都市型クルセイダーに足りないもの

マスター:馬車猪

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2014/12/02 19:00
完成日
2014/12/10 04:10

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 白く柔らかな頬が弾けた。
 皮膚と血と肉が混じったものが飛び散り、鍛錬場に悲鳴が満ちた。
 審判役のクルセイダーが真っ青になっている。
 血塗れのメイスを構えた練習相手はほとんど土気色だ。
 喉元に突きつけられた小振りのメイスにも気付けていない。
「参りました」
 イコニア・カーナボン(kz0040)が一歩下がって小型メイスを下ろす。
 実戦なら喉を潰す前に頬ではなく顎を砕かれ気絶させられていた。だからイコニア自身は自分の負けを確信している。
「司祭の一本勝ちです」
 主審の発言にイコニアが混乱する。
「いえ彼の反則負けです!」
 副審が異議を唱えている。イコニアの混乱がひどくなる。
「申し訳ありませんっ」
 何故か対戦相手が土下座しようとしたので、イコニアは思考を放棄して慌てて押しとどめる。
 頬から血が流れてますます騒ぎが大きくなっていたため、包帯ではなくヒールを使うしかなかった。
 十数分後に司教が怒鳴り込んでくるまで、騒ぎは収まる気配すらなかった。

●只今出向中
 少女司祭は執務室で頭を抱えていた。
 訳が分からない。
 クルセイダーの相手は倫理も文化もないヴォイドだ。だから急所攻撃を想定した訓練は当たり前で、ヒールに余裕があるなら実戦の勘を養うために流血したって構わない。少なくともイコニアの常識ではそうだった。
「私の常識、間違っているのでしょうか」
 目を狙った刺突、下腹への打撃、髪を掴んで頭部を固定してからの一撃。
 そんな、イコニアにとっての当然の攻撃が一度もなかった。
「私が年下だから? 女だから? 位が上だから?」
 そういう理由なら残念だけれど仕方がない。個人的には物足りなくても相手にも立場や別の価値観があるのだから。
「でも私の目が届かないところでも一度もそういうのがなかったし、司教さまもそういうことしないって……」
 ここ、大規模教会の責任者である司教に仕事を押しつけられたとき質問したら、いつもはあれより緩い訓練しかしていないらしい。
「外様が口を出すのは揉める元、なんだけど」
 貴族相手の礼状やややこしい案件の報告書を書きつつ唸る。うっかり司教の署名まで書いてしまって涙目で別の羊皮紙を取り出し最初から書き始める。
 全15通、本来司教が書かなくてはならないものである。
「どうすべきだと思う?」
 机の上で寝そべっていた野良キノコの頬を突こうとして避けられる。
 お前の中では答えは出てるんだろ? と言いたげな仕草で立ち上がり、パルムはイコニアを伴いハンター支部へ向かうのだった。

●トレーナー募集中
 ハンターギルド本部に新たな依頼票が現れる。
「教官をしろって?」
「よく分かんねぇな」
 王国某都市内クルセイダーの内情が詳細に記載されている。
 その詳細さと反比例してなにをして欲しいかがよく分からない。
「平和ボケしたクルセイダーを1ダースたたき直せ?」
「すぽーついがくとかなんとか?」
「要はヴォイド相手に有効な訓練その他をしろってことか」
 最初に3Dディスプレイを見つけたハンター達が肩をすくめて去っていく。
 教え子予定のクルセイダーの後ろには聖堂教会がいる。相手に悪意はなくても堅苦しそうで、あわないハンターも多そうだった。
 3Dディスプレイの文章が慌てたように切り替わる。
『クルセイダーを10人以上倒せば依頼成功』
『しななきゃおーけー』
『ヒールは依頼人が負担』
 そのあやしい文面が不審がられ、ますますハンターが近寄らなくなるのであった。

