ゲスト
(ka0000)
【幻洞】パペットマン大量発生!
マスター:とりる

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/02/23 07:30
- 完成日
- 2017/03/03 06:36
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
ある日の、早朝のネレイド村――。村や海を一望出来る小高い丘の上。
そこにミサキ・ネレイド(kz0079)の姿があった。ミサキの目の前には無数の丸太が縦に設置されている。
「…………」
ミサキは目を閉じ、精神を集中させ――そして――
「ハッ! ヤッ! セヤッ!」
一瞬、三筋の閃光が煌めく。……すると綺麗に真ん中で両断された丸太三本が地面に転がった。
「……ふう」
ミサキは一息。
「ミサキ様、今日も鍛錬ですか。精が出ますね」
「あ、ヴァイン」
ミサキが振り向くと、声の主はミサキを守る近衛隊隊長、ヴァイン・ネレイドであった。
「それにしてもそのお姿……いつ見ても凛々しくお美しい……」
ミサキを見つめ、ヴァインは普段のクールな性格に似合わずうっとりとした表情を浮かべる。
――現在のミサキは霊闘士の奥義を発動中であった。ゆえに外見が変化している。
それは……魚の鰭の様になった耳、胸や腕、下半身は青く煌めく魚の鱗で覆われ、尾びれの無い人魚のような美しい姿。
また、魚の鰭の形をした鋭い刃物が両腕両脚に付いている。
「この姿を褒められるのは嬉しいけど……いい加減慣れてほしいな。照れちゃうよ」
「美しいものは美しいのです! 慣れなどありません!」
ヴァインは熱弁。普段は冷静沈着な彼女だがこんなところで『ミサキ様大好きv』が発動してしまうようだ。
そのとき、ミサキの身体が光に包まれ……元の姿に戻る。
「おっと、時間切れか。それじゃあ朝ごはんにしよう。奥義って体力を消耗するからお腹空くんだよねー」
ミサキが身体を伸ばしながら族長の家へ戻ろうとすると、ヴァインが呼び止める。
「そうでした。ミサキ様のお姿に見惚れてすっかり忘れておりました。私としたことが……」
頬赤らめて恥じらうヴァイン。ミサキは少し「可愛いな」と思った。
「ん? 何か用事?」
「はい。実は『ノアーラ・クンタウ』の『ヴェドル』で問題が発生しまして」
「ドワーフさん達のお城だっけ。鉱物性マテリアルの件かな?」
「ええ、それに起因することはではあるのですが、また別の問題が発生したようで。地下に歪虚が出現したらしいのです」
「なんだって、それは本当!?」
地下からの進攻とは捨て置けない。中々に深刻な問題のようだ。ミサキは表情を引き締める。
「本当です。……いえ、現状そこまで深刻ではなさそうなのですが、我がネレイド族からも応援を出すべきかとミサキ様にお伺いを立てに来た次第です」
ミサキはふむりと顎に手を当てる。
「そこまで深刻じゃないの? うーん、それなら私一人で行こうかな」
「ミサキ様お一人で? 我々近衛隊も……」
「いいよいいよ。私はこれでもネレイド族戦闘部隊最強の個人戦力なんだよ? 今回は任せてほしいな」
ミサキはヴァインの顔を見て片目を瞑って見せる。
「それはそうですが……解りました。留守中、村のことはお任せください。ご武運を」
「うん、村は任せた。さーって、朝ごはんを食べて少し休んだら出発しようかな」
***
ドワーフの居城『ヴェドル』に到着したミサキ。
さっそく担当のドワーフ――見た目は小さな少女――から説明を受ける。
「わぁ、これはネレイド族の族長さま自ら。頼もしい限りです」
「それで、私は何をすればいいかな?」
「はい。お任せしたいのはここです」
担当のドワーフはテーブルの上に採掘場付近の見取り図を広げる。
「ここです、ここにですね。敵の指揮官が作り出したパペットマン……100cmほどの泥人形が大量にひしめいているのです」
「ふむふむ」
「現在はなんとか足止めをしていますが、このままでは突破され採掘場に雪崩れ込んでしまいます。これをどうにかしてもらいたいのです」
「大量の泥人形……パペットマンかあ……。私一人でやれるかな?」
「その辺はご安心ください。ハンターも手配しております。協力して駆除に当たっていただければ。敵は個々の能力は低いので」
