老朽倉庫と小柄な雑魔

マスター:馬車猪

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2014/12/05 19:00
完成日
2014/12/12 20:16

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 重装兵士が隊列を組んで突っ込んだ。
 全員覚醒者なので、かつてリアルブルーで使われていたものの倍は分厚い鎧を着ているのに、さらに大重量の棘付きメイスを構えているのに速い。
 ガーゴイル型雑魔が逃げ腰になる。
 隅の1匹が一歩下がるともう止まらない。
 隊列に接触したガーゴイルが回転しながら宙を舞い、逃げた雑魔の背をメイスが砕く。
 都市守備隊8対雑魔8の戦いは、死者0軽傷4、残存雑魔4という形で終わったように見えた。

●1時間後。郊外食料庫
 生き残りの雑魔4体が逃げ込んだのは、都市外にある古びた倉庫だった。
 中身は万一に備え備蓄されていた麦。
 毒を武器とする雑魔ではなくても、雑魔を放置すれば土地や物にどんな悪影響が出てもおかしくない。
 故に、重装兵士達は接近戦に有効な武器に持ち替え突入し、直後ぶつかり合って耳障りな音が響かせた。
「下がるな」
「馬鹿下がれ! 荷物がっ」
 棚と棚の狭い空間で2人の大男が絡まり合う。
 その上から去年の麦がなだれ落ちてくる。
 きいきいと甲高い音を立てて小さな雑魔が飛び、棚と天井の間を飛ぶ。
「このっ」
 無理矢理メイスを持ち込んでいた兵が、追撃しようとして棚にしまわれていた袋を引っかけて破いてしまう。
 3年前の麦が溢れてメイスが流される。
「退却、しろっ」
 隊長が苦々しげに叫ぶ。
 兵士達は背後から何度も殴られるのに耐えて出入り口へたどり着き、最後の力を振り絞って追いすがる雑魔を振り払い、重い扉を閉めるのだった。

●ハンターギルド本部
 余程あわてていたのだろう。
 3Dディスプレイが前置き無しで現れ、ディスプレイに目を直撃されたハンターに悲鳴をあげさせる。
 目がー、目がーと何故か楽しそうなのは多分気のせいだ。
「都市の食糧備蓄への直接攻撃、だと?」
 別のハンターがディスプレイ上の依頼票に目を通し深刻な顔になる。
 ギルド本部が一気に緊迫した。
「すまん読み間違い。去年やその前の米や麦が入った倉庫に侵入されただけだった」
 こほんと咳払いをするハンターは、少し頬が赤くなっていた。
 緊張が解ける。
 依頼を物色中のハンターがディスプレイの前に集まってくる。
「うわめんどくせ」
「閉所戦闘かぁ」
「これ老朽倉庫じゃないか。8人で暴れたら下手すっと崩壊するぞ」
「倉庫ごと壊すのは?」
「壊したら立て替え費用ハンター持ちだってよ」
 ただでさえ面倒な依頼なのに、依頼人である領主があれこれ条件をつけているので難易度が数段上に上昇していた。
『回収できた穀物があれば炊き出し使われるです』
 との文面が加わっても、去ったハンターは戻ってこなかった。