リプレイ本文

 質実とはとてもいえない。
 教会には高価な建材が大量に使われ、敷かれた絨毯も素晴らしい踏みごたえだ。
「だから教会は嫌いなんだ」
  トライフ・A・アルヴァイン(ka0657)は煙草をくわえたまま小さくつぶやく。
 何を言ったか気付いた仲間もいたが、この教会については否定しきれないので反論はない。
 ハンター8人は品の良い応接室に通される。
 そこで待つように言われ、トライフは勧められる前に席につき盛大に煙を吐いた。相手がローティーンの下っ端聖職者なので遠慮するつもりは全くない。
 相手が少し眉をしかめ、何かを言いかけるよりはやくノックの音が響いた。
「待たせるなよ」
 入れと言うと、クルセイダー見習が涙目でドアを開いた。
 空気が変わる。
 上半身が揺れない歩みでイコニアが入って来た。服装は聖職者用の華美でない品だが、貴族以外の何ものにも見えない。
 トライフが飛び起きる。
「その絹のようにしっとりとした髪と草原のように爽やかな色の瞳に一目惚れしました」
 跪きイコニアの手をとるまで1秒を切っていた。
「結婚して頂けませんかお嬢さん」
 細身の体を優美にかがめて艶のある視線を向ける。箱入り娘ならあっさり騙されてもおかしくない威力だ。
「お上手ですね」
 慣れた仕草で穏便な拒絶を表現する。その仕草はとても自然で、貴族相手のパーティ等でお断り経験を山と積んでいるのがよく分かった。
 なお、ローティーンの見習は体力の足りなさそうなトライフに不審半分の目を向け、イコニアは覚醒時に特化した強さに気付いて瞳の奥に憧れに近い感情を浮かべていた。
 トライフは負の感情には気付いているが気にもせず、イコニアから現状について詳しい説明を受けるのだった。