「わかった。ハンターさん達が居れば百人力だね。任せておいて!」
ドン! と胸を叩くミサキ。
「なんと頼もしいお言葉! よろしくお願いします」
ぺこりを頭を下げる担当のドワーフであった。
そこにミサキ・ネレイド(kz0079)の姿があった。ミサキの目の前には無数の丸太が縦に設置されている。
「…………」
ミサキは目を閉じ、精神を集中させ――そして――
「ハッ! ヤッ! セヤッ!」
一瞬、三筋の閃光が煌めく。……すると綺麗に真ん中で両断された丸太三本が地面に転がった。
「……ふう」
ミサキは一息。
「ミサキ様、今日も鍛錬ですか。精が出ますね」
「あ、ヴァイン」
ミサキが振り向くと、声の主はミサキを守る近衛隊隊長、ヴァイン・ネレイドであった。
「それにしてもそのお姿……いつ見ても凛々しくお美しい……」
ミサキを見つめ、ヴァインは普段のクールな性格に似合わずうっとりとした表情を浮かべる。
――現在のミサキは霊闘士の奥義を発動中であった。ゆえに外見が変化している。
それは……魚の鰭の様になった耳、胸や腕、下半身は青く煌めく魚の鱗で覆われ、尾びれの無い人魚のような美しい姿。
また、魚の鰭の形をした鋭い刃物が両腕両脚に付いている。
「この姿を褒められるのは嬉しいけど……いい加減慣れてほしいな。照れちゃうよ」
「美しいものは美しいのです! 慣れなどありません!」
ヴァインは熱弁。普段は冷静沈着な彼女だがこんなところで『ミサキ様大好きv』が発動してしまうようだ。
そのとき、ミサキの身体が光に包まれ……元の姿に戻る。
「おっと、時間切れか。それじゃあ朝ごはんにしよう。奥義って体力を消耗するからお腹空くんだよねー」
ミサキが身体を伸ばしながら族長の家へ戻ろうとすると、ヴァインが呼び止める。
「そうでした。ミサキ様のお姿に見惚れてすっかり忘れておりました。私としたことが……」
頬赤らめて恥じらうヴァイン。ミサキは少し「可愛いな」と思った。
「ん? 何か用事?」
「はい。実は『ノアーラ・クンタウ』の『ヴェドル』で問題が発生しまして」
「ドワーフさん達のお城だっけ。鉱物性マテリアルの件かな?」
「ええ、それに起因することはではあるのですが、また別の問題が発生したようで。地下に歪虚が出現したらしいのです」
「なんだって、それは本当!?」
地下からの進攻とは捨て置けない。中々に深刻な問題のようだ。ミサキは表情を引き締める。
「本当です。……いえ、現状そこまで深刻ではなさそうなのですが、我がネレイド族からも応援を出すべきかとミサキ様にお伺いを立てに来た次第です」
ミサキはふむりと顎に手を当てる。
「そこまで深刻じゃないの? うーん、それなら私一人で行こうかな」
「ミサキ様お一人で? 我々近衛隊も……」
「いいよいいよ。私はこれでもネレイド族戦闘部隊最強の個人戦力なんだよ? 今回は任せてほしいな」
ミサキはヴァインの顔を見て片目を瞑って見せる。
「それはそうですが……解りました。留守中、村のことはお任せください。ご武運を」
「うん、村は任せた。さーって、朝ごはんを食べて少し休んだら出発しようかな」
***
ドワーフの居城『ヴェドル』に到着したミサキ。
さっそく担当のドワーフ――見た目は小さな少女――から説明を受ける。
「わぁ、これはネレイド族の族長さま自ら。頼もしい限りです」
「それで、私は何をすればいいかな?」
「はい。お任せしたいのはここです」
担当のドワーフはテーブルの上に採掘場付近の見取り図を広げる。
「ここです、ここにですね。敵の指揮官が作り出したパペットマン……100cmほどの泥人形が大量にひしめいているのです」
「ふむふむ」
「現在はなんとか足止めをしていますが、このままでは突破され採掘場に雪崩れ込んでしまいます。これをどうにかしてもらいたいのです」
「大量の泥人形……パペットマンかあ……。私一人でやれるかな?」
「その辺はご安心ください。ハンターも手配しております。協力して駆除に当たっていただければ。敵は個々の能力は低いので」
「わかった。ハンターさん達が居れば百人力だね。任せておいて!」
ドン! と胸を叩くミサキ。
「なんと頼もしいお言葉! よろしくお願いします」
ぺこりを頭を下げる担当のドワーフであった。
リプレイ本文
●パペットマン大発生!
