• 初心

【初心】竹取のお手伝い

マスター:狐野径

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
LV1~LV20
参加人数
3~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2017/12/05 22:00
完成日
2017/12/12 00:45

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

●竹の炭を作るには
 エトファリカ連邦国、天ノ都において、竹の炭を作ろうと考える者たちがいた。竹炭は健康に、植物に良いとされている。農作業の合間に作れば、農業および販売ができれば自分たちのためにもなると考えたのだった。
「竹、採りに行くって言ってもその辺でもいいんじゃないか?」
「でも、竹焼かないとならないわけで、町のど真ん中で作業のも問題だよな……」
 その通りで、天ノ都は国中の避難民でごった返す状態であった。徐々に元の地域に戻ってきてはいる。
 そもそも、町のど真ん中で煮炊きどころの物ではない燃やす作業はやるのは色々問題はある。
「なるべくなら町から近いところがいい……雑魔と出会っちゃうと危険だし、荷物もあるし」
 どこかないか探してみた。
 都から行って帰れ、作業もできる範囲でよさそうなところを発見した。
 そこは少しだけ危険もあるところだった。
 そこならば竹藪の近くに川があり、空き地もあった。畑だったぽい雰囲気もあるが、この時期は大丈夫だと勝手に考えた。
「そこの林の先に竹あるし、空き地に炉を作って……」
「行ける行ける」
「それなら当日に作業も終わるよな! ハンターに依頼を出して……」
 などと三人の若者竹野と武田と竹沢は考えた。これが短絡的な思考だったということは、依頼を出した後に、引率者となる人物からたたきつけられるのであったが、この時点では知らない。

●符術師、請け負う
 ハンターオフィスを覗いた大江 紅葉に職員が手招きをしてきた。こういう時は逃げる方がいいのだ、絶対に。
 職員は笑顔でぼそりとつぶやいた。
「ジャガイモのこと言いますよ?」
 紅葉は足を止めて何事もなかったかのように近寄る。
「こんにちは」
「こんにちは」
 紅葉と職員は挨拶から入った。双方の表情はかなり違う。
「えっとですね、ソサエティでは新人を育てるのに力を入れています」
「そうですね、知っていますよ」
「で、エトファリカでこういう依頼があるので、念のために伺います。駆け出しでもOKですか」
 場所を見て紅葉はうなずく。
「突然変なものが出ることは否定できませんが、普通に行けばよほど怖いことはないと思いますよ」
「ありがとうございます。で、あなたは暇ですか」
「暇デハアリマセン」
「では、引率お願いします」
「……私、そんなに立派な符術師ではないですよ」
「陰陽寮に所属していますよね……そもそも、以前報告書で【浄龍樹陣】使えるんだって知ったんですが……」
「う、うぐう……努力します」
 引率者も決定した。職員はニコニコして、依頼の詳細を渡した。
「基本、口出しはしなくていいです。危ないなーと思ったら声をかけたり、むしろ、足を引っ張っていいです」
「ひ、引っ張るんですか?」
「はい」
 職員の言葉に紅葉は「難しい話を受けた」と思ったのだった。立ち去る前にじっくり内容を見る。
 内容を見て「あれ?」と紅葉は思う。竹炭を作りたいから一日付き合えと記載がある。それも一日竹取って燃やすところまでとあるのだ。
「これは……わかっているんでしょうかね……」
 そのままオフィスに戻って「竹取る間の護衛なのか焼くときの護衛なのか」追求をしておいた。その結果、依頼人が真っ青になったのは言うまでもない。
 そして、「竹を取る間の護衛」ということで話はまとまった。