リプレイ本文


 兜の中で汗が流れた。
 野外での雑魔相手の集団戦から追撃、撃退されてからの封鎖と動き続けていた兵士は、そろそろ限界が見えてきていた。
 だからハンターの姿が見えたときには思わず安堵の息を吐いてしまった。
「お疲れ様だ、後は俺達が引き受けるよ」
 ヴァイス(ka0364)は兵士と握手をかわす。
「あとは任せてゆっくり休んでくれ」
 岩井崎 旭(ka0234)は明るく挨拶して早速準備を始めている。灯りを用意する手つき非常に滑らかで、兵士の胸中に安堵が広がっていく。
「美味しい所を頂く感じになって申し訳ない」
 ヴァイスが言うと兵士は残り少ない体力を使って洒落っ気のある敬礼をし、自分の足で歩いて去っていった。
 扉を注視する。分厚く頑丈で大重量。だがヴァイスの体力なら1人でもなんとかなりそうだ。
 1度後ろを振り返る。
 夢路 まよい(ka1328)がワンドを振って準備の完了を伝えてきた。
 ヴァイスが扉に手をかける。肩が盛り上がり、最初はゆっくりと、急速に速度を増しながら音を立てて分厚い鉄扉が開いた。
 最初に飛び込んだのは柊 真司(ka0705)だ。
 左手に持ったLEDライトで薄暗くひんやりとした倉庫内を照らす。
 大型の棚が8列並んでいて、少し古びた麻袋が密集している。宙を舞う小さな埃が照らされ、袋と袋の合間に消えた。
「うまく隠れてるな」
「ほんとだね」
 続いて入ったまよいがこくりとうなずく。
 この倉庫に出口は一カ所しかない。逃げ込んだ4体全てがどこかにいるはずだ。
 真司の足が止まる。
 棚から袋が飛び出している。突破するのは簡単でも不意打ちを受ける危険を冒す気にはなれない。
 まよいに周囲を照らしてもらい、真司は剣の柄から手を離して片手で袋を押し込んだ。
 袋から数粒ずつ麦がこぼれる。
 注視すると、真新しい小さな裂け目が見つかる。押し込んだ程度でこうなる訳がない。確実に雑魔の手によるものだ。
 まよいはこぼれる麦一粒を指で受け止め形の良い鼻でかぐ。
 去年か一昨年の麦なのに、涼しい場所で保管されていたためか嫌な臭いはほとんどしない。
「いけないんだ~、麦をこんなにしちゃって」
 瞳が夏の海面を思わせる青に光り、足下に散らばる麦を映す。
「ああ」
 真司は軽く応えながら油断なく前進し、ついに最も奥にたどり着いた。
 左右にはこれまでと変わらぬ棚に袋。目の前には冷たい石の壁。完全な行き止まりだった。
 並の兵人なら安堵か落胆で気が緩む瞬間だ。
 それが分かる程度の知性はあったのだろう。天井近くの袋が音もなく動き、小型のガーゴイルが攻撃にも逃走にも動ける位置へ移ろうとする。
 真司が持つのは1メートル越えの剣、まよいに至っては武器らしい武器も持っていない。雑魔は、少なくともこの場を切り抜けられることを確信していた。
 真司の指だけが動く。冷たく空気が揺れる。手裏剣が雑魔を貫通し、木製の棚に埋まって姿を消した。
 ガーゴイルの悲鳴が倉庫内に響く。根元から切断された足は血を流す前に崩壊して空気に消えた。
 恐怖と怒りに突き動かされ、小型のガーゴイルがまよいの首めがけて棚から飛び降りる。
「ねぇねぇ、食べ物の恨みは怖いんだって。知ってた?」
 可憐な笑みなのに雑魔が連想したのは高位のヴォイド。
「悪い雑魔には、ちゃあんと私がお仕置きしてあげなくちゃ♪」
 まよいは鋭敏な視覚を持っている。なので雑魔が動き始めたときには既に気づいていて、今では術を即時発動する準備が完璧に整っていた。
 麦の一粒も傷つけない経路で風のマテリアルが動く。
 小柄なまよいと同じ丈の風刃としてまとまり、今更勢いを止められない雑魔を待ち構える。
 恐怖に固まるガーゴイルに風刃が伸び、全く抵抗を受けることなく眉間から股間まで両断する。
 左半身が消滅し右半身も下から消えていき、残った爪が迷いの目を狙う。
「悪いが、そうは問屋が卸さねぇよ」
 光の障壁がうまれて爪を食い止め、爪と同時に消えていった。
「あっ」
 まよいが両手で口を隠す。
 真司も倉庫に入って初めて表情を動かす。
 サッと身を引いた2人の横を、雑魔が隠れていた袋が落ちて床にぶつかった。
「雑魔より強敵かも」
「だな」
 冗談をかわすときも2人は微塵も油断せず、次の襲撃に備えていた。


