ゲスト
(ka0000)

  • マイページ
  • SC購入
  • キャラクター選択


  • キャラクター登録

大規模作戦「蒼乱作戦 ?狂想曲?」

:トップ画像
アイコン

さて、これからは異世界との付き合い方も考えてゆかねばならぬな……。
考えることもまとめることも多く、わらわは暫く政治に追われそうじゃ……トホホ。
ゲート攻略戦は完了したが、問題の残されているエリアも多い。
申し訳ないが、アフターフォローに関してもお願いできるかのう?

ナディア・ドラゴネッティ(kz0207

更新情報(12月27日)

12月27日、【蒼乱】大規模作戦の連動ピンナップが公開!
ヴォイドゲート探索と高位歪虚との戦い。それぞれの模様を豪華イラストでお楽しみください!

また、今回のピンナップ完成に伴い、担当イラストレーターによる『切り抜きキャラクター基本イラスト』の発注が可能になります。
大規模作戦連動ピンナップに描かれたイラストから、お客様のキャラクターのみの描写を切り抜いて
『キャラクター基本イラスト』にすることができますので、是非是非この機会をご利用ください!

 
 

【蒼乱】ストーリーノベル「蒼乱作戦 ?運命の糸をたぐって?」(12月5日公開)

「世は聖輝節が始まろうと言うのにこの忙しさ。ザ・師走って感じじゃな……」
 ソサエティ本部の総長室。ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)のデスクには大量の書類が山積みになっていた。
 蒼乱作戦の報告書は非常に多岐に渡る。なにせ二つの異世界にまで影響の及ぶ戦いだったのだから、当然と言えば当然か。
「総長、失礼します♪ 崑崙からの補給物資の件ですが、目録が送られてきたので確認とサインをお願いします」
 ジョン・スミス(kz0004)は机の上の書類を横にずらし、さらに書類の束を置いてニッコリ笑う。
「ひい?! 補給物資はうれしいのじゃが……文字通りうれしい悲鳴!!」
 リアルブルーの月面にある都市、“崑崙”。
 トマーゾ教授のラボがある場所でもあり、地球統一連合議会の支配力をある程度拒否できる崑崙は、クリムゾンウェストと友好的な関係を望んでいる。
 とはいえ前代未聞というか、あまりに大きすぎる話であり、まずは中立組織であるソサエティが受け口になる運びとなったのだが……。
「補給物資にCAMのパーツ、トマーゾ教授謹製の装備などですね。少し早いクリスマスプレゼントにしては豪華ですよ♪」
 崑崙にはトマーゾが作成した転移門が存在する。
 ラヴィアンなどを送り込んできたのと同じ転移門を使い、リゼリオに直接補給物資を届けてくれるというのだが……。
「リアルブルーからクリムゾンウェストへの転移は問題ないのに、逆になると必ず引き戻されてしまう。この現象も解明せねばな」
「トマーゾ教授の調査によると、やはり覚醒者かどうかが問題のようですね。つまり、精霊との契約が関係しているようです」
「異世界においても覚醒できたり言語がある程度通じたりする以上、異世界にも契約の力が働いているのは明白じゃ」
 トマーゾによれば、サルヴァトーレ・ロッソを用いた転移であれば、リアルブルーへの完全な帰還はすでに可能だという。
 だが、それができるのは非覚醒者に限る。精霊と契約したものは、絶対にクリムゾンウェストから離れることを許されないのだ。
「LH044難民の一部はリアルブルーへ帰還の手配をせねばな」
「と言っても、統一連合議会は異世界人の受け入れを認可していませんから、移民先は当面崑崙だけに限定されるでしょうね」
「崑崙への救援やエバーグリーンの調査のため、今後は一時的に異世界へ転移しての活動も必要となるじゃろうな」
 報告を終えて去っていくジョンと入れ違いに扉をくぐってきたのはアズラエル・ドラゴネッティだ。
 体中にリゼリオの土産物を身に着け、得体のしれないセンスの服装を纏っている。
「お前のファッションセンスどうなってんのじゃ!? てか流行りものに弱すぎィ!」

