ゲスト
(ka0000)
【初夢】ファナティックブラッド放送局
マスター:楠々蛙

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~6人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 3日
- 締切
- 2017/01/01 22:00
- 完成日
- 2017/01/09 22:41
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
みなさん、おはこんばんちはぁ。この番組は、現在絶賛放送中のファナティックブラッドのアニメを応援する、ラジオ番組です。
メインパーソナリティーは、このわたし、ラウラ=フアネーレ役の広崎(ひろさき)愛実(めぐみ)でお送りしていきますよ~。そしてなんと今回は、とぉっても素敵なゲストをお招きしております。それでは、素敵な自己紹介をどうぞ──
「はい、どうも。えぇ、同じ事務所の後輩の無茶振りに戦々恐々としてます、キャロル=クルックシャンク役の村井(むらい)剣吾(けんご)です。──いやぁ、流石腹黒めぐみんの名は伊達じゃないよねぇ」
や、やめてください。それ言ってるのケンさんだけですからね。定着しちゃったらどうしてくれるんですか。
「だぁいじょうぶ、……責任は取らないから」
良い声なのが、憎たらしいですね。
「はっはっは、実はこれでも声のお仕事をしてるからね」
へぇ、そうだったんですか。初めて知りましたよ。
「ほらほら、先輩に対してこの物言いですよ。さっすがぁ」
……もう良いです。付き合ってたら、いつまで経っても進みませんから。
リスナーの皆さんからふつおたのメールが来てるので、紹介して行きますよ~♪
「よっ、さっすがめぐみん。名司会者ここにありぃ」
……さくさく行きます、さくさく。
ラジオネーム《お猫様教信者第二号》さんです。
《めぐみん、村井さん、おはこんばんちはです。お二人の掛け合いを聞けるという事で、今から楽しみで仕方ありません。ところでお二人に質問です。お互いのキャラの好きな所を教えてください》
だそうです。うーん、キャロルの好きな所か。
「え、そこ悩むとこなの? あるって、アイツにも良いとこ」
そういうケンさんはあるんですか、ラウラちゃんの好きな所。
「そりゃあるよ、いっぱいある。まあ一番は、声が可愛いとこだけどねぇ」
はいはい、ヨカッタデスねー。
「冷たいなぁ。他には、そうだねぇ、反応が読めない所かな。照れるのかなと思ってたら、こっちをドキリとさせてくるじゃない。ああいう所が良いよねぇ、彼女は」
たしかにそういうとこありますね。変にあざとくなくて、男の人よりも同性から好かれそうな子です。
「そう? 男の俺から見ても魅力的な子だよ? そうだねぇ、俺の嫁とか妹とかじゃなくて、姪っ子にしたいかな。俺もおじさまって呼ばれたい」
ケンさんが、おじさま? ないでしょ、それは。柳(やなぎ)さん【バリー役の声優】ならまだしも。
「ヒドイなぁ。まぁ、やなぎんは確かに渋いけどもさ。──それで、キャロルの良い所はみっかった?」
そうですね、普段はどうしようもなくデリカシーに欠けたダメ男ですけど、不意にぶきっちょな優しさ見せる所はズルいですよね。
「ズルいって、良い所を言ってるんでしょ?」
あの『Are you free now?』の時の「……勘弁しろ、寿命が縮む」は、ヤバかったかもしんないです。
「……勘弁しろ、寿命が縮む」
おぉー、やっぱり良いですね。トキメキました。
「え、そこは褒めるんだ。いやまぁ本人だからね、一応」
それじゃぁ、次のメールに──え? あぁ、どうやらもう終わりみたいですね。
「……終わり? もう、番組終わりなの? ちょっと早過ぎない?」
番組は、続きます。ケンさんの出番が、終わりなんです。
「えぇー、ホントに? なぁんだ残念、もっとめぐみんとお話したかったなぁ」
はいはい、わかりましたから。早くハケて下さいね~。
はい、というわけで、次のゲストをお招きしたいと思います。次のゲストは~、なんとこの人!
「えぇはい、ルーナ──と、香扇を演じさせて頂いています、卯月(きさらぎ)空美子(くみこ)です」
ようこそです、クミさん。聞きましたか皆さん、ルーナさまと香扇お姉さんは同じ声なんです。ちゃんと知ってましたか?
「気付いてないって人、多いみたいなんだよね」
この間のイベントでも、驚いてる人居ましたからね。物凄くセクシーですけどね、ルーナさまの鳴声。猫とは思えないくらい、色気がありますもん。
「そう? ありがとう、めぐちゃん。ルーナの声はね、監督さんからは、猫っぽくしなくて良いからって言われてたの」
もう猫じゃないですからね、ルーナさまは。
「ホントにね。綺麗だったもんね、あの、魔女になった時のルーナは」
ホントそうですよね。妖しげな色気がキラキラしてました。
「あの子一体何者なんだろうね。私も良くわからないまま演じてるからさ」
たぶん誰も良くわかってないんじゃないんですかね。イベントの時も、みんなが首捻ってましたから。なんなんでしょうねって。
「そうそうそう、だからわかってなくても良いんだよ」
大丈夫ですよ、きっと。
──ああそっか、メールを紹介しないといけないんでした。
「そっかそっか、それじゃ任せました」
はぁい、任されました。
ではでは、ラジオネーム《香扇サマになら潰されても良い》さんからです。
……衝撃の告白ですね。
「歪んでますな、これは」
《めぐみん、クミさん、ケロケロは~》
「け、けろ? なにそれ?」
何故か最近定着し始めた挨拶ですね。ケロケロは~。
「そうなんだ。じゃあ……、ケロケロは~」
《クミさんがゲストで来られると聞いて、メールを書かせて頂きました。というわけで質問です。一番問題のあるあのシーンを演じられた時の感想があったら、是非聞かせてください。よろしくお願いします》
との事です。クミさんどうですか、感想。
「感想~? えぇ? まぁ、すごい事するなぁとは思ったけどさ」
ホント凄い事しますよね、容赦なかったですもん。良く女の子が男の人に襲われた時に、急所を蹴り上げたりしますけど、そういうのとは全然次元が違いましたから。
「だってさ、勿論上手い具合に隠してたけど、香扇の脚の動き方からして、あれ絶対足の裏で転がしてるの」
楽しそうでしたね、あの時の表情。
「実はね、私もちょっと楽しかったんだよね」
なんと……! やっぱり、クミさんってSなんですか?