 出入り口を固めるヴァイスにうなずき中に入る。
 一歩踏み出すと同時に覚醒状態へ移行。今風の少女が外骨格のベルセルクに変わった。
「よう」
 上霧 鋭(ka3535)が手を挙げて合図を送る。
 屋外(ka3530)の生身の瞳がぎらりと光り、義眼がメカメカしく動いた気がした。
「なんとまあ」
 エヴァンス・カルヴィ(ka0639)は参ったと言いたげに額に手を当てた。
 カマキリ怪人あるいはヒーローっぽい鋭に、機械人風に覚醒した屋外。どちらも対ヴォイド戦の現場に似合いすぎる。
 とはいえ両者ともアニメのヒーローではない。屋外は雑魔の反応を引き出すため、使い捨て可の条件で借りた楽器を叩き、反応を引き出すことができず外へ戻す。
 鋭は外骨格の間から刃を突き出したまま微速前進し、警戒は緩めずしっかりと確実にはみ出た袋を棚に押し込む。
「面倒くせぇとこに逃げ込んでくれたもんだぜ……しかも倉がオンボロときた」
 エヴァンスが天井を見上げて息を吐く。
 この倉庫は雑な造りではないが、覚醒したハンターが全力を出して大丈夫かというと首をかしげざるを得なかった。
 エヴァンスが仲間に毛布を渡して鋭と再合流する。
 右の遠くから短くも激しい戦闘音が聞こえる。近くに雑魔も見えず気配も感じられない。
 時間をかけて奥に到着する。相変わらず雑魔の気配はない。
 黄色と黒の外骨格がハンドサイン。屋外の瞳が冷たい光を放つ。
 元に戻したはずの袋が、動かした場所からわずかに動いていた。
 鋭は刃の逆側の手のライトを向ける。反応はない。反応のないことを気にせず一定の速度で元来た道を戻り、鋭は精密機械並みの正確さで、刃を使い袋と袋の間をついた。
 鋭の手に手応え。屋外の半分にも満たない人型が棚から飛び出て入り口へ向かおうとする。それも1匹ではなく2匹もだ。
「こっちは行き止まりだ」
 入り口近くに射たエヴァンスが太刀を構える。場所が窮屈で本来の古い方ができず逃がしてしまうが構わない。逃げる方向は鋭達がいる場所しかないのだから。
 屋外の義手義足がマテリアルを注がれ滑らかに動く。バックラーで雑魔の初撃を防ぐ。冷たく鋭い短刀で翼を裂いて動きを鈍くする。もう1匹はまた反転してしまうが、その相手はエヴァンスに任せて目の前の1匹へ集中する。
 ガーゴイルの翼が不規則に動く。
 雑魔にとっての幸運、ハンターにとっての不運で第2撃以降を回避されてしまう。
 が、屋外は慌てる気配すら見せず、的確に雑魔の逃げるための空間を制限していく。
 もはや逃げる場所はなく、ガーゴイルがやけくそに、これまでで最高の速度で飛んだ。
 黒と黄色の人型がカミキリムシを連想させる動きで刃を振り下ろす。祖霊が力を貸す刃がガーゴイルの喉元から入って胸と腹と腰を切り裂き硬い床の直前で静止した。
 雑魔が地面にぶつかり転がる。壁にぶつかる前に屋外に踏まれて動きが止まる。
 屋外が足を上げると、そこには小さな凹みしか残っていなかった。


