• 万節

【万節】お茶とパンプキンクッキーを。

マスター:蓮華・水無月

シナリオ形態
ショート
難易度
易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~6人
サポート
0~6人
マテリアルリンク
報酬
無し
相談期間
8日
締切
2014/10/17 07:30
完成日
2014/11/01 20:06

このシナリオは5日間納期が延長されています。

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 どうしましょうか、とエルザはそれなりに量のあるカボチャを見つめて考えた。
 カボチャ、と言っても原形は留めていない。というのもそれは、エルザがハロウィン・ランタンを作る際にカボチャの中からくり抜いたものだからだ。

(実家なら、母が何かと使ってくれたのですが)

 エルザは料理の類が壊滅的に苦手だ。だから、料理以外の手先は器用なエルザがランタンを作り、その残骸を母が美味しく料理してくれて父と舌鼓を打つのが、これまでのエルザのハロウィンの過ごし方だった。
 だが今、彼女が居るのは実家ではない。けれども処分するなんて、さすがにもったいない。
 ゆえにエルザはじっとカボチャの中身を見つめ、思案にくれるのだった。





 崖上都市ピースホライズン。
 年がら年中お祭りをやっているような、この街の片隅にある古書店でエルザが働き始めたのは、この春のことである。この街で1人暮らしをする祖母が心配だとたびたび口にしていた母の代わりに、一緒に暮らすことにしたのだ。
 祖母は心配しすぎだと苦笑したが、エルザとしては家から出てみたいと思っていた所だったから、むしろちょうど良い口実だった。エルザの料理の腕を良く知る両親も、下手に1人暮らしをされるより、祖母の所に居てくれれば色んな意味で安心だと賛成して。
 だからエルザはピースホライズンに住み、たまたま近くの貸本屋で手伝いを募集していたのを幸いに、こうして働いている。そうして、街がハロウィンに染まり始めたから自分もランタンを作って、店に飾ろうと思ったのだが。

(うっかりしていました)

 心からそう思い、カボチャの中身の山を見る。持って帰ればきっと祖母がどうにかしてくれるだろうが、今朝がたその祖母に「あんたもそろそろ料理も出来るようにならなくちゃね」と笑われたところなので、少々気まずい。
 だから考えを巡らせる、エルザに店主のフランクが「すみません」と声をかけた。

「エルザさん、お客様にお茶をお願いできますか?」
「――はい」

 フランクにこくりと頷いて、エルザはポットの準備をする。彼女とて、お茶を淹れるくらいは出来るのだ、幸いにして。
 フランクの趣味で揃えてあるハーブティーを準備して、先日お客様からリゼリオで買ってきたと頂いたクッキーをお茶受けに添えた。なんでも『レディ・ブルー』とかいう高級菓子店のものらしいが、エルザにはその辺りの違いが良く解らないし、クッキーに変わりはないのでどうでも良い。
 この貸本屋にはちょっとした休憩スペースもあって、借りた本をその場で読んでいくことも出来た。中には本を借りずに休憩だけをしていく人も居たりするが、フランクは全員平等にお客様として扱うので、そういったお客様にお茶とお菓子を出すのも、エルザの仕事の1つだ。
 お客様に淹れたハーブティーとクッキーを運びながら、あぁ、パンプキンクッキーも美味しいですよね、とふと思う。あのカボチャの中身をお客様に出すクッキーにしたら、どこもかしこもハロウィンで浮かれている季節だから、きっと喜ばれるだろう。
 けれども問題は結局、どうやってパンプキンクッキーにするのか、という所で。

(――お客様に作ってもらえるよう、頼んでみましょう)

 ふぅ、と息を吐いてエルザは、休憩スペースに居る幾人かのお客様を見回した。もちろん筋が違うことは彼女も承知していたが、簡単に言えばもう、考えるのに疲れたのだった。

リプレイ本文

 ケイ・R・シュトルツェ(ka0242)とユキヤ・S・ディールス(ka0382)が出会ったのは偶然だった。転移してきたこの世界の知識を、少しは吸収しないととその貸本屋を訪れたケイが、たまたま本を借りに来ていたユキヤを見つけたのだ。