「ちょっとちょっと、やっぱりってなに、やっぱりって。いやね、阿賀(あが)さん【例の不幸な男の声優】がまた凄く痛そうな悲鳴を上げるからさ、それ聞いてるとちょっとね」
やっぱりSじゃないですか。
「そうなのかな~? あんまり自覚はないんだけどな」
絶対そうですって。現場ではケンさんもタジタジじゃないですか。
「あ~、ムラムラ?」
ほら、その呼び方とか。
「だって声がもうそんな感じじゃない?」
ムラムラ?
「そうそう、ムラムラ」
ヒドイ言われようですね。
「えぇ? 寧ろ褒めてるんだよ?」
……やっぱり、ちょっとSッ気ありますね。
はい、というわけでそろそろ次のゲストのお時間になりました。クミさん、ありがとうございました。
「はい、ありがとうございました。続き頑張ってね、めぐちゃん」
メインパーソナリティーは、このわたし、ラウラ=フアネーレ役の広崎(ひろさき)愛実(めぐみ)でお送りしていきますよ~。そしてなんと今回は、とぉっても素敵なゲストをお招きしております。それでは、素敵な自己紹介をどうぞ──
「はい、どうも。えぇ、同じ事務所の後輩の無茶振りに戦々恐々としてます、キャロル=クルックシャンク役の村井(むらい)剣吾(けんご)です。──いやぁ、流石腹黒めぐみんの名は伊達じゃないよねぇ」
や、やめてください。それ言ってるのケンさんだけですからね。定着しちゃったらどうしてくれるんですか。
「だぁいじょうぶ、……責任は取らないから」
良い声なのが、憎たらしいですね。
「はっはっは、実はこれでも声のお仕事をしてるからね」
へぇ、そうだったんですか。初めて知りましたよ。
「ほらほら、先輩に対してこの物言いですよ。さっすがぁ」
……もう良いです。付き合ってたら、いつまで経っても進みませんから。
リスナーの皆さんからふつおたのメールが来てるので、紹介して行きますよ~♪
「よっ、さっすがめぐみん。名司会者ここにありぃ」
……さくさく行きます、さくさく。
ラジオネーム《お猫様教信者第二号》さんです。
《めぐみん、村井さん、おはこんばんちはです。お二人の掛け合いを聞けるという事で、今から楽しみで仕方ありません。ところでお二人に質問です。お互いのキャラの好きな所を教えてください》
だそうです。うーん、キャロルの好きな所か。
「え、そこ悩むとこなの? あるって、アイツにも良いとこ」
そういうケンさんはあるんですか、ラウラちゃんの好きな所。
「そりゃあるよ、いっぱいある。まあ一番は、声が可愛いとこだけどねぇ」
はいはい、ヨカッタデスねー。
「冷たいなぁ。他には、そうだねぇ、反応が読めない所かな。照れるのかなと思ってたら、こっちをドキリとさせてくるじゃない。ああいう所が良いよねぇ、彼女は」
たしかにそういうとこありますね。変にあざとくなくて、男の人よりも同性から好かれそうな子です。
「そう? 男の俺から見ても魅力的な子だよ? そうだねぇ、俺の嫁とか妹とかじゃなくて、姪っ子にしたいかな。俺もおじさまって呼ばれたい」
ケンさんが、おじさま? ないでしょ、それは。柳(やなぎ)さん【バリー役の声優】ならまだしも。
「ヒドイなぁ。まぁ、やなぎんは確かに渋いけどもさ。──それで、キャロルの良い所はみっかった?」
そうですね、普段はどうしようもなくデリカシーに欠けたダメ男ですけど、不意にぶきっちょな優しさ見せる所はズルいですよね。
「ズルいって、良い所を言ってるんでしょ?」
あの『Are you free now?』の時の「……勘弁しろ、寿命が縮む」は、ヤバかったかもしんないです。
「……勘弁しろ、寿命が縮む」
おぉー、やっぱり良いですね。トキメキました。
「え、そこは褒めるんだ。いやまぁ本人だからね、一応」
それじゃぁ、次のメールに──え? あぁ、どうやらもう終わりみたいですね。
「……終わり? もう、番組終わりなの? ちょっと早過ぎない?」
番組は、続きます。ケンさんの出番が、終わりなんです。
「えぇー、ホントに? なぁんだ残念、もっとめぐみんとお話したかったなぁ」
はいはい、わかりましたから。早くハケて下さいね~。
はい、というわけで、次のゲストをお招きしたいと思います。次のゲストは~、なんとこの人!
「えぇはい、ルーナ──と、香扇を演じさせて頂いています、卯月(きさらぎ)空美子(くみこ)です」
ようこそです、クミさん。聞きましたか皆さん、ルーナさまと香扇お姉さんは同じ声なんです。ちゃんと知ってましたか?