ドワーフの居城『ヴェドル』の一室にて――。
依頼を受けたハンター達が作戦開始前の打ち合わせ(と顔合わせ)を行っていた。
「おや、こんな所でお会いするとは……奇遇ですな」
漆黒の武者甲冑で身を固めた米本 剛(ka0320)がミサキ・ネレイド(kz0079)に声を掛ける。
「ミサキさんと仕事をご一緒するのは久々ですね」
「米本さん、お久しぶりです。今回は宜しくお願いします」と、ミサキはぺこりと頭を下げた。
(まぁ、色々な意味で『熱い』現場で仕事が重なるのはこういう稼業上……結構ありますからね)
戦士として成長を続けるミサキの顔を見、米本はその様に考える。
(仕事の難度的には其処までではないのでしょうが……何時も通り油断せずにキッチリカッチリこなしましょう)
帽子を目の辺りまで深く被った切れ長の瞳の青年、対崎 紋次郎(ka1892)は室内に居る全員を見渡した後、士気を鼓舞する様に言う。
「一人が全てを倒す必要はない、チームで敵を全滅させる事が出来ればそれでいい」
それに美しい銀色の長い髪をしたエルフの少女、エルバッハ・リオン(ka2434)は頷いて、口を開く。
「大量のパペットマンですか。個々の戦闘力は高くない様ですが、数が多いのは厄介ですね」
同じくエルフの……こちらはどちらかと言うと小動物的な可愛さ(髪の毛をわしゃわしゃしたい)のミオレスカ(ka3496)もうんうんと頷いた。
「泥歪虚大量発生ですね。被害が出る前に、止めさせて頂きます」
「大量の敵……滾って来るね。今から楽しみだよ」
少女と見紛う美少年、霧雨 悠月(ka4130)はその愛らしい顔に似合わず、ヤる気満々の様だ。
「ルンルン忍法とカードの力を駆使して、ドロンコ三悪人が生み出した大量のパペットマンを殲滅しちゃいます!」
一方で、くびれたウェストラインが素敵な美少女、ルンルン・リリカル・秋桜(ka5784)はマイペース。
鋭い目つきの少年、輝羽・零次(ka5974)はこれから一緒に戦う皆へ挨拶。
「俺はレイジ。輝羽・零次だ。宜しくな」
「まったく……木偶は木偶らしく、棒立ちしてればいいってのに。面倒だよねえ……」
露出の多い衣装にマントを羽織ったエルフの疾影士、セレス・フュラー(ka6276)は気怠い様子。
「木じゃなくて泥だって? うっさい」
……彼女はどこへ向けて言ったのだろうか。
――とまあ、こんな感じで簡単な作戦の確認と顔合わせを済ませたハンター達はのんびりもしていられないので現場へと急行する。
●パペットマンを叩け! 前半
現場に到着したハンター達。そこには情報通り大量のパペットマン(泥人形の歪虚)が犇めいていた。
今回ハンター達は前衛、後衛、そして遊撃に分かれて戦闘を行う。
■前衛
「兎に角……パペットマンの採掘場への突破、これだけは何が何でも阻止ですね」
米本はミサキにも前衛として共に立ち回って貰う様に打診。ミサキは快く引き受けた。
「わぁ……いっぱいいるね。通路内で密集されると余計に多く感じるよ」
悠月は目の前に広がる――ある意味おぞましいのだが――光景にぷるぷると身を震わせる。……これは恐れではなく武者震い。
「ぁあ、でも臆してなんかない。むしろ燃えてきたよ……胸が高ぶって仕方がないもの」
そう言って彼は刀を抜いた。
「うじゃうじゃいやがるな。纏めて蹴散らしてやろうぜ!」
零次も気合十分。脛に装備されたレガース『エダークス』が光る。
「とりあえず、あいつらを通さなきゃいいんだよね?」
セレスはその様に確認しつつ、
「あたしは前衛だよ。ほんとなら、ここから先は一歩も通さないよーって大見栄張りたいところだけど、さすがにそれは無理だから、抜けられたら後ろの人お願いね」
後衛の仲間に向かって言いながら手を振った。
■遊撃
紋次郎は道中で仲間の戦闘スタイルを再確認した後に、米本と同様にミサキへ前衛を依頼。
戦闘方針は簡単な陣形として、横に広がりつつお互いのフォローが出来る位置で戦闘。
前衛は壁となりパペットマンの進路を妨害。後衛は範囲攻撃等で援護し敵の数を減らす――という作戦。
(仲間が戦いやすい状況を狙って作っていってみるか)
今回彼は一人、遊撃として動き『そういった状況を作る事』が目的。重要な役回りである。
「ここを通すと面倒なんでな……確実に始末する」
そうして紋次郎は目の前に犇めく敵を睨んで呟いた。
■後衛
エルバッハは徐々に迫るパペットマンの群れに目をやり、一言。
「油断して敵の物量に押し潰されることがないように注意しないと」
「私は前衛の取りこぼしがない様に、且つ、出来るだけ多くの敵を仕留めていきますね」
ミオレスカは強弓『アヨールタイ』を構えてきゅっと唇を結ぶ。
「わぁ、これが今週のビックリドッキリ泥人形! 沢山いるのです」
ルンルンは愛かわずマイペースながらも気持ちは戦闘態勢へ移行。
「これだけの敵が採掘場に雪崩れ込んだら大変だもの、きっちり通せんぼして親玉と戦ってる皆をオタスケです!」
腰から中指と人差し指で呪符を取り出してルンルンが声を上げると――
いよいよ前衛が接敵! 戦闘開始!