リプレイ本文

●山登り
 佐間・破阿弩(ka7009)は状況を考えて依頼人に告げる。
「竹炭とは名案ではありますが、さすがに雑魔やクマが出るかもしれない場所ならば危険極まりないでしょう。試作品が作れるくらいの量を伐採し、すぐに帰った方がいいのかもしれません」
 依頼人である竹野、武田、竹沢という三人の青年はやる気と不安の視線を破阿弩に向ける。彼の言う通りであると了承した。
 そして、一行は登り始めた。
 蜜咲(ka7007)は初めての仕事に気合が入っていた。昼ご飯も握り飯と水筒を用意し、段取りをこなせるように、また不意の変更にも耐えられるようにしてあった。
 仲間が適度に位置を取り、登り始める中、手薄そうなところにすっと入って警戒する。
「頑張んべ」
 仲間の声を聞いていると緊張の糸はほぐれてくる。
 星空の幻(ka6980)は登り始めて思い出したことを口にした。
「竹取……ですか、どこかに光る竹があるんですかね……」
 雀舟 玄(ka5884)はにこりと笑う。
「『竹取物語』ですね」
「タイトルは分からない……でも、お姫様が月に帰るというお話ならば、それ……」
「そうです。竹に小さな女の子がいて、金銀財宝も竹から出てくるんですよ」
 玄があらすじを述べると、星空の幻は「それなの」とうなずく。
 誰となく、光る竹が本当にあるといいなとなんとなく思いつつ歩く。
 シルディ(ka2939)は依頼に至る状況をオフィスの職員から聞き、青年たちの知識不足を若干不安に思っていた。そこで、依頼人三人が竹炭の作りを確認でき、加えて興味を持ってもらえるような会話に努めることにした。
「ブドウや果汁の少ない果実も炭にできるので、竹もすぐに室に入れるものかと思ましたが……時間がかかるようですね? 燃やすだけでは炭にならないんですっけ?」
 大江 紅葉(kz0163)に問う。
「そうですね。まず、水分を飛ばしたほうがいいらしいですよ。それから、燃やすんです」
「……」
 シルディ何か不安を覚えた。紅葉、知っているけれど、ところどころ知識が抜けているような気もしてくる。
 セイ(ka6982)は知らいない知識があれば吸収するつもりで話を聞いている。
「竹炭って作るのに何日くらい焼くんだ? 窯とか作るのか? 今日中に終わるなら……って今乾かすて言ったから無理か……」
 紅葉がくりっと首をかしげる。
「そうですね、ただ焼くんじゃないですね。窯というか蒸し焼きと言うか、高温にしないといけないですね」
 紅葉が手をポンとたたいた。
「分量にもよりますが、聞いた話に聞くと『どらむかん』や『いっとかん』と言うのを地中に埋めて、手軽に作れると聞きました」
 ドラム缶と一斗缶が何かという問題が生じた。リアルブルーが近くなっているとはいえ、まだ入手は難しいだろうと考えた。

●さて
 川が正面にある広場のようなところに出た。畑のように柔らかいその土は、獣によって掘り返された後も散見される。
「どうすっぺ?」
 蜜咲が仲間および依頼人に問う。
「私はあの辺にいますので、何かあったら呼んでくださいね。あと、たき火もしますので、寒くなったらいらっしゃってください。お茶くらいは出します」
 紅葉は川の近くに移動していく。茶と言う割には大きな風呂敷包を持っている。
「その前に一つ……この辺りはどのような動物が出るんだ?」
 セイが問うと紅葉は「タヌキ、キツネ、イノシシ、クマ」と答えた。
 イノシシもだが、クマが厄介だとハンターは感じた。
 さて、ハンターたちは依頼人の側にいる者と、離れて見回りをする者で分かれることとなった。
 玄が張る【地縛符】の位置を把握しておくことは重要だった。味方が引っかからず、敵を追い込めれば何かあれば有利に働くだろう。

 広場の隣は広葉樹が多くり、そこを少し行くと竹が生えている場所になっていた。
 先行して林に入っていく、シルディと蜜咲、破阿弩。適度に散開して警戒する。
 シルディはクマよけの鈴をつけ野生動物をまずは用心した。竹の折れ方に目を光らせ、音に耳を澄ませる。
 幸い、不自然な状況は見られない。音も竹の葉がすれる音がするのみだった。

 蜜咲はかつて村の猟師から聞いた話を思い出しながら、異変はないかうかがう。見ている限りでは「野生動物の出現」はあるのがわかる。雑魔の類は不明だ。「いる」としても長時間いない限り影響はないと聞いてもいた。実践あるのみだと痛感した。