「気付いてないって人、多いみたいなんだよね」
この間のイベントでも、驚いてる人居ましたからね。物凄くセクシーですけどね、ルーナさまの鳴声。猫とは思えないくらい、色気がありますもん。
「そう? ありがとう、めぐちゃん。ルーナの声はね、監督さんからは、猫っぽくしなくて良いからって言われてたの」
もう猫じゃないですからね、ルーナさまは。
「ホントにね。綺麗だったもんね、あの、魔女になった時のルーナは」
ホントそうですよね。妖しげな色気がキラキラしてました。
「あの子一体何者なんだろうね。私も良くわからないまま演じてるからさ」
たぶん誰も良くわかってないんじゃないんですかね。イベントの時も、みんなが首捻ってましたから。なんなんでしょうねって。
「そうそうそう、だからわかってなくても良いんだよ」
大丈夫ですよ、きっと。
──ああそっか、メールを紹介しないといけないんでした。
「そっかそっか、それじゃ任せました」
はぁい、任されました。
ではでは、ラジオネーム《香扇サマになら潰されても良い》さんからです。
……衝撃の告白ですね。
「歪んでますな、これは」
《めぐみん、クミさん、ケロケロは~》
「け、けろ? なにそれ?」
何故か最近定着し始めた挨拶ですね。ケロケロは~。
「そうなんだ。じゃあ……、ケロケロは~」
《クミさんがゲストで来られると聞いて、メールを書かせて頂きました。というわけで質問です。一番問題のあるあのシーンを演じられた時の感想があったら、是非聞かせてください。よろしくお願いします》
との事です。クミさんどうですか、感想。
「感想~? えぇ? まぁ、すごい事するなぁとは思ったけどさ」
ホント凄い事しますよね、容赦なかったですもん。良く女の子が男の人に襲われた時に、急所を蹴り上げたりしますけど、そういうのとは全然次元が違いましたから。
「だってさ、勿論上手い具合に隠してたけど、香扇の脚の動き方からして、あれ絶対足の裏で転がしてるの」
楽しそうでしたね、あの時の表情。
「実はね、私もちょっと楽しかったんだよね」
なんと……! やっぱり、クミさんってSなんですか?
「ちょっとちょっと、やっぱりってなに、やっぱりって。いやね、阿賀(あが)さん【例の不幸な男の声優】がまた凄く痛そうな悲鳴を上げるからさ、それ聞いてるとちょっとね」
やっぱりSじゃないですか。
「そうなのかな~? あんまり自覚はないんだけどな」
絶対そうですって。現場ではケンさんもタジタジじゃないですか。
「あ~、ムラムラ?」
ほら、その呼び方とか。
「だって声がもうそんな感じじゃない?」
ムラムラ?
「そうそう、ムラムラ」
ヒドイ言われようですね。
「えぇ? 寧ろ褒めてるんだよ?」
……やっぱり、ちょっとSッ気ありますね。
はい、というわけでそろそろ次のゲストのお時間になりました。クミさん、ありがとうございました。
「はい、ありがとうございました。続き頑張ってね、めぐちゃん」
リプレイ本文
「リスナーの皆さん、聞いてますかぁ! ついに、ついにやって来ましたぁ! ケロケロハァ!」
うっわぁ、もううっとうしいなあ……。
「ちょいちょいちょいっ! めぐみんパイセン、そんな冷めた眼で見ないでくださいよ。あぁ、ツラいツラいっす!」
……はい、これがジャック・J──
「あぁすんません、すんませんっした! 調子ノリました。自己紹介自分でやりますから、流さないで」
はいはい、じゃ、早くやって。
「うっす。そんじゃ改めまして、ケロケロは~! ジャック・J・グリーヴ(ka1305)役の、若手ナンバーワンイケメン声優っ、木更津(きさらづ)拓海(たくみ)でっす! シクヨロ☆」
『駄目だよ、たっくん。ナンバーワンとか軽率に自称しないように。
ああ、申し遅れました。クローディオ・シャール(ka0030)役、ヤマテツこと、山本(やまもと)徹(とおる)と申します』
ああ、すっごい助かる、山本君が一緒で。木更津と二人切りだったらと思うと、ゾッとするから。
「ちょ!? ヒドイっすよ」
山本君、プライベートでもこれと付き合ってるんでしょ? 疲れないの? それとも普段は、大人しかったりする?
『彼は普段からこんな感じですよ。僕がこの通り大人しい人間なんで、丁度良い塩梅になって、いつも仲良くさせて貰ってます』
「僕とてっちゃんは、事務所入って初っ端からマブダチっすから。ベストフレンドなマイフレンドっすから。ホーセーマイフレンド、的な」
木更津、アウト~。
「どの流れで!?」
はいはい、じゃ、リスナーの皆さんからメールも届いてるので、紹介していきますよ~。ではでは、まずは《さおりんはオレの嫁!》さんからの──
「おい待て、それは喧嘩売ってんのか! さおりたんは、オレの嫁に決まってんだろうが!」
……どうしたの、いきなり。
『あーすいません。彼の悪い癖で。さおりって言うのは、とある美少女ゲームのヒロインの事なんですけど。その話になると、熱が入っちゃうんですよ』
なにからなにまで、メンドい子だねえ、ホントに。
「オレのさおりたんは、誰にも渡さねぇ!」
はいはい、そげぶそげぶ。えーとじゃあ、すいません。《さおりんはオレの嫁!》さんのメールはまた別の機会に読ませて頂きます。それじゃあ、別にもう一通。こちらは《ジャククロこそ至高の嗜好》さんです。
《愛実さん、ヤマテツさん、拓海さん。ケロケロは~》
『ケロケロは~』「……ケロケロは」
《私は、ジャックとクロ―ディオ様の絡みがとても、とても、とてもっ大好きですっ! 声を演じている御二人は、あの二人の絡みの時に何か気を付けている事はありますか? ……それと、御二人自身の関係も気になります。よろしければ、教えて頂きたく思います》
すごい熱意が伝わるメールですね。と、それはともかく木更津は落ち着いた?
「うっす、すんませんした……。気を取り直してやらせて頂きまっす!」
ずっとそれくらいのテンションでやって貰えると助かるんだけどね。それで、質問の方はどうですか?
『気を付けている事、は特にないですけど。今の所、クローディオにとって友人と呼べる相手はジャック君だけですからね。暗い背景を持つキャラクターなんですけど、彼から社交性を学んで、これから彼の人生が良い方向に向かっていけたらと思いながら、演じさせて貰っています』
そっかそっか、結構愛着あるんだね。
『そうですね。何故かママチャリに乗り出してから、段々キャラ崩壊してますけど、そういう所も愛すべき部分かな、と』
なるほど。それじゃあ、木更津の方はー……別にいいや。
「ちょっ!? さっきから僕の扱いヒドくねっすか!?」
だって、まんまじゃない。ジャック君、まんま木更津でしょ?
