ゲスト
(ka0000)
【初心】竹取のお手伝い
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加制限
- LV1~LV20
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/12/05 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/12/14 22:00
オープニング
●竹の炭を作るには
エトファリカ連邦国、天ノ都において、竹の炭を作ろうと考える者たちがいた。竹炭は健康に、植物に良いとされている。農作業の合間に作れば、農業および販売ができれば自分たちのためにもなると考えたのだった。
「竹、採りに行くって言ってもその辺でもいいんじゃないか?」
「でも、竹焼かないとならないわけで、町のど真ん中で作業のも問題だよな……」
その通りで、天ノ都は国中の避難民でごった返す状態であった。徐々に元の地域に戻ってきてはいる。
そもそも、町のど真ん中で煮炊きどころの物ではない燃やす作業はやるのは色々問題はある。
「なるべくなら町から近いところがいい……雑魔と出会っちゃうと危険だし、荷物もあるし」
どこかないか探してみた。
都から行って帰れ、作業もできる範囲でよさそうなところを発見した。
そこは少しだけ危険もあるところだった。
そこならば竹藪の近くに川があり、空き地もあった。畑だったぽい雰囲気もあるが、この時期は大丈夫だと勝手に考えた。
「そこの林の先に竹あるし、空き地に炉を作って……」
「行ける行ける」
「それなら当日に作業も終わるよな! ハンターに依頼を出して……」
などと三人の若者竹野と武田と竹沢は考えた。これが短絡的な思考だったということは、依頼を出した後に、引率者となる人物からたたきつけられるのであったが、この時点では知らない。
●符術師、請け負う
ハンターオフィスを覗いた大江 紅葉に職員が手招きをしてきた。こういう時は逃げる方がいいのだ、絶対に。
職員は笑顔でぼそりとつぶやいた。
「ジャガイモのこと言いますよ?」
紅葉は足を止めて何事もなかったかのように近寄る。
「こんにちは」
「こんにちは」
紅葉と職員は挨拶から入った。双方の表情はかなり違う。
「えっとですね、ソサエティでは新人を育てるのに力を入れています」
「そうですね、知っていますよ」
「で、エトファリカでこういう依頼があるので、念のために伺います。駆け出しでもOKですか」
場所を見て紅葉はうなずく。
「突然変なものが出ることは否定できませんが、普通に行けばよほど怖いことはないと思いますよ」
「ありがとうございます。で、あなたは暇ですか」
「暇デハアリマセン」
「では、引率お願いします」
「……私、そんなに立派な符術師ではないですよ」
「陰陽寮に所属していますよね……そもそも、以前報告書で【浄龍樹陣】使えるんだって知ったんですが……」
「う、うぐう……努力します」
引率者も決定した。職員はニコニコして、依頼の詳細を渡した。
「基本、口出しはしなくていいです。危ないなーと思ったら声をかけたり、むしろ、足を引っ張っていいです」
「ひ、引っ張るんですか?」
「はい」
職員の言葉に紅葉は「難しい話を受けた」と思ったのだった。立ち去る前にじっくり内容を見る。
内容を見て「あれ?」と紅葉は思う。竹炭を作りたいから一日付き合えと記載がある。それも一日竹取って燃やすところまでとあるのだ。
「これは……わかっているんでしょうかね……」
そのままオフィスに戻って「竹取る間の護衛なのか焼くときの護衛なのか」追求をしておいた。その結果、依頼人が真っ青になったのは言うまでもない。
そして、「竹を取る間の護衛」ということで話はまとまった。
エトファリカ連邦国、天ノ都において、竹の炭を作ろうと考える者たちがいた。竹炭は健康に、植物に良いとされている。農作業の合間に作れば、農業および販売ができれば自分たちのためにもなると考えたのだった。
「竹、採りに行くって言ってもその辺でもいいんじゃないか?」
「でも、竹焼かないとならないわけで、町のど真ん中で作業のも問題だよな……」
その通りで、天ノ都は国中の避難民でごった返す状態であった。徐々に元の地域に戻ってきてはいる。
そもそも、町のど真ん中で煮炊きどころの物ではない燃やす作業はやるのは色々問題はある。
「なるべくなら町から近いところがいい……雑魔と出会っちゃうと危険だし、荷物もあるし」
どこかないか探してみた。
都から行って帰れ、作業もできる範囲でよさそうなところを発見した。
そこは少しだけ危険もあるところだった。
そこならば竹藪の近くに川があり、空き地もあった。畑だったぽい雰囲気もあるが、この時期は大丈夫だと勝手に考えた。
「そこの林の先に竹あるし、空き地に炉を作って……」
「行ける行ける」
「それなら当日に作業も終わるよな! ハンターに依頼を出して……」
などと三人の若者竹野と武田と竹沢は考えた。これが短絡的な思考だったということは、依頼を出した後に、引率者となる人物からたたきつけられるのであったが、この時点では知らない。
●符術師、請け負う
ハンターオフィスを覗いた大江 紅葉に職員が手招きをしてきた。こういう時は逃げる方がいいのだ、絶対に。
職員は笑顔でぼそりとつぶやいた。
「ジャガイモのこと言いますよ?」
紅葉は足を止めて何事もなかったかのように近寄る。
「こんにちは」
「こんにちは」
紅葉と職員は挨拶から入った。双方の表情はかなり違う。