 石畳を鉄靴が打つ音が響く。
 セリス・アルマーズ(ka1079)は完全武装のまま訓練場に入り、突然の事態に反応できないクルセイダー達を見下ろした。
 身分と依頼を明かして口角を上げる。
 圧倒的な実力差とそれ以上の実戦経験の差を感じ取り、クルセイダー達が直立不動の体勢で固まった。
「前線に立つクルセイダーにとってもっとも必要なものは何か?」
 鉄が床を打つ。頭以外を重鎧で固めているのにセリスは安定している。
「敵を倒す力? 味方を支える法術?」
 鼻で笑う。
「そんなことは他の覚醒者でもできることよ。私達 聖導士にあって他にないもの、それは癒しの力と、強靭な生命力! どんなに強力な癒しの力も、早々に倒れては前線では何の意味もない!」
 訓練場の隅から、イコニアが熱烈な視線をセリスに向けている。
「最前線で味方を癒しながら、後衛への攻撃を我が身を盾として受け止める。戦場でもっとも敵の攻撃を受け止め、なおかつその戦場で最期の最期まで立ち続けること! それこそが前線のクルセイダーにもっとも求められることよ!」
 セリスの碧眼が強烈な光を放っている。ちょっと危ない光にクルセイダー達が一歩下がり、イコニアは今にも歓声をあげそうだ。
「だからアナタ達には体力をつけてもらいます」
 担いでいた袋を無造作に下ろす。
 重々しい音と共に、多数の重りが訓練場の床に転がった。
 まさかこれを全部付けろと? という視線が大量に向けられると、セリスは当然でしょと凄みのある笑み返していた。
 1時間後。
 目が死んだクルセイダー達がよろめきながら訓練場に戻ってきた。みんな目が死んでいる。
「皆様、お疲れ様です! 飲み物や食べ物はいかがでしょうか!」
 三日月 壱(ka0244)が、無邪気な笑顔を振りまきつつ冷えたコップを配る。
 中身はジュースやミネラルウォーターではなく、井戸水に塩や砂糖やその他を加えてつくったスポーツ飲料もどきだ。
 若くよく飲み食いするクルセイダーには1人1リットルでも足りないので自作に走るしかなかった。
「あ、よければマッサージもしますよ!」
 元気いっぱいの笑顔からは想像できないほど色気のある動きで指を動かす。
 数人の男女が生唾を飲み込み壱に近づく。
 歳をくったクルセイダーが大きな音で咳払いをしてなんとか正気に戻した。
 壮年クルセイダーを含め、最も速く立ち上がったのはイコニアだった。ただし顔色は1人飛び抜けて悪い。筋肉の使いすぎのせいか、アンクル付き手足も震えている。
「今訓練しても技も筋肉も身につきませんよ」
 日下 菜摘(ka0881)がリアルブルーの本職としてコメントする。
 イコニアの体が揺れて、女の子座りで尻餅をついた。
「飲みながら聞いてくださいね」
 ペット生活を満喫中のパルムが2人がかりで黒板を持ってくる。
「聖導士とは打撃武器を使用するならば前衛職に準じた戦闘力を発揮できますし、高い魔法適性からスキル次第で魔法職に準じた戦い方も可能です」
 直感的に分かるよう、具体的なスキル名とその使い方を黒板に書き込んで紹介する。
「加えて他者へのヒールも行う事が出来る、いわば万能職と言えます」
 口を閉じ、相手に理解させるために一呼吸置いてから再開する。
「それだけにスキルをどう生かすか、自分の立ち位置をどこに置くべきか、そしていつでもヒーリングが使えるように冷静に戦局を見極めて戦う必要があります」
 パルムが黒板を裏返す。
 劣勢時、優勢時、味方の戦力構成ごとに図解されていた。
「確かに他職の人達にもマテリアルヒーリングのスキルはあります。ですが、それに振り向けるキャパがあるのならば、他のスキルを持って頂いた方がより戦いを有利に導けるのです」
 おお、と訓練場が歓声で満たされた。
 その中に壮年の、本来なら指導者でなければならないクルセイダーが混じっているのに気付いてしまい、菜摘は内心溜息をついていた。
「聖導士というクラスは汎用性に富んでいますから、戦いようでいくらでも仲間の為に寄与できます。その辺の自覚を持って頂ければと思いますね」
 菜摘がそう言って締めくくると、熱烈な拍手がわき起こる。
「うにゃー」
 イコニアは拍手をしようとして失敗する。トライフの前で被っていた猫(外交用作り笑顔)はどこかにいってしまっている。
「あわっ、わわっ」
 びくんびくんと全身を震わせる。白い顔が桜色に染まりこぼれる息が妙に色っぽい。
「イコニアさんが責任を全て自分で負う必要はないですよ」
 壱は少女司祭の肌に直接触れて体の凝りをほぐす。正直言って、肉薄で触れてもあんまり楽しくない。
「無理しすぎるのは逆効果ですから、辛い時は仲間や友達を頼るのも良いと思います! 人は頼りにされると嬉しいものです。きっと力になってくれますよ!」
 友情が育まれたりしますよね、と続けるといつの間にかイコニアの呼吸が止まっていた。
 壱が覗き込む。イコニアが挙動不審な態度で目をそらす。
「僕でよければ、貴方の力になります。友達になりましょう!」
 紳士的に気付かないふりをして壱が微笑むと、イコニアは蚊の鳴くような声でお願いしますと返事をする。壱がちょろいぜと言いたげな表情なのにイコニアは全く気付いていなかった。