「やだなぁ。そんなわけ──」
『そうですね。その点すごく楽ですよ、僕は』
「ちょっ!? てっちゃんまで!?」
それでさ、二つ目の質問なんだけど、なんか、そういう噂があるんだってね。その辺り、どうなの?
『……あはは♪』
なにその、含み笑い。
「いやいや、僕とてっちゃんは、BのL的な関係とかじゃないんで、タダの行き過ぎた友情的なアレなんで。そこんとこ、シクヨロ、的な」
「そうですよ。僕にとってたっくんは、大事なお友達ですよ」
あー、はい。えーと、というわけで、疑惑の二人でした~。
それでは、続いてのゲストを紹介します。今度は女の子です。ていうか、ここから先は女の子しか出て来ませんけどね~。はい、ではどうぞ♪
「は~い、ルーエル・ゼクシディア(ka2473)役の、永連(ながつら)優(ゆう)です」
優ちゃん、ようこそ~。
「わーい、よろしく愛実ちゃん♪ 私ラジオ初めてだから、ちょっとテンションおかしくなっちゃうかもだけど、大丈夫?」
大丈夫、大丈夫。ぜんぜん、大丈夫ダヨ~。
「……ホントに大丈夫? なんかもう疲れてる気がするよ?」
ううん、平気ダヨ~。一番疲れるヤツを真っ先に片しちゃったから。……でもちょっと疲れちゃったから、優ちゃんメール読んで?
「う、うんわかった。これ読めば良いの?」
そうそう、それそれ。
「えーっと。ラジオネーム《パイルバンカーは漢の武器》さんからです。
《メグさん、ユウさん、ケロケロは~》」
ケロケロは~。
「け、けろけろは~……?」
そうそう、その調子。
「あ、ありがと。えと、じゃあ続きを。
《ユウさんに質問があります。ルーエル君への思い入れなどがあったら、是非教えて下さい。それではこれからも頑張って下さい、応援してます》
わぁ、ありがとうございますっ!」
思い入れだって。どう、優ちゃん。ルー君への思い入れ。
「勿論あるよー。ほら、やっぱり恋人ちゃんとの絡みが多いから、ドキドキしっぱなしじゃない? 特に、初々しい男の子だからさ~、可愛いよねぇ」
優ちゃん、ルー君みたいな可愛い少年役多いもんね。
「そうだね。でも今回は、格好良い一面もあったりするから、ちょっと新鮮」
あぁ、この間の船上パーティーの時とか?
「そうそう♪ 我が姫。どうか、このわたくしめの手をお取り頂けないでしょうか、ってね!」
わたしはねぇ、お姉さんから誘って来たんだよ? って所が好き。
「うん、良いよね、あそこっ♪ 仕返ししちゃえって感じのさ。でも最後は、自分で恥ずかしくなっちゃうんだよねぇ」
いやぁ、あの二人はほほえまですなぁ。
「そうですなぁ」
でもあの回は、みんな素敵だったよね。
「そうだよね。キャラクターごとに、演出が少しずつ違ってね」
……最後の、どうだった?
「……すごかったね、アレ」
えぇと、優ちゃんは、イケる人ですか?
「えぇ~? ……でもほら、アレはさ、そういうの抜きにしても素敵だったじゃない」
うまく逃げたねぇ。でもそうだね。ホントに素敵でした。
「じゃ、じゃあもう時間だよね。えぇと、頑張ってね、愛実ちゃん」
はぁい、頑張ります。というわけで華麗に逃げ切った、永連優ちゃんなのでした~。
それではお次のゲストは~?
「皆様御機嫌よう、スワロウテイル家息女、ユリシウス(ka5002)と申します。はいっ、というわけで、ユリシウス役の古橋(ふるはし)ミトでーす♪」
よろしくです、ミトさん。
「よろしく~、愛美ちゃん。この間の収録もお疲れさまでした。また、一緒にやれるといいね」
そうですね。ラウラちゃんとユーリおねえさんとの姉妹感、とっても素敵ですし。
「頬っぺたふにふに~ってやってたね」
あの頬っぺたは、誰でも触りたくなっちゃいますよ。っとと、メールを読まないといけないんでした。
「はいはい、それではよろしくです~」
はいはいな~♪ えぇっと、これは《ツバメのシッポ》さんから~。
《メグさん、ミトさん、作家さん、おはこんばんちゃーす》……? テンション高いリスナーさんですね。
「おはこんばんちゃーす♪」
ミトさんまで……! えぇ、それでは続きを。
《いつも楽しく拝聴しております。それぞれのキャラクターを演じる際、大変な事などはありますか? それではこれからも頑張って下さい》
と言う事ですけど、どうですかミトさん。
「ん~、……そうだなぁ。ユリさん、見た目あんなお淑やかだけど、ところどころ物騒じゃない? その演じ分けが難しいかな」
台詞とか、ちょいちょい恐い事言ってますよね。
「でもなんか、粋なんだよね」
この間なんか、何故か花咲か爺さんでしたけど。
「綺麗な華を咲かせましょうとか言ってね」
たしかにキレイでしたけど……。
「ね~、恐いよねぇ」
でも、可愛いらしい一面もありますよ?
