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【血断】現在の状況

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邪神のいない世界……なんだかまだ実感がわきませんね。
でも、皆さんの力で確かにすべてが終わったんです。
そう、だから……今は勝利を喜んで、ゆっくり傷を癒やしてください。
未来のことはわからないけど……世界は確かに、続いていくから!

ハンターズ・ソサエティ総長:ミリア・クロスフィールド(kz0012)

更新情報(8月16日更新)

【血断】大規模作戦が終了した後の世界について、解説を追加しました!
16日から開始の【血断】事後連動シナリオの後には「エピローグ特設ページ」が公開予定。
クリムゾンウェストの冒険がどのような未来を作るのか、お楽しみに!
▼【血断】連動シナリオ 情報(最終決戦後)▼


▼【血断】連動シナリオ 情報(最終決戦前)▼
 
 

血断作戦の結末

激しい戦いの末、ついに邪神ファナティックブラッドの討伐に成功したハンターたち。
巨大な邪神は崩壊。そして邪神により生み出された歪虚の眷属も消え去りました。
これによりすべての作戦は無事に成功したと言えるでしょう。

しかし、戦いが終わってもわからないことがあります。
惑星ジュデッカは崩壊し、同時に封じられていた正のマテリアルも開放されたため、その力を用いてファナティックブラッドを新たな世界へと再誕させる儀式も行われました。
それは成功の兆しを見せていましたが、崩壊する邪神から脱出しなければならなかったため、結局新たな世界が生まれたのかどうかを知る者はいません。
ナディア・ドラゴネッティ(kz0207)はジュデッカ中枢に残り、行方不明。
既に命はないものとされていますが、その結末も不明なままです。

それでも世界が救われたことは間違いなく、すべての世界が邪神の脅威から解放されました。
戦いの傷跡は世界中に及び、すぐに未来へと進むことは難しいところですが、それでもリアルブルーの凍結解除を含め、少しずつ世界は動き出しています。 いずれリアルブルーが再起動した暁には、ハンターも自由にリアルブルーへの帰還が叶うはずです。
ハンターズ・ソサエティはナディアの遺言に従い、ミリア・クロスフィールド(kz0012)を新たな総長とし、世界復興に勤しんでいます。

これからの世界のことはまだ決まっていませんが、少なくとも過酷な戦いを乗り越えたクリムゾンウェストとリアルブルーは手を取り合えるはずです。
2つの世界が協力すれば、邪神によって壊れた世界も復興できることでしょう。
こうした血断作戦に続く物語は、【血断】事後連動シナリオとして描かれます。

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未来の物語、エピローグシナリオ

【血断】作戦を終えた世界の様子は、エピローグシナリオとして描かれます。
エピローグシナリオは「エピローグ特設ページ」の公開後、そのレギュレーションに合わせた形で公開予定です。
【血断】直後だけではなく、数年後の未来なども含めて描写可能です。
(場合によっては個人ごとに齟齬が生じる可能性もありますが、その場合も未来の一つの形としてIFのように処理します)

8月16日の現時点ではまだ未来のことを語れる状態にはないため、エピローグ期間をお待ち下さい。
また、エピローグ期間に入ったとしても、まだ世界に残されたいくつかの問題は決着がついていません。
必ず未来を描くものではなく、現在の地続きとしても、シナリオがリリースされる予定です。
詳細は後に公開されるエピローグ特設ページをお楽しみに!