「偶然ね、これもまた運命、なのかしら?」
「運命ですか? そうであれば素敵ですね」

 どこかで何かが繋がっているような、そんな不思議な縁を感じているユキヤを見て、くすりと笑ったケイと同じように、まるで彼女を生まれる前から知っているかのような感覚を抱くユキヤも微笑んだ。この奇縁を、気のせい、と片付けるのはあまりにも寂しい。
 だから休憩室へと場所を変え、饗された趣味の良いハーブティーを楽しみながら色々と話していたら不意に、おや、という声が聞こえた。何だろう、と顔を見合わせて声の方を振り返れば、そこにはルシオ・セレステ(ka0673)が居て。

「エルザ、どうしたんだい」
「実は……」

 ルシオにそう促されて、見るからに困り、疲れた様子だったエルザが言ったのは、ハロウィン・ランタンを作ったカボチャの中身でクッキーを作って貰えないだろうか、という事だった。カボチャ? と思わず目を瞬かせたルシオ達に語ったのは、とにかく彼女が料理下手だという事で。
 はいはいはい、と休憩室の片隅で元気な声と手が上がった。

「やりますやりますー♪」
「あたしも、困ってるんだったら協力するわよ?」
「私も、良かったら手伝おうか」

 読んでいた本を置いて立ち上がった、ヒスイ・グリーンリバー(ka0913)の元気な声に続くように、ケイとルシオもそう名乗り出る。そのやり取りを、借りる本を探す手を止めて聞いていたマリエル(ka0116)も「私で良ければ喜んで」と小さく微笑み手を挙げた。
 料理自体はウェイトレスとして働いている酒場で手伝って覚えているから、パンプキンクッキーならなんとかなるだろう。とはいえ彼女はそれ以前に、疑問を感じている事があった。

「ところで、ハロウィンってなんですか?」

 このピース・ホライズンでも、他の街や村でも賑やかに騒ぎ始めているこの催しの事が、実はマリエルは良く解らない。1年以上前の記憶が無いものだから、この1年というもの、多くの催しが初めて経験するにも等しかったのだ。
 ハロウィン自体は辛うじて去年もやって居たか、或いはぎりぎり忘れてしまった空白の時間なのか。考えた所でやはり思い出せないけれど、頑張ろうという気持ちは人一倍だ。
 そう、ぐッと小さく拳を握るマリエルをちらりと見て、とりあえず惨事にはならなさそうだな、と胸を撫で下ろす須藤 要(ka0167)である。彼女だけではなく、ルシオも居るのだからお菓子作りには何の心配もないだろう。
 とはいえ覗いてみた貸本屋で、菓子作りをするとは思わなかったが――くす、と笑ってそう考えながら、要は皆を見回しこう言った。

「俺自身は菓子作りってあんま経験ないけど、出来るとこは手伝うからどんどん言ってな」
「助かるよ、要」

 そんな要の言葉に、ルシオがにっこり笑顔になる。それに、要は嬉しく目を細めた。





 案内された店の台所は小さかった。ここはフランクの家の続き間で、エルザはハーブティーを淹れるお湯を沸かす位しか使わないらしい。
 だが使用許可は得ているという話だったから、遠慮なく要は手を洗いながらエルザに聞いた。

「エプロンとかって借りられるのかな?」
「借りられるとありがたいね」
「本の整理や修繕の時に使うものがあります」

 要の言葉にルシオも髪を緩い三つ編みにしながら頷くと、エルザがすぐに店から人数分のエプロンを持ってきてくれる。けれども少し大きすぎると、ヒスイは断って手荷物から出したマイエプロンを着用し。
 さて、何を作ろうかと考えを巡らせる。エルザに頼まれたクッキーはもちろんとして、それだけでは寂しいし。 