***
■前衛
米本は迫りくるパペットマンの大群へ風属性の大鎌――サイズ『イガリマ』を大きく振るい、滅してゆく。
「こういう得物を豪快に振り回すのも……たまには一興ですかなぁ!」
前衛は通路に広がる様に展開、互いに連携・警戒し、敵を一体たりとも通さないという意気で次々と撃破。
それでもやはり敵の数は多く、取り付かれる事もあった。その様な場合には、
「破ッ!!」
【神道之拾壹『光導』】によって迎撃。
「相手は言葉なんて解さないだろうけど……斬り捨てられたい者から掛かってきなよ!」
得物が刀ゆえに近接戦闘が得意という悠月は後衛の邪魔はさせまいと、積極的に前へ出て戦闘を行う。
同じ前衛の者と離れすぎない様に距離を保ちつつ、迎撃。
「この数だし、一人で突出すると危なそうだ。数で囲まれちゃうからね」
敵は何度も言うが、大量。孤立は危険である。
「余裕があるときに近くの人に声をかけて、お互いをフォローしあえれば理想かな?」
言いながら悠月は刀を煌かせ、泥人形を土に還してゆく。
「来い! 俺が相手になってやる!」
零次は前衛の最前列に位置し『後ろには通さないという気迫を持って』主に蹴り技を使用し、パペットマンを迎撃する。
セレスはサバイバルダガー『コクトゥーラ』による【アサルトディスタンス】にて積極的に敵陣へ切り込んでいた。
すれ違い様に複数の泥人形を巻き込み、切り刻み、土へと還す。
包囲されそうな場合には【マルチステップ】による立体的な動きで回避を試みる。
■遊撃
「さて……ここから先は通行止めだ。一体も通さん……」
こちらは紋次郎。臨機応変に動く遊撃として行動中。
魔導銃『トルキューンハイト』の銃撃と【破弓】――巨大な矢による遠距離攻撃にて敵の数を削る。
そうして戦闘を行いながら、彼はパペットマンの行動優先度を見極める。
(進攻の邪魔をするハンターの撃退を優先するのか、それとも無視して進攻するのか……)
……結果、敵は障害物の排除を優先する様だ。こちらには好都合。すぐに仲間にも伝える。
「頭を砕けば止まるか……? 試してみるか」
その後に泥人形の頭部を狙って銃撃。しかし敵は頭部を失っても活動を止めない。
「やはり魔法生物か……!」
飛んでくる泥を避けつつ、今度は胴体を狙い、粉砕。
■後衛
エルバッハ――後衛は前衛と同じ様にお互いをフォローできる距離を保ちながら攻撃中。
パペットマンに集られそうな味方が居れば【ライトニングボルト】を詠唱し発動。雷撃が迸り、射線上に居た泥人形は全て黒い砂となって消滅した。
味方から離れた泥人形を攻撃する場合には【ファイアーボール】を詠唱。――火球が飛び、敵群の中心で炸裂。大火力にて一気に殲滅。
細かな援護を必要とする際には空刃――【ウィンドスラッシュ】を使用。弱点属性による魔法で切り裂かれた泥人形は一撃の元に、また黒い砂となって消滅。
尚、彼女は可能な限り自分や味方に近い敵から優先して攻撃を行う。
ミオレスカは【フォールシュート】による範囲攻撃を主体として攻撃中。
足を止めて大丈夫な状況では【フォールシュート】と【コンバージェンス】を併用した大火力で複数の敵を粉砕する。
ルンルンは、敵の数が非常に多い為、集られない様にまずは敵が群がってる所へ【地縛符】を展開し、足止めを図る。
「ジュゲームリリカル……ルンルン忍法ドロンコホイホイの術! 今日はいきなりトラップカード発動です!」
更に足を止めた所へ今週の山場!(?)
「ジュゲームリリカルクルクルマジカル……ルンルン忍法五星花! 舞え花弁、キラキラキラキラ☆」
【五色光符陣】を展開。光によって纏めて敵を焼き焦がし、土へと還す。
●パペットマンを叩け! 後半
敵の約半数を叩いた頃――。
■前衛
米本は仲間に【神道之壹『穢落』】や【神道之玖『穢祓』】を使用して回復役も務める。
隣で両手に持った手斧を振るい泥人形を砕くミサキが奥義を発動した場合には解除時のフォローも視野に。
(まぁ、其処らへんもミサキさんならば頭に入っているでしょうし……必要ないやも知れませんがな)
その様に考え、米本は微苦笑する。
悠月は『刀を駆使しつつ、されど脚は獣の如く』動き回り、敵を斬る。
「……さぁ、熱くなってきたね。そろそろ全開で行こうっか」
集られそうになれば【地を駆けるもの】で加速。一旦距離を取った後に別方向から距離を詰め、斬撃を喰らわせる。
「おや。ダメだよ、そっちに行っちゃ。僕と踊ってくれるんじゃなかったの?」
前衛として戦うからには、いくら回避されても取り付かれてしまう場面もあった。
その際には【月牙】を使用し確実に敵を破砕する。
回復には【リジェネレーション】を用意してきた悠月であったがそれは米本の援護で使用する場面は無かった。
(皆の戦い方も気になるね。特にミサキさんとか、同じ霊闘士の人だね)
戦闘の山場と見たか、奥義を発動し人魚と化したミサキに目をやる。
(僕も霊闘士の奥義はまだまだ不慣れだから……参考にさせて貰いたいね)
次々と敵を屠るミサキの姿に、自分も強くあらねばと再認識した悠月は再び刀を振るい、鋭い斬撃を見舞う。
「……さぁ、相手の数も少なくなってきたし、もうひと頑張り。無事に帰還して、美味しいものでも食べよう」
零次は【飛翔撃】で目前の敵を吹き飛ばし、後続の敵にぶつける事で足止めできないか試みる。
――弾かれた敵は後続に激突し、一瞬動きを止める。
それに対し零次は【練気】からの【青龍翔咬波】を発動!