「聖堂教会の所属なら聖堂戦士団に頼めば良さそうなものですけれど……。何か事情があるのでしょうか?」
 頭部に厚い布を巻いたメイスを並べ、ヴァルナ=エリゴス(ka2651)が悪意無く質問してしまった。
 若手クルセイダーが俯き壮年クルセイダーが天をあおぎ、イコニアは体力の使いすぎで気絶していた。
「まさか……いえ失礼しました」
 この街に駐留する聖堂戦士団とは即ち、イコニアを除いた若手と壮年クルセイダーなのだ。
 上泉 澪(ka0518) が刃を潰した剣をメイスの横へ置いた。
 イコニアをちおらりと見る。壱の飲み物とマッサージが効いたらしく顔色は悪くない。これなら訓練後でもパーティに出向けるだろう。
「パトロンは必要ですからね」
 澪がうなずく。組織だった武力を維持するのは大量の資金が必要で、それほどの資金を持つ者に会うには一定のみなりも必要だ。小さいのに大変だなと思いつつ、澪は手を叩いてクルセイダー達の注意を引きつけた。
「体力作りは今回の運動を繰り返してもらうとして、武器を使った訓練をはじめます」
 メイスが得意なクルセイダーには布巻きメイスを、剣が得意なクルセイダーには刃を潰した剣を渡す。
「構えてください」
 本人は完璧なつもりで実際にはふらついているのが4分の3いる。
「顎を引いて。手は少し前に」
 良くない癖がついた剣使いを矯正する。
「無理に止まろうとしなくて構いません」
 筋力が足りていない者には今できる範囲のことをさせる。
「形を確認します。1人ずつ低速で振り下ろしてください」
 なんとか復活したイコニアから振る。
 体力の割には鋭い。中堅ハンター程度の腕はある。
 が、念のため繰り返させると急激に乱れていく。体力が足りないのだ。
 肩を落とすイコニアを残して次々にフォームを確かめていく。
「基本ができてからにしなさい」
 高度な技を使おうとする者には優しくも断固とした注意を出す。
「そろそろ始めるか」
 J・D(ka3351)が背を預けていた壁から離れた。
 澪によって最低限の力がついた以上、本格的な訓練前にすべきことがある。
 1つは精神面。
「そこのと、そこの。こっち来な」
 得意と不得意が逆の若手を呼び出し向かい合わせにする。
「お前さん、攻める時の思いきりが足りねえ。こいつに見てもらいな。お前さんは、お前さんのやり方を、こいつに教えてやんな」
 右と左に声をかけ、一度させた後に言葉を続ける。
「教わるからにゃァ、聞いて訊き返して動いてみなけりゃ身に付かねえ。身に付いた動きはその意味を頭で解っていりゃぁ応用が利くようになる。教えるのは自分の理解を確かめる事だと思っておきな。教え教わりってな両勝ちの関係だ、お互い遠慮ナシだぜ」
 数組作った後2つ目にとりかかる。
 通常は教官を務める壮年を外へ連れ出す。
「教えても半分も通じねえのは、相手を知らねえからさ。雑魔相手と変わらねえ、観察して目星をつけて、打ちあって反応を伺って、弱点を知るのさ。後は弱点を突くか、補ってやるかの違いさ」
 実践的かつ荒っぽい手法をいくつか教える。
 そして3つめ。最後の訓練の後では理解する気力は残らないだろうから、一度で刻みつけるつもりで訓辞を行う。
「一人の見落としを別の奴が補う、一人じゃ敵わねえ敵に徒党組んでぶつかる。コイツが集団の強みだ。お前さんがたの苦手なあのお嬢ちゃんとの付き合い方も同じさ。皆で話し合ってうめえ事折り合いつけていきな」
 苦手だったの? と驚愕の顔でイコニアが向き直る。
 壮年クルセイダー以下全員が、そっと目をそらしていた。