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エピローグ期間の「守護者」の扱い

エピローグ期間に入っても、守護者はその能力を引き続き使用できます。
星神機、サブクラス、星神機いずれも問題なく活用可能です。
ただし、エピローグの世界では新たな守護者は誕生しないため、守護者の契約は新たに行われなくなります。
守護者であることにより他のPCとの大きな違いはありませんが、世界を守護する契約は生涯続くことになります。

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邪神討伐後の歪虚について

邪神を撃破したことにより、一部の歪虚は世界から連動して消滅しています。
主に「狂気」の眷属(クリムゾンウェスト、リアルブルー、エバーグリーンすべて)、そして「強欲」の眷属が該当します。
この2つは邪神によって作り変えられた存在であり、邪神の一部とも言えるつながりを持っています。
だからこそ強欲王は最終決戦に駆けつけることができたのですが、ともあれ、これらの歪虚は邪神消滅と共に消え去っています。

北方王国リグ・サンガマと南方の地域は以前に比べて遥かに安全になったと言えるでしょう。
狂気の眷属はリアルブルーやエバーグリーンでも猛威を奮っていましたが、これも一斉に消滅しています。

しかし、歪虚のすべてが消えたわけではありません。
邪神が世界制圧用に切り離し、独自の行動を取っていた「歪虚王」や、歪虚王により生み出された高位歪虚は消滅していません。
クリムゾンウェストに自然発生する雑魔なども、邪神とは無関係であるため、これからも発生し続けることになります。
しかし、邪神の勢力とは比べるべくもない脅威であり、戦いが続くとしても、これまでよりも安全なものになっていくはずです。

そして、一部の歪虚は邪神戦争後も残留しています。
クドウ・マコトクリュティエ(kz0280)など、最終決戦に参加した後もその存在を保った個体は、それぞれのエピローグが描かれる予定です。

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決断された未来について


【血断】大規模作戦第二フェーズの結果により、ハンターズ・ソサエティは邪神の殲滅を目的に行動を開始。
しかし同時にハンターは議論を重ね、犠牲を最小限にする方法を模索してきました。
邪神という圧倒的な戦力と正面からぶつかり合えば、大きな犠牲は避けられません。
戦うにしても無策で挑むべきではなく、邪神の管理者であるファーザーに対し、交渉の余地はあると考えます。

そもそも当然ながら全く戦わないというのが一番の解決策であり、ハンター側からすれば邪神が襲ってこなくなればそれでひとまず問題は解決しています。
故に、邪神がクリムゾンウェストを襲う理由を解決してしまえば、不必要な戦いは避けられるはずです。
プランを精査しつつ、その実現についてバニティーと語り合った結果、いくつかの事実が明らかになりました。

まず、ファーザーは今も邪神の管理者ではあるものの、暴走する邪神を突き動かしているのは「反動存在」と呼ばれる死者の怨念、負の意思であり、ファーザーはこの反動存在を制御できていないことがわかりました。
これが形を持ったものがシェオル型歪虚であり、つまり邪神はシェオルに支配された状態にあると言えます。
過去に縋り、未来を求めようとしない彼らは、ファナティックブラッドの再誕をも妨害し、当初の目的とは違う存在に変えてしまった元凶と言えるかもしれません。

どちらにせよ、邪神を殲滅するのであればこの反動存在との闘いは避けて通れません。
バニティーが破壊目標に挙げている邪神の核と一体化しており、反動存在がいようがいまいが、元々殲滅の道を進むのであれば倒すことになる敵です。
これを取り除くということは結局邪神の核を破壊することであり、ひいてはファナティックブラッドという宇宙を終わらせることでもありますが、その瞬間、邪神内に蓄積された正のマテリアルも解放されます。
この解放されたマテリアルを奪い取り、邪神が成し遂げようとしていた「宇宙の再誕」が不可能だったとしても、観測された世界をひとつの惑星(せかい)として再誕させることはできないかと検討されています。

邪神に取り込まれたすべての世界をそっくりそのまま正の存在として再現するのは不可能です。
しかし、別個の惑星に根付く別個の世界としてではなく、ひとつの巨大な惑星として誕生させるのであれば、必要とされるマテリアルの量も儀式の規模も抑えることができます。
部分的にでもその願いを叶えられるのであれば、同意し、味方についてくれる「異界」が存在するかもしれません。
そして永遠の地獄であるファナティックブラッドからの離脱を求める勢力を友軍として巻き込めれば、邪神最深部を目指すのもいくらか容易になるでしょう。