 クローディア(ka3392)は慎重に梯子を運んでいた。
 小型の雑魔程度1対1で圧倒できる自信はある。しかし狭く位場所で重量物を運んでいるときに襲われたら互角の戦いになってしまうかもしれない。
 銀の瞳が強い光を放つ。
 袋と袋の間や天井と棚の間など雑魔が待ち伏せ可能な場所が多数存在する。常に注意を払い続ける必要があった。
 ときおり棚の向こうから戦闘音が聞こえてくる。今の所雑魔が逃げたりはしていないようだが、目の前だけでなく倉庫という戦場全体を警戒するのは精神をやすりがけするのに似た苦行だった。
 クローディアが停止する。
 仲間とは別の何かが動いた気がしたからだ。新兵なら悲鳴をあげる状況でも彼女は落ち着いている。
 屋外に提供された毛布を棚にかけ、仮に雑魔が仕掛けてきたとしても射殺できる体勢で梯子をかける。
 息を吐く。ゆっくりと足を踏み出し着実に梯子を登る。上体が揺れないのは見事な平衡感覚の証明。上るたびにほんの少しだけ覗く足は、彼女のなりの遊び心と余裕の現れだ。
 ホルスターから拳銃が消える。
 倉庫内の冷えた空気を裂いてクローディアの手が伸ばされる。
 銃声が響く。銃弾は風マテリアルで強化されていて、石壁にも深い穴を開ける威力がある。なのに壊れた棚も見えず壁にも床にも天井にも穴は開いていなかった。
 クローディアの脇を消し炭に似た何かが落ちていき、しかし床に触れる前に消滅した。
「1体処理完了」
 仲間の耳に届く大きさでつぶやく。
 警戒を緩めず棚の上に頭を出す。積もった埃に小さな足音が複数ついているが雑魔の姿はどこにもなかった。
「これもまた修行だな」
 倉庫の出入り口で、旭が少しだけ不自然な姿勢をしていた。
 クローディアの足から紳士的に視線を外した結果である。
「ガッツンガッツンとガーゴイル砕けばいいだけなんだが、なぁ」
 LEDの光は天井を照らし、そこから反射した薄明かりが倉庫全体に広がっている。
 濃淡が濃く幻想的な光景だ。気合いを入れていてもいつの間にか睡魔に絡め取られる雰囲気がある。
 梯子が指一本分だけ揺れた。クローディアの警告が半瞬遅れて響く。
「来たな、ガーゴイル!」
 レイピアを鞘から引き抜き下段に構え。
「残念がるかは知らねーが、こっから先へは逃がさねぇぜ!!」
 ほとんど瞬時に中段へ移行し、雑魔の進路上に切っ先を置いた。
 ミミズクの瞳が強く光る。指先が糸くずに満たない距離動き、雑魔が進路を変えようとした分だけ切っ先が位置を変えた。
 硬い肌と鍛えられた鋼が拮抗し、鋼が勝ち、生き物ではあり得ない中身を裂いて宙に撒く。
 旭は飛ぶよりも早く横へ動いて雑魔の退路を塞ぐ。切っ先が跳ね上がる。雑魔は腹を割かれながら必死に後退してミミズクの攻撃圏から抜け出した。
「ちっ」
 旭の動きが止まる。もう1体の雑魔が遠くの棚の間から飛び出したのだ。
 これは出口を固めて長期戦かと一瞬で判断しかけ、ヴァイスが任せると合図するのに気づいて楽しげに笑う。
「そんな必死に、逃げてんじゃねぇよ!」
 闇夜を制するミミズクのごとく、薄闇の中を鋭く飛んだ。
 小型ガーゴイルは地面に張り付き狩人の自爆を狙う。いくら鋭い剣でも石壁にぶつかれば速度が鈍るか最悪壊れるかはじき飛ばされるはずだった。
 レイピアが閃く。込められた力がレイピアを加速させ、天井についた埃を吹き飛ばす。
 けれど切っ先は天井に当たることはなく、ガーゴイルの脇から入って背骨に当たる部分を粉砕した。
「お見事、ってこっちはうまくいかねぇな」
 エヴァンスが大太刀の切っ先で最後の1匹を突いていた。
 ここが野外なら踏み込んでの一太刀で処理できる。だがここは食料庫であり、全力の半分も振るうと棚と食べ物を粉砕しかねない。
「通常の雑魔か」
 老朽化が進み立て付けの悪くなった扉を後ろ手で力任せに閉め直し、ヴァイスは片手で器用にランタンの灯を消した。
 時間がかかっても被害を抑えるための選択だ。薄暗さを増した空間を追い詰められたガーゴイルが舞う。
 ヴァイスの手は剣から離れていて、牙で喉元を食い破るのも容易いように見えた。
 牙を剥く、ヴァイスの肌まで数センチに到達し、ガントレットで覆われた手に頭を掴まれた。
 ヴァイスが力を込める。ガーゴイルの頭部に無数の亀裂が走る。
「む」
 ぱきんと陶器が割れるのに似た音が響き、頭が3分の1削れたガーゴイルがヴァイスから逃れた。
 雑魔が棚に突っ込む。小型化したのが有利に働き、袋と袋の間にすっぽり入り隠れることには成功した。
「大剣じゃなくても、お前らを両断することなんざ訳ねぇんだよ!」
 エヴァンスが太刀を棚に突き入れる。
 狭い空間で麦袋を貫ぬくことで威力は落ちてはいたが、優れた体力と体格を活かした渾身の一撃は雑魔を頭から半分に切り分ける。
 麦が埃と共に舞う。
 エヴァンスは目を閉じるような無様はさらさない。が、宙を舞う古麦が邪魔で死にかけ雑魔を追い切れない。
 こりゃまずいかと長期戦を覚悟するエヴァンスに気づき、ヴァイスが宙へレイピアを突き入れた。
 手応えがあったのは一瞬だけ。
 両断されたガーゴイルの中間に浮かんでいた核だけを破壊して、白く輝く切っ先が古麦の中から姿を現した。
 ヴァイスはレイピアを鞘におさめ、静かに息を吐く。
「念のため中の食糧を確認する」
 倒した確信はあるとはいえ、潜んでいる確率が0ではないのだから放置するわけにもいかない。
 ハンター達はそれぞれのやりかたで賛意を示し、雑魔との戦いより面倒な作業にとりかかるのだった。