自らの肉体に蓄積したマテリアル。それを龍の形にイメージし、気合と共に解き放つ。
……放出されたマテリアルの衝撃は直線上・射程内に存在した全ての泥人形を滅した。
セレスは変わらず、【アサルトディスタンス】により包囲脱出を図りつつ、戦闘を継続。敵を斬り刻む。
彼女は前衛が突破される事による後衛への影響を懸念していたが幸い前衛の奮闘により後衛が包囲される事態にはなっていなかった。
■遊撃
紋次郎は仲間への援護を優先しつつ交戦中。
優先度は、前衛を突破した敵、仲間に取り付かれた敵、前線の敵の順に設定。
更に範囲攻撃を持たない仲間へ優先して援護。連携を意識し、自身と仲間の範囲攻撃を最大効率で使える様に敵を選択し銃撃。撃破する。
前衛への圧力が強まった際には【ファイアスローワー】を使用。扇状に噴射された炎の破壊エネルギーが敵を塵と化す。
また、前衛での戦闘の際、包囲脱出には【ジェットブーツ】を用い、足からマテリアルを噴かせて離脱した。
■後衛
エルバッハはパペットマンの群れへ魔法攻撃を行いながら、
「本当に数が多いですね」
と、愚痴めいた言葉を呟く。続けて、
「敵がまだ出てくるならば、ファイアーボールやライトニングボルトの使用を控えることも考えた方がいいかもしれませんね」
と呟きながら思案。……だがこの様子ならば魔法の使用回数以内に敵を撃滅出来そうだ。
「先には通させません」
ミオレスカはスキルを用いずとも確固たる覚悟で確実に敵を射抜き、撃破。
「やはり、霊闘士の奥義は、すごいですね。猟撃士を代表する者ではありませんが、負けていられません」
前衛で奥義を発動したミサキを見やり、自分を鼓舞し、再び弓を構える。
「ジュゲームリリカル……ルンルン忍法三雷神の術!」
ルンルンは固まってない敵に対し、【風雷陣】を展開。三体纏めて攻撃、
「敵が悪玉三人なら、私だって三人なんだからっ! めがね、うくれれ、おいーっす、やっちゃっておしまいなのです」
雷光が泥人形を正確に貫いて砂塵と化し、消し去った。
パペットマンが自分やミサキに引っ付く様ならば……
(怒りのニンジャゲージがピコンピコン)
「不埒なパペットマンに大激怒ー!」したルンルンは再び【五色光符陣】を展開。
「絶対許さないんだからっ……光になっちゃえぇぇぇ!!」
陣の中で光が炸裂。しっかりと敵だけこんがり焼いて土に還しましたとさ。
「泥を憎んで人を憎まずなのです」
ルンルンはくるんと回ってウィンクしてみせ……た頃にはほぼ敵を殲滅し終えていた。
●依頼達成!
戦闘終了後、エルバッハは念の為、生き残りのパペットマンがいないか、警戒しながら周辺を確認する――
と、やはり残存し浸透しそうになっていた敵がいた。空刃によりちゃんと後始末!
