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【虚動】地球連合の動き

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地球連合の動き

サルヴァトーレ・ロッソ

サルヴァトーレ・ロッソの五面図。
その巨体に数万人の乗組員、避難民等を収容できる。
※画像クリックで拡大

■地球連合CW支部
 地球連合CW支部は、リアルブルーから転移してきた巨大宇宙戦艦サルヴァトーレ・ロッソを拠点とするリアルブルー人の自治団体である。
 王国暦1013年の秋、冒険都市リゼリオの沖合に不時着したサルヴァトーレ・ロッソは小さな波乱はありつつもクリムゾン・ウェストの人々に受け入れられている。
 リゼリオの沖合を間借りしながらも、艦内は地球連合の主権が及ぶ範囲であるとして自主自立の国家を主張しており、惑星間航行と長期間の火星探索を想定した艦内には小規模ながらも工業プラントが存在することから、政治・経済の両面で同盟、王国、帝国と対等な立場で交渉を行うことが出来ている。

 クリムゾンウェストにはなかった価値観や文化、技術の流入において、これまでに存在した少数の転移者による影響をはるかに上回ることが予想されていたが、今回のCAMの稼働実験はまさにそうした新しい時代の一幕と言えるだろう。

■リアルブルーの軍隊について
・地球統一連合宙軍
 サルヴァトーレ・ロッソはリアルブルーの地球統一連合宙軍に所属している。
 連合宙軍は2006年に宇宙航路の治安維持を目的として創設されたが、2011年のヴォイドとの交戦以降、火星から侵攻してくるヴォイドに対して最前線に立つ軍隊となった。

 開戦以前には初期の宇宙開発従事者から移籍した人間が多く、宇宙輸送艦の運行や民間宇宙飛行士の育成がもっぱらの任務であった。古参の宙軍兵士はその来歴からフロンティアスピリッツの旺盛な人間が多く、後から宙軍に入隊した兵士の中にもその気風は受け継がれている。それはクリムゾンウェストに漂着したサルヴァトーレ・ロッソの乗組員の中からハンターになる者が多数現れたことにも現れている。
 ヴォイドとの開戦以降はフロンティアから一転してフロントライン(最前線)ということもあり、人員と軍備の拡充が図られた。
 新兵の募集はもちろんであったが、地上軍(大気圏内の陸海空軍の総称)から移籍する者も少なくなかった。ここからも宙軍将兵の多様性(出身や来歴の雑多さ)は一層高まっている。

 2013年当時の宙軍の戦力の中心はコロニー防衛に便利なCAMで編成されている。
 CAMの他にはサルヴァトーレ・ロッソを嚆矢とする宇宙戦闘艦の整備も急ピッチで進められ、CAMと宇宙戦闘艦の中間サイズを埋める宇宙戦闘機(性質的には攻撃機に近い)も開発されるなど、これまでの戦訓を元に反撃への牙を研いでいる。
 しかし、サルヴァトーレ・ロッソ転移以降の配備状況については不明である。

・SOT
 連合宙軍には艦艇勤務者とは別に、生身で戦う宙軍兵士が存在する。
 宇宙都市での治安維持(対テロ、対ゲリラ)を目的とした宙軍特殊作戦部隊(Special Operation Team SOT)である。
ドミニオン

ドミニオンの特徴である歩兵用防楯。
遮蔽物のない宇宙空間で歩兵の安全を確保する。
※画像クリックで拡大

 身体能力を活かせるスリムな宇宙服と小火器類を装備し、宇宙空間(真空、無重力等)とコロニー内(空気がある、重力下等)とでシームレスに活動できる隊員が育成された。無重力下でのCQB(近接戦闘)技術はSOT独自の戦技として研鑽され、宇宙における歩兵戦闘のエキスパートと言える。
 幸いにして彼らが本来の任務で実戦を経験するような物騒な事件は起きておらず、磨かれた戦技は宇宙都市への侵入をはかる小型ヴォイドとの戦いで活躍している。
 CAMはSOT隊員に随伴して援護する為の歩兵支援兵器として開発されたもので、最初期からのCAMパイロットであるクリストファー・マーティン(kz0019)はSOTの出身である。

・リアルブルーにおける地上軍
 陸海空軍をあわせて地上軍と呼ばれるが、大半は旧諸国の管轄下にあり、地球統一連合政府への移管はあまり進んでいない。
 地上での軍備は(宇宙開発に比べれば)緩やかな進化しかなかったものの、ヴォイドとの戦いに備えてCAMを加えた編成が一般的になりつつある。
 CAMを戦術兵器の中心に据えている宙軍に比べると、地上軍では戦車や航空機との連携が重視されている。
 火力の主役は戦車や砲兵であり、航空優勢をもたらすのは航空機であり、ヴォイドを押しとめて戦線を構築するのがCAMであるという諸兵科連合である。
 宇宙で作戦中に転移したサルヴァトーレ・ロッソには戦車や航空機は搭載されておらず、乗艦者の大半が宙軍軍人ということもあり、CAMの地上運用に関するノウハウはあまり多くはないのが実情である。

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