つまり今回の決断でハンターが選んだのは邪神を討つ戦い
ただし、邪神を救う方法を模索することで交渉のカードを増やし、可能な限り被害を抑えて勝利する道でした。
もちろん、言うほど簡単なことではなく、失敗する可能性もあります。
その場合は「封印」「恭順」といった別の選択に切り替えることも視野に入れつつ、まずは出来る限りの挑戦をしてみるという舵を切ります。

邪神の完全復活までもう間もなく。
ハンターズ・ソサエティは各国と連携を取りつつ、最後の戦いに向け準備を開始しました。

【修正された未来予想】
・邪神を討伐することができれば、滅びの運命からすべてが解放される。
・刺し違えてでも倒すという方向性のため、クリムゾンウェストにも甚大な被害を受ける。
 NPCはかなり死ぬ。ただし、異界を味方につけられれば負担は低減する。
・提示された問題の解決方法をハンターは示した。
・「大成功」以外の結果では、PCの死亡はあって当然。
 相変わらず段違いの難易度だが、味方を増やせれば或いは……。
・失敗した場合の予備策もいくつか存在する。軌道修正は可能。
・リアルブルーやエバーグリーンから力は借りるが、世界の存続に困窮しない程度に抑える。
 無論、敵の数が減る前提ではあるが……。
・成功度によってはエピローグシナリオがリリース不能になる可能性あり。その場合はIFとしてリリース。
・勝利できればすべての問題が解決し、第四の世界としていずこかにファナティックブラッドは再誕する……?

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邪神に殴り込みをかけ、邪魔な敵を倒して中枢を乗っ取り、その機能を利用して救う……。
いやー、すごいな。なんという横暴。なんという傍若無人。
でも、君たちはそれでいい。結局最後に勝つのは、自分の願いに貪欲なやつだからね。
もしも敵の数を減らせるなら、わざわざリアルブルーから力を吸い上げる必要もない。
内部に突入できるかどうかがカギだ。僕は使徒を率いて、それを全力でサポートしよう。

リアルブルー
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エバーグリーンを囮に使うって案もあったけど、スッカラカンだから喰いつかないわよね~。
でも、あとは終わってしまうだけの世界でもまだ使い道はあると思うわ……ウフフフフ♪
世界の始まりに人の意思が必要だというのなら、あなた達は最高の着火剤よ。
ドカンと一発打ち上げて、ファーザーちゃんを自由にしてあげれば、未来はあるかも。
あなた達は三つの世界を救ってくれた。百や二百増えたところで、きっと大丈夫よ~。

ベアトリクス
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ハンターを送り込むのに専念するつもりじゃったが、わらわも内部突入が必要じゃな。
まー、なんというか……この身体はお察しの通り長くは持たぬ。これが最期の仕事じゃろう。
面倒をかけるが、わらわをファナティックブラッドの中枢まで導いて欲しい。
被害を抑えるためには、短期決戦が必要じゃ。モタモタしている暇はないぞ!
なあに、ここまで最速で駆け抜けてきたのじゃ。あともう少し、共に頑張ろうぞ!

ナディア
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あなた達の姿が、言葉が、ちゃんとファナティックブラッドの中に響くように、わたしが繋ぐ。
すごく激しい戦いになるのは避けられないと思う。気持ちが届くなんて保証もない。
でも、忘れないで。どんな時も、あなた達の姿をわたしはちゃんと見てる。
救ってほしいなんてムシのいいことは言わないよ。でも、一緒に戦わせてほしい。
答えを失って彷徨う人達だって、本当は未来のために……頑張りたかったはずだから。

バニティー

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メインストーリーのルート選択について

血断大規模作戦第2フェーズは、それ以降の物語の方向性を決定する投票イベントとなります。
それによりコンテンツの最終的な決着やメインストーリー事後の扱い方などが変わるため、その影響について個別に記載します。
基本的にはPC情報として扱うものですが、部分的には未来予測やPL的観点の情報もございますので、ご了承の上でご確認ください。