「そうそう。ラウラちゃん相手にお姉さん振ってる時もそうだし、幼馴染をからかってる時なんかも、年相応に弾けていらっしゃる。そういうギャップがユリさんの魅力だから、しっかり演じ分けていきたいねぇ」
最近は、ルーナさまとも以心伝心。
「今のところ、一番対等な存在として見てくれてる感じなのかな。ところで、そういう愛実ちゃんはどうなの? ラウラちゃんの演技で大変なこと」
そうですねぇ。あの子もあの子で振れ幅が大きいんで、その辺りがやっぱり。回を重ねるごとに、この子こんな一面もあったんだって翻弄されっぱなしです。
「でもそういうところがキャラクターの魅力に繋がるから、大事にしていきたいよね」
ホントにそうですよね。──と、そろそろ時間です。素敵なお話ありがとうございました、古橋ミトさんでした~。
「こちらこそ、ありがとうございました~」
最後はまた、二人組のゲストさんです。それではどうぞ~。
「呼ばれて飛び出て、只今推参っ! 新進気鋭、空前絶後の美少女ハンター! その名はぁ、松瀬 柚子(ka4625)! ──と言うわけで、松瀬柚子役の、伊達(だて)柚子(ゆず)ですっ!」
『最初から飛ばすねぇ。──っとと、いけないいけない。
にっししー、よろしくですぞ♪ ──はい、レム・フィバート(ka6552)役の、有無(ありなし)月(つき)と言います。登場はごくごく最近になりますかね』
ユズちゃん、月さん、よろしくお願いします。……ユズちゃんは、いつもみたいにユズちゃんって呼んで良いのかな?
「やっぱりおんなじ名前だから、紛らしいですかね」
『某魔法少女の人みたいだよねぇ』
それ、言って良いんですか?
『大丈夫、大丈夫。駄目な時は、スタッフさんが上手い具合に編集してくれるから。……た(P音)さんみたいだよねぇ──ほらね?』
さ、さすが看板番組持ってるかたは違いますね……。場馴れ感がすごい。
『ふふ、おだててもなぁんにも出ないよ?』
な、なんか妖し気なオーラが……。
「気を付けてください、月さんいつもあんな感じだから」
『そんな人の事を、魔女だかなにかみたいに。それよりもほら、ユズちゃん聞きたい事があるんじゃなかったの?』
「そう、そうっ、そうでした! 愛実ちゃん、このラジオに柳さんが来たんですよね!?」
え? う、うん、前回ね。
「ど、ど、どど、どうでした!?」
どうって……、いつも通りだったけど。あ、そう言えば、こないだオアフ島に行って来たって話になって、写真見せて貰ったよ。柳さんが、アロハシャツ着てて──
「それ知ってます。すごく可愛かった♪」
見たの?
「……ブログに載ってたから」
柳さん、ブログやってるんだ……。
「柳さん、渋いだけじゃなくて、ちょいちょい可愛いとこあって、そこがもうたまらないんですよっ」
『お酒の趣味も可愛いからねぇ。あの人、マッコリが好きなんだよ。ちなみに私は日本酒。米が好きかなぁ』
月さん、柳さんとお酒呑んだりするんですか?
『たまにだけどね』
「聞いた事ないですよ!?」
『聞かれなかったからねぇ』
え、ええと、ユズちゃんは、お酒どうなの?
「私? 私は最近、地ビールお取り寄せがマイブーム」
おぉー、イイよね、地ビール。一番のオススメとかある?
「最近だとね、ドイツからお取り寄せしたやつが、やっぱり一番でした~」
黒いの?
「そう、黒いのっ♪ でも、味はすごくフルーティーで、口当たりが柔らかいんですよっ。一緒に届いたソーセージをおつまみにして、すごくシアワセ♪」
優雅な晩酌だ~。
「愛実ちゃんは? どんなお酒が好きですか?」
えーっと、わたしは──
『噂に聞いてるよぉ? なんでも、相当なウワバミだとか。ウォッカとテキーラ、一瓶ずつ空けたんだってねぇ』
「そ、そうなんだ」
いやいやいや、む、昔の話ですよ……?
『へぇ、愛美ちゃん的には、一月前の事を昔って呼ぶんだねぇ』
な、なんでそんなに詳しいんですか?
『村井さんに聞いた』
あの人はっ……!
「す、すごい……。酒豪さんなんですねっ」
ち、違くて……、そうだっ、メール読みましょ、メールっ!
『逃げたねぇ。反応が良いなぁ』
じゃあ、メール読みますよ! ラジオネーム《かもなべ》さんからです。
《メグさん、ユズさん、ツキさん、ケロケロは~》
ケロケロは~「ケロケロは?」『はぁい、ケロケロは~』
《女三人集まれば、モチロン恋バナですよね? 御三方が演じるキャラクターの恋模様を語って貰えたら幸いです。それでは、これからも頑張って下さい》
だそうです。ほら、恋バナですよ、恋バナ。お酒の話とか忘れましょう!
『私は別にそれでも良いよぉ? じゃあ、松瀬さんとかどうなの?』
「そうですねぇ。松瀬さんは、これからって感じですかね。ダンスパーティー回で、どうやら自分の想いにほんの少しだけ気付いたみたいなんで」
あれはトキメキでした♪ アングルが小憎らしかった。
「表情最後まで隠してて」
でもそれがまたね~。
「たまらないですよねっ♪」
でも相手があの人だから、攻略難しいだろうね。
「ホントそう。それに松瀬さん自身も、心にバリア張ってますから。「好き」を伝える前に、まずそこから破らないと」
伝え方が難しいよね。あの人、ばーっと行ったら、距離置こうとしそうじゃない?
「最初にあっちから踏み込んで来て、自分で意地張るなって言っておいて」
無責任。
「ホントそう。責任取れないなら、女の子に優しくしないでくださいっ」
そうだそうだ~。
『盛り上がってるねぇ。後半ほとんど愚痴だけど』
そういう月さんところの、レムちゃんはどうなんですか?
『う~ん、幼馴染とイチャコラしてるねぇ』
イチャコラって……、それだけですか?
『まぁ、その辺りの詳細は、アニメをご覧くださいという事で』
いきなり番宣を。
『まあ、私の役柄は道化役というか、コミックリリーフみたいなとこがあるからねぇ。恋愛事も、コメディ色の強いラブコメになっちゃうから、あんまり真面目に語っちゃうのもさ』
確かに、いつもにへらって笑ってるイメージありますね。
『でもあの笑顔の裏で、あれこれ想うところはあるんだよ。別にあのにへら笑いが仮面ってわけじゃないんだけども』
そ、そうですよね。一瞬びっくりしちゃいました。あのこっちまで力抜けるような笑顔が造り物だったのかと。
『それほど器用なキャラクターじゃないって。ただ、色々胸の内に秘めてるだけ。まぁ、あの年頃特有の迷いとか、そんな感じなのかなぁ。そういうところが、私個人としては好きかな』
なるほど。それじゃあそろそろ──
「え? ラウラちゃんは? そこ、すごく気になるんですがっ」
えぇ~? あの子は、まだそういう自覚はないんじゃないかな。でもまぁ、あるとしたら、あの人かなぁって思うところはあるかな?