「えーと、南瓜の種残ってますか?」

 ヒスイはそう尋ねながら、作る物の算段を頭の中で考えた。彼女が作ろうと思っているのは、ひとまずは種を綺麗に洗ってフライパンで炒り、塩を振った簡単なおやつだ。
 もちろんこれだけでも美味しいけれども、さらに炒った種を剥いて、持っているナッツの缶からも胡桃なんかを砕いて、南瓜の実と一緒にパウンドケーキの生地に混ぜればなお美味しい。型は厚紙で作れば良いし、材料の小麦粉やバター、卵、砂糖なんかも揃っている。

「応用で、ホットケーキやマフィンも出来ますしね」
「あら、奇遇だわ」

 そんなヒスイの言葉にケイが、そういって微笑んだ。彼女もまた、角切り南瓜も混ぜたパウンドケーキを作ろうと思っていたのだ――ハーブティーにも合いそうだし。
 どうせなら食べ比べたら楽しそうだと、2人を見比べて微笑むユキヤが作ってみようと思うのは、スウィートパンプキン。サツマイモの代わりにカボチャで作るスウィートポテトを、さらにカボチャの形に作れば見た目にも楽しそうだ。
 とはいえ、ユキヤも取り立てて料理が得意、というわけではないのだけれども……

「エルザさんも一緒に作りませんか? とても簡単なんですよ」
「は」

 次は何を準備すれば良いのかと待機していたエルザが、ユキヤの言葉に動きを止めた。ちらりと見た彼の手元にある調味料は、彼女にとっては複雑な綴り方よりなお難解な物。
 それでも本来は自分がやらねばならない事だという感情と、自分が手を出して台なしにしてはいけないという感情が、戦った末に「すみません」と頭を下げるエルザに、そうですかとユキヤが微笑んだ。その様子に、どうやら苦手意識は根強いようだとルシオは苦笑する。
 要が、ルシオやマリエルも見ながら首を傾げた。

「お菓子に詳しい人がいるから大丈夫だろけど、菓子作りは計量が命、って聞いたことあるし。レシピの本とか見ながらやったら確実なんじゃね?」
「ああ、なら本棚にあったんじゃないかな?」
「ありましたね。取ってきます」

 要の言葉にルシオがそう言うと、頷いたマリエルが幾つかのレシピ本を店から取ってきた。この貸本屋は、娯楽から実用書まで様々な物が並んでいる。
 それを元に、材料を量りはじめる要達を見ていたユキヤはふと、ケイを振り返った。

「そう言えば、ケイさんは向こうの世界で何をしていらっしゃったのですか?」
「あっちでは……そうね、歌を歌っていたわ。色んな歌を……」

 それに、ケイが目を懐かしく細める。今は帰る手だてもない、懐かしき青き故郷。
 同じ場所を故郷と呼ぶユキヤは、ならば彼女に感じる郷愁はあちらでそれを聞いた事がある故だろうかと首を傾げた。もしそうだったとしても、この胸に在る感覚は不思議すぎて、とても説明がつきそうにはないが。
 いずれにせよ、彼女が紡ぐ言葉の音を聞けば恐らくは、その歌も魅力的なのだろう。それを聞いてみたいと、思う。

「此方の世界でも、歌を歌ってらっしゃるのですか?」
「こっちでも相変わらず、歌を歌っているわね――そう言うユキヤは?」
「僕は此方でも向こうでものんびりです」

 彼の言葉に少しばかり苦笑したケイが、逆に聞き返してみたらユキヤは、そう微笑んで窓の外を見た。こちらの世界の空も、故郷の空もどちらも綺麗で、彼は気に入っている。
 そんな2人の話を聞きながら、ヒスイが作るのは彼女自身も小さい頃のおやつに食べた、南瓜のミルク煮だ。柔らかく煮た南瓜を、牛乳とハチミツを入れてさらに煮た物。
 ミルク煮ができたら少し細かいサイコロ型に切って、先に作っておいた生地と混ぜて蒸し上げれば蒸しパンになるし。

(……サツマイモと味似ているし、大学芋も良いかな?)