「可能なら、敵の指揮官まで迫りたい所ですが。ミサキさん、いけますか?」
ミオレスカは敵を殲滅し終えた勢いで敵指揮官へ突撃しそうな勢いだったが、
「あちらにもハンターさんが向かって対処している筈です。仲間を信じましょう」
とミサキに諭され、クールダウン。
「ドワーフの皆さんが、無事なら、何よりです」
「ええ、そうです。なんとか守りきれましたね」
にっこりと笑顔を見せるミサキ。既に奥義は解除されており、米本のお世話になった。
こうしてハンター達は一体たりともパペットマンを採掘場へ進入させる事なく殲滅し、依頼を完遂したのだった。
ドワーフの居城『ヴェドル』の一室にて――。
依頼を受けたハンター達が作戦開始前の打ち合わせ(と顔合わせ)を行っていた。
「おや、こんな所でお会いするとは……奇遇ですな」
漆黒の武者甲冑で身を固めた米本 剛(ka0320)がミサキ・ネレイド(kz0079)に声を掛ける。
「ミサキさんと仕事をご一緒するのは久々ですね」
「米本さん、お久しぶりです。今回は宜しくお願いします」と、ミサキはぺこりと頭を下げた。
(まぁ、色々な意味で『熱い』現場で仕事が重なるのはこういう稼業上……結構ありますからね)
戦士として成長を続けるミサキの顔を見、米本はその様に考える。
(仕事の難度的には其処までではないのでしょうが……何時も通り油断せずにキッチリカッチリこなしましょう)
帽子を目の辺りまで深く被った切れ長の瞳の青年、対崎 紋次郎(ka1892)は室内に居る全員を見渡した後、士気を鼓舞する様に言う。
「一人が全てを倒す必要はない、チームで敵を全滅させる事が出来ればそれでいい」
それに美しい銀色の長い髪をしたエルフの少女、エルバッハ・リオン(ka2434)は頷いて、口を開く。
「大量のパペットマンですか。個々の戦闘力は高くない様ですが、数が多いのは厄介ですね」
同じくエルフの……こちらはどちらかと言うと小動物的な可愛さ(髪の毛をわしゃわしゃしたい)のミオレスカ(ka3496)もうんうんと頷いた。
「泥歪虚大量発生ですね。被害が出る前に、止めさせて頂きます」
「大量の敵……滾って来るね。今から楽しみだよ」
少女と見紛う美少年、霧雨 悠月(ka4130)はその愛らしい顔に似合わず、ヤる気満々の様だ。
「ルンルン忍法とカードの力を駆使して、ドロンコ三悪人が生み出した大量のパペットマンを殲滅しちゃいます!」
一方で、くびれたウェストラインが素敵な美少女、ルンルン・リリカル・秋桜(ka5784)はマイペース。
鋭い目つきの少年、輝羽・零次(ka5974)はこれから一緒に戦う皆へ挨拶。
「俺はレイジ。輝羽・零次だ。宜しくな」
「まったく……木偶は木偶らしく、棒立ちしてればいいってのに。面倒だよねえ……」
露出の多い衣装にマントを羽織ったエルフの疾影士、セレス・フュラー(ka6276)は気怠い様子。
「木じゃなくて泥だって? うっさい」
……彼女はどこへ向けて言ったのだろうか。
――とまあ、こんな感じで簡単な作戦の確認と顔合わせを済ませたハンター達はのんびりもしていられないので現場へと急行する。
●パペットマンを叩け! 前半
現場に到着したハンター達。そこには情報通り大量のパペットマン(泥人形の歪虚)が犇めいていた。
今回ハンター達は前衛、後衛、そして遊撃に分かれて戦闘を行う。
■前衛
「兎に角……パペットマンの採掘場への突破、これだけは何が何でも阻止ですね」
米本はミサキにも前衛として共に立ち回って貰う様に打診。ミサキは快く引き受けた。
「わぁ……いっぱいいるね。通路内で密集されると余計に多く感じるよ」
悠月は目の前に広がる――ある意味おぞましいのだが――光景にぷるぷると身を震わせる。……これは恐れではなく武者震い。
「ぁあ、でも臆してなんかない。むしろ燃えてきたよ……胸が高ぶって仕方がないもの」
そう言って彼は刀を抜いた。
「うじゃうじゃいやがるな。纏めて蹴散らしてやろうぜ!」
零次も気合十分。脛に装備されたレガース『エダークス』が光る。
「とりあえず、あいつらを通さなきゃいいんだよね?」
セレスはその様に確認しつつ、
「あたしは前衛だよ。ほんとなら、ここから先は一歩も通さないよーって大見栄張りたいところだけど、さすがにそれは無理だから、抜けられたら後ろの人お願いね」
後衛の仲間に向かって言いながら手を振った。
■遊撃
紋次郎は道中で仲間の戦闘スタイルを再確認した後に、米本と同様にミサキへ前衛を依頼。
戦闘方針は簡単な陣形として、横に広がりつつお互いのフォローが出来る位置で戦闘。
前衛は壁となりパペットマンの進路を妨害。後衛は範囲攻撃等で援護し敵の数を減らす――という作戦。
(仲間が戦いやすい状況を狙って作っていってみるか)
今回彼は一人、遊撃として動き『そういった状況を作る事』が目的。重要な役回りである。
「ここを通すと面倒なんでな……確実に始末する」
そうして紋次郎は目の前に犇めく敵を睨んで呟いた。
■後衛
エルバッハは徐々に迫るパペットマンの群れに目をやり、一言。
「油断して敵の物量に押し潰されることがないように注意しないと」
「私は前衛の取りこぼしがない様に、且つ、出来るだけ多くの敵を仕留めていきますね」
ミオレスカは強弓『アヨールタイ』を構えてきゅっと唇を結ぶ。
「わぁ、これが今週のビックリドッキリ泥人形! 沢山いるのです」
ルンルンは愛かわずマイペースながらも気持ちは戦闘態勢へ移行。
「これだけの敵が採掘場に雪崩れ込んだら大変だもの、きっちり通せんぼして親玉と戦ってる皆をオタスケです!」
腰から中指と人差し指で呪符を取り出してルンルンが声を上げると――
いよいよ前衛が接敵! 戦闘開始!
