
剣を振いエヴァンスが攻撃をする。
「そっちは無事か?」
ロニが確認を取りつつ、歪虚のための鎮魂歌であるレクイエムを使った。
「これは幸いです」
通路横から歪虚を見つけたミオレスカはそこから攻撃する。
「絶対攻撃は通さないからね! それと、ふりいぃいいず!」
メイムは盾を構え請け負い、前に出て威嚇する。音が響き渡り、雑魔はピクリと震えた。
ネズミ雑魔は弱らされながらも反撃をする。尻尾を振うとそこから炎は生まれ、放たれた。まるでファイアアローのように。
それはエヴァンスを目指す。
「ちっ」
よけきれず食らった。
「ここで倒せるよう、足止めしますっ!」
ミオレスカがマテリアルを込めて弾丸を叩き込む。回避しきれず足元が凍り付く。
「お返しだ! 害獣処理はこれからだ!」
エヴァンスが薙ぎ払うように攻撃を行う。
「行ってキノコっ!」
メイムが【ファミリアアタック】を相棒のパルムと行う。
「弱ってきましたね。あと一息です」
トリスが応援をしつつ周囲をうかがう。他にも敵がいる可能性はゼロと言えない、相手は鼠なのだから。
「これでを食らえ」
ヘルシャフトから機導砲を叩き込まれた後、再度の反撃の間もなくそれは塵となり消えて行った。
「後は、変なものがいないか確認すれば終わりか?」
ロニの言葉に異論は出なかった。
●おいしい食事よりも……
ネズミの集団がいることもなく、他に雑魔がいることもなく問題ないと判断してハンターは戻ってきた。
待っていたロビンに報告をする。
「ありがとうございました」
ランが頭を下げる。
「あんたが悪いわけではないんだから」
「そうですよー。偶然、雑魔がやってきたのがいけないんです」
エヴァンスに続いてトリスがうなずく。
「いえ、店員を連れて逃げる隙もあったのかと思うと……」
「違う。最初に殺されていたんだ。お前が逃げなかったら、他の店員も犠牲になっていた」
「あいつはお前たちを守ったんだ」
ロニとエヴァンスがはっきりと告げる。
「罪悪感はなかなか消えないかもしれませんが、美味しいご飯を提供するレストさんにはやることがあるです」
トリスは明るい笑顔を見せる。ほっとさせる雰囲気だ。
「お食事おいしいと私も聞いています。ぜひとも賞味してみたいと思います」
「ミオさん、でも、下水の臭いがすごいよ」
「そうなんですよね。早くきれいになりたいです」
「うー、料理も気になる」
ミオレスカとメイムがマスクを外したところ嗅覚がだんだん戻ってきて臭いが気になり始めた。
「兵士たちも含めて、弔いもかねて、せっかくなら一杯くらいは!」
「エヴァンスさん……おいしくお酒飲みたいですよね?」
「そうそう、嗅覚これで飲む酒のどこがおいしいかな? 弔いにならないよ」
ミオレスとメイムに事実を突きつけられ、カエヴァンスはしおれる。しかしどこか、まだ希望を捨てていない。
「どうした? ヘルシャフト?」
「顔色、青いですよ?」
仮面もあるためはっきりと顔が見えているわけではないが、ロニとトリスが気づいて尋ねる。
「な、なんでもない」
ヘルシャフトというより春夜は考えていたことを実行するか悩んだのだった。春夜として現れて告げたかったことがあった。ヘルシャフトとばれていいのか、否か決心がつけば実行すればいいだけなのだが。
「ドルトスとレスト……良ければ、我が友咲月を置いてやってくれないか。ここの店は店員も減っているし、地下室を直してからの本格再開だろうが……護衛もかねて彼をおいてやってくれないか? 彼は料理はできるし……」
ヘルシャフトのまま交渉することにしたのだった。
そして、亡くなった店員が安らかに眠れるように祈り、ハンターたちは仕事を終えた。
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プレイング メイム(ka2290) エルフ|15才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2016/08/08 21:31:46 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/08/09 07:09:22 |
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鼠捕り、あるいは虎狩り ロニ・カルディス(ka0551) ドワーフ|20才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/08/08 22:56:19 |