 ユキヤが作っているスウィートパンプキンをちらりと見て、ヒスイもそう考える。生の南瓜をスライスして、揚げ焼きにして。火が通ったら油を切って水と砂糖と胡麻を入れてからめて……
 うん美味しそうです、と頷いてヒスイはそちらの準備にも取り掛かった。そのすぐ横ではルシオも、南瓜プリンの作成に取り掛かっている。
 材料は裏ごしカボチャと砂糖、卵、牛乳、バニラエッセンス。大人風味にラム酒を入れても良いかもしれないと考えて、要の方を少し見、ラム風味と普通のもの、両方用意しようと頷いて。
 茹で上がった南瓜を前にルシオは、せっせと食器を洗ってくれるエルザに声をかけた。

「蒸した南瓜の裏ごしは出来ないかな?」
「……裏ごしですか」

 また難しそうな単語が、と身構えるエルザにルシオは少し笑って、少しずつ蒸した南瓜を裏ごし器の上にのせてヘラで押す様にするだけだ、と説明する。丁寧に裏ごしをしておけばお菓子の舌触りも滑らかになるし、それ以外にも色んな料理に応用が利く。
 だからやってみないかいと、言われてエルザは真剣な面持ちで考え込んでから、死地に挑む戦士のような表情で頷いた。恐る恐る木ベラを取り上げ、おっかなびっくり動かし始める。
 出来上がった裏ごし南瓜は、その向かいで生地をコネていた要や、他にも使う人の元へ。ルシオの南瓜プリンにも、もちろん利用する。
 ふぅ、と額に浮かんだ汗を拭うエルザに、お疲れ様ですとマリエルが渇いた布を渡した。そうして、次はクッキー生地の型抜きをやってみないか、と誘う。

「要さんが、面白そうな型を買ってきて下さったんですよ。それに、皆でワイワイやるのって楽しいじゃないですか♪」
「ああ、うん。エルザもこれぐらいは出来るだろ?」

 マリエルの言葉に要も頷き、クッキー型を手に実演して見せた。さすがはハロウィンに盛り上がるピースホライズンと言うべきか、近くの雑貨屋を覗いてみたら、ハロウィンクッキーの型も色々揃っていて。
 南瓜やコウモリ、他にも色々とリアルブルー出身の要でも頷けるような物がたくさん。適当な厚さに伸ばした生地を、それでぽんと抜けばおしまいだ。
 この手軽さにはエルザも目を見張り、先程よりもよほど明るい顔で頷いた。マリエルも一緒になって抜いたクッキー生地には、同じく要が用意したナッツやドライフルーツで顔を描いたりして飾り付ける。
 ちょっといびつなのも、むしろ愛嬌があって親しみが持てた。色々と遊んで楽しんでいる3人に、ルシオが「型抜きも良いけれど、丸めて筋をつけ、南瓜の種をヘタに見立てて刺したカボチャ型なんてのも可愛いと思うよ」とアドバイスする。
 そんな楽しげな様子を微笑んで見ながらユキヤと話していたケイが、ふいにエルザ、と呼んだ。

「エルザはこっちの人よね? あたし達をどう思う?」
「――遠とき隣人、でしょうか」

 その言葉に、エルザは型抜きの手を止めて少し考えた後、自分の言葉を吟味するようにそう告げる。転移者はそう珍しいモノではないけれど、サルヴァトーレ・ロッソ以前には大都市でもない限り、目にする機会はなくて。
 けれども彼らは見知らぬ他人でも異物でもなく、かつては当たり前にこの世界に訪れていた人達。エルザの中にだって遡れば、転移者の血が流れていてもおかしくない――昔語の中だけの存在ではなく、けれども身近ではない、エルザにとって転移者とはそんな人々だ。
 そう言った、エルザにケイは目を細めて、そう、と頷いた。





 薪オーブンから何とも良い匂いが漂って来て、最後のクッキーが焼き上がった。終いにはヒスイやケイ、ユキヤも参加して思い思いに型を抜いたり、整えたりした力作だ。
 その、見るからに美味しそうなクッキーを見て、なぁ、と要が提案した。

「試食もかねてお茶しようぜ。さっきからいい匂いするし、俺お腹すいちゃった」
「そうですね。折角作ったモノ、皆で食べれると良いですね」
「あら……ユキヤ、その提案、良いわね! どうせなら外でお茶会と洒落込まない?」