『村井さんの?』
それはないです。
「否定が早い……!」
いや、ホントの話。キャロルやバリーさんとは、家族感が強いから。まぁ、そういう話があるのかないのかは、その内にと言う事で。でもたぶんあの子が成長したら、将来男を翻弄するようになるよね。
「それは絶対そうだと思いますっ」
はぁい、それではそろそろお時間となりました。お相手は、ラウラ=フアネーレ役広崎愛実と~?
「松瀬柚子役、伊達柚子と~?」
『レム・フィバート役、有無月でした』
愛想が尽きてなければ、また次回も聴いてくださいね~。
この番組は、ファナティックブラッド制作委員会の提供でお送りしました。
うっわぁ、もううっとうしいなあ……。
「ちょいちょいちょいっ! めぐみんパイセン、そんな冷めた眼で見ないでくださいよ。あぁ、ツラいツラいっす!」
……はい、これがジャック・J──
「あぁすんません、すんませんっした! 調子ノリました。自己紹介自分でやりますから、流さないで」
はいはい、じゃ、早くやって。
「うっす。そんじゃ改めまして、ケロケロは~! ジャック・J・グリーヴ(ka1305)役の、若手ナンバーワンイケメン声優っ、木更津(きさらづ)拓海(たくみ)でっす! シクヨロ☆」
『駄目だよ、たっくん。ナンバーワンとか軽率に自称しないように。
ああ、申し遅れました。クローディオ・シャール(ka0030)役、ヤマテツこと、山本(やまもと)徹(とおる)と申します』
ああ、すっごい助かる、山本君が一緒で。木更津と二人切りだったらと思うと、ゾッとするから。
「ちょ!? ヒドイっすよ」
山本君、プライベートでもこれと付き合ってるんでしょ? 疲れないの? それとも普段は、大人しかったりする?
『彼は普段からこんな感じですよ。僕がこの通り大人しい人間なんで、丁度良い塩梅になって、いつも仲良くさせて貰ってます』
「僕とてっちゃんは、事務所入って初っ端からマブダチっすから。ベストフレンドなマイフレンドっすから。ホーセーマイフレンド、的な」
木更津、アウト~。
「どの流れで!?」
はいはい、じゃ、リスナーの皆さんからメールも届いてるので、紹介していきますよ~。ではでは、まずは《さおりんはオレの嫁!》さんからの──
「おい待て、それは喧嘩売ってんのか! さおりたんは、オレの嫁に決まってんだろうが!」
……どうしたの、いきなり。
『あーすいません。彼の悪い癖で。さおりって言うのは、とある美少女ゲームのヒロインの事なんですけど。その話になると、熱が入っちゃうんですよ』
なにからなにまで、メンドい子だねえ、ホントに。
「オレのさおりたんは、誰にも渡さねぇ!」
はいはい、そげぶそげぶ。えーとじゃあ、すいません。《さおりんはオレの嫁!》さんのメールはまた別の機会に読ませて頂きます。それじゃあ、別にもう一通。こちらは《ジャククロこそ至高の嗜好》さんです。
《愛実さん、ヤマテツさん、拓海さん。ケロケロは~》
『ケロケロは~』「……ケロケロは」
《私は、ジャックとクロ―ディオ様の絡みがとても、とても、とてもっ大好きですっ! 声を演じている御二人は、あの二人の絡みの時に何か気を付けている事はありますか? ……それと、御二人自身の関係も気になります。よろしければ、教えて頂きたく思います》
すごい熱意が伝わるメールですね。と、それはともかく木更津は落ち着いた?
「うっす、すんませんした……。気を取り直してやらせて頂きまっす!」
ずっとそれくらいのテンションでやって貰えると助かるんだけどね。それで、質問の方はどうですか?
『気を付けている事、は特にないですけど。今の所、クローディオにとって友人と呼べる相手はジャック君だけですからね。暗い背景を持つキャラクターなんですけど、彼から社交性を学んで、これから彼の人生が良い方向に向かっていけたらと思いながら、演じさせて貰っています』
そっかそっか、結構愛着あるんだね。
『そうですね。何故かママチャリに乗り出してから、段々キャラ崩壊してますけど、そういう所も愛すべき部分かな、と』
なるほど。それじゃあ、木更津の方はー……別にいいや。
「ちょっ!? さっきから僕の扱いヒドくねっすか!?」
だって、まんまじゃない。ジャック君、まんま木更津でしょ?
「やだなぁ。そんなわけ──」
『そうですね。その点すごく楽ですよ、僕は』
「ちょっ!? てっちゃんまで!?」
それでさ、二つ目の質問なんだけど、なんか、そういう噂があるんだってね。その辺り、どうなの?
『……あはは♪』
なにその、含み笑い。
「いやいや、僕とてっちゃんは、BのL的な関係とかじゃないんで、タダの行き過ぎた友情的なアレなんで。そこんとこ、シクヨロ、的な」
「そうですよ。僕にとってたっくんは、大事なお友達ですよ」
あー、はい。えーと、というわけで、疑惑の二人でした~。
それでは、続いてのゲストを紹介します。今度は女の子です。ていうか、ここから先は女の子しか出て来ませんけどね~。はい、ではどうぞ♪
「は~い、ルーエル・ゼクシディア(ka2473)役の、永連(ながつら)優(ゆう)です」
優ちゃん、ようこそ~。
「わーい、よろしく愛実ちゃん♪ 私ラジオ初めてだから、ちょっとテンションおかしくなっちゃうかもだけど、大丈夫?」
大丈夫、大丈夫。ぜんぜん、大丈夫ダヨ~。
「……ホントに大丈夫? なんかもう疲れてる気がするよ?」
ううん、平気ダヨ~。一番疲れるヤツを真っ先に片しちゃったから。……でもちょっと疲れちゃったから、優ちゃんメール読んで?