 破阿弩はクマよけ代わりにタンバリンを時々、打ち鳴らす。知性ある存在がいると思わずつられるかもしれないが、野性動物であれば、警戒すると思われた。
 クマよりも足元の方を見るのに彼は力を使う。身長を考えると小さいモノへの対応は辛いのは仕方がなかった。

 ゴリゴリ、ガリガリ。
 竹を切る音が響く。
 星空の幻は銃を持ち警戒をする。獣や雑魔が現れる危険性はゼロではない。
「光る竹があると面白いの」
 と考えても仕事中は周囲に注意を払っている。

 玄は竹を取っているあたりと警戒している仲間の間に結界を張る。【地縛符】を使うことでそこに来る生き物を足止めしようと考えている。【生命感知】も適宜使っておく。近づいてくるモノはわかるだろうと考えていた。
 その傍ら、少しでも竹取る者たちを手伝うことにする。初めてのことであるから、彼らに話を聞きつつ。

 セイは竹取りをする三人組の側で警戒しつつ、時々声をかける。
「竹って食えるって聞いたけど、こんなに固いのをどうやって食うんだ?」
 それを聞いて依頼人は笑う。
「タケノコを食べるんだよ」
 セイは教えもらったことをを聞いて想像する。竹とは姿が違うタケノコに興味を持った。

 午前中は順調に竹を取って終わった。何事もないことはいいことだが、それはそれで気だけが疲れる。そうなると休憩は重要だ。
 休憩も兼ね広場に戻り、取ったものは広場で持ち帰りやすい大きさに切って束ねておくことになる。
「運ぶのも手伝う!」
 セイは喜々として手伝っていたのだった。青年たちの側にいるのも重要だ。
「ここでお昼でもいいんですけど」
 そよぐ風に揺れる竹。玄は名残惜しいと思いながらも、皆について広場に戻った。【生命感知】の術はまだ効いている。
「光る竹はないのです」
 星空の幻は残念そうにつぶやいた。

●お弁当
 川の側は風が通って寒いが、日差しが暖かいため気にならない。
 一行はたき火を中心に、適度に距離を取り、周囲を警戒もしつつくつろぐ。
「結界は途中で張り直した方がいいでしょうか?」
 玄の言葉に首をかしげつつ紅葉は「午後の作業にとっておいた方がいいですよ」と答える。
「故郷を思い出して、何日でもいられそうです」
 玄に紅葉は重を勧める。煮物が一面に入っている重だ。それと、別のはおにぎりがみっちり入っている。
「ありがとうございます」
 玄は頬張る。より一層望郷の念を呼び起こしそうだ。
 紅葉の勧めで他のハンターも食べる。
「紅葉が作ったべか?」
 蜜咲が味の染みているのに辛くもない、程よい味の煮物に目を見張る。
「いいえ! 家の人間が作ってくれて持たせてくれました」
「そんなに力を込めて否定しなくてもいいべ。料理なんて、慣れだべ?」
「……そうですね。ありがとうございます……包丁握ろうとすると、取り上げられます」
 蜜咲はなるほどと彼女の境遇を考えた。
 シルディは煮物を食べつつ話を振る。
「そういえば炭は砕けた物も使えると聞いたことがりますが。なんでも芋の皮を浸して出る白い粉と混ぜて使うとか……名前は忘れましたけど」
「そうですよ。でんぷんですね、白い粉は。燃料になるんですよ」
 紅葉は炭団(たどん)の話をした。炭の粉末にでんぷんを混ぜて作る燃料であり、煙が出にくいということで、香を混ぜて作ることもある。
「なるほど、そういうことですか」
 ちらりと竹炭を売り出したい三人組を見る。一応、興味は持っているようだ。竹炭も崩れてしまう可能性も否定できないからだ。
「竹炭でもできるんですか? まあ、やってみて損はないですね。そうなると、余すことなく炭は使えるということですか」
 破阿弩が感心して言う。
「まずは竹をとって作るのです。それからの話なの」
 星空の幻がうなずきながら言う。食後に水筒の、彼女の大好きな温かいコーヒーを飲む。水筒からコップに注ぐと、ふわりと良い香りが舞った。
 セイがポンと手をたたき思い出しことを問う。
「朝に聞きそびれたが、タヌキって汁にして食べるって聞いたけど本当か」
「本当ですよ」
 紅葉に同意するように蜜咲と破阿弩がうなずく。
「昔話でありますけど本当に食べるんですね」
 玄はしみじみする。
「おいしいの?」
 星空の幻の問いかけに蜜咲と破阿弩が何とも言えない顔になる。
「人によるべ……な」
「臭みがある……と言われますね」
 好みによるという。
「……そろそろ午後の部ですね」
 話も終わってきたため、シルディが声をかけた。
「雀舟さん、念のためこれ持って行ってくださいね」
 紅葉が符を一枚手渡した。
「全員にではないのですね?」
 シルディの指摘に紅葉はうなずいた。