詳細や投票方法に関しましては、第2フェーズ時の更新にてご説明となります。
また、第2フェーズの行動に応じて、完全にルートがきっぱりと分かれるのではなく、折衷案のような方法、或いはプレイングによって未知のルートを選べる可能性もあります。
今後の情報は、引き続き【血断】特設ページにて公開予定です。

運命の解放者(邪神討伐ルート)

邪神を討伐することを目的とするルートです。
残された世界の総力を持って邪神内部へと突入し、邪神の中枢を破壊します。

ファナティックブラッドがひとつの「世界」である以上、大精霊に該当する存在を破壊すればそれだけで全体が自壊すると思われます。
しかし、数多の世界を吸収し「新たなる宇宙」として再誕を迎えようとしている邪神は膨大な広さを持ち、中枢に辿り着けるかどうかもわかりません。
真っ向勝負では戦力差がありすぎて勝ち目がないため、最深部まで戦力を送り込み一撃必殺を狙いますが、道中では大量の死傷者が予想されます。
そもそも邪神の内部に突入して生還できる保証はないため、決死隊での作戦となります。
邪神の内部へ突入しなかったハンターはクリムゾンウェストを防衛する任につき、邪神内部と外部で攻撃と防御、二軸のストーリーが展開します。

【このルートを選択することによる未来予想】
・邪神を討伐することができれば、滅びの運命からすべてが解放される。
・刺し違えてでも倒すという方向性のため、クリムゾンウェストにも甚大な被害を受ける。NPCはかなり死ぬ。
・成功度によってはエピローグシナリオがリリース不能になる可能性あり。その場合はIFとしてリリース。
・勝利できれば滅びからの復興、という形でのエピローグ。

神代の終わり(邪神封印ルート)

邪神を封印することを目的とするルートです。
邪神を討伐することは諦め、全面戦争を避けながらも邪神を封印します。

リアルブルーの地球凍結結界は邪神の封印に一定の成果を上げており、クリムゾンウェストも協力すれば邪神を長期的に封印できる可能性はあります。
しかし、そのためには二つの世界が持つ力をすべて「邪神の封印」に当てなければなりません。
具体的には世界が持つ力、神秘が途絶え、人類は神や精霊とは異なる世界で生きていくことになります。
封印するためには邪神の力をある程度削ぐ必要もあるためそれなりに大規模な戦闘は発生し、部分的には邪神の内部へ突入する必要もあります。
リアルブルーとクリムゾンウェスト、それぞれの世界から封印をかける戦いを軸にストーリーが展開します。

【このルートを選択することによる未来予想】
・邪神は封印されるだけなので、根本的な問題の解決にはなっていない。いつかは復活する可能性がある。
・邪神を封印するために神や精霊と別れ、マテリアルの力が感じられない世界で生きていくことになる。
・クリムゾンウェストとリアルブルーが転移で行き来できなくなるため、どちらの世界に帰属するかを選ぶ。
・エピローグ期間のシナリオはIF扱いとなり、リアルブルー編とクリムゾンウェスト編、どちらでも参加できる。

永遠の彼方に(邪神恭順ルート)

邪神に恭順し、共に宇宙の再誕を目指すルートです。
世界の存続は諦め、第二の宇宙に再び蘇るための戦いに挑みます。

クリムゾンウェストとリアルブルーはそれぞれ邪神によりまるごと取り込まれ、体内宇宙にて無限ループに巻き込まれることになります。
邪神の中では「価値のある世界」と「そうでない世界」に序列が存在するため、まずはそれを上位とするための異世界同士の戦闘に入ります。
最終大規模作戦はこの邪神体内で異世界を相手に行われる戦争として侵攻します。
無事により良い形で邪神の内部に保存された後のことはわかりませんが、少なくない回数の過去を行き来することになるのでしょう。
大転移から世界崩壊までの5年間を繰り返しながら、いつか訪れる未来を待ち続けるのです。