 要の言葉にユキヤが頷けば、ケイが顔を輝かせてそう、皆を見回す。晴れた空の下、賑やかな空気の中で食べれば、きっと美味しさは何倍にもなるだろう。
 良いねと頷いたルシオが卓を借りに行くと言うと、ユキヤとケイが同行を申し出た。揃って店主のフランクの元へ行くと、彼は積み上がった本に半ば埋もれていて。
 ご主人、と呼ぶと顔を上げた、青年にルシオはこう言った。

「休憩室の卓を一つ借りるよ」
「フランクさんもご一緒に、どうですか。本の虫も良いですけれど、たまには外でティータイムというのも、悪くないと思いますよ」
「そうね。クリムゾンウェストのお話も聞きたいわ。一緒にお茶会、しましょ」

 彼は本当に、たまにエルザにお茶を頼みに来た以外は一切出て来なかった。けれどもこれもまた何かの縁だろうし、せっかくだから一緒に――と思ったのだ。
 フランクはその申し出に、きょとんと目を瞬かせてから、良いですね、と本を一緒に立ち上がった。彼としては、本さえ読めれば後はどこでも良いらしい。
 くすりとそれに顔を見合わせて笑い、ルシオは適当な卓を外へと運び出した。それにケイの提案で白いクロスをかけて、皆で出来上がったパンプキンスイーツを並べていく。
 お茶はもちろん、エルザが淹れたハーブティー。南瓜のお化けの形をした、お店でよく作るパンプキンパイを切り分けながら、マリエルがにっこりと笑った。

「クッキーが面白かったから、パイもやってみたんです。普段は円形にするだけなんですけど――あの、パウンドケーキも良かったら作り方、教えてもらっても良いですか?」
「もちろんですの。そうそう、余った南瓜はもらって帰りますの。南瓜サラダやレトルトカレーに入れますから」
「え、あの、それも教えて貰っても良いですか? 美味しそうです」

 快く頷いたヒスイが、エルザの方を振り返ってそう告げると、むしろお願いしますと頭を下げられた。その横で目を輝かせるマリエルのパンプキンパイを、要はあっという間に食べて次はルシオの南瓜プリンに取り掛かっている。
 料理が出来る人というのはすごいのですね、と静かに尊敬を深めるエルザに、ルシオが言う。

「クッキーは持って帰ると良い。君も十分に手伝ってくれたのだから」
「え……でも」
「あ、エルザさんのお茶美味しいです。教えて貰ってもいいですか?」
「本当に美味しかったわ。フランクもありがとう、素敵な香りとお味だったわ。お礼になるかは分からないけれど……このケーキ、お茶請けにして下さらない?」

 ルシオの申し出に、戸惑った顔をしているエルザにマリエルとケイがそう言った。ちら、と話にも出たフランクを振り返ってみると、エルザさんのハーブティーは美味しいですよ、と頷いている。
 全員の顔をそうして見回し、エルザは静かに頭を下げた。深く、深く。

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MVP一覧

  • 聖癒の奏者
    マリエルka0116
  • 杏とユニスの先生
    ルシオ・セレステka0673

重体一覧

参加者一覧

  • 聖癒の奏者
    マリエル(ka0116
    人間(蒼)|16才|女性|聖導士

  • 須藤 要(ka0167
    人間(蒼)|13才|男性|疾影士
  • 夢を魅せる歌姫
    ケイ・R・シュトルツェ(ka0242
    人間(蒼)|21才|女性|猟撃士
  • 遙けき蒼空に心乗せて
    ユキヤ・S・ディールス(ka0382
    人間(蒼)|16才|男性|聖導士
  • 杏とユニスの先生
    ルシオ・セレステ(ka0673
    エルフ|21才|女性|聖導士

  • ヒスイ・グリーンリバー(ka0913
    人間(蒼)|10才|女性|聖導士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/10/15 08:24:07
アイコン お話をいたしましょうか
マリエル(ka0116
人間(リアルブルー)|16才|女性|聖導士(クルセイダー)
最終発言
2014/10/16 23:05:55