「う、うんわかった。これ読めば良いの?」
そうそう、それそれ。
「えーっと。ラジオネーム《パイルバンカーは漢の武器》さんからです。
《メグさん、ユウさん、ケロケロは~》」
ケロケロは~。
「け、けろけろは~……?」
そうそう、その調子。
「あ、ありがと。えと、じゃあ続きを。
《ユウさんに質問があります。ルーエル君への思い入れなどがあったら、是非教えて下さい。それではこれからも頑張って下さい、応援してます》
わぁ、ありがとうございますっ!」
思い入れだって。どう、優ちゃん。ルー君への思い入れ。
「勿論あるよー。ほら、やっぱり恋人ちゃんとの絡みが多いから、ドキドキしっぱなしじゃない? 特に、初々しい男の子だからさ~、可愛いよねぇ」
優ちゃん、ルー君みたいな可愛い少年役多いもんね。
「そうだね。でも今回は、格好良い一面もあったりするから、ちょっと新鮮」
あぁ、この間の船上パーティーの時とか?
「そうそう♪ 我が姫。どうか、このわたくしめの手をお取り頂けないでしょうか、ってね!」
わたしはねぇ、お姉さんから誘って来たんだよ? って所が好き。
「うん、良いよね、あそこっ♪ 仕返ししちゃえって感じのさ。でも最後は、自分で恥ずかしくなっちゃうんだよねぇ」
いやぁ、あの二人はほほえまですなぁ。
「そうですなぁ」
でもあの回は、みんな素敵だったよね。
「そうだよね。キャラクターごとに、演出が少しずつ違ってね」
……最後の、どうだった?
「……すごかったね、アレ」
えぇと、優ちゃんは、イケる人ですか?
「えぇ~? ……でもほら、アレはさ、そういうの抜きにしても素敵だったじゃない」
うまく逃げたねぇ。でもそうだね。ホントに素敵でした。
「じゃ、じゃあもう時間だよね。えぇと、頑張ってね、愛実ちゃん」
はぁい、頑張ります。というわけで華麗に逃げ切った、永連優ちゃんなのでした~。
それではお次のゲストは~?
「皆様御機嫌よう、スワロウテイル家息女、ユリシウス(ka5002)と申します。はいっ、というわけで、ユリシウス役の古橋(ふるはし)ミトでーす♪」
よろしくです、ミトさん。
「よろしく~、愛美ちゃん。この間の収録もお疲れさまでした。また、一緒にやれるといいね」
そうですね。ラウラちゃんとユーリおねえさんとの姉妹感、とっても素敵ですし。
「頬っぺたふにふに~ってやってたね」
あの頬っぺたは、誰でも触りたくなっちゃいますよ。っとと、メールを読まないといけないんでした。
「はいはい、それではよろしくです~」
はいはいな~♪ えぇっと、これは《ツバメのシッポ》さんから~。
《メグさん、ミトさん、作家さん、おはこんばんちゃーす》……? テンション高いリスナーさんですね。
「おはこんばんちゃーす♪」
ミトさんまで……! えぇ、それでは続きを。
《いつも楽しく拝聴しております。それぞれのキャラクターを演じる際、大変な事などはありますか? それではこれからも頑張って下さい》
と言う事ですけど、どうですかミトさん。
「ん~、……そうだなぁ。ユリさん、見た目あんなお淑やかだけど、ところどころ物騒じゃない? その演じ分けが難しいかな」
台詞とか、ちょいちょい恐い事言ってますよね。
「でもなんか、粋なんだよね」
この間なんか、何故か花咲か爺さんでしたけど。
「綺麗な華を咲かせましょうとか言ってね」
たしかにキレイでしたけど……。
「ね~、恐いよねぇ」
でも、可愛いらしい一面もありますよ?
「そうそう。ラウラちゃん相手にお姉さん振ってる時もそうだし、幼馴染をからかってる時なんかも、年相応に弾けていらっしゃる。そういうギャップがユリさんの魅力だから、しっかり演じ分けていきたいねぇ」
最近は、ルーナさまとも以心伝心。
「今のところ、一番対等な存在として見てくれてる感じなのかな。ところで、そういう愛実ちゃんはどうなの? ラウラちゃんの演技で大変なこと」
そうですねぇ。あの子もあの子で振れ幅が大きいんで、その辺りがやっぱり。回を重ねるごとに、この子こんな一面もあったんだって翻弄されっぱなしです。
「でもそういうところがキャラクターの魅力に繋がるから、大事にしていきたいよね」
ホントにそうですよね。──と、そろそろ時間です。素敵なお話ありがとうございました、古橋ミトさんでした~。
「こちらこそ、ありがとうございました~」
最後はまた、二人組のゲストさんです。それではどうぞ~。
「呼ばれて飛び出て、只今推参っ! 新進気鋭、空前絶後の美少女ハンター! その名はぁ、松瀬 柚子(ka4625)! ──と言うわけで、松瀬柚子役の、伊達(だて)柚子(ゆず)ですっ!」
『最初から飛ばすねぇ。──っとと、いけないいけない。
にっししー、よろしくですぞ♪ ──はい、レム・フィバート(ka6552)役の、有無(ありなし)月(つき)と言います。登場はごくごく最近になりますかね』
ユズちゃん、月さん、よろしくお願いします。……ユズちゃんは、いつもみたいにユズちゃんって呼んで良いのかな?
「やっぱりおんなじ名前だから、紛らしいですかね」
『某魔法少女の人みたいだよねぇ』
それ、言って良いんですか?
