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地球連合について

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地球、という言葉が身近に感じられそうな状況がやってまいりましたねェ。
地球連合政府と連合宙軍について、おさらいと行きましょうか。

ジョン・スミス(kz0004
 
 

リアルブルーの組織について

地球統一連合政府

2006年に発足した、地球を統一する組織。厳密には「統一連合議会」と「宇宙自治政府」からなる。
統一連合議会は旧国連から発展する形で発足し、施設などは国連の物をほぼそのままスライドした為、本部はマンハッタンに置く。
統一されたと言っても各国ごとの利権や個性が失われたわけではなく、ゆるやかな連邦制であると言える。
発足当時から現在に至るまで、当然ながら様々な問題を抱え、統一政府としては名ばかりの面も多かった。
しかし、VOIDの襲来による非常事態宣言により、奇しくも統率が成され現在に至る。
発足直後は加盟しない国家もまばらにあったが、VOIDにより危機的状況に陥った今、地球上の国家は余すことなく所属する事となった。
宇宙開発の利権配分を含む、世界全体の最高決定機関として統一連合議会があり、地球統一連合主席が元首に該当する。
統一連合議会は旧国連に多数の加盟国が追加された組織で、厳密には宇宙自治政府により選出された議員も席を置く。
現在の世界の最高決定機関であるが、どちらかというと宇宙での生活よりも地上の生活、そして旧国家の思惑が大きく動く。
一方、宇宙空間での生活において必要に迫られ発足した宇宙自治政府は、月面都市やコロニーにおいて強い権限を持つ。
フロンティア精神により宇宙進出した人々によって構成される宇宙自治政府は、新興勢力という事もあり比較的クリーンなイメージを持たれている。
しかし地球統一連合政府の本部がマンハッタンにあることもあり、宇宙自治政府の発言力はやや低いようだ。
とはいえ、これらは地上と宇宙の間に大きな差別や偏見を生むようなものではなく、単純にどこに住まうか、どこに本部があるかという差異に過ぎない。

地球統一連合宙軍

2006年に宇宙航路の治安維持を目的として地球統一連合議会により創設された軍隊。
初期の宇宙開発従事者から移籍した人間が多く、宇宙輸送艦の運行や民間宇宙飛行士の育成がもっぱらの任務であった。
創設当初の保有艦艇は輸送船、ならびに軽武装の哨戒艇など。
哨戒艇は敵性宇宙船の無力化が可能な程度の武装を有していたが、幸いにも武器を使用する機会はなかった。
宙軍の主流派はこうした宇宙開発の支援を任務としており、銃火器の取り扱いに慣れていない将兵も少なくなかった。
その名の通り主に宇宙での作戦行動を想定された彼らは、月面基地崑崙を本拠地としている。
 
連合宙軍主流派が軍事的な任務を帯びるようになったのは、2011年のヴォイドとの遭遇以降である。
ヴォイドの侵攻に備えて、本格的な宇宙戦闘艦の研究・開発が始まり、人類初の宇宙艦隊が創設された。
もっとも、宇宙艦隊の内実は従来の輸送船や哨戒艇に対ヴォイド用の大型火器を搭載しただけのものであった。
2012年のヴォイドの地球圏への大襲来では、哨戒艇や武装輸送船を中心とした連合宙軍の必死の迎撃により月軌道で撃退した。これは連合宙軍にとっても、初めての本格的な戦いであった。
しかし、大きな被害を受けた連合宙軍はその戦力を大きく減じ、散発的に発生するヴォイド残党との戦闘に十分な対応できない状態に陥るのである。

ようやくサルヴァトーレ級宇宙戦艦やその支援艦艇が建造されはじめたのは2012年の大襲来以降であった。
それもサルヴァトーレ・ロッソの建造が最優先された結果、サルヴァトーレ・ロッソは支援艦艇と艦隊を編成する機会もないまま、クリムゾンウェストに転移してしまったのである。
現時点で宇宙艦艇乗りでもっとも経験豊富なのはサルヴァトーレ・ロッソのクルーということになる。
サルヴァトーレ窮宇宙戦艦1番艦・サルヴァトーレ・ロッソ。
地球では2番艦サルヴァトーレ・ブルが竣工。3番艦が建造中である。

地球連合政府が発足したものの、地上の陸海空軍は旧諸国の管轄下にあり、地球連合への移管が進まないうちにVOIDとの戦争になっている。
つまり現状、基本的に地上戦においては各国が独自の戦力で対応する必要があり、独自戦力であるが故に国境の縛りを受ける。
地上戦が思うように繰り広げられない裏には、完全には統一しきっていない政府のもろさが垣間見えるようだ。
軍備の進化はあるものの、宇宙開発による世界情勢の緊張緩和もあってか、宇宙開発技術のような革新的な進化には至っていない。
CAMが対ヴォイド戦における編成の一翼を担うようになったものの、火力の主役は戦車や砲兵であり、同時にCAM自身が随伴歩兵の援護を受けることもある。
CAMの役割は地上の戦場においてVOIDを足止めすることにあり、万能兵器でないことを示している。

宙軍特殊作戦部隊(Special Operation Team SOT)

2006年に発足したばかりの連合宙軍の仮想敵は、当時は目撃例や襲撃例が少なくて認知されていなかったVOIDではなく、同じ人間であった。
地球統一連合の政情は安定しており、当面のテロやゲリラの脅威度は高くなかったとはいえ、「宇宙の海のむこうに敵がいる」というのはサイエンスフィクションの話であり、もっとも現実的な脅威は人間というのが連合宙軍将兵の認識であった。
連合宙軍内の地上軍(陸海空をまとめて呼ぶ非公式呼称)出身者を中心に、宇宙施設や宇宙都市における対テロ、対ゲリラコマンドに特化した特別作戦部隊(Special Operations Team SOT)を組織した。
身体能力を活かせるスリムな宇宙服と小火器類を装備し、宇宙空間(真空、無重力等)と人工空間(空気がある、重力下等)とでシームレスに活動できる隊員を育成された。
地上軍の特殊部隊との違いは、宇宙遊泳のスキルや宇宙施設の構造理解、無重力下でのCQBなどが重視されていることである。
元SOT隊員、ラヴィアン・リュー(左)とクリストファー・マーティン(右)
一方で戦場が宇宙施設や宇宙都市内部、ならびに近郊であることを前提としている為、歩兵単位での長期任務などもあまり考慮されていない為、サバイバル訓練などの比重は小さい。
これらの特殊作戦部隊の戦闘力はコロニーなどでの小型VOIDとの戦闘で発揮されている。

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