「えっとですね、ソサエティでは新人を育てるのに力を入れています」
「そうですね、知っていますよ」
「で、エトファリカでこういう依頼があるので、念のために伺います。駆け出しでもOKですか」
場所を見て紅葉はうなずく。
「突然変なものが出ることは否定できませんが、普通に行けばよほど怖いことはないと思いますよ」
「ありがとうございます。で、あなたは暇ですか」
「暇デハアリマセン」
「では、引率お願いします」
「……私、そんなに立派な符術師ではないですよ」
「陰陽寮に所属していますよね……そもそも、以前報告書で【浄龍樹陣】使えるんだって知ったんですが……」
「う、うぐう……努力します」
引率者も決定した。職員はニコニコして、依頼の詳細を渡した。
「基本、口出しはしなくていいです。危ないなーと思ったら声をかけたり、むしろ、足を引っ張っていいです」
「ひ、引っ張るんですか?」
「はい」
職員の言葉に紅葉は「難しい話を受けた」と思ったのだった。立ち去る前にじっくり内容を見る。
内容を見て「あれ?」と紅葉は思う。竹炭を作りたいから一日付き合えと記載がある。それも一日竹取って燃やすところまでとあるのだ。
「これは……わかっているんでしょうかね……」
そのままオフィスに戻って「竹取る間の護衛なのか焼くときの護衛なのか」追求をしておいた。その結果、依頼人が真っ青になったのは言うまでもない。
そして、「竹を取る間の護衛」ということで話はまとまった。
解説
竹を切る依頼人の護衛
●引率者
大江 紅葉(kz0163) 符術師で陰口に「知識食い」と言われるほど知識は大好きなタイプ。弓を持ち、術は回避と攻撃を持っていく。
●護衛対象
竹野・武田・竹沢という青年三人 非覚醒者。竹の炭を作ることで何かできないかと模索中。
●山の様子
ちょっとした山。目的地はその中ほど、ふもとから20分くらいで到着はする。
道幅は一メートルほど。道なりに進むと畑だったぽい10×10メートルほどの広場に出る。正面には川がある。
広場の回りは広葉樹が色づいている。そこから中に入ると竹が生えている地域がある。
(「【転臨】知追う者、馬鈴薯を売る」でも出てきたところですが、読まなくて全く問題ないです)
●工程
天ノ都を出発後、山を登って帰るだけです。
プレイングで問題になるのは山の中での話です。都と山との往復は触れなくてもよいです。
山の中は午前10時から午後2時までいる感じです。途中に昼休憩あり。
●山の中で出そうなもの
・タヌキだったらしい雑魔×1 サイズが0になるため、攻撃を当てづらい。噛みつきや尻尾で攻撃してくる。
・クマ サイズ1。竹藪の先の方で目撃される。ただのクマ。でも、一般人や駆け出しのハンターも状況によっては襲われると危険。
●引率者
大江 紅葉(kz0163) 符術師で陰口に「知識食い」と言われるほど知識は大好きなタイプ。弓を持ち、術は回避と攻撃を持っていく。
●護衛対象
竹野・武田・竹沢という青年三人 非覚醒者。竹の炭を作ることで何かできないかと模索中。
●山の様子
ちょっとした山。目的地はその中ほど、ふもとから20分くらいで到着はする。
道幅は一メートルほど。道なりに進むと畑だったぽい10×10メートルほどの広場に出る。正面には川がある。
広場の回りは広葉樹が色づいている。そこから中に入ると竹が生えている地域がある。
(「【転臨】知追う者、馬鈴薯を売る」でも出てきたところですが、読まなくて全く問題ないです)
●工程
天ノ都を出発後、山を登って帰るだけです。
プレイングで問題になるのは山の中での話です。都と山との往復は触れなくてもよいです。
山の中は午前10時から午後2時までいる感じです。途中に昼休憩あり。
●山の中で出そうなもの
・タヌキだったらしい雑魔×1 サイズが0になるため、攻撃を当てづらい。噛みつきや尻尾で攻撃してくる。
・クマ サイズ1。竹藪の先の方で目撃される。ただのクマ。でも、一般人や駆け出しのハンターも状況によっては襲われると危険。
マスターより
こんにちは。再び初心に出没した狐野径です。
今回はエトファリカ連邦国で護衛依頼です。
竹炭を作るには竹取って三カ月後に焼くそうです。確かに生木ならぬ生竹だと難しそうですよね。
……紅葉は別に足を引っ張る努力はしませんのでご安心ください。ただ、ぼけーと色付いた木々を眺めているかもしれませんが……皆さんがきちんと行動していれば問題ありません。
よろしくお願いします。
今回はエトファリカ連邦国で護衛依頼です。
竹炭を作るには竹取って三カ月後に焼くそうです。確かに生木ならぬ生竹だと難しそうですよね。
……紅葉は別に足を引っ張る努力はしませんのでご安心ください。ただ、ぼけーと色付いた木々を眺めているかもしれませんが……皆さんがきちんと行動していれば問題ありません。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/12/12 00:45
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/12/04 00:02:48 |
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相談ですよ 佐間・破阿弩(ka7009) 鬼|29才|男性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2017/12/04 23:58:57 |