 旭はうんざりしてゴザから顔を上げた。
 目の前にあるのはこぼれた麦と少しの木片石片だ。旭の視力と集中力があれば難しい作業ではない。難しくはなくても異様に面倒だ。
 とはいえやらない訳にはいかない。このまま依頼人に引き渡すと、真冬の炊き出しにゴミ混入なんて悲劇が生まれかねないのだから。
「麻袋の被害は全部で5つ。中身は見ての通り全回収」
 鋭が素っ気ない口調で倉庫の責任者に報告する。
「その、倉庫は大丈夫なのでしょうか」
 おそるおそる聞いてくる役人に対し、屋外が問題ないことを示すため食料庫の入り口を開く。
 相変わらず薄暗く、けれど戦闘中とは違って静謐な気配に満ちていた。
「見ての通りさ。雑魔4体倒してこの程度の被害なんだから、報酬ははずんでくれていいんじゃないか?」
 エヴァンスが具体的な数値を示すと役人の顔が引きつった。
 無理に要求を通すつもりはない。最初に大きき要求して感覚を麻痺させ本命を通すつもりなだけだ。
 数分後、役人は安堵の表情でエヴァンスの要求を飲んだ。
「じゃ、全員に一杯奢りってことで」
 様子を見に来ていた重装兵達が歓声をあげる。
 その日の宴は夜遅くまで騒ぎ、兵達の疲れた心を癒すのだった。

依頼結果

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MVP一覧

重体一覧

参加者一覧

  • 戦地を駆ける鳥人間
    岩井崎 旭(ka0234
    人間(蒼)|20才|男性|霊闘士

  • ヴァイス・エリダヌス(ka0364
    人間(紅)|31才|男性|闘狩人
  • 赤髪の勇士
    エヴァンス・カルヴィ(ka0639
    人間(紅)|29才|男性|闘狩人
  • オールラウンドプレイヤー
    柊 真司(ka0705
    人間(蒼)|20才|男性|機導師
  • 夢路に誘う青き魔女
    夢路 まよい(ka1328
    人間(蒼)|15才|女性|魔術師
  • 角折の銀瞳
    クローディア(ka3392
    人間(紅)|16才|女性|闘狩人
  • 心を守りし者
    屋外(ka3530
    人間(蒼)|25才|男性|疾影士
  • 慈愛の黒殻姉
    上霧 鋭(ka3535
    人間(蒼)|15才|女性|霊闘士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/12/02 21:03:54
アイコン 相談卓
屋外(ka3530
人間(リアルブルー)|25才|男性|疾影士(ストライダー)
最終発言
2014/12/05 18:37:10