●タヌー
 午後の作業開始後、何かが走る音がした。
 破阿弩が目を走らせる。攻撃を仕掛けるも、よけられた。
「……攻撃が当てづらいなら、当たりやすくするだけですね」
 破阿弩は何かの位置を確認しつつ、【地縛符】がある方に追い込もうとする。
「何かわからないけど、追い込むべ。攻撃を当てるのは何か確認してからでもいいべ?」
 蜜咲が武器を振るう。その風圧から逃げるように、何かが移動する。もし、野生動物ならば逃がしてもいいという気持ちはある。
「竹取の皆さん、気を付けてください!」
 シルディが声をかけ、ウィップを握り、相手を威嚇するように鞭を振りならした。

 声が聞こえたところで青年三人は不安そうにまとまる。玄は短剣を引き抜き構える。星空の幻が銃を持ち青年たちの後方に位置を取り、セイが前に出ていく。どこから来るかわからないため、依頼人を囲むような形だ。
「【生命感知】は使っていたのですが」
『雑魔なら仕方がありませんよ』
 紅葉が渡した符が声を伝えてきた。
「……雑魔には『生命』がないです……そうですね。皆さん、雑魔です!」
 玄は不安を振り払うように鋭く言った。
「見えたやつは敵、重要だぜ、それは。助かる」
「その通りなの、容赦は不要なのです」
 セイと星空の幻がいつでも戦えるようにした。

 それは【地縛符】に引っかかる。
 動きが鈍ったその姿が見えた。
 タヌキのようだが、表情も雰囲気も異なる。負のマテリアルを発しているようであるのだ。
 星空の幻が引き金を絞ると、それに命中した。今のうちだと続いてセイが技を叩き込む。

 タヌキの雑魔は動き始める。多勢に無勢であっても、目の前にマテリアルを多く持つ存在があるため得たいために進もうとする。
 玄に向かって走ってくる。
「このくらいで」
 玄は攻撃を受ける。
「すぐに終わらせますよ」
 シルディは竹を使いうまい具合に雑魔の上に回り込む。鞭を叩き込むが、回避される。それはそれでかまわない、依頼人と玄から引き離すのは重要だ。
 その離れた雑魔に、星空の幻とセイの攻撃が向かう。
「冷静に……そして確実に撃つの」
「今度こそ俺のデストリアでチャージ……てやりたかった」
 セイは愛馬と戦いたかったようだが、この竹林では威力を発揮できず。確実に敵に攻撃をする方法はそれだけではないため、前の事象に集中はしている。
「ちょこまかと、じゃかましいだよ!」
 蜜咲の攻撃が雑魔に向かう。
「距離がありましても攻撃は届くのですよ」
 破阿弩は【気功波】を放った。
 この雑魔が素早く動けたとしても四方八方から攻撃を受ければ耐えられなかった。雑魔は霧散して消えていった。
 しばらく、ハンターたちは様子をうかがう。
「あれ? 何か生命体が通りました……」
 玄が告げる。ここの騒ぎを避けてどこかに行ったようだ。行った先は午前中取った竹や紅葉がいる方だというのが問題だった。
「見てきます」
 シルディと蜜咲、破阿弩が急いだ。