【このルートを選択することによる未来予想】
・邪神とは戦わないので、ほぼ誰も失わずにストーリーが進むが、全員歪虚になる。
・世界は無限ループに巻き込まれるため、未来に辿り着けるかどうかはわからない。
・三体の大精霊と戦い、それを倒さなければならない(事実上のラスボス変更)
・エピローグがあるかどうかはわからない。

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ファナティックブラッドの真実

過去の予測通り、ファナティックブラッド邪神の呼び名が示す通り、とある世界の大精霊が歪虚に堕ちた存在です。
「いつかは滅びゆく世界の運命に抗うため、永遠を求める計画」の中で少しずつ理想と現実の掛け違いにより変質した邪神も、元々は未来を求める人間の願いにより動いていました。

ファナティックブラッドは長い旅路の中で多くの世界を取り込み、その体内に永遠の楽園を築こうとしました。
しかし、過去の再現に過ぎない世界には「未来」だけがなく、どの世界も始まりから終わりまでを繰り返すばかりです。
邪神が未来に辿り着くためには、より多くの世界を取り込みデータベースを拡充する他ありませんでした。

永遠に等しい旅の中で、徐々にファナティックブラッドは当初の目的とは異なる存在になっていきます。
より長い旅をローコストで続けるために、わずかなマテリアルだけで長い時に耐えられる歪虚になることを選び。
多くの世界を取り込むためにはひとつひとつの世界をすべて観測できないため、「世界の終わり」だけを観測するようになり。
観測を終えた世界を破壊し、そのマテリアルを奪って旅を続けるようになっていきます。
【反影】作戦で観測された「異界」は邪神に記録されている異世界の出来事であり、それがどれも「滅亡の時」を示していたのは、それ以外の記録を邪神が消してしまったからです。

邪神は体内に取り込んだ多くの世界の人々を、死と絶望と恐怖だけが繰り返される「最期の思い出」に閉じ込める事で保存しています。
それは地獄としか表現のしようがない世界ですが、それも邪神にとってはかけがえのない記録です。

現在ファナティックブラッドは単独で暴走を続けており、クリムゾンウェストなどの僅かを残し、この宇宙に存在する異世界のほとんどを喰らいつくしています。
そこまで観測と保存を続けても、邪神体内のループ世界は未だに未来に辿り着くことはなく、絶望の日々が繰り返されています。
クリムゾンウェストを喰らおうとしているのは、それにより「未来」に辿り着くための観測データがすべてそろう可能性を信じているからです。
邪神は暴走するデウス・エクス・マキナであると同時に、希望を信じて諦めを超えた“ヒト”の行動原理に縛られた操り人形でもあるのでしょう。

邪神はヒトが作ったシステムである以上、命令者の存在を必要とします。
故に邪神は自らの創造主を歪虚として再現し、自らの観測者として設定していると言います。
誰もがその存在を忘れてしまったはじまりの守護者は、今は役割をそのままに「父(ファーザー)」と名乗っています。
彼の目的はクリムゾンウェストという最期のピースを喰らいつくし、そして未来へ到達すること。
しかしそれにより未来に到達できるかどうかは、彼にもわかっていません。

ファナティックブラッドの中には、この宇宙にかつて存在していた星々の記憶が保存されています。
それがどんなに苦しく悲しい最後の記憶であり、何度も痛みをリプレイするだけの地獄であったとしても、彼らの想いは確かにそこにあります。
故に彼らは歪虚に堕ちた今も「ヒト」として未来を求め、それを邪魔しようとする敵と本能的に戦っています。
そうした元人間――今や地獄の住人として救いを求める彼らは、「シェオル型歪虚」と呼ばれています。
彼らは長すぎる時の中で自分が何者であったかを忘れてしまっても、自分の世界を守ろうと戦っています。
邪神との闘いは、今となっては「宇宙」そのものの戦いと言えるでしょう。