 訓練場は緊張感で満ちていた。
 若手クルセイダー達は全員全身金属鎧を装備し、全身を硬くしてそのときを待っていた。
 イーディス・ノースハイド(ka2106)が訓練場入りする。
 彼女自身が勧めたことではあるが、その日のうちに人数分一式揃えるとは思っても見なかった。顔には出さないが、教会が必要以上に金満なのにもやっとする。
「イーディス・ノースハイドだ。私が模擬戦相手を務めさせてもらうよ」
 半ば以上金属鎧に着られている印象がある若手達とは異なり、イーディスは大重量の鎧を軽々と着こなしていた。
「私が得意とするスタイルを崩す必要は無さそうだね」
 訓練場を見渡してにこりと笑う。
 裏の全く無い笑みなのに、壮年クルセイダーも含めて全員一歩下がってしまう。
「それと、寸止めや手加減は無用だよ。此方もそのつもりで行くから覚悟を決める事だ」
 黒い盾を構える。
 ただそれだけの動作なのに、クルセイダー達にはイーディスの動きが読めなくなった。
「来なさい。何人でも構わない」
 ここまで言われたら奮起もする。若手3人が正面と斜め右左の3方から攻める。
 秒に満たない時間の間、若手達は走っているのに進んでいない錯覚にとらわれていた。
「判断が遅い」
 半歩下がって最も速度がのったメイスを回避。メイスの速度と威力が下がったところに盾をぶつけて3人の平衡感覚を乱す。
「思い切りも足りない。金属鎧なら少々の打撃は無視できる。こういう攻撃以外はね」
 利き腕のショートソードをわざと低速で動かす。
 バランスを崩したクルセイダーは回避も防御もできず、眼球の前1センチに切っ先を突きつけられていた。
 後はもう酷いありさまだった。
 動揺した2人はイーディスの体に触れることもメイスを盾に当てることすらできず、良い所無しで負けてしまった。
「実戦に慣れていませんね」
 ヴァルナが眉をひそめていた。
 イーディスは薄めに薄めた殺気を出しているだけなのに、若手達は怯えてしまって訓練時の半分程度の力しか出せていない。
 最初の3人だけでなく、全員似たような試合運びで同じ結果に行き着いた。
 教育目的で10人の相手をすると熟練ハンターでも疲れるようで、ヴァルナはイーディスと交代して訓練場へ入った。
「実戦時の速度と動きは学ばれましたね」
 大きなグレートソードを予備動作無しで構える。身の丈近い大きさなのに先端から柄まで見事に静止していた。
「次は実戦の威力を体で学んでもらいます。大丈夫。私も家に居た時は受けたものですが、傷は残っていません。聖導士の力は偉大ですね」
 染みも傷跡もない頬に笑みを浮かべると、若手達がほとんど腰を抜かして震え上がってしまった。
「私がっ」
 イコニアが元気よく挙手をする。
 手にはメイスに金属盾、体には使い込まれた皮鎧の完全装備だ。
「熱意は買いますが、気力と体力を限界まで使い尽くすのはいけません」
 片手を大剣から離しイコニアの肩に触れる。
 筋肉痛がぶり返す。危うくメイスを取り落とすところだった。
「不測の事態はいつ起こるともしれませんから、対応できる余力は残しておきましょう」
 目線をあわせて忠告する。イコニアは素直に頭を下げ、いつでもヒールできるよう気合いを入れた。
「よろしくお願いしますっ!」
「私もお願いします」
 若手達が覚悟を決めてメイスや剣を構えた次の瞬間には大剣で得物を吹き飛ばされた。
 防御からの攻撃に徹したイーディスとは正反対の、徹底した攻めの剣である。
「人型で道具や技を使う歪虚も居ますし、そういった相手だと思って頂ければ」
 追撃のかわりに剣の平で相手の肩に触れ、負けを自覚させて下がらせる。
「お願いしますっ」
 次の2人はイーディスの初撃で反撃を誘われ、防御が空いたところを一刺しされて終了。
 日没までには、ハンター以外の全員が地面に倒れ伏していた。

「あ、ありがとう、ございました」
 ヒールを使い尽くしてイコニアが気絶する。
 ハンター達がクルセイダーを宿舎に放り込んでも誰1人目を覚まさず、全員回復したのは数日後。その頃には訓練前と動きが違っていたそうだ。

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重体一覧

参加者一覧

  • あざといショタあざとい
    三日月 壱(ka0244
    人間(蒼)|14才|男性|霊闘士

  • 上泉 澪(ka0518
    人間(紅)|19才|女性|霊闘士
  • 大口叩きの《役立たず》
    トライフ・A・アルヴァイン(ka0657
    人間(紅)|23才|男性|機導師
  • 冥土へと還す鎮魂歌
    日下 菜摘(ka0881
    人間(蒼)|24才|女性|聖導士
  • 歪虚滅ぶべし
    セリス・アルマーズ(ka1079
    人間(紅)|20才|女性|聖導士
  • 鍛鉄の盾
    イーディス・ノースハイド(ka2106
    人間(紅)|16才|女性|闘狩人
  • 誓槍の騎士
    ヴァルナ=エリゴス(ka2651
    人間(紅)|18才|女性|闘狩人
  • 交渉人
    J・D(ka3351
    エルフ|26才|男性|猟撃士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 相談卓
イーディス・ノースハイド(ka2106
人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2014/12/02 00:02:46
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/11/27 22:49:22