●クマった
 紅葉はハンターたちの声が聞こえたあたりで一度、弓を手に見える範囲に移動した。そして、助言を送っている。
 そのあと戻って待機していたところ、クマがおろおろと出てきたのだった。
「……う、避けてこっちに来たのですか!」
 紅葉はクマと会った時の対処法を思い出し、じりじりと下がろうとした。下がると引率者として役割を果たせない気もした。
「ど、どうすれば良いんでしょうか!」
 こうなると攻撃して威嚇としてしまえばいい気もしたが、それが依頼人たちの方に向かうのは問題だ。
「お帰り下さい! 話せばわかります」
 紅葉、林の奥を指さした。そう、実家の猫達とは話せた(と思っている)のだ。クマだってわかってくれる。
 林の方から鈴の音がして、シルディが出てきた。
「……クマ! 手加減できないとすみませんねぇ」
 シルディが鞭を打つ。妙に笑顔に見えるが気のせいかもしれない。
「いや、手負いにしたら大変ですよ」
 破阿弩はクマから視線は離さない。
「そうそう、騒がしくしてすまんねぇなぁ。すぐ帰っからよ、ちょいと今日は退いちゃくんねぇべか?」
 武器を構えつつ蜜咲はクマに言う。
 ハンターの表情は穏やかだった。ただ、気迫はこもっているのをクマは感じ取っていた。
 
 竹林で待っていた依頼人たちと玄、星空の幻とセイ。
「何かがこっちに来ます!」
 玄は武器を構え、その方向を見る。依頼人をかばうことは忘れない。動物でも人間でも危険はありうる。
 クマが現れる。
「クマなら食うか?」
「無理に戦わなくていいのです」
「まー、そうだよな」
 セイと星空の幻は構える。クマがこちらに来る可能性は否定できないからだ。
 動物は人間より敏感であり、ハンターたちが発するマテリアルに怯えて逃げて行った。

 そのあと、無事作業を終える。ハンターたちも運ぶのを手伝うものがあり、予定多く運べそうだ。
 シルディはペットの驢馬に載せる。セイは借りた背負子に載せる。
 全員が運ぶわけでなく、残りは警戒と言う役目もあった。
「竹炭がうまくできればいいですね」
「そうだな、立派な竹炭ができるのは楽しみだな。できるころにまた呼んでくれよ」
 破阿弩とセイが告げる。他のハンターたちも同様であり、うなずいていた。
「今のうちにわからないことは紅葉さんに聞いておくといいですよね」
「はい?」
 シルディに振られて紅葉が困った顔をする。
「術の有効的な使い方は何でしょうか」
 玄の問いかけに、紅葉は「範囲と時間と術の内容把握です」と答えた。
「雀舟さんは私なんかより、きちんと使えていますよ?」
 紅葉はにっこりとほほ笑んだ。
「無事終わって良かったです」
「そうだべ……あと一息だべ」
 星空の幻は蜜咲に「そうなの」とうなずいたのだった。

依頼結果

依頼成功度大成功
面白かった! 7
ポイントがありませんので、拍手できません

現在のあなたのポイント:-753 ※拍手1回につき1ポイントを消費します。
あなたの拍手がマスターの活力につながります。
このリプレイが面白かったと感じた人は拍手してみましょう!

MVP一覧

  • おっとり紳士
    シルディka2939

重体一覧

参加者一覧

  • おっとり紳士
    シルディ(ka2939
    エルフ|22才|男性|疾影士
  • 和歌纏う者
    雀舟 玄(ka5884
    人間(蒼)|11才|女性|符術師
  • 白銀の審判人
    星空の幻(ka6980
    オートマトン|11才|女性|猟撃士
  • 死を砕く双魂
    セイ(ka6982
    ドラグーン|27才|男性|闘狩人

  • 蜜咲(ka7007
    鬼|25才|女性|闘狩人

  • 佐間・破阿弩(ka7009
    鬼|29才|男性|格闘士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2017/12/04 00:02:48
アイコン 相談ですよ
佐間・破阿弩(ka7009
鬼|29才|男性|格闘士(マスターアームズ)
最終発言
2017/12/04 23:58:57