ナディア・ドラゴネッティ

ジョン・スミス

トマーゾ・アルキミア

アズラエル・ドラゴネッティ
「リグ・サンガマの文化は遅れているからね。これが今風と言われたんだけど、違うのかい?」
「金持ちだからって勧められるもの全部買うなよ……。それで、何の用じゃ?」
 差し入れと言いながらリゼリオまんじゅうを書類の上に載せ、アズラエルはハート型の眼鏡を外す。
「やれやれ、つれないね。以前から調査していた、大精霊と覚醒者の契約について進捗報告に来たというのに」
「何かわかったのか!?」
 豹変したナディアの態度にアズラエルは肩を竦めつつ。
「青龍様を交え、直接話した方がいいだろう。謁見をセッティングするから、君もハンターと共に一度リグ・サンガマに来てくれ」
「ふむ。まあそれも道理じゃな。“ハンターシステム”は元々リグ・サンガマ製、その秘密に触れるのなら直接赴く必要もあろうな。……ところで兄者、書類仕事は得意じゃったよのう?」
「君は宿題を僕にやらせる時だけ兄と呼ぶんだよね。残念だけど賓客の僕が機密事項にサインするわけにはいかない。一人で頑張りたまえ」
「くっそーーーー! 帰れクソメガネ! これ終わらせたらリグ・サンガマ行く準備するから!」
「こちらも受け入れの準備を進めておくよ。じゃ、僕はもう少しリゼリオを観光して帰るから」
 投げつけられるペンをかわし、高笑いと共にアズラエルは総長室を去っていった。


「異世界対策特別法案……どうやらそう上手くは行かないようだな」
『フン。どうせそんなことだろうと思ったわ。オレは端からアテにはしていなかったのだ』
 崩れかけた高層ビルの屋上に二つの影があった。ラプラスとマクスェル、二人の黙示騎士である。
 眼下に広がる世界は何もかもが荒れ果て、すでに命の脈動を感じられない冷たい砂の大地――エバーグリーン。
 ハンターの先行偵察部隊が訪れたと思しき都市を確認し、ラプラスは思案する。
「まさか我の転移を逆探知するとはな……手痛い失態だ」
『何を気にすることがある? この世界に来られてはまずい理由など何もなかろうよ』
「ふっ……気休めのつもりか? 確かにおおよそ問題はない。しかし、異世界への転移を自在に行えるようになるというのは扱いに困る」
 ラプラスが知る限りでも、自由自在に世界間転移ができた文明はこのエバーグリーン人のものだけ。
 本来、世界とはひとつひとつが独立したものであり、それが自然な形である。
 当然ながら異世界とつながることは愚か、行き来できるというのは超常の理と言えた。
『あのジジイのように、神を行使する術を獲得する可能性があると?』
「事実、彼らはそこに片足を突っ込んでいる。星の命を削らねばあれだけの守護者を揃えられるはずがない」
 このエバーグリーンに、星に選ばれた守護者――覚醒者はたったの数名しかいなかった。

ラプラス

マクスウェル
「いかなる代償を以て神と通じているのか気になるところだな」
『では引き続きナントカ法案というやつは進めておけばよかろう。オレは全く興味ないがな』
「ああ。“彼”には引き続き動いてもらうとしよう。すでに世界間のつながりを断ち切る方法を探っているそうだしな」
『それはそれで……おもしろくないな……』
 顎を指先でいじりながら物思いにふけるマクスウェル。ラプラスは溜息を一つ、灰色の空を見上げる。
「余裕ぶっていられるのも、今のうちかもしれんぞ」

(執筆:神宮寺飛鳥
(文責:フロンティアワークス)

ページトップへ

 
 

期間限定アイテム&キャンペーン

バナー

OMCに切り抜き商品が登場!
キャラクター全身図やピンナップから、
アイコンやキャラクター基本イラストを
作成できる!

バナー

蒼乱[追憶]特別アイテム(1コ入り)が
11/30、新規品を加えて期間限定で登場!
支給品専用チケットも貰えるこの機会、
お見逃しなく! 12/14まで!!

バナー

大規模作戦に向けて!
そしてユニット所持枠上限追加と
新ユニットの戦力UPに向けて!
相棒の装備を整えよう!

バナー

11/9より「思い出機能」が実装!
シナリオリプレイにイラストやノベル、
ミュージックやボイスを設定可能に!
みんなで思い出を増やしていこう!