***
■前衛
米本は迫りくるパペットマンの大群へ風属性の大鎌――サイズ『イガリマ』を大きく振るい、滅してゆく。
「こういう得物を豪快に振り回すのも……たまには一興ですかなぁ!」
前衛は通路に広がる様に展開、互いに連携・警戒し、敵を一体たりとも通さないという意気で次々と撃破。
それでもやはり敵の数は多く、取り付かれる事もあった。その様な場合には、
「破ッ!!」
【神道之拾壹『光導』】によって迎撃。
「相手は言葉なんて解さないだろうけど……斬り捨てられたい者から掛かってきなよ!」
得物が刀ゆえに近接戦闘が得意という悠月は後衛の邪魔はさせまいと、積極的に前へ出て戦闘を行う。
同じ前衛の者と離れすぎない様に距離を保ちつつ、迎撃。
「この数だし、一人で突出すると危なそうだ。数で囲まれちゃうからね」
敵は何度も言うが、大量。孤立は危険である。
「余裕があるときに近くの人に声をかけて、お互いをフォローしあえれば理想かな?」
言いながら悠月は刀を煌かせ、泥人形を土に還してゆく。
「来い! 俺が相手になってやる!」
零次は前衛の最前列に位置し『後ろには通さないという気迫を持って』主に蹴り技を使用し、パペットマンを迎撃する。
セレスはサバイバルダガー『コクトゥーラ』による【アサルトディスタンス】にて積極的に敵陣へ切り込んでいた。
すれ違い様に複数の泥人形を巻き込み、切り刻み、土へと還す。
包囲されそうな場合には【マルチステップ】による立体的な動きで回避を試みる。
■遊撃
「さて……ここから先は通行止めだ。一体も通さん……」
こちらは紋次郎。臨機応変に動く遊撃として行動中。
魔導銃『トルキューンハイト』の銃撃と【破弓】――巨大な矢による遠距離攻撃にて敵の数を削る。
そうして戦闘を行いながら、彼はパペットマンの行動優先度を見極める。
(進攻の邪魔をするハンターの撃退を優先するのか、それとも無視して進攻するのか……)
……結果、敵は障害物の排除を優先する様だ。こちらには好都合。すぐに仲間にも伝える。
「頭を砕けば止まるか……? 試してみるか」
その後に泥人形の頭部を狙って銃撃。しかし敵は頭部を失っても活動を止めない。
「やはり魔法生物か……!」
飛んでくる泥を避けつつ、今度は胴体を狙い、粉砕。
■後衛
エルバッハ――後衛は前衛と同じ様にお互いをフォローできる距離を保ちながら攻撃中。
パペットマンに集られそうな味方が居れば【ライトニングボルト】を詠唱し発動。雷撃が迸り、射線上に居た泥人形は全て黒い砂となって消滅した。
味方から離れた泥人形を攻撃する場合には【ファイアーボール】を詠唱。――火球が飛び、敵群の中心で炸裂。大火力にて一気に殲滅。
細かな援護を必要とする際には空刃――【ウィンドスラッシュ】を使用。弱点属性による魔法で切り裂かれた泥人形は一撃の元に、また黒い砂となって消滅。
尚、彼女は可能な限り自分や味方に近い敵から優先して攻撃を行う。
ミオレスカは【フォールシュート】による範囲攻撃を主体として攻撃中。
足を止めて大丈夫な状況では【フォールシュート】と【コンバージェンス】を併用した大火力で複数の敵を粉砕する。
ルンルンは、敵の数が非常に多い為、集られない様にまずは敵が群がってる所へ【地縛符】を展開し、足止めを図る。
「ジュゲームリリカル……ルンルン忍法ドロンコホイホイの術! 今日はいきなりトラップカード発動です!」
更に足を止めた所へ今週の山場!(?)
「ジュゲームリリカルクルクルマジカル……ルンルン忍法五星花! 舞え花弁、キラキラキラキラ☆」
【五色光符陣】を展開。光によって纏めて敵を焼き焦がし、土へと還す。
●パペットマンを叩け! 後半
敵の約半数を叩いた頃――。
■前衛
米本は仲間に【神道之壹『穢落』】や【神道之玖『穢祓』】を使用して回復役も務める。
隣で両手に持った手斧を振るい泥人形を砕くミサキが奥義を発動した場合には解除時のフォローも視野に。
(まぁ、其処らへんもミサキさんならば頭に入っているでしょうし……必要ないやも知れませんがな)
その様に考え、米本は微苦笑する。
悠月は『刀を駆使しつつ、されど脚は獣の如く』動き回り、敵を斬る。
「……さぁ、熱くなってきたね。そろそろ全開で行こうっか」
集られそうになれば【地を駆けるもの】で加速。一旦距離を取った後に別方向から距離を詰め、斬撃を喰らわせる。
「おや。ダメだよ、そっちに行っちゃ。僕と踊ってくれるんじゃなかったの?」
前衛として戦うからには、いくら回避されても取り付かれてしまう場面もあった。
その際には【月牙】を使用し確実に敵を破砕する。
回復には【リジェネレーション】を用意してきた悠月であったがそれは米本の援護で使用する場面は無かった。
(皆の戦い方も気になるね。特にミサキさんとか、同じ霊闘士の人だね)
戦闘の山場と見たか、奥義を発動し人魚と化したミサキに目をやる。
(僕も霊闘士の奥義はまだまだ不慣れだから……参考にさせて貰いたいね)
次々と敵を屠るミサキの姿に、自分も強くあらねばと再認識した悠月は再び刀を振るい、鋭い斬撃を見舞う。
「……さぁ、相手の数も少なくなってきたし、もうひと頑張り。無事に帰還して、美味しいものでも食べよう」
零次は【飛翔撃】で目前の敵を吹き飛ばし、後続の敵にぶつける事で足止めできないか試みる。
――弾かれた敵は後続に激突し、一瞬動きを止める。
それに対し零次は【練気】からの【青龍翔咬波】を発動!