ハンターズ・ソサエティはこの情報をどのように扱えばよいのか決めあぐねています。
当然ながら人類全体に共有すべき重大な事実ではありますが、誰もがそれを受け止められるほど強いとは限りません。
対応策も含め、今はハンターズ・ソサエティの内部のみで秘匿されており、ハンター以外がこの話を知ることはありません。
尤も、こんな話を聞いたところで、真実であると納得できる一般人は、そう多くないことでしょう。

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オペレーション・ブラッドアウトの現状 4/24追記

第1弾グランドシナリオでは、周囲の被害を気にしないよう邪神侵攻をグラウンド・ゼロへと誘導。
そこで待ち構えたクリムゾンウェスト連合軍とハンターによる精鋭部隊により、怠惰天ベルゼブルの撃破に成功しました。
これにより邪神の侵攻は一度落ち着いていますが、現在もグラウンド・ゼロ周辺では誘導召喚された邪神眷属との交戦が続いています。

ベルゼブルの撃破に成功したのも束の間、邪神は次に世界各地への転移攻撃を画策。
これに対抗し、トマーゾ・アルキミア教授は第二の月こと崑崙とそこに根差す世界樹を利用した「世界結界の強化」に乗り出します。
惑星クリムゾンウェストを周回する二つの月で描き出す魔法陣により、異世界からの直接転移攻撃を防ごうというのです。
しかし、この結界を用いてもなお、小規模な転移攻撃は想定されています。
第2弾のシナリオでは、こういった小規模な転移攻撃への対策が描かれていくことになります。

邪神の転移攻撃を防ぐ「世界結界」を強化するためには、世界各地にパルムと共に赴き、神霊樹の分樹を植えていく必要があります。
神霊樹の分樹はパルムしか触れられず、植林作業も彼らにしかできない作業です。
しかしパルムには戦闘能力がないため、歪虚との戦闘になった場合ひとたまりもなく、彼らの護衛が必要です。
異世界から結界を突き破って侵攻してくる邪神の眷属たちは、倒したとしてもそこに結界の穴をあけたままであり、パルムが神霊樹を用いて塞ぐ必要があります。

第3弾のシナリオ以降では、エバーグリーンに転移してそこから自動兵器を持ち帰ってくる任務が追加されます。
次なる邪神との大きな戦いに備え、トマーゾ教授は無人の荒野であるグラウンド・ゼロにエバーグリーンの都市「セントラル」を丸ごと召喚することを決定。
要塞都市でもあるセントラルを召喚し、そこから回収した自動兵器を戦線に投入することで戦力不足を補おうという作戦です。
現在、ベアトリクス・アルキミアとルビーがセントラルの召喚に必要な作業を行っていますが、それとは別にハンターもエバーグリーンの都市に赴き、残存している自動兵器を回収する必要があります。
回収は召喚で行うため、リアルブルーで用いられていた小型の召喚マーカーを対象物に張り付けることで、ハンター撤退と併せてグラウンド・ゼロへの輸送を行う手はずとなっています。
エバーグリーンにはまだ少数ながら歪虚が残っていることや、歪虚の影響で暴走している自動兵器も存在するため、そういった妨害にも対処が必要です。

▼4月24日追記
大規模作戦第1フェーズでは新たに二体の邪神翼、憤怒天サタン&傲慢天ルシファーとの闘いが行われました。
邪神側の奇襲に近い形で始まったこの戦いは最終的に二体の邪神翼を撃破して人類側の勝利に終わりました。
七つの邪神翼をすべて破壊したため、邪神がクリムゾンウェストに送り込める戦力は大きく制限されます。
邪神が自力で地球凍結結界から脱するまでの間、ある程度の時間を稼ぐことができたと言えるでしょう。

その一方で、クリムゾンウェスト連合軍もまた大打撃を受け、多数の死傷者を出してしまう結果となります。
グラウンド・ゼロは非覚醒者には対応できない負の領域であるため、元々派兵されたのは精鋭戦力のみであり、クリムゾンウェスト連合軍の総力ではありません。
それでも精鋭戦力の多くが壊滅的打撃を受けたという事実は、人類全体にとって辛い知らせです。