『大丈夫、大丈夫。駄目な時は、スタッフさんが上手い具合に編集してくれるから。……た(P音)さんみたいだよねぇ──ほらね?』
さ、さすが看板番組持ってるかたは違いますね……。場馴れ感がすごい。
『ふふ、おだててもなぁんにも出ないよ?』
な、なんか妖し気なオーラが……。
「気を付けてください、月さんいつもあんな感じだから」
『そんな人の事を、魔女だかなにかみたいに。それよりもほら、ユズちゃん聞きたい事があるんじゃなかったの?』
「そう、そうっ、そうでした! 愛実ちゃん、このラジオに柳さんが来たんですよね!?」
え? う、うん、前回ね。
「ど、ど、どど、どうでした!?」
どうって……、いつも通りだったけど。あ、そう言えば、こないだオアフ島に行って来たって話になって、写真見せて貰ったよ。柳さんが、アロハシャツ着てて──
「それ知ってます。すごく可愛かった♪」
見たの?
「……ブログに載ってたから」
柳さん、ブログやってるんだ……。
「柳さん、渋いだけじゃなくて、ちょいちょい可愛いとこあって、そこがもうたまらないんですよっ」
『お酒の趣味も可愛いからねぇ。あの人、マッコリが好きなんだよ。ちなみに私は日本酒。米が好きかなぁ』
月さん、柳さんとお酒呑んだりするんですか?
『たまにだけどね』
「聞いた事ないですよ!?」
『聞かれなかったからねぇ』
え、ええと、ユズちゃんは、お酒どうなの?
「私? 私は最近、地ビールお取り寄せがマイブーム」
おぉー、イイよね、地ビール。一番のオススメとかある?
「最近だとね、ドイツからお取り寄せしたやつが、やっぱり一番でした~」
黒いの?
「そう、黒いのっ♪ でも、味はすごくフルーティーで、口当たりが柔らかいんですよっ。一緒に届いたソーセージをおつまみにして、すごくシアワセ♪」
優雅な晩酌だ~。
「愛実ちゃんは? どんなお酒が好きですか?」
えーっと、わたしは──
『噂に聞いてるよぉ? なんでも、相当なウワバミだとか。ウォッカとテキーラ、一瓶ずつ空けたんだってねぇ』
「そ、そうなんだ」
いやいやいや、む、昔の話ですよ……?
『へぇ、愛美ちゃん的には、一月前の事を昔って呼ぶんだねぇ』
な、なんでそんなに詳しいんですか?
『村井さんに聞いた』
あの人はっ……!
「す、すごい……。酒豪さんなんですねっ」
ち、違くて……、そうだっ、メール読みましょ、メールっ!
『逃げたねぇ。反応が良いなぁ』
じゃあ、メール読みますよ! ラジオネーム《かもなべ》さんからです。
《メグさん、ユズさん、ツキさん、ケロケロは~》
ケロケロは~「ケロケロは?」『はぁい、ケロケロは~』
《女三人集まれば、モチロン恋バナですよね? 御三方が演じるキャラクターの恋模様を語って貰えたら幸いです。それでは、これからも頑張って下さい》
だそうです。ほら、恋バナですよ、恋バナ。お酒の話とか忘れましょう!
『私は別にそれでも良いよぉ? じゃあ、松瀬さんとかどうなの?』
「そうですねぇ。松瀬さんは、これからって感じですかね。ダンスパーティー回で、どうやら自分の想いにほんの少しだけ気付いたみたいなんで」
あれはトキメキでした♪ アングルが小憎らしかった。
「表情最後まで隠してて」
でもそれがまたね~。
「たまらないですよねっ♪」
でも相手があの人だから、攻略難しいだろうね。
「ホントそう。それに松瀬さん自身も、心にバリア張ってますから。「好き」を伝える前に、まずそこから破らないと」
伝え方が難しいよね。あの人、ばーっと行ったら、距離置こうとしそうじゃない?
「最初にあっちから踏み込んで来て、自分で意地張るなって言っておいて」
無責任。
「ホントそう。責任取れないなら、女の子に優しくしないでくださいっ」
そうだそうだ~。
『盛り上がってるねぇ。後半ほとんど愚痴だけど』
そういう月さんところの、レムちゃんはどうなんですか?
『う~ん、幼馴染とイチャコラしてるねぇ』
イチャコラって……、それだけですか?
『まぁ、その辺りの詳細は、アニメをご覧くださいという事で』
いきなり番宣を。
『まあ、私の役柄は道化役というか、コミックリリーフみたいなとこがあるからねぇ。恋愛事も、コメディ色の強いラブコメになっちゃうから、あんまり真面目に語っちゃうのもさ』
確かに、いつもにへらって笑ってるイメージありますね。
『でもあの笑顔の裏で、あれこれ想うところはあるんだよ。別にあのにへら笑いが仮面ってわけじゃないんだけども』
そ、そうですよね。一瞬びっくりしちゃいました。あのこっちまで力抜けるような笑顔が造り物だったのかと。
『それほど器用なキャラクターじゃないって。ただ、色々胸の内に秘めてるだけ。まぁ、あの年頃特有の迷いとか、そんな感じなのかなぁ。そういうところが、私個人としては好きかな』
なるほど。それじゃあそろそろ──
「え? ラウラちゃんは? そこ、すごく気になるんですがっ」
えぇ~? あの子は、まだそういう自覚はないんじゃないかな。でもまぁ、あるとしたら、あの人かなぁって思うところはあるかな?
『村井さんの?』
それはないです。
「否定が早い……!」
いや、ホントの話。キャロルやバリーさんとは、家族感が強いから。まぁ、そういう話があるのかないのかは、その内にと言う事で。でもたぶんあの子が成長したら、将来男を翻弄するようになるよね。
「それは絶対そうだと思いますっ」
はぁい、それではそろそろお時間となりました。お相手は、ラウラ=フアネーレ役広崎愛実と~?
「松瀬柚子役、伊達柚子と~?」
『レム・フィバート役、有無月でした』
愛想が尽きてなければ、また次回も聴いてくださいね~。
この番組は、ファナティックブラッド制作委員会の提供でお送りしました。
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最終発言 2017/01/01 12:15:54 |