自らの肉体に蓄積したマテリアル。それを龍の形にイメージし、気合と共に解き放つ。
……放出されたマテリアルの衝撃は直線上・射程内に存在した全ての泥人形を滅した。
セレスは変わらず、【アサルトディスタンス】により包囲脱出を図りつつ、戦闘を継続。敵を斬り刻む。
彼女は前衛が突破される事による後衛への影響を懸念していたが幸い前衛の奮闘により後衛が包囲される事態にはなっていなかった。
■遊撃
紋次郎は仲間への援護を優先しつつ交戦中。
優先度は、前衛を突破した敵、仲間に取り付かれた敵、前線の敵の順に設定。
更に範囲攻撃を持たない仲間へ優先して援護。連携を意識し、自身と仲間の範囲攻撃を最大効率で使える様に敵を選択し銃撃。撃破する。
前衛への圧力が強まった際には【ファイアスローワー】を使用。扇状に噴射された炎の破壊エネルギーが敵を塵と化す。
また、前衛での戦闘の際、包囲脱出には【ジェットブーツ】を用い、足からマテリアルを噴かせて離脱した。
■後衛
エルバッハはパペットマンの群れへ魔法攻撃を行いながら、
「本当に数が多いですね」
と、愚痴めいた言葉を呟く。続けて、
「敵がまだ出てくるならば、ファイアーボールやライトニングボルトの使用を控えることも考えた方がいいかもしれませんね」
と呟きながら思案。……だがこの様子ならば魔法の使用回数以内に敵を撃滅出来そうだ。
「先には通させません」
ミオレスカはスキルを用いずとも確固たる覚悟で確実に敵を射抜き、撃破。
「やはり、霊闘士の奥義は、すごいですね。猟撃士を代表する者ではありませんが、負けていられません」
前衛で奥義を発動したミサキを見やり、自分を鼓舞し、再び弓を構える。
「ジュゲームリリカル……ルンルン忍法三雷神の術!」
ルンルンは固まってない敵に対し、【風雷陣】を展開。三体纏めて攻撃、
「敵が悪玉三人なら、私だって三人なんだからっ! めがね、うくれれ、おいーっす、やっちゃっておしまいなのです」
雷光が泥人形を正確に貫いて砂塵と化し、消し去った。
パペットマンが自分やミサキに引っ付く様ならば……
(怒りのニンジャゲージがピコンピコン)
「不埒なパペットマンに大激怒ー!」したルンルンは再び【五色光符陣】を展開。
「絶対許さないんだからっ……光になっちゃえぇぇぇ!!」
陣の中で光が炸裂。しっかりと敵だけこんがり焼いて土に還しましたとさ。
「泥を憎んで人を憎まずなのです」
ルンルンはくるんと回ってウィンクしてみせ……た頃にはほぼ敵を殲滅し終えていた。
●依頼達成!
戦闘終了後、エルバッハは念の為、生き残りのパペットマンがいないか、警戒しながら周辺を確認する――
と、やはり残存し浸透しそうになっていた敵がいた。空刃によりちゃんと後始末!
「可能なら、敵の指揮官まで迫りたい所ですが。ミサキさん、いけますか?」
ミオレスカは敵を殲滅し終えた勢いで敵指揮官へ突撃しそうな勢いだったが、
「あちらにもハンターさんが向かって対処している筈です。仲間を信じましょう」
とミサキに諭され、クールダウン。
「ドワーフの皆さんが、無事なら、何よりです」
「ええ、そうです。なんとか守りきれましたね」
にっこりと笑顔を見せるミサキ。既に奥義は解除されており、米本のお世話になった。
こうしてハンター達は一体たりともパペットマンを採掘場へ進入させる事なく殲滅し、依頼を完遂したのだった。
依頼結果
参加者一覧
サポート一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/02/22 08:46:14 |
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相談卓 米本 剛(ka0320) 人間(リアルブルー)|30才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2017/02/22 21:14:09 |
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質問卓 米本 剛(ka0320) 人間(リアルブルー)|30才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 |