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【蒼乱】大規模作戦 結果解説

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ほ、ほひぃ……いやはや、肝が冷えたであるな。まぢで死ぬかと思ったであるよ。
しかし、異世界に行った人々は無事に生きておったのか。それはそれで良かったであるなあ。
とはいえ、はいそうですかと信用し受け入れることもできぬだろうし、これからモメそうである。
統一連合議会はどうなってしまうのやら……はあ~ん。我輩、気が重いであるよ……。

ドナテロ・バガニーニ

更新情報(11月30日更新)

エピローグ公開に伴い、【蒼乱】大規模作戦結果解説ページを公開しました。
大規模作戦 結果
地球統一連合議会のその後
滅びた世界、エバーグリーンの謎
封印されたヴォイドゲートと亜人たち
崑崙との協力体制
異世界への転移と移民について
 
 

大規模作戦 結果

地球統一連合議会のその後

ハンターらの介入により、マンハッタンの統一連合議会は異世界対策特別法案を一時凍結しています。
完全に撤回したわけではないのは、各国の議員たちの異世界人に対する不信の表れと言えるでしょう。
しかし少なくともドナテロ・バガニーニは特別対策法案の再審をすぐには行わないと約束しました。

相変わらず地球統一連合……というより、リアルブルー全体の異世界人に対する視線は冷ややかです。
VOIDを送り込んできているのは異世界人であるという説も根深く、真の橋渡しには時間がかかるでしょう。
ドナテロ・バガニーニ
ドナテロ・バガニーニ
また、異世界の覚醒者を再現しようという計画については、今後も警戒が必要となるでしょう。

一方でハンターに命を救われたドナテロは意外とあっさり異世界人に理解を示しています。
自分にとって有益であれば手を結ぶ。ドナテロはそういう意味で、正直な人柄と言えるかもしれません。
上手く利用することができれば、今後ハンターがリアルブルーで活動する際の後ろ盾になってくれる可能性もあります。

滅びた世界、エバーグリーンの謎

リアルブルーとは異なる第3の異世界、エバーグリーン
その世界の多くは謎に包まれていますが、エバーグリーン出身であるルビーの協力により、転移が可能となりました。
先行調査部隊によると、エバーグリーンに生存者はなく、調査を行った都市も既に機能を失っていたといいます。
また、エバーグリーンには歪虚が我が物顔で闊歩し、それらはクリムゾンウェストのものよりも強力との報告があります。

エバーグリーンについてわかっていることはごくわずかです。
魔法と科学が融合し、非常に高度な機導術のような文明が栄えていたこと。
大渓谷でも見られたような自動兵器らはエバーグリーンで製造され、恐らくは歪虚と戦っていたこと。
はるか遠い昔に滅び去り、今や闇に飲み込まれた世界であること……。

また、クリムゾンウェストやリアルブルーとは大きく異なる点があります。
それは、“星の力”をエネルギーに変換し、高度な文明を維持していたらしいということです。
ハンターらによって発見されたのは、神霊樹と思しきものからエネルギーを抽出するプラントでした。
そこではどうやら神霊樹を通じ、惑星……即ち大精霊からエネルギーを吸い出していたと思われます。
ルビー
ルビー トマーゾ・アルキミア
トマーゾ・アルキミア
このことから、どうやらこの世界では“精霊”と呼べる存在が軽視されていた事が覗えます。
神すら支配する力。それはこの世界が滅んでしまった理由の一つなのかもしれません。

トマーゾ・アルキミア教授は、ハンターの問いに自らもエバーグリーン人であることを明かしています。
彼が持つオーバーテクノロジーとも言える技術は、エバーグリーンから持ち込まれたものと見て間違いないでしょう。
しかし彼はまだハンターに心を明かさず、異世界に技術をもたらした理由については語っていません。

封印されたヴォイドゲートと亜人たち

蒼乱作戦で破壊されたヴォイドゲートは、その後クリムゾンウェスト連合軍の管理下に置かれることになります。
歪虚にとっての異世界門としての効果はすでに失われており、再建するするとしてもかなりの時間と労力が必要です。
そういう意味では常にヴォイドゲートのあった場所を見張っている必要はありませんが、邪神の一件もあり、ゲート周辺地域の警戒は今後も強められていくことでしょう。

連合軍はゲート付近に監視のための拠点作成を継続しており、それは蒼乱作戦で用いられたものが再利用されます。
また、どのゲートも比較的高濃度の汚染地域にあったため、ある程度汚染に強い現地亜人の協力も求められています。
直接的な戦闘能力は高くない魚人やコボルドらも、負の力への耐性が強いことを生かせばゲート監視役として有用です。
この活躍に十分な報酬を支払うことで、ナディア総長は彼らは連合軍の一員であると主張したいようです。