邪神との闘いはこれからが本番ですが、既に耐え凌ぐだけで精一杯という状況に誰もが疲労を隠せずにいます。

そんな時、バニティーと名乗る歪虚がグラウンド・ゼロに現れました。
彼女は自らを和平の使者であると伝え、邪神ファナティックブラッドの真実について語ります。
そしてバニティーは考える時間を与えると人類に言い残し、戦うことなくグラウンド・ゼロを去っていきました。

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凍結されたリアルブルーと邪神の封印

血断作戦の前に実施された空蒼作戦により、リアルブルーに封印された邪神ファナティックブラッド
邪神は現在その存在そのものを凍結され、同じく完全に時の止まったリアルブルーと共に封印されています。
しかし、凄まじい力を持つ邪神は、何もせずとも半年程度でその封印を破り、再び動き出すことがわかりました。

邪神は未だ封印の中にありますが、それでも自分の肉体を切り落としたり、異世界へのゲートを強引に開くことはできるようです。
そこから分体でもある眷属たちと転移させ、クリムゾンウェストに攻撃を仕掛けています。
これは今のところ大した規模ではありませんが、様々な方策により攻撃を防いでいるからこの程度で済んでいるだけであり、実は現時点でもかなり危険な状況です。
邪神の圧倒的優位はとにかくその「戦力数」にあり、ほんの一瞬で数万単位の軍勢を送り込める邪神との闘いは、長期にわたる消耗戦を覚悟しなければなりません。

邪神の狙いは自らを封印している凍結結界の術者、即ちリアルブルーとクリムゾンウェスト、二柱の大精霊です。
この大精霊さえ倒してしまえば邪神は自由に身動きを取れるようになり、即座にクリムゾンウェストへの本格侵攻が可能となるでしょう。
故に、クリムゾンウェスト連合軍では、この二体の大精霊を守りつつ、敵を少しずつクリムゾンウェストに招き入れ、各個撃破するという「オペレーション・ブラッドアウト」を展開しています。
現在のところオペレーション・ブラッドアウトはうまく展開していますが、いつまでも有利が続くとは限りません。

この作戦が頓挫しファナティックブラッドが自由になった時、リアルブルーとクリムゾンウェストという二つの世界は、確実な滅びを迎えることになります。

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変容した歪虚「シェオル型」の脅威

血断作戦の中では、変異した歪虚であるシェオル型との戦闘が行なわれます。
このシェオル型歪虚というのは、血盟作戦などでも確認されている通り歴史は古く、古代クリムゾンウェストには既に存在していたと言われています。
また、数百年前に行われた北荻からの歪虚の侵攻時にも、少数ではありますがこのシェオル型と思しき歪虚との交戦記録が残っています。

シェオル型は通常の歪虚が外見的、能力的にも更に禍々しく歪んだものであり、高い戦闘力を持ちます。
能力や外見は既存の歪虚と似通っていることも多く、単なる上位互換の強化固体でもあるようです。
通常の歪虚よりも攻撃性が高く、とにかく生物を死滅させるという行為に固執しています。
そういう意味では知性が低く、本能に従順な「虫」のようなものだと感じるかもしれません。
しかし、特定種族へ執着するなど、何か明確な意志を感じさせる部分があるのも事実です。

実はシェオル型という言葉そのものは以前から見られていますが、これが何を意味しているのかはよくわかっていません。
人間が歪虚に変化し、その姿がシェオル型であったという情報もありますが、検討不足なまま放置されています。
なんにせよ、他の歪虚のように「遊び」もなく生物抹殺だけに固執するこの歪虚は、戦う力を持たない人々にとっては極めて危険な存在です。
出現してしまった場合には、被害が広がる前に迅速に撃破する必要があるでしょう。

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