先の蒼乱作戦戦勝祭で歓迎された亜人たちは、ハンターズソサエティにとっては心強い友人となりました。
しかし、歪虚化した亜人の被害は各地で頻発しているほか、地域によってはコボルドやゴブリンは人類の敵として未だ対立したままです。
亜人の人権擁立は非常にデリケートな問題であり、まずは国家としてではなくソサエティとして口火を切りたいのがナディアの本音です。

ソサエティとの協力関係に亜人らは概ね前向きで、それは彼らがハンターに救われた恩義に報いようとしているからでしょう。
彼らとの微妙な付き合いはこれからも続くことになりますが、その渡りをつけられるのは中立者のハンターだけであると言えます。

崑崙との協力体制

異世界人に対して疑心暗鬼になっているリアルブルーにおいて、唯一月面基地崑崙だけは理解を示しています。
それは、先の崑崙防衛戦でハンターらが彼らの命を救ったことに起因しているようです。
また、崑崙も地球統一連合議会の一員ではありますが、月の統治は宇宙自治政府によって担われています。
崑崙や宇宙コロニーは地球統一連合議会の影響を受けづらい環境であり、逆に崑崙の宇宙自治政府は統一連合議会に対し、異世界人の安全性やその有用性について発信してくれています。

常にVOID戦争の最前線に置かれる崑崙にとって、権力や古い因習のようなものよりも、実際に自分たちの命をつなぐ術こそが重要なのです。
月面基地「崑崙」
月面基地「崑崙」
宇宙開拓民によって運営されている崑崙は変化に寛容であり、宇宙で生き抜くために、仲間との絆を尊重します。
崑崙は今後もクリムゾンウェストと友好的な関係を継続する意思を表明しており、今後は協力者として肩を並べることになるでしょう。

また、ゲートの力を得たことにより、クリムゾンウェストから異世界へ転移する“異世界転移門”も少しずつ実用化されています。
今後は異世界転移門を使い、崑崙を襲撃する歪虚を倒すために出撃するような任務も起こり得ると言えます。
逆に崑崙はトマーゾがラヴィアンらを送り込んできたクリムゾンウェストへの異世界転移門を使い、補給物資を送り込む手はずになっています。
これによりリアルブルーの生活用品やCAMのパーツ、トマーゾ教授の作った兵器などが得られるようになるでしょう。

異世界への転移と移民について

これまでも行われていたリアルブルーへの転移実験。
大渓谷地下遺跡のゲートシステムの力を借りられるようになった今、ついに異世界への安定した転移が可能となりました。
現在異世界への転移には二種類の方法があり、それぞれ少し異なる手順を踏む必要があります。

まず、リゼリオの異世界転移門を用いる方法です。
今現在、クリムゾンウェストで異世界転移が行える転移門はこのリゼリオの異世界転移門のみです。
大渓谷地下遺跡のゲート管理システムにより指定されたリゼリオの転移門は、確実な世界転移座標の演算が可能となっています。
この計算が正しくなければ、どの世界とも異なる世界の狭間に転移し、戻ってこられなくなる可能性があるといいます。
異世界転移門での転移に耐えられるのは強力な生体マテリアルを宿すか単純に頑丈な存在であり、覚醒者やユニット以外、一般人などは異世界に転移することはできません。
また、異世界に転移してもわずか数時間程度で強制的にクリムゾンウェストに送還されてしまいます。
これはクリムゾンウェストの大精霊が自身と契約した存在を手放そうとしないためであると言われています。

次に、サルヴァトーレ・ロッソを用いる方法です。
こちらは憑龍機関の冷却期間と龍鉱石の消費が必要であり、こまめな転移には向いていませんが、非覚醒者であっても一度に大量に転移させることができます。
どこからでも異世界に転移できるわけではなく、転移するためには世界同士のつながりの強い場所、つまりヴォイドゲートがあったような場所でなければなりません。
サルヴァトーレ・ロッソを用いた転移では、クリムゾンウェスト大精霊の干渉を振り切ることが可能なようで、理論上は完全な転移が可能です。
しかしやはり、覚醒者だけは自動的に数時間でクリムゾンウェストに引き戻されてしまいます。
精霊と契約していない一般人であれば恒久的な転移が可能であり、これによりLH044難民などが、リアルブルーへ帰還できるようになりました。

とはいえ、サルヴァトーレ・ロッソが保護していた難民の多くはLH044に暮らしていた人々であり、その故郷はすでにありません。
また、統一連合議会は未だ地球本土への異世界人、または転移者の帰還を認めておらず、地球に戻ることもできません。
唯一の受け入れ先は崑崙であり、崑崙の民生ドームシティであれば、クリムゾンウェストからの移民を受け入れると言います。

難民はサルヴァトーレ・ロッソを降りたのち、クリムゾンウェスト各地で何とか生活を行っています。
彼らには地球への帰還が可能になったことを伝えていますが、その反応は様々です。
故郷のあった世界に変えるべきか、この異世界クリムゾンウェストで生きていくか、難しい判断を強いられています。

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